JP2005104549A - 紙製収納箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】 開封が容易にでき、内容物の取り出しが容易で、ケースの解体後の折り畳み、集積、廃棄が容易になり、解体後のケースを古紙として再利用することができる。
【解決手段】 正面パネルと天面パネルと背面パネルと底面パネルとを有し、これら各パネルの両側に設けられた側面フラップにより側面パネルを形成して直方体形状に組み立てられる紙製収納箱において、組立状態にて、前記天面パネル上に一部を起点として前後または左右に開封可能な開封手段が切込線により設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数冊のカットシート冊を収納するためのラップラウンドケースのような紙製収納箱に係わるもので、特に、開封と、内容物の取り出し、廃棄が容易な紙製収納箱に関するものである。
一般的に、紙製収納箱としてのラップラウンドケースは、コピー用紙等のカットシート(平判紙のこと)を包装用紙で包装した冊の、複数冊を、段ボールケースを折り曲げながら箱詰めするので、カットシート冊を取出す際には、紙製収納箱の天面パネルや側面パネル等の、糊付けされて接着された4枚のフラップを剥して紙製収納箱を開き、内容物であるカットシート冊を取り出している。
このような紙製収納箱の開封を容易にするために、パネルやフラップ等にミシン目やジッパー等の切れ目を入れたカートンや、ラップラウンドケースのような紙製収納箱が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、従来の紙製収納箱において、例えば缶体収納用の紙製収納箱として、一方の側版に把持孔を穿設し、この把持孔から切取り線をほぼV字形に形成し、さらに、この切取り線の一端と連なる切溝を内フラップに穿設し、また、外フラップの一端に切欠きを施し、他端に斜め方向の切取り線を施した開蓋手段を設けたものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平8−217061号公報(第3〜6頁、図1〜図4) 実開平6−87221号公報(第2〜4頁、図1〜図10)
しかしながら、このような従来における紙製収納箱においては、特に、ラップラウンドケースのような場合、製作上、カットシート等の内容物を包むかたちで形成されているために、内容物の取り出し時に、紙製収納箱の内面との摩擦によって内容物を取り出すのが非常に難しく、また、低い位置からの取り出しが一層困難であり、取り扱う者の指や爪を傷付ける等の不都合が見られる。また、ラップラウンドケースでなく、A式段ボール箱のような通常の段ボール箱の場合も、内容物がカットシートであれば、箱と内容物の隙間が小さいので類似の問題がある。
また、開封された紙製収納箱の廃棄時にも、従来の紙製収納箱は、押し潰して畳んだ状態が保持し難く、折り目部分の厚さに基づくダンボールの弾性力によって膨らみ易いために、開封手段や紙製収納箱の集積および結束がやり難い等の問題が見られる。
このように、従来の、内容物がダンボールケースの内寸法一杯の、ラップラウンドケースのような紙製収納箱は、側面からだけの開封では、内容物が取り出し難い。また、使用後の解体も、封緘時の糊や止め金具、またはテープ等を剥さなくてはならない等の厄介な問題も見られる。さらに、封緘テープが用いられている場合に、カッターのような道具を使用するか、あるいはまた爪で切って開封しなければならず、爪で切って開封する時に、指先の怪我につながる恐れがあるし、開封した紙製収納箱の集積や結束が行い難い等のさまざまな問題が見られる。
従って、本発明の目的は、このような従来における問題を解決するために、容易に大きく開封することができ、内容物を容易に取り出すことができて、使用後のケースの折り畳み、集積、廃棄を容易にすることができる紙製収納箱を提供することにある。また、開封後に再利用もし易い紙製収納箱を提供することも目的としている。
上述の目的を達成するために、本発明の紙製収納箱は、正面パネルと天面パネルと背面パネルと底面パネルとを有し、これら各パネルの両側に設けられた側面フラップにより側面パネルを形成して直方体形状に組み立てられる紙製収納箱において、組立状態にて、前記天面パネル上に一部を起点として前後または左右に開封可能な開封手段が切込線により設けられていることを特徴とする。
また、本発明の紙製収納箱は、正面パネルと背面パネルとに、それぞれパネルの中央部に垂直方向の直線状折れ線が設けられると共に、該直線状折れ線の下部を基点として、左右上方に広がる形でそれぞれV字形状の折れ線が設けられていることを特徴とする。
さらに、本発明の紙製収納箱は、前記天面パネルの開封手段が、天面パネルの中央領域にそれぞれの頂点を有し、前後または左右にそれぞれ末広がり形状に配置された切込線によって形成されていることを特徴とする。
さらにまた、本発明の紙製収納箱は、前記天面パネルの前後または左右両側に配置された末広がり形状の開封手段のそれぞれの頂部の間に開口部が設けられ、それぞれの頂部と該開口部が切込線によって接続されていることを特徴とする。
本発明の紙製収納箱は、前記切込線がジッパーおよび/または連続したミシン目から成ることを特徴とする。
また、本発明の紙製収納箱は、前記天面パネルの前後または左右両側に配置された末広がり形状の開封手段のそれぞれの頂部の間に設けられた開口部が、前後または左右に細長い溝形の孔であることを特徴とする。
さらに、本発明の紙製収納箱は、前記切込線が、直線状または曲線状に延びていることを特徴とする。
さらにまた、本発明の紙製収納箱は、前記開口部が、細長い長方形、鼓形、繭玉形、菱形、楕円形、円形、四角形、台形のいずれかの形状であることを特徴とする。
本発明の紙製収納箱は、前記底面パネルのお互いに対角の位置にある二つの角部からほぼ45°の傾斜角をなす直線状切込線を中央に向けて配置し、これら2本の切込線の端部を正面パネルとの境界線をなす辺に平行で中央に位置する直線状切込によって接続し、さらに、お互いに対角をなす残りの二つの角部からほぼ45°の傾斜角をなす直線状折れ線を中央に向けて配置し、その端部を前記ほぼ45°の傾斜角をなす直線状切込線に接続したことを特徴とする。
また、本発明の紙製収納箱は、両側に側面フラップをそれぞれ有する四つのパネルを連接し、これらパネルの接合部に沿って折り曲げることによって直方体形状に組み立てられる段ボールブランクであって、糊代が、いずれかのパネルの縁辺に沿って設けられることを特徴とする。
さらに、本発明の紙製収納箱は、ラップラウンドケースであることを特徴とする。
さらにまた、本発明の紙製収納箱は、カットシートを収納することを特徴とする。
なお、本明細書中において、切込線は、開封時や解体時に切離す線を意味し、折れ線は、開封時や解体時に折り曲げ易くしてある線を意味する。また、紙製収納箱としての「ラップラウンドケース」とは、打抜かれた板状のダンボールの上に、機械的に集積された内容物を載せて、それを包み込んで、継ぎしろとフラップとをホットメルト接着剤等で糊貼りしたダンボール箱を言うものであり、さらにまた、「ジッパー」とは、「く」の字形や、「かぎ」形や、「I」の字形、「Y」の字形、または「T」の字形等の切込みが直線状や曲線状に連続して形成された切込線を言うものである。さらにまた、内容物としては、カットシートの他に、ペットボトルやガラスビン、缶等の飲料容器や食品等がある。
本発明の紙製収納箱は、正面パネルと天面パネルと背面パネルと底面パネルとを有し、これら各パネルの両側に設けられた側面フラップにより側面パネルが形成された直方体形状に組み立てられる紙製収納箱において、組立状態にて、前記天面パネル上に一部を起点として前後または左右に開封可能な開封手段が切込線により設けられている。さらに好ましくは、正面パネルと背面パネルとに、それぞれパネルの中央部に垂直方向の直線状折れ線が設けられると共に、該直線状折れ線の下部を基点として左右上方に広がる形でそれぞれV字形状の折れ線が設けられ、かつ末広がり形状の開封手段のそれぞれの頂部の間に細長い開口部が設けられているので、紙製収納箱の天面パネルを開封することで、容易かつ大きく開封でき、内容物の容易で簡単な取り出しができる。さらに、底面パネルに切込線を設けることにより、ケースの解体および廃棄が容易になり、さらにまた古紙として再生利用が可能となる等の効果が得られる。
さらに、本発明の紙製収納箱は、両側に側面フラップをそれぞれ有する四つのパネルを連接し、これらパネルの接合部に沿って折り曲げることによって直方体形状に組み立てられるダンボールブランクであるので、一般のダンボールケースと同様に簡単に、かつ大量に、しかも安価に容易に製作することができ、容易かつ大きく開封でき、内容物の容易で簡単な取り出しと、ケースの解体および廃棄が容易になり、再生利用が可能となる等の効果が得られる。また、開封後にケースとして再利用し易いと云う効果もある。
本発明の紙製収納箱は、正面パネルと天面パネルと背面パネルと底面パネルとを有し、これら各パネルの両側に設けられた側面フラップにより側面パネルが形成された直方体形状に組み立てられる紙製収納箱において、組立状態にて、天面パネル上に一部を起点として前後または左右に開封可能な開封手段が切込線により設けられている。さらに好ましくは、正面パネルと背面パネルには、それぞれのパネルの中央部に垂直方向の直線状折れ線が設けられると共に、該直線状折れ線の下部を基点として左右上方に広がる形でそれぞれV字形状の折れ線が設けられている。さらに、底面パネルには、ケースの解体と廃棄が容易になるように底面パネルに切込線が設けられる。
本発明のその他の目的や特徴および利点は、添付図面に示される本発明の紙製収納箱の実施形態についての以下の詳細な説明から明らかである。
図1乃至図5は、本発明の紙製収納箱の実施例1を図示、説明するための概要図で、図1は、本発明の実施例1の紙製収納箱をブランク状態に開いた展開図、図2は、図1の本発明の実施例1の紙製収納箱に内容物を収納して閉鎖した状態を示す斜視図で、図3は、図2の本発明の実施例1の紙製収納箱の天面パネルを開封した状態で示す斜視図、図4は、本発明の実施例1の紙製収納箱を下方から見た底面図で、図5は、本発明の実施例1の紙製収納箱を完全に開いて空にして、底面パネルを切込線に沿って切断して平坦にした状態で示す下面図である。
なお、本発明の紙製収納箱が、主な4つのパネルから形成される直方体形状のケースとして、以下に図示、説明されるが、本発明は、このような直方体形状に限られるものではなく、これと異なった形状の直方体や、立方体形状等のケースにも適宜に利用できるものであることは勿論である。
図1および図2に示されるように、本発明の紙製収納箱10は、図1の展開状態において、4面の連続する主要なパネル、すなわち正面パネル1と天面パネル2と背面パネル3と底面パネル4と、これら正面パネル1、天面パネル2、背面パネル3および底面パネル4の両側に設けられた側面パネルとしての内フラップ6、8、11、13と、外フラップ7、9、12、14とを有するものである。
このような本発明の紙製収納箱10において、これら正面パネル1と天面パネル2と背面パネル3と底面パネル4との内のいずれか1つのパネル、図示の実施例では天面パネル2、のほぼ中央の領域に、横方向に細長い溝形の孔のような開口部18が設けられ、この開口部18の両側に開封手段としての末広がりに「八」の字形状のジッパーから成る切込線17が設けられると共に、切込線20が設けられ、さらに、中央に、前後の縦方向に折れ線19が設けられている。
なお、開口部18は、天面パネル2の中央に限らず、天面パネル2のいずれの位置にも設けることができるものであり、前後または左右のいずれの位置にも移動して配置することができる。さらにまた、開口部18は、天面パネル2に対して横方向に細長く延びるように形成されているが、横方向に限らず縦方向の向きに配置することができ、いずれの方向にも設けることができる。また、開口部18の方向により、末広がりに設けられる切込線17の方向も90°回転して設けられる。
また、本実施例においては、天面パネル2のほぼ中央に設けられる開口部18が細長い溝形の孔をなしているが、開口部18の形状は、図示の形状に限られるものでは無く、鼓形、繭玉形、長方形、菱形、長円形、楕円形、円形、四角形等の他の任意の形状にすることができるものである。
さらにまた、隣接の正面パネル1と背面パネル3とには、中央に垂直方向の折れ線15、25と、V字形状の折れ線16、26とが天面パネル2の両側の端部に向って延びるようにそれぞれ設けられている。さらに、底面パネル4には、対角線方向のほぼ45°の切込線23が互いに対角の位置にある角部から中央に向けて設けられ、これら2つの切込線23の端部を連接する切込線22とが設けられると共に、別の対角線方向にほぼ45°の方向の折れ線21が残りの角部から切込線23の端部に接続するように設けられている。
本発明の紙製収納箱10は、図示の展開した状態で、1枚の素材から切り出されて、底面パネル4が下面として床やテーブルまたは台の上に置かれて、この底面パネル4の上に内容物としての複数冊のカットシート冊が載せられる。そして、この商品としてのカットシート冊の周りに正面パネル1、天面パネル2、背面パネル3が巻くように置かれて、背面パネル3の下側の端辺に接合部である糊代5が接合されるようになる。
次に、両側の側面フラップの、例えば内フラップ6、8、11、13、が内側に折り曲げられ、対応する外フラップ7、9、12、14との重なり合う部分に糊のような接着剤30が施され、そして外フラップ7、9、12、14がそれぞれ内側に折り曲げられて、相互に重ね合わせられ、重なり合う部分が糊等の接着剤30によって接合されて側面が形成され、商品が詰められたダンボールの紙製収納箱10が図2に示されるような直方体形状のパッケージとして完成される。そして、このような包装形態の箱はラップラウンドケースとも称される。
また、このような本発明の紙製収納箱10は、図1に示されるような展開状態において、側面パネルの内外フラップ6〜9、11〜14の隣接のフラップ間に、紙厚さに対応した寸法の隙間Sがそれぞれ設けられており、組立時に各フラップ6〜9、11〜14が好適に折り曲げられて、互いに重なり合うことができるように形成されている。
さらに、このような本発明の紙製収納箱10において、天面パネル2に、図1に示されるように、指や手を入れる細長い溝形の孔のような開口部18と、切れ目としてのジッパーの切込線17が開口部18の両側に外方に向って末広がりに開いた状態に、いわゆる「八」の字形状に設けられて開封手段が形成されている。
天面パネル2に形成されるこの開封手段としての切込線17は、天面パネル2のほぼ中央の開口部18の両側に末広がり形状に切込線の頂点が位置するように設けられると共に、この末広がり形状のジッパーから成る切込線17の頂点の位置に、開口部18と連接して切込線20が設けられている。この開口部18は、細長い溝形の孔から成り、紙製収納箱10を開封する際に、指先を容易に差し込んで引っ掛けることができるように形成されるものであり、この開口部18のほぼ中央から前後に折れ線19が設けられている。
なお、切込線17は、図示の実施例1においては直線状をなしているが、直線状に限られるものではなく、円弧状の曲線にすることもできる。
このように構成された本発明の紙製収納箱10における実際の使用例に就いて次に説明する。
図3乃至図5は、本発明の紙製収納箱10の開封時の状態を示す説明図である。
先ず、図2に示されるように、密封閉鎖された紙製収納箱10を開封する場合には、図示の状態に置かれた紙製収納箱10において、天面パネル2のほぼ中央の開口部18に両手の指先を押し込んで、前後の方向(正面パネル側と背面パネル側の方向)に開けば、天面パネル2は、中央の溝形の孔である開口部18の両側の末広がり形状のジッパーから成る切込線17に沿って、ほぼ三角形状の4つのパネル片2a、2a、2b、2b部分に分断されて開かれるようになる。
従って、この開かれた天面パネル2のほぼ三角形状のパネル片2a、2b部分の頂部を掴んで、さらに左右に押し開いて紙製収納箱10の天面パネル2を十分な大きさに開封するようにする。また、この時に、パネル片2aは、中央の折れ線19が稜線となって外側に位置するように山形になる。さらに、このような天面パネル2の開口によって、正面パネル1と背面パネル3が、中央の垂直方向の折れ線15、25が同じ様に稜線となって外側に位置する如く膨出する形状となるように押し開かれる。
これによって、紙製収納箱10は、図3に示されるように、天面パネル2がほぼ三角形状の4つのパネル片2a、2b部分に分断されて十分に大きく開封されるようになるので、天面パネル2が四方に開かれて正面パネル1と背面パネル3とが、それぞれ中央上部が押し出された形状に開かれた紙製収納箱10の中から、内容物を容易に取り出すことができるようになる。
続いて、この図3に示される状態に紙製収納箱10の天面パネル2が開封されて中から内容物が取り出されたならば、空になった紙製収納箱10を逆さにひっくり返して、底面パネル4が上に露出されるように天地を逆にする。
そして、この底面パネル4が上に露出された紙製収納箱10を、平坦な形状に押し潰すようにする。そのためには、底面パネル4において、図4に示されるように、略S字状をなす切込線23、22に沿って対向する方向の台形部分または三角形部分を内側に向って押すようにする。これによって、底面パネル4は、切込線23、22に沿って下方に開く方向に切断されるので、図5に示されるように、底面パネル4が分断されるように切断される。次いで、折れ線21に沿って底面パネル4を折り畳めば、使用後の紙製収納箱10を平坦な状態に押し潰して、小さな形状にて廃棄するように処分することができるようになる。
このように、本発明の紙製収納箱10においては、底面パネル4の略S字状をなす切込線23、22に沿って底面パネル4を分断して開き、次いで、対角線方向のほぼ45°の折れ線21に沿って折り曲げることで、空の紙製収納箱10を平らな小さな形状に折り畳むことができ、廃棄処分することができるようになる。
このように、本発明の紙製収納箱10は、両側に側面フラップの内および外フラップ6〜9、11〜14を有する、連接する正面パネル1、天面パネル2、背面パネル3、底面パネル4を接合部5によって直方体形状のケース状に組立て、中に内容物を詰めて閉鎖して商品としてのケースを形成し、これを開封する際には、天面パネル3の中央の開口部18に指先を掛けてジッパーとしての切込線17に沿って上方に引き上げるようにして天面パネル3を十分に開封することができ、これに続いて中の内容物を取り出すことができる。さらに、正面パネル1、背面パネル3に設けられた折れ線15、16、25、26に沿って折り曲げて、天面の開口部を広げると、内容物がより取出し易くなる。
こうして、内容物を取り出した後の、開封された空のダンボールの紙製収納箱10を平らに押し潰して、これをさらに折り畳んで、容易に折り畳みでき、開封後の紙製収納箱10の集積と廃棄を容易にすることができるものである。このように、単に、紙製収納箱10の天面パネル2を、ほぼ三角形状の4つのパネル片2a、2bの形に開封することで、カットシートの冊のような内容物の容易な取り出しと、紙製収納箱10の解体および廃棄等と、が容易になる等の効果を奏することができ、しかも解体後の紙製収納箱10を古紙として再生利用することができる。また、本実施例における紙製収納箱10は、天面パネル2を開封後、収納箱として再利用することも可能である。
なお、本発明の実施例1の紙製収納箱10において、底面パネル4のS字形の折れ線21を、切込線22、23と同じく、ジッパーのような切込みの連続した切込線とすることもできる。
図6と図7は、本発明の紙製収納箱の実施例2を図示、説明するための概要図で、図6は、本発明の実施例2の紙製収納箱をブランク状態に開いた展開図で、図7は、図6の本発明の実施例2の紙製収納箱に内容物を収納して閉鎖した時の直方体としての紙製収納箱の全体形状を示す斜視図である。
図示されるように、本発明の実施例2においては、紙製収納箱50は、正面パネル51と底面パネル52と背面パネル53と天面パネル54と糊代55と、これらパネルの両側に設けられた側面パネルを形成する内フラップ56、58、61、63と、外フラップ57、59、62、64とから形成されており、図示されるような状態に配置、構成されている。
図6に示されるように、本発明の紙製収納箱50は、正面パネル51と底面パネル52と背面パネル53と天面パネル54とが連続した状態で形成され、天面パネル54の側辺に接合部としての糊代55が連続して設けられており、さらに、各パネルの側辺に内フラップ56、58、61、63と外フラップ57、59、62、64とが設けられている。
本発明の実施例2の紙製収納箱50においては、正面パネル51のほぼ中央に垂直方向の折れ線65が設けられ、その下端からV字形の折れ線66が上の角部に向って延びている。また、底面パネル52には、互いに対角の位置にある角部を起点としてほぼ45°の方向に切込線69が設けられ、中央にて切込線68によって繋がっており、これら切込線69、68、69は略S字形をなしている。また、残りの対向する角部から折れ線67が切込線68の端部に接続するように設けられている。
また、天面パネル54のほぼ中央には、細長い孔としての開口部73が設けられており、この開口部73の両端から外方に切込線75が設けられると共に、この切込線75の端部に、頂点を置いて末広がり形状に延びる「八」の字形状の連続したジッパーから成る切込線72が設けられていて、切込線としての開封手段が形成されている。開口部73は、細長い溝状の孔から成っており、紙製収納箱50を開封する際に、指先を容易に差し込んで引っ掛けることができるように形成されるものであり、この開口部68のほぼ中央から前後に折れ線74が設けられている。
また、本実施例においては、天面パネル54の中央に設けられる開口部73が細長い溝状の孔をなしているが、開口部73の形状はこれに限られるものでは無く、鼓形、繭玉形、長方形、菱形、長円形、楕円形、円形、四角形等の他の任意の形状にすることができる。
なお、開口部73は、天面パネル54の中央に限らず、天面パネル54のいずれの位置にも設けることができるものであり、前後左右のいずれの位置にも移動して配置することができる。さらにまた、開口部73は、天面パネル54に対して横方向に細長く延びるように形成されているが、横方向に限らず縦方向の向きに配置できるし、いずれの位置にも設けることができる。
この天面パネル54のジッパーの切込線72は、開口部73の両端付近から外方に末広がりに「八」の字形状に形成されており、端部が、角部から僅かに離れた位置にて紙製収納箱50の角部の付近に終わっている。また、開口部73の方向により、末広がりに設けられる切込線72の方向も90°回転した方向に設けられる。
なお、この天面パネル54のジッパーの切込線72は、この実施例2においては、ほぼ直線状に形成されているが、直線状の他に、円弧などの曲線状に形成しても良いことは勿論である。
さらに、これら内フラップ56、58、61、63と外フラップ57、59、62、64との間には、素材である段ボールの紙厚さに対応した寸法の隙間Sがそれぞれ設けられていて、組立て時に、内フラップ56、58、61、63と外フラップ57、59、62、64が好適に折り曲げられて重なり合うことができるように形成されている。
このような、図6に示されるような形状のブランクとして、本発明の実施例2における紙製収納箱50が、図示の展開した状態で、一枚の平らな段ボールや板紙等から切り出されて作られる。
このような本発明の紙製収納箱50において、底面パネル52の上に所要の冊数のカットシート冊が置かれて、一方の側から背面パネル53が起こされ、他方の側から正面パネル51と天面パネル54が起こされて内容物を包むように巻かれて、接合部である糊代55が背面パネル51の上辺に沿って折り曲げられて押圧されて接合部としての糊代55に塗布された糊等の接着剤80を介して背面パネル53に接着される。
これと同時に、内フラップ56、58、61、63が内側に折り曲げられると共に、外フラップ57、59、62、64も内側に折り曲げられて糊等の接着剤80によって内フラップ56、58、61、63の上に接着されて、中に内容物としてのカットシート冊が収納されて詰められた、ラップラウンドケースのような直方体形状のパッケージとして、図7に示されるような形状に形成される。そして、このような包装形態の箱はラップラウンドケースとも称される。
図7に示されるような本発明の紙製収納箱50において、中身のカットケース冊を取り出すには、床やテーブルまたは台の上に置かれた本発明の紙製収納箱50の天面パネル54の開口部73に指先を差し込んで左右外方に引き裂けば、天面パネル54は、切込線75と左右のジッパーの切込線72とに沿って四方に引き裂かれる。
これに続いて、天面パネル54のフラップ片54aを持って、さらに外方に向って押し開かれることによって、正面パネル51と背面パネル53がV字形の折れ線66、71に沿って外方に押し開かれると共に、中央の垂直方向の折れ線65、70に沿って外方に折り曲げられるように押し開かれるために、天面パネル54部分の開口部がさらに拡張するように十分に開かれるようになる。
これと共に、天面パネル54の残りのほぼ三角形のフラップ片54bを持って、上方に、かつ外方に開けば、紙製収納箱50は、上部の天面パネル54が十分に開かれるようになる。
これによって、本発明の実施例2における紙製収納箱50は、天面パネル54部分が十分に広く開かれるために、中の内容物としてのカットシート冊を持って上方に持ち上げることによって容易に取り出すことができるようになる。
このように、本発明の紙製収納箱50が十分に開封されて内容物が完全に取り出されたならば、紙製収納箱50の開封された残余部材を押し潰すことによって、底面パネル52が、略S字状をなす切込線69、68、69と折れ線67に沿って分断されて開かれるために、紙製収納箱50を平らに簡単に折り畳むことができ、これによって小さく纏めて廃棄処分することができる。
このように、本発明の紙製収納箱50は、両側に側面パネルとしての内フラップ56、58、61、63と外フラップ57、59、62、64とを有する連接する4つのパネルとしての背面パネル51と底面パネル52と正面パネル53と天面パネル54とを、天面パネル54の一側の接合部である糊代55によって、長方形のケース状に組立て、中にカットシート冊のような内容物を詰めて閉鎖して商品としてのケースを形成する。
そして、このような紙製収納箱50を開封する際には、天面パネル54の中央の開口部73に指先を掛けて切込線75と共にジッパーの切込線72に沿って左右に引き裂くようにして開封することができる。そして、これに続いて残りの正面パネル51と背面パネル53をV字形の折れ線66、71に沿って外方に押し開いて天面パネル54側の開口を大きく押し開くことができ、中のカットシート冊の内容物を簡単に、かつ容易に、しかも片手で取り出すことが可能となる。
内容物を取り出した後は、開いた段ボールの紙製収納箱50を押し潰して底面パネル52の略S字状をなす切込線69、68、69と折れ線67に沿って底面パネル52を分断して開き、空の段ボール部材を容易に押し潰して平らにして折り畳んで廃棄することができるようになる。
このように本発明の実施例2の紙製収納箱50においては、単に、天面パネル54を開いて押し広げることで、内容物を容易に取り出すことができるようになり、カートシート冊のような内容物の容易な取り出しと紙製収納箱50の解体および廃棄等が容易になる等の効果を奏することができ、しかも解体後の紙製収納箱50を小さく折り畳んでリサイクル処理することができ、古紙として再生利用することが可能となる。
なお、本発明の実施例2の紙製収納箱50において、底面パネル52の折れ線67を、切込線68、69と同じく、ジッパー等の切込みの連続した切込線とすることもできる。
図8乃至図13は、本発明の紙製収納箱の実施例3を図示、説明するための概要図で、図8は、本発明の実施例3の紙製収納箱をブランク状態に開いた展開図、図9は、図8の本発明の実施例3の紙製収納箱に内容物を収納して閉鎖した時の直方体としての紙製収納箱の全体形状を示す斜視図で、図10は、図9の本発明の実施例3の紙製収納箱の天面パネルを開いた状態を示す斜視図、図11は、図10の本発明の実施例3の紙製収納箱から内容物を全て取り出して紙製収納箱を平らに潰すために天地を逆の状態にした斜視図で、図12は、図11の本発明の実施例3の紙製収納箱の底部を内側に押し入れて平らにした状態を示す斜視図、図13は、本発明の実施例3の紙製収納箱の底部を外方に出すように収納箱を平らにした別の状態を示す斜視図である。
図示されるように、本発明の実施例3においては、紙製収納箱100は、正面パネル101と天面パネル102と背面パネル103と底面パネル104と糊代105と、これらパネルの両側に設けられた側面パネルを形成する側面フラップとしての内フラップ106、108、111、113と、外フラップ107、109、112、114とから形成されており、図示されるような状態に配置され、構成されている。
図8に示されるように、本発明の紙製収納箱100は、正面パネル101と天面パネル102と背面パネル103と底面パネル104とが連続した状態で形成され、底面パネル104の側辺に接合部としての糊代105が連続して設けられており、さらに、各パネルの側辺に内フラップ106、108、111、113と外フラップ107、109、112、114とが設けられている。
本発明の実施例3の紙製収納箱100においては、正面パネル101と天面パネル102と背面パネル103とに、上記実施例1、2におけるような中央部の折れ線が設けられていないことが異なっており、他は実質的にほぼ同じである。
また、本実施例においては、天面パネル102の中央に設けられる開口部118がほぼ鼓形をなしているが、開口部118の形状はこれに限られるものでは無く、繭玉形、長方形、菱形、長円形、楕円形、円形、四角形等の他の任意の形状にすることができる。なお、図示の本発明の実施例3においては、開口部118の形状は、鼓形をなしており、この開口部118の両端部から短い切込線120がそれぞれ延びていて、この切込線120の端から直線状の切込線117が天面パネル102の四隅の角部に向って延びている。これら切込線117はジッパーのような切込みが連続して形成されるものであるが、他の同様なミシン目や切込みが使用できることは勿論である。
さらに、底面パネル104には、中央に切込線122が設けられており、その端から対角線方向の対向する角部に向ってほぼ45゜の方向に折れ線121が設けられている。また、残りの他の対向する角部からほぼ45゜の方向に切込線123がほぼS字状に設けられている。勿論、この折れ線121も、ジッパーのような切込みの連続した切込線として、底面パネル104に設けて、これら全てを切込線として設けることができる。
このように、天面パネル102のほぼ中央には、細長い孔としての鼓形の開口部118が設けられており、この開口部118の両端から外方に切込線120または折れ線が設けられると共に、この切込線120の端に、頂点を置いて末広がり形状に延びる「八」の字形状のジッパーが切込線117として設けられていて、開封手段が形成されている。開口部118は、細長いほぼ鼓形の孔から成っており、紙製収納箱100を開封する際に、指先を容易に差し込んで引っ掛けることができるように形成されている。また、開口部118は、天面パネル102のほぼ中央の位置に限らず、実施例1、実施例2と同様に、左右前後方向のいずれの位置にも設けることができる。
このように、開口部118は、天面パネル102の中央に限らず、天面パネル102のいずれの位置にも設けることができるものであり、前後左右のいずれの位置にも移動して配置することができる。さらにまた、開口部118は、天面パネル102に対して横方向に細長く延びるように形成されているが、横方向に限らず縦方向の直交した向きに細長く延びるように配置できるし、かつ、いずれの位置にも設けることができる。
このような天面パネル102におけるジッパーのような切込線117は、開口部118の両端付近から外方に末広がりに「八」の字形状に形成されており、端部が、紙製収納箱100のほぼ角部の付近に終わっている。また、開口部118の方向により、末広がりに設けられる切込線117の方向も、90°回転した方向に設けられる。
なお、この天面パネル102のジッパーとしての切込線117は、この実施例3においては、ほぼ直線状に形成されているが、直線状の他に、円弧状等の曲線状に形成しても良いことは勿論である。
さらに、内フラップ106、108、111、113と外フラップ107、109、112、114との間には、素材であるダンボールの紙厚さに対応した寸法の隙間Sがそれぞれ設けられていて、組立て時に、内フラップ106、108、111、113と外フラップ107、109、112、114が好適に折り曲げられて重なり合うことができるように形成されている。
このような、図8に示されるような形状のブランクとして、本発明の実施例3における紙製収納箱100が、図示の展開した状態で、一枚の平らなダンボールや板紙等から切り出されて作られる。
このような本発明の紙製収納箱100において、底面パネル104の上に所要の冊数のカットシート冊が置かれて、一方の側から正面パネル101が起こされ、続いて天面パネル102と背面パネル103が起こされて内容物を包むように巻かれる。そして、接合部である糊代105が背面パネル103の下辺に沿って折り曲げられて押圧されて接合部としての糊代105に塗布された糊等の接着剤130を介して背面パネル103に接着される。
これと同時に、内フラップ106、108、111、113が内側に折り曲げられると共に、外フラップ107、109、112、114も内側に折り曲げられて糊等の接着剤130によって対応する内フラップ106、108、111、113の上に接着されて、中に内容物としてのカットシート冊が収納されて詰められた直方体形状のパッケージとして図9に示されるように形成される。この実施例における包装形態の箱もラップラウンドケースと称される。
図9に示されるような本発明の紙製収納箱100において、中身のカットシート冊等の内容物140を取り出すには、床やテーブルまたは台の上に置かれた本発明の紙製収納箱100の天面パネル102の開口部118に指先を差し込んで、図9に矢印で示されるように前後外方に引き裂けば、天面パネル102は、折れ線120と左右のジッパーの切込線117に沿って図10に示される状態に四方に引き裂かれる。
こうして、天面パネル102のフラップ片102a、102bを持って、外方に向って十分に押し開いて、天面パネル102の開口部分から、中の内容物140としてのカットシート冊を持って持ち上げることによって容易に取り出すことができるようになる。
このように、本発明の紙製収納箱100が十分に開封されて内容物140が完全に取り出されたならば、紙製収納箱100の開封された残余部材を押し潰すために、図11に示されるように天地を逆にして底面パネル104を上にした後に、底面パネル104を押すことによって、底面パネル104の略S字形の切込線123、122と折れ線121とに沿って分断されて開かれ、パネル部分を内方に押し込むことによって、紙製収納箱100を図12に示されるように平らに簡単に折り畳むことができ、これによって小さく纏めて廃棄処分することができる。
また、開かれた底面パネル104のパネル部分を図13に示されるように外方に引き出せば、紙製収納箱100を図示のように平らな状態に折り畳むことができ、リサイクルすべく有効に処分することができる。
従って、紙製収納箱100は容易に解体でき、解体後は一体物として廃棄し易く、変形サイズにもならず、一部がゴミになることも無く、箱全体が古紙として有効的にリサイクルすることができる。また、このような本発明の紙製収納箱100は箱として再利用することもでき、力の弱い女性や子供等でも、誰にでも容易に紙製収納箱の開封と、冊子の取出しとができるようになる。
なお、本発明の実施例3の紙製収納箱100において、底面パネル104のS字形の折れ線121を、切込線122、123と同じく、ジッパー等のような切込みの連続した切込線とすることもできる。また、糊代105を、天面パネル102の一方の辺に設けて正面パネル101や背面パネル103の上辺において接合するようにすることができる。
本発明の紙製収納箱は、ラップラウンドケースにも、箱を組み立ててから内容物を収納する箱にも適用できる。また、段ボール箱にも厚紙の箱にも適用できる。
本発明の実施例1の紙製収納箱をブランク状態に開いた展開図である。 図1の本発明の実施例1の紙製収納箱に内容物を収納して閉鎖した状態を示す斜視図である。 図2の本発明の実施例1の紙製収納箱の天面パネルを開封した状態で示す斜視図である。 本発明の実施例1の紙製収納箱を下方から見た底面図である。 本発明の実施例1の紙製収納箱を完全に開いて空にして、底面パネルを切断して平坦な状態で示す下面図である。 本発明の実施例2の紙製収納箱をブランク状態に開いた展開図である。 図6の本発明の実施例2の紙製収納箱に内容物を収納して閉鎖した時の直方体としての紙製収納箱の全体形状を示す斜視図である。 本発明の実施例3の紙製収納箱をブランク状態に開いた展開図である。 図8の本発明の実施例3の紙製収納箱に内容物を収納して閉鎖した時の直方体としての紙製収納箱の全体形状を示す斜視図である。 図9の本発明の実施例3の紙製収納箱の天面パネルを開いた状態を示す斜視図である。 図10の本発明の実施例3の紙製収納箱から内容物を全て取り出して紙製収納箱を平らに押し潰すために天地を逆の状態にした斜視図である。 図11の本発明の実施例3の紙製収納箱の底部を内側に押し入れて平らにした状態を示す斜視図である。 本発明の実施例3の紙製収納箱の底部を外方に出すように収納箱を平らにした状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 正面パネル
2 天面パネル
3 背面パネル
4 底面パネル
5 糊代
6 内フラップ
7 外フラップ
8 内フラップ
9 外フラップ
10 紙製収納箱
11 内フラップ
12 外フラップ
13 内フラップ
14 外フラップ
15 折れ線
16 折れ線
17 切込線
18 開口部
19 折れ線
20 折れ線
21 折れ線
22 切込線
23 切込線
25 折れ線
26 折れ線
30 接着剤(糊)
50 紙製収納箱
51 正面パネル
52 天面パネル
53 背面パネル
54 底面パネル
55 糊代
56 内フラップ
57 外フラップ
58 内フラップ
59 外フラップ
61 内フラップ
62 外フラップ
63 内フラップ
64 外フラップ
65 折れ線
66 折れ線
67 折れ線
68 切込線
69 切込線
70 折れ線
71 折れ線
72 切込線
73 開口部
74 折れ線
75 切込線
80 接着剤(糊)
S 隙間
100 紙製収納箱
101 正面パネル
102 天面パネル
103 背面パネル
104 底面パネル
105 糊代
106 内フラップ
107 外フラップ
108 内フラップ
109 外フラップ
111 内フラップ
112 外フラップ
113 内フラップ
114 外フラップ
117 切込線
118 開口部
120 切込線
121 折れ線
122 切込線
123 切込線
130 接着剤(糊)

Claims (12)

  1. 正面パネルと天面パネルと背面パネルと底面パネルとを有し、これら各パネルの両側に設けられた側面フラップにより側面パネルを形成して直方体形状に組み立てられる紙製収納箱において、
    組立状態にて、前記天面パネル上に一部を起点として前後または左右に開封可能な開封手段が切込線により設けられていることを特徴とする紙製収納箱。
  2. 前記正面パネルと背面パネルとに、それぞれパネルの中央部に垂直方向の直線状折れ線が設けられると共に、該直線状折れ線の下部を基点として、左右上方に広がる形でそれぞれV字形状の折れ線が設けられていることを特徴とする請求項1記載の紙製収納箱。
  3. 前記天面パネルの開封手段は、天面パネルの中央領域にそれぞれの頂点を有し、前後または左右にそれぞれ末広がり形状に配置された切込線によって形成されていることを特徴とする請求項1記載の紙製収納箱。
  4. 前記天面パネルの前後または左右両側に配置された末広がり形状の開封手段のそれぞれの頂部の間に開口部が設けられ、それぞれの頂部と該開口部が切込線によって接続されていることを特徴とする請求項3記載の紙製収納箱。
  5. 前記切込線がジッパーおよび/または連続したミシン目から成ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の紙製収納箱。
  6. 前記天面パネルの前後または左右両側に配置された末広がり形状の開封手段のそれぞれの頂部の間に設けられた開口部は、前後または左右に細長い溝形の孔であることを特徴とする請求項4記載の紙製収納箱。
  7. 前記切込線が、直線状または曲線状に延びていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の紙製収納箱。
  8. 前記開口部が、細長い長方形、鼓形、繭玉形、菱形、楕円形、円形、四角形、台形のいずれかの形状であることを特徴とする請求項4または6記載の紙製収納箱。
  9. 前記底面パネルのお互いに対角の位置にある二つの角部からほぼ45°の傾斜角をなす直線状切込線を中央に向けて配置し、これら2本の切込線の端部を正面パネルとの境界線をなす辺に平行で中央に位置する直線状切込によって接続し、
    さらに、お互いに対角をなす残りの二つの角部からほぼ45°の傾斜角をなす直線状折れ線を中央に向けて配置し、その端部を前記ほぼ45°の傾斜角をなす直線状切込線に接続したことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の紙製収納箱。
  10. 両側に側面フラップをそれぞれ有する四つのパネルを連接し、これらパネルの接合部に沿って折り曲げることによって直方体形状に組み立てられる段ボールブランクであって、糊代が、いずれかのパネルの縁辺に沿って設けられることを特徴とする請求項1乃至6、および請求項9のいずれかに記載の紙製収納箱。
  11. 前記紙製収納箱は、ラップラウンドケースであることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の紙製収納箱。
  12. 前記紙製収納箱は、カットシートを収納することを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の紙製収納箱。
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