JP2003291956A - 簡易再開封包装用箱 - Google Patents

簡易再開封包装用箱

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JP2003291956A
JP2003291956A JP2002099753A JP2002099753A JP2003291956A JP 2003291956 A JP2003291956 A JP 2003291956A JP 2002099753 A JP2002099753 A JP 2002099753A JP 2002099753 A JP2002099753 A JP 2002099753A JP 2003291956 A JP2003291956 A JP 2003291956A
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JP
Japan
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piece
packaging box
lid
lid piece
side plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002099753A
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English (en)
Inventor
Shinsuke Watanabe
信介 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Printing Co Ltd
Original Assignee
Asahi Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Printing Co Ltd filed Critical Asahi Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開封・再開封操作が容易な包装用箱を提供す
る。 【解決手段】 一枚のブランクシートから一体的に打ち
抜かれた箱体形成片10からなり、箱体形成片10に
は、複数の側面板12,14,16,18と、この側面
18の端部に形成された蓋片30,60と、側面板14
の端部に形成された蓋片40,61を有する。蓋片30
には差込片31が設けられ、蓋片40には開封部41が
形成され、折罫線32,82にはロック片33,43が
形成されている。また側面板14には、差込片31を差
し込むことができる切り込み50が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内部に商品を収
容し、再開封可能に形成された包装用箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ジッパー等を破って開封するタイ
プの包装用箱は蓋片やフラップに係止部がなく、蓋片や
フラップが開いたままで再封できないものや、蓋片等に
設けられた突起を、切り込み片に挿入するものがあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、蓋片やフラップが開いたままだと、中身が箱の外へ
飛び出したり、蓋片等に設けられた突起がスムーズに切
り込み片に挿入されず、蓋片等が浮いてしまうものがあ
った。
【0004】この発明は、上記従来の技術の問題に鑑み
てなされたもので、再封、再開封操作が容易な包装用箱
を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】この発明は、一枚のブランクシートから一
体的に打ち抜かれた箱体形成片からなり、この箱体形成
片には複数の側面板が設けられ、側面板端部には、差込
片が連結された蓋片が、また、この蓋片が形成された側
面板に平行に対面する側面板には、開封部が形成された
蓋片が設けられている包装用箱である。
【0006】上記差込片が連結された蓋片には、蓋片と
差込片の間の折罫線上にロック片が形成されている。こ
のロック片は、折罫線を基端とする略U字型の切り込み
により形成されており、折罫線にて差込片を曲げること
により、略U字型に切りが入った部分が折曲げられずに
突起を形成し、折り曲げられた差込片には突起孔ができ
る。また、上記開封部が形成されている蓋片の側面板と
隣接する折罫線上にも、同様のロック片が形成され、蓋
片を折り曲げることにより、略U字型の切りが入った部
分が折曲げられずに突起が形成される。
【0007】開封部を取り去り開封した後、再び封かん
する場合、開封部が形成された蓋片を、側面板と隣接す
る折罫線にて折り曲げ、次に差込片が連結された蓋片
を、側面板と隣接する折罫線にて折り曲げる。この時、
蓋片と差込片をはさむ罫線上のロック片の差込片に形成
された突起孔に、開封部が形成されていた蓋片の、側面
板と隣接する折罫線上のロック片に形成された突起が挿
入されることにより、蓋片を係合することができる。
【0008】次に差込片の端部を、開封部と隣接する側
面板に設けられた切り込み部に差し込まれることによ
り、封かんを確実なものにすることができる。この切り
込み部は逆さ略Y字型をしており、Y字の三角形の部分
に差込片を挿入するものである。この時、三角形から開
封部と隣接する折罫線に向かって、切りを入れることに
より、挿入を容易にすることができる。
【0009】次に、差込片が差し込まれている箇所から
僅かに離間した部分を押すことにより、差込片が側面板
切り込み部からはずれ、簡単に開封することができる。
この部分には、開封に関する目印の為の印刷、エンボ
ス、折罫等が付加されている包装用箱である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図1〜4は、この発明
の一実施形態の包装用箱を示す。この実施形態の包装用
箱は、図4に示すように、一枚の紙または樹脂製のブラ
ンクシートを打ち抜いて箱体形成片10が形成されてい
る。箱体形成片10は、箱体の6面を形成する底蓋片6
0、61、側面12,14,16、18、及び上蓋片3
0、40が一体に連接形成されている。さらに組み立て
た状態で側面12に糊付される糊付片20が側面18の
側方に連接して形成される。側面12,14,16,1
8、糊付片20は各々折罫線22,24,26,28で
区切られている。
【0011】側面14に連接して上蓋片40が形成さ
れ、上蓋片40は折罫線82で側面14と区切られてい
る。上蓋片40には、折り罫線82と平行な位置にミシ
ン線42が設けられている。折罫線82にはロック片4
3が設けられている。ロック片43は折罫線82を基端
とする略U字型の切り込みにより形成されており、折罫
線82にて上蓋片40を折り曲げることにより、略U字
型に切りが入った部分が折り曲げられずに突起45を形
成し、側面14には突起孔46ができる。
【0012】側面18に連接して上蓋片30が形成さ
れ、上蓋片30は折罫線80で側面18と区切られてい
る。上蓋片30はさらに差込片31が折罫線32を介し
て形成されている。折罫線32にはロック片33が設け
られている。ロック片33は折罫線32を基端とする略
U字型の切り込みにより形成されており、折罫線32に
て差込片31を折り曲げることにより、略U字型に切り
が入った部分が折り曲げられずに突起34を形成し、差
込片31には突起孔35ができる。
【0013】側面14、18は上蓋片40、30が形成
されている反対側の端部に折罫線86,84を介して、
底蓋片61,60が形成されている。側面板12、16
の各両端部には、各々一対のフラップ70、71が折罫
線81、83を介して、形成されている。
【0014】側面14には逆さ略Y字型の切り込み50
が設けられており、切り込み50のやや下部にはエンボ
ス52が形成されている。
【0015】次に、この実施状態の包装箱の組み立て方
法及び使用方法について、図面に基づいて説明する。な
お、ここでは図4において、紙面表面側が凸になる折り
方を正折りと称する。まず、糊付片20の表面に糊90
を塗布する。その後折罫線22、26を正折りし、糊付
片20の表面と側面12の裏面を糊付する。
【0016】そして商品を箱体内に収納する際には、側
面14,16,18、糊付片20が糊付された側面12
を、各側面が互いに直角になるように起こし、直方体の
四角形の箱体を形成する。次に折罫線81でフラップ7
0を直角に正折りし、その後折罫線80で蓋片30を正
折りし、さらに折罫線32で差込片31を直角に正折り
し、差込片31を側面14の内側に差し込む。
【0017】次に上蓋片30の折罫線80に近い端部に
糊を塗布し、上蓋片40を折罫線82で正折りし、上蓋
片30と糊付され図1の状態が形成される。次に折罫線
83でフラップ71を直角に正折りし、その後折罫線8
4で底蓋片60を直角に正折りし、底蓋片60の折罫線
84に近い端部に糊を塗布し、底蓋片61を折罫線86
で正折りし、底蓋片60と糊付する。
【0018】収容された商品を取り出す際には、開封部
41を引き上げミシン線42を破り、差込片31を引き
出し、商品を取り出すことができる。
【0019】再封する際には、折罫線81でフラップ7
0を直角に正折りし、上蓋片40の開封部を取り去った
残りの上蓋片44を、折罫線82で直角に正折りし、そ
の後折罫線80で蓋片30を正折りし、さらに折罫線3
2で差込片31を正折りし、側面14に設けられた切り
込み50に差し込む。このとき、折罫線82に設けられ
たロック片43に形成された突起45が、折罫線32に
設けられたロック片33に形成された突起孔35に挿入
されることにより、再封を確実なものにすることができ
る。
【0020】再び商品を取り出す際には、切り込み50
の、差込片31が差し込まれている箇所から僅かに離間
したエンボス52を押さえることにより、容易に差込片
31が切り込み50からはずれ、商品を取り出すことが
できる。
【0021】なお、この発明の開封部やロック片、差込
片、切り込みは上記実施の形態に限定されるものではな
く、内容物の大きさや形状によりロック片がロックさ
れ、開封再封ができるよう適宜選択可能なものである。
【0022】
【発明の効果】この発明の包装箱は、差込片を切り込み
に差し込むことや、箱の側面を指で押すだけで、容易に
再開封が可能であり、しかも確実な再封ができる。これ
により、特に高齢者や障害のある人にとっても操作性の
良い包装箱を提供することができ、使用する対象者を選
ばないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の包装用箱の閉蓋状態の斜視図であ
る。
【図2】この発明の包装用箱の開封状態の斜視図であ
る。
【図3】この発明の包装用箱の再封状態の斜視図であ
る。
【図4】この発明の包装用箱の展開図である。
【符号の説明】
10 箱体形成片 12,14,16,18 側面板 20 糊付片 30、40、44 上蓋片 31 差込片 60,61 底蓋片 70,71 フラップ 22,24,26,28,80,81,82,83,8
4,86 折罫線 41 開封部 42 ミシン線 33,43 ロック片 34,45 突起 35、46 突起孔 50 切り込み 52 エンボス 90 糊

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚のブランクシートから、一体的に打
    ち抜かれた箱体形成片からなり、この箱体形成片には、
    複数の側面板が設けられ、側面板端部には差込片が連結
    された蓋片が、またこの蓋片が形成された側面板に平行
    に対面する側面板には、開封部が形成された蓋片が設け
    られていることを特徴とする包装用箱において、差込片
    が連結された蓋片には、蓋片と差込片の間の折罫線上に
    ロック片が設けられ、開封部が形成されている蓋片の側
    面板と隣接する折罫線上には、ロック片が設けられ、そ
    れらが1ヶ所以上係合うことを特徴とし、上記差込片の
    端部は、その蓋片が隣接する側面板と平行に対面する側
    面板に設けられた切り込み部に、差し込まれることを特
    徴とする包装用箱。
  2. 【請求項2】 側面板に設けられた切り込み部付近に開
    封に関する目的の為の印刷、エンボス、折罫等が付加さ
    れた請求項1記載の包装用箱。
JP2002099753A 2002-04-02 2002-04-02 簡易再開封包装用箱 Pending JP2003291956A (ja)

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