JP6426492B2 - 易開封包装箱 - Google Patents

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Description

この発明は、観音開き形式で容易に開封できるようにした包装箱に関するものである。
観音開き形式の包装箱として、下記特許文献1には、図8に示すようなものが記載されている。この包装箱は、周壁を形成する各一対の側壁51,52のうち、一対の側壁51の上端に外フラップ53を、他対の側壁52の上端に内フラップ54をそれぞれ連設し、外フラップ53の先端から差込片55を延出し、内フラップ54に先端からスリット56を入れ、一方の外フラップ53の先端に、差込片55への円弧状の切込により指掛突起57を設けたものとされている。
この包装箱を封緘する際には、内フラップ54を水平方向へ折り曲げ、外フラップ53を内フラップ54の上面に折り重ねて互いに突き合わせ、外フラップ53から差込片55を折り曲げ、スリット56に差し込むようにする。このとき、突出した指掛突起57を他方の外フラップ53の上面に載せる。
また、この包装箱を開封する際には、指掛突起57に指を掛け、一方の外フラップ53を引き起こすように開いて、その先端の差込片55をスリット56から引き抜き、次に、他方の外フラップ53を引き起こすように開いて、その先端の差込片55をスリット56から引き抜き、その後、内フラップ54を開くことにより、天面を開口させる。
実開昭54−2528号公報
しかしながら、上記のような包装箱では、開封する際、まず、一方の外フラップ53を開いて、その先端の差込片55をスリット56から引き抜いた後、さらに、他方の外フラップ53を開いて、その先端の差込片55をスリット56から引き抜く必要があり、開封に手間がかかるという問題がある。
また、封緘状態で、突き合わせた外フラップ53が浮き上がりやすく、封緘状態を確実に維持するためには、外フラップ53の突合部をテープの貼り付けや軽い糊付けにより固定しなければならない場合もある。
そこで、この発明は、容易に開封でき、封緘状態では、外フラップの閉止状態が確実に維持される観音開き形式の包装箱を提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、この発明は、一対の側壁に外フラップを、他の側壁に内フラップをそれぞれ連設し、外フラップの先端から差込片を延出し、内フラップにスリットを設け、内フラップを折り曲げ、外フラップを内フラップに折り重ねて互いに突き合わせ、外フラップから折り曲げた差込片をスリットに差し込んで封緘する包装箱において、前記一対の側壁から延びる外フラップのうち、一方の外フラップの先端には、差込片への切込により指掛突起を設け、他方の外フラップの先端には、差込片への切込により係合突起を設けたのである。
そして、封緘に際しては、一方の外フラップからの差込片の折り曲げに伴い、指掛突起の抜出跡に係合穴を開口させ、他方の外フラップの係合突起を係合穴に係合させつつ、差込片をスリットに差し込むようにしたのである。
また、開封に際しては、指掛突起に指を掛け、一方の外フラップを開き始めると、係合突起と係合穴との係合により他方の外フラップも開き始め、差込片がスリットから抜けた後、係合突起が係合穴から離脱するようにしたのである。
さらに、前記一方の外フラップの先端の差込片は、基部の両端に切欠によるロック部を設けたものとし、封緘状態では、差込片のロック部が内フラップのスリットに臨む端縁に係合し、一方の外フラップが指掛突起で他方の外フラップを押さえた状態で固定され、両方の外フラップが閉止状態でロックされるようにしたのである。
この発明に係る包装箱では、開封に際し、一方の外フラップを開くだけで、係合突起と係合穴との係合により他方の外フラップも開き始め、差込片がスリットから抜けた後、係合突起が係合穴から離脱するので、1つの動作で両方の外フラップを開いて、その差込片を内フラップのスリットから引き抜くことができ、容易に開封できる。
また、封緘状態において、一方の外フラップの差込片の基部に設けたロック部が内フラップのスリットに臨む端縁に係合し、一方の外フラップが指掛突起で他方の外フラップを押さえた状態で固定され、両方の外フラップが閉止状態でロックされるようにしたので、確実な封緘性が得られる。
この発明の第1実施形態に係る易開封包装箱のブランクを示す図 同上の封緘(開封)過程を示す斜視図 同上の上部縦断側面図 同上の封緘状態を示す斜視図 同上の開封状態を示す斜視図 この発明の第2実施形態に係る易開封包装箱の上部斜視図 この発明の第3実施形態に係る易開封包装箱の斜視図 特許文献1に係る包装箱の開封状態を示す斜視図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明の第1実施形態に係る包装箱は、図1に示すような段ボール製のブランクから形成される。このブランクでは、各一対の側壁1,2が交互に連設され、一方の側壁2の外側端に継代片3が連設されている。一対の側壁1の下端には底板4が連設され、他対の側壁2の下端には折畳用の斜折線を有する底板5が連設されている。
一対の側壁1の上端のうち、一方の側壁1の上端には外フラップ6が連設され、他方の側壁1の上端には外フラップ7が連設されている。また、側壁2の上端には、それぞれ内フラップ8が連設されている。
一方の外フラップ6の先端中間部には差込片9が、他方の外フラップ7の先端中間部には差込片10がそれぞれ連設され、一対の内フラップ8には、それぞれ先端中央部からスリット11が入れられている。
一方の外フラップ6の先端には、差込片9への弧状の切込により指掛突起12が設けられ、他方の外フラップ7の先端には、差込片10へのコ字状の切込により係合突起13が設けられている。指掛突起12の切込は、封緘時に係合穴14として開口する。
また、差込片9は、差込片10よりも両側方へ張り出すように幅が広く、差込片9の最大幅は、封緘時において対向するスリット11の両端間の寸法よりも大きくなっており、差込片9の基部の両端には、切欠によるロック部15が設けられている。
このブランクを組み立てて物品を包装するには、図2に示すように、各一対の側壁1,2を四角筒状に折り曲げ、継代片3を反対側の側壁1に貼り付けて周壁を形成し、2組の底板4,5を折り曲げて1組ずつ貼り合わせ、底壁を形成する。
そして、箱内に物品を収納し、対向する内フラップ8を水平方向へ折り曲げた後、図3に示すように、外フラップ7を内側に倒す方向へ折り曲げると共に、その先端の差込片10を下方へ折り曲げ、次に、外フラップ6を内側に倒す方向へ折り曲げると共に、その先端の差込片9を下方へ折り曲げ、指掛突起12の抜出跡に係合穴14を開口させる。
そして、外フラップ7の係合突起13を係合穴14に係合させつつ、差込片9,10をスリット11に差し込み、図4に示すように、外フラップ6,7を内フラップ8の上面に重ねて互いに突き合わせる。
これにより、差込片9の基部両端のロック部15が内フラップ8のスリット11に臨む端縁に係合し、一方の外フラップ6が指掛突起12で他方の外フラップ7を押さえた状態で固定され、両方の外フラップ6,7が浮き上がらないようにロックされて、確実な封緘性が得られる。
そのほか、スリット11に対する差込片9のずれ動きが防止され、持ち運び時の外力等により、周壁が平面視で平行四辺形状に歪む変形現象が防止される。
また、この包装箱を開封する際には、指掛突起12に指を掛けて、一方の外フラップ6を引き上げる。これに伴い、図2及び図3に示すように、一方の外フラップ6が開き始めると、係合突起13と係合穴14との係合により他方の外フラップ7も開き始め、差込片9,10がスリット11から抜けた後、係合突起13が係合穴14から離脱する。
そして、図5に示すように、外フラップ6,7を完全に開いた後、内フラップ8を開いて天面を開口させると、箱内から物品を取り出すことができる。
このように、上記包装箱では、1つの動作で両方の外フラップ6,7を開き、その先端の差込片9,10を内フラップ8のスリット11から引き抜くことができるので、容易に開封することができる。
ここで、差込片10がスリット11から抜けた後、係合突起13が係合穴14から離脱する順序を実現するためには、図3に示すように、外フラップ7の長さa及び係合突起13の長さbを考慮して、包装箱の設計に際し、差込片10の長さcを短かめに設定しておく必要がある。
なお、図示の例では、天面が外フラップ6,7及び内フラップ8による開閉面とされたものを示しているが、この開閉面は、包装箱の側面に位置するようにして、側面から物品を出し入れするようにしてもよい。
また、上記第1実施形態では、内フラップ8が側壁1の半分の長さよりも短く、内フラップ8の先端からスリット11が入っているが、図6に示す第2実施形態のように、内フラップ8を長くして、互いに重なり合うものとし、スリット11は、内フラップ8の中間部に設け、両端が閉塞された形状としてもよい。
また、上記第1実施形態では、いわゆるA式底ワンタッチ形式の包装箱を例示しているが、底壁の形状は、底板の噛み合わせだけで閉塞状態が保持されるいわゆるインターロック形式としてもよく、各一対の内フラップと外フラップとを重ね合わせて、テープや接着剤で固定する最も基本的なA式の底構造としてもよい。
また、図7に示す第3実施形態のように、一枚の底壁16の外周各辺から各一対の側壁1,2が延出されたいわゆる奴式の包装箱としてもよい。
そのほか、上記各実施形態では、平面形状が四角形の包装箱を例示したが、平面形状が六角形や八角形の包装箱においても、同様の封緘構造を適用できる。
1,2 側壁
3 継代片
4,5 底板
6,7 外フラップ
8 内フラップ
9,10 差込片
11 スリット
12 指掛突起
13 係合突起
14 係合穴
15 ロック部
16 底壁

Claims (1)

  1. 一対の側壁(1)に外フラップ(6,7)を、他の側壁(2)に内フラップ(8)をそれぞれ連設し、外フラップ(6,7)の先端から差込片(9,10)を延出し、内フラップ(8)にスリット(11)を設け、内フラップ(8)を折り曲げ、外フラップ(6,7)を内フラップ(8)に折り重ねて互いに突き合わせ、外フラップ(6,7)から折り曲げた差込片(9,10)をスリット(11)に差し込んで封緘する包装箱において、
    前記一対の側壁(1)から延びる外フラップ(6,7)のうち、一方の外フラップ(6)の先端には、差込片(9)への切込により指掛突起(12)を設け、他方の外フラップ(7)の先端には、差込片(10)への切込により係合突起(13)を設け、
    前記指掛突起(12)を設けた一方の外フラップ(6)の先端の差込片(9)は、他方の外フラップ(7)の先端の差込片(10)よりも両側方へ張り出すように幅を広く設定し、前記一方の外フラップ(6)の先端の差込片(9)にのみ、基部の両端に切欠によるロック部(15)を設け、
    封緘に際しては、一方の外フラップ(6)からの差込片(9)の折り曲げに伴い、指掛突起(12)の抜出跡に係合穴(14)を開口させ、他方の外フラップ(7)の係合突起(13)を係合穴(14)に係合させつつ、差込片(9,10)をスリット(11)に差し込むと、差込片(9)のロック部(15)が内フラップ(8)のスリット(11)に臨む端縁に係合し、一方の外フラップ(6)が指掛突起(12)で他方の外フラップ(7)を押さえた状態で固定されて、両方の外フラップ(6,7)が閉止状態でロックされ、
    開封に際しては、指掛突起(12)に指を掛け、一方の外フラップ(6)を開き始めると、係合突起(13)と係合穴(14)との係合により他方の外フラップ(7)も開き始め、差込片(10)がスリット(11)から抜けた後、係合突起(13)が係合穴(14)から離脱するようにしたことを特徴とする易開封包装箱。
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