JP7247653B2 - 包装箱 - Google Patents

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Description

本発明は包装箱に関する。
包装箱において、収容されている収容物を移し替えずに、必要なときに箱内から取り出すという使い方をすることがある。この場合、包装箱に蓋があると、箱内に埃等が入り難くなるため好ましい。
一般に、包装箱を開封し、開封した部分を蓋として利用する場合には、包装箱のいずれかの部分を破断する必要がある。
従来、破断を行う場合の手段として、破断を誘導するためのカットテープを設けることや、破断可能なミシン目を設けることが知られている(特許文献1,2参照)。
特許文献1の包装箱では、カットテープに沿って直線状に破断が誘導されるので破断時の線が横に逸れない。また、箱にカットテープを貼り付けるだけであるので、箱の強度低下が生じ難い。
また、特許文献2の包装箱では、ミシン目を曲線状としたり断続的に形成したりできるので、蓋形成の自由度が高い。
特開2002-166927号公報 特開2015-151139号公報
特許文献1の包装箱では、製造工程上、カットテープを直線状に貼り付けることしかできないため、箱の上部全体をカットテープで開いてフルオープン型の蓋とすることしかできない。したがって、蓋の形態の自由度が低かった。
また、特許文献2の包装箱では、ミシン目を破断予定線として形成するため、カットテープを設けた場合に比べて箱の強度が低下するおそれがあった。
本発明は、前記した課題を解決し、箱の強度を維持しつつ、蓋の形態にバリエーションを持たせることが可能な包装箱を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明の包装箱は、前後一対の端壁および左右一対の側壁からなる胴部と、前記胴部の下側開口部を閉塞している底壁と、前記胴部の上側開口部を閉塞している頂壁と、を備えた直方体形状の包装箱である。包装箱は、前側の前記端壁から左右の前記側壁に亘って前記胴部の周方向に延在するカットテープと、左右の前記側壁にそれぞれ設けられた切断線と、左右の前記側壁にそれぞれ設けられた破断誘導線と、を備えている。前記各切断線は、前記カットテープに交差している。また、前記各破断誘導線は、前記各切断線を起点として前記頂壁に向けて延在しており、左右の前記側壁には、前記側壁の下部から前記破断誘導線に向かって延びる傾斜罫線が形成されている。
本発明において、箱を開封する場合には、カットテープを含む部位を切り裂き、左右の切断線の一方から他方に至る範囲においてカットテープを含む帯状の部位を切り離す。そして、切断線を起点として左右の破断誘導線に沿って両側壁に切込みを入れ、カットテープおよび破断誘導線によって切り離された部分を頂壁側に向けて折り曲げる。これによって箱を開封することができるとともに、切り離された部分は開閉可能(回動可能)な蓋として利用できる。このように、蓋はカットテープを含む部位および破断誘導線で切り離されて形成されるので、破断誘導線だけで蓋が切り離される場合に比べて、箱の強度を維持することができる。また、カットテープに沿うようなミシン目も存在しないので、箱の強度を維持することができる。さらに、カットテープと破断誘導線との組み合わせによって蓋が形成されるので、蓋の形態にバリエーションを持たせることができる。
また、前記課題を解決するため、本発明の包装箱は、前後一対の端壁および左右一対の側壁からなる胴部と、前記胴部の下側開口部を閉塞している底壁と、前記胴部の上側開口部を閉塞している頂壁と、を備えた直方体形状の包装箱であって、前側の前記端壁から左右の前記側壁に亘って前記胴部の周方向に延在するカットテープと、左右の前記側壁にそれぞれ設けられた切断線と、左右の前記側壁にそれぞれ設けられた破断誘導線と、を備え、前記各切断線は、前記カットテープに交差しており、前記各破断誘導線は、前記各切断線を起点として前記頂壁に向けて延在しており、隣り合う前記端壁と前記側壁とは、折線を介して連設されており、隣り合う前記端壁と前記側壁には、前記折線の下端部に向けて延びる傾斜罫線がそれぞれ形成され、前記傾斜罫線は、下端部から上方に向かうに連れて前記折線から離れるように、前記折線に対して傾斜しており、左右の前記側壁において一つの前記傾斜罫線は、前記側壁の下部から前記破断誘導線に向かって延びていることを特徴とする包装箱。
この構成では、角部の折線の下端部を起点とする二本の傾斜罫線が、折線を挟んでV字形状に配置されている。この構成では、包装箱に上方から荷重が作用したときに、角部の折線の両側に配置された両傾斜罫線において壁部が規則的に変形することで、胴膨れを抑制し、壁部および角部の座屈を防ぐことができる。これにより、上方からの荷重によって胴部が変形したときでも見栄えを良くできる。
また、前記破断誘導線は、後方斜め上方に延在しているのが好ましい。このように構成することによって、カットテープで切り離した部分を上方に持ち上げるだけで、破断誘導線に沿って両側壁を破断させることができる。したがって、箱の開封が行い易い。
また、前記端壁に箱を把持するための手掛け穴が形成されていることが好ましい。このように構成にすることによって、破断誘導線が設けられる面と異なる面に手掛け穴が形成されることとなり、手掛け穴の強度を確保することができる。
また、前記カットテープは前記胴部の周方向全体に亘って延在していることが好ましい。このように構成することによって、例えば、蓋を取り外したい場合等に、カットテープに沿って箱の上側全体を切り離して開口部がフルオープン状態となるようにできる。
また、前記底壁および前記頂壁が内フラップと外フラップとをそれぞれ備えている場合には、前記胴部を折り畳んだ状態で、前記内フラップと前記外フラップとの対向部位の一方に差込部が形成され、他方に前記差込部に差し込まれる差込片が形成されていることが好ましい。
このように構成することによって、胴部を折り畳んだ後に、差込部に差込片を差し込むことで、折り畳んだ形態を維持できる。したがって、使用後の廃棄等が行い易い。
また、左右の前記切断線および左右の前記破断誘導線は、左右の前記側壁の前後方向に間隔を空けて複数設けられていることが好ましい。この構成では、開封する位置を選択することができ、開封する位置によって開口部の大きさを変更することができる。したがって、収容物の取り出し状況に合わせて開口部の大きさを適宜調整する使い方も可能である。
本発明では、箱の強度を維持しつつ、蓋の形態にバリエーションを持たせることが可能な包装箱が得られる。
本発明の第1実施形態に係る包装箱を前方右上から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱のブランクシートを示す図であり、内面側が見えるように配置した平面図である。 (a)は本発明の第1実施形態に係る包装箱の左側面図、(b)は同じく前面図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱を開封する場合の説明図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱をカットテープ、切断線、破断誘導線に沿って開封した状態を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱をカットテープに沿って開口部をフルオープンにした場合の説明図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱を示す図であり、(a)は胴部を折り畳んだ状態を示す平面図、(b)は差込部に差込片を差し込んだ状態を示す拡大平面図、(c)は図7(b)における側方から見た説明図、(d)は図7(b)におけるVII-VII線断面図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱を上下に分離するとともに胴部を折り畳んだ状態を示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係る包装箱を前方右上から見た斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る包装箱のブランクシートを示す図であり、内面側が見えるように配置した平面図である。 本発明の第3実施形態に係る包装箱のブランクシートを示す図であり、内面側が見えるように配置した平面図である。 (a)はカットテープに沿って開口部をフルオープンにした包装箱を再利用する手順を示す斜視図、(b)は再利用した包装箱を示す斜視図である。 第1変形例の包装箱を示す右側面図である。 第2変形例の包装箱を示す右側面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。各実施形態において同一の部分に同一の符号を付し重複する説明は省略する。
以下の説明において、前後左右上下の方向は、包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、包装箱の構成や使用状態を限定するものではない。
(第1実施形態)
図1に示すように、包装箱1は、前後一対の端壁11,12および左右一対の側壁13,14からなる胴部10と、胴部10の下側開口部を閉塞している底壁20と、胴部10の上側開口部を閉塞している頂壁30と、を備えている。
包装箱1は、図2に示すように、一枚の段ボール製のシートを切り抜いたブランクシートSを各罫線において山折りまたは谷折りすることで形成される。図2に示すブランクシートSは内面側が見えるように配置されている。
ブランクシートSの端壁11,12、側壁13,14、底壁20(図1参照)および頂壁30(図1参照)を仕切る各罫線(折線)は、ブランクシートSの内面を押し込んで形成された線状の溝である。
なお、罫線に切れ込み(ハーフカット線等)を形成してもよい。このようにすると、罫線においてブランクシートSを折り曲げ易くなる。
前端壁11は、図1に示すように、四角形に形成されている(図2参照)。
前端壁11の左縁部には、罫線L1(図2参照)を介して左側壁13が連設されている。
左側壁13は、前端壁11の左縁部から後方に向けて延びている。左側壁13は、前端壁11に対して直角に形成されている。左側壁13は、四角形に形成されている。
左側壁13の後縁部には、罫線L2(図2参照)を介して、接合片15が連設されている。接合片15は、左側壁13の後縁部に沿って帯状に形成されている。
接合片15は、後端壁12の内面の左端部に接着剤によって接合される部位である。
前端壁11の右縁部には、罫線L3(図2参照)を介して右側壁14が連設されている。
右側壁14は、前端壁11の右縁部から後方に向けて延びている。右側壁14は、前端壁11に対して直角に形成されている。右側壁14は、左側壁13と同じ形状である。
右側壁14の後縁部には、罫線L4(図2参照)を介して、後端壁12が連設されている。
後端壁12は、右側壁14の後縁部から左方に向けて延びている。後端壁12は、右側壁14に対して直角に形成されている。後端壁12は、前端壁11と同じ形状である。
以上のようなブランクシートS(図2参照)を罫線L1~L4で折り曲げつつ、接合片15を後端壁12の左内面に接合することで、前端壁11、左側壁13、後端壁12および右側壁14によって角筒状の胴部10が形成される(図1参照)。
底壁20は、図2に示すように、前後の底内フラップ21,21と、左右の底外フラップ22,22と、によって構成されている。前後の底内フラップ21,21は、前後の端壁11,12の下縁部に罫線L5,L6を介して連設されている。左右の底外フラップ22,22は、左右の側壁13,14の下縁部に罫線L7,L8を介して連設されている。
図1に示すように、前後の底内フラップ21,21の下側に、左右の底外フラップ22,22を重ねて配置することで、底壁20が形成されている。底壁20は、左右の底外フラップ22,22の突き合わせ部分に粘着テープ(不図示)を貼るなどして固定される。
胴部10の上側開口部は、図1に示すように、頂壁30で閉塞されている。頂壁30は、前後一対の内フラップ31,31と、左右一対の外フラップ32,32とによって構成されている。前後の内フラップ31,31は、前後の端壁11,12の上縁部に罫線L9,L10を介して連設されている。左右の外フラップ32,32は、左右の側壁13,14の上縁部に罫線L11,L12を介して連設されている。
図1に示すように、前後の内フラップ31,31の上側に、左右の外フラップ32,32を重ねて配置することで、頂壁30が形成されている。頂壁30は、左右の外フラップ32,32の突き合わせ部分に粘着テープ(不図示)を貼るなどして固定される。
本実施形態の包装箱1では、図2に示すように、底壁20の底内フラップ21と底外フラップ22とを連結するための連結部50、および頂壁30の内フラップ31と外フラップ32とを連結するための連結部50が設けられている。連結部50は、図7(a)に示すように、胴部10を折り畳んだ状態に維持するためのものである。連結部50の詳細は、後記する。
ブランクシートSの内面には、図2に示すように、樹脂製のカットテープTが貼り付けられている。カットテープTは、後端壁12、右側壁14、前端壁11、左側壁13および接合片15に亘って、胴部10の上下方向の上部側に配置されている。カットテープTは、各壁の下縁部となる罫線L5~L8と平行であり、また、各壁の上縁部となる罫線L9~L12と平行である。カットテープTを含む領域を帯状に切り取ることで包装箱1を開封することができる。
図1に示すように、前端壁11において、カットテープTの左右方向の中央部に対応する位置には、貫通する切断線からなる前端壁開封部41が形成されている。前端壁開封部41は、カットテープTに交差している。これによって、カットテープTは、前端壁11において左右に分断されている。前端壁11を開封するときには、前端壁開封部41を左右方向に開いてカットテープTの端部を含む部位を外方および左右方向に引っ張ることで、前端壁11の一部を帯状に切り取る。これによって、前端壁11が上下方向に分離される。
また、後端壁12において、カットテープTの左右方向(長手方向)の中央部に対応する位置には、同様に、後端壁開封部42が形成されている(図2参照)。カットテープTは、後端壁開封部42によって左右に分断されている。後端壁12においても同様に、カットテープTを利用して後端壁12を上下方向に分離できる。
前端壁11において、前端壁開封部41の上側には、前端壁開封部41に連続する切断線L17で区画された手掛け穴用壁部17が形成されている。また、後端壁12において、後端壁開封部42の上側にも同様の手掛け穴用壁部17が形成されている。各手掛け穴用壁部17,17は、包装箱1の運搬時に、折曲誘導線L18(図3(b)参照)を介して前端壁11、後端壁12の内面側にそれぞれ折り曲げられて、手指を掛ける手掛け穴を形成する。
左側壁13において、図3(a)に示すように、カットテープTの前後方向の中央部に対応する位置には、貫通する切断線からなる左側壁開封部43が形成されている。左側壁開封部43は、カットテープTに交差している。これによって、カットテープTは、左側壁13において前後に分断されている。左側壁13を開封するときには、左側壁開封部43を前後方向に開いてカットテープTの端部を含む部位を外方および前後方向に引っ張ることで、左側壁13の一部を帯状に切り取る。これによって、左側壁13が上下方向に分離される。
前記した前端壁開封部41で分断される左側のカットテープTの終端は、左側壁開封部43である。したがって、例えば、前端壁開封部41から左側壁開封部43に向けて、帯状に切り取られた切断片T1は、左側壁開封部43のところで左側壁13から切り離されることとなる。
また、右側壁14において、図1に示すように、カットテープTの前後方向の中央部に対応する位置には、左側壁13と同様に、右側壁開封部44が形成されている。右側壁開封部44は、左側壁13の左側壁開封部43と左右対称の位置に配置されている。右側壁14を開封するときには、右側壁開封部44を前後方向に開いてカットテープTの端部を含む部位を外方および前後方向に引っ張ることで、右側壁14の一部を帯状に切り取る。これによって、右側壁14が上下方向に分離される。
前記した前端壁開封部41で分断される右側のカットテープTの終端は、右側壁開封部44である。したがって、例えば、前端壁開封部41から右側壁開封部44に向けて、帯状に切り取られた切断片T1は、右側壁開封部44のところで右側壁14から切り離されることとなる。
左側壁13には、図3(a)に示すように、蓋を形成する際の破断誘導線として機能する左側壁破断誘導線18が形成されている。左側壁破断誘導線18は、ミシン目状の切込線で形成されている。なお、左側壁破断誘導線18は、ハーフカット線等によって形成することもできる。
左側壁破断誘導線18は、左側壁開封部43の上側切断線の後端部43aを起点として左側壁13の上縁部(罫線L11)に向けて斜め上方に延在している。
また、右側壁14には、図1に示すように、同様に、破断誘導線として機能する右側壁破断誘導線19が形成されている。右側壁破断誘導線19は、左側壁13の左側壁破断誘導線18と左右対称の位置に配置されている。右側壁破断誘導線19は、右側壁開封部44の上側切断線の後端部44aを起点として右側壁14の上縁部(罫線L12)に向けて斜め上方に延在している。
左側壁破断誘導線18および右側壁破断誘導線19の傾斜角度は、破断し易さや形成スペースを考慮して、左側壁13(右側壁14)の上縁部(罫線L11,L12)に対して例えば30~40度の角度の範囲に設定されている。
次に、包装箱1を開封しつつ包装箱1に蓋を形成する際の手順について図4,図5を参照して説明する。
はじめに、前端壁11の前端壁開封部41を左右に開き、右側のカットテープTの端部を含む部位を手指でつまんで、これを外方(前方)に引っ張りつつ前端壁11から右側壁14へ移動させる。そうすると、図4に示すように、カットテープTに沿ってこれを含む部位となる切断片T1が切り離され、前端壁11の右側部分および右側壁14の前側部分が開封される。切断片T1は、右側壁開封部44の切れ込みによって包装箱1から分離される。
その後、同様に前端壁開封部41の左側のカットテープTを手指でつまんで、これを外方(前方)に引っ張りつつ前端壁11から左側壁13へ移動させる。これにより、カットテープTに沿って前端壁11の左側部分および左側壁13の前側部分が開封される。この場合にも切断片T1は、左側壁開封部43の切れ込みによって包装箱1から分離される。なお、前端壁開封部41を左右に開く際、隣接する手掛け穴を通じてカットテープTの端部を容易につまむことができる。
その後、開封された前端壁11および左側壁13,右側壁14の前側部分を手で掴んで、これを上方に持ち上げる。そうすると、左側壁開封部43の切れ込みが開いて左側壁破断誘導線18が破断するとともに、右側壁開封部44の切れ込みが開いて右側壁破断誘導線19が破断する。これによって、図5に示すように、包装箱1の上部に、前後方向に開閉可能な蓋が形成される。なお、頂壁30には、蓋を上方へ持ち上げることで、左側壁破断誘導線18の上端部および右側壁破断誘導線19の上端部を起点として、回動の中心となる折り目33が形成される。
なお、図6に示すように、カットテープTに沿って胴部10を周方向全体に亘って開封することで、包装箱1の開口部の形態をフルオープン型にすることもできる。この場合、前記したように回動可能なセミオープン型の蓋を形成した後に、残りのカットテープTを含む領域を切り開くことで、開口部をフルオープン型にしてもよい。また、セミオープン型の蓋を形成することなく、はじめからカットテープTの全体を切り開くことで、開口部をフルオープン型にしてもよい。フルオープン型にすることによって、収容物Bの全体を露出させることができるので、収容物Bの取り出しや残量確認が行い易くなる。
取り外した頂壁30を含む部分は、取り外し可能な蓋としても利用できる。
次に、底壁20および頂壁30の連結部50,50について説明する。連結部50は、図7(a)に示すように、包装箱1の底壁20および頂壁30を開いて胴部10を折り畳んだ状態に維持するためのものである。両連結部50,50は、同様の構成であるため、以下では底壁20の連結部50を例にとって説明する。
連結部50は、図2に示すように、左側壁13の底外フラップ22に形成された差込部51と、前端壁11の底内フラップ21に形成された差込片52と、を備えている。
差込部51は、凹形状の切断誘導線L51で区画された壁部である。差込部51の端部は、罫線L51aを介して底外フラップ22に連設されている。差込部51は、後記するように差込片52を介して底内フラップ21側から底外フラップ22側へ手指で押し込まれる。
差込片52は、凹形状の切断誘導線L52で区画された壁部である。差込片52は、胴部10を折り畳んだ際に、差込部51に対向する位置に配置される。
差込片52の端部は、罫線L52aを介して底内フラップ21に連設されている。差込片52は、後記するように底内フラップ21側から底外フラップ22側へ手指で押し込まれる。
差込片52の先端両側には、側方に突出する係止部52a,52aが形成されている。各係止部52aは、図7(b)(c)に示すように、差込片52が底外フラップ22の外方に押し出された状態で、差込部51の切断誘導線L51によって形成された孔部22aの孔縁に係止される。
次に、連結部50の作用について説明する。
図7(a)に示すように、包装箱1を展開して胴部10を折り畳んだ後、底壁20の差込片52および頂壁30の差込片52(不図示)を、対向している差込部51,51(一方のみ図示)に向けて手指で押し込む。
そうすると、差込片52は、図7(b)~(d)に示すように、切断誘導線L52で切断されるとともに罫線L52aで折り曲げられて差込部51に当接し、これを押圧する。これによって、押圧された差込部51が切断誘導線L51で切断されるとともに罫線L51aで折り曲げられ、底外フラップ22の外方に押し出される。
差込部51が底外フラップ22の外方に押し出されることで、図7(b)(c)に示すように、底外フラップ22には、切断誘導線L51によって孔部22aが開口される。
その後、差込片52をさらに押圧することによって、差込片52の先端部側が、窄まるようにして孔部22aを通過し、底外フラップ22の外方に押し出される。そうすると、差込片52の各係止部52a,52aが底外フラップ22の外方で拡がり、孔部22aの開口縁部にそれぞれ係止される。
これによって、差込片52を介して底内フラップ21と底外フラップ22とが連結され、胴部10を折り畳んだ状態を維持できるので、包装箱1を廃棄する際に便利である。
同様に、頂壁30側も連結部50によって折り畳んだ状態を維持できる。
なお、カットテープTによって包装箱1を上下に分離した場合にも、上側と下側とのそれぞれを連結部50,50によって折り畳んだ状態に維持できる。
本実施形態では、連結部50を底壁20と頂壁30とにそれぞれ1つずつ設けた例を示したが、これに限られることはなく、底壁20および頂壁30の少なくとも一方に複数設けてもよい。また、底壁20と頂壁30との対向位置に適宜の数設けてもよい。
以上説明した本実施形態の包装箱1では、カットテープTと、これに繋がる左側壁開封部43および右側壁開封部44と、左側壁破断誘導線18および右側壁破断誘導線19と、で切り離されて蓋が形成される。したがって、破断誘導線だけで蓋が切り離される場合に比べて、包装箱1の強度を維持することができる。また、カットテープTに沿うようなミシン目も存在しないので、包装箱1の強度を維持することができる。さらに、カットテープTと、左側壁破断誘導線18および右側壁破断誘導線19と、の組み合わせによって蓋が形成されるので、蓋の形態にバリエーションを持たせることができる。
また、左側壁破断誘導線18および右側壁破断誘導線19は、後方斜め上方に延在している。したがって、カットテープTで切り離した部分を上方に持ち上げるだけで、両側壁13,14を破断させることができる。したがって、包装箱1の開封が行い易い。
また、左側壁破断誘導線18および右側壁破断誘導線19が設けられる面とは異なる面(前端壁11および後端壁12)に手掛け穴が形成されているので、手掛け穴の強度を確保することができる。
また、カットテープTは胴部10の周方向全体に亘って延在しているので、例えば、蓋を取り外したい場合等に、カットテープTに沿って包装箱1の上部全体を切り離して開口部がフルオープン状態となるようにできる。
また、胴部10を折り畳んだ状態で、例えば底内フラップ21と底外フラップ22との対向部位に差込部51と差込片52とが形成されているので、差込部51に差込片52を差し込むことで、折り畳んだ形態を維持できる。したがって、使用後の廃棄等が行い易い。
(第2実施形態)
図9,図10を参照して第2実施形態の包装箱について説明する。本実施形態が前記第1実施形態と異なるところは、胴部10の各角部の近傍に傾斜罫線L60を設けた点である。なお、本実施形態では、説明の便宜上、胴部10の折線となる各縁部(罫線)を共通の符号L65で示している。また、前端壁11および後端壁12の下縁部(罫線)を共通の符号L66で示し、これらの上端部(罫線)を共通の符号L68で示ている。さらに、左側壁13および右側壁14の下縁部(罫線)を共通の符号L67で示し、これらの上縁部(罫線)を共通の符号L69で示している。
図9に示すように、本実施形態の包装箱1では、胴部10の各角部(罫線L65)ごとに、罫線L65の下端部を起点とする二本の傾斜罫線L60,L60が、罫線L65を挟んで略V字形状に配置されている。各傾斜罫線L60は、ブランクシートS(図10参照)の内面を押し込んで形成された線状の溝である。
前端壁11には、左右二本の傾斜罫線L60,L60が形成されている。左右の傾斜罫線L60,L60は、上下方向に延びている直線状の罫線である。左側の傾斜罫線L60は、前端壁11の左側部に形成され、右側の傾斜罫線L60は、前端壁11の右側部に形成されている。
左側の傾斜罫線L60は、下端部から上方に向かうに連れて、前端壁11の左縁部(罫線L65)から離れるように、前端壁11の左縁部(罫線L65)に対して傾斜している。つまり、左側の傾斜罫線L60は、下端部よりも上端部が右方に配置されるように、前端壁11の下縁部L66に対して傾斜している。
左側の傾斜罫線L60の下端部は、前端壁11の左縁部(罫線L65)の下端部から離れている。左側の傾斜罫線L60は、前端壁11の左縁部(罫線L65)の下端部に向けて延びている。つまり、左側の傾斜罫線L60の延長線上に罫線L65の下端部が配置されている。
左側の傾斜罫線L60の上端部は、前端壁11の上下方向の中央部よりも上側に位置している。
左側の傾斜罫線L60と右側の傾斜罫線L60とは、左右対称な構成である。つまり、右側の傾斜罫線L60は、下端部から上方に向かうに連れて、端壁11の右縁部(罫線L65)から離れるように、前端壁11の右縁部(罫線L65)に対して傾斜している。右側の傾斜罫線L60は、前端壁11の右縁部(罫線L65)の下端部に向けて延びている。
図10に示すように、後端壁12にも前端壁11と同様に、左右の傾斜罫線L60,L60が形成されている。
右側壁14には、図9に示すように、前後二本の傾斜罫線L60,L60が形成されている。前後の傾斜罫線L60,L60は、上下方向に延びている直線状の罫線である。前側の傾斜罫線L60は、右側壁14の前部に形成され、後側の傾斜罫線L60は、右側壁14の後部に形成されている。
前側の傾斜罫線L60は、下端部から上方に向かうに連れて、右側壁14の前縁部(罫線L65)から離れるように、右側壁14の前縁部(罫線L65)に対して傾斜している。つまり、前側の傾斜罫線L60は、下端部よりも上端部が後方に配置されるように、右側壁14の下縁部L67に対して傾斜している。
前側の傾斜罫線L60の下端部は、右側壁14の前縁部(罫線L65)の下端部から離れている。前側の傾斜罫線L60は、右側壁14の前縁部(罫線L65)の下端部に向けて延びている。つまり、前側の傾斜罫線L60の延長線上に罫線L65の下端部が配置されている。
前側の傾斜罫線L60の上端部は、右側壁14の上縁部L69の近傍に位置している。
後側の傾斜罫線L60と前側の傾斜罫線L60とは、前後対称な構成である。つまり、後側の傾斜罫線L60は、下端部から上方に向かうに連れて、右側壁14の後縁部(罫線L65)から離れるように、右側壁14の後縁部(罫線L65)に対して傾斜している。後側の傾斜罫線L60は、右側壁14の後縁部(罫線L65)の下端部に向けて延びている。
図10に示すように、左側壁13にも右側壁14と同様に、前後の傾斜罫線L60,L60が形成されている。
以上のような包装箱1では、上方から荷重が作用したときに、角部の罫線L65の両側に配置された両傾斜罫線L60,L60において、胴部10が規則的に変形する。これにより、包装箱1の胴膨れを抑制し、前端壁11、後端壁12、左側壁13、右側壁14およびこれらの角部の座屈を防ぐことができる。したがって、包装箱1では、上方からの荷重によって胴部10が変形したときでも見栄えをよくできる。
また、本実施形態の包装箱1では、上方からの荷重が傾斜罫線L60に沿って罫線L65の下端部に向けて作用する。したがって、本実施形態の包装箱1では、上方からの荷重が罫線L65の下端部に向けて確実に作用するため、胴膨れを効果的に抑制できる。
(第3実施形態)
図11を参照して第3実施形態の包装箱について説明する。本実施形態が前記第1,第2実施形態と異なるところは、胴部10に折曲誘導線70および折曲印線71を設けた点である。なお、本実施形態においても、説明の便宜上、前記第2実施形態と同様に、胴部10の折線となる各縁部(罫線)を共通の符号L65で示している。また、前端壁11および後端壁12の下縁部(罫線)を共通の符号L66で示し、これらの上縁部(罫線)を共通の符号L68で示している。さらに、左側壁13および右側壁14の下縁部(罫線)を共通の符号L67で示し、これらの上縁部(罫線)を共通の符号L69で示している。
図11に示すように、本実施形態では、前端壁11および後端壁12に折曲誘導線70,70が形成されている。折曲誘導線70は、ブランクシートSの内面を押し込んで形成された線状の溝である。
各折曲誘導線70は、前端壁11(後端壁12)の上下方向の略中央部分に配置されている。各折曲誘導線70は、罫線L66,L68と平行である。各折曲誘導線70の左右両端部は、傾斜罫線L60,L60に接続されている。なお、各折曲誘導線70の左右両端部は、必ずしも傾斜罫線L60,L60に接続されていなくても良く、また、傾斜罫線L60,L60と交差するように構成しても良い。
胴部10の折線となる各縁部(罫線)L65には、折曲印線71が形成されている。折曲印線71は、ブランクシートSの内面に目印として印刷された線である。各折曲印線71は、罫線L65に交差しており、折曲誘導線70と平行である。折曲印線71は胴部10の罫線L65にハサミやナイフ等によって切り込みを入れる際の目印となる。
本実施形態の包装箱1は、カットテープTに沿って開口部をフルオープンにした後に、箱を再利用する場合に好適である。
すなわち、箱を再利用する場合には、胴部10の各罫線L65に上側からハサミやナイフ等を入れて、各罫線L65を折曲印線71まで切り込む。これによって、前端壁11および後端壁12の上部側に内フラップ72,72を形成するとともに、左側壁13および右側壁14の上側に外フラップ73,73を形成する。
その後、図12(a)に示すように、各折曲誘導線70に沿って前端壁11および後端壁12の内フラップ72,72を折り曲げるとともに、左側壁13および右側壁14の外フラップ73,73を折り曲げる。
これによって、図12(b)に示すように、内フラップ72,72および外フラップ73,73からなる頂壁30Aを備えた包装箱1として再利用することができる。
なお、折曲誘導線70および折曲印線71の上下方向の形成位置は適宜設定することができる。この場合、所望の容量(外形状の大きさ)となるように、予め折曲誘導線70および折曲印線71の形成位置を設定しておくことで、外形状の大きさを測ることなく、適宜の大きさの包装箱1として再利用することができる。
以上説明した本実施形態の包装箱1では、箱を再利用する際の作業が行い易く、適宜の大きさに容易に形成することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
例えば、左側壁開封部43およびこれに連続する左側壁破断誘導線18、右側壁開封部44およびこれに連続する右側壁破断誘導線19は、左側壁13、右側壁14の前後方向に間隔を空けて複数設けてもよい。図13は右側壁14における右側壁開封部44および右側壁破断誘導線19の配置例を示した右側面図である。
このように構成することで、開封する位置を選択することができ、開封する位置によって開口部の大きさを変更することができる。したがって、収容物の取り出し状況に合わせて開口部の大きさを適宜調整する使い方も可能である。
また、図14に示すように、包装箱1の側面に蓋14Aを形成してもよい。この包装箱1では、カットテープTの位置を胴部10の下部側に形成してある。そして、この包装箱1では、右側壁14の後部側に右側壁開封部44を設け、その上側切断線の後端部44aを起点として右側壁14の上縁部(罫線L12)に向けて後方斜め上方に傾斜する右側壁破断誘導線19Aを設けている。また、右側壁14の前部側にも右側壁開封部44を設け、その上側切断線の前端部44bを起点として右側壁14の上縁部(罫線L12)に向けて前方斜め上方に傾斜する右側壁破断誘導線19Bを設けている。
この包装箱1では、カットテープTおよび右側壁破断誘導線19A,19Bによって右側壁14の一部を開封して蓋14Aとして利用することができる。なお、左側壁13においても同様に蓋を形成することができる。
また、前記各実施形態では、左側壁破断誘導線18および右側壁破断誘導線19を直線状としたが、これに限られることはなく、湾曲状の部分を含んで構成してもよい。
また、左側壁破断誘導線18は、左側壁開封部43の上側切断線の後端部43aを起点として設けたが、後端部43aの近傍位置を起点として設けても良い。同様に、右側壁破断誘導線19も、右側壁開封部44の上側切断線の後端部44aの近傍位置を起点として設けても良い。
本実施形態の包装箱1は段ボール製であるが、各種公知の板紙によって包装箱を形成してもよい。
1 包装箱
11 前端壁(端壁)
12 後端壁(端壁)
13 左側壁(側壁)
14 右側壁(側壁)
18 左側壁破断誘導線(破断誘導線)
19 右側壁破断誘導線(破断誘導線)
20 底壁
30 頂壁
21 底内フラップ
22 底外フラップ
31 内フラップ
32 外フラップ
43 左側壁開封部(切断線)
44 右側壁開封部(切断線)
51 差込部
52 差込片
L60 傾斜罫線
T カットテープ

Claims (7)

  1. 前後一対の端壁および左右一対の側壁からなる胴部と、
    前記胴部の下側開口部を閉塞している底壁と、
    前記胴部の上側開口部を閉塞している頂壁と、を備えた直方体形状の包装箱であって、
    前側の前記端壁から左右の前記側壁に亘って前記胴部の周方向に延在するカットテープと、
    左右の前記側壁にそれぞれ設けられた切断線と、
    左右の前記側壁にそれぞれ設けられた破断誘導線と、を備え、
    前記各切断線は、前記カットテープに交差しており、
    前記各破断誘導線は、前記各切断線を起点として前記頂壁に向けて延在しており、
    左右の前記側壁には、前記側壁の下部から前記破断誘導線に向かって延びる傾斜罫線が形成されていることを特徴とする包装箱。
  2. 前後一対の端壁および左右一対の側壁からなる胴部と、
    前記胴部の下側開口部を閉塞している底壁と、
    前記胴部の上側開口部を閉塞している頂壁と、を備えた直方体形状の包装箱であって、
    前側の前記端壁から左右の前記側壁に亘って前記胴部の周方向に延在するカットテープと、
    左右の前記側壁にそれぞれ設けられた切断線と、
    左右の前記側壁にそれぞれ設けられた破断誘導線と、を備え、
    前記各切断線は、前記カットテープに交差しており、
    前記各破断誘導線は、前記各切断線を起点として前記頂壁に向けて延在しており、
    隣り合う前記端壁と前記側壁とは、折線を介して連設されており、
    隣り合う前記端壁と前記側壁には、前記折線の下端部に向けて延びる傾斜罫線がそれぞれ形成され、
    前記傾斜罫線は、下端部から上方に向かうに連れて前記折線から離れるように、前記折線に対して傾斜しており、
    左右の前記側壁において一つの前記傾斜罫線は、前記側壁の下部から前記破断誘導線に向かって延びていることを特徴とする包装箱。
  3. 前記破断誘導線は、後方斜め上方に延在していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装箱。
  4. 前後の前記端壁には、箱を把持するための手掛け穴が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の包装箱。
  5. 前記カットテープは前記胴部の周方向全体に亘って延在していることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の包装箱。
  6. 前記底壁および前記頂壁は、内フラップと外フラップとをそれぞれ備えており、
    前記胴部を折り畳んだ状態で、前記内フラップと前記外フラップとの対向部位の一方には差込部が形成され、他方には前記差込部に差し込まれる差込片が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の包装箱。
  7. 左右の前記切断線および左右の前記破断誘導線は、左右の前記側壁の前後方向に間隔を空けて複数設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の包装箱。
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