JP2003112724A - リクローズ性向上外装用カートン - Google Patents

リクローズ性向上外装用カートン

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JP2003112724A
JP2003112724A JP2001312588A JP2001312588A JP2003112724A JP 2003112724 A JP2003112724 A JP 2003112724A JP 2001312588 A JP2001312588 A JP 2001312588A JP 2001312588 A JP2001312588 A JP 2001312588A JP 2003112724 A JP2003112724 A JP 2003112724A
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JP
Japan
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carton
insertion flap
shape
flap
improving
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001312588A
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English (en)
Inventor
Yoichi Suzuki
洋一 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】再封止可能な外装用カートンのリクローズ性を
向上させる。 【解決手段】再封可能カートンの差込フラップ3に対し
て凹弧状の折罫4を設ける。このことにより、ジッパー
部2を破断して開封した後に差込フラップ3を切り込み
6に挿入する際に、差込フラップ3を凹弧状の折罫4に
沿って折り曲げることで、差込フラップ3は平坦からや
や湾曲形状になり、挿入の際は剛性が得られ、また再封
後は折り曲げ状態からの復元性も得られ、易再封性の向
上だけでなく、折ぐせによる再封性の低下を解決するこ
とができる。また差込フラップ3に対向して切り込み6
を凸弧状に設けることで、差込フラップ3の挿入をさら
に容易にすることができる。この発明はフレキシブルな
素材ならカートンの素材を選ばす適用することができ、
またカートンの形状も自由に選択することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、菓子、氷菓などの
外装に使用されるカートンの構造に関し、特にリクロー
ズ性を向上させた外装用カートンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、食品等包装用の外箱として、たと
えば図4の従来の再封可能カートンの展開図に示すよう
に、厚紙によって四角柱状の胴部1(側壁板1a、1
b、1c、1d、貼着片1e)を形成し、その底部11
と天部12を糊付けした構造のものが良く知られてい
る。このようなカートンの中には、開封に便利なように
開封部にジッパー部2が設けられているものがある。こ
のジッパー部を有するカートンに、さらに差込フラップ
3を設けることによって、再封して内容物を保存するこ
とができるように工夫されたものが広く知られている。
しかしこのような再封可能カートンでは、再封のために
差込フラップ3を切り込み6に挿入しようとして紙を曲
げると、紙が反発するので挿入しづらいという欠点があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この差込フラップを挿
入しづらいという欠点を補うために、再封可能カートン
には、単に差込フラップ3を設けたものの他に、同図4
に示すような直線状の折罫5を設けたものが知られてい
る。直線状の折罫5を設けたことによって、差込フラッ
プ3を切り込み6に挿入して再封する際に起こる差込フ
ラップ3部分の紙の反発を抑えることができたが、今度
は折ぐせがついてしまって抜けやすくなり、再封性が低
下するという別の問題が発生した。
【0004】本発明は上述した問題を解決することを課
題とし、カートンの再封止を容易にするだけではなく、
差込フラップを外れにくくして、良好な再封性を保持し
たカートンを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、外装用カートンにおいて、再封止用の差込フラ
ップ近傍に、差込フラップに対して凹弧状の折罫を設け
たことを特徴とするリクローズ性向上外装用カートンで
ある。
【0006】請求項2に係る発明は、前記請求項1に係
るカートンにおいて、材料として紙を用いたことを特徴
とするリクローズ性向上カートンである。
【0007】請求項3に係る発明は、前記請求項1また
は2に係るカートンにおいて、切り込みが差込フラップ
に対向して凸弧状に設けられていることを特徴とするリ
クローズ性向上外装用カートンである。
【0008】
【作用】本発明のカートンは、図2(a)に示すよう
に、差込フラップ3に対して凹弧状の折罫4を設けたの
で、図2(b)に示すように、ジッパー部2を破断して
カートンを開封した後、再封する為に差込フラップ3を
切り込み6に挿入する際に、図3(a)に示すように差
込フラップ3を凹弧状の折罫4に沿って切り込み6に向
かって斜め下方に折り曲げることにより、折罫4の部分
で天板12cが折れ曲がることにより、差込フラップ3
側の平板部7は平坦状から、やや湾曲形状になり、その
ために、切り込み6に挿入の際は差込フラップ3には剛性
が得られ、切り込み6への挿入が容易になり、また図3
(b)に示すように、再封後は折罫4による湾曲した折
り曲げ状態から平坦状への復元性も容易に得られ、差込
フラップ3の抜けやすさが解消されて、折ぐせによる再
封性の低下を解決することができる。
【0009】また、差込フラップ3に対向する切り込み
6を凸弧状に形成することにより、その形状が、凹弧状
の折罫4に沿って折り曲げられた差込フラップ3の湾曲
した平板部7に沿う形になるので、差込フラップ3の挿
入が容易になり、再封性が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のリクローズ性向上
外装用カートンの実施の形態について図を用いて詳細に
説明する。
【0011】図1は、本発明である、弧状の折罫を設け
たカートンの展開図の一例である。図2は、本発明であ
る、弧状の折罫を設けたカートンの開封前(図2
(a))および開封後(図2(b))の斜視図、また図
3は、再封時(図3(a))および再封後(図3
(b))の斜視図である。1は筒状の胴部、1a、1
b、1cおよび1dは胴部1を角筒体に構成する側壁
板、1eは側壁板1aの外端部に貼着される貼着片、1
1は底部、11a、11b、11cおよび11dは底部
11を構成する底板、12は天部、12a、12b、1
2cおよび12dは天部12を構成する天板、2は断続
的な切込とつなぎ部により形成されたジッパー部、3は
差込フラップ、4は凹弧状の折罫、5は直線状の折罫、
6は差込フラップ3を挿入する切り込みである。
【0012】本発明の実施形態の凹弧状の折罫4は、図
1および図2に示す例のようにカートンの開封部に形成
されるものである。カートン本体の形成および組み立て
には、公知の技術をそのまま用いることができる。本発
明を実際に生産工程に取り入れる場合においても、折罫
4を形成する押型のみを凹弧状にすればよく、カートン
製造が容易で大変効率が良い。
【0013】差込フラップ3を挿入する切り込み6には
直線状や弧状、山型、谷型、台形状など任意の形状を用
いることができるが、差込フラップ3に対向して、差込
フラップ3の湾曲に沿うような形の凸弧状に設けること
が、再封性向上のためにもっとも好ましい。
【0014】図1、図2および図3ではカートンの天部
12に開封部を設けた場合について図示しているが、開
封部はカートンの任意の場所に設けることができる。す
なわち、本発明における凹弧状の折罫4および差込フラ
ップ3も開封部にあわせて任意の場所に設けることがで
きる。
【0015】なお、本明細書の例においてはカートンの
展開図を図1の形としているが、カートンの形は自由に
形成することができ、その形状は、かまぼこ型や角錐状
など、立方体や直方体とは限らない。
【0016】また一般的な食品の外箱用途としては、紙
が材料として用いられることが多いが、紙以外の材料、
たとえばポリエチレンテレフタレートなどの樹脂や、
紙、樹脂、金属箔などからなる積層体を材料として用い
てもよい。
【0017】本発明における凹弧状の折罫4の応用例と
して、食品等の外箱のみならず、文房具である書類フォ
ルダ等、フレキシブルな素材を材料とする、開封・再封
を繰り返す必要のあるカートン類への適用も可能であ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明における凹弧状の折罫によれば、
カートン生産工程の大幅な変更を行うことなく、差込フ
ラップの挿入が容易となるのみならず、湾曲した素材の
反発により差込フラップが切り込みから外れにくい、リ
クローズ性向上外装用カートンを提供することができ
る。また、差込フラップに対向して切り込みを凸弧状に
設けることにより、差込フラップの挿入がさらに容易に
なったリクローズ性向上外装用カートンを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカートンであって、凹弧状の折罫を設
けたリクローズ性向上外装用カートンの展開図の一例で
ある。
【図2】本発明のカートンであって、凹弧状の折罫を設
けたリクローズ性向上外装用カートンの(a)開封前お
よび(b)開封後の状態の斜視図である。
【図3】本発明のカートンであって、凹弧状の折罫を設
けたリクローズ性向上外装用カートンの(a)再封時お
よび(b)再封後の状態の斜視図である。
【図4】従来のカートンであって、直線状の折罫を設け
た再封可能カートンの展開図の一例である。
【符号の説明】
1…胴部 1a、1b、1c、1d…胴部側壁板 1e…胴部貼着片 11…底部 11a、11b、11c、11d…底板 12…天部 12a、12b、12c、12d…天板 2…ジッパー部 3…差込フラップ 4…凹弧状の折罫 5…直線状の折罫 6…切り込み 7…平坦部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外装用カートンにおいて、再封止用の差込
    フラップ近傍に、差込フラップに対して凹弧状の折罫を
    設けたことを特徴とするリクローズ性向上外装用カート
    ン。
  2. 【請求項2】材料として紙を用いたことを特徴とする請
    求項1記載のリクローズ性向上外装用カートン。
  3. 【請求項3】切り込みが差込フラップに対向して凸弧状
    に設けられていることを特徴とする請求項1または2記
    載のリクローズ性向上外装用カートン。
JP2001312588A 2001-10-10 2001-10-10 リクローズ性向上外装用カートン Pending JP2003112724A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006076641A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Rengo Co Ltd 再封緘機能付包装箱
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