JP5639002B2 - 包装箱の開封手段 - Google Patents

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Description

この発明は、包装箱を外壁の切目線に沿った切断に伴い開封するための開封手段に関するものである。
従来、下記特許文献1には、開封手段を備えた包装箱として、図11に示すようなものが記載されている。
この包装箱は、周囲の外壁をなす各側板51,52から延出したフラップ53,54で底面及び天面を閉止するものであり、その各側板51,52には、開封手段として、門形切目による舌片55が形成されると共に、その端部付近から上角部へかけて鉤状の切目が断続するジッパ型の切目線56が入れられている。
これにより、舌片55を押し込み、その抜出穴に指を挿入し、抜出穴の上縁部を引き上げて切目線56を破断させるだけで、容易に開封することができ、カップ入り食品等の商品を露出させて陳列することができる。
特開2004−344236号公報
しかしながら、上記のような包装箱の開封手段では、例えば、商品間に仕切を挟む包装形態とした場合、仕切が障害となって舌片55をほとんど押し込むことができず、開封しにくくなるという問題がある。
また、包装箱の外壁全周に亘ってカットテープやライナカットによる引裂帯を設け、その始端部として外壁にH字状の切目を入れ、切目の内側を押し込んで引裂帯を引っ張り、外壁を切断する開封手段でも、同様に始端部の押込が困難になるという問題が生じる。
そこで、この発明は、内容物の形状や包装状態にかかわらず、包装箱を容易に開封できるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明では、包装箱の外壁に切目線を入れると共に、切目線に臨む押込部を設け、押込部の押し込みに伴い形成された指穴に指を挿入し、外壁を外側へ引っ張ることにより、切目線を破断させて、外壁を開くようにした包装箱の開封手段において、前記押込部を、波状とした切目線の同位相の隣り合う頂部間に、直線が屈曲した折線状の山折線を入れて、切目線と山折線に挟まれた部分に形成し、押込部の中間部分に、山折線の屈曲部から切目線の反対位相の頂部へかけて谷折線を入れたのである。
この発明に係る開封手段を備えた包装箱では、波状とした切目線に臨む押込部を押し込んでも、押込部が箱内にあまり深く入り込むことがなく、小さな押込部で十分に指が入る指穴を形成することができ、その指穴に指を入れて外壁を外側へ引っ張り、切目線を破断させて、包装箱を開封することができる。
また、押込部に臨む切目線が波状となっているので、側板を引っ張る際、指に局所的に圧力が作用しにくく、指に痛みを感じにくくなる。
さらに、カットテープやライナカットによる開封手段のように、開封後にゴミが発生することがない。
そのほか、この開封手段を備えた包装箱は、カットテープの貼着やライナカットを施す必要がなく、印刷や糊付を行なうフレキソグルアのダイカッタを用いて、低コストで製造することができる。
この発明の第1実施形態に係る開封手段を備えた包装箱のブランクを示す図 同上の開封手段の拡大図 同上の包装箱及びこれと共に使用する包装材料を示す分離状態の斜視図 同上の包装状態を示す斜視図 同上の開封過程を示す斜視図 同上の開封過程を示す斜視図 同上の開封状態を示す斜視図 この発明の第2実施形態に係る開封手段を示す拡大図 この発明の第3実施形態に係る開封手段を示す拡大図 この発明の第4実施形態に係る開封手段を示す拡大図 従来の開封手段を備えた包装箱の開封状態を示す斜視図
まず、この発明の第1実施形態に係る開封手段を備えた段ボール製包装箱について、図1乃至図7に基づいて説明する。
図1に示す包装箱のブランクでは、周囲の外壁をなす幅面及び長面の側板1,2が交互に連設され、側板1,2の下端及び上端に、包装箱の底面及び天面を閉するフラップ3,4が連設されている。また、一方の側板2の外側縁に継代片5が連設されている。
一方の側板1には、開封手段として、横方向に進行する連続波状の切目線6が側板2との境界から少し離れた位置まで入れられ、その両端から直交して切目線7が上下のフラップ3との境界まで入れられている。切目線6は、湾曲した切目が繋部を介して断続するものとされ、切目線7は、主として鉤状の切目が断続するジッパ型のものとされている。
また、この側板1には、図2に示すように、切目線6の両端の各1つの波をなす部分に臨んで押込部8が設けられている。この押込部8は、切目線6の同位相の隣り合う頂部間に、直線が屈曲した折線状の山折線9を入れて、切目線6と山折線9に挟まれた部分に形成されている。
押込部8の中間部分には、山折線9の屈曲部から切目線6の反対位相の頂部へかけて谷折線10が入れられている。
ここで、山折線9は、段ボールの裏面から入れた押罫とされ、谷折線10は、段ボールの表面から入れた押罫とされている。
このようなブランクから包装箱を組み立てて、図3に示すように、商品である飲料の缶Cの頭部にキャンペーンの景品入りキャップEを取り付けた被包装物を包装する際には、各一対の側板1,2を角筒状に折り曲げ、継代片5を反対側の側板2に貼り付けて周壁を形成し、底面側のフラップ3,4を順次折り曲げて貼り合わせ、底面を閉止する。
そして、包装箱内の底部に段ボール製のパッド12を敷き、その上にキャップE付きの缶Cを所定配置に並べ、各列の缶Cの間に段ボール製の仕切11を挟み、キャップEの上面に段ボール製のパッド13を載せ、天面側のフラップ3,4を順次折り曲げて貼り合わせ、天面を閉止する。
一方、図4に示すように、包装箱を一方の側板1が上方へ向くように縦置きにして、包装箱からキャップE付きの缶Cを取り出す際には、図5に示すように、押込部8を押し込んで、切目線6の押込部8に臨む部分を破断させ、その押し込みに伴い形成された指穴に指を挿入する。
次に、図6に示すように、押込部8の端縁に指を掛け、側板1の切目線6の一方を外側へ引っ張って開放した後、図7に示すように、切目線6の他方を、その端縁に指を掛け、外側へ引っ張って開放する。このように側板1を開放すると、その開口部からキャップE付きの缶Cを取り出すことができる。
また、包装箱をフラップ3,4を底面とした横置きの状態でも、縦置きの場合と同様に開封することができる。
このような開封手段では、押込部8を押し込んだ際、押込部8が箱内にあまり深く入り込むことがなく、側板1における缶Cの内接部や仕切11の位置を避けた小さな押込部8であっても、十分に指が入る指穴を形成することができる。
また、押込部8に臨む切目線6が波状となっているので、側板1を引っ張る際、指に局所的に圧力が作用しにくく、指に痛みを感じにくくなる。
さらに、カットテープやライナカットによる開封手段のように、開封後にゴミが発生することがない。
そのほか、この開封手段を備えた包装箱は、カットテープの貼着やライナカットを施す必要がなく、印刷や糊付を行なうフレキソグルアのダイカッタを用いて、低コストで製造することができる。
なお、上記実施形態では、切目線6が連続する複数の波から成り、その両端から切目線7が直交方向に延びるものを例示したが、図8に示す第2実施形態に係る開封手段のように、切目線6が1つの波でその両端から切目線7が斜め方向に延びるようにしてもよい。
また、切目線7は、外壁の切断時に押込部8を押し込んでそのまま引っ張る方向だけでなく、その反対側の端縁に指を掛けて引っ張る方向に延びるようにしてもよい。
また、図9に示す第3実施形態に係る開封手段のように、1つの波の切目線6の両端から切目線7が直交方向の一方に向けて平行に延びるようにしてもよい。
さらに、図10に示す第4実施形態に係る開封手段のように、1つの波の切目線6の両端から切目線7が複数の弧を描くように連続するようにしてもよい。
そのほか、谷折線10は、山折線9の屈曲部から切目線6の反対位相の頂部へかけて、二股に分かれるV字状又はY字状に入れてもよく、複数本平行に入れてもよい。
1,2 側板
3,4 フラップ
5 継代片
6,7 切目線
8 押込部
9 山折線
10 谷折線
11 仕切
12,13 パッド
C 缶
E キャップ

Claims (1)

  1. 包装箱の外壁に切目線(6,7)を入れると共に、切目線(6,7)に臨む押込部(8)を設け、押込部(8)の押し込みに伴い形成された指穴に指を挿入し、外壁を外側へ引っ張ることにより、切目線(6,7)を破断させて、外壁を開くようにした包装箱の開封手段において、前記押込部(8)を、波状とした切目線(6)の同位相の隣り合う頂部間に、直線が屈曲した折線状の山折線(9)を入れて、切目線(6)と山折線(9)に挟まれた部分に形成し、押込部(8)の中間部分に、山折線(9)の屈曲部から切目線(6)の反対位相の頂部へかけて谷折線(10)を入れたことを特徴とする包装箱の開封手段。
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