JP2008189372A - 再封緘箱 - Google Patents

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Yoichi Nishikawa
洋一 西川
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Abstract

【課題】開封が簡単で、内容物を取り出しやすく、再封緘も容易な箱を提供する。
【解決手段】内蓋板7及び外蓋板8の先端及び基端へ延びる蓋切目線10a,10bと、その終端となる各平側板1の上端から一方の妻側板2との稜部へ至る斜め下向きの長斜切目線11と、その途中から他方の妻側板2との稜部へ至る斜め下向きの短斜切目線12とを入れ、また、長斜切目線11の終端同士及び短斜切目線12の終端同士を結ぶ折目線13を入れ、開封に際しては、蓋切目線10a,10b、長斜切目線11及び短斜切目線12を順次切断し、各妻側板2の折目線13を軸として、三角状の外蓋部17及び内蓋部18を外側へ開くように揺動させ、再封緘に際しては、内蓋部18及び外蓋部17を順次内側へ閉じるように揺動させ、入れ子にして重ね合わせる。
【選択図】図3

Description

この発明は、切目線を切断して開封した後、再封緘できる箱に関するものである。
従来、この種の再封緘箱として、下記特許文献1には、図6に示すようなものが記載されている。この箱は、各一対の平側板51及び妻側板52を連設して周壁を形成し、妻側板52の上端に連設した蓋受片53を内側へ折り曲げ、平側板51の上端に連設した内蓋板54及び外蓋板55を貼り合わせて封緘される。
この箱には、一方の平側板51の上端中間部に下方へ湾曲したミシン目状の切目線56を入れて指入片57が設けられ、切目線56の両端から内蓋板54との境界の罫線に沿ってその両端までミシン目状の切目線58が入れられている。
また、一対の妻側板52には、高さ方向の中間部に折目線59が全幅に亘って入れられると共に、その両端から上端中央部へかけて山型に折目線60が入れられ、これを延長して蓋受片53にも折目線60が入れられている。
さらに、一対の平側板51には、妻側板52の折目線59に連続する折目線61が入れられ、その上方にスリット状の差込穴62が設けられている。
この箱を開封する際には、切目線56の切断に伴い指入片57を押し込み、これにより形成された指穴に指を差し込み、貼り合わされた状態の内蓋板54及び外蓋板55を引き上げて、切目線58を切断し、他方の平側板51との境界を軸に内蓋板54及び外蓋板55を開き、天面を開口させる。
また、この箱を再封緘する際には、図7に示すように、折目線60を谷折して、一対の妻側板52の折目線59より上方の部分を上窄まりに折り曲げ、一対の平側板51の上端を突き合せ、内蓋板54及び外蓋板55を下方へ折り曲げて天面の開口を閉じ、指入片57を差込穴62に差し込む。
特開平7−61443号公報
しかしながら、上記のような箱では、開封に際し、内蓋板54及び外蓋板55を大きな力で引き上げて、両側へ水平に延びる切目線58を切断しなければならず、女性や子供には開封しにくいという問題がある。
また、天面のみが開口し、その開口面積が小さいため、内容物が取り出しにくく、さらに、再封緘する際、指入片57を差込穴62に差し込みにくいという問題もある。
そこで、この発明は、開封が簡単で、内容物を取り出しやすく、再封緘も容易な箱を提供することを課題とする。
上記のような課題を解決するため、この発明は、各一対の平側板及び妻側板を連設して周壁を形成し、妻側板の上端に連設した蓋受片を内側へ折り曲げ、平側板の上端に連設した内蓋板及び外蓋板を貼り合わせて封緘し、開封後に再封緘可能とした箱において、内蓋板及び外蓋板の先端及び基端へ延びる蓋切目線と、その終端となる各平側板の上端から一方の妻側板との稜部へ至る斜め下向きの長斜切目線と、その途中から他方の妻側板との稜部へ至る斜め下向きの短斜切目線とを入れ、また、長斜切目線の終端同士及び短斜切目線の終端同士を結ぶ折目線を入れたのである。
そして、開封に際しては、蓋切目線、長斜切目線及び短斜切目線を順次切断し、各妻側板の折目線を軸として、その上方から長斜切目線及び蓋切目線に亘る三角状の外蓋部と、短斜切目線及び蓋切目線に亘る三角状の内蓋部とを外側へ開くように揺動させ、再封緘に際しては、内蓋部及び外蓋部を順次内側へ閉じるように揺動させ、入れ子にして重ね合わせるようにしたのである。
また、内蓋部の頂部となる外蓋板の端縁に突起を形成し、外蓋部を形成する蓋受片の先端側に舌部を設け、封緘時に舌部を裏側へ折り曲げておき、再封緘に伴い、突起が舌部に係合して、再封緘状態が維持されるようにしたのである。
この発明に係る再封緘箱は、開封する際、指を掛けて左右に引っ張り、蓋切目線から斜め下方に延びる長斜切目線及び短斜切目線を片方ずつ切断すればよいので、小さな力で外蓋部と内蓋部とを開いて、容易に開封することができる。
そして、開封に伴い、天面から両側面上部まで開口するので、内容物を容易に取り出すことができる。
また、三角状の内蓋部及び外蓋部を入れ子にして重ね合わせるだけで、細かな差し込み等を行うことなく、容易に再封緘することができる。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この再封緘箱の板紙製ブランクでは、各一対の平側板1及び妻側板2が交互に連設され、一方の平側板1の外側には継代片3が連設されている。各妻側板2の下端には底受片4が、各平側板1の下端には底板5がそれぞれ連設され、各妻側板2の上端には蓋受片6が、一方の平側板1の上端には内蓋板7が、他方の平側板1の上端には外蓋板8がそれぞれ連設されている。
外蓋板8及び内蓋板7には、それぞれ半円状の指入部9a,9bが形成されると共に、指入部9a,9bから先端側及び基端側へ延びる蓋切目線10a,10bが入れられている。ここで、外蓋板8の指入部9aは、弧状ミシン目の内側に形成され、蓋切目線10aは、鉤形の切目が一直線上に断続する片ジッパとされている。内蓋板7の指入部9bは、打抜による貫穴とされ、蓋切目線10bは、端部に繋部を有する全切線とされている。
各平側板1には、蓋切目線10a,10bの終端となる上端の一点から継代片3及び一方の妻側板2との境界へ至る斜め下向きの長斜切目線11と、その途中から他方の妻側板2との境界へ至る斜め下向きの短斜切目線12とが入れられ、長斜切目線11及び短斜切目線12は、S字状の切目が断続するジッパとされている。長斜切目線11は、短斜切目線12の分岐点まで切目が細かく急角度になっている。
また、各妻側板2及び継代片3には、高さ方向の中間部に、長斜切目線11及び短斜切目線12の終端から全幅に亘る押罫の折目線13が入れられ、各平側板1には、長斜切目線11と短斜切目線12の終端同士を結ぶ押罫の折目線14が入れられている。
ここで、長斜切目線11の短斜切目線12との分岐点から終端までの長さBと、短斜切目線12の長さBとは、平側板1の折目線14より上方の高さHと略同一又は高さHより僅かに小さくなっている。
また、外蓋板8には、短斜切目線12の終端側の端縁に突起15が設けられ、その反対側の蓋受片6には、先端側の延長部分に、折り曲げを容易にする切目を入れた折目線を介して舌部16が設けられている。
このようなブランクを組み立てて、菓子等の商品を包装するには、図2に示すように、各一対の平側板1及び妻側板2を角筒状に折り曲げ、継代片3を反対側の妻側板2に貼り付けて周壁を形成し、底受片4を内側へ折り曲げ、2枚の底板5を折り重ね、貼り合わせて底面を閉止する。
そして、箱の内部に商品を収納し、一方の蓋受片6の舌部16を裏側へ折り曲げつつ、各蓋受片6を内側へ折り曲げ、内蓋板7及び外蓋板8を順次折り重ね、貼り合わせて封緘する。このように封緘すると、蓋切目線10a,10bが同じ位置で重なり合う。
このように封緘した箱を開封する際には、図3に示すように、指入部9aを、周縁の繋部を切断しつつ指入部9bに押し込み、指入部9aの基部に指を掛けて引っ張り、蓋切目線10a,10b及び長斜切目線11の繋部を切断し、次に、指入部9bの端縁に指を掛けて引っ張り、短斜切目線12の繋部を切断する。
このとき、各妻側板2の折目線13を軸として、その上方から長斜切目線11及び蓋切目線10a,10bに亘る三角状の外蓋部17と、短斜切目線12及び蓋切目線10a,10bに亘る三角状の内蓋部18とが外側へ開くように揺動する。
このように開封すると、箱の天面から両側面の上部まで開口するので、内容物を容易に取り出すことができ、例えば、内容物が袋入の菓子である場合、袋を箱から引き出すことなく、袋の上部を切断して、菓子を取り出すことができる。また、開封に際し、引裂帯等のごみが発生することもない。
一方、この箱を再封緘する際には、図4に示すように、各平側板1の上部を折目線14に沿って内側へ少し折り曲げた状態で、各妻側板2の折目線13を軸として、内蓋部18及び外蓋部17を順次内側へ閉じるように揺動させ、入れ子にして重ね合わせる。これにより、図5に示すように、突起15が舌部16に係合して、外蓋部17及び内蓋部18の開き方向への揺動が阻止され、再封緘状態が維持される。
このように、上記のような箱では、三角状の内蓋部18及び外蓋部17を入れ子にして重ね合わせるだけで、従来の再封緘箱のように、細かな差し込み等を行うことなく、容易に再封緘することができる。
なお、上記実施形態では、押込式の指入部9aから指を入れて蓋切目線10a,10bを切断することとしたが、蓋切目線10a,10bは、例えば、開封時のごみの発生を許容するならば、2本のジッパから成る両ジッパの引裂帯等として、その摘み部から切断するようにしてもよい。
また、平側板1の幅が広く、妻側板2の幅が狭いものを例示したが、平側板1の幅が狭く、妻側板2の幅が広いものとしてもよい。
また、菓子等の包装に使用される板紙製のシールエンドカートンを例示したが、ビール缶等の重量のある商品を包装する段ボール製のラップラウンドケース等においても、同様の構成を採用することができる。
この発明の実施形態に係る再封緘箱のブランクを示す図 同上の封緘状態を示す斜視図 同上の開封状態を示す斜視図 同上の再封緘状態を示す斜視図 同上の係合部分を示す拡大断面図 従来の再封緘箱の封緘状態を示す斜視図 同上の再封緘過程を示す斜視図
符号の説明
1 平側板
2 妻側板
3 継代片
4 底受片
5 底板
6 蓋受片
7 内蓋板
8 外蓋板
9a,9b 指入部
10a,10b 蓋切目線
11 長斜切目線
12 短斜切目線
13,14 折目線
15 突起
16 舌部
17 外蓋部
18 内蓋部

Claims (2)

  1. 各一対の平側板(1)及び妻側板(2)を連設して周壁を形成し、妻側板(2)の上端に連設した蓋受片(6)を内側へ折り曲げ、平側板(1)の上端に連設した内蓋板(7)及び外蓋板(8)を貼り合わせて封緘し、開封後に再封緘可能とした箱において、
    前記内蓋板(7)及び外蓋板(8)の先端及び基端へ延びる蓋切目線(10a,10b)と、その終端となる各平側板(1)の上端から一方の妻側板(2)との稜部へ至る斜め下向きの長斜切目線(11)と、その途中から他方の妻側板(2)との稜部へ至る斜め下向きの短斜切目線(12)とを入れ、また、長斜切目線(11)の終端同士及び短斜切目線(12)の終端同士を結ぶ折目線(13)を入れ、開封に際しては、蓋切目線(10a,10b)、長斜切目線(11)及び短斜切目線(12)を順次切断し、各妻側板(2)の折目線(13)を軸として、その上方から長斜切目線(11)及び蓋切目線(10a,10b)に亘る三角状の外蓋部(17)と、短斜切目線(12)及び蓋切目線(10a,10b)に亘る三角状の内蓋部(18)とを外側へ開くように揺動させ、再封緘に際しては、内蓋部(18)及び外蓋部(17)を順次内側へ閉じるように揺動させ、入れ子にして重ね合わせることを特徴とする再封緘箱。
  2. 請求項1に記載の再封緘箱において、内蓋部(18)の頂部となる外蓋板(8)の端縁に突起(15)を形成し、外蓋部(17)を形成する蓋受片(6)の先端側に舌部(16)を設け、封緘時に舌部(16)を裏側へ折り曲げておき、再封緘に伴い、突起(15)が舌部(16)に係合して、再封緘状態が維持されるようにしたことを特徴とする再封緘箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011079549A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Rengo Co Ltd 易開封紙箱
KR101169569B1 (ko) * 2009-08-17 2012-07-31 주식회사 지피피 선물세트용 포장박스
CN110949831A (zh) * 2019-12-30 2020-04-03 深圳市裕同包装科技股份有限公司 一种下沉式展示包装盒结构
JP2020075765A (ja) * 2018-11-01 2020-05-21 レンゴー株式会社 包装箱

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