JP7367485B2 - 包装箱 - Google Patents
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Description
以下の説明において、前後左右上下方向は、各実施形態の包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、本発明の包装箱の構成を限定するものではない。なお、各実施形態において、同一の部分には同様の符号を付し、詳細な説明は省略する。
ブランクシートSの各罫線(折線)は、ブランクシートSの表面を押し込んで形成された線状の溝(押罫)である。なお、罫線に切れ込みを形成してもよい。このようにすると、罫線においてブランクシートSを折り曲げ易くなる。以下の説明において、側板11~14を区別する場合には、それぞれ前側板11、後側板12、左側板13、右側板14と称する。
前側板11の左縁部には、罫線を介して左側板13が連設されている。また、前側板11の右縁部には、罫線を介して右側板14が連設されている。また、左側板13の後縁部には、罫線を介して後側板12が連設されている。また、後側板12の右縁部には、罫線を介して帯状の接合片15が連設されている。接合片15は、右側板14の内面にホットメルト等の接着手段によって接合されている。
また、左側破断誘導線L13において、左側板13の上縁部に向けて延在する部分は、左側板13の後縁部と平行である。
また、右側破断誘導線L14において、右側板14の上縁部に向けて延在する部分は、右側板14の後縁部と平行である。
後側の上側外フラップ21は、四角形の平板であり、後側板12の上縁部から前方に向けて延びている。後側の上側外フラップ21によって、胴部10の上側開口部の後半分が塞がれている。
外側破断誘導線L21は、左右方向に延びる直線状の誘導線である。外側破断誘導線L21は、後側板12の上縁部に対して平行である。外側破断誘導線L21の左端部は、左側破断誘導線L13の上端部に接続されている。また、外側破断誘導線L21の右端部は、右側破断誘導線L14の上端部に接続されている。
前後の上側外フラップ21,21の端縁部同士は、前後方向の中央部で突き合わされ、封緘テープとしての図示しない粘着テープで接合される。
各メイン破断サポート罫線L30,L30は、上記のように放物線状を呈していることから、メイン破断サポート罫線L30,L30の左右方向の間隔は、前側板11の下縁部側から上縁部側に向かうに連れて狭まっている。
左側のサブ破断サポート罫線L35は、前側板11において、左側のメイン破断サポート罫線L30と湾曲破断誘導線L11と左縁部と上縁部とで囲われる領域に配置されている。
右側のサブ破断サポート罫線L35は、前側板11において、右側のメイン破断サポート罫線L30と湾曲破断誘導線L11と右縁部と上縁部とで囲われる領域に配置されている。
以上のようなメイン破断サポート罫線L30,L30とサブ破断サポート罫線L35,35とは、相互に離間して配置されている。つまり、メイン破断サポート罫線L30,L30とサブ破断サポート罫線L35,35とは、直接的に接触しておらず前側板11にそれぞれ独立して設けられている。
右側の上側内フラップ22は、四角形の平板であり、右側板14の上縁部から左方に向けて延びている。右側の上側内フラップ22によって、胴部10の上側開口部の右側部分の一部が塞がれている。
後側の下側外フラップ31は、四角形の平板であり、後側板12の下縁部から前方に向けて延びている。後側の下側外フラップ31によって、胴部10の下側開口部の後半分が塞がれている。
前後の下側外フラップ31,31の端縁部同士は、前後方向の中央部で突き合わされ、図示しない粘着テープで接合される。
右側の下側内フラップ32は、四角形の平板であり、右側板14の下縁部から左方に向けて延びている。この下側内フラップ32によって、胴部10の下側開口部の右側部分の一部が塞がれている。
本実施形態の包装箱1を開封するときには、前側板11の破断開始部16に作業者の手指を入れて、前側開封部41を引き上げる。そうすると、図4に示すように、前側破断誘導線L10の破断が側方に向けて進行し、前側開封部41が前側破断誘導線L10から切り離されるとともに、前側破断誘導線L10に連続する左側破断誘導線L13及び右側破断誘導線L14の破断が後方に向けて進行する。これによって、左側開封部42及び右側開封部43がそれぞれ左側板13、右側板14から切り離されるとともに、内側破断誘導線L22,L22及び外側破断誘導線L21が谷折りされて、開封部40が上方へ開く。
次に、図7から図11を参照して本発明の第2実施形態の包装箱について説明する。本実施形態の包装箱1Aは、前側板11の前側破断誘導線L10Aを左縁部から右縁部に亘って直線状に形成し、変曲点を有さない破断誘導線で構成したものである。
左側のサブ破断サポート罫線L35Aは、前側板11において、左側のメイン破断サポート罫線L30と直線破断誘導線L11Aと左縁部と上縁部とで囲われる領域に配置されている。
右側のサブ破断サポート罫線L35Aは、前側板11において、右側のメイン破断サポート罫線L30と直線破断誘導線L11Aと右縁部と上縁部とで囲われる領域に配置されている。
上側外フラップ21,21には、上側破断誘導線L25,L25、上側外フラップ21,21の前縁部及び左右側縁部によって区画された領域によって上側開封部44が形成されている。上側開封部44は開封部40の一部を構成している。
例えば、サブ破断サポート罫線L35(L35A)は、前側板11の左右に一対設けたものを示したが、これに限られることはなく、二対以上設けてもよい。
なお、メイン破断サポート罫線L30,L30とサブ破断サポート罫線L35,L35とは、前側板11の上縁部で上端部同士が交わるので、交点部分で剛性が低下するおそれが少なく、開封時に交点を起点として座屈が生じるおそれも少ない。
10 胴部
16,16A 破断開始部
20 頂板
30 底板
40 開封部
50 開口部
L10 前側破断誘導線
L10A 前側破断誘導線
L11 湾曲破断誘導線(破断誘導線)
L11A 直線破断誘導線(破断誘導線)
L13 左側破断誘導線
L14 右側破断誘導線
L22 上側破断誘導線
L30 メイン破断サポート罫線
L35,L35A サブ破断サポート罫線
S,S1,S2 ブランクシート
X1 基準線
Claims (4)
- 前後左右の側板を有する筒状の胴部と、
前記胴部の上縁部に連設された頂板と、
前記胴部の下縁部に連設された底板と、を備え、
少なくとも1つの前記側板には、開封時の起点部となる破断開始部と、前記破断開始部に接続された破断誘導線と、によって開封される開封部が備わり、
前記開封部が備わる前記側板は、
前記破断開始部を上下方向に通る基準線を基準として線対称に形成されたメイン破断サポート罫線と、
前記メイン破断サポート罫線の左右側方に配置され、前記基準線を基準として線対称に形成されたサブ破断サポート罫線と、を有しており、
前記メイン破断サポート罫線の左右方向の間隔は、当該側板の下側から上側に向かうに連れて狭まっており、
左側の前記サブ破断サポート罫線は、左側の前記メイン破断サポート罫線に沿うように延在し、当該側板の左縁部と前記破断誘導線との交点部分を起点として当該側板の上縁部へ向けて延びており、
右側の前記サブ破断サポート罫線は、右側の前記メイン破断サポート罫線に沿うように延在し、当該側板の右縁部と前記破断誘導線との交点部分を起点として当該側板の上縁部へ向けて延びていることを特徴とする包装箱。 - 前記メイン破断サポート罫線と前記サブ破断サポート罫線とは、相互に離間して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
- 前記メイン破断サポート罫線は、放物線状又は双曲線状を呈するとともに、前記サブ破断サポート罫線は、直線状を呈することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装箱。
- 前記破断誘導線は、前記開封部が備わる前記側板からその両側縁部に隣接する他の前記側板に延在するとともに、両側縁部に隣接する前記各側板においてそれぞれの上縁部に至ることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の包装箱。
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2019
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