JP2010159070A - 包装箱 - Google Patents

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JP2010159070A JP2009002480A JP2009002480A JP2010159070A JP 2010159070 A JP2010159070 A JP 2010159070A JP 2009002480 A JP2009002480 A JP 2009002480A JP 2009002480 A JP2009002480 A JP 2009002480A JP 2010159070 A JP2010159070 A JP 2010159070A
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Abstract

【課題】開封して解体した後、扁平に折り畳んだ状態を維持できるようにする。
【解決手段】天板1、一対の側板2及び底板3を角筒状に連設し、側板2の両端から延びる端板5と、天板1及び底板3の両端から延びる端片6とを貼り合わせて封緘し、開封に際しては、天板1を端片6から切り離して開放する包装箱において、前記底板3から延びる端片6に、幅方向の中間部から両底角に至る切目線12aを入れ、解体に際しては、この端片6を切目線12aに沿って切断し、これに伴い、端片6の端板5に貼り付いた部分を底板3から切り離して、折り畳むようにする。折り畳みに際し、底板3の影響を受けることなく、側板2からの端板5の折り曲げを戻して、二つ折りにすることができるので、折畳状態で大きな反発力が作用せず、扁平な折畳状態を維持できる。
【選択図】図5

Description

この発明は、開封後に解体し、折り畳んで廃棄できる包装箱に関するものである。
従来、下記特許文献1には、飲料ボトルの梱包に使用する段ボール製包装箱として、図13に示すものが記載されている。この包装箱は、天板51、一対の側板52及び底板53を継代片54を介して角筒状に連設し、側板52の両端から延びる端板55と、天板51及び底板53の両端から延びる端片56とを重ね合わせて封緘するものである。
この包装箱には、天板51とこれに繋がる端片56との境界に、その両端に亘ってジッパと呼ばれる鉤形の切目が断続した切目線57が入れられ、底板53とこれに繋がる端片56に亘ってカットテープ58が貼着されると共に、底板53に、底角からカットテープ58の位置へ至る斜め方向の折目線59が入れられている。
上記包装箱により飲料ボトルを梱包して、配送後、包装箱を開封する際には、継代片54を側板52から剥がし、天板51と端片56の境界を切目線57に沿って切断することにより、天板51を開いて、天面を開口させる。
また、この包装箱を廃棄する際には、包装箱の天地を反転させて、カットテープ58により底板53及び端片56を切断し、図14に示すように、底板53の四隅を折目線59に沿って折り曲げつつ、端板55及び端片56を内側に折り込むことにより、嵩張らないように折り畳む。
実開昭62−191621号公報
しかしながら、上記のような包装箱では、折り畳みに際し、底板53の四隅を折り曲げつつ、重なり合った端板55及び端片56を内側に折り込むことから、紐掛け等により反発を抑制しなければ、扁平な状態を維持できないという問題がある。
そこで、この発明は、開封して解体した後、扁平に折り畳んだ状態を維持できるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、天板、一対の側板及び底板を角筒状に連設し、側板の両端から延びる端板と、天板及び底板の両端から延びる端片とを貼り合わせて封緘し、開封に際しては、天板を端片から切り離して開放する包装箱において、前記底板から延びる端片に、幅方向の中間部から両底角に至る切目線を入れ、解体に際しては、この端片を切目線に沿って切断し、これに伴い、端片の端板に貼り付いた部分を底板から切り離して、折り畳むようにしたのである。
この発明に係る包装箱では、折り畳みに際し、底板の影響を受けることなく、側板からの端板の折り曲げを戻して、二つ折りにすることができるので、折畳状態で大きな反発力が作用せず、紐掛け等をしなくても、扁平な折畳状態を維持することができ、嵩張らない状態で、回収業者への引き渡し等、廃棄をすることができる。
この発明の第1実施形態に係る包装箱のブランクを示す図 同上の組立状態を示す斜視図 同上の開封過程を示す斜視図 同上の開封状態を示す斜視図 同上の解体過程を示す斜視図 同上の折畳状態を示す斜視図 この発明の第2実施形態に係る包装箱のブランクを示す図 同上の組立状態を示す斜視図 同上の開封過程を示す斜視図 同上の開封状態を示す斜視図 同上の解体過程を示す斜視図 同上の折畳状態を示す斜視図 従来の包装箱の開封過程を示す斜視図 同上の折畳過程を示す斜視図
まず、この発明の第1実施形態を図1乃至図6に基づいて説明する。
この包装箱は、図1に示すような段ボールのブランクから形成されるラップラウンド形式のものである。このブランクでは、天板1の一側に側板2、底板3及び側板2が順次連設され、天板1の他側に継代片4が連設されている。側板2の両端には端板5が、天板1及び底板3の両端には端片6がそれぞれ連設されている。
天板1には、両端に亘って平行な2本の切目線7aが幅方向の中間部に入れられ、2本の切目線7a間に引裂帯7が形成されている。引裂帯7の中央部には、H字状の切目を入れて摘み部7bが設けられ、切目線7aは、鉤状の切目が断続するジッパとされている。
天板1と端片6との境界には、境界の全長に亘って切目線8が入れられ、切目線8は、鉤状の切目が断続するジッパとされている。
天板1の両端に繋がる端片6には、取手穴9が設けられ、引裂帯7の終端から取手穴9にかけて幅方向の中間部に上下方向に延びる1本の切目線10aが入れられると共に、取手穴9から端片6の端縁にかけて幅方向の中間部に上下方向に延びる2本の平行な切目線10bが入れられて、2本の切目線10b間に引裂帯10が形成されている。
天板1と継代片4との境界には、切目線11が全長に亘って入れられ、切目線11は、鉤状の切目が断続するジッパとされている。
底板3の両端に繋がる端片6には、先端縁の中間部から上下方向に2本平行に延びる部分と、これに続いて、底板3側の両方の角へかけて斜め方向に延びる部分とから成る切目線12aが入れられ、その間に引裂片12が形成されている。この端片6の先端側には、引裂片12の摘み部12bが設けられ、切目線12aの傾斜部分は、鉤状の切目が断続するジッパとされている。
端板5には、先端の中央部に突き出した突合部5aが設けられ、その両側に切込を入れて、揺動片5bが設けられている。また、先端の天板1側の部分には、取手穴9に対応した切欠部5cが設けられている。
上記のようなブランクを組み立てて飲料ボトル等の物品を包装するには、図2に示すように、天板1、一対の側板2及び底板3を角筒状に折り曲げて物品を包み込み、継代片4を反対側の側板2に貼り付け、端板5及び端片6を順次折り曲げ、端板5と端片6とを貼り合わせて封緘する。
なお、この包装箱は、流通過程において、一方の側板2が底面となり、他方の側板2が天面となるように、平置きされることがあるが、持ち運び時や開封時には、図示のように正立させることが一般的である。
このように封緘した包装箱を開封する際には、図3に示すように、引裂帯7を摘み部7bから両端方向へ引っ張って、天板1を切目線7a沿いに切断し、引裂帯7の切取跡に生じた隙間に手を入れて、天板1の切目線7aに臨む部分を引き上げる。
そして、図4に示すように、天板1と端片6の境界を切目線8に沿って切断することにより、天板1を端片6から切り離して開放し、天面を開口させ、その開口部から飲料ボトル等の物品を取り出す。
一方、この包装箱を廃棄する際には、図5に示すように、上方の端片6を、切目線10aに沿って切断し、引裂帯10を取手穴9から下方へ引っ張って、この端片6を切目線10bに沿って切断することにより、左右に分割する。
次に、引裂片12を摘み部12bから引っ張って、下方の端片6を切目線12a沿いに切断し、引裂片12を外側へ開くことにより、この端片6を、左右に分割すると共に、この端片6の端板5に貼り付いた部分を底板3から切り離す。このとき、端板5の揺動片5bを押し込むと、摘み部12bを容易に摘むことができる。
その後、端板5に端片6が貼り付いたままで、側板2からの端板5の折り曲げを戻し、両端面が開いた包装箱を、一方の側板2と底板3の境界の折目線に沿って二つ折りにすると、図6に示すように、扁平に折り畳むことができる。
上記のような包装箱では、折り畳みに際し、底板3の影響を受けることなく、側板2からの端板5の折り曲げを戻して、二つ折りにすることができるので、折畳状態で大きな反発力が作用せず、紐掛け等をしなくても、扁平な折畳状態を維持することができ、嵩張らない状態で、廃棄をすることができる。
次に、この発明の第2実施形態を図7乃至図12に基づいて説明する。ここでは、上記第1実施形態との共通部分の説明は省略し、相違点についてのみ言及する。
この包装箱は、図7に示す段ボールのブランクから形成される。このブランクでは、天板1に引裂帯はなく、開放側の側板2には、端縁から切込を入れて押込片2aが2個形成されている。
底板3には、幅方向の中央部に両端に亘って1本の押罫から成る折目線3aが入れられている。底板3の両端に繋がる端片6に形成された引裂片12の始端側には、2本の切目線12a間に弧状の切込を入れて切取部12cが形成されている。
上記ブランクから成る包装箱では、図8に示すように組み立てて、飲料ボトル等の物品を包装し、継代片4を反対側の側板2の外面に貼り付けて封緘すると、継代片4により押込片2aが覆われる。
このように封緘した包装箱を開封する際には、まず、図9に示すように、継代片4を、切目線11に沿って天板1から切り離しつつ、側板2から引き剥がす。
次に、図10に示すように、天板1と端片6の境界を切目線8に沿って切断することにより、天板1を端片6から切り離して開放し、天面を開口させる。このとき、押込片2aを押し込むと、天板1の裏面に指を掛けて、天板1を容易に開くことができる。
そして、この包装箱を廃棄する際には、切取部12cを捲って切り取り、これに伴い生じた引裂片12の湾曲縁に指を掛け、引裂片12を下方へ引っ張って、図11に示すように、下方の端片6を切目線12aに沿って切断し、引裂片12を外側へ開いて、この端片6を左右に分割し、端片6の端板5に貼り付いた部分を底板3から切り離す。
その後、上方の端片6を、切目線10a、10bに沿って山折りにしつつ、図12に示すように、底板3を折目線3aに沿って二つ折りにすると、包装箱を扁平に折り畳むことができる。なお、この端片6は、第1実施形態の場合と同様、切目線10a、10bに沿って切断し、左右に分割してもよい。
上記のような包装箱でも、折り畳みに際し、底板3の影響を受けることなく、側板2からの端板5の折り曲げを戻して、二つ折りにすることができるので、折畳状態で大きな反発力が作用せず、紐掛け等をしなくても、扁平な折畳状態を維持することができ、嵩張らない状態で、廃棄をすることができる。
なお、この実施形態では、上方の端片6を切目線10a、10bに沿って折り曲げ、又は切断することとしたが、折り曲げるだけであれば、切目線10a、10bに代えて、押罫の折目線を入れるようにしてもよい。
また、下方の端片6の先端縁から切目線12aを入れたが、この端片6の先端と基端の中間部から山形に傾斜した切目線12aを入れ、切目線12aの頂部に設けた指入穴に指を入れて、引裂片12を外側へ切り開くようにしてもよい。
また、切目線12aを、下方の端片6の先端縁から基端まで垂直に延び、端片6と底板3との境界に沿ってその両端に至るように入れ、この端片6を切目線12aに沿って切断することにより、完全に左右に分割して開くようにしてもよい。
さらに、上記各実施形態では、直方体の包装箱を例示したが、稜部に傾斜した面取り部を有する包装箱においても、同様の構成を適用することができる。
1 天板
2 側板
3 底板
4 継代片
5 端板
5a 突合部
5b 揺動片
5c 切欠部
6 端片
7 引裂帯
7a 切目線
7b 摘み部
8 切目線
9 取手穴
10 引裂帯
10a,10b 切目線
11 切目線
12 引裂片
12a 切目線
12b 摘み部
12c 切取部

Claims (1)

  1. 天板(1)、一対の側板(2)及び底板(3)を角筒状に連設し、側板(2)の両端から延びる端板(5)と、天板(1)及び底板(3)の両端から延びる端片(6)とを貼り合わせて封緘し、開封に際しては、天板(1)を端片(6)から切り離して開放する包装箱において、前記底板(3)から延びる端片(6)に、幅方向の中間部から両底角に至る切目線(12a)を入れ、解体に際しては、この端片(6)を切目線(12a)に沿って切断し、これに伴い、端片(6)の端板(5)に貼り付いた部分を底板(3)から切り離して、折り畳むようにしたことを特徴とする包装箱。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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