JP4611718B2 - 再封緘機能付包装箱 - Google Patents

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Description

この発明は、菓子箱等に使用され、開封後に再封緘可能な包装箱に関するものである。
従来、菓子等の包装箱として、図7に示すように、対向する側板51の上縁から内蓋フラップ53及び外蓋フラップ54を、端板52の上縁から端フラップ55をそれぞれ延出し、外蓋フラップ54に、鉤形の切目が断続する2本の平行な蓋切線57に挟まれた横方向の引裂帯56を設け、端フラップ55を内側へ折り曲げ、引裂帯56より先端側で外蓋フラップ54を内蓋フラップ53に貼り合わせて封緘するものが使用されている。
この包装箱は、引裂帯56を一端から引き裂いて、外蓋フラップ54を切断すると、図8に示すように、上端面が開封されて開口し、その後、内蓋フラップ53の先端に設けた差込片58を、外蓋フラップ54に形成したスリット状の差込穴59に差し込むと、再封緘することができる。
しかしながら、上記のような包装箱では、開封に際し、引裂帯56を箱の全幅に亘って一気に引き裂かなければならず、幼児や高齢者には開封が難しいという問題がある。
また、再封緘に際し、内蓋フラップ53を丸めるように撓ませつつ、差込片58を浅い角度で差込穴59に差し込まなければならず、再封緘しづらいという問題もある。
そこで、この発明は、容易に開封でき、その状態から容易に再封緘できる包装箱を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、外蓋フラップをその蓋切線より先端側で内蓋フラップに貼り合わせて封緘し、外蓋フラップを蓋切線に沿って切断すると開封され、内蓋フラップと外蓋フラップとを係合させると再封緘できるようにした包装箱において、外蓋フラップでは、その蓋切線を、両側から中央部へ向けて先端側へ傾斜させ、蓋切線の中央部を膨出させて押込片を形成し、蓋切線より基端側に押込片に対して凹状となった補助罫線及び押込片の先端中央部から基端側へ延びる縦方向の補助罫線を入れ、内蓋フラップでは、その先端を蓋切線に対応して切り欠いた形状とし、先端中央部に端縁から切断される割切線を入れると共に戻止片を設け、先端両側部に支持片を設け、再封緘に際しては、内蓋フラップ及び外蓋フラップを閉じ、押込片を深く押し下げると、外蓋フラップが補助罫線に沿って内蓋フラップの先端の切欠部へ落ち込むように窪んで撓みつつ、戻止片が開いて押込片が割切線を介し戻止片の下方まで押し込まれ、押込片を離すと、外蓋フラップの撓みが復元し、戻止片が閉じて、押込片が戻止片に押さえられると共に、外蓋フラップの両側部が内蓋フラップの支持片で支持されて、内蓋フラップと外蓋フラップとが係合した状態となり、再封緘状態が維持されるようにしたのである。
上記のように、この発明に係る包装箱は、押込片を押し込むだけで開封され、また、押込片を押し込むだけで再封緘されるので、開封及び再封緘が極めて容易であり、幼児や高齢者等を問わず、誰にでも使いやすいものとなる。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この包装箱は、図1に示すような板紙製ブランクから形成される。このブランクでは、各一対の側板1及び端板2が交互に連設され、一方の側板1の外端には継代片3が連設されている。各端板2の上下端には端フラップ4が、各側板1の下端には底フラップ5がそれぞれ連設され、一方の側板1の上端には内蓋フラップ6が、他方の側板1の上端には外蓋フラップ7がそれぞれ連設されている。
外蓋フラップ7には、断続する切目を入れて、両側から中央部へ向けてハ字状に先端側へ傾斜した蓋切線8が入れられ、蓋切線8の中央部には、弧状に膨出した切目により押込片9が形成されている。また、蓋切線8より基端側には、押込片9に対して凹状となった補助罫線10aと、押込片9の先端中央部から基端側へ延びる縦方向の補助罫線10bとが入れられている。
内蓋フラップ6の先端形状は、蓋切線8に対応してV字状に切り欠かれており、その中央部には、端縁から基端側へ延びる縦部分とその奥に連続する弧状部分とから成る割切線11を入れて、外蓋フラップ7の押込片9が通過可能な戻止片12が設けられている。また、内蓋フラップ6の先端両側部には、外蓋フラップ7の両側部を支持する支持片13が設けられている。
上記ブランクを組み立てて菓子等の商品を包装するには、図2に示すように、各一対の側板1及び端板2を角筒状に折り曲げ、継代片3を反対側の端板2の内面に貼着して周壁を形成し、下方の端フラップ4を内側へ折り曲げ、底フラップ5同士を貼り合わせて底面を閉止する。その後、箱内に商品を収納し、上方の端フラップ4を内側へ折り曲げ、蓋切線8の先端側で外蓋フラップ7を内蓋フラップ6に貼り合わせて封緘する。
この包装過程においては、端フラップ4、内蓋フラップ6及び外蓋フラップ7の重なり合う関係が従来の包装箱と同様であるため、包装箱の使用者が保有する既存の包装ラインを改造することなく、そのまま利用することができる。
そして、このように封緘した包装箱を開封する際には、図3に示すように、押込片9を押し込むと、外蓋フラップ7が補助罫線10a,10b沿いに窪むように撓んで、蓋切線8が切断され、図4に示すように、内蓋フラップ6及び外蓋フラップ7を開くことができる。このとき、外蓋フラップ7の先端側部分が内蓋フラップ6に貼り付けられたまま残存する。
一方、上記のように開封した包装箱を再封緘する際には、図5に示すように、内蓋フラップ6及び外蓋フラップ7を閉じ、押込片9を深く押し下げると、外蓋フラップ7が補助罫線10a,10bに沿って窪むように撓みつつ、戻止片12が開いて、押込片9が割切線11を介し戻止片12の下方まで押し込まれる。
そして、押込片9を離すと、図6に示すように、外蓋フラップ7の撓みが復元し、戻止片12が閉じて、押込片9が戻止片12に押さえられると共に、外蓋フラップ7の両側部が内蓋フラップ6の支持片13で支持されて、内蓋フラップ6と外蓋フラップ7とが係合した状態となり、再封緘状態が維持される。
このように、上記包装箱は、押込片9を押し込むだけで、蓋切線8が切断されて開封され、また、押込片9を戻止片12の下方まで押し込むだけで、内蓋フラップ6と外蓋フラップ7とが係合して、再封緘されるので、開封及び再封緘が極めて容易であり、幼児や高齢者等を問わず、誰にでも使いやすいものとなる。
この発明に係る再封緘機能付包装箱のブランクを示す図 同上の包装箱の封緘状態を示す斜視図 同上の開封過程を示す斜視図 同上の開封状態を示す斜視図 同上の再封緘過程を示す斜視図 同上の再封緘状態を示す斜視図 従来の再封緘機能付包装箱の封緘状態を示す斜視図 同上の開封状態を示す斜視図
1 側板
2 端板
3 継代片
4 端フラップ
5 底フラップ
6 内蓋フラップ
7 外蓋フラップ
8 蓋切線
9 押込片
10a,10b 補助罫線
11 割切線
12 戻止片
13 支持片

Claims (1)

  1. 対向する側板(1)の上縁から内蓋フラップ(6)及び外蓋フラップ(7)を、端板(2)の上縁から端フラップ(4)をそれぞれ延出し、外蓋フラップ(7)に蓋切線(8)を設け、端フラップ(4)を内側へ折り曲げ、蓋切線(8)より先端側で外蓋フラップ(7)を内蓋フラップ(6)に貼り合わせて封緘し、外蓋フラップ(7)を蓋切線(8)に沿って切断すると開封され、内蓋フラップ(6)と外蓋フラップ(7)とを係合させると再封緘できるようにした包装箱において、外蓋フラップ(7)では、その蓋切線(8)を、両側から中央部へ向けて先端側へ傾斜させ、蓋切線(8)の中央部を膨出させて押込片(9)を形成し、蓋切線(8)より基端側に押込片(9)に対して凹状となった補助罫線(10a)及び押込片(9)の先端中央部から基端側へ延びる縦方向の補助罫線(10b)を入れ、内蓋フラップ(6)では、その先端を蓋切線(8)に対応して切り欠いた形状とし、先端中央部に端縁から切断される割切線(11)を入れると共に戻止片(12)を設け、先端両側部に支持片(13)を設け、再封緘に際しては、内蓋フラップ(6)及び外蓋フラップ(7)を閉じ、押込片(9)を深く押し下げると、外蓋フラップ(7)が補助罫線(10a,10b)に沿って内蓋フラップ(6)の先端の切欠部へ落ち込むように窪んで撓みつつ、戻止片(12)が開いて押込片(9)が割切線(11)を介し戻止片(12)の下方まで押し込まれ、押込片(9)を離すと、外蓋フラップ(7)の撓みが復元し、戻止片(12)が閉じて、押込片(9)が戻止片(12)に押さえられると共に、外蓋フラップ(7)の両側部が内蓋フラップ(6)の支持片(13)で支持されて、内蓋フラップ(6)と外蓋フラップ(7)とが係合した状態となり、再封緘状態が維持されるようにしたことを特徴とする再封緘機能付包装箱。
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