JPH0730500Y2 - ウインドーカートン - Google Patents
ウインドーカートンInfo
- Publication number
- JPH0730500Y2 JPH0730500Y2 JP1988073978U JP7397888U JPH0730500Y2 JP H0730500 Y2 JPH0730500 Y2 JP H0730500Y2 JP 1988073978 U JP1988073978 U JP 1988073978U JP 7397888 U JP7397888 U JP 7397888U JP H0730500 Y2 JPH0730500 Y2 JP H0730500Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- lid
- locking piece
- carton
- window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cartons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、上面に窓部を有する蓋付のウインドーカート
ンに関する。
ンに関する。
〈従来技術〉 従来、蓋付のカートンにおいて蓋体を箱本体に係止する
には、蓋体に側板外面に重合する外側板を連接し、この
外側板に切込により係止片を設け、側板にはこの係止片
と係合する係止溝を設け、係止片と係止溝を係合する
か、或いは蓋板と側板をテープ、ラベル等の封緘手段を
用いて係止していた。
には、蓋体に側板外面に重合する外側板を連接し、この
外側板に切込により係止片を設け、側板にはこの係止片
と係合する係止溝を設け、係止片と係止溝を係合する
か、或いは蓋板と側板をテープ、ラベル等の封緘手段を
用いて係止していた。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし前記従来技術では、係止片を有する外側板が係止
機能以外の機能を持たないため紙取り効率の上で不経済
であり、箱本体の側板に係止溝を設けるため密封性が悪
く、さらに外側板と側板とに段差が生じ、外観上の見栄
えが良くないという欠点がある。また封緘手段を用いて
封緘しては、当然再封できないという欠点がある。
機能以外の機能を持たないため紙取り効率の上で不経済
であり、箱本体の側板に係止溝を設けるため密封性が悪
く、さらに外側板と側板とに段差が生じ、外観上の見栄
えが良くないという欠点がある。また封緘手段を用いて
封緘しては、当然再封できないという欠点がある。
そこで本考案は、蓋体を箱本体に係止するにあたり、紙
取り効率良く係止片と係止溝を形成できるウインドーカ
ートンを提供する。
取り効率良く係止片と係止溝を形成できるウインドーカ
ートンを提供する。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は以上の課題を解決するためになされたもので、
一枚のブランク板を折り曲げて所定箇所を接着すること
により形成されるカートンの開口部を覆う蓋体が一体に
連設され、前記蓋体は外蓋板と内蓋板が２つ折り状態で
接着され、この境界折線を起点とする切り込みにより前
記内蓋板内に係止片が形成され、該係止片は未接着状態
で、前記窓部に臨む一側板上辺には切残板が連接し、該
切残板は外側板内面に折り返し接着され、この境界折れ
線上に前記係止片と係合する係止溝が形成されたカート
ンであり、前記開口部には天板と窓部とが形成されてい
ることを特徴とするウインドーカートンである。
一枚のブランク板を折り曲げて所定箇所を接着すること
により形成されるカートンの開口部を覆う蓋体が一体に
連設され、前記蓋体は外蓋板と内蓋板が２つ折り状態で
接着され、この境界折線を起点とする切り込みにより前
記内蓋板内に係止片が形成され、該係止片は未接着状態
で、前記窓部に臨む一側板上辺には切残板が連接し、該
切残板は外側板内面に折り返し接着され、この境界折れ
線上に前記係止片と係合する係止溝が形成されたカート
ンであり、前記開口部には天板と窓部とが形成されてい
ることを特徴とするウインドーカートンである。
〈実施例〉 本考案を図面を用いて詳細に説明する。第１図は展開平
面図であり、底板（１）の右側辺に側板（３）、天板
（６）、のり代部（13）が、左側辺に側板（２）が順次
連接し、側板（２）左側辺に、折線（l3）を介して外蓋
板（５）が、外蓋板（５）左側辺には折線（l1）を介し
て内蓋（８）が連接し、この内蓋板（８）内に折線
（l1）を起点する略コ字形の切込みにより係止片（12）
が形成されている。また天板（６）には、側板（３）上
辺に折線（l2）を介して切残辺（７）が連接した状態で
窓部（９）が設けられ、この境界折線（l2）上に係止片
（12）と係合する係止溝（14）が形成されている。（1
5）は側板（３）に形成された指掛け穴である。また天
板（６）の上下辺には差込み部（14）、（14）を有する
側蓋板（４）、（４）が、側板（２）、（３）上下辺に
は折込フラップ（１）が連接している。
面図であり、底板（１）の右側辺に側板（３）、天板
（６）、のり代部（13）が、左側辺に側板（２）が順次
連接し、側板（２）左側辺に、折線（l3）を介して外蓋
板（５）が、外蓋板（５）左側辺には折線（l1）を介し
て内蓋（８）が連接し、この内蓋板（８）内に折線
（l1）を起点する略コ字形の切込みにより係止片（12）
が形成されている。また天板（６）には、側板（３）上
辺に折線（l2）を介して切残辺（７）が連接した状態で
窓部（９）が設けられ、この境界折線（l2）上に係止片
（12）と係合する係止溝（14）が形成されている。（1
5）は側板（３）に形成された指掛け穴である。また天
板（６）の上下辺には差込み部（14）、（14）を有する
側蓋板（４）、（４）が、側板（２）、（３）上下辺に
は折込フラップ（１）が連接している。
以上の構成を有する本考案を組み立てるには、天板
（６）、側板（３）、底板（１）、側板（２）、外蓋板
（５）、内蓋板（８）を折線に沿って折り曲げ、まず内
蓋板（８）を外蓋板（５）に２つ折り状態で係止片（1
2）を除いて全面接着し、切残板（７）を側板（３）内
面にその下端部で接着すると共にのり代部（13）を側板
に内面に接着し、箱本体（Ａ）と蓋体（Ｂ）を形成す
る。この工程は、順方向に折り曲げて接着するだけなの
で通常のサック貼機により行なうことができる。また両
側開口部は、折込フラップ（11）の外側に側蓋板（４）
を折り重ねて差込み部（14）で係止することにより封鎖
する。
（６）、側板（３）、底板（１）、側板（２）、外蓋板
（５）、内蓋板（８）を折線に沿って折り曲げ、まず内
蓋板（８）を外蓋板（５）に２つ折り状態で係止片（1
2）を除いて全面接着し、切残板（７）を側板（３）内
面にその下端部で接着すると共にのり代部（13）を側板
に内面に接着し、箱本体（Ａ）と蓋体（Ｂ）を形成す
る。この工程は、順方向に折り曲げて接着するだけなの
で通常のサック貼機により行なうことができる。また両
側開口部は、折込フラップ（11）の外側に側蓋板（４）
を折り重ねて差込み部（14）で係止することにより封鎖
する。
外蓋板（５）と内蓋板（８）との接着については、全面
接着すれば硬く、高級感があって外観上の見栄えも良い
が、内蓋板（８）の先端部のみで接着すれば、その間に
空気が介在して緩衝効果を高めることができ、目的に応
じて選択すればよい。
接着すれば硬く、高級感があって外観上の見栄えも良い
が、内蓋板（８）の先端部のみで接着すれば、その間に
空気が介在して緩衝効果を高めることができ、目的に応
じて選択すればよい。
このようにして組み立てた本考案は、折線（l3）をヒン
ジとして蓋体（Ｂ）が箱本体（Ａ）に対して回動自在で
あり、係止片（12）を係止溝（14）に差し込めば簡単に
係止することができ、逆に開蓋する際には指掛け穴（1
5）を有するので簡単に蓋体（Ｂ）を開くことができ
る。また商品は側蓋板（４）を開閉して充填すれば良
く、蓋体（Ｂ）を開けば窓部（９）を通して商品を見る
ことができ、店頭等ではそのまま展示販売することがで
きる。
ジとして蓋体（Ｂ）が箱本体（Ａ）に対して回動自在で
あり、係止片（12）を係止溝（14）に差し込めば簡単に
係止することができ、逆に開蓋する際には指掛け穴（1
5）を有するので簡単に蓋体（Ｂ）を開くことができ
る。また商品は側蓋板（４）を開閉して充填すれば良
く、蓋体（Ｂ）を開けば窓部（９）を通して商品を見る
ことができ、店頭等ではそのまま展示販売することがで
きる。
〈考案の効果〉 以上述べたように本考案によれば、蓋体が二重構造であ
るので補強効果が高く、かつ係止片がこの蓋体の内蓋板
内に形成され、係止溝が窓部を形成する際の切残板と側
板の境界折線上に形成されているので、紙取り効率が良
く、折り曲げ接着するだけで通常のサック貼り工程の一
環として簡単かつ低コストで係止機構を構成することが
でき、さらには重合部には段差が生じることがなく外観
上の見栄えが良い。
るので補強効果が高く、かつ係止片がこの蓋体の内蓋板
内に形成され、係止溝が窓部を形成する際の切残板と側
板の境界折線上に形成されているので、紙取り効率が良
く、折り曲げ接着するだけで通常のサック貼り工程の一
環として簡単かつ低コストで係止機構を構成することが
でき、さらには重合部には段差が生じることがなく外観
上の見栄えが良い。
また、本考案では、天板とそれにより形成される窓部に
より、蓋体を開ければ窓部を通して商品をみることがで
きるので、店頭等ではそのまま展示販売することがで
き、さらにまた天板が設けられていることにより、蓋体
がカートン内へ落ち込むことを防止することができ、さ
らには蓋体と側蓋体との間からの防塵にもすぐれた効果
を奏するものである。
より、蓋体を開ければ窓部を通して商品をみることがで
きるので、店頭等ではそのまま展示販売することがで
き、さらにまた天板が設けられていることにより、蓋体
がカートン内へ落ち込むことを防止することができ、さ
らには蓋体と側蓋体との間からの防塵にもすぐれた効果
を奏するものである。
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第１図は展
開平面図、第２図は組み立て斜視図である。 （１）…底板、（２）、（３）…側板 （４）…側蓋板、（５）…外蓋板 （６）…天板、（７）…切残片 （８）…内蓋板、（９）…窓部 （12）…係止片、（14）…係止溝 （Ａ）…箱本体、（Ｂ）…蓋体
開平面図、第２図は組み立て斜視図である。 （１）…底板、（２）、（３）…側板 （４）…側蓋板、（５）…外蓋板 （６）…天板、（７）…切残片 （８）…内蓋板、（９）…窓部 （12）…係止片、（14）…係止溝 （Ａ）…箱本体、（Ｂ）…蓋体
Claims (1)
- 【請求項１】一枚のブランク板を折り曲げて所定箇所を
接着することにより形成されるカートンの開口部を覆う
蓋体が一体に連設され、前記蓋体は外蓋板と内蓋板が２
つ折り状態で接着され、この境界折線を起点とする切り
込みにより前記内蓋板内に係止片が形成され、該係止片
は未接着状態で、前記窓部に臨む一側板上辺には切残板
が連接し、該切残板は外側板内面に折り返し接着され、
この境界折れ線上に前記係止片と係合する係止溝が形成
されたカートンであり、前記開口部には天板と窓部とが
形成されていることを特徴とするウィンドーカートン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988073978U JPH0730500Y2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | ウインドーカートン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988073978U JPH0730500Y2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | ウインドーカートン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01177122U JPH01177122U (ja) | 1989-12-18 |
| JPH0730500Y2 true JPH0730500Y2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=31299100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988073978U Expired - Lifetime JPH0730500Y2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | ウインドーカートン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730500Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7242474B2 (ja) * | 2019-08-20 | 2023-03-20 | レンゴー株式会社 | 包装箱 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57123718U (ja) * | 1981-01-28 | 1982-08-02 |
-
1988
- 1988-06-03 JP JP1988073978U patent/JPH0730500Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01177122U (ja) | 1989-12-18 |
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