JP2579064Y2 - カメラの発光制御装置 - Google Patents
カメラの発光制御装置Info
- Publication number
- JP2579064Y2 JP2579064Y2 JP1992073202U JP7320292U JP2579064Y2 JP 2579064 Y2 JP2579064 Y2 JP 2579064Y2 JP 1992073202 U JP1992073202 U JP 1992073202U JP 7320292 U JP7320292 U JP 7320292U JP 2579064 Y2 JP2579064 Y2 JP 2579064Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- light emission
- film
- light emitting
- detected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カメラの発光制御装置
に関し、特にフィルム非装填時に誤ってレリーズ釦を操
作した際の不都合を解消したものである。
に関し、特にフィルム非装填時に誤ってレリーズ釦を操
作した際の不都合を解消したものである。
【0002】
【従来の技術とその問題点】電子閃光装置を有する従来
のカメラでは、電子閃光装置が発光する条件でレリーズ
釦を操作すると、フィルムが装填されていないときでも
装填されているときと同一の光量で閃光発光が行われ
る。ところで、カメラにフィルムが装填されている場合
は、カメラを慎重に操作するから誤って不所望にレリー
ズ釦を押してしまうことはまずないが、フィルムが装填
されていないときには、気軽にカメラを操作することに
より、発光条件成立時に例えば他人の目の前で誤ってレ
リーズ釦を操作してしまうことが多々ある。この場合、
従来カメラでは、フィルム装填時と同一の光量で閃光発
光が行われるから、強い閃光により他人に迷惑をかける
おそれがある。かといって、フィルム非装填時に全く発
光を行わないと故障と勘違いするおそれがある。
のカメラでは、電子閃光装置が発光する条件でレリーズ
釦を操作すると、フィルムが装填されていないときでも
装填されているときと同一の光量で閃光発光が行われ
る。ところで、カメラにフィルムが装填されている場合
は、カメラを慎重に操作するから誤って不所望にレリー
ズ釦を押してしまうことはまずないが、フィルムが装填
されていないときには、気軽にカメラを操作することに
より、発光条件成立時に例えば他人の目の前で誤ってレ
リーズ釦を操作してしまうことが多々ある。この場合、
従来カメラでは、フィルム装填時と同一の光量で閃光発
光が行われるから、強い閃光により他人に迷惑をかける
おそれがある。かといって、フィルム非装填時に全く発
光を行わないと故障と勘違いするおそれがある。
【0003】本考案の目的は、フィルム非装填時に誤っ
てレリーズ釦を操作した際に他人に迷惑をかけることな
く、また故障と勘違いすることのないカメラの発光制御
装置を提供することにある。
てレリーズ釦を操作した際に他人に迷惑をかけることな
く、また故障と勘違いすることのないカメラの発光制御
装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1に対
応付けて説明すると、本考案は、被写体を閃光撮影する
ための本発光、およびこの本発光より光量の少ない小発
光が可能な発光手段10,20と、カメラにフィルムが
装填されているか否かを検出する検出手段SW3と、検
出手段SW3によりフィルム装填が検出されているとき
には、閃光撮影指令に応答して発光手段10を本発光さ
せ、検出手段SW3によりフィルム非装填が検出されて
いるときには、閃光撮影指令に応答して発光手段20を
小発光させる制御手段1とを具備し、これにより上記問
題点を解決する。特に請求項2は、発光手段を、本発光
を行う本発光手段10と、本発光より光量の少ない赤目
軽減用予備発光を行う予備発光手段20とから構成し、
フィルム装填が検出されているときには、閃光撮影指令
に応答して本発光手段10を作動せしめ、フィルム非装
填が検出されているときには、閃光撮影指令に応答して
予備発光手段20を作動せしめるようにしたものであ
る。また請求項3は、発光のための電荷を蓄える2以上
のコンデンサを発光手段に設け、フィルム装填が検出さ
れているときには、閃光撮影指令に応答して所定個数の
コンデンサを用いて発光手段を発光させ、フィルム非装
填が検出されているときには、閃光撮影指令に応答して
所定個数よりも少ない数のコンデンサを用いて発光手段
を発光させるようにしたものである。
応付けて説明すると、本考案は、被写体を閃光撮影する
ための本発光、およびこの本発光より光量の少ない小発
光が可能な発光手段10,20と、カメラにフィルムが
装填されているか否かを検出する検出手段SW3と、検
出手段SW3によりフィルム装填が検出されているとき
には、閃光撮影指令に応答して発光手段10を本発光さ
せ、検出手段SW3によりフィルム非装填が検出されて
いるときには、閃光撮影指令に応答して発光手段20を
小発光させる制御手段1とを具備し、これにより上記問
題点を解決する。特に請求項2は、発光手段を、本発光
を行う本発光手段10と、本発光より光量の少ない赤目
軽減用予備発光を行う予備発光手段20とから構成し、
フィルム装填が検出されているときには、閃光撮影指令
に応答して本発光手段10を作動せしめ、フィルム非装
填が検出されているときには、閃光撮影指令に応答して
予備発光手段20を作動せしめるようにしたものであ
る。また請求項3は、発光のための電荷を蓄える2以上
のコンデンサを発光手段に設け、フィルム装填が検出さ
れているときには、閃光撮影指令に応答して所定個数の
コンデンサを用いて発光手段を発光させ、フィルム非装
填が検出されているときには、閃光撮影指令に応答して
所定個数よりも少ない数のコンデンサを用いて発光手段
を発光させるようにしたものである。
【0005】
【作用】閃光撮影指令がなされたとき、検出手段SW3
によりフィルム装填が検出されているときには発光手段
11が本発光され、フィルム非装填が検出されていると
きには発光手段21が小発光される。すなわちフィルム
非装填時の発光量は、フィルム装填時よりも少ない。
によりフィルム装填が検出されているときには発光手段
11が本発光され、フィルム非装填が検出されていると
きには発光手段21が小発光される。すなわちフィルム
非装填時の発光量は、フィルム装填時よりも少ない。
【0006】なお、本考案の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本考案を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本考案
が実施例に限定されるものではない。
解決するための手段と作用の項では、本考案を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本考案
が実施例に限定されるものではない。
【0007】
【実施例】図1および図2により本考案の一実施例を説
明する。図1は本考案に係るカメラの発光制御装置のブ
ロック図である。CPU,ROM,RAMなどからなる
制御回路1には、被写体輝度を検出する測光回路2と、
不図示の絞りやシャッタを駆動して撮影を行う露出制御
回路3とが接続されるとともに、電子閃光装置10およ
び赤目軽減用の発光装置20が接続されている。
明する。図1は本考案に係るカメラの発光制御装置のブ
ロック図である。CPU,ROM,RAMなどからなる
制御回路1には、被写体輝度を検出する測光回路2と、
不図示の絞りやシャッタを駆動して撮影を行う露出制御
回路3とが接続されるとともに、電子閃光装置10およ
び赤目軽減用の発光装置20が接続されている。
【0008】電子閃光装置10は、発光部11と、その
発光制御回路12とを有し、発光制御回路12は、制御
回路1からの指令に応じて不図示のメインコンデンサを
充電したり、メインコンデンサに蓄えたれた電荷により
発光部11を発光させ、被写体照明用の本発光を行う。
また赤目軽減用発光装置20は、発光部21と、その発
光制御回路22とを有し、発光制御回路22は、制御回
路1からの指令に応答して発光部21を発光させ、赤目
軽減用の予備発光(小発光)を行う。ここで、この予備
発光は、赤目が発生しない程度に被写体(人物)の瞳孔
を閉じさせるのが目的であるから、本発光と比べてその
光量は十分小さい。
発光制御回路12とを有し、発光制御回路12は、制御
回路1からの指令に応じて不図示のメインコンデンサを
充電したり、メインコンデンサに蓄えたれた電荷により
発光部11を発光させ、被写体照明用の本発光を行う。
また赤目軽減用発光装置20は、発光部21と、その発
光制御回路22とを有し、発光制御回路22は、制御回
路1からの指令に応答して発光部21を発光させ、赤目
軽減用の予備発光(小発光)を行う。ここで、この予備
発光は、赤目が発生しない程度に被写体(人物)の瞳孔
を閉じさせるのが目的であるから、本発光と比べてその
光量は十分小さい。
【0009】また制御回路1には、レリーズ釦の半押し
操作でオンする半押しスイッチSW1と、レリーズ釦の
全押し操作でオンする全押しスイッチSW2と、カメラ
にフィルムが装填されていないときにはオフし、装填さ
れるとオンする周知のフィルム検知スイッチSW3と、
上述した予備照射を行う赤目軽減モードを設定/解除す
るためのモード設定スイッチSW4とが接続されてい
る。なお、フィルム装填の有無を検出する手段は上述の
スイッチSW3に限らず、例えばDX接点から入力され
るフィルム感度情報からもフィルム装填の有無を検知で
きる。また、フィルム装填に伴って自動的にフィルムカ
ウンタを「1」に設定するカメラでは、そのカウント値
が「0」か否かによりフィルム装填の有無を検知でき
る。
操作でオンする半押しスイッチSW1と、レリーズ釦の
全押し操作でオンする全押しスイッチSW2と、カメラ
にフィルムが装填されていないときにはオフし、装填さ
れるとオンする周知のフィルム検知スイッチSW3と、
上述した予備照射を行う赤目軽減モードを設定/解除す
るためのモード設定スイッチSW4とが接続されてい
る。なお、フィルム装填の有無を検出する手段は上述の
スイッチSW3に限らず、例えばDX接点から入力され
るフィルム感度情報からもフィルム装填の有無を検知で
きる。また、フィルム装填に伴って自動的にフィルムカ
ウンタを「1」に設定するカメラでは、そのカウント値
が「0」か否かによりフィルム装填の有無を検知でき
る。
【0010】次に、図2のフローチャートにより制御回
路1による制御の手順を説明する。ここで、このフロー
チャートは、被写体が低輝度のときに電子閃光装置10
を自動的に発光させる自動発光モードが設定されている
ときのものである。上記半押しスイッチSW1がオンす
るとこのプログラムが起動され、まずステップS1で測
光回路2を作動させ、その検出出力である被写体輝度を
読み込む。ステップS2では、上記得られた被写体輝度
に基づいて被写体が低輝度か否かを判定し、否定される
とステップS3に進む。ステップS3で全押しスイッチ
SW2のオンが判定されるとステップS4で露出制御回
路3を介してレリーズ動作(撮影動作)を行い、全押し
スイッチSW2がオフの場合はステップS1に戻る。
路1による制御の手順を説明する。ここで、このフロー
チャートは、被写体が低輝度のときに電子閃光装置10
を自動的に発光させる自動発光モードが設定されている
ときのものである。上記半押しスイッチSW1がオンす
るとこのプログラムが起動され、まずステップS1で測
光回路2を作動させ、その検出出力である被写体輝度を
読み込む。ステップS2では、上記得られた被写体輝度
に基づいて被写体が低輝度か否かを判定し、否定される
とステップS3に進む。ステップS3で全押しスイッチ
SW2のオンが判定されるとステップS4で露出制御回
路3を介してレリーズ動作(撮影動作)を行い、全押し
スイッチSW2がオフの場合はステップS1に戻る。
【0011】一方、ステップS2で低輝度と判定される
と、ステップS5で電子閃光装置10のメインコンデン
サの充電が完了しているか否かを判定し、否定されると
ステップS6で充電を行ってステップS5に戻り、肯定
されるとステップS7に進む。ステップS7で全押しス
イッチSW2がオフと判定されるとステップS1に戻
り、オンと判定されるとステップS8に進む。ここで、
ステップS7における全押しスイッチSW2のオンが閃
光撮影指令に相当する。ステップS8でフィルム装填の
有無をフィルム検出スイッチSW3の状態から判定し、
スイッチSW3がオン、すなわちフィルムが装填されて
いる場合にはステップS9に進む。
と、ステップS5で電子閃光装置10のメインコンデン
サの充電が完了しているか否かを判定し、否定されると
ステップS6で充電を行ってステップS5に戻り、肯定
されるとステップS7に進む。ステップS7で全押しス
イッチSW2がオフと判定されるとステップS1に戻
り、オンと判定されるとステップS8に進む。ここで、
ステップS7における全押しスイッチSW2のオンが閃
光撮影指令に相当する。ステップS8でフィルム装填の
有無をフィルム検出スイッチSW3の状態から判定し、
スイッチSW3がオン、すなわちフィルムが装填されて
いる場合にはステップS9に進む。
【0012】ステップS9では赤目軽減モードが設定さ
れているか否かを判定し、否定されるとステップS10
に進んで閃光撮影を行う。すなわち、露出制御回路3を
介してレリーズ動作を行うとともに、発光制御回路11
を介して電子閃光装置発光部12を発光させ、本発光を
行う。一方、赤目軽減モードが設定されている場合には
ステップS11に進み、発光制御回路21を介して赤目
軽減用発光装置の発光部22を所定の時間間隔で3回発
光させる。すなわち赤目軽減用の予備発光を3回行う。
その後、ステップS12で上記ステップS10と同様の
閃光撮影を行う。上記予備発光により被写体の瞳孔が閉
じ、その後で閃光撮影が行われるから、出来上がった写
真では赤目が目立たなくなる。
れているか否かを判定し、否定されるとステップS10
に進んで閃光撮影を行う。すなわち、露出制御回路3を
介してレリーズ動作を行うとともに、発光制御回路11
を介して電子閃光装置発光部12を発光させ、本発光を
行う。一方、赤目軽減モードが設定されている場合には
ステップS11に進み、発光制御回路21を介して赤目
軽減用発光装置の発光部22を所定の時間間隔で3回発
光させる。すなわち赤目軽減用の予備発光を3回行う。
その後、ステップS12で上記ステップS10と同様の
閃光撮影を行う。上記予備発光により被写体の瞳孔が閉
じ、その後で閃光撮影が行われるから、出来上がった写
真では赤目が目立たなくなる。
【0013】一方、ステップS8でスイッチSW3がオ
フ、すなわちフィルムが装填されていない場合には、ス
テップS13で小発光による閃光撮影を行う。すなわ
ち、上述と同様にレリーズ動作を行うとともに、発光制
御回路21を介して赤目軽減用発光装置20の発光部2
2を1回発光させる。
フ、すなわちフィルムが装填されていない場合には、ス
テップS13で小発光による閃光撮影を行う。すなわ
ち、上述と同様にレリーズ動作を行うとともに、発光制
御回路21を介して赤目軽減用発光装置20の発光部2
2を1回発光させる。
【0014】以上の手順によれば、被写体低輝度時に全
押しスイッチSW2がオンされると(閃光撮影指令がな
されると)、フィルム装填の有無が判定され、フィルム
装填と判定されると、赤目軽減モード設定の有無により
通常の閃光撮影、あるいは赤目軽減用の予備発光を伴う
閃光撮影が行われる。この閃光撮影時には、電子閃光装
置10が発光され(本発光が行われ)、被写体が照明さ
れる。一方、全押しスイッチSW2がオンされたときに
フィルム非装填と判定された場合には、閃光撮影が行わ
れるが、このとき電子閃光装置10は発光されず、これ
に代えて赤目軽減用発光装置20が発光される(小発光
が行われる)。ここで、赤目軽減用発光装置20の照射
光は、上述したように電子閃光装置10の照射光と比べ
て光量が十分小さいから、他人の目の前で誤ってレリー
ズ釦を操作しても、強い閃光が発せられることはなく、
他人に迷惑をかけることが防止できる。また、小発光と
いえども撮影動作に伴って発光が行われるので、故障と
勘違いすることはない。
押しスイッチSW2がオンされると(閃光撮影指令がな
されると)、フィルム装填の有無が判定され、フィルム
装填と判定されると、赤目軽減モード設定の有無により
通常の閃光撮影、あるいは赤目軽減用の予備発光を伴う
閃光撮影が行われる。この閃光撮影時には、電子閃光装
置10が発光され(本発光が行われ)、被写体が照明さ
れる。一方、全押しスイッチSW2がオンされたときに
フィルム非装填と判定された場合には、閃光撮影が行わ
れるが、このとき電子閃光装置10は発光されず、これ
に代えて赤目軽減用発光装置20が発光される(小発光
が行われる)。ここで、赤目軽減用発光装置20の照射
光は、上述したように電子閃光装置10の照射光と比べ
て光量が十分小さいから、他人の目の前で誤ってレリー
ズ釦を操作しても、強い閃光が発せられることはなく、
他人に迷惑をかけることが防止できる。また、小発光と
いえども撮影動作に伴って発光が行われるので、故障と
勘違いすることはない。
【0015】以上では、低輝度自動発光モードが設定さ
れている場合について説明したが、被写体輝度に拘らず
発光を行う強制発光モードの場合でも、フィルム非装填
時には上述と同様に閃光撮影時に赤目軽減用発光装置2
0が発光される。
れている場合について説明したが、被写体輝度に拘らず
発光を行う強制発光モードの場合でも、フィルム非装填
時には上述と同様に閃光撮影時に赤目軽減用発光装置2
0が発光される。
【0016】以上の実施例の構成において、電子閃光装
置10および赤目軽減用発光装置20が発光手段を、フ
ィルム検知スイッチSW3が検出手段を、制御回路1が
制御手段をそれぞれ構成する。また特に、電子閃光装置
が本発光手段を、赤目軽減用発光装置20が予備発光手
段を構成する。
置10および赤目軽減用発光装置20が発光手段を、フ
ィルム検知スイッチSW3が検出手段を、制御回路1が
制御手段をそれぞれ構成する。また特に、電子閃光装置
が本発光手段を、赤目軽減用発光装置20が予備発光手
段を構成する。
【0017】なお、フィルム装填の有無の検出は、図2
のステップS7の前で行ってもよい。また以上では、電
子閃光装置の発光部と赤目軽減用発光装置の発光部とを
それぞれ設けたが、これらを一つの発光部で兼用しても
よい。さらに本考案は、赤目軽減用発光装置を持たない
カメラにも適用できる。この場合には、例えば電子閃光
装置発光のための電荷を蓄えるコンデンサを2個以上設
け、フィルム装填時には所定個数のコンデンサを用いて
電子閃光装置を発光させ、フィルム非装填時には上記所
定個数よりも少ない数のコンデンサを用いて電子閃光装
置を発光させるようにすればよい。またフィルム非装填
時には、装填時よりも発光時間を短くして光量を少なく
するようにしてもよい。さらに、電子閃光装置はカメラ
に内蔵されたものでも外付けのものでもよい。
のステップS7の前で行ってもよい。また以上では、電
子閃光装置の発光部と赤目軽減用発光装置の発光部とを
それぞれ設けたが、これらを一つの発光部で兼用しても
よい。さらに本考案は、赤目軽減用発光装置を持たない
カメラにも適用できる。この場合には、例えば電子閃光
装置発光のための電荷を蓄えるコンデンサを2個以上設
け、フィルム装填時には所定個数のコンデンサを用いて
電子閃光装置を発光させ、フィルム非装填時には上記所
定個数よりも少ない数のコンデンサを用いて電子閃光装
置を発光させるようにすればよい。またフィルム非装填
時には、装填時よりも発光時間を短くして光量を少なく
するようにしてもよい。さらに、電子閃光装置はカメラ
に内蔵されたものでも外付けのものでもよい。
【0018】
【考案の効果】本考案によれば、フィルム非装填時に
は、フィルム装填時よりも少ない光量で閃光発光させる
ようにしたので、閃光撮影条件成立時にフィルム非装填
の状態で他人の目の前で誤ってレリーズ釦を操作して
も、強い閃光が発せられることはなく、他人に迷惑をか
けることが防止できる。また、光量が少ないといえども
発光が行われるので、故障と勘違いすることもない。さ
らに、フィルム非装填時に光量を少なくしたことによ
り、電源電池の長寿命化が図れる。
は、フィルム装填時よりも少ない光量で閃光発光させる
ようにしたので、閃光撮影条件成立時にフィルム非装填
の状態で他人の目の前で誤ってレリーズ釦を操作して
も、強い閃光が発せられることはなく、他人に迷惑をか
けることが防止できる。また、光量が少ないといえども
発光が行われるので、故障と勘違いすることもない。さ
らに、フィルム非装填時に光量を少なくしたことによ
り、電源電池の長寿命化が図れる。
【図1】本考案の一実施例に係るカメラの発光制御装置
の構成を示すブロック図。
の構成を示すブロック図。
【図2】実施例の動作を説明するフローチャート。
1 制御回路 2 測光回路 3 露出制御回路 10 電子閃光装置 20 赤目軽減用発光装置 SW3 フィルム検知スイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 被写体を閃光撮影するための本発光、お
よびこの本発光より光量の少ない小発光が可能な発光手
段と、 カメラにフィルムが装填されているか否かを検出する検
出手段と、 前記検出手段によりフィルム装填が検出されているとき
には、閃光撮影指令に応答して前記発光手段を本発光さ
せ、前記検出手段によりフィルム非装填が検出されてい
るときには、閃光撮影指令に応答して前記発光手段を小
発光させる制御手段とを具備することを特徴とするカメ
ラの発光制御装置。 - 【請求項2】 前記発光手段は、前記本発光を行う本発
光手段と、前記本発光より光量の少ない赤目軽減用予備
発光を行う予備発光手段とから構成され、前記制御手段
は、前記フィルム装填が検出されているときには、前記
閃光撮影指令に応答して前記本発光手段を作動せしめ、
フィルム非装填が検出されているときには、前記閃光撮
影指令に応答して前記予備発光手段を作動せしめること
を特徴とする請求項1に記載のカメラの発光制御装置。 - 【請求項3】 前記発光手段は、発光のための電荷を蓄
える2以上のコンデンサを有し、前記制御手段は、前記
フィルム装填が検出されているときには、前記閃光撮影
指令に応答して所定個数のコンデンサを用いて前記発光
手段を発光させ、前記フィルム非装填が検出されている
ときには、前記閃光撮影指令に応答して前記所定個数よ
りも少ない数のコンデンサを用いて前記発光手段を発光
させることを特徴とする請求項1に記載のカメラの発光
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992073202U JP2579064Y2 (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | カメラの発光制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992073202U JP2579064Y2 (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | カメラの発光制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0637837U JPH0637837U (ja) | 1994-05-20 |
JP2579064Y2 true JP2579064Y2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=13511330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992073202U Expired - Fee Related JP2579064Y2 (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | カメラの発光制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2579064Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-20 JP JP1992073202U patent/JP2579064Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0637837U (ja) | 1994-05-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5317362A (en) | Control circuit for camera having auxiliary light source | |
JPS6226451B2 (ja) | ||
US4777507A (en) | Control system for an electronic flash unit | |
US5097284A (en) | Camera | |
JP2579064Y2 (ja) | カメラの発光制御装置 | |
JPH0611753A (ja) | カメラの電源電圧判定装置 | |
JP2794575B2 (ja) | 赤目防止制御装置 | |
US5878290A (en) | Camera provided with red-eye phenomenon preventing feature | |
JPS59149334A (ja) | 自動カメラ | |
JPH0534577A (ja) | オートフオーカスカメラ | |
JPH06265987A (ja) | 赤目緩和機能付カメラ | |
JP3014807B2 (ja) | カメラのバッテリーチェック回路 | |
JP3330633B2 (ja) | ストロボ充電電圧検出装置 | |
JP2995760B2 (ja) | 撮影条件を変更可能なカメラ | |
JPH0712980Y2 (ja) | 赤目防止制御装置 | |
JP2960800B2 (ja) | カメラのバッテリーチェック回路 | |
JP2725073B2 (ja) | カメラのストロボ制御装置 | |
JP2977358B2 (ja) | カメラ | |
JPS63231321A (ja) | カメラのストロボ充電制御装置 | |
JPH03144428A (ja) | 撮影装置 | |
JPH08166621A (ja) | カメラ | |
JP3495840B2 (ja) | カメラ | |
JP2976233B2 (ja) | ストロボ撮影における赤目防止装置 | |
JPS6057829A (ja) | カメラに内蔵されるフラツシユ装置 | |
JPH02105126A (ja) | ストロボ内蔵カメラ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |