JPH09309526A - 段ボール箱 - Google Patents

段ボール箱

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Publication number
JPH09309526A
JPH09309526A JP12871196A JP12871196A JPH09309526A JP H09309526 A JPH09309526 A JP H09309526A JP 12871196 A JP12871196 A JP 12871196A JP 12871196 A JP12871196 A JP 12871196A JP H09309526 A JPH09309526 A JP H09309526A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cut
corrugated
cuts
discontinuous
side plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12871196A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Ishii
輝夫 石井
Toru Nakayama
徹 中山
Noritake Kamiga
宣武 神賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuso Pharmaceutical Industries Ltd
Rengo Co Ltd
Original Assignee
Fuso Pharmaceutical Industries Ltd
Rengo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuso Pharmaceutical Industries Ltd, Rengo Co Ltd filed Critical Fuso Pharmaceutical Industries Ltd
Priority to JP12871196A priority Critical patent/JPH09309526A/ja
Publication of JPH09309526A publication Critical patent/JPH09309526A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 段ボール箱の側板1、2、3、4に、積み重
ね方向に充分な強度を維持でき、かつ開封の容易なカッ
ト線21を設けることにより、積み重ねたまま側板を開
封して内容物の取り出しが行えるようにすること。 【解決手段】 側板1、2、3、4を形成する段ボール
の中芯の段目を上下方向に向け、少なくとも一つの側板
1、3に、側板1、3の上下縁に沿うカット線10、1
1と、側板1、3を左右に二分する上下方向のカット線
21を設け、この上下方向のカット線21を、カット方
向に不連続な2条の不連続切り目とし、かつこの不連続
切り目の各切り目を、段ボールの表裏両外面のライナを
貫通してカット方向に向かって外向きに広がる斜め切り
目22と、裏面のライナの斜め切り目22の外側端を起
点にしてカット方向に延び、かつ表面のライナに達しな
い深さの平行切り目23とによって形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、段ボール箱、特
に、複数段積み重ねていても、いちいち降ろすことな
く、積み重ねた状態のまま箱の側面側を開封して内容物
を取り出すことができる段ボール箱に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、商品倉庫等では、商品
を詰めた段ボール箱を複数段積み重ねて保管しているこ
とが多い。
【0003】ところで、複数の商品が詰められた段ボー
ル箱から商品を一つ取り出すような場合、積み重ねられ
た段ボール箱の高さが高いと、積み重ねたままでは天板
を開封して商品を取り出すことができないので、取り出
す商品が詰められた段ボール箱を床に降ろして商品を取
り出し、その後段ボール箱を元にもどすために再度積み
重ねるということを行わなければならない。
【0004】しかしながら、商品の詰まった段ボール箱
が重い場合や、商品の取り出しを頻繁に行う必要がある
場合は、特に、段ボール箱の上げ降ろしは重労働である
し、手間である。
【0005】このため、段ボール箱の側板にミシン目等
の破断用のカット線を設けて、側板から開封を行えるよ
うにすると、段ボール箱をいちいち降ろさなくとも、積
み重ねたまま商品の取出しが行えるので便利である。
【0006】ところが、段ボール箱の側板にミシン目の
カット線を設ける場合、側板強度が弱くなって積み重ね
に支障をきたすおそれがある。また、側板強度が弱くな
らないように、破れにくいミシン目のカット線を設ける
と、カット線で側板を開封する際に、カット線部分を強
く引っ張って段ボールを破らなければならないので、カ
ット線部分が途中でちぎれたり、積み重ねた段ボール箱
が荷崩れするという問題がある。
【0007】そこで、この発明は、段ボール箱の側板
に、積み重ね方向に充分な強度を維持でき、かつ開封の
容易なカット線を設けることにより、積み重ねたまま側
板を開封して内容物の取り出しが行える段ボール箱を提
供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するために、側板を形成する段ボールの中芯の段
目を、縦方向、即ち、上下方向に向くようにして側板の
積み重ね強度を向上させた上で、側板に次のようにカッ
ト線を設けたのである。
【0009】即ち、側板に、側板の上下縁に沿うカット
線と、側板を左右に二分する上下方向のカット線を設
け、上下方向のカット線を、カット方向に不連続な2条
の不連続切り目とし、かつこの不連続切り目の各切り目
を、段ボールの表裏両外面のライナを貫通し、かつカッ
ト方向に向かって外向きに広がる斜め切り目と、裏面の
ライナの斜め切り目の外側端を起点にして、カット方向
に延び、かつ表面のライナに達しない深さの平行切り目
とによって構成するようにしたものである。
【0010】かかる構成により、2条の不連続切り目で
挟まれた側板の帯状のカット線を、カット方向に向かっ
て引っ張ると、各切り目の斜め切り目部から裏面のライ
ナの平行切り目に沿って表面のライナが容易に破断す
る。そして、さらに引っ張って帯状のカット線の幅が狭
くなると、次の斜め切り目の内側端に至り、カット線の
幅が再び斜め切り目に沿って外側に広がって裏面のライ
ナの平行切り目に連なるので、上端から下端に至るま
で、帯状のカット線が途中でちぎれることがない。
【0011】このように、2条の不連続切り目で挟まれ
た側板の帯状のカット線は、手で容易に破断することが
できる。そして、このカット線は、不連続な切り目であ
り、かつカット方向に平行な平行切り目が、裏面のライ
ナ側から表面のライナに達しない深さで形成されている
ので、側板の中芯の段目方向と相俟って十分な積み重ね
強度を維持することができるのである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る段ボール箱
の実施の一形態について説明する。
【0013】図1及び図2は、この発明に係る段ボール
箱の一例の展開図であり、図1は表面側、図2は裏面側
を示している。この図1及び図2に示すように、四角形
の胴部を形成する4つの側板1、2、3、4が、折り目
線5、6、7を介して連結され、一方の端部に、折り目
線8を介して糊代片9が連結されている。そして、一対
の対向する側板1、3の上下縁には、ミシン目からなる
カット線10、11を介して天板12と底板13が連結
されている。また、他の一対の側板2、4の上下縁に
は、折り目線14、15を介して天板フラップ16と底
板フラップ17とが連結されている。
【0014】上記段ボール箱を形成する段ボールは、図
3に示すように、表裏のライナ18、19とその間に少
なくとも1段の中芯20を有するものであり、中芯20
の段目が段ボール箱を組立てた際に、側板1、2、3、
4で縦方向、即ち上下に向くようになっている。
【0015】上記天板12と、天板12を連結する一対
の側板1、3とには、縦方向にカット線21が設けられ
ている。
【0016】このカット線21は、カット方向、即ち、
側板1、3では上端から下端に向かい、天板12では、
側板1、3の連結部分から中心に向かってそれぞれ不連
続な2条の不連続切り目線になっている。そして、この
不連続切り目線の各切り目は、段ボールの表裏両外面の
ライナ18、19を貫通してカット方向に向かって外向
きに広がる斜め切り目22と、裏面のライナ19の斜め
切り目22の外側端を起点にして、カット方向に延び、
かつ表面のライナ18に達しない深さの平行切り目23
とからなる。
【0017】また、側板1に設けたカット線21の上端
には、カット部分をつかみやすくするためにH形の切り
目24を設けている。
【0018】上記のように形成される段ボール箱は、次
のようにして側板1又は3を開封することができる。
【0019】まず、側板1に形成されたカット線21の
上端を、H形の切り目24を押し込んでつかみ、図4に
示すように、下方に向けて引っ張ると、斜め切り目2
2、斜め切り目22の外側端に連続する平行切り目23
に沿って、図5に示すように、帯状のカット線がちぎれ
ることなく、斜め切り目22と平行切り目23を順につ
なぐように破断されていく。そして、この後、左右に分
割された側板1をそれぞれ外側に引っ張ると、側板1の
上下縁のカット線10、11のミシン目が破断され、図
6に示すように、側板1が開封される。
【0020】また、天板12を開封する場合には、一対
の側板1、3の上端に形成したH形の切り目24を押し
込んでつかみ、一対の側板1、3に連結した天板12の
それぞれの両端から内側に向かって天板12に形成した
カット線21で天板12をそれぞれ分割した後、分割し
たそれぞれの天板12を、上方に引き上げて側板1、3
の上縁のカット線10で引きちぎるようにする。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、側板
の積み重ね強度を十分に維持しながら、側板に開封容易
にカット線を設けることができるので、段ボール箱を積
み重ねたまま側板を開封して内容物の取り出しが行え
る。
【0022】また、天板に、側板に設けた2条の不連続
切り目に連なるカット線を設けることによって、天板を
開封することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の段ボール箱を展開した表面図
【図2】同上の裏面図
【図3】この発明で使用する段ボールの拡大斜視図
【図4】この発明の段ボール箱を組立てた状態の斜視図
【図5】カット線を破断する状態を示す斜視図
【図6】側板を開封した状態の斜視図
【図7】天板を開封した状態の斜視図
【符号の説明】
1、2、3、4 側板 5、6、7、8 折り目線 9 糊代片 10、11 カット線 12 天板 13 底板 14、15 折り目線 16 天板フラップ 17 底板フラップ 18、19 ライナ 20 中芯 21 カット線 22 斜め切り目 23 平行切り目 24 切り目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神賀 宣武 郡山市田村町山中字日照田45番地 レンゴ ー株式会社郡山工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4角筒形の胴部を形成する4つの側板
    と、この胴部に連設される天板と底板を、表裏両外面に
    ライナとその間に少なくとも1段の中芯を有する段ボー
    ルによって形成した段ボール箱において、側板を形成す
    る段ボールの中芯の段目を上下方向に向け、少なくとも
    一つの側板に、側板の上下縁に沿うカット線と、側板を
    左右に二分する上下方向のカット線を設け、この上下方
    向のカット線を、カット方向に不連続な2条の不連続切
    り目とし、かつこの不連続切り目の各切り目を、段ボー
    ルの表裏両外面のライナを貫通してカット方向に向かっ
    て外向きに広がる斜め切り目と、裏面のライナの斜め切
    り目の外側端を起点にしてカット方向に延び、かつ表面
    のライナに達しない深さの平行切り目とによって形成し
    たことを特徴とする段ボール箱。
  2. 【請求項2】 対向する一対の天板に、上記側板に設け
    た2条の不連続切り目に連なるカット線を設けたことを
    特徴とする請求項1記載の段ボール箱。
JP12871196A 1996-05-23 1996-05-23 段ボール箱 Pending JPH09309526A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001191293A (ja) * 2000-01-07 2001-07-17 Tomoku Co Ltd ミシン線形成装置
JP2006143304A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Ube Nitto Kasei Co Ltd 梱包箱
JP2008280047A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Suntory Ltd 段ボールブランクシートおよびこれを用いた外装箱
KR20230124180A (ko) * 2022-02-18 2023-08-25 주식회사 영진포장 결합 부위 제거용 절취 수단을 갖는 포장박스

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JP2001191293A (ja) * 2000-01-07 2001-07-17 Tomoku Co Ltd ミシン線形成装置
JP2006143304A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Ube Nitto Kasei Co Ltd 梱包箱
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KR20230124180A (ko) * 2022-02-18 2023-08-25 주식회사 영진포장 결합 부위 제거용 절취 수단을 갖는 포장박스

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