JP4641205B2 - 包装箱 - Google Patents

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本発明は、主としてビールやジュースなどの缶容器やボトル容器を収容する包装箱に関するものである。
この種の商品を収容する包装箱は、矩形状をなす一対の広壁部と、これら広壁部の側部を閉塞する一対の側壁部と、側壁部の上下端縁に連設した内フラップと、前記広壁部の上下端縁に連設した外フラップとを備えている。そして、缶容器やボトル容器を上下端が対向する広壁部にかけて位置するように複数収容し、内フラップに対して外フラップをホットメルトなどの接着剤により貼着している。
本発明の包装箱に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
実開昭61−22712号公報 特開2004−250016号公報
特許文献1には、外フラップに係止穴を設けるとともに、内フラップに係止穴に挿入係止する係止片を設けた包装箱が記載されている。これにより、この包装箱は、フラップによって包装箱の一端開口部を開封した状態で、未だ缶容器やボトル容器を内部に収容する必要がある際に、係止片を係止穴に差し込んで係止させることにより再封緘し、内部の容器に塵埃が付着しないように構成している。
しかしながら、この特許文献1の包装箱は、包装箱の一端開口部を開封した状態で、内部の容器を取り出すには、側壁部を弾性的に変形させながら該側壁部と容器との間に手を差し込んで行う必要がある。そのため、非常に作業性が悪いうえ、作業者の手が側壁部や容器と擦れ合い、痛みを感じさせてしまうという不都合がある。
一方、特許文献2には、側壁部および両端の内フラップにかけて延びる破断手段を設け、該破断手段により2分割可能とした包装箱が記載されている。また、この包装箱には、広壁部の四隅から中央に向けて延びる第1切り裂き線と、上下に対応する第1切り裂き線にかけて延びる一対の第2切り裂き線とが設けられている。これにより、この包装箱は、店頭などで缶容器やボトル容器を露出して販売する際には破断手段により包装箱を分割し、一方を取り除くことによりトレー状として、販売できるように構成している。また、一部の容器のみを取り出す場合には、フラップによって包装箱の一端開口を開封した状態で、外フラップと一緒に第1切り裂き線および第2切り裂き線に沿って広壁部を切り裂くことにより、内部の容器を露出できるように構成している。
しかしながら、この特許文献2の包装箱は、特許文献1の包装箱で生じる問題は防止できる反面、第1および第2切り裂き線により広い露出部が形成されるため、内部に残った容器に塵埃が付着するという問題がある。また、各壁部には、複雑な構造からなる破断手段および切り裂き手段が設けられているため、封緘状態の包装箱の剛性が低下するという問題があるうえ、製造コストが高くなるという問題がある。
本発明は、従来の問題に鑑みてなされたもので、剛性を低下させることなく、内部の缶容器やボトル容器を簡単に取り出せるとともに、開封後の塵埃の進入を防止できる包装箱を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明の包装箱は、対向する第1および第2広壁部と、これら広壁部の側部を閉塞する第1および第2側壁部と、これら側壁部の両端縁に連設した第1および第2内フラップと、前記広壁部の両端縁に連設した第1および第2外フラップとを備え、前記側壁部および連続する前記内フラップにかけて延びる分割用破断手段を設け、該分割用破断手段により2分割可能とした包装箱において、少なくとも前記第1側壁部に、連続する前記第1内フラップとの境界線の略両端から前記分割用破断手段にかけて延びる取出用破断手段を設け、前記各内フラップおよび外フラップにより開口部を開封した状態で、前記取出用破断手段および前記分割用破断手段によって前記第1側壁部の一部を破断することにより、内部を露出可能とするとともに、少なくとも前記第2内フラップおよび重畳する前記各外フラップに、互いに係止する係止手段を設け、この係止手段により再封緘可能な構成としている。
この包装箱によれば、分割用破断手段により各側壁部および内フラップを破断することにより、従来と同様に2分割してトレー状とすることができる。そのため、店頭において缶容器やボトル容器を露出させて販売する際の販売促進効果を得ることができる。また、一度に全ての容器を取り出す際の作業性を向上できる。
また、包装箱内の一部の容器を取り出す場合には、外フラップを内フラップから引き剥がした後、取出用破断手段を設けた第1側壁部と連続する第1内フラップを把持して引っ張る。これにより、第1内フラップの両端に位置する取出用破断手段に沿って第1側壁部を破断した後、続いて分割用破断手段に沿って第1側壁部を部分的に破断できる。これにより、包装箱の第1側壁部に内部の容器を露出させる部分が形成されるため、該露出部分から指を挿入することにより、簡単に端部に収容された圧接状態の容器を取り出すことができる。そのため、包装箱に収容した容器の取出作業性を向上できる。
さらに、希望数の容器を取り出した後に、残りの容器を必要になるまで保管する場合には、第1内フラップを開口部上に戻し、内フラップ上に外フラップが重畳するように折り曲げる。その後、第2内フラップと外フラップに設けた係止手段により、これらを係止させることにより、破断した第1内フラップを押さえつけた状態で再封緘できる。そのため、保管状態で収容した容器の表面に塵埃が付着し、容器が外観的および衛生的に損なわれることを防止できる。
さらにまた、前記包装箱には、トレー状に2分割するための分割用破断手段を設けた一方の側壁部を除き、他の広壁部には何ら破断手段を設けていないため、封緘状態での包装箱の剛性の低下を抑制できるとともに、製造コストが高くなることを抑制できる。
この包装箱では、前記取出用破断手段は、前記分割用破断手段に対して鋭角に交わるように所定間隔をもって位置する複数の切断線からなり、前記分割用破断手段の近傍に位置する前記取出用破断手段の切断線の端部に、該取出用破断手段の切断線の延び方向と逆向きで、前記分割用破断手段に対して鋭角に交わるように延びるガイド線を設けることが好ましい
このようにすれば、第1破断線のみに沿って該破断線を設けた壁部を破断できる一方、第2破断線に沿って該破断線を設けた壁部を破断した後に、続いて第1破断線に沿って壁部を破断することができる。そして、後者の場合、破断後の壁部には、第1破断線と第2破断線との連結部分に応力が集中し、使用するに従って意図しない破断が生じる場合がある。しかし、第2破断線の端部に逆向きに延びるガイド線を設けているため、このような問題が生じることを防止できる。
本発明の包装箱では、第1破断線である分割用破断手段により、従来と同様に該包装箱を2分割してトレー状とすることができる。そのため、店頭において缶容器やボトル容器を露出させて販売する際の販売促進効果を高めることができるとともに、一度に全ての容器を取り出す際の作業性を向上できる。
また、包装箱の一端開口部を開封した状態で、第1内フラップを把持して引っ張ることにより、取出用破断手段および分割用破断手段に沿って第1側壁部を部分的に破断し、内部の容器を露出させることができる。そのため、包装箱に収容した容器の一部を取り出す際の取出作業性を向上できる。
さらに、前記第1内フラップを封緘状態の位置に戻した後、係止手段により第2内フラップと外フラップとを係止することにより、破断した第1内フラップを押さえつけた状態で再封緘できる。そのため、保管状態で収容した容器の表面に塵埃が付着し、容器が外観的および衛生的に損なわれることを防止できる。
さらにまた、前記包装箱の広壁部には何ら破断手段を設けていないため、封緘状態での包装箱の剛性の低下を抑制できるとともに、製造コストが高くなることを抑制できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1から図8は、本発明の実施形態に係る包装箱を示す。この包装箱は、四方を囲繞する壁部10A,10B,11A,11B、および、これらの上下端縁に連設したフラップ14A,14B,15A,15B,16A,16B,17A,17Bを備え、所定容量の缶容器やボトル容器を6行4列の配置で収容するものである。
具体的には、この包装箱は、表紙1および裏紙2の間に波状の中しん3を配設した段ボール紙(図8(B)参照)を、周知の紙器打抜装置によって図8(A)に示す連続した一枚のブランクとして打ち抜き、所定部位を糊付けにより貼着して成形される。
この包装箱のブランクは、図8(A)に示すように、それぞれ一対の広壁部10A,10Bおよび側壁部11A,11Bが直線的に連続するように設けられている。具体的には、左側より、第1側壁部11A、第1広壁部10A、第2側壁部11Bおよび第2広壁部10Bの順番で連続しており、その一端の側壁部11Aには、他端の広壁部10Bの端縁に貼着するための糊代部12が連設されている。そして、これら壁部10A〜11Bおよび糊代部12の各境界部分には、肉厚を圧縮するように罫を入れて形成した折曲線13がそれぞれ設けられている。なお、この包装箱のブランクは、段ボール紙の中しん3が横方向である壁部10A〜11Bの連続方向に延びるように構成されている。
前記側壁部11A,11Bの上下両端縁には、第1内フラップ14A,14Bおよび第2内フラップ15A,15Bがそれぞれ連設されるとともに、広壁部10A,10Bの上下両端縁には、第1外フラップ16A,16Bおよび第2外フラップ17A,17Bがそれぞれ連設されている。そして、各壁部10A〜11B、および、各フラップ14A〜17Bの各境界部分には、前記と同様の折曲線18が設けられている。
そのうち、それぞれ連続する第1側壁部11Aと第1内フラップ14A,14B、および、第2側壁部11Bと第2内フラップ15A,15Bには、第1破断線である分割用破断手段19A,19Bがそれぞれ直線的に延びるように設けられている。本実施形態では、この分割用破断手段19A,19Bは、図8(B)に示すように、組立状態で内面側となる裏紙2のみを切断した一対のライナーカット線20により構成される。また、この分割用破断手段19A,19Bの中央には、前記ライナーカット線20を横断するように延びる第1切断線21と、該第1切断線21の両端からそれぞれライナーカット線20と略平行に延びる第2切断線22とが設けられ、これらにより一対の破断端部23A,23Bが設けられている。なお、図面では、ライナーカット線20の形成位置を明確に示すため、表紙1に相当する位置にも薄い線で記載している。
そして、本実施形態では、第1側壁部11Aには、前記分割用破断手段19Aにかけて傾斜して延びる第2破断線である取出用破断手段24A,24Bが上下にそれぞれ設けられ、前記分割用破断手段19Aを利用して第1側壁部11Aの一部を破断することにより、内部を部分的に露出できるように構成している。具体的には、この取出用破断手段24A,24Bは、連続する第1内フラップ14A,14Bとの境界線である前記折曲線18の両端から、ライナーカット線20に対して鋭角に交わるように所定間隔をもって設けた複数の切断線25からなるジッパー構造のものである。この各切断線25は、段ボール紙の中しん3を切断するように所定角度で傾斜し、かつ、隣接する切断線25に対して所定間隔をもって平行に位置するように階段状をなすように設けられている。そして、ライナーカット線20の近傍に位置する最も内端の切断線25には、各切断線25の延び方向と逆向き、即ち、略90度屈曲し、ライナーカット線20に対して鋭角に交わるように延びるガイド線26が設けられている。
また、第2内フラップ15A,15Bおよび該第2内フラップ15A,15Bに封緘状態で重畳する外フラップ16A〜17Bには、再封緘するための係止手段が設けられている。この係止手段は、第2内フラップ15A,15Bに設けた切り起こし構造の係止穴27と、外フラップ16A〜17Bに設けた係止片30とからなる。
前記係止穴27は、各第2内フラップ15A,15Bにおいて、ライナーカット線20の両側にそれぞれ設けられている。この係止穴27は、第2内フラップ15A,15Bの先端側中央より、第2側壁部11Bの両端に向けて延びる折曲線と、該折曲線上に所定間隔をもって設けた切断部とからなるリード罫28を備えている。そして、このリード罫28の両端を連続するように、流線形状の切断線29を設けることにより、切り起こし構造の係止穴27を構成させている。
前記係止片30は、外フラップ16A〜17Bにおいて、前記係止穴27と隣接する側縁に流曲線状の縁をなすように切欠部31を設けることにより、外フラップ16A〜17Bの先端一隅部に設けられている。なお、これら外フラップ16A〜17Bの先端両側縁は、従来と同様に、封緘状態で対向する外フラップ16A〜17Bとで半長楕円形状をなすように切欠部32が設けられている。
前記構成の包装箱は、例えば、前記ブランクの状態で所定の製造メーカに出荷され、自動組立包装装置により封緘される。具体的には、ブランク状態の第1広壁部10Aに所定の配列で容器が載置される。その後、前記広壁部10Aを中心として各壁部11A,11B,10Bおよび糊代部12が折り曲げられ、第2広壁部10Bの端縁と糊代部12とが熱溶融樹脂からなる接着剤(ホットメルト)で貼着される。ついで、各内フラップ14A〜15Bが折り曲げられた後、各外フラップ16A〜17Bが折り曲げられ、これらの重畳部分がホットメルトで貼着され、図1に示す封緘状態の包装箱が形成される。
この封緘状態の包装箱は、従来から設けられている既存の分割用破断手段19A,19Bを形成する側壁部11Aを除き、広壁部10A,10Bおよび側壁部11Bには何ら破断手段を追加して設けていない。そのため、包装箱自体の剛性の低下を抑制できるとともに、製造コストが高くなることを抑制できる。
次に、この包装箱に収容された一部の容器を取り出す場合の使用方法について説明する。なお、以下の説明では、図8(A)において、上側に位置するフラップ14A〜17Aを開封する場合を一例として挙げるが、下側に位置するフラップ14B〜17Bを開封する場合も同様である。
まず、ユーザは、図2に示すように、貼着された一方のフラップ14A〜17Aを引き剥がし、包装箱の一端開口部を開封した後、露出した第1内フラップ14Aを把持し、外向きに引っ張る。これにより、図3に示すように、第1内フラップ14Aの基部である折曲線18の両端から、取出用破断手段24Aを構成する切断線25(ジッパー)に沿って第1側壁部11Aが破断される。そして、切断線25による破断が分割用破断手段19Aを構成するライナーカット線20に至ると、これらライナーカット線20に沿って第1側壁部11A(表紙1および中しん3)が破断される。
なお、前記ライナーカット線20に沿った第1側壁部11Aの破断は、ユーザが希望に応じて停止するものである。但し、本実施形態では、第1側壁部11Aの中央に第1切断線21を設けており、この第1切断線21まで至ると第1内フラップ14Aを含む第1側壁部11Aの破断部材33が完全に分割される。そのため、内部の容器を半分以上取り出さない場合には第1切断線21までは達しない位置までとすることが好ましい。
このようにして第1側壁部11Aを部分的に破断すると、該側壁部11Aに圧接された端部の容器が露出する。そのため、ユーザが内部の容器を取り出す場合には、その破断部材33により生じた露出部分34から指を挿入し、容器に直接指を当てて持ち上げることにより、手に痛みを感じさせることなく、簡単に端部の容器を取り出すことができる。なお、端部の容器を取り出した後は、大きく開放された包装箱の開口部から手を挿入することにより、その列の容器を簡単に取り出すことができ、取出作業性を向上できる。
ここで、取出用破断手段24Aに続いて分割用破断手段19Aによって第1側壁部11Aを破断した場合、その破断部材33には、取出用破断手段24Aと分割用破断手段19Aとの連結部分(交点)に応力が集中する。そのため、使用に従ってその連結部分から意図しない破断が生じる場合がある。しかし、前記破断線構造では、取出用破断手段24A,24Bの端部に逆向きに延びるガイド線26を設けているため、このような問題が生じることを防止できる。
なお、所定数の容器の取り出しが完了し、包装箱内に容器が残った状態で必要になるまで保管する場合には、第1内フラップ14Aを封緘状態と同様に包装箱の上端開口部上に戻す。その後、図4に示すように、一対の内フラップ14A,15A上に一対の外フラップ16A,17Aが重畳するように折り曲げる。ついで、外フラップ16A,17Aにおける係止片30を設けた側を内向きに撓ませ、該係止片30を第2内フラップ15Aの係止穴27に差し込む。
これにより、第1内フラップ14Aが外フラップ16A,17Aにより押さえつけられ、前記露出部分34を破断部材33により閉塞した状態で再封緘できる。その結果、保管状態で外部の塵埃が収容した容器の表面に付着し、容器が外観的および衛生的に損なわれることを防止できる。
また、本実施形態の包装箱は、店頭などで全ての容器を露出して販売する際や、一度に全ての容器を取り出す際に、包装箱自体を2分割したトレー状とすることもできる。
具体的には、図5に示すように、まず、一対の広壁部10A,10Bが上下に位置するように包装箱を配置する。そして、第1切断線21の近傍を押圧して第2切断線22に沿って第2側壁部11Bを破断する。ついで、図6に示すように、破断端部23Aを把持して引っ張ることにより、第2側壁部11Bを分割用破断手段19Bを構成するライナーカット線20に沿って破断する。この破断は、連続した第2内フラップ15Aの先端まで至ると完了する。同様にして、第2内フラップ15Bの側に位置する破断端部23Bを把持し、第2側壁部11Bおよび第2内フラップ15Bを破断する。また、逆側に位置する第1側壁部11Aおよび第1内フラップ14A,14Bも同様にして破断する。そうすると、図7に示すように、一対の側壁部11A,11Bおよび内フラップ14A〜15Bを破断して包装箱をトレー状とすることができる。
このように、本発明の包装箱では、従来と同様に第1破断線である分割用破断手段19A,19Bによりトレー状とすることができるため、従来と同様に、店頭において容器を露出させて販売する際の販売促進効果を高めることができるとともに、一度に全ての容器を取り出す際の作業性を向上できる。
なお、本発明の包装箱は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、第1破断線である分割用破断手段19は、一対のライナーカット線20により構成したが、ミシン目状をなすように複数の切断線を所定間隔をもって平行にジッパー構造により構成してもよく、また、裏紙2にポリプロピレン製のテープを貼着した構成としてもよい。
また、前記実施形態では、第2内フラップ15A,15Bに設けた係止穴27と、外フラップ16A〜17Bに設けた係止片30により係止手段を構成したが、第2内フラップ15A,15Bに係止片30を設けるとともに、外フラップ16A〜17Bに係止穴27を設けてもよい。勿論、係止穴27と係止片30との組み合わせのみに限られず、第2内フラップ15A,15Bと外フラップ16A〜17Bとを互いに係止できる構成であれば、希望に応じて変更が可能である。
本発明に係る実施形態の包装箱の封緘状態を示す斜視図である。 包装箱を開封した状態を示す斜視図である。 包装箱の一部を破断した状態を示す斜視図である。 包装箱を再封緘した状態を示す斜視図である。 包装箱の封緘状態を示す他の斜視図である。 包装箱を2分割するために一部を破断した状態を示す斜視図である。 包装箱をトレー状に分割した状態を示す斜視図である。 (A)は包装箱のブランクを示す平面図、(B)は要部断面図である。
符号の説明
10A,10B…広壁部
11A,11B…側壁部
14A,14B…第1内フラップ
15A,15B…第2内フラップ
16A,16B…第1外フラップ
17A,17B…第2外フラップ
19A,19B…分割用破断手段
24A,24B…取出用破断手段
25…切断線
26…ガイド線
27…係止穴
30…係止片

Claims (3)

  1. 対向する第1および第2広壁部と、これら広壁部の側部を閉塞する第1および第2側壁部と、これら側壁部の両端縁に連設した第1および第2内フラップと、前記広壁部の両端縁に連設した第1および第2外フラップとを備え、前記側壁部および連続する前記内フラップにかけて延びる分割用破断手段を設け、該分割用破断手段により2分割可能とした包装箱において、
    少なくとも前記第1側壁部に、連続する前記第1内フラップとの境界線の略両端から前記分割用破断手段にかけて延びる取出用破断手段を設け、前記各内フラップおよび外フラップにより開口部を開封した状態で、前記取出用破断手段および前記分割用破断手段によって前記第1側壁部の一部を破断することにより、内部を露出可能とするとともに、
    少なくとも前記第2内フラップおよび重畳する前記各外フラップに、互いに係止する係止手段を設け、この係止手段により再封緘可能としたことを特徴とする包装箱。
  2. 前記取出用破断手段は、前記分割用破断手段に対して鋭角に交わるように所定間隔をもって位置する複数の切断線からなり、前記分割用破断手段の近傍に位置する前記取出用破断手段の切断線の端部に、該取出用破断手段の切断線の延び方向と逆向きで、前記分割用破断手段に対して鋭角に交わるように延びるガイド線を設けたことを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
  3. 対向する第1および第2広壁部と、これら広壁部の側部を閉塞する第1および第2側壁部と、これら側壁部の両端縁に連設した第1および第2内フラップと、前記広壁部の両端縁に連設した第1および第2外フラップとを備え、前記側壁部および連続する前記内フラップにかけて延びる第1破断線を設け、該第1破断線により2分割可能とした包装箱において、
    少なくとも前記第1側壁部に、連続する前記第1内フラップとの境界線の略両端から前記第1破断線にかけて鋭角に交わるように所定間隔をもって位置する複数の切断線からなる第2破断線を設け、前記各内フラップおよび外フラップにより開口部を開封した状態で、前記第2破断線および前記第1破断線によって前記第1側壁部の一部を破断することにより、内部を露出可能とするとともに、
    前記第1破断線の近傍に位置する前記第2破断線の端部に、第2破断線の延び方向と逆向きで、前記第1破断線に対して鋭角に交わるように延びるガイド線を設けたことを特徴とする包装箱
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