JP2878164B2 - 部分開封容器 - Google Patents
部分開封容器Info
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Description
に開封でき、リクローズ時に切断面が現れることなく、
開封個所が美麗で、かつ必要用紙を少なく製函ができ、
省資源化が可能な部分開封容器に関するものである。
示すように、開封時に一方の角辺のミシン目13が全体
に亘って破れるものがあった。この容器では、蓋板14
の一部を角辺のミシン目13と、これに平行なミシン目
16により区画した部分蓋15として開封するから、図
7に示すように、この開口部17の周囲を支持するもの
はないから、構造が脆弱であるという問題点があった。
封時に容器が変形し、開封しにくかったり、丁寧に開蓋
しなければ、内容物が零れたり、容器自体が壊れてしま
う欠点があった。
に一方の角辺のミシン目13の切断面が現れ、見場が悪
いという欠点があった。それに、リクローズ時に角辺の
ミシン目13が半開きのような状態になり、菓子等の食
品容器に使用すると、容器内に塵埃等が入り、使用でき
ないという問題点があった。
分蓋15を開蓋するに際して、容器を保持した手の親指
等で部分蓋15の開蓋も可能である。しかし、構造が脆
弱で、開蓋時に容器が変形することがあり、内容物が容
器の開口部17から零れるという問題点があった。
出し孔18を穿設した上面板19を容器上面の全体に設
け、この上面板19の全体を閉塞する蓋板20を開閉し
て、上面板19の内容物取出し孔18より内容物を取出
す容器が使用されている。
器では、図10に示すように、内容物取出し孔18を穿
設していない上面板19も蓋板20で閉塞しているの
で、用紙を多く必要とする欠点があった。
18以外の必要以上の上面板19の開封となり、開封個
所201が長く、開封に手間が掛かるという欠点があっ
た。
された蓋板20を開蓋する操作も、図10に示すよう
に、容器全体に及ぶ上面板19に蓋板20を閉塞してい
るので、容器を片手で支持し、もう一方の手で蓋板20
を開蓋する外なく、不便であった。
板を容器左端部に設け、その容器の上面全体を覆う蓋板
の左端部に、この上面板と重合する部分蓋を形成した、
構造が頑丈で、開封が容易な部分開封容器を提供するこ
とを目的とする。
現れず、見場が良く、リクローズ時に半開きのような状
態になることがなく、菓子等の食品容器に最適な部分開
封容器を提供することを目的とする。
部のみの閉塞でよく、上面板を内容物取出し孔部以外に
設ける必要なく、用紙が少なくて済む、省資源化が可能
な部分開封容器を提供することを目的とする。
に、本発明は、底板の前後にそれぞれ先端に折込みフラ
ップを連設した前後側板と、底板の左右に貼着フラップ
とを連結して設ける。
出し孔を穿設した上面板を連結して設ける。
と、上面板の左側端に左側フラップとを連結して設け
る。
との内面に折曲せしめ、上面板先端の糊代片を後側板内
面に貼着せしめる。
板外面への添接板、蓋板の右側端に右側フラップをそれ
ぞれ連結して設け、蓋板の中央部にミシン目を設けて前
記内容物取出し孔を覆う部分蓋となす。
左側端とに連続して断続切目を前記添接板に設け、この
添接板の先端部で、断続切目中央部に開封兼再封用舌片
を形成せしめ、上面板と糊代片との上に蓋板と添接板を
折曲せしめる。
貼着せしめ、左右側端部を閉塞せしめて成る。
実施の形態を示した添付図面に基づいて詳細に説明す
る。
すもので、図2はその開封時を示すもので、図3はリク
ローズ時を示すもので、図4はその展開図で、図5はそ
の組立て途次の状態を示すものである。
1を介してそれぞれの両側端に折込みフラップ22,2
2、32,32を連設した前面板2と後面板3を設け
る。そして、底板1の左右側端に折目41,51を介し
て後述の左右側フラップ7,10の内面に貼着する貼着
フラップ4,5を設けたものである。
から前面板2の半分程の位置までに折目61を介して連
結して設けたもので、上面板6の左端寄りに、上面板6
から前面板2に亘る内容物取出し孔62を穿設したもの
である。
して容器の左側端を閉塞する左側フラップ7を設け、上
面板6の先端に後面板3内面への貼着片8を折目81を
介して設けたものである。
設けたもので、蓋板9の右側端に折目101を介して容
器の右側端を閉塞する右側フラップ10を設け、蓋板9
の先端に折目111を介して前面板2の外面に添接貼着
する添接板11を設ける。
内容物取出し孔62を閉塞する位置に、後面板3と蓋板
9との連設折目91から蓋板9と添接板11との連設折
目111へ縦方向ミシン目92を設ける。そして、この
ミシン目92と蓋板9の左端93とで区画された左端部
を部分蓋94とする。
央部に位置する添接板11の先端部に形成したものであ
る。そして、蓋板9と添接板11との連設折目111上
の部分蓋94の左端93と縦方向ミシン目92とを連結
して、ヘの字状等の断続切目121を中央部が低下する
よう円弧状に設け、この断続切目121の中央部に形成
したものである。
2を引上げて、断続切目121と縦方向ミシン目92と
を開裂して部分蓋94の開封を行う。また、部分蓋94
の開封後には、この開封兼再封用舌片12を前面板2の
左端部に設けた再封用切目23に挿嵌し、再封を行うも
のである。
(1)に示すように、上面板6と貼着片8とを折目61
において底板1と前面板2との内面に折曲し、図5の
(2)に示すように、後面板3と蓋板9とを折目31に
おいて底板1と前面板2との内面に折曲する。このと
き、貼着片8の外面に糊を塗布しておき、貼着片8の外
面を後面板3の内面に貼着する。また、添接板11にお
ける断続切目121の先端部122の内面に糊を塗布し
ておき、蓋板9の先端の添接板11を折目111におい
て前面板2の外面に添接し、この先端部122を前面板
2の外面に貼着する。
内面を外面に貼着した前面板2、後面板3をそれぞれ折
目21,31において底板1より起立せしめ、底板1、
前面板2、後面板3および蓋板9とを筒状に形成せしめ
る。そして、前、後面板2,3両側の折込みフラップ2
2,32を折込み、底板1の左右側端に折目41,51
を介して設けた貼着フラップ4,5のいずれかを筒状開
放部に折曲する。そして、その貼着フラップ4,5のい
ずれかの外面に糊を塗布し、糊を塗布した側の左右側フ
ラップ7,10を折曲し、左右側フラップ7,10の内
面に貼着する。そして、左右側フラップ7,10のいず
れかを閉塞し、閉塞していない筒状開放部から粒状チョ
コレートやチョコボール等の内容物を挿入し、残る筒状
開放部を同様に閉塞して図1に示すように完成する。
1に示す添接板11の下端部に設けた開封兼再封舌片1
2を引上げると、添接板11の断続切目121と蓋板9
の縦方向ミシン目92とが開裂し、部分蓋94が開封す
る。
蓋94を後面板3先端の折目91において蓋板9より開
蓋させ、上面板6の内容物取出し孔62より取出すもの
である。このとき、部分蓋94の右側の容器を片手で保
持して、この手の親指等で部分蓋94を開蓋し、もう一
方の手で内容物を取出しても、或いは保持した手で容器
を傾け、もう一方の手に内容物を受けても良い。また、
従来同様に、部分蓋94の右側の容器を片手で保持し
て、もう一方の手で部分蓋94を開蓋しても良い。
板を蓋板の半分程とし、内容物取出し孔を穿設していな
い上面板も蓋板で閉塞する必要がなく、使用する用紙が
すくなくて済み、図4の(2)に示すように、用紙を無
駄なく裁断でき省資源となる。
板も内容物取出し孔を閉塞する幅だけで良いから、内容
物取出し孔以外の必要以上の上面板を開封する必要な
く、開封個所が短く、容易に開封ができる。
る操作も、開蓋する部分蓋も内容物取出し孔を閉塞する
幅だけで良いから、容器を支持した片手の親指等での開
蓋が可能となり、開蓋操作も容易である。
場が良く、リクローズ時に半開きのような状態になるこ
とがなく、粒状チョコレートやチョコボール等の菓子類
の食品容器に適用しても、塵埃等が入るおそれがなく、
最適なものとなる。
視図である。
視図である。
示す要部斜視図である。
独のものを内面から見たもので、(2)は単独の展開図
を無駄なく割付けた状態の外面から見たものである。
示すもので、(1)は前面板と上面板とを底板と後面板
との内面に折曲した状態のもので、(2)はその前面板
と上面板との上に蓋板と前面板への添接板を折曲した状
態のものである。
の閉塞時斜視図である。
の開蓋時斜視図である。
の再封時要部斜視図である。
覆う蓋板を設けた従来の実施形態の閉塞時斜視図であ
る。
を覆う蓋板を設けた従来の実施形態の開蓋時斜視図であ
る。
を覆う蓋板を設けた従来の実施形態の再封時斜視図であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 底板の前後にそれぞれ先端に折込みフラ
ップを連設した前後側板と、底板の左右に貼着フラップ
とを連結して設け、前側板先端の左側部の一部に内容物
取出し孔を穿設した上面板を連結して設け、上面板の先
端に後側板内面への糊代片と、上面板の左側端に左側フ
ラップとを連結して設け、糊代片と上面板とを前面板と
底板との内面に折曲せしめ、上面板先端の糊代片を後側
板内面に貼着せしめ、また、後側板先端に蓋板、蓋板先
端に前側板外面への添接板、蓋板の右側端に右側フラッ
プをそれぞれ連結して設け、蓋板の中央部にミシン目を
設けて前記内容物取出し孔を覆う部分蓋となし、部分蓋
の右側端のミシン目と部分蓋の左側端とに連続して断続
切目を前記添接板に設け、この添接板の先端部で、断続
切目中央部に開封兼再封用舌片を形成せしめ、上面板と
糊代片との上に蓋板と添接板を折曲せしめ、断続切目先
端の添接板を前側板外面に貼着せしめ、左右側端部を閉
塞せしめて成る部分開封容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30123295A JP2878164B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 部分開封容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30123295A JP2878164B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 部分開封容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09142454A JPH09142454A (ja) | 1997-06-03 |
JP2878164B2 true JP2878164B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=17894374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30123295A Expired - Fee Related JP2878164B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 部分開封容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2878164B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4807230B2 (ja) * | 2006-11-08 | 2011-11-02 | 大日本印刷株式会社 | 二段階再封可能なカートン |
-
1995
- 1995-11-20 JP JP30123295A patent/JP2878164B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09142454A (ja) | 1997-06-03 |
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