JP3960514B2 - 紙容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はチョコレート、ビスケット、クッキー等の内容物の包装用の紙容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より図4に示すように上壁40から前壁44にかけて刻設されたジッパ41に沿って切り離し、図5に示すように蓋42の後端に位置する折り目線43を軸として蓋の開閉を行うことができる紙容器が知られている。
【0003】
しかしながらこの紙容器においては蓋42はその自重により自然に閉じてしまうため、内容物を繰り返して取り出すような場合、蓋42が閉じてしまわないように手で押さえていなければならなかった。
【0004】
この欠点を解消した容器として、図6に示すように上壁に切り込みにより後端縁の折り目線を軸として起伏する蓋を形成した紙箱において、前記蓋に前記折り目線より後方へ突出する舌片を連設し、この舌片の下面に重なり合う固定片を設けた紙箱が提案されている(特開平10−181739)。
【0005】
しかしながらこの容器には上壁から前壁にかけて刻設された切込みに沿って切り離すことにより形成される内容物の取り出し口45の一部を取り出し口45内へ突出するように設けられた、舌片46を支承する固定片47が取り出し口の面積を小さくしてしまう欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は広い取り出し口を有する菓子等の内容物の包装用の紙容器において蓋の起立状態を保つことができ、しかも取り出し口が狭くなることのない紙容器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
発明は上記の課題を解決するもので、菓子等の内容物の包装用の紙容器であって、上板パネル、側板パネル、底板パネル及び上板パネルに重ね合わされる蓋板パネルを備え、上板パネルには内容物取り出し口が設けられ、蓋板パネルは根部と該根部に対して折線を介して連設され、該折線を中心に回動自在な蓋板本体からなり、前記折線は内容物取り出し口の後方端縁の近傍に位置し、根部には前記折線から根部側へ突出してコ字状切り込みが刻設され、前記根部はコ字状切り込みで囲まれた領域をそれに対応する上板パネルの領域に接着しないように前記折線の近傍を除いて上板パネルに固着され、蓋板本体を開いたとき蓋板本体から上板パネルの方へ突出するコ字状切り込み囲まれた領域が上板パネルの上面に支承され、それによって蓋板本体が開いた位置に持されるように構成されていることを特徴とする紙容器を要旨とする。
【0008】
本発明の紙容器においては蓋の起立状態を保つことができ、しかも取り出し口が狭くなることのないのみならず根部が固着される領域以外の上板領域に広い取り出し口を形成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る紙容器のブランク板の展開図を示す。上板パネル1には内容物の取り出し口15が設けられている。また上板パネル1には側板パネル3を介して底板パネル6が連設されている。上板パネル1及び底板パネル6にはそれぞれ側板パネル2及び側版パネル4が連設されている。更に底板パネル6には側板パネル3に対向するもう一つの側板パネル5が連設されている。側板パネル3及び側板パネル5には、側板パネル2側に位置し、ブランクを組み立てた状態において側板パネル2の内側に位置せしめられる補助パネル8がそれぞれ設けられていると共に側板パネル4側に位置し、ブランクを組み立てた状態において側板パネル4の内側に位置せしめられる補助パネル8がそれぞれ設けられている。
【0010】
更に底板パネル6に側板パネル5を介して蓋板パネル7が設けられている。蓋板パネル7は根部9と該根部9に対して折線11を介して連設され、該折線11を中心に回動自在な蓋板本体10からなり、折線11はブランクを組み立てた状態において内容物取り出し口15の後方端縁の近傍に位置し、根部9には折線11から根部9側へ突出してコ字状切り込み12が刻設され、根部9はコ字状切り込み12で囲まれた領域をそれに対応する上板パネルの領域に接着しないように折線11の近傍を除いて上板パネル1に固着される。さらに蓋板本体10には斜めの切り取り線13と係合切れ目14が刻設されている。この係合切れ目14は後述するように切り取り線13に沿って蓋板本体10を切り離した後、取り出し口15の円弧状部16に係止されるものである。
【0011】
図2は本発明の紙容器の組み立ての途中過程を示す。蓋板パネル7を上板パネル1に重ねると共に蓋板パネル7の根部9がコ字状切り込み12で囲まれた領域をそれに対応する上板面領域に接着しないように折線11の近傍を除いて上板パネル1に固着されると共に切り取り線13より蓋板パネル7のコーナー側の略三角形の領域をそれに対応する上板面領域に固着する。
【0012】
次いで側板パネル3及び側板パネル5を起立させ補助パネル8を側板パネル3及び側板パネル5に対して直角に折り曲げその外側に底板パネル6に連設された側板パネル4を配置し、更に側板パネル4に上板パネル1に連設された側板パネル4を重ね合わせ、両側板パネル 4、4を互いに固着することにより本発明の紙容器が形成される。
【0013】
図3は本発明の紙容器を開いた状態を示す。切り取り線13に沿って蓋板本体10を切り離して固着部17を残して蓋板本体10をおこし、コ字状切り込み12で囲まれた蓋板本体10から突出する領域を取り出し口15の後方端縁近傍の上板パネルの上面に支承させ、それによって蓋板本体10を開いた位置に保持させることができる。また紙容器を閉鎖させるときは蓋板本体10を上板パネル1に重ね合わせ、係合切り込み14を取り出し口15の円弧状部16に係止させる。
【0014】
尚、本発明の紙容器において、取り出し口15の両側の上板パネル領域1a、1bは必要に応じてそれらに対応する蓋板パネル7の領域に易剥離接着してもよい。
【0015】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明の紙容器は、菓子等の内容物の包装用の紙容器であって、上板パネル、側板パネル、底板パネル及び上板パネルに重ね合わされる蓋板パネルを備え、上板パネルには内容物取り出し口が設けられ、蓋板パネルは根部と該根部に対して折線を介して連設され、該折線を中心に回動自在な蓋板本体からなり、前記折線は内容物取り出し口の後方端縁の近傍に位置し、根部には前記折線から根部側へ突出してコ字状切り込みが刻設され、前記根部はコ字状切り込みで囲まれた領域をそれに対応する上板パネルの領域に接着しないように前記折線の近傍を除いて上板パネルに固着され、蓋板本体を開いたとき蓋板本体から上板パネルの方へ突出するコ字状切り込み囲まれた領域が上板パネルの上面に支承され、それによって蓋板本体が開いた位置に持されるように構成されていることを特徴とするものであり、内容物を繰り返して取り出すような場合に蓋を手で起立状態に維持する必要がない利点を要する。
【0016】
また内容物取り出し口の後方端縁の近傍の上板面領域を利用して蓋板本体の突出部を支持させるように構成し、広い取り出し口を形成したので内容物の取り出しが容易である利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙容器のブランクの展開図である。
【図2】本発明の紙容器の組み立て途中の状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の紙容器の開封状態を示す斜視図である。
【図4】従来の紙容器を示す斜視図である。
【図5】図4に示す紙容器の開封状態を示す縦断面図である。
【図6】従来の紙容器の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 上板パネル
2 側板パネル
3 側板パネル
4 側板パネル
5 側板パネル
6 底板パネル
7 蓋板パネル
8 補助パネル
9 根部
10 蓋板本体
11 折線
12 コ字状切り込み
13 切り取り線
14 係合切れ目
15 取り出し口
16 円弧状部
17 固着部
1a、1b 取り出し口の両側の上板面領域

Claims (1)

  1. 菓子等の内容物の包装用の紙容器であって、上板パネル、側板パネル、底板パネル及び上板パネルに重ね合わされる蓋板パネルを備え、上板パネルには内容物取り出し口が設けられ、蓋板パネルは根部と該根部に対して折線を介して連設され、該折線を中心に回動自在な蓋板本体からなり、前記折線は内容物取り出し口の後方端縁の近傍に位置し、根部には前記折線から根部側へ突出してコ字状切り込みが刻設され、前記根部はコ字状切り込みで囲まれた領域をそれに対応する上板パネルの領域に接着しないように前記折線の近傍を除いて上板パネルに固着され、蓋板本体を開いたとき蓋板本体から上板パネルの方へ突出するコ字状切り込み囲まれた領域が上板パネルの上面に支承され、それによって蓋板本体が開いた位置に持されるように構成されていることを特徴とする紙容器。
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