JP7226151B2 - 包装箱 - Google Patents

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Description

特許法第30条第2項適用 平成30年8月23日に森紙業株式会社の依頼を受けて山梨森紙業株式会社が有限会社三森特殊印刷社に発明に係る包装箱を販売
本発明は、包装箱に関する。
段ボール製の包装箱としては、筒状の胴部と、頂板および底板と、を備え、頂板から胴部に亘って切り取り部を切り離すことで、包装箱の一部を開封してそのまま商品を陳列できるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018-203326号公報
前記した従来の包装箱は、ミシン目等の破断誘導線を破断することによって開封口を開封しているが、開封時に破断の進行が破断誘導線から逸れてしまうことがあるなど、開封作業性が悪いという問題があった。
本発明は、前記した問題を解決し、破断誘導線に沿って破断を進行させ易く、開封作業性が良好な包装箱を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、包装箱であって、前後左右の側板を有する筒状の胴部と、前記胴部の上縁部に連設された頂板と、前記胴部の下縁部に連設された底板と、を備えている。少なくとも1つの前記側板には、開封時の起点部となる破断開始部によって開封される開封部が備わる。前記開封部が備わる前記側板には、前記破断開始部を上下方向に通る基準線を基準としてその両側に線対称となる破断サポート罫線が形成されている。前記破断サポート罫線は、前記開封部が備わる前記側板の上縁部を通過して前記頂板に延在していることを特徴とする。
本発明の包装箱では、破断開始部を起点として開封部を手指で引き上げることで、破断サポート罫線に沿って開封部をスムーズに切り開くことができる。
また、前記頂板は、前記開封部が備わる前記側板の上縁部に連続する上側フラップを備えている場合には、前記破断サポート罫線が、前記上側フラップの先端部まで形成されていることが好ましい。このように構成することによって、開封時には、上側フラップの先端部まで開封部をスムーズに切り開くことができる。
また、前記破断サポート罫線の下端部は、前記開封部が備わる前記側板の下縁部まで形成されていることが好ましい。このように構成することによって、破断開始部を起点とした破断の進行が一対の破断誘導線に沿うものとなる。したがって、開封部をスムーズに切り開くことができる。
また、前記破断サポート罫線は放物線状又は双曲線状を呈することが好ましい。このように構成することによって、破断サポート罫線を直線で形成した場合に比べて、箱の強度を向上できる。
また、前記破断誘導線は、前記開封部が備わる前記側板からその両側縁部に隣接する他の前記側板に延在するとともに、両側縁部に隣接する前記各側板においてそれぞれの上縁部に至ることが好ましい。このように構成することによって、側板と両側縁部に隣接する他の側板とに亘って開封部を形成することができる。この場合にも、破断開始部を起点として開封部を手指で引き上げることで、破断サポート罫線に沿って開封部をスムーズに切り開くことができる。
本発明の包装箱は、破断誘導線に沿って破断を進行させ易く、開封作業性が良好となる。
本発明の第1実施形態に係る包装箱の開封前を前方左上から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱のブランクシートを示した図である。 (a)は本発明の第1実施形態に係る包装箱を示した左側面、(b)は同じく正面図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱の開封時の様子を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱の開封後を前方左上から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱の頂板も開封した状態を示した斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る包装箱の開封前を前方左上から見た斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る包装箱のブランクシートを示した図である。 (a)は本発明の第2実施形態に係る包装箱を示した左側面、(b)は同じく正面図である。 本発明の第2実施形態に係る包装箱において前側開封部を開封した様子を示した斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る包装箱において前側開封部から頂板にかけて開封した様子を示した斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る包装箱の開封後を前方左上から見た斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る包装箱において左側板を開封した様子を示した斜視図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
以下の説明において、前後左右方向とは、各実施形態の包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、本発明の包装箱の構成を限定するものではない。なお、各実施形態において、同一の部分には同様の符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施形態の包装箱1は、図1に示すように、角筒状の胴部10と、胴部10の上縁部に連設された頂板20と、胴部10の下縁部に連設された底板30と、を備えている。本実施形態の包装箱1は、A式の段ボール箱である。包装箱1には、後記するように、前側の側板11から頂板20にかけて内容物の取出口をなす開封部40が形成されている。
包装箱1は、図2に示すように、段ボール製のシートを切り抜いたブランクシートSを各罫線において山折りまたは谷折りすることで形成される。図2に示すブランクシートSは内面側が見えるように配置されている。
ブランクシートSの各罫線(折線)は、ブランクシートSの表面を押し込んで形成された線状の溝(押罫)である。なお、罫線に切れ込みを形成してもよい。このようにすると、罫線においてブランクシートSを折り曲げ易くなる。以下の説明において、側板11~14を区別する場合には、それぞれ前側板11、後側板12、左側板13、右側板14と称する。
胴部10は、図1に示すように、前後一対の側板11,12と、左右一対の側板13,14と、を有している。前側板11,後側板12及び左側板13,右側板14は、それぞれ四角形の側板である。
前側板11の左縁部には、罫線を介して左側板13が連設されている。また、前側板11の右縁部には、罫線を介して右側板14が連設されている。また、左側板13の後縁部には、罫線を介して帯状の接合片15が連設されている。また、右側板14の後縁部には、罫線を介して後側板12が連設されている。接合片15は、後側板12の内面にホットメルト等の接着手段によって接合されている。
そして、ブランクシートS(図2参照)を各罫線で折り曲げると、前側板11,後側板12、左側板13,右側板14によって、四角形の角筒状の胴部10が形成される。
前側板11には、破断誘導線として機能する前側破断誘導線L10が形成されている。前側破断誘導線L10は、切れ込みを断続的に形成したミシン目状の線である。前側破断誘導線L10の切れ込みの間隔や形状は限定されるものではない。
前側破断誘導線L10は、前側板11の下部において左縁部から右縁部に亘って形成されている。前側破断誘導線L10は、左右方向に延びる直線部L11と、直線部L11の左右方向の中央部に形成された破断開始部16と、を備えている。直線部L11は、図1に示すように、前側板11の上縁部及び下縁部に対して平行であるとともに、前側板11の左縁部及び右縁部に対して垂直である。
破断開始部16は、開封時の起点部となる部分である。破断開始部16は、略台形状を呈しており、直線部L11に連続して形成されている。包装箱1の開封時には、破断開始部16を外側から内側に押し込むことで、手指を挿入可能な開封開始穴を開口させる。
前側板11には、前側破断誘導線L10、前側板11の上縁部及び前側板11の左右縁部によって区画された領域によって前側開封部41が形成されている。前側開封部41は開封部40の一部を構成している。
前側板11には、左右一対の破断サポート罫線L30,L30が形成されている。破断サポート罫線L30,L30は、ブランクシートSの内面に形成されている。具体的に、破断サポート罫線L30,L30は、内面を押し込んで形成した線状の溝(押罫)である。したがって、包装箱1の外面に破断サポート罫線L30,L30が表れないようになっている。破断サポート罫線L30,L30の詳細は後記する。
左側板13には、破断誘導線として機能する左側破断誘導線L13が形成されている。左側破断誘導線L13は、切れ込みを断続的に形成したミシン目状の線である。左側破断誘導線L13の切れ込みの間隔や形状は限定されるものではない。
左側破断誘導線L13は、図1,図3(a)に示すように、前側板11の前側破断誘導線L10の左端部に連続する部分を起点として左側板13の上縁部(破断誘導線L23の前端部)に向けて後方斜め上方に延在している。
左側板13には、左側破断誘導線L13、左側板13の前縁部及び上縁部によって区画された領域によって左側開封部42が形成されている。左側開封部42は開封部40の一部を構成している。
右側板14には、図1に示すように、同様に、破断誘導線として機能する右側破断誘導線L14が形成されている。右側破断誘導線L14は、左側板13の左側破断誘導線L13と左右対称の位置に配置されている。右側破断誘導線L14は、前側板11の前側破断誘導線L10の右端部に連続する部分を起点として右側板14の上縁部(破断誘導線L23の前端部)に向けて後方斜め上方に延在している。
右側板14には、右側破断誘導線L14、右側板14の前縁部及び上縁部によって区画された領域によって右側開封部43が形成されている。右側開封部43は開封部40の一部を構成している。
左側破断誘導線L13および右側破断誘導線L14の傾斜角度は、破断し易さや形成スペースを考慮して、左側板13(右側板14)の上縁部に対して所定の角度となるように設定されている。
頂板20は、図1に示すように、胴部10の上側開口部を閉塞している。頂板20は、前側板11,後側板12の上縁部に連設された前後一対の上側内フラップ21,21を備えている。また、頂板20の外面(上面)には、左側板13,右側板14の上縁部に連設された左右一対の上側外フラップ22,23が重ねられている。
前側の上側内フラップ21は、四角形の平板であり、前側板11の上縁部から後方に向けて延びている。前側の上側内フラップ21によって、胴部10の上側開口部の前部側の一部が塞がれている。
後側の上側内フラップ21は、四角形の平板であり、後側板12の上縁部から前方に向けて延びている。後側の上側内フラップ21によって、胴部10の上側開口部の後部側の一部が塞がれている。
前側板11及び上側内フラップ21には、これらに亘るように左右一対の破断サポート罫線L30,L30が形成されている。破断サポート罫線L30,L30は、図2に示すように、破断開始部16の中央部を上下方向に直交する線を基準線X1として、基準線X1の両側に線対称に形成されている。2つの破断サポート罫線L30,L30は、上側内フラップ21の後縁部よりも後方(不図示)に頂点を有する、滑らかな放物線状を呈している。
破断サポート罫線L30,L30は、図1,図2に示すように、前側破断誘導線L10の破断開始部16の左右両側方において、直線部L11,L11に交差している。そして、各破断サポート罫線L30,L30の下端部は、前側板11の下縁部まで延びており、また、各破断サポート罫線L30の上端部は、上側内フラップ21の後縁部まで延びている。つまり、各破断サポート罫線L30,L30は、前側板11及び上側内フラップ21の全体に亘って形成されている。なお、各破断サポート罫線L30,L30は、上記のように放物線状を呈していることから、破断サポート罫線L30,L30の左右方向の間隔は、前側板11の下縁部側から上側内フラップ21の端縁部側に向かうに連れて狭まっている。
左側の上側外フラップ22は、四角形の平板であり、左側板13の上縁部から右方に向けて延びている。左側の上側外フラップ22によって、胴部10の上側開口部の左半分が塞がれている。
右側の上側外フラップ22は、四角形の平板であり、右側板14の上縁部から左方に向けて延びている。右側の上側外フラップ22によって、胴部10の上側開口部の右半分が塞がれている。
左右の上側外フラップ22,22の端縁部同士は、左右方向の中央部で突き合わされ、封緘テープとしての粘着テープT(図4に二点鎖線で図示)で接合される。
左右の上側外フラップ22,22には、破断誘導線として機能する上側破断誘導線L22,L22が形成されている。上側破断誘導線L22,L22は、切れ込みを断続的に形成したミシン目状の線である。上側破断誘導線L22,L22の切れ込みの間隔や形状は限定されるものではない。
上側破断誘導線L22,L22は、左右方向に延びる直線状の誘導線である。上側破断誘導線L22,L22は、前側板11の上縁部に対して平行である。左側の上側破断誘導線L22の左端部は、左側破断誘導線L13の上端部に接続されている。また、右側の上側破断誘導線L22の右端部は、右側破断誘導線L14の上端部に接続されている。
上側外フラップ22,22には、上側破断誘導線L22,L22、上側外フラップ22,22の前縁部及び左右側縁部によって区画された領域によって上側開封部44が形成されている。上側開封部44は開封部40の一部を構成している。
以上のような前側開封部41、左側開封部42、右側開封部43及び上側開封部44によって、包装箱1の前部には、開封部40が形成されている。開封部40は、各誘導線によって切断されて切り取られることで、図5に示すように、包装箱1の前部の上角部周りに比較的大きな開口部50を形成する。開口部50は、包装箱1の前部の前方、前部の左右両側方及び前部の上方に向けて開口している。
なお、上記各領域を形成する各誘導線の形成位置は、開口部50を通じた内容物の見え方や、開口部50からの内容物の取り出し易さを考慮して設定される。
底板30は、図1に示すように、胴部10の下側開口部を閉塞している。底板30は、前後の側板11,12の下縁部に連設された前後一対の下側内フラップ31,31を備えている。また、底板30の外面(下面)には、左側板13,右側板14の下縁部に連設された左右一対の下側外フラップ32,32が重ねられている。
前側の下側内フラップ31は、四角形の平板であり、前側板11の下縁部から後方に向けて延びている。前側の下側内フラップ31によって、胴部10の下側開口部の前部側の一部が塞がれている。
後側の下側内フラップ31は、四角形の平板であり、後側板12の下縁部から前方に向けて延びている。後側の下側内フラップ31によって、胴部10の下側開口部の後部側の一部が塞がれている。
左側の下側外フラップ32は、四角形の平板であり、左側板13の下縁部から右方に向けて延びている。この下側外フラップ32によって、胴部10の下側開口部の左半分が塞がれている。
右側の下側外フラップ32は、四角形の平板であり、右側板14の下縁部から左方に向けて延びている。この下側外フラップ32によって、胴部10の下側開口部の右半分が塞がれている。
左右の下側外フラップ32,32の端縁部同士は、左右方向の中央部で突き合わされ、粘着テープT(図4に二点鎖線で図示)で接合される。
本実施形態の包装箱1に内容物を収容して搬送または保管するときは、一般的なA式の段ボール箱と同様に、頂板20が上側となるように包装箱1を配置する。
本実施形態の包装箱1を開封するときには、前側板11の破断開始部16に作業者の手指を入れて、前側開封部41を引き上げる。そうすると、図4に示すように、前側破断誘導線L10が左右に切り開かれるとともに、これに連続する左側破断誘導線L13及び右側破断誘導線L14が切り開かれる。これによって、上側破断誘導線L22,L22が谷折りされ、この上側破断誘導線L22,L22を回転軸として開封部40が引き上げられる。
その後、上側破断誘導線L22,L22に沿って上側開封部44を上側外フラップ22,22から切り離すことによって、開封部40が包装箱1の前部から切り取られる。これによって、包装箱1の前部に開口部50が形成される。
以上説明した本実施形態の包装箱1は、破断開始部16を起点として前側開封部41を手指で引き上げる際に、前側開封部41を引き上げる力が破断サポート罫線L30,L30を介して前側板11の左右方向に略均等に分散される。そして、破断サポート罫線L30,L30が前側板11の上縁部を通過して頂板20を構成する上側内フラップ21に延在しているので、破断の進行方向が上下方向に確実に案内される。つまり、開封時には、開封部40(前側開封部41)に作用する力が左右方向のいずれか一方に偏ることがなく、かつ、破断方向が上下方向に導かれることとなり、これらの相乗効果によって破断の進行が各破断誘導線L11(直線部),L13,L14から逸脱し難くなる。したがって、開封部40をスムーズに切り開くことができる。
また、破断サポート罫線L30,L30が、上側内フラップ21の先端(後端)まで形成されている。これによって、開封時には、上側内フラップ21の先端まで、開封部40に作用する力が左右方向のいずれか一方に偏ることがなく、かつ、破断方向が先端に向けて導かれることとなるので、破断の進行が各破断誘導線L11(直線部),L13,L14からより一層逸脱し難くなる。したがって、開封部40をスムーズに切り開くことができる。
また、破断サポート罫線L30,L30の下端部は、前側板11の下縁部まで形成されている。これによって、開封時に破断開始部16を起点として前側破断誘導線L10の直線部L11,L11を切り開く際に、前側板11の下部側に作用する力も破断サポート罫線L30,L30を介して左右方向に均等に分散される。したがって、前側開封部41をスムーズに切り開くことができる。また、前側開封部41をスムーズに切り開くことができるので、これに連続する左側開封部42及び右側開封部43もスムーズに切り開くことができる。
また、破断サポート罫線L30,L30は放物線状を呈するので、破断サポート罫線L30,L30を直線で形成した場合に比べて、包装箱1の強度を向上できる。
また、前側破断誘導線L10は、前側板11からその両側縁部の左側板13及び右側板14にそれぞれ延在し、左側板13及び右側板14においてそれぞれの上縁部に至る。これによって、前側板11と左右の両側板13,14とに亘って開口部50が大きくされた開封部40を形成できる。この場合、開封部40を引き上げる力が破断サポート罫線L30,L30を介して左右方向に略均等に分散されるとともに、破断の進行方向が上下方向に確実に案内され、破断の進行が各破断誘導線L11(直線部),L13,L14から逸脱し難くなる。したがって、前側開封部41、左側開封部42及び右側開封部をスムーズに切り開くことができる。
なお、図6に示すように、左右の破断誘導線L23,L23及び後側の破断誘導線L24で頂板20(図5参照)を切り離すことによって、上面全体が開口した陳列態様とすることができる。
(第2実施形態)
次に、図7から図13を参照して本発明の第2実施形態の包装箱について説明する。本実施形態の包装箱1Aは、前側板11に形成された開封部60を開封する過程で、破断サポート罫線L40,L40によって頂板20もスムーズに開封できるように構成したものである。
本実施形態の包装箱1Aは、図7に示すように、前側板11に内容物の取出口をなす開封部60が形成されている。また、頂板20の全体を切り離して開封部60と連通する大きな開口を形成することができる(図12参照)。
包装箱1Aは、図8に示すブランクシートS1から形成される。図8に示すブランクシートS1は内面側が見えるように配置されている。
接合片15は、後側板12の内面にホットメルト等の接着手段によって接合されている。胴部10は、ブランクシートS1を各罫線で折り曲げることで形成される。胴部10は、四角形の角筒状である。
前側板11には、破断誘導線として機能する前側破断誘導線L60が形成されている。前側破断誘導線L60は、切れ込みを断続的に形成したミシン目状の線である。前側破断誘導線L60の切れ込みの間隔や形状は限定されるものではない。
前側破断誘導線L60は、図9(b)に示すように、左右方向に延びる第一誘導線L61と、第一誘導線L61の左右両端部に接続され、上下方向に延びる第二誘導線L62,L62と、上縁部に沿って左右方向に延びる第三誘導線L63と、を備えている。
第一誘導線L61は、前側板11の下部に配置されている。第一誘導線L61の中央部は、前側板11の左右方向の中央部に配置されている。第一誘導線L61の中央部には、下側へ向けて略逆台形状に切り込まれた破断開始部61が形成されている。破断開始部61は、開封時の起点部となる部分である。包装箱1Aの開封時には、破断開始部61を外側から内側に押し込むことで、手指を挿入可能な開封開始穴を開口させる。
第一誘導線L61の左右端部は、上側に向けて弧状に形成されている。第一誘導線L61の左右方向に延在する略直線部分は、図3(b)に示すように、前側板11の上縁部及び下縁部に対して平行であるとともに、前側板11の左右側縁部に対して垂直である。
第二誘導線L62,L62は、第一誘導線L61の両端部に接続され、両端部から前側板11の上縁部(第三誘導線L63)に亘って直線状に形成されている。第二誘導線L62,L62は、前側板11の上縁部(第三誘導線L63)に対して傾斜している。
第三誘導線L63は、前側板11の上縁部に亘って直線状に形成されている。第三誘導線L63には、第二誘導線L62,L62の上端部が接続されている。
前側板11には、このような第一誘導線L61、左右の第二誘導線L62,L62及び第三誘導線L63によって区画される開封部60が形成されている。開封部60は、第一誘導線L61、左右の第二誘導線L62,L62及び第三誘導線L63によって切断されて切り取られる略逆台形状の領域である。
左右の第二誘導線L62,L62の左右方向の間隔は、前側板11から開封部60を切り離した場合に、前側板11に形成される開口部50A(図12参照)の左右方向の幅となる。したがって、左右の第二誘導線L62,L62の左右方向の間隔は、開口部50Aを通じた内容物の見え方や、開口部50Aからの内容物の取り出し易さを考慮して設定される。
前側板11には、左右一対の破断サポート罫線L40,L40が形成されている。破断サポート罫線L40,L40は、ブランクシートS1の内面に形成されている。具体的に、破断サポート罫線L40,L40は、内面を押し込んで形成した線状の溝(押罫)である。したがって、包装箱1Aの外面に破断サポート罫線L40,L40が表れないようになっている。破断サポート罫線L40,L40の詳細は後記する。
後側板12の上縁部には、図8に示すように、左右方向の中央部にスペースを開けて左右方向に延びる第三誘導線L63が形成されている。後側板12の上縁部の中央部には、下側へ向けて略逆台形状に切り込まれた後側開封部64が形成されている。後側開封部64は、頂板20を切り離す場合の後側の起点部となる部分であり、粘着テープTの端部ごと切り取られる部分である。
左側板13には、破断誘導線として機能する左側破断誘導線L70が形成されている。左側破断誘導線L70は、切れ込みを断続的に形成したミシン目状の線である。左側破断誘導線L70の切れ込みの間隔や形状は限定されるものではない。
左側破断誘導線L70は、図9(a)に示すように、前後方向に延びる第四誘導線L73と、第四誘導線L73の前後両端部に接続され、前後両端部から上縁部に延びる第五誘導線L74,L74と、上縁部に亘って前後方向に延びる第六誘導線L75と、を備えている。
第四誘導線L73は、左側板13の下部に配置されている。第四誘導線L73の中央部は、左側板13の前後方向の中央部に配置されている。第四誘導線L73の中央部には、下側へ向けて略逆台形状に切り込まれた左側開封開始部71が形成されている。左側開封開始部71は、開封時の起点部となる部分である。包装箱1Aの開封時には、左側開封開始部71を外側から内側に押し込むことで、手指を挿入可能な開封開始穴を開口させる。
第四誘導線L73の前後端部は、上側に向けて弧状に形成されている。第四誘導線L73の前後方向に延在する略直線部分は、左側板13の上縁部及び下縁部に対して平行である。
第五誘導線L74,L74は、第四誘導線L73の両端部から左側板13の上縁部に亘って直線状に形成されている。第五誘導線L74,L74は、左側板13の上縁部に対して傾斜している。
第六誘導線L75は、左側板13の上縁部の前後方向の中央部にスペースを開けて前後方向に延びている。左側板13の上縁部の中央部には、下側へ向けて略逆台形状に切り込まれた頂板開封開始部75が形成されている。頂板開封開始部75は、頂板20の開封時の起点部となる部分である。頂板20の開封時には、頂板開封開始部75を外側から内側に押し込むことで、手指を挿入可能な開封開始穴を開口させる。
左側板13には、このような第四誘導線L73、前後の第五誘導線L74,L74及び第六誘導線L75によって区画される左側開封部76が形成されている。左側開封部76は、第四誘導線L73、前後の第五誘導線L74,L74及び第六誘導線L75によって切断されて切り取られる略逆台形状の領域である。
前後の第五誘導線L74,L74の前後方向の間隔は、左側板13から左側開封部76を切り離した場合に、左側板13に形成される開口部70A(図13参照)の前後方向の幅となる。したがって、前後の第五誘導線L74,L74の前後方向の間隔は、開口部70Aを通じた内容物の見え方や、開口部70Aからの内容物の取り出し易さを考慮して設定される。
左側板13には、前後一対の左側板サポート罫線L77,L77が形成されている。左側板サポート罫線L77,L77は、第四誘導線L73の前後の端部を下端側の起点として頂板開封開始部75の下部の前後端部に向けて延びている。左側板サポート罫線L77,L77は、前後方向に膨らんだ形状を呈している。
右側板14の上縁部には、図7,8に示すように、同様の機能をなす第六誘導線L75及び頂板開封開始部75が形成されている。
前側板11及びこれに連続する上側内フラップ21には、これらに亘るように左右一対の破断サポート罫線L40,L40が形成されている。破断サポート罫線L40,L40は、図8に示すように、破断開始部61の中央部を上下方向に直交する線を基準線X2として、基準線X2の両側に線対称に形成されている。2つの破断サポート罫線L40,L40は、滑らかな双曲線状を呈している。
破断サポート罫線L40,L40は、図7,図8に示すように、前側破断誘導線L60の左右両端部(第二誘導線L62,L62の下端部)を起点として、上方へ延びている。そして、各破断サポート罫線L40,L40の上端部は、上側内フラップ21の後縁部まで延びている。つまり、各破断サポート罫線L40,L40は、前側板11の下部を除いて前側板11及び上側内フラップ21の全体に亘って形成されている。なお、各破断サポート罫線L40,L40は、上記のように双曲線状を呈していることから、破断サポート罫線L30,L30の左右方向の間隔は、前側板11の下部側から上側内フラップ21の端縁部側に向かうに連れて一旦狭まった後、左右方向に拡がっている。
後側の上側内フラップ21には、前後方向に亘って左右一対のサポート罫線L25,L25が形成されている。サポート罫線L25,L25には、後部側から前部側に向けてテーパ状に拡がっている。
左側の上側外フラップ22には、左右方向に亘って前後一対のサポート罫線L26,L26が形成されている。サポート罫線L26,L26は、左部側から右部側に向けてテーパ状に拡がっている。
同様に、右側の上側外フラップ22にも、一対のサポート罫線L26,L26が形成されている。
本実施形態の包装箱1Aに内容物を収容して搬送または保管するときは、一般的なA式の段ボール箱と同様に、頂板20が上側となるように包装箱1Aを配置する。
本実施形態の包装箱1Aを開封するときには、前側板11の破断開始部61に作業者の手指を入れて、開封部60を引き上げる。そうすると、図10に示すように、前側破断誘導線L60の第一誘導線L61及び第二誘導線L62,L62が切り開かれる。
その後、さらに開封部60を引き上げると、図11に示すように、前側板11に引っ張られて上側内フラップ21の前端部が一体的に引き上げられるとともに、上側外フラップ22,22の前端部が引き上げられる。この状態で、頂板20の後端部及び左右両端部を切り離す作業を並行して行う。すなわち、後側開封部64を手指で開いて引き起こしながら第三誘導線L63に沿って頂板20の後端部を切り離すとともに、左側開封部76及び右側開封部を手指で押し込みながらそれぞれ開いて、左右の第六誘導線L75,75に沿って頂板20の左右端部を切り離す。
これによって、開封部60及び頂板20が包装箱1Aから切り取られる。これによって、包装箱1Aの前部に開口部50Aが形成されるとともに、包装箱1Aの上部に開口部20Aが形成される。
以上説明した本実施形態の包装箱1Aは、破断開始部61を起点として開封部60を手指で引き上げる際に、開封部60を引き上げる力が破断サポート罫線L40,L40を介して前側板11の左右方向に略均等に分散される。そして、破断サポート罫線L40,L40が前側板11の上縁部を通過して頂板20を構成する上側内フラップ21に延在しているので、破断の進行方向が上下方向に確実に案内される。つまり、開封時には、開封部60に作用する力が左右方向のいずれか一方に偏ることがなく、かつ、破断方向が上下方向に導かれることとなり、これらの相乗効果によって破断の進行が各第一誘導線L61(直線部),L62,L62から逸脱し難くなる。したがって、開封部60及び頂板20をスムーズに切り開くことができる。
なお、図13に示すように、左側開封開始部71を起点として左側破断誘導線L70に沿って左側開封部76を切り離すことで、左側板13に比較的大きい開口部70Aを形成することが可能である。
また、本実施形態では、前側板11の開封部60を開封する過程で、第三誘導線L63に沿って開封部60を切り離して、開口部50Aだけを形成してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
例えば、前記各実施形態では、前側板11とこれに連続する上側内フラップ21に破断サポート罫線L30,L40を設けたが、これに限られることはなく、後側板12とこれに連続する上側内フラップ21に設けてもよい。また、左側板13とこれに連続する上側外フラップ22や右側板14とこれに連続する上側外フラップ22に破断サポート罫線を形成して開封するように構成してもよい。
また、破断サポート罫線L30,L40は、ブランクシートS,S1の内面に形成したが、外面に形成してもよく、内面及び外面の両方に形成してもよい。
また、破断サポート罫線L30,L40は、直線状を呈していてもよい。
本実施形態の包装箱1は段ボール製であるが、各種公知の板紙によって包装箱を形成してもよい。
1,1A 包装箱
10 胴部
11 前側板
16,61 破断開始部
20 頂板
21 上側内フラップ(上側フラップ)
30 底板
40 開封部
41 前側開封部
42 左側開封部
43 右側開封部
44 上側開封部
50 開口部
50A 開口部
60 開封部
L10 前側破断誘導線
L11 直線部(破断誘導線)
L13 左側破断誘導線
L14 右側破断誘導線
L22 上側破断誘導線
L30 破断サポート罫線
L40 破断サポート罫線
L60 前側破断誘導線
L61 直線部(破断誘導線)
L62 第二誘導線(破断誘導線)
S,S1 ブランクシート
X1,X2 基準線

Claims (5)

  1. 前後左右の側板を有する筒状の胴部と、
    前記胴部の上縁部に連設された頂板と、
    前記胴部の下縁部に連設された底板と、を備え、
    少なくとも1つの前記側板には、開封時の起点部となる破断開始部と、前記破断開始部に接続された破断誘導線と、によって開封される開封部が備わり、
    前記開封部が備わる前記側板には、
    前記破断開始部を上下方向に通る基準線を基準としてその両側に線対称となる破断サポート罫線が形成されており、
    前記破断サポート罫線は、前記開封部が備わる前記側板の上縁部を通過して前記頂板に延在していることを特徴とする包装箱。
  2. 前記頂板は、前記開封部が備わる前記側板の上縁部に連続する上側フラップを備えており、
    前記破断サポート罫線は、前記上側フラップの先端まで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記破断サポート罫線の下端部は、前記開封部が備わる前記側板の下縁部まで形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装箱。
  4. 前記破断サポート罫線は放物線状又は双曲線状を呈することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の包装箱。
  5. 前記破断誘導線は、前記開封部が備わる前記側板からその両側縁部に隣接する他の前記側板に延在するとともに、両側縁部に隣接する前記各側板においてそれぞれの上縁部に至ることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の包装箱。
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