JP5079386B2 - 段ボールブランクシートおよびこれを用いた外装箱 - Google Patents
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Description
本発明の一実施形態に係る段ボールブランクシート1は、図1に示すように、外装箱として組み立てられた場合に上面となる天面部3と、この天面部3に連結された第1側面部5と、第1側面部5に連結された底面部7と、この底面部7に連結された第2側面部9とを備えている。また、第2側面部9には継代部11が連結されている。また、天面部3及び底面部7の両側(図1において上下方向の両端)には外フラップ13、17が連結され、各第1及び第2側面部5,9の両側(図1において上下方向の両端)には内フラップ15,19が連結されている。本実施形態において、各部は別個に形成されたものではなく、大きな段ボール紙から図1に示すような形状の段ボールブランクシート1として打ち抜かれ、更に各部の境界線Lに折曲部を形成したものである。但し、本発明においては、各部を一体的に形成する場合に限定されず、各部を別個に形成して事後的に連結するような構成としてもよい。
[天面部及び底面部]
天面部3及び底面部5は、外装箱として組み立てられた場合に、箱の天面と底面となる部材である。このため、収容物が例えば缶ビール容器などの場合、整列した所定本数の缶ビール容器が収容できる大きさとなっている。具体的に本実施形態では一例として、350ml入りの缶ビール容器が4×6=24本収容できるような大きさに設定されている。このため、天面部3と底面部7は縦横がおよそ3:2の長方形となっている。
継代部11は第2側面部9に連結されており、外装箱として組み立てる際に、第2側面部9を天面部3に接合するためのものである。このため、継代部11は略台形状に形成され、その長さは第2側面部9及び天面部3の長辺の長さと略等しくなっている。
各側面部5,9は、外装箱として組み立てられた場合に、側面(即ち、垂直面)となる部材である。このため、各側面部5,9は長方形となっており、長辺は天面部3及び底面部7の長辺と略等しい長さとなっており、短辺は収容する缶ビール容器などの高さと略等しくなっている。また、各側面部4,9の中央付近には、切出部21が形成されている。この切出部21は外装箱を開封する際に、最初に指を挿入する部位であり、図2に示すように、段ボールブランクシート1の表面から裏面にわたって段ボール紙が切断されている。切出部21は天面部3から底面部7に向かう方向に沿って形成されており、外装箱として組み立てられた場合には、鉛直方向を向くようになっている。また、切出部21は単純な直線状の切断線ではなく、両矢印状の形状となっている。これは、指を挿入することで所定の面積の孔が形成されるようにするためである。但し、この形状はあくまでも一例であり、単純な直線状の切断線であってもよい。
図1(B)に示すように、段ボールブランクシートの各側面部5,9において、組み立て後に内面となる側にはライナカット線25が形成されている。このライナカット線25は、略平行な2本の切断線からなり、各側面部5,9の長辺方向に沿って形成されている。また、各ライナカット線の両端部は内フラップまで延設されている。
次に、図3に基づいて、本実施形態の段ボールブランクシートを用いた外装箱1aの組み立て手順について説明する。まず、図3(A)に示すように、底面部7を下にした状態で側面部5、9を鉛直上方に折り曲げる。次に、図3(B)に示すように、一例として挙げた缶ビール容器C(24本)を外装箱1a内に収納する。続いて、図3(C)に示すように、内フラップ15,19を折り曲げると共に天面部3を折り曲げ、更に外フラップ13,17も折り曲げる。このとき、継代部11と天面部3との接合面及び内フラップ15,19と外フラップ13,17との接合面にはホットメルト接着剤(図示略)が塗布される。そして最後に、継代部11と天面部3との接合面及び内フラップ15,19と外フラップ13,17との接合面を圧着することで、外装箱1aの組み立てが完了する。このような状態で外装箱は保管され、あるいは流通する。
次に、図4に基づいて、外装箱1aの開封について説明する。ここで、外装箱として組み立てられた場合の外形寸法の一例としては、長さ397mm、幅273mm、そして高さが125mmである。開封の際には、先ず、切出部21は外装箱の内部まで貫通しているので、開封者は切出部21に指先を容易に挿入することができる。これにより、指先で切出部21の周囲部を外側に引き出すことができる。切出部21の周囲部が一旦引き出されると、2本のライナカット線25に沿って段ボールが帯状に切断され、これが切裂部31となる。そして、切裂部31の端部を把持して、更に切裂部31を切断してゆく。上記したように、地面やパレット上に置かれた外装箱を開封する際には、切裂部31が斜め上方に向かって引っ張られることが多い。このとき、切裂部31を切断するためのライナカット線25に何ら工夫がされていない場合には、開封の途中で切裂部31がちぎれてしまう場合がある。
3 天面部
5 第1側面部
7 底面部
9 第2側面部
25 ライナカット線
25a 上側平行部
25b 傾斜部
25c 下側平行部
Claims (6)
- 天面に対応する天面部と、底面に対応する底面部と、これら天面部と底面部とに連結される側面に対応する側面部とを備えている段ボールブランクシートにおいて、
前記側面部には互いに平行で且つ前記天面部との境界線にも平行な破線状の2本のライナカット線が形成され、
前記各ライナカット線のうち、組み立てられた場合に前記天面部に近い側に位置するライナカット線の個々の平行部の少なくとも一方の端部には、前記底面部側に近接するように傾斜する傾斜部が形成されており、前記底面部に近い側のライナカット線は直線状であることを特徴とする段ボールブランクシート。 - 前記段ボールブランクシートは表ライナ、中芯及び裏ライナから構成され、前記ライナカット線は裏ライナにのみ形成されていることを特徴とする請求項1に記載の段ボールブランクシート。
- 前記段ボールブランクシートは、前記表ライナ及び裏ライナの坪量が140g/m2以下であり、中芯の坪量が125g/m2以下であって、Bフルートであることを特徴とする請求項2に記載の段ボールブランクシート。
- 前記側面部には前記ライナカット線に交差するように切断された切出部が形成され、前記傾斜部は各平行部の両端のうち前記切出部から遠い側の端部に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の段ボールブランクシート。
- 前記側面部にはフラップが連結され、このフラップにも前記ライナカット線が形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の段ボールブランクシート。
- 請求項1〜5の何れか一項に記載の段ボールブランクシートを組み立てて形成したことを特徴とする外装箱。
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