JP5360579B2 - 易開封紙箱 - Google Patents

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この発明は、テープ等で封緘された天面板を切断して開封できるようにした易開封紙箱に関するものである。
従来、図9に示すように、隣り合う各一対の側面板51及び端面板52を角筒状に連設して周壁を形成し、底面を閉じ、一方の側面板51の上端から延びる天面板53に、他方の側面板51の上端から延びる天面板54を重ねて、天面を封緘する紙箱において、天面板54に開封用の切目線55を設けたものが記載されている。
切目線55は、鉤状の切目が断続するジッパ型とされ、天面板54の先端から基端へかけて、累乗的に間隔が広がるように弧状に湾曲して2本配設されている。切目線55の各切目の誘導部55aは、切目線55の始端となる天面板54の先端側へ向けられている。
この紙箱は、封緘に際して、2本の切目線55の外側で天面板53,54が貼り合わされる。また、この紙箱を開封する際には、天面板54の2本の切目線55に挟まれた部分を、一方の側面板51の方向から捲り上げることにより、切目線55に沿って天面板54を切断し、天面板53を開いて箱内の商品を取り出す。
特開2005−178873号公報
しかしながら、上記のような紙箱は、天面板同士を糊貼りして封緘するものであり、一枚の天面板の先端部を周壁上部に係止して、テープやシール片等により封緘する形式の紙箱の開封性向上手段としては、この構成は適用できない。
そこで、この発明は、テープ等で封緘された紙箱の天面板を切り開いて、容易に開封できるようにすることを課題とする。
上記のような課題を解決するため、この発明は、隣り合う側面板及び端面板を角筒状に連設して周壁を形成し、底面を閉じ、周壁の一方の端面板の上端から延びる天面板の先端部を周壁の他方の上部に係止して、天面を封緘する紙箱において、前記天面板に設けた開封用の切目線を、天面板の両側縁間に2本交差するように配置すると共に、各切目線の切断方向の始端側を天面板の相対する側縁に位置させ、始端側から終端側へかけて途切れることなく切目線を切断できるように、切目線の切目の方向を設定したのである。また、前記開封用の切目線を、切断時に手前側となる方向から見て、膨出弧状となるように湾曲させたのである。
この発明に係る紙箱では、天面板を切り開いて開封する際、右利きの者及び左利きの者がそれぞれ手向きのよい切目線に沿って、その始端側から天面板を捲るように切断することにより、天面板を二つの部分に分割し、封緘用のテープ等を剥がすことなく、容易に開くことができ、切り取った紙片等のゴミが発生することもない。
また、切目線を湾曲させたことから、指の動きに応じた自然な開封性が得られるほか、機械での組立時に、天面板が切目線に沿って折れ曲がってしまう現象が防止され、機械適性が低下することもない。
この発明に係る易開封紙箱のブランクを示す図 同上の封緘状態を示す斜視図 同上の右手による開封過程を示す斜視図 同上の右手による開封状態を示す斜視図 同上の左手による開封過程を示す斜視図 同上の左手による開封状態を示す斜視図 同上のテープを剥がした開封状態を示す斜視図 同上の周壁を切断した展示状態を示す斜視図 従来の紙箱の天面板切断による開封状態を示す斜視図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明に係る紙箱は、菓子のダース単位の包装等に使用するものであり、図1に示すような板紙のブランクから形成される。このブランクでは、各一対の側面板1及び端面板2が交互に連設され、一方の側面板1の外側端には継代片3が連設されている。
各側面板1及び端面板2の下端には、それぞれ底面板4,5がそれぞれ連設され、各側面板1の上端には受止片6が連設されている。一方の端面板2の上端には天面板7が連設され、天面板7の先端には差込片8が連設されている。
そして、天面板7には、開封用の切目線9R,9Lが両側縁間に亘って2本交差するように配設され、各切目線9R,9Lにおける切断方向の始端側は、天面板7の相対する側縁に位置している。
また、これらの切目線9R,9Lは、切断時に手前側となる方向から見て、膨出弧状に湾曲し、鉤状の切目が断続するジッパ型のものとされ、始端側から終端側へかけて、途切れることなく切断できるように、切目の誘導部9aが始端側に設けられている。
さらに、他方の端面板2の中間下部には、幅方向に延びるミシン目状の切目線10aが刻設され、これに連続して、両側面板1には、斜め上方へ延びるジッパ型の切目線10bが刻設されている。また、天面板7と端面板2との境界には、切目線10bに連続し、押罫と切目とが交互に断続する切目線10cが刻設されている。
このブランクを組み立てて商品を包装するには、図2に示すように、各一対の側面板1及び端面板2を角筒状に折り曲げ、継代片3を反対側の端面板2に貼り付けて周壁を形成し、底面板4,5により底面を閉じ、箱内に商品を収納した後、受止片6を内側へ折り曲げ、天面板7を閉じて、差込片8を他方の端面板2と受止片6の間に差し込む。
このとき、差込片8の基端両側の切込と、受止片6の端縁の突出部とが係合し、天面板7は閉止状態にロックされるが、さらに封緘状態を確実なものにするため、テープ11を天面板7の先端部から端面板2にかけて貼り付ける。
上記紙箱では、天面板7を切り開いて開封する際、図3及び図4に示すように、右利きの者は、一方の端面板2を手前とした状態で、右側から左側へ向かう手向きのよい切目線9Rに沿って、その始端側から天面板7を右手前の角を支点に捲るように切断する。
一方、左利きの者は、図5及び図6に示すように、上記と同様、一方の端面板2を手前とした状態で、左側から右側へ向かう手向きのよい切目線9Lに沿って、その始端側から天面板7を左手前の角を支点に捲るように切断する。
これにより、利き手が左右いずれであっても、天面板7を各端面板2に繋がった二つの部分に分割し、テープ11を剥がすことなく、天面板7を容易に開いて、箱内から商品Gを取り出すことができ、切り取った紙片等のゴミが発生することもない。
また、切目線9R,9Lを湾曲させたことから、指の動きに応じた自然な開封性が得られるほか、グルアや充填機での組立時に、天面板7が切目線9R,9Lに沿って折れ曲がってしまう現象が防止され、機械適性が低下することもない。
ところで、この紙箱を、図2に示す封緘状態から、テープ11を剥がして開封する際には、図7に示すように、通常どおり、差込片8を他方の端面板2と受止片6の間から引き抜き、天面板7を開けばよい。
また、店頭で商品Gを陳列する際には、図8に示すように、切目線10a,10b,10cを切断し、その上方部分を除去して、商品Gを露出させ、前側となる他方の端面板2の方向から商品Gがよく見えるようにする。
なお、上記実施形態では、切目線9R,9Lが弧状に湾曲したものを例示したが、充填機等の機械を使用しない場合には、切目線9R,9Lを、天面板7の側縁に対し斜めに延びる直線状のものとしてもよい。
また、周壁のコーナー部が直角をなす直方体状のものを例示したが、側面板1が縦方向の折目線に沿って中間部で折り曲げられ、周壁が六角筒状や八角筒状をなす紙箱にも、同様の開封構造を適用することができる。
1 側面板
2 端面板
3 継代片
4,5 底面板
6 受止片
7 天面板
8 差込片
9R,9L 切目線
9a 誘導部
10a,10b,10c 切目線
11 テープ

Claims (2)

  1. 隣り合う側面板(1)及び端面板(2)を角筒状に連設して周壁を形成し、底面を閉じ、周壁の一方の端面板(2)の上端から延びる天面板(7)の先端部を周壁の他方の上部に係止して、天面を封緘する紙箱において、前記天面板(7)に設けた開封用の切目線(9R,9L)を、天面板(7)の両側縁間に2本交差するように配置すると共に、各切目線(9R,9L)の切断方向の始端側を天面板(7)の相対する側縁に位置させ、始端側から終端側へかけて途切れることなく切目線(9R,9L)を切断できるように、切目線(9R,9L)の切目の方向を設定したことを特徴とする易開封紙箱。
  2. 前記開封用の切目線(9R,9L)を、切断時に手前側となる方向から見て、膨出弧状となるように湾曲させたことを特徴とする請求項1に記載の易開封包装箱。
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