JP2009102056A - 包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】取出作業性を低下させることなく開封を可能とするとともに、確実に再封緘が可能な包装箱を提供する。
【解決手段】第1外フラップ15Bの一側に、先端縁15aから連続した側壁11Bとの境界線(第2折曲線)に向けて延び、第1内フラップ14Bの先端縁14aと交差する破断線24を設け、開封により第1外フラップ15Bを破断線24に沿って破断し、開封後に、第1内フラップ14B、第2外フラップ15Aおよび第2内フラップ14Aの順番で折り曲げた後、第2分割フラップ30を折り曲げることにより、第1内フラップ14Bの先端縁14aに係止して封緘可能な構成とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、再封緘が可能な包装箱に関するものである。
従来より、缶ビールなどの飲料を収容するラップアランド形式の包装箱は、それぞれ対向する一対の端壁および側壁を備え、各端壁に内フラップが連設され、各側壁に外フラップが連設されている。そして、側壁および端壁により囲繞された外周壁の開口端は、内フラップを折り曲げた後に外フラップを折り曲げ、これらの重畳部分を熱溶融樹脂からなる接着剤(ホットメルト)で貼着することにより封緘される。
近年では、消費者は、缶飲料を包装箱に収容された状態のまま箱ごと購入し、家庭にて包装箱を開封して、必要数だけ取り出して冷蔵している。そして、残りの缶飲料は、包装箱に収容したままの状態で保管される。
本発明の包装箱に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
特開2006−248546号公報
この特許文献1の包装箱には、一対の外フラップにおいて、同一方向の第1内フラップに位置する側部に、各外フラップを分割可能とするカット線が設けられている。このカット線は、封緘状態で第1内フラップの先端縁に位置する直線部および第1内フラップの側に突出する円弧部を有する第1破断部と、該第1破断部の端部から外フラップと側壁との稜部に沿って延びる第2破断部とを備えている。
そして、封緘状態の包装箱を開封する際には、まず、一対の外フラップを開放するように操作することにより、各外フラップを第1破断部に沿って破断し、各外フラップの一部のみを開放させる。その後、外フラップの残りが貼着されたままの第1内フラップは開封することなく、逆側の第2内フラップのみを開封する。これにより、商品を取り出した後に再び封緘する際には、第2内フラップを折り曲げた後、開放された一対の分割フラップを折り曲げ、円弧状に突出する突出片を第1内フラップの内側に押し込むことにより、再封緘可能に構成している。
しかしながら、この包装箱では、第1内フラップは、貼着されたままの外フラップの残留部分を介して側壁に連続した状態をなし、完全に開放した状態ではないため、内部の商品の取出作業性が悪いという問題がある。但し、第1内フラップに貼着されたままの外フラップの残留部分を第2破断部に沿って破断し、完全に解放した状態にすれば、取出作業性を向上できるが、このように開封した場合には、再封緘することができなくなる。
本発明は、従来の問題に鑑みてなされたもので、取出作業性を低下させることなく開封を可能とするとともに、確実に再封緘が可能な包装箱を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明の包装箱は、それぞれ対向する各一対の端壁および側壁を備え、前記各端壁の端縁に内フラップをそれぞれ連設するとともに、隣接する前記各側壁の端縁に外フラップを連設し、内外に重畳した内フラップおよび外フラップを貼着することにより封緘した包装箱において、一方の第1外フラップの一側に、その先端縁から連続した側壁との境界線に向けて延び、内側に位置する第1内フラップの先端縁と交差する破断線を設け、前記各フラップの開封により前記破断線に沿って第1外フラップを破断することにより、前記第1内フラップに貼着された状態を維持する第1分割フラップと、前記第1内フラップから分断させるとともに反対側に位置する第2内フラップから剥離される第2分割フラップとに分割可能とし、開封後に、前記第1内フラップ、第2外フラップおよび第2内フラップの順番で折り曲げた後、前記第2分割フラップを折り曲げることにより、第1内フラップの先端縁に係止して封緘可能な構成としている。
この包装箱では、前記第1内フラップは、その先端隅部に該第1内フラップの横方向の寸法の半分未満の領域にかけて延びる面取部を備え、前記破断線は、封緘状態で前記面取部上に位置するように第1外フラップの先端から連続した側壁に向けて直線的に延びる第1破断部と、該第1破断部の端部から第1内フラップの側に位置する第1外フラップの側縁に向けて延びる第2破断部とを備えることが好ましい。
本発明の包装箱では、外フラップを内フラップから剥離するように開封することにより、第1外フラップを破断線に沿って破断し、その第1分割フラップのみを第1内フラップに貼着した状態のまま、完全に開封される。即ち包装箱の上端開口部には、何ら閉塞するような残留部分はないため、内部の商品を取り出す際の作業性を向上できる。また、開封後には、各フラップを所謂風車形態をなすように所定の順番で折り曲げることにより、破断線と交差するように構成した第1内フラップの先端縁に第2分割フラップが係合し、確実に再封緘することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1から図7は、本発明の実施形態に係る包装箱を示す。この包装箱は、図1に示すように、それぞれ対向する各一対の端壁10A,10Bおよび側壁11A,11Bを備え、これらの上下端縁にそれぞれ蓋壁を構成するフラップ14A,14B〜17A,17Bを連設したラップアランド形式のもので、上側に位置するフラップ14A,14B,15A,15Bに、再封緘するための構造を設けたものである。
この包装箱は、表紙および裏紙の間に波状の中しんを配設した段ボール紙を、周知の紙器打抜装置(図示せず)によって図6(A)に示す連続した一枚のブランクとして打ち抜き、所定部位を糊付けにより貼着して成形される。
この包装箱のブランクは、図6(A)に示すように、矩形状をなす端壁10A,10Bおよび側壁11A,11Bが交互かつ直線的に連続するように設けられている。具体的には、左端から右端にかけて、端壁10A、側壁11A、端壁10Bおよび側壁11Bの順番で連設されている。これらのうち、左側端部に位置する端壁10Aの側縁には、右側端部に位置する側壁11Bに貼着するための糊代部12が連設されている。そして、これら端壁10A,10B、側壁11A,11Bおよび糊代部12の各境界線に位置する部分には、肉厚を圧縮するように罫を入れて形成した第1折曲線13が設けられている。
前記端壁10A,10Bの上端縁には、それぞれ上側内フラップ14A,14Bが連設され、前記側壁11A,11Bの上端縁には、それぞれ上側外フラップ15A,15Bが連設されている。また、前記端壁10A,10Bの下端縁には、それぞれ下側内フラップ16A,16Bが連設され、前記側壁11A,11Bの下端縁には、それぞれ下側外フラップ17A,17Bが連設されている。そして、これら各フラップ14A,14B〜17A,17Bと連続した各壁10A,10B,11A,11Bとの境界線に位置する部分には、前記と同様の第2折曲線18が設けられている。
横方向の寸法が長尺な外フラップ15A,15B,17A,17Bは、それぞれの先端縁が互いに突き合い、横方向の寸法が短尺な内フラップ14A,14B,16A,16Bは、それぞれの先端縁が互いに突き合わない寸法で形成されている。また、各フラップ14A,14B〜17A,17Bの突出寸法は、全て同一であり、その先端が直線的に一致するように構成している。
そのうち、各外フラップ15A,15B,17A,17Bの先端縁両側には、1/4の長円形状をなすように打ち抜いた打抜部19が設けられている。この打抜部19の横方向の幅は、内フラップ14A,14B,16A,16Bの突出寸法より短く設定され、内フラップ14A,14B,16A,16Bが内側に位置した封緘状態で、内部が露出するような孔が形成されないように構成されている。また、打抜部19において、直線的に延びる縁辺は、外フラップ15A,15B,17A,17Bの先端縁と平行に延びるように構成されている。
そして、本実施形態では、上側に位置するフラップ14A,14B,15A,15Bは、所謂風車形態をなすように順番に折り曲げることにより再封緘を可能とするために、上側内フラップ14Bに面取部20を設けるとともに、上側外フラップ15Bに破断線24を設けた構成としている。なお、本実施形態では、端壁10Bに連設した上側内フラップ14Bを一番目に折り曲げる第1内フラップとし、側壁11Aに連設した上側外フラップ15Aを二番目に折り曲げる第2外フラップとし、端壁10Aに連設した上側内フラップ14Aを三番目に折り曲げる第2内フラップとし、側壁11Bに連設した上側外フラップ15B(第2分割フラップ30)を四番目に折り曲げる第1外フラップとしている。
前記面取部20は、上側内フラップ14Bの先端隅部において、破断線24を形成する上側外フラップ15Bと重畳する半分の領域内に設けられている。この面取部20は、上側外フラップ15Bの側から、上側内フラップ14Bの先端縁14aと平行に延びる重畳縁21と、該重畳縁21の端部から上側内フラップ14Bの先端縁14aに向けて傾斜して延びる傾斜縁22とを備えた台形状のものである。そして、この面取部20は、上側内フラップ14Bの先端縁14aと傾斜縁22との交差部が、上側内フラップ14Bの横方向の寸法の半分未満の位置、より具体的には、端壁10Bの横方向の幅寸法の半分未満の位置になるように設けられている。これにより、上側内フラップ14Bは、封緘状態で上側外フラップ15Aから階段状に突出した状態をなし、面取部20を設けていない突出部分が係止部23を構成する。即ち、本実施形態では、上側内フラップ24の先端縁は、面取部20を設けることによる重畳縁21および傾斜縁22を含めて構成されている。
前記破断線24は、上側外フラップ15Bにおいて、封緘状態で面取部20を設けた上側内フラップ14Bの先端縁と交差するように、上側外フラップ15Bの先端縁15aから連続した側壁11Bとの境界線である第2折曲線18に向けて延びるように設けられている。具体的には、この破断線24は、上側外フラップ15Bの先端縁15aから連続した側壁11Bとの境界の第2折曲線18に向けて直交方向に延びる第1破断部25と、該第1破断部25の端部から上側外フラップ15Bの側縁に向けて延びる第2破断部26とを備えている。第1破断部25は、図7に示すように、封緘状態で上側内フラップ14Bの重畳縁21上に位置するように設けられている。第2破断部26は、上側内フラップ14Bと側壁11Bとの境界の第2折曲線18に沿って、上側内フラップ14Bの側に位置する上側外フラップ15Bの側縁に向けて延びるように設けられている。これら破断部25,26は、図6(B)に示すように、所定間隔をもってミシン目状に延びる切断線27と、この切断線27において破断方向手前側の端部から傾斜して延びるガイド用切断線28とからなる片ジッパー構造のものである。第1破断部25のガイド用切断線28は、封緘状態で上側内フラップ14Bから離間する方向に延びるように設けられている。第2破断部26のガイド用切断線28は、上側外フラップ15B内に延びるように設けられている。このように破断線24を形成した上側外フラップ15Bは、第1破断部25に沿って破断することにより、上側内フラップ14Bの側に位置する第1分割フラップ29と、上側内フラップ14Aの側に位置する第2分割フラップ30とに分割可能となっている。
前記構成の包装箱は、例えば、図6(A)に示すブランクの状態で所定の製造メーカに出荷され、自動組立包装装置により封緘される。具体的には、包装箱のブランクを平坦に配置した状態で、側壁11Aに6行4列の配列で缶飲料が載置される。その後、側壁11Aに対して端壁10Aを折り曲げた後、端壁10Aに対して糊代部12を折り曲げる。また、側壁11Aに対して端壁10Bを折り曲げた後、側壁11Bを折り曲げる。そして、重畳する糊代部12と側壁11Bの縁とを熱溶融樹脂からなる接着剤(ホットメルト)で貼着する。
ついで、各壁10A,10B,11A,11Bで四方を囲繞した外周壁の開口端を、フラップ14A,14B〜17A,17Bで閉塞する。具体的には、端壁10A,10Bに対して各内フラップ14A,14B,16A,16Bを折り曲げた後、側壁11A,11Bに対して各外フラップ15A,15B,17A,17Bを折り曲げる。そして、内フラップ14A,14B,16A,16Bと外フラップ15A,15B,17A,17Bとの重畳部分を、前記と同様にホットメルトによって貼着し、図1に示す封緘状態とする。この際、熱溶融樹脂は、上側外フラップ15Bに設けた破断線24には至らず、第1分割フラップ29の領域内のみである。
この包装箱に収容された商品を消費者が箱ごと購入し、家庭で開封する場合には、心理的に貼着領域を避けて上側外フラップ15の中央部分に指を差し込み、突き合った上側外フラップ15A,15Bの一方の内面に指を引っ掛けて引き上げる。そうすると、図2に示すように、破断線24を設けていない上側外フラップ15Aは、上側内フラップ14A,14Bと貼着された両側が剥離されて開放される。また、破断線24を設けた上側外フラップ15Bは、その開封時の操作力で破断線24の第1破断部25に沿って破断される。これにより、この上側外フラップ15Bは、上側内フラップ14Bに貼着された状態を維持する第1分割フラップ29と、上側内フラップ14Bから分断され、第2内フラップから剥離される第2分割フラップ30とに分割される。
ついで、図3に示すように、一対の上側内フラップ14A,14Bを上向きに引き上げる。そうすると、上側外フラップ15A,15Bが剥離された上側内フラップ14Aは、そのまま上向きに延びるように開放される。また、第1破断部25の破断により第1分割フラップ29が外面に貼着された状態のままの上側内フラップ14Bは、その操作力により第2破断部26が破断されて、上向きに延びるように開放される。
この図3に示す開封状態では、四方を囲繞した壁10A,10B,11A,11Bの上端開口部に何ら閉塞するような残留部分はない。そのため、包装箱の内部の商品を取り出す際の作業性を向上できる。そして、希望量の商品を取り出すと、残留する商品を保管するために、開放した上端開口を再び封緘する。
具体的には、図4に示すように、まず、第1分割フラップ29が貼着された状態の上側内フラップ14Bを内向きに折り曲げ、ついで、上側外フラップ15Aを折り曲げた後、上側内フラップ14Aを折り曲げる。この状態では、上側内フラップ14は、上側外フラップ15Aの先端縁および第1分割フラップ29の破断縁から、面取部20の非形成部分による係止部23が突出した状態をなす。
この状態で、第2分割フラップ30を折り曲げ、図5に示すように、第1破断部25による破断縁先端部分を、係止部23の下側に位置するように押し込む。これにより、第2分割フラップ30が段ボール紙の腰により開放する方向に復元力が作用するため、該第2分割フラップ30の破断縁先端が係止部23に係止した状態をなす。その結果、図示の再封緘状態を確実に維持できる。
このように、本実施形態の包装箱は、上側外フラップ15A,15Bを上側内フラップ14A,14Bから剥離するように開封することにより、第1外フラップである上側外フラップ15Bを破断し、第1分割フラップ29のみを第1内フラップである上側内フラップ14Bに貼着した状態のまま、完全に開封することができる。そして、開封したフラップ14A,14B,15A,15Bは、所謂風車形態をなすように所定の順番で折り曲げることにより、面取部20によって第1破断部25と交差するように構成した上側内フラップ14Bの先端縁に第2分割フラップ30が係合するため、確実に再封緘することができる。しかも、再封緘状態を維持するための係止部23は、面取部20を設けていない部分で構成されるため、その大きさに対応する係止力を容易に調整することができる。
なお、本発明の包装箱は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、一対の分割フラップ29,30に区画するための破断線24を、側壁11Bとの境界線である第2折曲線18に対して直交方向に延びるように設けた第1破断部25と、境界線である第2折曲線18に沿って延びる第2破断部26とで構成したが、図8(A)に示すように、第1破断部25を、隣接する上側内フラップ14Bの先端縁と交差するように、該上側内フラップ14Bの先端縁から連続した側壁11Bとの境界線である第2折曲線18にかけて傾斜して延びるように形成してもよい。この場合、上側内フラップ14Bには面取部20を設けることなく、係止が可能であり、その係止力も第1破断部25の傾斜角度を変更することにより調整可能である。
また、前記実施形態では、第2破断部26を上側外フラップ15Bと側壁11Bとの境界線である第2折曲線18に沿って設けたが、図8(A)に示すように、第2折曲線18から所定間隔をもって平行に位置するように、上側外フラップ15Bに設けてもよい。この場合、第2破断部26は、図示のように、第2折曲線18と上側内フラップ14Bの側縁との間に位置するように設けることが好ましい。
さらに、破断線24は、一対の破断部25,26を有する構成に限られず、図8(B)に示すように、上側外フラップ15Bの先端縁から連続した側壁11Bとの境界である第2折曲線18に向けて、かつ、上側外フラップ15Bの側縁に向けて延びるように湾曲した1本の破断部により構成してもよい。この場合、図示のように、内側に位置する上側内フラップ14Bは、中央部先端縁が破断線24より内(中央)側に位置するように湾曲した面取部20を設ける。
さらにまた、前記実施形態では、上側外フラップ15Bにのみ再封緘するための破断線24を設けたが、下側外フラップ17A,17Bの一方に同様に破断線24を設け、上下の制限を無くすようにしてもよい。
そして、前記実施形態では、破断線24を切断線27とガイド用切断線28とからなる片ジッパー構造としたが、ミシン目状をなすように所定間隔をもって切断線27のみを設けた構成や、段ボール紙の表紙のみを切断した所謂半切り状態の切断線により構成してもよい。
また、前記各実施形態では、端壁10A,10B、側壁11A,11Bおよびフラップからなる蓋壁により構成した六面体構造としたが、各端壁10A,10Bと側壁11A,11Bとの間に面取り壁を設けた構成としてもよい。
また、前記各実施形態では、ブランクの状態で商品を配置した後に封緘するラップアランド形式の包装箱に、本願発明の再封緘可能な破断構造を採用したが、組み立てた状態の内部に商品を収容した後に封緘する汎用の包装箱にも、同様に適用可能である。
本発明の実施形態に係る包装箱を示す斜視図である。 開封時の一工程を示す斜視図である。 開封状態を示す斜視図である。 再封緘時の一工程を示す斜視図である。 再封緘状態を示す斜視図である。 (A)は包装箱のブランクを示す平面図、(B)は(A)の一部を示す拡大平面図である。 封緘状態の一部を示す平面図である。 (A),(B)は変形例の包装箱の封緘状態の一部を示す平面図である。
符号の説明
10A,10B…端壁
11A,11B…側壁
13…第1折曲線
14A,14B…上側内フラップ
14a…先端縁
15A,15B…上側外フラップ
15a…先端縁
18…第2折曲線(境界線)
20…面取部
21…重畳縁
22…傾斜縁
23…係止部
24…破断線
25…第1破断部
26…第2破断部
29…第1分割フラップ
30…第2分割フラップ

Claims (2)

  1. それぞれ対向する各一対の端壁および側壁を備え、前記各端壁の端縁に内フラップをそれぞれ連設するとともに、隣接する前記各側壁の端縁に外フラップを連設し、内外に重畳した内フラップおよび外フラップを貼着することにより封緘した包装箱において、
    一方の第1外フラップの一側に、その先端縁から連続した側壁との境界線に向けて延び、内側に位置する第1内フラップの先端縁と交差する破断線を設け、
    前記各フラップの開封により前記破断線に沿って第1外フラップを破断することにより、前記第1内フラップに貼着された状態を維持する第1分割フラップと、前記第1内フラップから分断させるとともに反対側に位置する第2内フラップから剥離される第2分割フラップとに分割可能とし、
    開封後に、前記第1内フラップ、第2外フラップおよび第2内フラップの順番で折り曲げた後、前記第2分割フラップを折り曲げることにより、第1内フラップの先端縁に係止して封緘可能としたことを特徴とする包装箱。
  2. 前記第1内フラップは、その先端隅部に該第1内フラップの横方向の寸法の半分未満の領域にかけて延びる面取部を備え、
    前記破断線は、封緘状態で前記面取部上に位置するように第1外フラップの先端から連続した側壁に向けて直線的に延びる第1破断部と、該第1破断部の端部から第1内フラップの側に位置する第1外フラップの側縁に向けて延びる第2破断部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
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