JP3171971B2 - 振出口付きカートン - Google Patents

振出口付きカートン

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JP3171971B2
JP3171971B2 JP35384792A JP35384792A JP3171971B2 JP 3171971 B2 JP3171971 B2 JP 3171971B2 JP 35384792 A JP35384792 A JP 35384792A JP 35384792 A JP35384792 A JP 35384792A JP 3171971 B2 JP3171971 B2 JP 3171971B2
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    • B65D5/00Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
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    • B65D5/744Spouts formed by deforming or tearing scored or incised parts of the side-wall of containers combined with swivelling devices having a bottom-wall and two side-walls

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粒状の菓子類、その他
粒状商品を小出しできる振出口付きカートンに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、キャンデー、ガム、チョコレート
等の粒状物を収納し、中身を振り出して小出しすること
のできる振出口付きカートンとして、図13に示す如き
直方体状のカートンCにおけるコーナー部分に開閉可能
な振出口Sを設けたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の振出口
付きカートンは、板紙からなる1枚のブランクで組み立
てられているのでプラスチック製のケースに比べて簡便
でありしかも製造コストが低いという利点があるもの
の、全体が直方体形状をしているために手で持って振り
出す時に手のひらに馴染みにくいという欠点がある。ま
た、外観が直方体形状で見た目に面白味がなく、店頭等
において消費者にアピールする点に欠けていた。また、
中身を見えるようにするための窓部を設けようとした場
合に、側面に設けることしかできず、その面積を大きく
とれないことから中身が見えにくいという欠点があっ
た。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、手のひら
に馴染みやすくて店頭等におけるアピール効果も大きい
新規な形状で、しかも中身がよく見えるよう窓部分の面
積を多くとれるようにした振出口付きカートンを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の振出口付きカートンは、板紙からなる1枚
のブランクを組み立てて形成される縦長のカートンであ
って、中央縦方向で湾曲させることにより水平断面形状
がU字状に湾曲した主側面パネルとこの主側面パネルの
両側端を連結する狭幅側面パネルにより胴部が構成さ
、胴部の上部を閉鎖する片側が円弧状の蓋パネルと、
胴部の底部を閉鎖する片側が円弧状の底蓋パネルとを備
ており、主側面パネルにおける湾曲部分の反対側に位
置する上部のコーナー部分に開閉可能な振出口が設けら
れていることを特徴としており、さらには主側面パネル
に窓部を設けた形態とすることもできる。
【0006】
【作用】上述の構成からなる本発明の振出口付きカート
ンは、振出口が下向きとなるように手で持った時に主側
面パネルにおける湾曲部分がカートンを手のひらに沿わ
せる役目を果たす。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0008】図1は第1実施例としての振出口付きカー
トンのブランクを示す展開図、図2は組み立てたカート
ンを示す斜視図である。
【0009】図1に示すブランクBにおいて1は矩形状
をした主側面パネルであり、その左右両側端に狭幅側面
パネル2,3が縦罫線a,bを介してそれぞれ連設され
ている。主側面パネル1の上端左寄りには右側が円弧状
の蓋パネル4が横罫線cを介して連設され、その上端に
接着パネル5が横罫線dを介して左側にずれた位置で連
設されている。主側面パネル1の上端右側には開閉パネ
ル6が横罫線eを介して連設されており、その左端には
左側が円弧状の蓋パネル7がミシン目αを介して連設さ
れ、右端には四半円状のスライドパネル8が縦罫線fを
介して連設されている。主側面パネル1の下端左側には
右側が円弧状の底蓋パネル9が横罫線gを介して、下端
右側には左側が円弧状の底蓋パネル10が横罫線hを介
して連設されている。また、右側の狭幅側面パネル3の
下端には舌片11が横罫線iを介して連設されている。
さらに、主側面パネル1の中央下方寄りには大きな円形
状の窓12が設けられており、この窓12は外側から透
明なフィルムFにより覆われている。例えば、ブランク
Bを多面付けした原反にそれぞれの窓12を打抜形成し
た後、原反の外側全面にフィルムFを貼り付けてからブ
ランクBの形状に打ち抜くようにするとよい。なお、場
合によっては、窓12の内側から透明なフィルムFで覆
うようにしてもよい。
【0010】上記のブランクBを組み立てるに際して
は、まず、主側面パネル1をその中央縦方向で湾曲さ
せ、狭幅側面パネル2,3をそれぞれ縦罫線a,bで折
り曲げて狭幅側面パネル2の表面と狭幅側面パネル3の
裏面を接着することにより胴部を形成する。次いで、蓋
パネル4と接着パネル5をそれぞれ横罫線c,dで折り
曲げて接着パネル5を側面パネル1の内面に接着した
後、スライドパネル8を縦罫線fで内側に折り曲げ、こ
のスライドパネル8が胴部の中に入るようにして開閉パ
ネル6及び蓋パネル7を横罫線eで折り曲げて蓋パネル
7の裏面を蓋パネル4の上面に接着することにより上部
を閉鎖する。この状態で内容物を充填してから、舌片1
1を横罫線iで内側に折り込み、底蓋パネル9及び底蓋
パネル10を横罫線g,hで順に折り曲げて底蓋パネル
9の表面と底蓋パネル10の裏面を接着することにより
底部を閉鎖する。
【0011】このようにして形成されたカートンCは、
水平断面形状がU字状に湾曲した主側面パネル1とこの
主側面パネル1の両側端を連結する狭幅側面パネルによ
り胴部が構成されたものとなる。そして、ミシン目αを
切り取って開閉パネル6とスライドパネル8を横罫線e
をヒンジとして上方向に回動させることにより、図2に
示すように、主側面パネル1における湾曲部分の反対側
に位置する上部のコーナー部分に開閉可能な上向きの振
出口Sを形成することができる。なお、開閉パネル6の
上端を図1の如く少し出っ張らせているので、この部分
がストッパーとなり、蓋パネル4のはみ出し部分と相ま
って開閉パネル6が落ち込むのを防ぐことができる。ま
た、内容物を振り出すために振出口Sが下向きとなるよ
うにカートンCを手で持つと、主側面パネル1における
湾曲部分がカートンを手のひらに沿った状態となる。さ
らには、主側面パネル1に設けた大きな窓12から中身
が良く見えるようになっている。
【0012】図3は第2実施例としての振出口付きカー
トンのブランクを示す展開図、図4は組み立てたカート
ンを示す斜視図である。
【0013】図3に示すブランクBでは、矩形状の主側
面パネル1における左上の隅部に四半円状の切欠1a
と、右上の隅部に斜め罫線jで区画された三角領域1b
を備えており、主側面パネル1の左右両側端に縦罫線
a,bを介して連設された狭幅側面パネル2,3の高さ
はこれら切欠1aと斜め罫線jのところまでと短くなっ
ている。主側面パネル1の上端左側には右側が円弧状の
蓋パネル4が横罫線cを介して連設されており、この蓋
パネル4と狭幅側面パネル2は切欠1aと連続する円弧
によりその一部が切り欠かれている。主側面パネル1の
上端右側には三角領域1bの幅を有する小パネル13と
その左側に隣接して左側が円弧状の蓋パネル7が横罫線
eを介して連設されており、右端上側には三角領域1b
の幅を有する小パネル14が縦罫線kを介して連設さ
れ、小パネル14の右端には四半円状の小パネル15が
縦罫線lを介して連設され、小パネル15の上端には横
罫線mを介して小パネル13と同じ大きさの小パネル1
6が連設されており、小パネル14の上端には横罫線n
を介して舌片17が連設されている。また、第1実施例
のブランクと同様に、主側面パネル1の下端左側には右
側が円弧状の底蓋パネル9が横罫線gを介して、下端右
側には左側が円弧状の底蓋パネル10が横罫線hを介し
て連設されている。また、右側の狭幅側面パネル3の下
端には舌片11が横罫線iを介して連設されている。さ
らに、主側面パネル1の中央下方寄りには大きな円形状
の窓12が設けられており、この窓12は第1実施例の
ものと同様に外側又は内側から透明なフィルムFにより
覆われている。
【0014】上記のブランクBを組み立てるに際して
は、まず、主側面パネル1をその中央縦方向で湾曲さ
せ、狭幅側面パネル2,3をそれぞれ縦罫線a,bで折
り曲げて狭幅側面パネル2の表面と狭幅側面パネル3の
裏面を接着することにより胴部を形成する。次いで、蓋
パネル4,7を順次横罫線c,eで折り曲げて蓋パネル
4の表面に蓋パネル7の裏面を接着した後、小パネル1
4を縦罫線kで、小パネル15を縦罫線lで、舌片17
を横罫線nで内側に折り曲げ、この状態で小パネル13
と小パネル16をそれぞれ横罫線e,mで折り曲げて重
ね合わせ、小パネル13の表面に小パネル16の裏面を
接着することにより上部を閉鎖する。そして、内容物を
充填した後、第1実施例の場合と同様にして底部を閉鎖
する。
【0015】このようにして形成されたカートンCはそ
の外観形状が第1実施例のものと略同じである。そし
て、小パネル13,14,15,16と舌片17で形成
されたコーナー部分を斜め上方に向けて開けることによ
り、図4に示すように振出口Sを形成できる。すなわ
ち、このコーナー部分を主側面パネル1の斜め罫線jの
部分をヒンジとして三角領域1bとともに回動させるも
のである。なお、縦罫線aの上端部分と横罫線cの左端
部分に切込みα,βを設けておくことにより、振出口S
を綴じる場合にはこの切込みα,βに小パネル15を差
し込んでコーナー部分を係止するようにしている。
【0016】図5は第3実施例としての振出口付きカー
トンのブランクを示す展開図、図6は組み立てたカート
ンを示す斜視図である。
【0017】図5に示すブランクBでは、矩形状の主側
面パネル1における右端のみに縦罫線bを介して狭幅側
面パネル3が連設されており、この狭幅側面パネル3の
右端に縦罫線jを介して接着パネル13が連設され、狭
幅側面パネル3の上部は切欠3aが設けられて短くなっ
ている。主側面パネル1の上端左側には右側が円弧状の
蓋パネル4が横罫線cを介して連設され、上端右側には
左側が円弧状の蓋パネル7が横罫線eを介して連設され
ている。主側面パネル1の左端上側には開閉パネル14
が縦罫線aを介して連設されており、この開閉パネル1
4の上下端には四半円状のスライドパネル15,16が
それぞれ横罫線k,lを介して連設されている。また、
第1実施例のブランクと同様に、主側面パネル1の下端
左側には右側が円弧状の底蓋パネル9が横罫線gを介し
て、下端右側には左側が円弧状の底蓋パネル10が横罫
線hを介して連設されており、狭幅側面パネル3の下端
には舌片11が横罫線iを介して連設されている。さら
に、主側面パネル1の中央下方寄りには大きな円形状の
窓12が設けられており、この窓12は外側又は内側か
ら透明なフィルムFにより覆われている。
【0018】上記のブランクBを組み立てるに際して
は、まず、主側面パネル1をその中央縦方向で湾曲さ
せ、狭幅側面パネル3と接着パネル13をそれぞれ縦罫
線b,jで折り曲げて接着パネル13の表面を主側面パ
ネル1の左端側内面に接着することにより胴部を形成す
る。次いで、スライドパネル15,16をそれぞれ横罫
線k,lで内側に折り曲げ、これらスライドパネル1
5,16が狭幅側面パネル3の切欠3a内に入るように
して開閉パネル14を縦罫線aで折り曲げた後、蓋パネ
ル7,4を順次横罫線e,cで折り曲げて蓋パネル7の
表面に蓋パネル4の裏面を接着することにより上部を閉
鎖する。この状態で内容物を充填してから、舌片11を
横罫線iで内側に折り込み、底蓋パネル10及び底蓋パ
ネル9を横罫線h,gで順に折り曲げて底蓋パネル10
の表面と底蓋パネル9の裏面を接着することにより底部
を閉鎖する。
【0019】このようにして形成されたカートンCはそ
の外観形状が先のものと略同じである。そして、開閉パ
ネル14とスライドパネル15,16を縦罫線aをヒン
ジとして横方向に回動させることにより、図6に示すよ
うに主側面パネル1の湾曲部分と反対側のコーナー部分
に開閉可能な横向きの振出口Sを形成できる。なお、開
閉パネル14の左端を図5の如く少し出っ張らせている
ので、この部分がストッパーとなり開閉パネル14が落
ち込むのを防ぐことができる。
【0020】図7は第4実施例としての振出口付きカー
トンのブランクを示す展開図、図8は組み立てたカート
ンを示す斜視図である。
【0021】図7に示すブランクBでは、矩形状の主側
面パネル1の左右両側端に縦罫線a,bを介して連設さ
れた狭幅側面パネル2,3がその上部において略幅の分
だけ短くなっている。主側面パネル1の上端左側には右
側が円弧状の蓋パネル4が横罫線cを介して連設されて
おり、この蓋パネル4の左端に開閉パネル14が縦罫線
jを介して連設され、開閉パネル14の上下端には四半
円状のスライドパネル15,16がそれぞれ横罫線k,
lを介して連設されている。主側面パネル1の上端右側
には左側が円弧状の蓋パネル7が横罫線eを介して連設
されている。また、主側面パネル1の下端左側には右側
が円弧状の底蓋パネル9が横罫線gを介して連設され、
この底蓋パネル9の下端に接着片13が横罫線mを介し
て連設されており、主側面パネル1の下端右側には左側
が円弧状の底蓋パネル10が横罫線hを介して連設され
ている。また、右側の狭幅側面パネル3の下端には舌片
11が横罫線iを介して連設されている。また、先に述
べた各ブランクと同様、主側面パネル1には窓12とこ
れを覆うフィルムFが設けられている。
【0022】上記のブランクBを組み立てるに際して
は、まず、主側面パネル1をその中央縦方向で湾曲さ
せ、狭幅側面パネル2,3をそれぞれ縦罫線a,bで折
り曲げて狭幅側面パネル2の表面と狭幅側面パネル3の
裏面を接着することにより胴部を形成する。次いで、蓋
パネル4を横罫線cで折り曲げた後、スライドパネル1
5,16をそれぞれ横罫線k,lで内側に折り曲げた状
態で、これらスライドパネル15,16が狭幅側面パネ
ル2,3の上方で胴部内に入るようにして開閉パネル1
4を縦罫線jで折り曲げてから、蓋パネル7を横罫線e
で折り曲げて蓋パネル4の上面に重ねて接着することに
より上部を閉鎖する。この状態で内容物を充填してか
ら、舌片11を横罫線iで内側に折り込み、底蓋パネル
9と接着片13をそれぞれ横罫線g,mで折り曲げて接
着片13を主側面パネル1の内面に接着し、底蓋パネル
10を横罫線hで折り曲げて底蓋パネル9の表面に重ね
て接着することにより底部を閉鎖する。
【0023】このようにして形成されたカートンCはそ
の外観形状が先のものと略同じである。そして、開閉パ
ネル14とスライドパネル15,16を縦罫線jをヒン
ジとして下から上へと回動させることにより、図8に示
すように主側面パネル1の湾曲部分と反対側のコーナー
部分に開閉可能な横向きの振出口Sを形成できる。な
お、開閉パネル14の左端を図7の如く少し出っ張らせ
ているので、この部分がストッパーとなり開閉パネル1
4が落ち込むのを防ぐことができる。
【0024】図9は第5実施例としての振出口付きカー
トンのブランクを示す展開図、図10は組み立てたカー
トンを示す斜視図である。
【0025】図9に示すブランクBでは、矩形状の主側
面パネル1における右端のみに縦罫線bを介して狭幅側
面パネル3が連設されており、狭幅側面パネル3の右端
に縦罫線jを介して接着パネル13が連設されている。
この接着パネル13は上部に張出部を有した形状をして
いる。また、主側面パネル1における左上の隅部に小さ
な矩形状の切欠1aを有しており、主側面パネル1はそ
の上端左側に右側が円弧状の蓋パネル4が横罫線cを介
して連設されており、この蓋パネル4の左端に開閉パネ
ル14が縦罫線kを介して連設され、開閉パネル14の
上下端には四半円状のスライドパネル15,16がそれ
ぞれ横罫線l,mを介して連設されている。主側面パネ
ル1の上端右寄りには左側が円弧状の蓋パネル7が横罫
線eを介して連設されている。また、第3実施例のブラ
ンクと同様に、主側面パネル1の下端左側には右側が円
弧状の底蓋パネル9が横罫線gを介して、下端右側には
左側が円弧状の底蓋パネル10が横罫線hを介して連設
されており、狭幅側面パネル3の下端には舌片11が横
罫線hを介して連設されている。さらに、先に説明した
各ブランクと同様、主側面パネル1には窓12とこれを
覆うフィルムFが設けられている。
【0026】上記のブランクBを組み立てるに際して
は、まず、主側面パネル1をその中央縦方向で湾曲さ
せ、狭幅側面パネル3と接着パネル13をそれぞれ縦罫
線b,jで折り曲げて接着パネル13の裏面を主側面パ
ネル1の左端側表面に接着することにより胴部を形成す
る。これにより主側面パネル1の切欠1aが接着パネル
13により閉じられる。次いで、スライドパネル15を
横罫線lで内側に折り曲げた状態で蓋パネル4と開閉パ
ネル14を連続する横罫線c,mで内側に折り曲げた
後、蓋パネル7を横罫線eで折り曲げて蓋パネル4の表
面に蓋パネル7の裏面を接着することにより上部を閉鎖
する。そして、内容物を充填した後、第3実施例の場合
と同様にして底部を閉鎖する。
【0027】このようにして形成されたカートンCはそ
の外観形状が先のものと略同じである。そして、開閉パ
ネル14とスライドパネル15,16を縦罫線kをヒン
ジとして上方向に回動させることにより、図10に示す
ように主側面パネル1の湾曲部分と反対側のコーナー部
分に開閉可能な上向きの振出口Sを形成できる。なお、
開閉パネル14の左端を図9の如く少し出っ張らせてい
るので、この部分がストッパーとなり開閉パネル14が
落ち込むのを防ぐことができる。
【0028】図11は第6実施例としての振出口付きカ
ートンのブランクを示す展開図、図12は組み立てたカ
ートンを示す斜視図である。
【0029】図11に示すブランクBでは、矩形状の主
側面パネル1における右上の隅部に小矩形状の切欠1a
を有しており、主側面パネル1の右側端に縦罫線bを介
して連設された狭幅側面パネル3はその上部が切欠1a
の分だけ短くなっている。そして狭幅側面パネル3の上
端には開閉パネル14が横罫線jを介して連設され、開
閉パネル14の左右端には四半円状のスライドパネル1
5,16がそれぞれ縦罫線k,lを介して連設されてい
る。なお、縦罫線k,lには外向きの切込みが設けられ
ている。一方、主側面パネル1の左側端に縦罫線aを介
して連設された狭幅側面パネル2も狭幅側面パネル3と
同様に上部が短くなっており、その左端上部には主側面
パネル1の上端と同じ高さまで延び且つ左下側がカーブ
した形状の連結パネル13が縦罫線mを介して連設さ
れ、この連結パネル13の上端には左側が円弧状の蓋パ
ネル17が横罫線nを介して連設されている。また、主
側面パネル1の上端左側には右側が円弧状の蓋パネル4
が横罫線cを介して連設されている。主側面パネル1の
下端左側には右側が円弧状の底蓋パネル9が横罫線gを
介して、下端右側には左側が円弧状の底蓋パネル10が
横罫線hを介して連設されており、狭幅側面パネル2の
下端には舌片18が横罫線oを介して連設されている。
さらに、先に説明した各ブランクと同様、主側面パネル
1には窓12とこれを覆うフィルムFが設けられてい
る。
【0030】上記のブランクBを組み立てるに際して
は、まず、主側面パネル1をその中央縦方向で湾曲さ
せ、狭幅側面パネル2,3をそれぞれ縦罫線a,bで折
り曲げて狭幅側面パネル3の表面に狭幅側面パネル2の
裏面を接着し、さらに連結パネル13を縦罫線mで折り
曲げてその裏面を主側面パネル1の右上表面に接着する
ことにより胴部を形成する。これにより主側面パネル1
の切欠1aが連結パネル13により閉じられる。この胴
部形成時において、スライドパネル15,16も縦罫線
k,lで折り曲げておき、胴部の中に入るようにする。
次いで、蓋パネル17,4をそれぞれ横罫線n,cで順
に折り曲げ、蓋パネル17の表面に蓋パネル4の裏面を
接着することにより上部を閉鎖する。そして、内容物を
充填した後、舌片18を横罫線oで内側に折り込み、底
蓋パネル10及び底蓋パネル9を横罫線h,gで順に折
り曲げて底蓋パネルの表面と底蓋パネル9の裏面を接着
することにより底部を閉鎖する。
【0031】このようにして形成されたカートンCはそ
の外観形状が先のものと略同じである。そして、開閉パ
ネル14とスライドパネル15,16を横罫線jをヒン
ジとして下方向に回動させることにより、図12に示す
ように主側面パネル1の湾曲部分と反対側のコーナー部
分に開閉可能な横向きの振出口Sを形成できる。なお本
実施例のカートンCでは、開閉パネル14の上端を図1
1の如く少し出っ張らせてストッパーを形成していると
ともに、縦罫線k,lに設けた外向きの切込みにより開
閉パネルの両サイドにもストッパーが形成されるので、
振出口Sを閉じた時に開閉パネル14が落ち込むのを一
層確実に防ぐことができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の振出口付
きカートンは、中央縦方向で湾曲させることにより水平
断面形状がU字状に湾曲した主側面パネルとこの主側面
パネルの両側端を連結する狭幅側面パネルにより胴部
構成され、胴部の上部を閉鎖する片側が円弧状の蓋パ
ネルと、胴部の底部を閉鎖する片側が円弧状の底蓋パネ
ルとを備えているとともに、主側面パネルにおける湾曲
部分の反対側に位置する上部のコーナー部分に開閉可能
な振出口を設けたので、内容物を振り出すために振出口
が下向きとなるよう手でカートンを把持した時に主側面
パネルの湾曲部分がてのひらに沿って馴染むことから、
従来の直方体状のものに比べて持ちやすいという利点が
あり、しかも側面パネルが湾曲した新規な形状をしてい
るため店頭等におけるアピール効果も大きなものとな
る。
【0033】また、主側面パネルに窓部を設ける場合、
この窓部の面積を多くとることが可能であるため、必要
に応じて中身がよく見えるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例としての振出口付きカートンのブラ
ンクを示す展開図である。
【図2】第1実施例の振出口付きカートンを示す斜視図
である。
【図3】第2実施例としての振出口付きカートンのブラ
ンクを示す展開図である。
【図4】第2実施例の振出口付きカートンを示す斜視図
である。
【図5】第3実施例としての振出口付きカートンのブラ
ンクを示す展開図である。
【図6】第3実施例の振出口付きカートンを示す斜視図
である。
【図7】第4実施例としての振出口付きカートンのブラ
ンクを示す展開図である。
【図8】第4実施例の振出口付きカートンを示す斜視図
である。
【図9】第5実施例としての振出口付きカートンのブラ
ンクを示す展開図である。
【図10】第5実施例の振出口付きカートンを示す斜視
図である。
【図11】第6実施例としての振出口付きカートンのブ
ランクを示す展開図である。
【図12】第6実施例の振出口付きカートンを示す斜視
図である。
【図13】従来の振出口付きカートンを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
B ブランク C 振出口付きカートン S 振出口 1 主側面パネル 2,3 狭幅側面パネル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板紙からなる1枚のブランクを組み立て
    て形成される縦長のカートンであって、中央縦方向で湾
    曲させることにより水平断面形状がU字状に湾曲した主
    側面パネルとこの主側面パネルの両側端を連結する狭幅
    側面パネルにより胴部が構成され、胴部の上部を閉鎖
    する片側が円弧状の蓋パネルと、胴部の底部を閉鎖する
    片側が円弧状の底蓋パネルとを備えており、主側面パネ
    ルにおける湾曲部分の反対側に位置する上部のコーナー
    部分に開閉可能な振出口が設けられていることを特徴と
    する振出口付きカートン。
  2. 【請求項2】 主側面パネルに窓部が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の振出口付きカートン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101468561B (zh) * 2007-12-27 2012-05-16 精工爱普生株式会社 记录控制装置、记录控制方法及计算机可读的记录介质

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