JP5189414B2 - 開放ロック付包装箱 - Google Patents

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Description

この発明は、蓋板を開いた状態に保持できる開放ロック付包装箱に関するものである。
従来、下記特許文献1には、図8に示すように、側板51と蓋板52の稜部折目線61を跨いで、側板51から蓋板52にかけてテーパ状に幅が狭くなる2本の切目線62を入れて、その間にロック片53を設け、ロック片53の側板部分及び蓋板部分をそれぞれ側片部54及び蓋片部55とした開放ロック付包装箱が記載されている。
この開放ロック付包装箱では、蓋板52を開いて側板51の外側へ折り返し、側片部54と蓋片部55とが重なり合ったロック片53を外側へ倒すと、側片部54の両側部分が蓋片部55の抜出穴の側縁に係合して、蓋板52が開いた状態に保持されるので、物品の取り出しを容易に行なうことができる。
実開平2−87718号公報
しかしながら、上記のような開放ロック付包装箱では、ロック片53を倒す際、側片部54や蓋片部55の側縁部分が破れ、これに伴う抵抗が非常に大きく、また、積上荷重が作用すると、切目線62の付近が変形するおそれがある。
そこで、この発明は、軽い力で簡単かつ確実にロックでき、耐圧強度にも優れた開放ロック付包装箱を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、側板と蓋板の稜部折目線を跨ぐ2本の切目線間にロック片を設けた開放ロック付包装箱において、ロック片の側板部分である側片部の両側縁に張出部及び切欠部を設け、ロック片の蓋板部分である蓋片部の両側縁を平行とし、側片部及び蓋片部の基端のうち、蓋片部の基端にのみ、稜部折目線と平行な基部折目線を入れ、蓋板を開いて側板の外側へ折り返し、基部折目線をヒンジとして、側片部と蓋片部とが重なり合ったロック片を外側へ倒したとき、側片部の張出部が蓋片部の抜出穴の側縁に係合して、切欠部に蓋板が噛み込むようにしたのである。
また、前記側片部及び蓋片部の両側の切目線に繋部を設け、側片部と蓋片部とを重ねたとき、これらの繋部が重ならないように、繋部の位置をずらしたのである。
さらに、蓋板の突合部から回り込んで封緘用テープの端部が貼り付けられる側板に、ロック片の側片部に切目線を入れて、テープが被さる摘み部を設け、摘み部に臨んでテープが被さらない位置に切目線を入れて、指入部を設けたのである。
この開放ロック付包装箱では、側片部と蓋片部とが重なり合ったロック片を外側へ倒すとき、側片部の張出部が撓みつつ、両側縁が平行となった蓋片部の抜出穴をスムーズに通過し、蓋片部の基端に入れた基部折目線をヒンジとしてロック片が揺動し、側片部の基端側の切欠部に蓋板が噛み込むので、軽い力で簡単かつ確実にロックすることができ、側片部の基端には折目線がないことから、耐圧強度も確保される。
また、側片部と蓋片部の両側の切目線に入れた繋部によっても、耐圧強度が向上し、側片部と蓋片部の繋部の位置をずらしたので、ロック片を倒す際、側片部と蓋片部の繋部が同時にではなく順次切断され、抵抗が軽減される。
さらに、封緘用テープの端部が貼り付けられる側板に入れた切目線により、ロック片にテープが被さる摘み部を設け、摘み部に臨む指入部を設けたので、指入部に指を入れて摘み部を摘み、テープを容易に剥がして開封できる。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この開放ロック付包装箱は、図1に示す段ボール製のブランクから形成される。このブランクでは、図1に示すように、各一対の側板1,2が交互に連設され、一方の側板2の外側には継代片3が連設されている。側板1,2の上端には蓋板4,5が、下端には底板14,15がそれぞれ連設されている。
側板1,2と上方の蓋板4,5の連接部分には、それぞれ稜部折目線6を跨ぐ2本の切目線7が入れられ、切目線7に挟まれたロック片8が設けられている。ロック片8の側板1,2の部分は側片部9とされ、蓋板4,5の部分は蓋片部10とされている。側片部9及び蓋片部10は、切目線7の両端位置がそれぞれ基端となる。
ここで、図2において、側板2と蓋板5の連接部分について拡大して示すように、側片部9の両側縁には、稜部折目線6から下方へかけて外側へ張り出すテーパー状の張出部9aと、その基端側で円弧状に切れ込む切欠部9bとが設けられている。蓋片部10の両側縁は、平行とされている。
また、ロック片8には、側片部9及び蓋片部10の基端のうち、蓋片部10の基端にのみ、稜部折目線6と平行な押罫から成る基部折目線11が入れられている。
また、側片部9及び蓋片部10の両側の切目線7には繋部7aが設けられ、側片部9と蓋片部10とを重ねたとき、これらの繋部7aが重ならないように、側片部9における繋部7aの稜部折目線6からの距離Aと、蓋片部10における繋部7aの稜部折目線6からの距離Bには、差が設けられている。
さらに、他方の側板1の上部には、図3に拡大して示すように、ロック片8の側片部9に繋部を有する切目線を入れて、摘み部12が設けられると共に、摘み部12に臨んで、繋部を有する切目線を入れて、指入部13が設けられている。稜部折目線6には、摘み部12に近接する部分に切目6aが入れられている。また、図1に示すように、この側板1の下部にも、摘み部12及び指入部13が設けられている。
上記のようなブランクを組み立てて物品を包装するには、図4に示すように、各一対の側板1,2を角筒状に折り曲げ、継代片3を反対側の側板1に貼り付けて周壁を形成し、底板14,15を順次折り曲げて底面を閉じ、箱内に物品を収納した後、蓋板4,5を順次折り曲げて天面を閉じ、テープTにより封緘する。
このとき、テープTの端部は、蓋板5の突合部から側板1の上部に回り込ませ、テープTが摘み部12に被さるようにし、指入部13には被さらないようにする。
このような封緘状態では、側片部9の基端に折目線11がないことから、耐圧強度が確保され、側片部9と蓋片部10の両側の切目線7に入れた繋部7aによっても、耐圧強度が向上する。
そして、この包装箱を開封して物品を取り出す際には、図5に示すように、指入部13を押し込んで、その抜出穴に指を入れ、摘み部12を摘んで、テープTを側板1及び蓋板5から引き剥がす。
このとき、摘み部12は、テープTに貼り付いた状態で、側板1から引きちぎられ、側板1の表層が捲れても、稜部折目線6に入れた切目6aで破れ止めされるので、テープTを容易に引き剥がすことができる。
次に、図6及び図7に示すように、蓋板4,5を開いて側板1,2の外側へそれぞれ折り返し、側片部9と蓋片部10とが重なり合ったロック片8を外側へ倒し、側片部9の張出部9aを蓋片部10の抜出穴に係合させて、蓋板4,5を開いた状態に保持する。
このとき、側片部9の張出部9aが撓みつつ、両側縁が平行となった蓋片部10の抜出穴をスムーズに通過し、基部折目線11をヒンジとしてロック片8が揺動し、切欠部9bに蓋板4,5が噛み込むので、軽い力で簡単かつ確実にロックすることができる。
また、ロック片8の側片部9と蓋片部10の繋部7aの位置をずらしたので、ロック片8を倒す際、側片部9と蓋片部10の繋部7aが同時にではなく順次切断され、抵抗が軽減される。
このように、蓋板4,5をロックして開いた状態に保持すると、蓋板4,5に煩わされることなく、箱内から物品を取り出すことができる。また、物品と側板1,2の内面との間に隙間がなくても、外側に倒したロック片8の部分から物品と側板1,2の間に手を入れて、物品を引き上げることができる。
なお、上記実施形態では、周壁が四角筒状のものを例示したが、この発明の構成は、周壁のコーナー部分に面取り部が形成された包装箱や、周壁が六角筒状の包装箱にも適用することができる。
この発明に係る開放ロック付包装箱のブランクを示す図 同上のロック片部分の拡大図 同上の摘み部を有するロック片部分の拡大図 同上の包装箱の封緘状態を示す斜視図 同上のテープ剥離過程を示す部分拡大斜視図 同上の包装箱の開放ロック状態を示す斜視図 同上のロック片部分の拡大斜視図 従来の開放ロック付包装箱のロック片部分の拡大図
符号の説明
1,2 側板
3 継代片
4,5 蓋板
6 稜部折目線
6a 切目
7 切目線
7a 繋部
8 ロック片
9 側片部
9a 張出部
9b 切欠部
10 蓋片部
11 基部折目線
12 摘み部
13 指入部
14,15 底板

Claims (2)

  1. 側板(1,2)と蓋板(4,5)の稜部折目線(6)を跨ぐ2本の切目線(7)間にロック片(8)を設けた開放ロック付包装箱において、ロック片(8)の側板部分である側片部(9)の両側縁に張出部(9a)及び切欠部(9b)を設け、ロック片(8)の蓋板部分である蓋片部(10)の両側縁を平行とし、側片部(9)及び蓋片部(10)の基端のうち、蓋片部(10)の基端にのみ、稜部折目線(6)と平行な基部折目線(11)を入れ、側片部(9)及び蓋片部(10)の両側の切目線(7)に繋部(7a)を設け、蓋板(4,5)を開いて側板(1,2)の外側へ折り返し、側片部(9)と蓋片部(10)とを重ねたとき、これらの繋部(7a)が重ならないように、繋部(7a)の位置をずらし、基部折目線(11)をヒンジとして、側片部(9)と蓋片部(10)とが重なり合ったロック片(8)を外側へ倒したとき、側片部(9)の張出部(9a)が蓋片部(10)の抜出穴の側縁に係合して、切欠部(9b)に蓋板(4,5)が噛み込むようにしたことを特徴とする開放ロック付包装箱。
  2. 請求項記載の開放ロック付包装箱において、蓋板(5)の突合部から回り込んで封緘用テープの端部が貼り付けられる側板(1)に、ロック片(8)の側片部(9)に切目線を入れて、テープが被さる摘み部(12)を設け、摘み部(12)に臨んでテープが被さらない位置に切目線を入れて、指入部(13)を設けたことを特徴とする開放ロック付包装箱。
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