JP4530188B2 - 紙箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スナック菓子やその他の菓子類を収納するための紙箱に係り、詳しくは、サック貼り形式の貼り箱であって、再閉鎖できる蓋を有する紙箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の紙箱としては、前板から側板にかけて設けたジッパー部を取り去って開封し、天板、側板、貼着片及びフラップにより構成される部分を蓋としてかぶせるようにしたものが知られている。(例えば、実公昭55−33855号公報参照)。この紙箱では、ジッパー部を除去した後に前板より舌片状に突出するストッパーを設けてあり、前方に折ったストッパーの縁と蓋を構成するフラップの辺が開閉にあたり当接して係合する形状に設けられているため、係止効果を生ずるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の紙箱は、サック貼り形式であり、加工が簡単で特殊の工程を要しないという利点はあるものの、ジッパー部を取り去って開封した後、再閉鎖する場合にストッパーを前方に折り曲げる必要があるので、再封操作が煩雑であるという欠点を有している。
【0004】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、通常のサック貼りの箱と同様に製造でき、開封が簡単であるばかりか、再封操作をも簡単に行えるようにした紙箱を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を解決するために、本発明の紙箱は、一枚のブランクをサック貼りし、それを組み立てて形成される紙箱であって、縦折線を介して連設された後板、側板、前板、側板、貼着片により胴部が構成され、後板には胴部の上端からほぼ側板の幅に相当する距離の位置に横折線が形成され、側板、前板、側板にまたがるジッパー部が、側板、前板、側板での上端線が後板の横折線と同じ位置になるように、前板での下端線が上端線からほぼ側板の幅に相当する距離の位置となるように、前板の下端中央にて上向きに突き出た形状の凸部を残すように、側板ではほぼ三角形状、前板では矩形状に、全体としてほぼ台形状に一連に切除可能なように設けられ、ジッパー部は一方の側板の端から破断して取り除くようになっているとともに、前板の上端角部にはジッパー部を取り除いて開封した時に形成される凸部が挿入可能な幅のスリットが形成されていることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0007】
図1は本発明に係る紙箱を示す斜視図であり、この紙箱Cは図2にその展開図を示すブランクを組み立てて形成されている。
【0008】
図2に示すブランクでは、胴部を構成する後板10、側板20、前板30、側板40、貼着片50が縦方向の折線を介して連設されており、後板10、側板20、前板30、側板40の上辺と下辺には、それぞれに上方のフラップ11,21,31,41と下方のフラップ12,22,32,42が横方向の折線を介して連設されている。
【0009】
そして、後板10には、上端からほぼ側板の幅に相当する距離の位置に横折線aが形成されており、側板20、前板30、側板40には、これらにまたがるジッパー部23,33,43が設けられている。このジッパー部23,33,43は、上端線b,c,dが後板10の横折線aと同じ位置になるように、下端線e,f,gのうち両側の下端線e,gが斜め方向で、前板30での下端線fが上端線cからほぼ側板の幅に相当する距離の位置となるように、前板30の下端中央にて上向きに突き出た形状の凸部34を残すように、側板20,40ではほぼ三角形状、前板30では矩形状に、全体としてほぼ台形状に一連に切除可能なように設けられている。さらに、前板30の上端角部に凸部34が挿入可能な幅のスリット35が形成されている。
【0010】
なお、図2に示すブランクでは、後板10の横折線aを途中に切込を有した押罫で形成し、この部分を折り曲げやすくしている。また、ジッパー部23,33,43の上端線b,c,dと下端線e,f,gのうち、前板30での上端線cをミシン目で形成し、それ以外はY字状の切込が連続するパターンで形成している。そして、貼着片50において後板10の横折線aと重なる部分には切込線hを設けてあり、後板10の折曲げの邪魔にならないようにしてある。なお、後板10における上方のフラップ11と下方のフラップ12にはハーフカット11a,12aを施し、製函時の糊による接着強度を上げるようにしている。
【0011】
上記のブランクを組み立てるに際しては、まず、後板10と側板20の間、表板30と側板40間で折って折り畳み、後板10の裏側に貼着片50の表側を糊付けしてサック貼りする。通常はこの状態で箱詰め工程に送られ、そこで、製函すると同時に内容物を収納する。その際、サック貼りされたブランクを起こし、上部ではフラップ21,41、フラップ11,31の順に折り込んで貼着して天部を形成し、下部ではフラップ22,42、フラップ12,32の順に折り込んで貼着して底部を形成する。この場合、いずれか一方を閉鎖した時点で内容物を入れ、残った方を閉鎖する。
【0012】
このようにして形成された紙箱Cは、側板40の左端からジッパー部43,33,23を破断して取り除くことで容易に開封することができる。そして、開封した紙箱Cを再封するには、ジッパー部23,33,43から上の部分と後板10の横折線aから上の部分とで構成される部分を蓋とし、この蓋の部分を後板10の横折線aのところで前方に折り曲げるようにする。すると、蓋の部分は開封されたところに入り込み、開封時に形成された凸部34に前板30の上部付近が当接するので、さらに軽く折り曲げ方向に押すことにより、図3に示すように、凸部34が前板30の上端角部のスリット35に嵌まり込んで係止した状態となる。この場合、紙箱Cの高さは側板の幅に相当する分だけ短くなる。再度開けるには、蓋の部分を上方後側に回動させて凸部34とスリット35の係合を解けばよい。
【0013】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の紙箱は、一枚のブランクをサック貼りし、それを組み立てて形成される紙箱であって、縦折線を介して連設された後板、側板、前板、側板、貼着片により胴部が構成され、後板には胴部の上端からほぼ側板の幅に相当する距離の位置に横折線が形成され、側板、前板、側板にまたがるジッパー部が、側板、前板、側板での上端線が後板の横折線と同じ位置になるように、前板での下端線が上端線からほぼ側板の幅に相当する距離の位置となるように、前板の下端中央にて上向きに突き出た形状の凸部を残すように、側板ではほぼ三角形状、前板では矩形状に、全体としてほぼ台形状に一連に切除可能なように設けられ、ジッパー部は一方の側板の端から破断して取り除くようになっているとともに、前板の上端角部にはジッパー部を取り除いて開封した時に形成される凸部が挿入可能な幅のスリットが形成されている構成としたので、ジッパー部を取り除くだけで簡単に開封することができ、開封した時に形成される凸部に、蓋の部分に形成されているスリットを差し込んで係止するだけで簡単に再封することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る紙箱を示す斜視図である。
【図2】図1に示す紙箱を形成するためのブランクの展開図である。
【図3】図1に示す紙箱を一旦開封して再封した状態で示す斜視図である。
【符号の説明】
10 後板
11,12 フラップ
11a,12a ハーフカット
20 側板
21,22 フラップ
23 ジッパー部
30 前板
31,32 フラップ
33 ジッパー部
34 凸部
35 スリット
40 側板
41,42 フラップ
43 ジッパー部
50 貼着片
a 横折線
b,c,d 上端線
e,f,g 下端線
h 切込線

Claims (1)

  1. 一枚のブランクをサック貼りし、それを組み立てて形成される紙箱であって、縦折線を介して連設された後板、側板、前板、側板、貼着片により胴部が構成され、後板には胴部の上端からほぼ側板の幅に相当する距離の位置に横折線が形成され、側板、前板、側板にまたがるジッパー部が、側板、前板、側板での上端線が後板の横折線と同じ位置になるように、前板での下端線が上端線からほぼ側板の幅に相当する距離の位置となるように、前板の下端中央にて上向きに突き出た形状の凸部を残すように、側板ではほぼ三角形状、前板では矩形状に、全体としてほぼ台形状に一連に切除可能なように設けられ、ジッパー部は一方の側板の端から破断して取り除くようになっているとともに、前板の上端角部にはジッパー部を取り除いて開封した時に形成される凸部が挿入可能な幅のスリットが形成されていることを特徴とする紙箱。
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