JP7242474B2 - 包装箱 - Google Patents

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Description

本発明は、包装箱に関する。
例えば、特許文献1に記載の紙箱は、底の四周に側片を起立させた箱本体と、側片に連設された開閉蓋に続いて二重に折り返された耳片と、開閉蓋の内面に貼着した折返片と、を備えていた。内側の耳片と折返片との折目線上にはスリットが形成され、箱本体の側片にはスリットに係止する突片が形成されていた。
実公昭55-44736号公報
上記した紙箱では、スリットが内側の耳片のみに形成されているため、突片は1枚の耳片のみに引っ掛かっていた。したがって、スリットに対する突片の係止量が少なく、突片の係止状態を維持することが困難であり、ユーザの意図に反して開閉蓋が開いてしまう虞があった。
本発明は、上記課題を解決するために、蓋体を閉じた状態に保持することができる包装箱を提供する。
上記した目的を達成するため、本発明の包装箱は、一面に開口部を有する箱体と、前記箱体に連設され、前記開口部を開閉する蓋体と、を備え、前記蓋体は、前記開口部の縁部である前記箱体の基端壁の先端部に連設され、前記開口部を閉塞可能に形成された外蓋壁と、前記外蓋壁の先端部に外折曲線を介して連設され、前記外折曲線で屈曲して前記箱体の内部に差し込まれた状態で前記基端壁に対向する前記箱体の先端壁に重ねられる外差込片と、前記外蓋壁の裏面に重ねられて二重壁構造を構成する内蓋壁と、前記内蓋壁の先端部に内折曲線を介して連設され、前記内折曲線で屈曲して前記外差込片の裏面に重ねられて二重壁構造を構成する内差込片と、を含み、前記先端壁には、ロック片が設けられ、前記外差込片には、前記ロック片が差し込まれるロック穴が前記外折曲線に沿って形成され、少なくとも前記ロック穴に対応した差込範囲において前記内折曲線は、その両端よりも前記内差込片の側にずれた位置に形成されており、前記内差込片が前記内折曲線で屈曲した状態において、前記差込範囲には、前記ロック穴を貫通した前記ロック片を前記外蓋壁と前記内蓋壁との間に導くための隙間である差込導入部が形成される。
この場合、前記箱体と前記蓋体とは、表面と裏面とを有する厚紙で構成され、前記外蓋壁と前記内蓋壁とは互いに裏面同士を対向させ、前記外差込片と前記内差込片とは互いに裏面同士を対向させることが好ましい。
この場合、前記内差込片は、前記外差込片の先端部に折返線を介して連設され、前記折返線で折り返されることで前記外差込片の裏面に重ねられることが好ましい。
この場合、前記内蓋壁の先端部に連設され、前記基端壁に重ねられた基端支持片を更に備え、前記箱体は、前記基端壁と前記先端壁との対向方向に直交する幅方向に対向する一対の側壁を有し、前記基端支持片は、その幅方向の両端部を一対の前記側壁に形成された一対の係合穴に係合させることで前記基端壁に重ねられた状態に保持されることが好ましい。
この場合、前記内差込片は前記外差込片に接着され、前記内蓋壁は前記外蓋壁に接着されないことが好ましい。
本発明によれば、蓋体を閉じた状態に保持することができる。
本発明の一実施形態に係る包装箱を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る包装箱の蓋体を開いた状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る包装箱のブランクを示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る包装箱のブランクの前壁体を拡大して示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る包装箱のブランクの蓋体の一部を拡大して示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る包装箱の側壁体を立設させる過程を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る包装箱の前壁体を立設させる過程を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る包装箱の蓋体を開いた状態を後方から示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る包装箱であって、ロック片をロック穴に差し込む前の状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る包装箱であって、ロック片をロック穴に差し込む直前の状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る包装箱であって、ロック片をロック穴に差し込んだ状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る包装箱のブランクの前壁体を拡大して示す平面図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、図面に示す「Fr」は「前」を示し、「Rr」は「後」を示し、「L」は「左」を示し、「R」は「右」を示し、「U」は「上」を示し、「D」は「下」を示している。左右方向(幅方向)は前後方向(対向方向)に直交し、上下方向は左右方向と前後方向とに直交している。本明細書では方向や位置を示す用語を用いるが、それらの用語は説明の便宜のために用いるものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[包装箱の概要]
図1ないし図5を参照して、実施形態に係る包装箱1の構成について説明する。図1は包装箱1を示す斜視図である。図2は包装箱1の蓋体3を開いた状態を示す斜視図である。図3は包装箱1のブランク5を示す平面図である。図4はブランク5の前壁体12を拡大して示す平面図である。図5はブランク5の蓋体3の一部を拡大して示す平面図である。
図1に示すように、包装箱1は、背の低い略直方体状に形成されている。図2に示すように、包装箱1は、上面に開口部2Aを有する箱体2と、箱体2に連設され、開口部2Aを開閉する蓋体3と、を備えている。箱体2と蓋体3とは、表面と裏面とを有する段ボールシート(厚紙)で構成されている。箱体2には、複数の物品(図示せず)が収納される。なお、図示は省略するが、箱体2の表面と蓋体3と表裏両面には、画像や文字等が印刷されている。
包装箱1は、図3に示すブランク5を組み立てることで形成される。ブランク5は、紙製の段ボールシートを抜型等で打ち抜いて形成されている。ブランク5は、例えば、波状の中しん9Aに表裏に表ライナ9Bと裏ライナ9C(図2参照)とを貼り合せた両面段ボールシートで形成されている。なお、図3ないし図5では、表ライナ9B側を示している。また、図示は省略するが、表ライナ9Bには、画像や文字等が印刷されている。本明細書では、段ボールシートの中しん9Aと平行な方向を「段方向」と呼び、段方向に直交する方向を「流れ方向」と呼ぶこととする。図面に示す「X」は「段方向」を示し、「Y」は「流れ方向」を示している。また、以下のブランク5の説明において、方向や位置を示す用語は、包装箱1を組み立てた状態における方向や位置を指している。
[ブランク]
図3に示すように、ブランク5は、底壁10と、基端壁11と、前壁体12(先端壁)と、一対の側壁体13(側壁)と、4つの折込部14と、蓋体3と、を備えている。
<底壁、基端壁>
底壁10は、段方向よりも流れ方向に長い略長方形状に形成されている。基端壁11は、第1折曲線L1を介して底壁10の段方向の一端部(後端部)に連設されている。基端壁11は略長方形状に形成され、その段方向の寸法(延出寸法)は底壁10の段方向の寸法よりも短く(例えば1/4程度)設定されている。
<前壁体>
図3および図4に示すように、先端壁の一例としての前壁体12は、底壁10の段方向の他端部(前端部)に連設されている。前壁体12は、外前壁12Aと、前額縁部12Bと、内前壁12Cと、を含んでいる。
(外前壁、前額縁部)
外前壁12Aは、第1折曲線L1を介して底壁10の段方向の他端部に連設されている。外前壁12Aは略長方形状に形成され、その流れ方向の寸法(延出寸法)は基端壁11の延出寸法と略同一である。前額縁部12Bは、第2折曲線L2を介して外前壁12Aの先端部(上端部)に連設されている。前額縁部12Bは流れ方向に細長い略長方形状に形成され、その段方向の寸法(延出寸法)は段ボールシートの厚さよりも僅かに長く設定されている。
(内前壁)
内前壁12Cは、第2折曲線L2を介して前額縁部12Bの先端部(段方向の他端部)に連設されている。換言すれば、内前壁12Cは、前額縁部12Bを介して外前壁12Aに連設されている。内前壁12Cは、外前壁12Aと略同じ大きさとなる略長方形状に形成されている。内前壁12Cの流れ方向の中央部には、略半円状の指掛け部12Dが先端から基端に向けて切り欠かれている。内前壁12Cの流れ方向両端の先端側には、一対の前方凸部42Aが突設されている。
(ロック片)
図4に示すように、前壁体12の中央領域には、ロック片20が設けられている。ロック片20は、外前壁12Aの段方向の中間から前額縁部12Bを横断して内前壁12Cの段方向の中間まで延びた略U字状の切断線21によって区画されている。ロック片20は、全体として略U字状(舌状)に形成され、第1係止折線L11を介して外前壁12Aに連設されている。また、ロック片20には、外前壁12Aと前額縁部12Bとの境界線(第2折曲線L2)と略同一直線を成す第2係止折線L12が形成されている。
ロック片20は、第1係止折線L11から第2係止折線L12までの間に形成された支持片20Aと、第2係止折線L12よりも先端側の突設された差込片20Bと、を含んでいる。差込片20Bは、支持片20Aよりも流れ方向に幅狭く形成されている。差込片20Bの基端部(支持片20Aの側)には、一対の凹部22が流れ方向の両端から互いに接近するように凹設されている。また、差込片20Bには、第2係止折線L12から先端側に膨出するようにアーチ状の切目23が形成されている。
<側壁体>
図3に示すように、一対の側壁の一例としての一対の側壁体13は、底壁10の流れ方向の両端部(左右両端部)に連設されている。一対の側壁体13は、それぞれ、外側壁13Aと、側額縁部13Bと、内側壁13Cと、内包片13Dと、を含んでいる。なお、一対の側壁体13は底壁10を中心として対称に配置されているため、以下、1つの側壁体13の構成について説明する。
(外側壁、側額縁部)
外側壁13Aは、第3折曲線L3を介して底壁10の流れ方向の端部に連設されている。外側壁13Aは略長方形状に形成され、その段方向の寸法(延出寸法)は基端壁11の延出寸法と略同一である。側額縁部13Bは、第4折曲線L4を介して外側壁13Aの先端部(上端部)に連設されている。側額縁部13Bは段方向に細長い略長方形状に形成され、その流れ方向の寸法(延出寸法)は段ボールシートの厚さよりも僅かに長く設定されている。なお、底壁10の段方向の一方寄りには、第3折曲線L3に沿って長方形状の底面穴41Bが開口している。
(内側壁)
内側壁13Cは、第4折曲線L4を介して側額縁部13Bの先端部に連設されている。換言すれば、内側壁13Cは、側額縁部13Bを介して外側壁13Aに連設されている。内側壁13Cは、外側壁13Aと略同じ大きさとなる略長方形状に形成されている。内側壁13Cの段方向の一方寄り(底面穴41Bに対応する位置)には、略台形状の側方凸部41Aが先端から突設されている。内側壁13Cの段方向の一端(後端)には、先端側を略長方形状に切り欠くことで後方係合穴40Bが形成されている。
(内包片)
内包片13Dは、第5折曲線L5を介して内側壁13Cの段方向の他端部に連設されている。内包片13Dは、基端よりも先端が幅狭い略台形状(正確には略五角形状)に形成されている。内包片13Dの段方向の寸法(延出寸法)は外前壁12Aの延出寸法よりも短く設定されている。内包片13Dの流れ方向の先端側には、第5折曲線L5から内側壁13Cの側に食い込むように支持凸部24が形成されている。詳細には、支持凸部24は、第5折曲線L5から分岐して略L字状に形成された切断線25によって区画されている。詳細は後述するが、支持凸部24が切断線25に沿って切断されることで、内側壁13Cには前方係合穴42Bが開口する。なお、支持凸部24には第5折曲線L5は形成されていない。
<折込部>
4つの折込部14は、基端壁11と一対の外側壁13Aとで構成される2つの角領域、および外前壁12Aと一対の外側壁13Aとで構成される2つの角領域に設けられている。段方向の一方に位置する2つの折込部14は、第6折曲線L6を介して基端壁11と一対の外側壁13Aとに連設されている。段方向の他方に位置する2つの折込部14は、第6折曲線L6を介して外前壁12Aと一対の外側壁13Aとに連設されている。各折込部14は、略菱形状に形成されている。各折込部14には、底壁10の角部(第1折曲線L1と第3折曲線L3との交点)の近傍から放射方向外側に向かって斜めに折込線L7が延設されている。
なお、詳細は後述するが、底壁10、基端壁11、前壁体12、各側壁体13および各折込部14は、上面に開口部2Aを有する箱体2を構成する。また、第1~第6折曲線L1~L6および第1~第2係止折線L11,L12は、段ボールシートを裏ライナ9C側から厚み方向に直線状に潰した汎用罫線である。汎用罫線は、主に、裏ライナ9Cを内側に向けるように段ボールシートを折曲させる(正折りする)機能を有している。折込線L7は、段ボールシートを表ライナ9B側から厚み方向に直線状に潰した逆罫線上に複数の切目を入れたリード罫線である。逆罫線上に切目を入れたリード罫線は、表ライナ9Bを内側に向けるように段ボールシートを折曲させる(逆折りする)機能を有している。これらの第1~第5折曲線L1~L5等の形式は、汎用罫線やリード罫線に限らず、ミシン刃線や汎用罫線上に複数の切目を入れたリード罫線等、段ボールシートを折り曲げるための線であれば如何なるものでもよい。
<蓋体>
図3に示すように、蓋体3は、外蓋壁30と、外差込片31と、内差込片32と、内蓋壁33と、基端支持片34と、を含んでいる。
(外蓋壁)
外蓋壁30は、外開閉線L21を介して基端壁11の段方向の一端部に連設されている。外蓋壁30は、底壁10と略同じ大きさとなる略長方形状に形成されている。外蓋壁30は、開口部2Aの縁部である箱体2の基端壁11の先端部(上端部)に連設され、開口部2Aを閉塞可能に形成されている(図1および図2参照)。
(外差込片)
外差込片31は、外折曲線L22を介して外蓋壁30の先端部(段方向の一端部)に連設されている。外差込片31は略長方形状に形成されており、その段方向の寸法(延出寸法)は基端壁11の延出寸法よりも短く設定されている。また、外差込片31の流れ方向(左右方向)の寸法は、外蓋壁30の流れ方向の寸法よりも僅かに短く設定されている。外差込片31には、ロック片20が差し込まれるロック穴35が外折曲線L22に沿って形成されている。ロック穴35は、ロック片20に対応するように、外差込片31の流れ方向(左右方向)の略中央部に形成されている。ロック穴35は、外折曲線L22から外差込片31の側に突出した略台形状のスリットである。
(内差込片)
内差込片32は、折返線L23を介して外差込片31の先端部(段方向の一端部)に連設されている。内差込片32は、折返線L23を中心に外差込片31と線対称となる形状である。なお、詳細は後述するが、外差込片31の裏ライナ9Cには接着剤を塗布する一対の接着領域36が設定されており、内差込片32は接着剤を介して外差込片31に接着される。一対の接着領域36は、ロック穴35から流れ方向(左右方向)の両外側に離れた位置に設定されている。
(内蓋壁)
内蓋壁33は、内折曲線L24を介して内差込片32の先端部(段方向の一端部)に連設されている。内蓋壁33は、外蓋壁30と略同じ大きさとなる略長方形状に形成されている。
(内折曲線)
図5に示すように、内折曲線L24は、流れ方向(左右方向)の中央部が内差込片32に向かって突き出すように屈曲している。詳細には、内折曲線L24は、一対の側方折線部L24Aと、導入折線部L24Bと、一対の連結折線部L24Cと、を含んでいる。
一対の側方折線部L24Aは、内蓋壁33(内差込片32)の流れ方向の両端から互いに接近するように流れ方向に沿って延設されている。一対の側方折線部L24Aは、ロック穴35に対応(対向)した差込範囲37を挟んで流れ方向に並設されている。なお、差込範囲37とはロック穴35に対応した範囲であって、差込範囲37の流れ方向の寸法はロック穴35の流れ方向の寸法と同一に設定されている。本実施形態では、一対の側方折線部L24Aの間隔は、差込範囲37(ロック穴35)の流れ方向の寸法よりも大きく設定されている。
導入折線部L24Bは、一対の側方折線部L24Aの間において流れ方向に沿って延設されている。導入折線部L24Bの流れ方向の寸法は、差込範囲37(ロック穴35)の流れ方向の寸法よりも長く設定されている。導入折線部L24Bは、一対の側方折線部L24Aよりも段方向の他方(内差込片32の側)にずれた位置に形成されている。換言すれば、少なくともロック穴35に対応した差込範囲37において内折曲線L24は、その両端よりも内差込片32の側にずれた位置に形成されている。各側方折線部L24Aからの導入折線部L24Bのずれ量Gは、段ボールシートの厚みと略同一に(または段ボールシートの厚みよりも僅かに短く)設定されている。具体的には、本実施形態では、導入折線部L24Bのずれ量Gは2mmに設定されている。
一対の連結折線部L24Cは、一対の側方折線部L24Aと導入折線部L24Bとを連結している。詳細には、一対の連結折線部L24Cは、一対の側方折線部L24Aの流れ方向の中央側の端部から導入折線部L24Bの流れ方向の両端部まで延設されている。また、一対の連結折線部L24Cは、側方折線部L24Aから導入折線部L24Bに向かって互いに接近するように傾斜している。
(基端支持片)
図3に示すように、基端支持片34は、内開閉線L25を介して内蓋壁33の先端部に連設されている。基端支持片34は、基端壁11と略同じ大きさとなる略長方形状に形成されている。基端支持片34の流れ方向両端の先端側には、一対の後方凸部40Aが突設されている。
なお、外開閉線L21および外折曲線L22は汎用罫線であり、折返線L23は汎用罫線上に複数の切目を入れたリード罫線であり、内折曲線L24および内開閉線L25は逆罫線である。汎用罫線上に切目を入れたリード罫線は、段ボールシートを正折りする機能を有している。逆罫線は、段ボールシートを逆折りする機能を有している。これらの線L21~L25の形式は、上記に限らず、ミシン刃線等、段ボールシートを折り曲げるための線であれば如何なるものでもよい。
[包装箱の組立]
次に、図2、図6ないし図8を参照して、包装箱1の組立工程について説明する。図6は包装箱1の側壁体13を立設させる過程を示す斜視図である。図7は包装箱1の前壁体12を立設させる過程を示す斜視図である。図8は包装箱1の蓋体3を開いた状態を後方から示す斜視図である。
包装箱1は、例えば、作業者によって手作業で組み立てられる。まず、作業者は、外差込片31の一対の接着領域36(裏ライナ9C)に接着剤を塗布し、内差込片32を折返線L23に沿って折り返して外差込片31に接着する。図6に示すように、内差込片32は、折返線L23で折り返されることで外差込片31の裏面(裏ライナ9C)に重ねられて二重壁構造を構成する。外差込片31は外折曲線L22で屈曲し(正折りされ)、内差込片32は内折曲線L24で屈曲して(逆折りされて)外差込片31の裏面に重なっている。なお、外折曲線L22と内折曲線L24とは略重なっている。また、内差込片32を折り返すと、内蓋壁33は、外蓋壁30の裏面に重ねられて二重壁構造を構成する。なお、内蓋壁33は、外蓋壁30に接着されない。
なお、接着剤としては、ホットメルト接着剤、エマルジョン系接着剤または両面テープ等を用いることができる。また、本実施形態では、接着領域36が外差込片31の裏ライナ9Cに設定されていたが、これに代えて、接着領域36が内差込片32の裏ライナ9Cに設定されていてもよい。
続いて、図6に示すように、作業者は、基端壁11を第1折曲線L1に沿って折り曲げて立設させる。また、作業者は、後方の一対の折込部14を折込線L7に沿って内側に折り込みながら、一対の外側壁13Aを第3折曲線L3に沿って折り曲げて立設させる。
次に、図7に示すように、作業者は、一対の側額縁部13Bと一対の内側壁13Cとを第4折曲線L4に沿って内側に折り返し、一対の内側壁13Cの側方凸部41Aを底壁10の一対の底面穴41Bに嵌め込む。内側壁13Cは、僅かな隙間を挟んで外側壁13Aに対向して二重壁構造を構成する。後方の折込部14は、外側壁13Aと内側壁13Cとの間に挟持されている。側方凸部41Aが底面穴41Bに係合することで、二重壁構造を成す側壁体13が起立姿勢に保持される。以上によって、一対の側壁体13は、底壁10を挟んで左右方向に対向配置される。
続いて、図7に示すように、作業者は、基端支持片34を内開閉線L25に沿って下方に折り曲げて一対の側壁体13の間に押し込み、基端支持片34の一対の後方凸部40Aを一対の内側壁13Cの後方係合穴40Bに嵌め込む。後方凸部40Aが後方係合穴40Bに係合することで、基端支持片34は基端壁11の裏面に重ねられた状態に保持される。なお、後方凸部40Aは、僅かに上下方向にスライドする状態で後方係合穴40Bに係合している。また、外開閉線L21と内開閉線L25とは略重なっている。
図7に示すように、作業者は、一対の内包片13Dを第5折曲線L5に沿って内側に折り曲げる。すると、支持凸部24が内側壁13Cから刳り貫かれて、内側壁13Cには前方係合穴42Bが開口する。なお、支持凸部24の先端は、外側壁13Aの裏面に当接する。作業者は、前方の一対の折込部14を折込線L7に沿って内側に折り込みながら、一対の外前壁12Aを第1折曲線L1に沿って折り曲げて立設させる。
次に、図8に示すように、作業者は、前額縁部12Bと内前壁12Cとを第2折曲線L2に沿って内側に折り返し、内前壁12Cの一対の前方凸部42Aを内側壁13Cの一対の前方係合穴42Bに嵌め込む。内前壁12Cは、僅かな隙間を挟んで外前壁12Aに対向して二重壁構造を構成する。内包片13Dおよび前方の折込部14は、外前壁12Aと内前壁12Cとの間に挟持されている。前方凸部42Aが前方係合穴42Bに係合することで、二重壁構造を成す前壁体12が起立姿勢に保持される。以上によって、基端壁11と前壁体12とは、底壁10を挟んで前後方向に対向配置される。なお、前額縁部12Bと内前壁12Cとを折り返すと、ロック片20の差込片20Bは、前額縁部12Bおよび内前壁12Cから刳り貫かれ、外前壁12Aから上方に延設された状態になる。
以上によって、上面に開口部2Aを開口させた箱体2(蓋体3を開いた包装箱1)が完成する(図2および図8参照)。箱体2の全表面と底壁10を除く箱体2の内面(裏面)とには表ライナ9Bが表れている。また、蓋体3の表裏両面にも表ライナ9Bが表れている。
[包装箱の封緘]
次に、図1、図9ないし図11を参照して、包装箱1の封緘工程について説明する。図9はロック片20をロック穴35に差し込む前の状態を示す斜視図である。図10はロック片20をロック穴35に差し込む直前の状態を示す断面図である。図11はロック片20をロック穴35に差し込んだ状態を示す断面図である。
作業者は、物品を箱体2の内部に収納し(底壁10上に配置し)、蓋体3を閉じる(図9参照)。具体的には、作業者は、二重壁を構成する外蓋壁30と内蓋壁33とを外開閉線L21と内開閉線L25とを軸に下方に回動させ、二重壁を構成する外差込片31と内差込片32とを外折曲線L22と内折曲線L24とで下方に屈曲させて箱体2の内側に差し込む。外差込片31は、外折曲線L22で屈曲して箱体2の内部に差し込まれた状態で前壁体12(内前壁12C)に重ねられる(図10参照)。この状態で、外蓋壁30と内蓋壁33とは、箱体2の開口部2Aを閉塞している。なお、内蓋壁33は外蓋壁30に接着されず外蓋壁30に沿ってスライド可能であり、基端支持片34は基端壁11に接着されず基端壁11に沿ってスライド可能であるため、二重壁構造を成す蓋体3の屈曲部分での表裏の長さの差を吸収することができる。これにより、二重壁構造を成す蓋体3を円滑に閉閉することができる。
図9に示すように、外差込片31が外折曲線L22で下方に屈曲した状態において、外差込片31には、外折曲線L22に沿って略台形状のロック穴35が開口する。また、図10に示すように、内折曲線L24の導入折線部L24Bは差込範囲37で内差込片32の側にずれているため、内差込片32が内折曲線L24(導入折線部L24B)で下方に屈曲すると、差込範囲37では内蓋壁33の先端部(前端部)が内差込片32の側(下方)に引っ張られて外蓋壁30から僅かに離間する。このように、差込範囲37において外蓋壁30と内蓋壁33との間には僅かな隙間(本明細書では「差込導入部38」という。)が形成される。
次に、図10に示すように、作業者は、ロック片20の支持片20Aを第1係止折線L11で前方に倒しながら、ロック片20の差込片20Bを第2係止折線L12で下方(後方)に折り曲げ、差込片20Bの先端部をロック穴35に向ける。そして、作業者は、第1係止折線L11を中心としてロック片20を後方に回動させながら(押し込みながら)、差込片20Bの先端部をロック穴35に差し込む。差込片20Bの先端部は、ロック穴35を貫通して差込導入部38に進入する。
図11に示すように、ロック片20の回動が更に進むと、差込片20Bの先端部は差込導入部38にガイドされ、外蓋壁30と内蓋壁33との隙間を押し広げながら外蓋壁30と内蓋壁33との間に差し込まれる。
ロック穴35に対するロック片20の差し込みが完了すると、支持片20Aは外前壁12Aと略同一平面を成し、差込片20Bの一対の凹部22はロック穴35の左右両縁に係合する(図1参照)。また、差込片20Bの先端側は外蓋壁30と内蓋壁33とに挟持されているため(図11参照)、蓋体3が箱体2の開口部2Aを閉塞した状態でロックされる。つまり、包装箱1が封緘された状態になる(図1参照)。なお、ロック片20をロック穴35から引き抜く場合、作業者は、切目23で刳り貫かれた支持片20Aの上端部に指を掛けて差込片20Bを引き出せばよい。
以上説明した本実施形態に係る包装箱1では、内折曲線L24が差込範囲37において内差込片32の側にオフセットしていた(図5参照)。内差込片32が内折曲線L24で屈曲した状態において、差込範囲37には、ロック穴35を貫通したロック片20を外蓋壁30と内蓋壁33との間に導くための隙間である差込導入部38が形成されていた(図10参照)。仮に、差込導入部38が無い場合、ロック片20の先端部は内差込片32に衝突し、ロック片20を外蓋壁30と内蓋壁33との間に差し込むことができないことがある。これに対し、本実施形態に係る包装箱1によれば、ロック穴35を貫通したロック片20の先端部を差込導入部38にガイドさせながら外蓋壁30と内蓋壁33との間に差し込むことができる。つまり、差込導入部38によって外蓋壁30と内蓋壁33との間にロック片20を誘い込むことができる。これにより、適切にロック片20を外蓋壁30と内蓋壁33との間に差し込むことができるため、蓋体3を閉じた状態に保持することができる。
また、本実施形態に係る包装箱1では、外蓋壁30と内蓋壁33とは互いに裏面同士を対向させ、外差込片31と内差込片32とは互いに裏面同士を対向させていた。この構成によれば、蓋体3の表裏両面を段ボールシートの表ライナ9B(厚紙の表面)で構成することができる。これにより、例えば、段ボールシートの表ライナ9Bのみに印刷する場合でも、蓋体3の表裏両面を印刷範囲とすることができる。また、ロック穴35は外差込片31に開口しているため、蓋体3の裏側(内蓋壁33や内差込片32)にはロック穴35は露出しない。これにより、蓋体3の意匠性を良好に保つことができる。また、蓋体3の裏面(内蓋壁33や内差込片32の表面)に印刷された文字や画像等がロック穴35で途切れることが無く、蓋体3の裏面に良好な印刷を行うことができる。
また、本実施形態に係る包装箱1によれば、内差込片32が折返線L23を介して外差込片31に連設されているため、蓋体3(ブランク5)を1枚の段ボールシート(厚紙)で形成することができる。また、内差込片32を折返線L23で折り返すことで二重壁構造の蓋体3を形成することができる。これにより、内差込片32と外差込片31とが分離している場合に比べて、包装箱1(ブランク5)の製造コストを低減することができ、二重壁構造の蓋体3を容易に形成することができる。
また、本実施形態に係る包装箱1では、基端支持片34の左右方向の両端部が一対の後方係合穴40Bに係合されることで、基端支持片34が基端壁11に重ねられた状態に保持されていた。この構成によれば、基端支持片34によって内蓋壁33を外蓋壁30に対向させた姿勢に支持することができる。
また、本実施形態に係る包装箱1によれば、外差込片31と内差込片32とを互いに接着して一体にすることで、差込片20Bを箱体2の内部に差し込み易くすることができる。また、外蓋壁30と内蓋壁33とを互いに接着しないことで、差込範囲37において差込導入部38を形成することが可能になる。
なお、本実施形態に係る包装箱1では、内折曲線L24の導入折線部L24Bの流れ方向の寸法が、差込範囲37(ロック穴35)の流れ方向の寸法よりも長く設定されていたが、本発明はこれに限定されない。導入折線部L24Bの流れ方向の寸法は、差込範囲37の流れ方向の寸法と同等であってもよい(図示せず)。また、一対の連結折線部L24Cは、傾斜していたが、導入折線部L24Bに直交する方向(段方向)に延設されてもよい。さらに、導入折線部L24Bの流れ方向の両端部は、一対の側方折線部L24Aとオーバーラップしていてもよい(図示せず)。この場合、一対の連結折線部L24Cは、側方折線部L24Aから導入折線部L24Bに向かって互いに離間するように傾斜してもよい。
また、本実施形態に係る包装箱1では、内折曲線L24において、一対の側方折線部L24Aと導入折線部L24Bとが一対の連結折線部L24Cを介して連設されていたが、これに限らず、一対の連結折線部L24Cは省略(削除)されてもよい(図示せず)。
[変形例]
上記した本実施形態に係る包装箱1では、内折曲線L24が、流れ方向(左右方向)の中央部において略台形状に屈曲していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図12に示すように、変形例に係る内折曲線L26は、流れ方向(左右方向)の両端から中央に向かって内差込片32の側に傾斜する一対の直線部で構成されてもよい。つまり、内折曲線L26は、左右方向の中央部で内差込片32に向けて突き出した略V字状に形成されてもよい。また、内折曲線L26は、略V字状に限らず、略U字状に湾曲していてもよい(図示せず)。内折曲線L26は、流れ方向(左右方向)の両端を除く略全域に亘って内差込片32の側にずれて形成されることになる。なお、内折曲線L24,L26の形状は上記に限定されるものではなく、少なくともロック穴35に対応した差込範囲37において内折曲線L24,L26は、その両端よりも内差込片32の側にずれた位置に形成されていればよい。
なお、本実施形態(変形例を含む。以下同じ。)に係る包装箱1では、内差込片32が外差込片31に連設されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、内差込片32と外蓋壁30とが分離していてもよい(図示せず)。この場合、箱体2、外蓋壁30および外差込片31は1枚の段ボールシート(厚紙)で形成し、内差込片32、内蓋壁33および基端支持片34は別の1枚の段ボールシート(厚紙)で形成し、外差込片31と内差込片32とを接着することが好ましい。
また、本実施形態に係る包装箱1では、外蓋壁30と内蓋壁33とが互いに接着されていなかったが、本発明はこれに限定されない。外蓋壁30と内蓋壁33とは、互いに差込範囲37を避けた位置で接着されてもよい(図示せず)。この場合、内差込片32と外差込片31とは非接着としてもよい。
また、本実施形態に係る包装箱1では、基端壁11、前壁体12および一対の側壁体13が底壁10の周縁に立設して箱体2を構成していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、箱体は、角筒状の周壁と、周壁の下面を閉じる複数のフラップと、を含んでいてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係る包装箱1は、段ボールシートで形成されていたが、これに限らず、例えば、多層抄きの板紙や樹脂製の板材(樹脂製シート)等で形成されていてもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係る包装箱における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。
1 包装箱
2 箱体
2A 開口部
3 蓋体
11 基端壁
12 前壁体(先端壁)
13 側壁体(側壁)
20 ロック片
30 外蓋壁
31 外差込片
32 内差込片
33 内蓋壁
34 基端支持片
35 ロック穴
37 差込範囲
38 差込導入部
40B 後方係合穴(係合穴)
L22 外折曲線
L23 折返線
L24,L26 内折曲線

Claims (5)

  1. 一面に開口部(2A)を有する箱体(2)と、
    前記箱体に連設され、前記開口部を開閉する蓋体(3)と、を備え、
    前記蓋体は、
    前記開口部の縁部である前記箱体の基端壁(11)の先端部に連設され、前記開口部を閉塞可能に形成された外蓋壁(30)と、
    前記外蓋壁の先端部に外折曲線(L22)を介して連設され、前記外折曲線で屈曲して前記箱体の内部に差し込まれた状態で前記基端壁に対向する前記箱体の先端壁(12)に重ねられる外差込片(31)と、
    前記外蓋壁の裏面に重ねられて二重壁構造を構成する内蓋壁(33)と、
    前記内蓋壁の先端部に内折曲線(L24,L26)を介して連設され、前記内折曲線で屈曲して前記外差込片の裏面に重ねられて二重壁構造を構成する内差込片(32)と、を含み、
    前記先端壁には、ロック片(20)が設けられ、
    前記外差込片には、前記ロック片が差し込まれるロック穴(35)が前記外折曲線に沿って形成され、
    少なくとも前記ロック穴に対応した差込範囲(37)において前記内折曲線は、その両端よりも前記内差込片の側にずれた位置に形成されており、
    前記内差込片が前記内折曲線で屈曲した状態において、前記差込範囲には、前記ロック穴を貫通した前記ロック片を前記外蓋壁と前記内蓋壁との間に導くための隙間である差込導入部(38)が形成されることを特徴とする包装箱。
  2. 前記箱体と前記蓋体とは、表面と裏面とを有する厚紙で構成され、
    前記外蓋壁と前記内蓋壁とは互いに裏面同士を対向させ、前記外差込片と前記内差込片とは互いに裏面同士を対向させたことを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記内差込片は、前記外差込片の先端部に折返線(L23)を介して連設され、前記折返線で折り返されることで前記外差込片の裏面に重ねられたことを特徴とする請求項1または2に記載の包装箱。
  4. 前記内蓋壁の先端部に連設され、前記基端壁に重ねられた基端支持片(34)を更に備え、
    前記箱体は、前記基端壁と前記先端壁との対向方向に直交する幅方向に対向する一対の側壁(13)を有し、
    前記基端支持片は、その幅方向の両端部を一対の前記側壁に形成された一対の係合穴(40B)に係合させることで前記基端壁に重ねられた状態に保持されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の包装箱。
  5. 前記内差込片は前記外差込片に接着され、前記内蓋壁は前記外蓋壁に接着されないことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の包装箱。
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