JP2018065574A - 包装箱 - Google Patents

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雅之 半田
Masayuki Handa
雅之 半田
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【課題】簡単に封緘することができ、包装強度に優れた確実な封緘状態が得られる差込封緘式の包装箱を提供する。【解決手段】蓋板1を有し、対向する側壁5の上端から延出された内フラップ8が内方向へ折り曲げられ、蓋板1が閉じられ、蓋板1に連設された差込片10が差し込まれて封緘される包装箱において、内フラップ8には、前端部に折目線11aを介して係止片11が連設され、差込片10の両側部には、切欠部10aが形成されて、その切欠部10aに臨むように先端両側に鉤部10bが設けられたものとする。係止片11を前壁4の内面沿いに下方へ折り曲げ、差込片10を前壁4の内面と係止片11の間に差し込むと、係止片11が差込片10の切欠部10aに嵌まり込み、係止片11の端縁と差込片10の鉤部10bの端縁が係合して、封緘状態が維持される。【選択図】図3

Description

この発明は、封緘テープを使用することなく、構造的に封緘状態を維持することができる包装箱に関するものである。
下記特許文献1には、図6に示すような包装箱が記載されている。この包装箱は、後端をヒンジとする蓋板51を有し、側壁52の上端から延出された内フラップ53を内方向へ、前壁54の上端から延出された裏蓋板55を後方へ順次折り曲げ、蓋板51を裏蓋板55の上方に重ねるように閉じ、蓋板51の先端に連設された差込片56を裏蓋板55の前部のスリット57を介し前壁54の内面沿いに差し込んで封緘するものである。
この包装箱では、差込片56の両側に係止片56aが突設され、係止片56aの根元には折目線56bが入れられている。スリット57の両側部には、後方へ向かって切込部57aが設けられ、内フラップ53には、押戻片58が切込部57aに対応する切込により設けられている。蓋板51の先端部には、差込片56の根元へかけて間隔が広がるジッパ型の切目線を入れることにより、三角状の切取片59が設けられている。
そして、包装に際し、係止片56aを折目線56bに沿って折り曲げ、切込部57aに一致させた状態で、差込片56をスリット57に差し込むと、係止片56aが折目線56bでの折り曲げの反発及び押戻片58の押圧により復元して、スリット57から抜け止めされ、封緘状態が維持される。
また、開封に際しては、切取片59の切目線を切断し、切取片59と共に差込片56を蓋板51から切り取って、蓋板51を開放可能とする。
特開2010−285179号公報
しかしながら、上記のような包装箱では、封緘する際、係止片56aを切込部57aに一致するように折り曲げて、差込片56をスリット57に差し込まなければならず、封緘に手間がかかり、包装する商品の出荷作業の能率が上がらないという問題がある。
また、係止片56aの根元に折目線56bが入れられ、スリット57に切込部57aが設けられていることから、蓋板51が開放方向へ無理に引っ張られると、係止片56aが折目線56bに沿って千切れたり、スリット57から破断が進行したりする恐れがある。
そこで、この発明は、簡単に封緘することができ、包装強度に優れた確実な封緘状態が得られる差込封緘式の包装箱を提供することを課題とする。
上記のような課題を解決するため、この発明は、蓋板を有し、対向する側壁の上端から延出された内フラップが内方向へ折り曲げられ、蓋板が内フラップの上方に重なるように閉じられ、蓋板に連設された差込片が前壁の内面沿いに差し込まれて封緘される包装箱において、
前記内フラップには、前端部に折目線を介して係止片が連設され、前記差込片の両側部には、切欠部が形成されて、その切欠部に臨むように先端両側に鉤部が設けられ、
前記係止片が前壁の内面沿いに下方へ折り曲げられ、前記差込片が前壁の内面と係止片の間に差し込まれ、係止片が差込片の切欠部に嵌まり込み、係止片の端縁と差込片の鉤部の端縁が係合して、封緘状態が維持されるようにしたのである。
この発明に係る包装箱では、封緘する際、蓋板を閉じて、差込片を前壁の内面と内フラップから下方へ折り曲げた係止片の間に差し込むだけで、係止片が差込片の切欠部に嵌まり込み、係止片の端縁と差込片の鉤部の端縁が係合して、封緘状態が維持されるので、特別な手順を経ることなく、簡単かつ確実に封緘することができる。
また、蓋板の両端部で差込片と係止片が係合するので、内フラップや蓋板の両端部が封緘状態で浮き上がることがない。
また、差込片の鉤部の根元に折目線等が入れられておらず、差込のためのスリットも不要となるので、折目線やスリットに起因する破断が生じにくく、封緘状態での包装強度に優れたものとなる。
この発明の実施形態に係る包装箱のブランクを示す図 同上の組立開蓋状態を示す斜視図 同上の封緘過程を示す斜視図 同上の封緘状態を示す斜視図 同上の開封過程を示す斜視図 特許文献1に記載の包装箱の封緘過程を示す斜視図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この包装箱は、図1に示すような段ボールのブランクから形成される。このブランクでは、蓋板1、後壁2、底壁3及び前壁4の各部分が一列に連設され、前壁4は、底壁3から外前板4a、額縁部4b及び内前板4cが順次連設されたものとなっている。対向する底壁3の両側には、それぞれ側壁5が連設されている。
蓋板1の両側には、それぞれ重合片1aが折目線を介して張り出すように設けられ、後壁2の両側には、それぞれ連結片6が連設されている。側壁5には、前端に折込片7が連設され、組立時における上端に内フラップ8が連設されている。
側壁5及び内フラップ8には、組立時における側壁5の後端下部の角から内フラップ8の先端へかけて、折畳用の折目線9が斜めに入れられている。折目線9は、押罫と切目が断続するリード罫とされている。
蓋板1の先端には、先端角部が丸められた差込片10が連設されている。差込片10の根元側の両側部には切欠部10aが形成され、その切欠部10aに臨むように先端両側に鉤部10bが設けられている。
内フラップ8の組立時における前端部には、折目線11aを介して係止片11が連設され、係止片11は、差込片10の切欠部10aよりも少し小さくなっている。
蓋板1の先端部には、差込片10との境界に沿って引裂帯12が設けられている。引裂帯12は、鉤状の切目が断続するジッパ型の2本の切目線12aに挟まれたものであり、そのうち1本の切目線12aは、差込片10の根元の折目線を兼用している。
このようなブランクを組み立てるには、蓋板1を裏側に重合片1aを貼り合わせて二重構造とし、側壁5及び内フラップ8の後部を折目線9に沿って谷折りし、後壁2から連結片6を内方向へ折り曲げた状態で、底壁3から後壁2を前方へ折り曲げ、折目線9の後方で連結片6と側壁5とを貼り合わせる。
これにより、包装箱は、偏平な折畳状態となるので、実際の商品の包装作業時まで嵩張ることなく保管しておくことができる。
そして、商品の包装に際し、図2に示すように、折目線9での折り曲げを伸ばして、側壁5及び後壁2を起立させ、側壁5から折込片7を内方向へ折り曲げ、外前板4aを起立させ、額縁部4bを後方へ、内前板4cを下方へ順次折り曲げて、折込片7を外前板4aと内前板4cで挟み込み、二重構造となった前壁4を起立状態に保持する。
このように身箱部分をトレイ状に組み立てた状態で、箱内に商品を収納し、一対の内フラップ8を内方向へ折り曲げると共に、係止片11を折目線11aに沿って下方へ折り曲げると、係止片11は、反発により前壁4の内面に当接する。
その後、図3に示すように、蓋板1を後壁2から閉じる方向へ折り曲げると共に、差込片10を下方へ折り曲げる。
そして、図4に示すように、前壁4の内面と係止片11の間に差し込むと、係止片11が差込片10の切欠部10aに嵌まり込み、係止片11の端縁と差込片10の鉤部10bの端縁が係合して、封緘状態が維持される。
上記のような包装箱では、蓋板1を閉じる際、差込片10を前壁4の内面と係止片11の間に差し込むだけで、封緘状態が維持されるので、特別な手順を経ることなく、簡単かつ確実に封緘することができる。
また、蓋板1の両端部で差込片10と係止片11が係合するので、内フラップ8や蓋板1の両端部が封緘状態で浮き上がることがない。
また、差込片10の鉤部10bの根元に折目線等が入れられておらず、差込のためのスリットも不要となるので、折目線やスリットに起因する破断が生じにくく、封緘状態での包装強度に優れたものとなる。
一方、この包装箱を開封する際には、図5に示すように、引裂帯12を一方の端部から引っ張って蓋板1を切断し、差込片10が蓋板1から分離する。これにより、蓋板1が開放可能となり、包装した商品を取り出すことができる。
このように開封した後、上記包装箱では、引裂帯12が蓋板1から完全に切り取られることがなく、蓋板1に繋がったままの状態となるので、小片のゴミが発生しない。
なお、上記実施形態では、底壁3の周囲各辺に後壁2、前壁4及び一対の側壁5が連設され、後壁2の上端に蓋板1が連設されたいわゆるB式の包装箱を例示したが、後壁2、前壁4及び一対の側壁5が周方向に連設され、それらの下端から延出された内フラップと外フラップを重ね合わせて底面が閉止されるいわゆるA式の包装箱においても、同様の封緘構造を適用することができる。
また、上記実施形態では、蓋板1が後端をヒンジとして開閉するものを例示したが、身箱と蓋体が分かれている包装箱においても、蓋体側では蓋板1の対向辺に差込片10を連設し、身箱側では、蓋体のそれぞれの差込片10に対応して、内フラップ8の両側に係止片11を連設することにより、同様の封緘構造を適用することができる。
1 蓋板
1a 重合片
2 後壁
3 底壁
4 前壁
4a 外前板
4b 額縁部
4c 内前板
5 側壁
6 連結片
7 折込片
8 内フラップ
9 折目線
10 差込片
10a 切欠部
10b 鉤部
11 係止片
11a 折目線
12 引裂帯
12a 切目線

Claims (1)

  1. 蓋板(1)を有し、対向する側壁(5)の上端から延出された内フラップ(8)が内方向へ折り曲げられ、蓋板(1)が内フラップ(8)の上方に重なるように閉じられ、蓋板(1)に連設された差込片(10)が前壁(4)の内面沿いに差し込まれて封緘される包装箱において、
    前記内フラップ(8)には、前端部に折目線(11a)を介して係止片(11)が連設され、前記差込片(10)の両側部には、切欠部(10a)が形成されて、その切欠部(10a)に臨むように先端両側に鉤部(10b)が設けられ、
    前記係止片(11)が前壁(4)の内面沿いに下方へ折り曲げられ、前記差込片(10)が前壁(4)の内面と係止片(11)の間に差し込まれ、係止片(11)が差込片(10)の切欠部(10a)に嵌まり込み、係止片(11)の端縁と差込片(10)の鉤部(10b)の端縁が係合して、封緘状態が維持されることを特徴とする包装箱。
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