JP2018039529A - 組立箱 - Google Patents

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雅之 半田
Masayuki Handa
雅之 半田
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【課題】組立時に、側板から内側へ折り曲げた内側板を簡単にロックできるようにする。
【解決手段】隣り合う側板11,12を繋ぐ折込片13が角部から延びる斜折線14に沿って谷折りされ、側板11から内側板16が内側へ折り曲げられて、折込片13が側板11と内側板16の間に挟まれる組立箱において、斜折線14には、単線部14aから中間部分で分岐して離間する複線部14bが設けられ、折込片13には、斜折線14の複線部14bに臨んで押込穴15が形成され、内側板16には係合凸部16bが設けられたものとする。これにより、斜折線14の複線部14bに臨む部分で折込片13が立体構造となって、折込片13の折曲部分の内部に空間が生じ、係合凸部16aを押込穴15に押し込むだけで、内側板16がロックされるものとなる。
【選択図】図4

Description

この発明は、使用時に手作業で簡単に組み立てられる組立箱に関するものである。
下記特許文献1には、図6に示すように、底板51の周囲に各一対の側板52,53が連設され、隣り合う側板52,53が折込片54を介して繋がり、折込片54に角部から延びる斜折線55が入れられ、一対の側板52の先端に内側板56が、他対の側板53の先端に蓋板57がそれぞれ連設されたトレイ状の組立箱が記載されている。
この組立箱を組み立てる際には、斜折線55に沿って折込片54を谷折りしつつ、底板51から各一対の側板52,53を起立させ、側板52から内側板56を内側へ折り曲げて、折込片54を側板52と内側板56の間に挟み込むことにより、隣り合う側板52,53の起立状態を維持する。
また、この組立箱では、内側板56の先端中央部から係止片58が延出され、係止片58の基部に2本の折目線58aが、中間部に1本の折目線58bがそれぞれ入れられると共に、折込片54に係止凸部54aが形成されている。
この組立箱の組み立てに際しては、係止片58を折目線58a,58bに沿って巻き込むように折り曲げつつ、係止凸部54aと側板52の間に差し込むことにより、内側板56の反発による戻りを抑制し、内側板56がロックされた状態とする。
特開2002−19769号公報
しかしながら、上記のような組立箱では、内側板56をロックする際、小さな係止片58を折り曲げて係止凸部54aと側板52の間に差し込まなければならず、菓子箱のようなサイズの小さい組立箱にこのようなロック構造を適用すると、組立時における内側板56のロック作業が困難になるという問題がある。
そこで、この発明は、側板から内側へ折り曲げた内側板を簡単にロックできる組立箱を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、隣り合う側板が折込片を介して繋がり、折込片に角部から延びる斜折線が入れられ、一方の側板の先端に内側板が連設され、折込片が斜折線に沿って谷折りされ、内側板が内側へ折り曲げられて、折込片が一方の側板と内側板の間に挟まれることにより、隣り合う側板の起立状態が維持される組立箱において、
前記斜折線には、単線部から中間部分で分岐して離間する複線部が設けられ、前記折込片には、斜折線の複線部に臨んで前記内側板が重なる部分に押込穴が形成され、内側板には係合凸部が設けられ、
前記折込片の斜折線に沿った折り曲げに伴い、斜折線の複線部に臨む部分で折込片が立体構造となって、折込片の折曲部分の内部に空間が生じ、前記内側板の係合凸部が折込片の押込穴に押し込まれて、内側板がロックされるようにしたのである。
この発明に係る組立箱では、組み立てに際し、斜折線の複線部の存在により、立体構造となった折込片の内部に空間が生じるため、側板から内側へ折り曲げた内側板の係合凸部を折込片の押込穴に簡単に押し込むことができ、その押し込みだけで、内側板の反発による戻りが抑制されるので、内側板を簡単にロックすることができる。
この発明の実施形態に係る組立箱の組立状態を示す斜視図 同上の組立過程を示す斜視図 同上の蓋部の内側板のロック過程を示す部分斜視図 同上の蓋部の内側板のロック状態を示す部分斜視図 同上の組立箱のブランクを示す図 特許文献1に記載の組立箱の組立過程を示す斜視図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この組立箱は、図5に示す段ボールのブランクを折り曲げて、図1に示すように、身箱部1と蓋部2が背面部3を介して連なった直方体に組み立てられる。
図5に示すブランクにおいて、身箱部1では、底板4の前方となる長辺に側板5が、両側の短辺に側板6がそれぞれ連設されている。側板5は、組立状態での高さが低いものであり、側板6の上方となる端縁は、側板5の高さに応じて前下がりとなっている。
側板5と両側の側板6は、折込片7を介して繋がり、折込片7には底板4側の角部から延びる斜折線8が入れられている。斜折線8は、折込片7の底板4側の角部を二分割するものであり、切目が断続するミシン目とされている。
側板5の先端側には、2本の折目線に挟まれた額縁部を介して内側板9が連設され、内側板9は、先端側の幅が広くなるテーパー状とされている。
蓋部2では、蓋板10の前方となる長辺に側板11が、両側の短辺に側板12がそれぞれ連設されている。側板11と両側の側板12は、折込片13を介して繋がれ、折込片13には蓋板10側の角部から延びる斜折線14が入れられている。
斜折線14は、折込片13の蓋板10側の角部を二分割するものであり、斜折線14の蓋板10寄りの部分と外角部寄りの部分は単線部14aとされ、中間部分は単線部14aから分岐して離間する複線部14bとされている。
斜折線14の単線部14aは、切目が断続するミシン目とされ、複線部14bは、表面から押圧した押罫とされている。
また、折込片13には、斜折線14の複線部14bに臨んで、側板12寄りに押込穴15を形成する切目線が入れられている。押込穴15の切目線は、複線部14bに並行する部分の両端部が複線部14bから離れる方向へ曲がり、中央部に複線部14bから離れる方向へ延びる切込部分を有する。
側板11の先端には、2本の折目線に挟まれた額縁部を介して内側板16が連設され、内側板16の先端の両側部には係合凸部16aが突設されている。
背面部3では、背板17の両側に側背片18が連設され、側背片18の端縁は中央側が深く切り込まれている。側背片18には底板4及び蓋板10側の角部から端縁の切込の中央部へかけて斜折線19が入れられている。斜折線19は、側背片18の底板4及び蓋板10側の角部を二分割するものであり、切目が断続するミシン目とされている。
また、身箱部1における側板6と折込片7の境界の罫線は、折込片7側へ湾曲した湾曲折目aとされ、蓋部2における側板12と折込片13の境界の罫線は、折込片13側へ湾曲した湾曲折目bとされている。さらに、身箱部1における底板4と側板5の境界の罫線の両端部は、側板5側へ迫り出すように湾曲した湾曲折目cとされている。
このブランクにおいて、身箱部1の底板4と蓋部2の蓋板10は、背面部3の背板17を介して繋がり、身箱部1の側板4と蓋部2の側板12は、背面部3の側背片18を介して繋がっている。
上記のようなブランクを組み立てるには、図2に示すように、一連となった側板5、底板4、背板17、蓋板10及び側板11の両側からそれぞれ折込片7、側板6、側背片18、側板12及び折込片13を一斉に起立させる。
次に、身箱部1において、折込片7を斜折線8に沿って表面側が窪むように谷折りしつつ、底板4から側板5を起立させ、側板5から内側板9を内側へ折り曲げ、折込片7を側板5と内側板9の間に挟み込んで、内側板9の両側縁を側板6の内面に圧接させることにより、内側板9の反発による戻りを抑制し、身箱部1を組立状態とする。
また、蓋部2において、図3に示すように、折込片13を斜折線14に沿って表面側が窪むように谷折りしつつ、蓋板10から側板11を起立させる。このとき、折込片13の斜折線14に沿った折り曲げに伴い、斜折線14の複線部14bに臨む部分で折込片13が立体構造となり、折込片13の折曲部分の内部に空間が生じる。
その後、図4に示すように、側板11から内側板16を内側へ折り曲げ、内側板16の係合凸部16aを折込片13の押込穴15に押し込むと、内側板16の反発による戻りが抑制され、内側板16がロックされる。このとき、押込穴15は、その切目線の形状により、内側板16の係合凸部16aを誘導するように開口する。
上記のような組立箱では、組み立てに際し、斜折線14の複線部14bの存在により、立体構造となった折込片13の内部に空間が生じるため、側板11から内側へ折り曲げた内側板16の係合凸部16aを折込片13の押込穴15に簡単に押し込むことができ、その押し込みだけで、内側板16の反発による戻りが抑制されるので、内側板16を簡単にロックすることができる。
また、押込穴15に係合凸部16aを押し込む際、係合凸部16aが折込片13の押込穴15に臨む部分に押圧されて係合するので、内側板16が短く、内側板16の基部から先端部までの距離が反発の抑制のために十分に確保できない場合でも、内側板16を確実にロックすることができる。
そして、図2に示す状態となった組立箱により、商品のケーキ等を包装する際には、身箱部1の底板4にケーキ等を載せ、図1に示すように、背面部3の側背片18を斜折線19に沿って表面側が窪むように谷折りしつつ、底板4から背板17を起立させ、背板17から蓋板10を前方へ折り曲げて、側背片18を背板17の内面に折り重ね、身箱部1に蓋部2を被せると、ケーキ等が組立箱に覆われて包装が完了する。
このように包装すると、身箱部1の前部の湾曲折目a,cと蓋部2の前部の湾曲折目bにより、側板5と内側板16が密着して、箱内が密閉性に優れた空間となるので、高温の外気の箱内への侵入を防止でき、ケーキ等と共に箱内に収納された保冷剤による保冷効果が高いものとなる。
なお、上記実施形態では、身箱部1と蓋部2が背面部3を介して連なった組立箱において、蓋部2の内側板16に押込によるロック構造を適用した場合について例示したが、この発明に係るロック構造は、身箱部1の内側板9を固定するために適用することもでき、身箱部1のみからなるトレイ状の組立箱に適用することもできる。
また、上記実施形態では、内側板16の先端に係合凸部16aを設けたものを例示したが、係合凸部16は、内側板16の中間部分の切込等により設けるようにしてもよい。
1 身箱部
2 蓋部
3 背面部
4 底板
5,6 側板
7 折込片
8 斜折線
9 内側板
10 蓋板
11,12 側板
13 折込片
14 斜折線
14a 単線部
14b 複線部
15 押込穴
16 内側板
16a 係合凸部
17 背板
18 側背片
19 斜折線
a,b,c 湾曲折目

Claims (1)

  1. 隣り合う側板(11,12)が折込片(13)を介して繋がり、折込片(13)に角部から延びる斜折線(14)が入れられ、一方の側板(11)の先端に内側板(16)が連設され、折込片(13)が斜折線(14)に沿って谷折りされ、内側板(16)が内側へ折り曲げられて、折込片(13)が一方の側板(11)と内側板(16)の間に挟まれることにより、隣り合う側板(11,12)の起立状態が維持される組立箱において、
    前記斜折線(14)には、単線部(14a)から中間部分で分岐して離間する複線部(14b)が設けられ、前記折込片(13)には、斜折線(14)の複線部(14b)に臨んで前記内側板(16)が重なる部分に押込穴(15)が形成され、内側板(16)には係合凸部(16a)が設けられ、
    前記折込片(13)の斜折線(14)に沿った折り曲げに伴い、斜折線(14)の複線部(14b)に臨む部分で折込片(13)が立体構造となって、折込片(13)の折曲部分の内部に空間が生じ、前記内側板(16)の係合凸部(16a)が折込片(13)の押込穴(15)に押し込まれて、内側板(16)がロックされることを特徴とする組立箱。
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JP2019150428A (ja) * 2018-03-06 2019-09-12 株式会社三洋物産 遊技機
KR200491208Y1 (ko) * 2019-03-18 2020-03-03 씨제이푸드빌 주식회사 접이식 종이 상자

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