JP3407606B2 - 再封可能な紙箱 - Google Patents

再封可能な紙箱

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JP3407606B2 JP19373097A JP19373097A JP3407606B2 JP 3407606 B2 JP3407606 B2 JP 3407606B2 JP 19373097 A JP19373097 A JP 19373097A JP 19373097 A JP19373097 A JP 19373097A JP 3407606 B2 JP3407606 B2 JP 3407606B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は菓子類等を収納する
直方体状紙箱に関するものであり、さらに詳細には、ジ
ッパー様切り込みを設けた開封容易な紙箱で、さらに再
封可能な紙箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、菓子類等を収納する直方体状
紙箱において、ジッパー方式で開封(開放)操作が簡単
な紙箱として種々の形態のものが提案され実用されてい
るが、消費者による開封後、再封可能な機能を有する紙
箱が要望されていた。
【0003】その要望を満たすものとして、例えば、
5に示すように、通常の紙箱の前面がジッパーの施され
たカバー板(60)と後面板(62)を二重に重ね、そ
のカバー板(60)にリクローズ用突起(60a)を設
け、後面板(62)の対向する位置にリクローズ用切り
込み(図示せず)を設けたもので、再封はこのリクロー
ズ用突起(60a)を後面板(62)のリクローズ用切
り込みに差し込む形態となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術における再封可能な紙箱において、再封を実施
するには、紙箱の高さ(図5ではカバー板(60)と後
面板(62)を重ね合わせた前面の幅)が少なくとも2
cm以上必要とした。すなわち2cm以下の高さの紙箱
では再封が不可能という問題があった。
【0005】本発明は、かかる従来技術の問題点を解決
するものであり、その課題とするところは、菓子類等を
収納する直方体状紙箱で、ジッパー様切り込みを設けた
開封容易な紙箱において、紙箱の高さの低い紙箱におい
ても再封可能で、サック貼り機で製函可能な紙箱を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明の請求項1に係る発明は、折り目線を介して少
なくとも底面板、左側面板、上面板、右側面板および糊
代片の順に連設して胴部を形成し、該上面板の両端縁に
折り目線を介して側板および差込み片を連設してなるブ
ランクを折り目線および糊付け部にしたがって製函して
なる直方体状紙箱であって、該上面板の左端辺もしくは
その内側平行に近接した基線の両端からジッパー様切り
込みを右側面板の右端辺まで設け、該ジッパー様切り込
みの右部の糊代片内に開封用切り込みからなる貼着片を
設け、その貼着片右端に再封用突起片を挿入しうる再封
用切り込みを設け、該底面板の左端辺を基線とする略台
形状の開封片をジッパー様切り込みによって設け、該開
封片の右端に再封用突起片を設け、前記貼着片を、前記
開封片の内面に貼着してなることを特徴とする再封可能
な紙箱としたものである。
【0007】また、本発明の請求項2に係る発明は、上
記請求項1に係る再封可能な紙箱において、前記開封片
の先端中央に開封時につまみとして使用する切り欠きを
設けることにより、開封片の右端に二つの再封用突起片
を設けた再封可能な紙箱としたものである。
【0008】また、本発明の請求項3に係る発明は、上
記請求項1に係る発明の再封可能な紙箱において、前記
再封用切り込みの長さは、前記再封用突起片を含む開封
片の上端辺の幅に対して、ほぼ同じ長さ又はより長い長
さである再封可能な紙箱としたものである。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を説明す
る。まず、請求項1に係る発明の再封可能な紙箱は、図
1に一実施の展開図として示すように、折り目線を介し
て底面板(20)、左側面板(22)、上面板(2
4)、右側面板(26)および糊代片(28)の順に連
設して胴部を形成し、該上面板(24)の両端縁に折り
目線を介して側板(40)および差込み片(42)を連
設してなるブランク(2)を折り目線、糊付け部(網点
部)にしたがって製函してなる直方体状紙箱であって、
該上面板(24)の左端辺もしくはその内側平行に近接
した基線の両端からジッパー様切り込み(10)を右側
面板(26)の右端辺まで設け、該ジッパー様切り込み
(10)の右部の糊代片(28)内に開封用切り込み
(14)からなる貼着片(52)を設け、その貼着片
(52)右端に再封用突起片(30)を挿入しうる再封
用切り込み(12)を設け、該底面板(20)の左端辺
を基線とする略台形状の開封片(50)をジッパー様切
り込み(10)によって設け、該開封片(50)の右端
に一つの再封用突起片(30)を設け、前記貼着片(5
2)を、前記開封片(50)の内面に貼着して再封可能
な紙箱としたものである。
【0017】また他の実施の形態としては、同図1に示
すように、開封片(50)の先端中央に開封時につまみ
として使用する切り欠き(54)を設けることにより、
該開封片(50)の右端に二つの再封用突起片(30)
を設け、前記貼着片(52)を、前記開封片(50)の
内面に貼着して再封可能な紙箱としたものである。また
図1に示すように、上記再封用切り込み(12)の長さ
(L)は、前記開封片(50)の右端に設けた一つの再
封用突起片(30)の上端辺の幅(V)、又は切り欠き
(54)による二つの再封用突起片(30)を含む開封
片(50)の上端辺の幅(V)とほぼ同じである再封可
能な紙箱としたものである。
【0018】上記の再封可能な紙箱の開封に際し、図2
に示すように、貼着片(52)(図示なし)と接着され
ている開封片(50)を指等で切り欠き(54)をつま
んでジッパー様切り込み(10)にしたがって上面板ま
で破り簡単に開封できるもので、その開封によって、図
3に示すような形態となるものである。
【0019】また、上記の再封可能な紙箱の再封に際し
ては、図3に示す開封片(50)の上端にある二つの再
封用突起片(30)を糊代片(28)に施されている再
封用切り込み(12)に挿入して完了するように、簡単
に再封でき、図4に示すような形態となるものである。
【0020】また、上記事例の再封可能な紙箱の両側面
の封緘構造は、上面板(24)の両端辺に折り目線を介
して側板(40)および差込み片(42)を連接してな
っている所謂タックイン形態としてあるが、底面板(2
0)の両端辺および上面板(24)の両端辺に側板(4
0)を連接し、貼り合わせて側面を形成する所謂シール
エンド形態とすることもできる。
【0021】以上本発明の再封可能な紙箱では、再封の
ための再封用切り込み(12)および再封用突起片(3
0)が、底面板(20)およびこれと相対する糊代片
(28)に設けてあるので、従来の再封可能な紙箱のよ
うに側面に再封機能を施しているのと異なり、紙箱の高
さ(左側面板(22)、右側面板(26)の幅)が2c
m以下の低いものでも再封機能を施すことが可能となる
ものである。
【0022】また、本発明の再封可能な紙箱のブランク
(2)は、通常のサック箱と全く同じ形状であるから、
折り畳み、糊付け等を自動で行い製函するサック貼り機
を使用でき、生産効率を上げることが可能なものであ
る。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。即ち、直方体状紙箱であって、そ
の上面板の左端辺の基線の両端からジッパー様切り込み
を右側面板の右端辺まで設け、該ジッパー様切り込みの
右部の糊代片内に開封用切り込みからなる貼着片を設
け、その貼着片右端に再封用突起片を挿入しうる再封用
切り込みを設け、該底面板の左端辺を基線とする略台形
状の開封片をジッパー様切り込みによって設け、該開封
片の右端に再封用突起片を設けてなる紙箱としたので、
簡単に開封ができ、再封も容易にできる効果がある。
【0024】また、再封用切り込みが底面板と相対する
糊代片に設けてあり、再封用突起片が底面板の左端辺を
基線とする略台形状の開封片の右端に設けてあるので、
従来の再封可能な紙箱のように側面に再封機能を施して
いるのと異なり、図示するように底面板上において封止
できるため、紙箱の高さの低いものでも再封機能を施す
ことが可能となる。
【0025】また、本発明の再封可能な紙箱のブランク
は、通常のサック箱と全く同じ形状であるから、自動サ
ック貼り機を使用でき、安価に大量生産しうるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す再封可能な紙箱の
展開図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示す再封可能な紙箱の
底面斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態を示す再封可能な紙箱の
開封状態を説明する底面斜視図である。
【図4】本発明の一実施の形態を示す再封可能な紙箱の
再封時の状態を説明する底面斜視図である。
【図5】本発明に係わる従来の一実施の形態を示す再封
可能な紙箱を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1‥‥再封可能な紙箱 2‥‥ブランク 10‥‥ジッパー様切り込み 12‥‥再封用切り込み 14‥‥切り込み 20‥‥底面板 20b‥‥開口用口 22‥‥左側面板 24‥‥上面板 26‥‥右側面板 28‥‥糊代片 30‥‥再封用突起片 U‥‥再封用突起片の幅 L‥‥再封用切り込みの長さ V‥‥開封片上端辺の幅 40‥‥側板 42‥‥差込み片 50‥‥開封片 52‥‥貼着片 54‥‥切り欠き 60‥‥カバー板 60a‥‥リクローズ用突起 62‥‥後面板

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】折り目線を介して少なくとも底面板、左側
    面板、上面板、右側面板および糊代片の順に連設して胴
    部を形成し、該上面板の両端縁に折り目線を介して側板
    および差込み片を連設してなるブランクを折り目線およ
    び糊付け部にしたがって製函してなる直方体状紙箱であ
    って、該上面板の左端辺もしくはその内側平行に近接し
    た基線の両端からジッパー様切り込みを右側面板の右端
    辺まで設け、該ジッパー様切り込みの右部の糊代片内に
    開封用切り込みからなる貼着片を設け、その貼着片右端
    に再封用突起片を挿入しうる再封用切り込みを設け、該
    底面板の左端辺を基線とする略台形状の開封片をジッパ
    ー様切り込みによって設け、該開封片の右端に再封用突
    起片を設け、前記貼着片を、前記開封片の内面に貼着し
    てなることを特徴とする再封可能な紙箱。
  2. 【請求項2】前記開封片(50)の先端中央に開封時に
    つまみとして使用する切り欠き(54)を設けることに
    より、開封片の右端に二つの再封用突起片(30)を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の再封可能な紙箱。
  3. 【請求項3】前記再封用切り込みの長さ(L)は、前記
    再封用突起片を含む開封片の上端辺の幅(V)に対して
    ほぼ同じ長さ又はより長い長さである請求項1又は請求
    項2記載の再封可能な紙箱。
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