JP6531024B2 - 包装箱 - Google Patents

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Description

本発明は、簡単に開梱できる包装箱に関する。
従来のこの種の包装箱は、全体として直方体状に形成されており、天面と、この天面と同形で対向する底面と、天面と底面との間を繋ぐ前面、背面及び一対の側面とを有している。そして、この包装箱は、内容物が見えるようにして店頭で展示するため、前面及び背面に切断線を形成し、この切断線から切断することで天面を除去するようにしている。
例えば、特開2014−037254号公報にあるように『連続した3以上の壁部を有する囲繞壁と、前記囲繞壁の壁部に連設した壁部からなり前記囲繞壁の両端開口を閉塞する封緘壁とを備えた紙製容器において、前記囲繞壁の壁部のうちの第1壁部に設けられ、上向きに破断操作される操作部と、前記第1壁部の左右方向の側部から前記操作部に向けて内側上方向に傾斜して延び、前記操作部の操作により前記第1壁部を谷折りさせる補助折曲線と、前記操作部から前記補助折曲線の左右方向の外側端部に向けて延び、前記操作部の操作により前記操作部側から前記第1壁部を破断する第1破断線と、前記第1破断線の端部から、前記第1壁部に連設した前記封緘壁の壁部のうちの第2壁部の先端縁または前記第1壁部の上端縁にかけて延び、前記操作部の操作により前記第1破断線に沿った前記第1壁部の破断に続いて、前記第2壁部または前記第1壁部を破断する第2破断線と、を備えることを特徴とする紙製容器。』が開示されている。
特開2014−037254号公報
しかしなから、上記紙製容器では、操作部を引き上げて破断させる際に、第1破断線の途中から上方に破れが走ってしまい、その結果、天面が中途半端に破断されるという事態が起こりうる。
また、第1破断線がうまく切断できたとしても、次に第2破断線を破断しなければならず、1アクションで天面を除去することができない。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたもので、天面を確実に1アクションで離断することができる包装箱を提供することを目的としている。
本発明に係る包装箱は、矩形状の天面と、矩形状の前面と、前記天面と同形の底面と、前記前面と同形の背面とがこの順序で一連に連設されており、前記天面の両サイドには天面側側面が、前記前面の両サイドには前面側継ぎ代が、前記底面の両サイドには底面側側面が、前記背面の両サイドには背面側継ぎ代がそれぞれ連設されており、前記天面の前面及び天面側側面が連設されていない辺には天面側継ぎ代が連設されており、天面と底面とを対向させるとともに、前面と背面とを対向させ、かつ天面側側面の一方と底面側側面の一方とを天面側側面の他方と底面側側面の他方と対向させることで直方体状に形成され、前記前面、前面側継ぎ代、背面及び背面側継ぎ代には、天面、天面側側面、前面の天面側及び背面の天面側を他の部分から離断させるための切断線が形成された包装箱であって、 前記切断線は、前面及び背面の略中央部に形成された手掛け穴を構成する第1の切断線と、この第1の切断線の両サイドから前面、背面の端部まで形成される第2の切断線と、この第2の切断線から連続して前面側継ぎ代、背面側継ぎ代に形成される第3の切断線とを有しており、
前記前面及び背面には、第1の切断線より天面側に向かって凸となった第1の補助折線と、この第1の補助折線より両サイド側で、天面と前面及び背面との角部に向かって傾斜した第2の補助折線とが設けられており、
第1の切断線を切断して手掛け穴とし,この手掛け穴から天面方向に向かって引き上げると、第1の補助折線から上方向に折れ曲がって第2の切断線が切断されるとともに、第2の補助折線が外方向に向かって突出することで、前面側継ぎ代及び背面側継ぎ代に形成された第3の切断線が内側に向かって切断されるようになっている。
また、前記第1の補助折線は、天面側に向かって凸となった2つの円弧状の罫線となっている。
また、前記第1の補助折線は、天面側に向かって凸となった2つの小型の円弧状の罫線と、この2つの小型の円弧状の罫線の両端を始点とし、2つの小型の円弧状の罫線より天面側に位置し、かつ2つの小型の円弧状の罫線に被さる1つの大型の円弧状の罫線とからなる構成にすることもできる。
なお、前記第2の切断線には、段部が形成されているとさらによい。
本発明に係る包装箱は、手掛け穴に手を入れ、上方向、すなわち天面側に向かって前面及び背面を引き上げると、第1の切断線から、その両サイドに続く第2の切断線が切断され始め、第1の補助折線が内側に向かって折れ曲がり始める。
さらに、前面及び背面を引き上げると、第2の切断線は、段部をも切断する。
これにより、第2の補助折線が外側に向かって折れ曲がり始め、天面側側面に連接された前面側継ぎ代の上半分が内側に引き込まれる。この際、前面側継ぎ代の下半分は、底面側側面に接着されているから、第3の切断線が確実に切断される。
このようにして、天面、前面の上半分(前面側継ぎ代上半分を含む)、背面の上半分(背面側継ぎ代の上半分を含む)が1アクションで離断される。
この天面等の離断の際、第1の補助折線が内側に折れ曲がるため、第2の切断線の切断を誘発し、それも段部をも含めての切断を誘発するため、切断が容易になるというメリットがある。
また、第1の補助折線の内側への折れ曲がりによって、手掛け穴から上方へと向かう破れが発生しにくくなるというメリットもある。
本発明の第1の実施の形態に係る包装箱の概略的斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る包装箱の概略的展開図である。 本発明の第1の実施の形態に係る包装箱に手掛け穴が形成された状態を示す概略的斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る包装箱に形成された手掛け穴から天面方向に向かって引き上げて、第2の切断線及び第3の切断線を切断している状態を示す概略的斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る包装箱の概略的斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る包装箱の概略的正面図実施の形態に係る 本発明の第4の実施の形態に係る包装箱の概略的正面図実施の形態に係る
本発明の実施の形態に係る包装箱1000は、矩形状の天面100と、矩形状の前面200と、前記天面100と同形の底面300と、前記前面200と同形の背面400とがこの順序で一連に連設されており、前記天面100の両サイドには天面側側面110A、110Bが、前記前面200の両サイドには前面側継ぎ代210A、210Bが、前記底面300の両サイドには底面側側面310A、310Bが、前記背面400の両サイドには背面側継ぎ代410A、410Bがそれぞれ連設されており、前記天面100の前面200及び天面側側面110A、110Bが連設されていない辺には天面側継ぎ代120が連設されており、天面100と底面300とを対向させるとともに、前面200と背面400とを対向させ、かつ一方の天面側側面110Aと一方の底面側側面310Aとを他方の天面側側面110Bの他方の底面側側面310Bと対向させることで直方体状に形成され、前記前面200、前面側継ぎ代210A、210B、背面400及び背面側継ぎ代410A、410Bには、天面100、天面側側面110A、110B、前面200の天面100側及び背面400の天面100側を他の部分から離断させるための切断線500が形成された包装箱であって、
前記切断線500は、前面200及び背面400の略中央部に形成された手掛け穴700を構成する第1の切断線510と、この第1の切断線510の両サイドから前面200、背面400の端部まで形成される第2の切断線520A、520Bと、この第2の切断線520A、520Bから連続して前面側継ぎ代210A、210B、背面側継ぎ代410A、410Bに形成される第3の切断線530A、530Bとを有しており、
前記前面200及び背面400には、第1の切断線510より天面100側に向かって凸となった第1の補助折線610と、この第1の補助折線610より両サイド側で、天面100と前面200及び背面400との角部に向かって傾斜した第2の補助折線620A、620Bとが設けられており、
第1の切断線510を切断して手掛け穴700とし,この手掛け穴700から天面100方向に向かって引き上げると、第1の補助折線610から上方向に折れ曲がって第2の切断線620A、620Bが切断されるとともに、第2の補助折線620A、620Bが外方向に向かって突出することで、前面側継ぎ代210A、210B及び背面側継ぎ代410A、410Bに形成された第3の切断線530A、530Bが内側に向かって切断されるようになっている。
この包装箱1000は、図2に示すような段ボールから組み立てられている。この包装箱1000は、天面100と底面300とが同形で対向し、前面200と背面400とが同形で対向している。また、この包装箱1000は、天面側側面110Aと底面側側面310Aとからなる一方の側面と、天面側側面110Bと底面側側面310Bとからなる他方の側面とが同形で対向している。
前記天面100は長方形状に形成されている。また、前面200も長方形に形成されているが、天面100と比較して短辺側がかなり短く設定されている。このため、この包装箱1000は、図1に示すように、薄型の直方体状に形成されることになり、図1に示す状態で缶飲料を立てた状態で格納するのに適している。なお、この包装箱1000が缶飲料のみを格納するものでないことはいうまでもなく、他の物品を格納するのにも利用されることは当然である。
前記天面100の一対の短辺からは、天面側側面110A、110Bがそれぞれ延設されている。この天面側側面110A、110Bの短辺の長さ寸法は、前記前面200の短辺の長さ寸法の1/2より若干短く設定されている。また、この天面側側面110A、110Bは、短辺が若干傾斜することで略台形状に形成されている。また、天面側側面110A、110Bの角部は丸く形成されている。
また、底面300は、前記天面100と同形に形成されているので、底面300の一対の短辺からは、底面側側面310A、310Bがそれぞれ延設されている。この底面側側面310A、310Bの短辺の長さ寸法は、前記前面200の短辺の長さ寸法の1/2より若干短く設定されている。また、この底面側側面310A、310Bは、短辺が若干傾斜することで略台形状に形成されている。また、底面側側面310A、310Bの角部は丸く形成されている。
一方、前記前面200は、一対の長辺を天面100、底面300と共有することで、天面100と底面300との間に挟まれた状態になっている。この前面200の一対の短辺からは、前面側継ぎ代210A、210Bがそれぞれ延設されている。この前面側継ぎ代210A、210Bは、天面側側面110A、110B及び底面側側面310A、310Bが糊付けされる部分となる。
この前面200及びその両サイドに連設された前面側継ぎ代210A、210Bには、切断線500が形成されている。なお、図1においては、切断線500は破線で示している。
かかる切断線500は、前面200の略中央部に形成された手掛け穴700を構成する第1の切断線510と、この第1の切断線510の両サイドから前面200の端部まで形成される第2の切断線520A、520Bと、この第2の切断線520A、520Bから連続して前面側継ぎ代210A、210Bに形成される第3の切断線530A、530Bとを有している。
なお、第2の切断線520A、520Bをつなぐ第3の補助折線710が形成されている。この第3の補助折線710は、第1の切断線510を切断して手掛け穴700を形成する際に折り曲がる部分である。
前記第3の切断線530A、530Bは、前面側継ぎ代210A、210Bの略中央部分を横切るように形成されている。これは、天面側側面110Aと底面側側面310Aとに接着された前面側継ぎ代210Aが切断される際、第3の切断線530Aより上側は天面側側面110Aに、下側は底面側側面310Aに接着した状態で切断されるようにするためであり、天面側側面110Bと底面側側面310Bとに接着された前面側継ぎ代210Bが切断される際、第3の切断線530Bより上側は天面側側面110Bに、下側は底面側側面310Bに接着した状態で切断されるようにするためである。
なお、この第3の切断線530A、530Bは、鉤状に屈曲した切目が断続するいわゆるジッパー線となっている。
また、前記第1の切断線510は、前面200の略中央部の底面300寄り、すなわち下側に、上方向に開放された台形状に形成されている。この第1の切断線510を切断することで形成された舌片体を第3の補助折線710から内側に押し込むことによって手掛け穴700が形成される。なお、この第1の切断線510は、切目が断続するミシン目となっている。
さらに、前記第2の切断線520A、520Bは、前記第1の切断線510と,第3の切断線530A、530Bとをそれぞれ繋ぐものである。この第2の切断線520A、520Bも切目が断続するミシン目となっている。
第1の切断線510は前面200の下よりに形成され、第3の切断線530A、530Bは前面側継ぎ代210A、210Bの略中央部分を横切るように形成されているので、第2の切断線520A、520Bには、段部540A、540Bがそれぞれ形成されている。この段部540A、540Bが形成されることによって、第1の切断線510と第3の切断線530A、530Bとが繋がるようになっている。
また、前記前面200には、第1の補助折線610と、第2の補助折線620A、620Bとが設けられている。なお、図1、図2及び図3においては、第1の補助折線610は一点鎖線で、第2の補助折線620A、620Bは二点鎖線でそれぞれ示している。
前記第1の補助折線610は、前面200の略中央部に第1の切断線510より天面100側に形成されている。かかる第1の補助折線610は、上側、すなわち天面100側に向かって凸となった2つの円弧状の罫線である。この2つの円弧状の罫線からなる第1の補助折線610は、中央部、すなわち第1の切断線510の中央部と、両端の第2の切断線520A、520Bの段部540A、540Bの部分とをそれぞれ円弧でつなぐようになっている。
一方、前記第2の補助折線620A、620Bは、前面200の天面100側の角部から前記段部540A、540Bに向かって斜め45°で形成されている。
前面200に形成された切断線500と、第1の補助折線610と、第2の補助折線620A、620Bを説明したが、背面400にも前面200と同様の切断線500と、第1の補助折線610と、第2の補助折線620A、620Bとが形成されている。背面400の切断線500等は、包装箱1000として組み立てた場合に前面200の切断線500等と同じようにするため、図2に示す概略的展開図では、前面200のそれらとは上下方向が逆になっている。
この包装箱1000は、次のようにして組み立てられる。
図2に示す状態から、天面100と前面200との境目を山折りする。この状態で底面300の上に商品、例えば缶飲料を立てる。さらに、背面400を底面300との境目で山折りするとともに、天面側継ぎ代120を天面100との境目で山折りして、天面側継ぎ代120を背面400に糊付けする。
さらに、前面側継ぎ代210A、210Bを前面200との境目で山折りするとともに、天面側側面110A、110Bを天面100との境目で山折りし、背面側継ぎ代410A、410Bを背面400との境目で山折りする。
その上、天面側側面110A、110Bを天面100との境目で山折りするとともに、底面側側面310A、310Bを底面300との境目で山折りし、天面側側面110A、110Bと背面側側面310A、310Bとを前面側継ぎ代210A、210B、背面側継ぎ代410A、410Bに糊付けする。
なお、上述の組立手順は、一例であって他の組立手順を排除する意味ではない。
このように構成された包装箱1000の開封手順について図1、第3及び図4を参照しつつ説明する。なお、図1、図3及び図4には前面200は示されているが、背面400は示されていないが、背面400も前面200と同様の操作を行うので、以下では背面400に関しても説明を行う。
まず、図3に示すように、前面200及び背面400の第1の切断線510を切断し、前面200及び背面400に手掛け穴700を形成する。このさい、第1の切断線510から切断された部分は内側に押し込んでも、外側に出してもかまわないが、内側に押し込む方が容易である。
このようにして形成した手掛け穴700に手を入れ、斜め上方向、すなわち天面100側に向かって前面200及び背面400を引き上げる。
すると、第1の切断線510から、その両サイドに続く第2の切断線520A、520Bが切断され始める。それとともに、第1の補助折線610が内側に向かって折れ曲がり始める。
さらに、前面200及び背面400を引き上げると、第2の切断線520A、520Bは、段部540A、540Bをも切断される。すると、図4に示すように、第2の補助折線520A、520Bが外側に向かって折れ曲がり始める。この第2の補助折線520A、520Bの外側への折れ曲がりが生じると、天面側側面210A、210Bに接着された前面側継ぎ代210A、210Bの上半分(第3の切断線530A、530Bより上側)が内側に引き込まれる。この際、前面側継ぎ代210A、210Bの下半分(第3の切断線530A、530Bより下側)は、底面側側面310A、310Bに接着されているから、第3の切断線530A、530Bが確実に切断される。
このようにして、前面200及び背面400の第1の切断線510と、第2の切断線520A、520Bと、第3の切断線530A、530Bとが切断されると、天面100、前面200の上半分(前面側継ぎ代210A、210Bの上半分を含む)、背面400の上半分(背面側継ぎ代410A、410Bの上半分を含む)が1アクションで離断される。
この天面100等の離断の際、2つの円弧状の罫線からなる第1の補助折線610が内側に折れ曲がるため、第2の切断線520A、520Bの切断を誘発し、それも段部540A、540Bをも含めての切断を誘発するため、切断が容易になるというメリットがある。
上述した第1の補助折線610の内側への折れ曲がりによって、手掛け穴700から上方へと向かう破れが発生しにくくなるというメリットもある。
また、第2の切断線520A、520Bに段部540A、540Bが形成されているため、第2の補助折線620A、620Bの外側に向かっての折れ曲がりが誘発される。
さらに、第2の補助折線620A、620Bが外側に向かって折れ曲がるため、第3の切断線530A、530Bの切断が容易になるというメリットがある。
上述した第1の実施の形態に係る包装箱1000では、第1の補助折線610を前面200の略中央部に第1の切断線510より天面100側で、かつ天面100側に向かって凸となった2つの円弧状の罫線から構成されるとした。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図5に示す第2の実施の形態に係る包装箱1000の第1の補助線610αのように、天面100側に向かって凸となった2つの小型の円弧状の罫線610α−1と、この2つの小型の円弧状の罫線610α−1の両端を始点とし、2つの小型の円弧状の罫線より天面100側に位置し、かつ2つの小型の円弧状の罫線610α−1に被さる1つの大型の円弧状の罫線610α−2とから構成とすることもできる。 この2つの小型の円弧状の罫線610α−1と、1つの大型の円弧状の罫線610α−2とから構成される第1の補助線610αであると、2つの小型の円弧状の罫線610α−1は山折り状に、1つの大型の円弧状の罫線610α−2は谷折り状に折れて、第2の切断線520A、520B及び断部540A、540Bが確実に切断できるというメリットがある。
また、図6に示す第3の実施の形態のように、第1の補助折線610βを天面100側に向かって凸となった台形状の罫線とすることも可能であるし、図7に示す第4の実施の形態のように、第1の補助折線610γを天面100側に向かって凸となった三角形状の罫線とすることも可能である。
このように曲線ではなく直線の罫線を組み合わせた第1の補助曲線610β、610γには、上述した第1の補助曲線610、610αと同じながら、直線状の罫線であるため、加工の際に谷折り加工がしやすいというメリットがある。
なお、上述した第1の補助曲線610α、610β、610γは、前面200だけでなく、背面400に形成することができることはいうまでもない。
100 天面
110A 天面側側面
110B 天面側側面
120 天面側継ぎ代
200 前面
210A 前面側継ぎ代
210B 前面側継ぎ代
300 底面
310A 底面側側面
310B 底面側側面
400 背面
410A 背面側継ぎ代
410B 背面側継ぎ代
500 切断線
510 第1の切断線
520A 第2の切断線
520B 第2の切断線
530A 第3の切断線
530B 第3の切断線
610 第1の補助折線
620A 第2の補助折線
620B 第2の補助折線
700 手掛け穴

Claims (4)

  1. 矩形状の天面と、矩形状の前面と、前記天面と同形の底面と、前記前面と同形の背面とがこの順序で一連に連設されており、前記天面の両サイドには天面側側面が、前記前面の両サイドには前面側継ぎ代が、前記底面の両サイドには底面側側面が、前記背面の両サイドには背面側継ぎ代がそれぞれ連設されており、前記天面の前面及び天面側側面が連設されていない辺には天面側継ぎ代が連設されており、天面と底面とを対向させるとともに、前面と背面とを対向させ、かつ天面側側面の一方と底面側側面の一方とを天面側側面の他方と底面側側面の他方と対向させることで直方体状に形成され、前記前面、前面側継ぎ代、背面及び背面側継ぎ代には、天面、天面側側面、前面の天面側及び背面の天面側を他の部分から離断させるための切断線が形成された包装箱において、
    前記切断線は、前面及び背面の略中央部に形成された手掛け穴を構成する第1の切断線と、この第1の切断線の両サイドから前面、背面の端部まで形成される第2の切断線と、この第2の切断線から連続して前面側継ぎ代、背面側継ぎ代に形成される第3の切断線とを有しており、
    前記前面及び背面には、第1の切断線より天面側に向かって凸となった第1の補助折線と、この第1の補助折線より両サイド側で、天面と前面及び背面との角部に向かって傾斜した第2の補助折線とが設けられており、
    第1の切断線を切断して手掛け穴とし,この手掛け穴から天面方向に向かって引き上げると、第1の補助折線から上方向に折れ曲がって第2の切断線が切断されるとともに、第2の補助折線が外方向に向かって突出することで、前面側継ぎ代及び背面側継ぎ代に形成された第3の切断線が内側に向かって切断されることを特徴とする包装箱。
  2. 前記第1の補助折線は、天面側に向かって凸となった2つの円弧状の罫線であることを特徴とする請求項1記載の包装箱。
  3. 前記第1の補助折線は、天面側に向かって凸となった2つの小型の円弧状の罫線と、この2つの小型の円弧状の罫線の両端を始点とし、2つの小型の円弧状の罫線より天面側に位置し、かつ2つの小型の円弧状の罫線に被さる1つの大型の円弧状の罫線とから構成されることを特徴とする請求項1記載の包装箱。
  4. 前記第2の切断線には、段部が形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の包装箱。
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