JP2007204056A - 段ボール板製包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラップラウンド形式の包装箱の廃棄作業を簡単に行なえるようにし、しかも落下時などにおける衝撃に強い段ボール板製包装箱を提供する。
【解決手段】ラップラウンド形式の段ボール板製包装箱であって、天板4には開口用のジッパー状のカット線16,18が形成され、また底板2には中央にH型の切り込み部19が形成されるとともに、このH型の切り込み部19の4箇所の端部から対角線上で底板2のコーナーに向かって底板2のコーナーに達しないようにジッパー状のカット線20が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ラップラウンド形式の段ボール板製包装箱に関するものである。
従来、ラップラウンド形式の段ボール板製の包装箱においては、内部の商品(以下、被収納物と称す)を取り出すために、包装箱のほぼ上半分を切除すべく包装箱の外周を形成する2組の対向側板にジッパー状のカット線を形成したものが特許文献1などで知られている。
特許文献1に開示されている包装箱においては、包装箱の少なくとも一壁面に多数個の破断用切目が2列に整列され、破断用切目間の破断用連結部を破断して列間の帯状分離部を箱本体から分離することにより箱本体を開封しうるようになっている。
特開平8−198247号公報
上記特許文献1に記載の包装箱は、内部に例えばビールや清涼飲料などの缶容器入り飲料などの被収納物が収納され、内部の被収納物を取り出すために前記破断用切目間の破断用連結部を破断して包装箱のほぼ下半分に被収納物が収納された状態とし、初めにほぼ下半分から切り離された包装箱のほぼ上半分と、被収納物が無くなったほぼ下半分とを廃棄する場合、それぞれをフラットな展開状態にするために壁面同士の繋がり部を切り離して小さく折り畳むなどしていた。
つまり、ほぼ上半分、ほぼ下半分ともに壁面同士の繋がり部を切り離すという作業が必要であり、廃棄作業が煩わしいという問題があった。
本発明の目的は、このような課題を解決するものであり、ラップラウンド形式の包装箱の廃棄作業を簡単に行なえるようにし、しかも落下時などにおける衝撃に強い段ボール板製包装箱を提供することにある。
本発明の請求項1に記載の段ボール板製包装箱は、2組の対向側板の内、長辺側の一方の側板の下端辺に底板の一側辺が連設され、この底板の一側辺に対向する他側辺に長辺側の他方の側板の下端辺が連設され、前記一方の側板の上端辺に天板の一側辺が連設され、この天板の他側辺側と前記他方の側板とを前記天板の他側辺または他方の側板の上端辺に連設した止め代を介して接合して横向きの胴部を形成し、この胴部の前記側板の両端に連設したフラップを側板に対して内側に直角に折り曲げ、このフラップの外面に前記底板および天板の両端に突き合わせ状態で閉じるように連設したフラップを重ねて接着剤により互いに貼り合わせて2組の対向側板の内、他の組の対向側板を形成してなるラップラウンド形式の段ボール板製包装箱であって、前記天板には開口用のカット線が形成され、また前記底板には中央にH型の切り込み部が形成されるとともに、このH型の切り込み部の4箇所の端部から対角線上で底板のコーナーに向かって底板のコーナーに達しないようにカット線が形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の段ボール板製包装箱は、2組の対向側板の内、長辺側の一方の側板の下端辺に底板の一側辺が連設され、この底板の一側辺に対向する他側辺に長辺側の他方の側板の下端辺が連設され、前記一方の側板の上端辺に天板の一側辺が連設され、この天板の他側辺側と前記他方の側板とを前記天板の他側辺または他方の側板の上端辺に連設した止め代を介して接合して横向きの胴部を形成し、この胴部の前記側板の両端に連設したフラップを側板に対して内側に直角に折り曲げ、このフラップの外面に前記底板および天板の両端に突き合わせ状態で閉じるように連設したフラップを重ねて接着剤により互いに貼り合わせて2組の対向側板の内、他の組の対向側板を形成してなるラップラウンド形式の段ボール板製包装箱であって、前記天板には開口用のカット線が形成され、また前記底板には中央にH型の切り込み部が形成されるとともに、このH型の切り込み部の4箇所の端部から対角線上より少しずらして底板のコーナー部近傍に向かって底板のコーナーには達しないようにカット線が形成されていることを特徴とする。
以上のように、本発明の段ボール板製包装箱は、カット線により天板が開かれて被収納物が取り出され、包装箱が空の状態となって廃棄する場合は底板に形成された切り込み部に指を掛けて、カット線で切り破ることにより底板が開かれる。このとき、カット線は底板のコーナー部あるいは周縁部に達しないように形成されているが、カット線を切り破るときの勢いで底板のコーナー部あるいは周縁部まで切り破ることができ、底板を完全に開くことができる。これにより、包装箱の上下が開かれた状態となり、2組の対向側板が繋がった状態で包装箱を偏平状態に畳むことができ、廃棄が行ないやすい状態にすることができる。特に、底板のカット線を底板のコーナーに達しないように形成したことにより、カット線が底板のコーナーに達するものに比べて落下時などにおける衝撃に対し強い包装箱を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき具体的に説明する。
先ず、図1〜図6に示す第1の実施の形態について説明すると、本実施の形態のラップラウンド形式の段ボール板製包装箱は、2組の対向側板の内、長辺側の一方の側板1の下端辺に底板2の一側辺が連設され、この底板2の一側辺に対向する他側辺に長辺側の他方の側板3の下端辺が連設され、前記一方の側板1の上端辺に天板4の一側辺が連設され、この天板4の他側辺に連設した止め代5を他方の側板3の上端辺側の外面に接着剤で接合して横向きの胴部を形成し、この胴部の前記長辺側の側板1および3の両端に連設したフラップ6,7および8,9を側板1および3に対して内側に直角に折り曲げ、このフラップ6および8ならびにフラップ7および9の外面に前記底板2および天板4の短辺側における両端に突き合わせ状態で閉じるように連設したフラップ10,11および12,13を重ねて接着剤により互いに貼り合わせて2組の対向側板の内、短辺側の対向側板14および15を形成している。
そして、このような段ボール板製包装箱において、前記天板4の短辺側における中央に対向する短辺間を繋ぐように2本のジッパー状のカット線16,16が形成されており、このカット線16,16の長さ方向中央にはカット線16,16の始端部となるH型の切り込み部17が形成されている。また、短辺側における天板4とフラップ12,13との連設線上にも全長に亘ってジッパー状のカット線18,18が形成されている。
さらに、前記底板2には中央にH型の切り込み部19が形成されるとともに、このH型の切り込み部19の4箇所の端部から対角線上で底板2のコーナー部に向かって底板2のコーナーに達しない、すなわち繋がらないようにジッパー状のカット線20が形成されている。
なお、天板4の短辺側に連設したフラップ12,13の上端近傍には取っ手孔21,22が形成されており、このフラップ12,13の内側に重なる前記フラップ6および8ならびにフラップ7および9の上端近傍には前記取っ手孔21,22に合致する切り欠き孔6aおよび8aならびに7aおよび9aが形成されている。
上記構成において、包装箱から被収納物を取り出す場合、前記天板4に形成された切り込み部17に指を掛けて2本のジッパー状のカット線16,16間を短辺側に向かって切り破り(図3参照)、天板4の中央に細幅の開口部を形成し、続いてこの開口部より天板4に指を掛けてジッパー状のカット線18,18間を長辺側に向かって切り破り(図4参照)、包装箱の上端を開口させる。
かかる状態で被収納物を取り出しが可能となり、包装箱が空の状態となって廃棄する場合は前記底板2に形成された切り込み部19に指を掛けて、ジッパー状のカット線20,20間を短辺側に向かって切り破る(図5参照)。このとき、ジッパー状のカット線20は底板2のコーナーに達しないように形成されているが、ジッパー状のカット線20,20間を短辺側に向かって切り破るときの勢いで底板2のコーナー部まで切り破ることができ、底板2を完全に開くことができる。
これにより、包装箱の上下が開かれた状態となり、2組の対向側板1,3および14,15が繋がった状態で包装箱を偏平状態に畳むことができ、廃棄が行ないやすい状態にすることができる。
ところで、前記底板2には廃棄の際、破るためにジッパー状のカット線20が形成されているが、このジッパー状のカット線20を底板2のコーナーに達しないように形成したのは、落下時などにおける衝撃により包装箱の下端コーナー部が破断して開口しないようにするためである。
なお、底板2に形成されるジッパー状のカット線20を対角線上より少しずらして底板2のコーナー部近傍に向かって形成することにより、落下時などにおける衝撃に対しより強い包装箱を提供できる。また、ジッパー状のカット線20の代わりにミシン目状のカット線としても良く、これらカット線の形状は図面に示すものに限定されるものではない。さらに、このカット線は段ボール板を厚み方向に貫通する全切り状態であっても、段ボール板の裏ライナーをカットせずに残した半切り状態であっても良い。
図7にカット線を対角線上より少しずらして形成した場合の第2の実施の形態を示しており、この第2の実施の形態ではカット線として底板2中央のH型の切り込み部19の4箇所の端部から短い切り込み部23を介してミシン目状のカット線24が底板2の対角線上より少しずらして底板2のコーナー部近傍に向かって底板2のコーナーには達しないが、底板2の周縁部に達するように形成されている。この第2の実施の形態に形態におけるミシン目状のカット線24は全切り状態のゆるやかな円弧状部分24aと半切り状態のゆるやかな円弧状部分24bが交互に存在するように連続状態で形成されており、半切り状態の部分が存在することにより衝撃に対する底板2の強度を向上させることができる。
なお、前記天板4に形成されるカット線の配設位置は図面に示す実施の形態に限定されるものではなく、要は天板4が開口できれば良い。
本発明の第1の実施の形態における包装箱の展開図である。 同包装箱の組立て完成斜視図である。 同包装箱の天板を開く途中の状態を示す斜視図である。 同包装箱の天板を開いた状態を示す斜視図である。 同包装箱を上下逆さにして底板を開いた状態を示す斜視図である。 同包装箱を廃棄するために偏平にした状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態における包装箱の要部拡大展開図である。
符号の説明
1 長辺側の一方の側板
2 底板
3 長辺側の他方の側板
4 天板
5 止め代
6,7,8,9 フラップ
10,11,12,13 フラップ
14,15 短辺側の対向側板
16 カット線
17 切り込み部
18 カット線
19 切り込み部
20 カット線
23 切り込み部
24 カット線
24a,24b ゆるやかな円弧状部分

Claims (2)

  1. 2組の対向側板の内、長辺側の一方の側板の下端辺に底板の一側辺が連設され、この底板の一側辺に対向する他側辺に長辺側の他方の側板の下端辺が連設され、前記一方の側板の上端辺に天板の一側辺が連設され、この天板の他側辺側と前記他方の側板とを前記天板の他側辺または他方の側板の上端辺に連設した止め代を介して接合して横向きの胴部を形成し、この胴部の前記側板の両端に連設したフラップを側板に対して内側に直角に折り曲げ、このフラップの外面に前記底板および天板の両端に突き合わせ状態で閉じるように連設したフラップを重ねて接着剤により互いに貼り合わせて2組の対向側板の内、他の組の対向側板を形成してなるラップラウンド形式の段ボール板製包装箱であって、前記天板には開口用のカット線が形成され、また前記底板には中央にH型の切り込み部が形成されるとともに、このH型の切り込み部の4箇所の端部から対角線上で底板のコーナーに向かって底板のコーナーに達しないようにカット線が形成されていることを特徴とする段ボール板製包装箱。
  2. 2組の対向側板の内、長辺側の一方の側板の下端辺に底板の一側辺が連設され、この底板の一側辺に対向する他側辺に長辺側の他方の側板の下端辺が連設され、前記一方の側板の上端辺に天板の一側辺が連設され、この天板の他側辺側と前記他方の側板とを前記天板の他側辺または他方の側板の上端辺に連設した止め代を介して接合して横向きの胴部を形成し、この胴部の前記側板の両端に連設したフラップを側板に対して内側に直角に折り曲げ、このフラップの外面に前記底板および天板の両端に突き合わせ状態で閉じるように連設したフラップを重ねて接着剤により互いに貼り合わせて2組の対向側板の内、他の組の対向側板を形成してなるラップラウンド形式の段ボール板製包装箱であって、前記天板には開口用のカット線が形成され、また前記底板には中央にH型の切り込み部が形成されるとともに、このH型の切り込み部の4箇所の端部から対角線上より少しずらして底板のコーナー部近傍に向かって底板のコーナーには達しないようにカット線が形成されていることを特徴とする段ボール板製包装箱。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010173652A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Fuso Pharmaceutical Industries Ltd 液体封入バッグの梱包方法、液体封入バッグ包装体および液体封入バッグ用包装箱
JP2016210465A (ja) * 2015-05-08 2016-12-15 王子ホールディングス株式会社 包装箱
JP2017128364A (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 ヤマザキビスケット株式会社 破断構造を有する包装容器
JP2018203277A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 王子ホールディングス株式会社 包装箱および包装箱のブランクシート

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