JP2002012220A - ラップアラウンドケース - Google Patents
ラップアラウンドケースInfo
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- JP2002012220A JP2002012220A JP2000199469A JP2000199469A JP2002012220A JP 2002012220 A JP2002012220 A JP 2002012220A JP 2000199469 A JP2000199469 A JP 2000199469A JP 2000199469 A JP2000199469 A JP 2000199469A JP 2002012220 A JP2002012220 A JP 2002012220A
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- flap
- ridge
- perforation
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Abstract
便に再封することで陳列台として利用でき、更に内容物
を取り出した後の処理が容易なラップラウンドケースを
提供する。 【解決手段】 天面面1、右側面面2、底面、左側面よ
りなり、各面にそれぞれ連接される上外フラップ5a、
右・左内フラップ5b,5d、下外フラップ5c、左・
右外フラップで構成されたラップラウンドケースにおい
て、上外フラップ下端から中央部に切欠き8設け、切欠
き両端から上外フラップが連設されている稜に向ってL
型切刃又はミシン目イが設けられ、更に天面の稜部全部
に亘って切刃又はミシン目が設けられている。また下外
フラップ上端中央部からフラップが連設されている稜部
に向って下拡がりの弧状ミシン目ロを設ける。
Description
たラップアラウンドケース並びに内容物を取り出した後
の処理が容易なラップアラウンドケースに関する。
を超える場合、両面ダンボール製で、図9に示すよう
に、天面板の三方縁辺と側面板同士の四方コーナーそれ
ぞれにジッパ−処理を施し、側面板の1つに設けた上重
ね天面板フラップ30に2本の切込(31)を長手方向
に入れ、L型切刃にそって目的によりトップオープン又
はフルオープンできるので、内容物は取り出しやすいと
いう利点があるものの、側面部同士のコーナーにミシン
目を施したものは、一般に梅雨シーズンにおいて耐圧強
度が低下し、これを補強する目的で仕切板を箱内に入れ
て対処している。そのため、梱包自動化設備に仕切板供
給機を備える必要があり、梱包工程が増えるばかりか、
包装コストアップを招くという不都合さがある。内容物
を取り出して空となったダンボール箱は、これを店舗に
おいて置き台としてあるいは積み重ねて多量陳列台とし
て利用する場合が往々にしてある。しかしながら、この
ものの強度が充分でないため、天面板の縁部がへこんだ
りする傾向が大きく、多量陳列台としての利用には適さ
なかった。更に又、内容物を取り出して空となったダン
ボール箱を廃棄する場合には、剥ぎ取ったテープ、取り
出した仕切板及び平面状に展開させたダンボールシート
の3種に仕分ける手間を要することからも、内容物を取
り出した後の処理が容易であることが要望されている。
は、内容物の重量が大きい場合でも箱内に仕切板を配設
せずとも必要な耐圧強度を確保しながら、易開封性を付
与すること、第2の目的は、開封後、開封天面蓋部を簡
便に再封することで陳列台としてある程度の強度を有
し、用いること、第3の目的は内容物を取り出した後の
処理が容易なラップアラウンドケースを提供することに
ある。
するために次のようなラップアラウンドケースを提供す
るものである。
Z 0201試験容器の記号表示方法に準じた命名方法
で天面(面1)、右側面(面2)、底面(面3)、左側
面(面4)、前つま面(面5)、後つま面(面6)より
なり、面5が面4に連接する面5左内フラップ、面2に
連接する面5右内フラップ、面1に連接する面5上外フ
ラップ及び面3に連接する面5下外フラップで構成され
ており、面6が面4に連接する面6右内フラップ、面2
連接する面6左内フラップ、面1に連接する面6上外フ
ラップ及び面3に連接する面6下外フラップで構成され
ており、かつ面1に連接し面2に被せる継ぎしろを有す
るラップアラウンドケースであって、面5上外フラップ
下端及び/又は面6上外フラップ下端の中央部に切欠き
を設け、該切欠き両端部から稜1−5両端部又は/及び
稜1−6両端部に向かってL型切刃又はミシン目が設け
られ、更に稜1−2全部及び稜1−4全部に亘ってL型
切刃又はミシン目が設けられていることを特徴とするラ
ップアラウンドケースであり、請求項2に係る発明は、
面5下外フラップ及び/又は面6下外フラップ上端中央
部から稜3−6両端部又は稜3−5両端部に向かって下
広がりの弧状ミシン目を有する請求項1記載のラップア
ラウンドケースであり、請求項3に係る発明は、下広が
りの弧状ミシン目が面5下外フラップ又は面6下外フラ
ップ上端から各々稜3−5又は稜3−6に向かうせん断
応力の方向に対しミシン目下端が次のミシン目上端より
外側に位置することを特徴とする請求項1又は2記載の
ラップアラウンドケースであり、請求項4に係る発明
は、接着剤が面5上外フラップ、面6上外フラップ、面
5下外フラップ、面6下外フラップ及び継ぎしろ部の各
々内側両端部附近に塗布されていることを特徴とする請
求項1乃至3記載のラップアラウンドケースである。
て図1〜図8に示す実施例を基に説明する。図1は本発
明に係るラップアラウンドケース展開図であり、図2は
成形したラップアラウンドケースの斜視図であり、図3
は切欠きを上方に引き上げて開封する様子を示す斜視図
であり、図4は開封用L型切刃の付設図であり、図5は
面3に連接する面5下外フラップ(5c)及び面6下外
フラップ(6c)上端中央部から各々稜3−5又は稜3
−6両端部に向かって下広がりの弧状ミシン目を付設し
たラップアラウンドケースの展開図であり、図6はその
成形したラップアラウンドケースの斜視図であり、図7
は面3に連接する面5下外フラップ(5c)及び面6下
外フラップ(6c)を手前に(前方に)押し下げて開封
して解体したダンボールシートであり、図8は面4に連
接する面5下外フラップ(5c)及び/又は面6下外フ
ラップ(6c)に下広がりの弧状ミシン目を付設した拡
大図である。
る材質としては、Aフルート構造(例えばK280/強
化中芯200/K280)、ABダブルフルート構造等
のダンボールや板紙等の厚紙類である。
の展開図に示すように、1枚のダンボール等の厚紙類よ
りなるものであって、天面(面1)、右側面(面2)、
底面(面3)及び左側面(面4)が折曲線を介して連接
され、連接された1端の板の側面(図1では天面(面
1)の側面)にはこれらを筒状に形成する継ぎしろ
(7)が設けられ、前記天面(面1)、右側面(面
2)、底面(面3)及び左側面(面4)はいずれも折曲
線を介して前つま面(面5)及び後つま面(面6)を形
成するフラップ、すなわち面5が面4に連接する面5左
内フラップ(5d)、面2に連接する面5右内フラップ
(5b)、面1に連接する面5上外フラップ(5a)及
び面3に連接する面5下外フラップ(5c)で構成され
ており、面6が面4に連接する面6右内フラップ(6
b)、面2連接する面6左内フラップ(6d)、面1に
連接する面6上外フラップ(6a)及び面3に連接する
面6下外フラップ(6c)で構成されており、面5上外
フラップ(5a)下端の中央部に組立後取手穴となる切
欠き部(8)を設け、該切欠き部(8)両端部から稜1
−5両端部に向かってミシン目(イ)が設けられてい
る。ミシン目は更に稜1−2全部及び稜1−4全部に亘
って設けられており、切欠き部(8)が設けられている
面5上外フラップ(5a)の幅と該フラップと同じ側に
設けられた面5下外フラップ(6c)の幅が両方合わせ
て略面5の縦幅と一致してあり、面2及び面4に設けら
れたこれらと同じ側の面5右内フラップ(5b)、面5
左内フラップ(5d)の幅が前記取手穴の空間を残すよ
うにされている。
に取手穴として使用する。切欠き部(7)は面5上外フ
ラップ(5a)及び面6上外フラップ(6a)に同時に
設けてもよい。
プ(5a)の稜1−5略角部に向かう角度α(図1中)
は、ダンボールの切断をスムースに行えるようにするた
めに、通常50〜90度であり、好ましくは50〜70
度である。
該ミシン目に沿って切断可能である限り特に制限はな
く、従来公知の各種のミシン目を用いることができる
が、特にL型切刃が好ましい。特に角度が90度又は9
0度に近い場合には、ミシン目が稜1−5又は稜1−6
の中程で交差するので面1への開封がスムースに移行し
ないこともある。このような場合には、該交差点より稜
1−5又は稜1−6上に沿って、それぞれの角に向かっ
てさらにミシン目を設ければよい。
に示すように、開封用L型切刃が直線となるように並べ
て形成されているものである。かかるミシン目を施した
周縁部(A)の切断面は、傾斜部分に間隔をおいて突出
した段部(a)を形成し、他方、切り離れた側の面5上
外フラップ(5a)は溝(b)を形成する。この段部
(a)は、内容物を取り出して空となったラップアラウ
ンドケースに面5上外フラップ(5a)及び面1を被せ
たときに係合部材として溝(b)に嵌合し、再封緘して
多量陳列台として利用する際、積み重ねたときの上から
加わる荷重を受ける支持台としての役割を果たす。
は、ダンボール等の厚み、強度によって適宜決めればよ
い。
向かって延びるミシン目は再封した時のミシン目に沿っ
たフラップの安全性の点からもL型切刃が好ましい。稜
1−2及び稜1−4上のミシン目はL型切刃でもよく、
点線型のミシン目でも良い。前者であれば、開封方向が
制限されるので切り部を面5下外フラップ(5c)又は
面6下外フラップ(6c)の一方に設ける場合には好ま
しい。しかし、切欠き部(8)を両方に設ける場合には
点線型のミシン目形状が好ましい。この場合天面がそっ
くり箱から分離されることになり、再封後陳列台に使用
するに際して天面の強度が幾分下がるものの実用上は支
障にはならない。
面6上外フラップ(6a)上端から各々稜1−5又は稜
1−6に向かうせん断応力の方向に対しL型切刃ミシン
目の斜線部が対向するように次のL型切刃ミシン目が設
けられている。
図2に示すように、折曲線に沿って展開板を折り曲げ、
所定の箇所を接合させホットメルトにて接着すると共に
1端の板の側面部の表面上部に継ぎしろ部(7)をホッ
トメルトや両面テープなどの接着手段によって接着す
る。
ている。好ましいホットメルト付与位置は面5上外フラ
ップ(5a)、面6上外フラップ(6a)のA部位、面
5下外フラップ(5c)、面6下外フラップ(6c)の
B部位及び継ぎしろ部の少なくとも2箇所のいずれも内
面である。
ップアラウンドケースを開封するときには、図3で示す
ように、面5上外フラップ(5a)の取手穴(8)を上
方に引き上げることにより容易にミシン目を破ることが
でき、面1は反対側の折曲線(稜1−6)で折曲されて
大きく開放されるので、容積の大きい内容物が収納され
た場合でも、その取り出す操作が容易となる。側面同士
の四方コーナーにはミシン目は施されておらず、面5及
び面6の両端はいずれも二重のフラップによって構成さ
れているので、仕切板を配設せずとも必要な耐圧強度は
確保されるとの効果がある。
プアラウンドケースは、面1と面5上外フラップ(5
a)が一体となって箱体に接しているので、これを箱体
に被せて封緘すれば、多量陳列台として利用することが
できる。
なラップアラウンドケースについて説明する。
下外フラップ(5c)の組立後前記取手穴(8)の両端
に対応する部位から、いずれも面3の略角部方向に達す
る弧状ミシン目線(ロ)が設けられており、そして、こ
れと実質的に同一形状の弧状ミシン目線(ロ)が面3に
連接されたもう一方の面6下外フラップ(6c)にも設
けられている。成形後のラップアラウンドケースは図6
に示す。
ラップ(6c)において弧状ミシン目線(ロ)の施され
た周縁部(B)の裏面は、これに接合する面2及び面4
に連接されたフラップ部分とホットメルトにて接着され
ている。周縁部(B)は接着面の大きい扇形をなす形状
であるので、ホットメルトの接着手段によって必要な接
着強度を保持することができる。
c)及び面6下外フラップ(6c)の両方に設けてもよ
く、いずれかのフラップに設けてもよい。
又は面6下外フラップ(6c)上端から各々稜3−5又
は稜3−6に向かうせん断応力の方向に対しミシン目下
端が次のミシン目上端より外側に位置するよう設けられ
ている(拡大図8参照)。
の切込によって確実に受け止めることができるようにI
字状切込を弧状線の接線方向に並べて形成されているの
で、引き裂きは次々と伝播し、曲線部分の途中でダンボ
ールが破断することなく、ミシン目線に沿って面3の略
角部まできれいに開封することができる。
下外フラップ(6c)の両方を手前に(前方に)押し下
げて開封して解体したダンボールシートの斜視図であ
り、内容物を取り出して空となったラップアラウンドケ
ースの後処理が容易である。
方体タイプに限定されるものでなく、又、取手穴を一つ
に限定するものでなく、反対側の面6上外フラップ(6
a)にも設けてもよい。
しながら、易開封性を付与し、開封後、開封天面蓋部を
簡便に再封することで陳列台として利用可能なラップア
ラウンドケースを提供することができる。また、内容物
を取り出した後の処理が容易なラップアラウンドケース
を提供することができる。
図
す斜視図
それぞれに付設したラップアラウンドケースの展開図
押し下げて開封して解体したダンボールシートを示す斜
視図
付設した拡大図
図
Claims (4)
- 【請求項1】 JIS Z 0201試験容器の記号表示
方法に準じた命名方法で天面(面1)、右側面(面2)、
底面(面3)、左側面(面4)、前つま面(面5)、後
つま面(面6)よりなり、面5が面4に連接する面5左
内フラップ、面2に連接する面5右内フラップ、面1に
連接する面5上外フラップ及び面3に連接する面5下外
フラップで構成されており、面6が面4に連接する面6
右内フラップ、面2連接する面6左内フラップ、面1に
連接する面6上外フラップ及び面3に連接する面6下外
フラップで構成されており、かつ面1に連接し面2に被
せる継ぎしろを有するラップアラウンドケースであっ
て、面5上外フラップ下端及び/又は面6上外フラップ
下端の中央部に切欠きを設け、該切欠き両端部から稜1
−5両端部又は/及び稜1−6両端部に向かってL型切
刃又はミシン目が設けられ、更に稜1−2全部及び稜1
−4全部に亘ってL型切刃又はミシン目が設けられてい
ることを特徴とするラップアラウンドケース - 【請求項2】 面5下外フラップ及び/又は面6下外フ
ラップ上端中央部から稜3−6両端部又は稜3−5両端
部に向かって下広がりの弧状ミシン目を有する請求項1
記載のラップアラウンドケース - 【請求項3】 下広がりの弧状ミシン目が面5下外フラ
ップ又は面6下外フラップ上端から各々稜3−5又は稜
3−6に向かうせん断応力の方向に対しミシン目下端が
次のミシン目上端より外側に位置することを特徴とする
請求項1又は2記載のラップアラウンドケース - 【請求項4】 接着剤が面5上外フラップ、面6上外フ
ラップ、面5下外フラップ、面6下外フラップ及び継ぎ
しろ部の各々内側両端部附に塗布されていることを特徴
とする請求項1乃至3記載のラップアラウンドケース
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000199469A JP2002012220A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | ラップアラウンドケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000199469A JP2002012220A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | ラップアラウンドケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002012220A true JP2002012220A (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=18697483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000199469A Pending JP2002012220A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | ラップアラウンドケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002012220A (ja) |
Cited By (6)
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-
2000
- 2000-06-30 JP JP2000199469A patent/JP2002012220A/ja active Pending
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