JP7298395B2 - 包装箱 - Google Patents

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Description

本発明は、包装箱に関する。
段ボール製の包装箱としては、筒状の胴部と、胴部に折り曲げ自在に連設されたフラップと、を備え、フラップに設けられたロック構造によって胴部の開口部を閉じるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
フラップのロック構造は、フラップ同士が上下に重なる部分に設けられており、上側のフラップに形成された差込片と、下側のフラップに形成され差込穴とを備えている。この包装箱では、差込片を差込穴に差し込むことで、フラップ同士を係止できるので胴部の開口を容易に閉じることができる。
特許第3897737号公報
前記した従来の包装箱は、フラップの延在方向と同方向に差込片が突出形成されており、フラップの延在方向に差込片が差込穴に挿入されるものであった。このため、挿入後に外力が掛かることなどにより差込片が差込穴から勝手に抜け出るおそれがあり、胴部の開口部が開放されてしまう可能性があった。
本発明は、前記した問題を解決し、差込片が差込穴から抜け難く、胴部の開口部の閉状態を好適に維持することができる包装箱を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため本発明の包装箱は、前後一対の端壁および左右一対の側壁を有する胴部と、前記胴部の下側開口部を閉じている底壁と、前記胴部の上側開口部を閉じている頂壁と、を備えている。前記底壁及び前記頂壁の少なくとも一方の壁は、前記両側壁の縁部に連設された左右一対の内フラップと、前記両端壁の縁部に連設され、前記内フラップの外面に重ねられた前後一対の外フラップと、を備えている。前記外フラップの先端部には、左右一対の差込片が形成されている。前記内フラップには、前記差込片が差し込まれる差込穴が形成されている。前記外フラップの中央部には、前記端壁の縁部に平行な第一折曲げ誘導線と、前記第一折曲げ誘導線の端部に接続され前記縁部の両端部近傍に向けて斜めに延在する左右一対の第二折曲げ誘導線と、が形成されている。前記差込片は、前記第二折曲げ誘導線によって前記差込穴に向けて折り曲げられ、前記外フラップの延在方向に対して傾斜する方向で前記差込穴に差し込まれている。前記差込片の内側部は、他方の前記差込片の前記内側部に向けて鈎状に突出形成されており、前記差込穴に前記差込片を差し込んだ状態で前記差込穴の縁部に係止されている。
本発明の包装箱では、外フラップに形成された差込片が、第二折曲げ誘導線で折り曲げられ、外フラップの延在方向に対して角度を有する方向で内フラップの差込穴に差し込まれる。つまり、本発明の包装箱では、差込穴に対する差込片の差し込み方向が、外フラップの延在方向と異なる方向となっているので、差し込み後に、外力が作用して外フラップの延在方向に差込片が引っ張られても、差込片が差込穴に引っ掛かり易く、抜け難い。したがって、胴部の開口部の閉状態を好適に維持することができる。
また、前記課題を解決するため本発明の包装箱は、前後一対の端壁および左右一対の側壁を有する胴部と、前記胴部の下側開口部を閉じている底壁と、前記胴部の上側開口部を閉じている頂壁と、を備えている。前記底壁及び前記頂壁の少なくとも一方の壁は、前記両側壁の縁部に連設された左右一対の内フラップと、前記両端壁の縁部に連設され、前記内フラップの外面に重ねられた前後一対の外フラップと、を備えている。前記外フラップの先端部には、左右一対の差込片が形成されている。前記内フラップには、前記差込片が差し込まれる差込穴が形成されている。前記外フラップの中央部には、前記端壁の縁部に平行な第一折曲げ誘導線と、前記第一折曲げ誘導線の端部に接続され前記縁部の両端部近傍に向けて斜めに延在する左右一対の第二折曲げ誘導線と、が形成されている。前記差込片は、前記第二折曲げ誘導線によって前記差込穴に向けて折り曲げられ、前記外フラップの延在方向に対して傾斜する方向で前記差込穴に差し込まれている。左右一対の前記差込片の間には、前記差込片同士を近づけるための折込部が形成されている。前記折込部は、前記第一折曲げ誘導線と前記第一折曲げ誘導線の両端部から左右一対の前記差込片の内側対向部に沿って延びる左右一対の第三折曲げ誘導線と、左右一対の前記第三折曲げ誘導線の前端部同士を繋ぐ前縁部と、によって区画されており、前記第一折曲げ誘導線及び左右一対の前記第三折曲げ誘導線を介して左右一対の前記差込片の間に凹状に折り込まれる。
本発明の包装箱では、外フラップに形成された差込片が、第二折曲げ誘導線で折り曲げられ、外フラップの延在方向に対して角度を有する方向で内フラップの差込穴に差し込まれる。つまり、本発明の包装箱では、差込穴に対する差込片の差し込み方向が、外フラップの延在方向と異なる方向となっているので、差し込み後に、外力が作用して外フラップの延在方向に差込片が引っ張られても、差込片が差込穴に引っ掛かり易く、抜け難い。したがって、胴部の開口部の閉状態を好適に維持することができる。
また、第一折曲げ誘導線及び第三折曲げ誘導線を介して左右一対の差込片の間に折込部を凹状に変形すると、折込部に引っ張られるようにして左右一対の差込片が第二折曲げ誘導線で山折りされ、差込片同士が内側方向に引き寄せられる。これによって、左右一対の差込片を差込穴に差し込み易い姿勢に変化させることができる。
これにより、差込片を差込穴に容易に差し込むことができ、開口部の閉作業をスムーズに行うことができる。
本発明の包装箱では、差込片が差込穴から抜け難く、胴部の開口部の閉状態を好適に維持することができる。
本発明の第1実施形態に係る包装箱を前方右上から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱のブランクシートを示した図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱を上下を逆にして底壁を上にして示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱の外フラップを示した下面図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱の内フラップの差込穴を示した下面図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱の1つの差込穴を示した拡大下面図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱の差込穴に対する差込片の係止状態を示した下面図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱の底壁を閉じる際の手順を示した図であり、外フラップを若干倒した状態を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱の底壁を閉じる際の手順を示した図であり、手指で折込部を折り込んだ状態を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱の底壁を閉じる際の手順を示した図であり、差込片を差込穴に差し込む過程を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱の底壁を閉じる際の手順を示した図であり、差込片を差込穴に差し込んだ状態を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱の差込穴に対する差込片の係止状態を内フラップの内側から視た平面図である。 本発明の第2実施形態に係る包装箱のブランクシートを示した図である。 本発明の第2実施形態に係る包装箱の内フラップの差込穴を示した下面図である。 本発明の第2実施形態に係る包装箱の1つの差込穴を示した拡大下面図である。 本発明の第2実施形態に係る包装箱の差込穴に対する差込片の係合状態を示した下面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
以下の説明において、前後左右方向は、各実施形態の包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、本発明の包装箱の構成を限定するものではない。なお、各実施形態では、ロック構造を底壁に設けたものを例にして説明する。また、各実施形態において、同一の部分には同様の符号を付し、詳細な説明は省略する。
(第1実施形態)
本実施形態の包装箱1は、図1に示すように、角筒状の胴部10と、胴部10の縁部となる下縁部に連設された底壁20と、胴部10の上縁部に連設された頂壁30と、を備えている。本実施形態の包装箱1は、A式の段ボール箱である。底壁20は、後記するように、内フラップ22と外フラップ21とからなり、内フラップ22に形成された差込穴24に、外フラップ21に形成された差込片23を差し込むことで、内フラップ22と外フラップ21とが係止されるように構成されている。差込片23及び差込穴24は、ロック構造を構成している。
包装箱1は、図2に示すように、段ボール製のシートを切り抜いたブランクシートSを各罫線において山折りまたは谷折りすることで形成される。図2に示すブランクシートSは内面側が見えるように配置されている。
ブランクシートSの各罫線(折線)は、ブランクシートSの表面を押し込んで形成された線状の溝(押罫)である。なお、罫線に切れ込みを形成してもよい。このようにすると、罫線においてブランクシートSを折り曲げ易くなる。
胴部10は、図1に示すように、前後一対の端壁11,12と、左右一対の側壁13,14と、を有している。前端壁11,後端壁12及び左側壁13,右側壁14は、それぞれ四角形の側板である。
前端壁11の左縁部には、罫線を介して左側壁13が連設されている。また、前端壁11の右縁部には、罫線を介して右側壁14が連設されている。また、左側壁13の後縁部には、罫線を介して後端壁12が連設されている。また、右側壁14の後縁部には、罫線を介して帯状の接合片15が連設されている。接合片15は、後端壁12の右端部の内面にホットメルト等の接着手段によって接合されている。
そして、ブランクシートS(図2参照)を各罫線で折り曲げると、前端壁11,後端壁12、左側壁13,右側壁14によって、四角形の角筒状の胴部10が形成される。
底壁20は、図3に示すように、胴部10の下側開口部を閉じている。底壁20は、前端壁11,後端壁12の下縁部L11,L12に連設された前後一対の下側外フラップ21,21と、左側壁13,右側壁14の下縁部L13,L14に連設された左右一対の下側内フラップ22,22と、を備えている。前後一対の下側外フラップ21,21は、左右一対の下側内フラップ22,22の前部外面及び後部外面に重ねられている。
前側の下側外フラップ21は、前端壁11の下縁部L11から後方に向けて延びている。後側の下側外フラップ21は、後端壁12の下縁部L12から前方に向けて延びている。
各下側外フラップ21,21の先端部には、左右一対の差込片23,23が形成されている(図2参照)。各差込片23は、図3に示すように、各下側内フラップ22に設けられた各差込穴24に対して差し込まれている。各差込片23が各差込穴24に差し込まれることで、底壁20の閉じられた状態が維持されている。
差込片23は、図4に示すように、左右で対称形状である。差込片23は、外縁部が全体的に略円弧状に形成されており、差込穴24(図5参照)に対して差し込み易い形状とされている。差込片23の左右方向の内側部23aは、他方の内側部23aに向けて鈎状に突出形成されている。内側部23aの突出端は、弧状に形成されている。内側部23aは、差込穴24に差込片23を差し込んだ状態で、差込穴24の縁部に係止される(図7参照)。
差込片23の左右方向の外側部23bは、図4に示すように、外側方に向けて円弧状に膨出形成されている。外側部の端部には、溝部23cが形成されている。溝部23cは、前端壁11の下縁部L11の中央部に向けて延在するように切り込まれている。溝部23cは、外側部23bの外縁部の一部を形成している。
下側外フラップ21の中央部には、左右方向に延びる第一折曲げ誘導線L41(罫線)が形成されている。第一折曲げ誘導線L41は、ブランクシートSの表面(内面)を押し込んで形成された線状の溝(押罫)である。第一折曲げ誘導線L41は、左右方向において差込片23,23の間に位置している。第一折曲げ誘導線L41は、前端壁11の下縁部L11に平行に形成されている。
第一折曲げ誘導線L41の両端部には、左右一対の第二折曲げ誘導線L42,L42が接続されている。第二折曲げ誘導線L42,L42は、第一折曲げ誘導線L41の両端部から前端壁11の下縁部L11の両端部近傍となる左右縁部21a,21aに延在している。すなわち、下側外フラップ21のうち、第一折曲げ誘導線L41、第二折曲げ誘導線L42,L42及び下縁部L11で囲まれた領域は、台形になっている。
下側外フラップ21において、差込片23,23の間には、折込部25が形成されている。折込部25は、第一折曲げ誘導線L41と、第一折曲げ誘導線L41の端部から左右の差込片23,23の内縁部に沿って延びる左右一対の第三折曲げ誘導線L43と、第三折曲げ誘導線L43の前端部同士を繋ぐ先端縁部25aと、によって区画される逆台形状の領域である。折込部25は、後記するように折り込まれることで変形する部分である。
折込部25の左右側部には、第一折曲げ誘導線L41の端部を起点とする誘導線L44,L44が形成されている。誘導線L44,L44は、先端縁部25aに向けて第三折曲げ誘導線L43との間隔が広がるように延在している。これによって、折込部25の左右側部には、第三折曲げ誘導線L43と、誘導線L44と、先端縁部25aとで区画される三角形状の領域が形成されている。この三角形状の領域は、折込部25の折り込み時に、差込片23,23との境界をなす側壁として機能する。
このような折込部25は、差込片23を差込穴24に差し込む際に、手指で折り込まれる。折込部25は、手指で折り込まれることによって、差込片23,23を内側に引っ張り、差込片23,23同士を近づけるように機能する。折り込まれる際に、折込部25は、第一折曲げ誘導線L41で山折りされるとともに、第三折曲げ誘導線L43,L43が山折りされ、その内側の誘導線L44,L44が谷折りされる。これらの折込みによって、折込部25は、差込片23,23との間に三角形状の側壁を形成して、差込片23,23の間において凹状に変形する。その結果、差込片23,23同士が内側方向に相互に引き寄せられるようになっている。
左側の下側内フラップ22は、左側壁13の下縁部L13から右方に向けて延びている。右側の下側内フラップ22は、右側壁14の下縁部L14から左方に向けて延びている。左右の下側内フラップ22,22は、中央部で突き合わされている。なお、左右の下側内フラップ22,22は、中央部で突き合わされるものに限られることはなく、中央部に隙間を有する状態で閉じられるものであってもよい。
各下側内フラップ22,22の前部及び後部には、図3に示すように、左右一対の差込穴24,24が形成されている。各差込穴24は、下側外フラップ21,21の各差込片23に対応して設けられており、各差込穴24を折り曲げると、各差込片23が差し込まれる穴が開口する。
差込穴24は、図5,6に示すように、差込穴折曲げ誘導線241と、第一破断誘導線242と、第二破断誘導線243と、第三破断誘導線244と、で構成されている。差込穴折曲げ誘導線241は、直線状を呈している。差込穴折曲げ誘導線241は、ブランクシートSの表面(内面)を押し込んで形成された線状の溝(押罫)である。差込穴24は、各破断誘導線242,243,244で破断されつつ、差込穴折曲げ誘導線241で山折りされることで、穴を開口する。
第一破断誘導線242、第二破断誘導線243及び第三破断誘導線244は、いずれも切れ込みを断続的に形成した線である。各破断誘導線242,243,244の切れ込みの間隔や形状は限定されるものではない。
第一破断誘導線242は、下面視で波状(略S字状)を呈している。第一破断誘導線242は、差込穴折曲げ誘導線241に直交する方向(図6のX1方向)に間隔を空けて差込穴折曲げ誘導線241と対向するように配置されている。第一破断誘導線242は、図6に示すように、差込穴折曲げ誘導線241に向けて凸状に湾曲する凸状部242aと、差込穴折曲げ誘導線241に向けて凹状に湾曲する凹状部242bと、を備えている。第一破断誘導線242の一端部245は、図5に示すように、下側内フラップ22,22同士の突合せ部22aに向けて延びている。また、第一破断誘導線242の他端部246は、下側内フラップ22の縁部22bに向けて延びている。
第二破断誘導線243は、差込穴折曲げ誘導線241の一端から第一破断誘導線242まで延在している。図6に示すように、第二破断誘導線243は、差込穴折曲げ誘導線241に対して鈍角となる角度α1をなしている。第二破断誘導線243の延在端は、第一破断誘導線242の一端側に一端部245を残して接続している。
第三破断誘導線244は、差込穴折曲げ誘導線241の他端部に連続して第一破断誘導線242まで延在している。第三破断誘導線244は、差込穴折曲げ誘導線241に対して鈍角となる角度α2をなしている。角度α2は前記角度α1よりも大きい角度に設定されている。なお、角度α2は、前記角度α1と同じ角度としてもよく、また、前記角度α1よりも小さい角度としてもよい。
このような差込穴24は、図6に示すように、下側内フラップ22の延在方向Y1(下側内フラップ22の長手方向、前後方向)に対して、差込穴折曲げ誘導線241が傾斜するように下側内フラップ22に形成されている。図6において、差込穴折曲げ誘導線241に直交する一点鎖線で示した矢印X1は、差込片23が差し込まれる方向(差し込み方向)である。つまり、差込片23が差し込まれる方向は、下側内フラップ22の延在方向Y1に対して傾斜しており、下側内フラップ22の延在方向Y1と異なっている。差込片23は、差し込み当初、差込穴24に対して矢印X1方向に差し込まれ、その後、延在方向Y1に対する傾斜角度が次第に小さくなりながら差込穴24に挿入される。延在方向Y1に対する差込片23の傾斜角度は、差し込む過程で折込部25が平らに戻るにつれて変化する。つまり、延在方向Y1に対する差込片23の傾斜角度は、差し込む過程で一定ではない。
差込穴24は、前記矢印X1を基準として、差込穴折曲げ誘導線241の幅をM1、第一破断誘導線242の幅をM3、第二破断誘導線243と第一破断誘導線242との接続部から第一破断誘導線242の他端部までの幅をM2とした場合に、次の関係に設定されている。つまり、M1<M3であり、差込穴折曲げ誘導線241の幅よりも第一破断誘導線242の幅が大きくなっている。また、M1<M2であり、差込穴折曲げ誘導線241の幅よりも第二破断誘導線243と第一破断誘導線242との接続部から第一破断誘導線242の他端部までの幅が大きくなっている。さらに、M1<M2<M3の関係を有している。
なお、差込穴24の一端部には、第一破断誘導線242の一端部245と第二破断誘導線243とが破断することによって、図6において破線248で示す折線が形成される。つまり、一端部245と第二破断誘導線243と破線248とで区画される三角形状の領域が、破線248で山折りされて下方へ傾斜することで、差込穴の一部として開口するようになっている。破線248で示す折線は、予め押罫等によって形成してもよい。
頂壁30は、図1に示すように、胴部10の上側開口部を閉じている。頂壁30は、前端壁11及び後端壁12の上縁部に連設された前後一対の上側内フラップ31,31を備えている。また、頂壁30の外面(上面)には、左側壁13,右側壁14の上縁部に連設された左右一対の上側外フラップ32,32が重ねられている。
前側の上側内フラップ31は、四角形の平板であり、前端壁11の上縁部から後方に向けて延びている。前側の上側内フラップ31によって、胴部10の上側開口部の前部側の一部が塞がれている。
後側の上側内フラップ31は、四角形の平板であり、後端壁12の上縁部から前方に向けて延びている。後側の上側内フラップ31によって、胴部10の上側開口部の後部側の一部が塞がれている。
左側の上側外フラップ32は、四角形の平板であり、左側壁13の上縁部から右方に向けて延びている。この上側外フラップ32によって、胴部10の上側開口部の左半分が塞がれている。
右側の上側外フラップ32は、四角形の平板であり、右側壁14の上縁部から左方に向けて延びている。この上側外フラップ32によって、胴部10の上側開口部の右半分が塞がれている。
左右の上側外フラップ32,32の端縁部同士は、左右方向の中央部で突き合わされ、図示しない粘着テープ等で接合される。なお、左右の上側外フラップ32,32は、中央部で突き合わされるものに限られることはなく、中央部に隙間を有して閉じられるものであってもよい。
次に、包装箱1の底壁20を閉じる際の手順について説明する。
図8に示すように、まず、底壁20を上側にして、左右の下側内フラップ22,22を折り曲げて突き合わせた後、下側外フラップ21を前端壁11の下縁部L11に沿って内側に倒し込む。
その後、図9に示すように、第一折曲げ誘導線L41を境にして上下に手をあてがう。この場合、例えば、第一折曲げ誘導線L41から下縁部L11までの領域に親指を当てつつ、第一折曲げ誘導線L41から先端部側となる折込部25に残りの指を当てるように配置するのがよい。そして、あてがった手で上側外フラップ21を掴むようにして手指に力を加える。
そうすると、折込部25が、第一折曲げ誘導線L41で山折りされるとともに、第三折曲げ誘導線L43が山折りされ、内側の誘導線L44,L44が谷折りされる。これらの折込みによって、折込部25が、差込片23,23の間に凹状に変形する。差込片23,23の間に折込部25が凹状に変形すると、その作用で差込片23,23同士が内側方向に引き寄せられ、その結果、図10に示すように、差込片23,23が第二折曲げ誘導線L42,L42で山折りされて、差込片23,23の先端部が差込穴24,24に向かうように姿勢が変更される。
その後、差込穴24,24を箱の内側に押し開くように差込片23,23を差込穴24,24にあてがい、図11に示すように、差込片23,23の略全体を差込穴24,24に差し込む。この場合、差込片23,23の先端部が差込穴24,24にある程度差し込まれたら、第一折曲げ誘導線L41及びその周辺を手のひらで押圧するとよい。このような押圧で、折込部25が平らに戻り、その過程で差込片23,23が差込穴24,24にスムーズに差し込まれる。
差込穴24,24に差込片23,23が差し込まれると、図7,図12に示すように、差込片23の内側部23aが、差込穴24の縁部となる第一破断誘導線242の一端部245周りに係止される。また、図7に示すように、溝部23cが第一破断誘導線242の他端部246の近傍を上下に跨ぐように位置し、溝部23cに連続する縁部23dが他端部246の近傍部分に外面側から当接する。これによって、溝部23cを境にして、差込片23の溝部23cに連設される部分と縁部23dとによって、第一破断誘導線242の他端部246の近傍部分が上下方向に挟持される。また、第一破断誘導線242の凸条部242aが差込片23の対応する部分に外面側から当接する。これらの係止や当接は、差込片23の抜け防止に寄与する。
また、差込片23は、折込部25の形成による立体的な動きで差込穴24に差し込まれるので、差込部24から抜け難くなっている。なお、差込片23を差込穴24から抜く場合には、折込部25を変形させて差込片23の向きを変える必要がある。
以上説明した本実施形態の包装箱1によれば、下側外フラップ21に形成された差込片23,23は、第二折曲げ誘導線L42,L42で折り曲げられ、下側外フラップ21の延在方向Y1に対して傾斜する方向(矢印X1方向)で下側内フラップ22の差込穴24に差し込まれる。つまり、本実施形態の包装箱1では、差込穴24に対する差込片23の差し込み方向X1が、下側外フラップ21の延在方向Y1と異なる方向となっているので、差し込み後に、外力が作用して下側外フラップ21の延在方向Y1に差込片23が引っ張られても、差込片23が差込穴24に引っ掛かり易く、抜け難い。したがって、底壁20の閉状態を好適に維持することができる。
また、差込片23,23の間に折込部25を凹状に変形すると、その作用で差込片23,23が第二折曲げ誘導線L42,L42で山折りされ、差込片23,23同士が内側方向に引き寄せられる。したがって、差込片23,23を差込穴24,24に差し込み易い姿勢に変化させることができる。
これにより、差込片23を差込穴24に容易に差し込むことができ、底壁20の閉作業をスムーズに行うことができる。
(第2実施形態)
次に、図13~図16を参照して第2実施形態の包装箱について説明する。本実施形態では、差込穴24Aの形状を第1実施形態で説明したものと異ならせている。
具体的に、差込穴24Aは、図13~図16の各図に示すように、下側内フラップ22の延在方向Y1(下側内フラップ22の長手方向、前後方向)と平行に形成された第二破断誘導線243を備えている。
なお、第二破断誘導線243は、図15に示すように、差込穴折曲げ誘導線241に対して、第1実施形態と同様に鈍角となる角度α3をなしている。また、第三破断誘導線244は、差込穴折曲げ誘導線241に対して鈍角となる角度α4をなしている。角度α4は前記角度α3よりも大きい角度に設定されている。なお、角度α4は、前記角度α3と同じ角度としてもよく、また、前記角度α3よりも小さい角度としてもよい。
また、差込穴24Aは、差込穴折曲げ誘導線241に直交する矢印X1方向を基準としたときに、各部の幅が第1実施形態と同様の関係となっている。すなわち、差込穴折曲げ誘導線241の幅をM1、第一破断誘導線242の幅をM3、第二破断誘導線243と第一破断誘導線242との接続部から第一破断誘導線242の他端部までの幅をM2とした場合に、M1<M3であり、また、M1<M2である。さらに、M1<M2<M3の関係を有している。
なお、差込穴24Aの第一破断誘導線242は、図15に示すように、全体が凸状部242aとなっている。また、第一破断誘導線242の他端部247は、円弧状に形成されている。
本実施形態の包装箱1によれば、第1実施形態で説明した作用効果と同様の作用効果を奏する。
また、本実施形態では、第二破断誘導線243が下側内フラップ22の延在方向Y1と平行に形成されているので、その分、差込穴折曲げ誘導線241の幅が第1実施形態のものに比べて小さくなっている。したがって、差込穴折曲げ誘導線241に基づいて、差込穴24が折れ曲り易く、差込片23の差し込み作業が行い易くなっている。したがって、底壁20を閉じる際の作業性に優れる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
例えば、差込片23と差込穴24とによる係止は、前端壁11側や後端壁12側のいずれか一方にだけ設けてもよい。
また、前記各実施形態では、差込片23及び差込穴24(24A)によるロック構造を底壁20に設けたが、これに限られることはなく、当該ロック構造を頂壁30に設けてもよい。また、底壁20及び頂壁30の両方にロック構造を設けてもよい。
また、差込片23において、鈎状に突出する内側部23aは、必ずしも設けなくてもよい。内側部23aが形成されていない場合でも、下側外フラップ21の延在方向Y1に対して傾斜する方向に差込片23が差込穴24,24Aに差し込まれるため、差し込み後に、外力が作用して下側外フラップ21の延在方向Y1に差込片23が引っ張られても、差込片23が差込穴24,24Aに引っ掛かり易く、抜け難くなっているからである。
また、差込片23の形状は、適宜の形状とすることができる。また、差込穴24,24Aは、スリット状であってもよい。
また、折込部25は、逆台形状のものに限られることはなく、折り込まれること(変形すること)で差込片23,23が内側に引き寄せられる作用をなすものであれば、適宜の形状のものを採用することができる。
本実施形態の包装箱1は段ボール製であるが、各種公知の板紙によって包装箱を形成してもよい。
1 包装箱
10 胴部
11 前端壁(端壁)
12 後端壁(端壁)
13 左側壁(側壁)
14 右側壁(側壁)
20 底壁
21 下側外フラップ(外フラップ)
22 下側内フラップ(内フラップ)
23 差込片
24 差込穴
24A 差込穴
25 折込部
25a 先端縁部
30 頂壁
L11 下縁部(縁部)
L41 第一折曲げ誘導線
L42 第二折曲げ誘導線
L43 第三折曲げ誘導線
Y1 延在方向
X1 差し込み方向

Claims (2)

  1. 前後一対の端壁及び左右一対の側壁を有する胴部と、
    前記胴部の下側開口部を閉じている底壁と、
    前記胴部の上側開口部を閉じている頂壁と、を備え、
    前記底壁及び前記頂壁の少なくとも一方の壁は、前記両側壁の縁部に連設された左右一対の内フラップと、前記両端壁の縁部に連設され、前記内フラップの外面に重ねられた前後一対の外フラップと、を備え、
    前記外フラップの先端部には、左右一対の差込片が形成されており、
    前記内フラップには、前記差込片が差し込まれる差込穴が形成されており、
    前記外フラップの中央部には、前記端壁の前記縁部に平行な第一折曲げ誘導線と、前記第一折曲げ誘導線の端部に接続され前記縁部の両端部近傍に向けて斜めに延在する左右一対の第二折曲げ誘導線と、が形成されており、
    前記差込片は、前記第二折曲げ誘導線によって前記差込穴に向けて折り曲げられ、前記外フラップの延在方向に対して傾斜する方向で前記差込穴に差し込まれており、
    前記差込片の内側部は、他方の前記差込片の前記内側部に向けて鈎状に突出形成されており、前記差込穴に前記差込片を差し込んだ状態で前記差込穴の縁部に係止されていることを特徴とする包装箱。
  2. 前後一対の端壁及び左右一対の側壁を有する胴部と、
    前記胴部の下側開口部を閉じている底壁と、
    前記胴部の上側開口部を閉じている頂壁と、を備え、
    前記底壁及び前記頂壁の少なくとも一方の壁は、前記両側壁の縁部に連設された左右一対の内フラップと、前記両端壁の縁部に連設され、前記内フラップの外面に重ねられた前後一対の外フラップと、を備え、
    前記外フラップの先端部には、左右一対の差込片が形成されており、
    前記内フラップには、前記差込片が差し込まれる差込穴が形成されており、
    前記外フラップの中央部には、前記端壁の前記縁部に平行な第一折曲げ誘導線と、前記第一折曲げ誘導線の端部に接続され前記縁部の両端部近傍に向けて斜めに延在する左右一対の第二折曲げ誘導線と、が形成されており、
    前記差込片は、前記第二折曲げ誘導線によって前記差込穴に向けて折り曲げられ、前記外フラップの延在方向に対して傾斜する方向で前記差込穴に差し込まれており、
    左右一対の前記差込片の間には、前記差込片同士を近づけるための折込部が形成されており、
    前記折込部は、
    前記第一折曲げ誘導線と、前記第一折曲げ誘導線の端部から左右一対の前記差込片の内縁部に沿って延びる左右一対の第三折曲げ誘導線と、左右一対の前記第三折曲げ誘導線の前端部同士を繋ぐ前縁部と、によって区画されており、
    前記第一折曲げ誘導線及び左右一対の前記第三折曲げ誘導線を介して左右一対の前記差込片の間に凹状に折り込まれることを特徴とする包装箱。
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