JPH031172Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH031172Y2 JPH031172Y2 JP1985072697U JP7269785U JPH031172Y2 JP H031172 Y2 JPH031172 Y2 JP H031172Y2 JP 1985072697 U JP1985072697 U JP 1985072697U JP 7269785 U JP7269785 U JP 7269785U JP H031172 Y2 JPH031172 Y2 JP H031172Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dressing
- plate
- dressing plate
- suction table
- suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、半導体ウエハ、セラミツクス、ガ
ラス等のような脆性硬質材料からなる被加工物
に、溝入れ加工を行なつたり、あるいは切断分離
するための加工(以下単にダイシング加工とい
う)を行なうダイシングマシンにおいて、外周刃
を有するブレードをドレツシングする場合のドレ
ツシングプレート固定装置に関するものである。
ラス等のような脆性硬質材料からなる被加工物
に、溝入れ加工を行なつたり、あるいは切断分離
するための加工(以下単にダイシング加工とい
う)を行なうダイシングマシンにおいて、外周刃
を有するブレードをドレツシングする場合のドレ
ツシングプレート固定装置に関するものである。
ダイシングマシンにより被加工物にダイシング
加工を行なう場合の被加工物固定の方法として、
被加工物を載置するテーブルの中央部分にポーラ
スメタルのような多孔性物質を配設し、吸引作用
により被加工物をこの多孔性物質上に吸着固定す
る方法、あるいは多孔性物質の代わりに多数の小
孔を穿設した板材を配設し、これに被加工物を吸
着固定する方法等がある。
加工を行なう場合の被加工物固定の方法として、
被加工物を載置するテーブルの中央部分にポーラ
スメタルのような多孔性物質を配設し、吸引作用
により被加工物をこの多孔性物質上に吸着固定す
る方法、あるいは多孔性物質の代わりに多数の小
孔を穿設した板材を配設し、これに被加工物を吸
着固定する方法等がある。
ところで、上記したように外周刃を有するブレ
ードを高速回転させ、被加工物のダイシング加工
を行なうダイシングマシンにおいて、ブレードの
切れ味が低下した場合には、被加工物の代わりに
ドレツシングプレートを吸着テーブル上に固定
し、このドレツシングプレートを切断することに
よりブレードのドレツシングを行なう。ところ
が、第1図に示すように多孔性物質10等を配設
された吸着テーブル12上に、ドレツシングプレ
ート14を吸着固定しようとしても、多孔性物質
10に対し、ドレツシングプレート14が小さい
場合には、吸気効果がドレツシングプレート14
に作用せず、固定することが出来ない。そこで従
来は、ドレツシングが必要となつたときには、多
孔性物質10を配設した吸着テーブル12をダイ
シングマシンから取り外し、同心円等の吸着溝を
施したドレツシング専用の吸着テーブルと交換
し、これにドレツシングプレートを吸着固定させ
てドレツシングを行ない、再び被加工物吸着用テ
ーブルに交換し、ダイシング加工を継続するとい
う方法が採用されていた。従つてこの従来方法
は、ドレツシング専用の吸着テーブルを準備しな
ければならず不経済である上に、極めて作業性が
悪いという欠点があつた。
ードを高速回転させ、被加工物のダイシング加工
を行なうダイシングマシンにおいて、ブレードの
切れ味が低下した場合には、被加工物の代わりに
ドレツシングプレートを吸着テーブル上に固定
し、このドレツシングプレートを切断することに
よりブレードのドレツシングを行なう。ところ
が、第1図に示すように多孔性物質10等を配設
された吸着テーブル12上に、ドレツシングプレ
ート14を吸着固定しようとしても、多孔性物質
10に対し、ドレツシングプレート14が小さい
場合には、吸気効果がドレツシングプレート14
に作用せず、固定することが出来ない。そこで従
来は、ドレツシングが必要となつたときには、多
孔性物質10を配設した吸着テーブル12をダイ
シングマシンから取り外し、同心円等の吸着溝を
施したドレツシング専用の吸着テーブルと交換
し、これにドレツシングプレートを吸着固定させ
てドレツシングを行ない、再び被加工物吸着用テ
ーブルに交換し、ダイシング加工を継続するとい
う方法が採用されていた。従つてこの従来方法
は、ドレツシング専用の吸着テーブルを準備しな
ければならず不経済である上に、極めて作業性が
悪いという欠点があつた。
本考案は上記したような従来装置の欠点を解決
し、被加工物を吸着固定するためのテーブル上に
簡単にドレツシングプレートを吸着固定すること
のできる装置を提供するものである。
し、被加工物を吸着固定するためのテーブル上に
簡単にドレツシングプレートを吸着固定すること
のできる装置を提供するものである。
以下図面に従つて本考案の一実施例について説
明する。第2図は本考案の側断面図、第3図は同
平面図である。12は、その中央にポーラスメタ
ルのような多孔性物質10を配設した吸着テーブ
ル、16は中央位置にドレツシングプレート14
を挿入保持できる孔18を穿設されたドレツシン
グプレート保持板、20は前記ドレツシングプレ
ート保持板16およびドレツシングプレート14
を一体に貼り付けるためのフレキシブル性能を有
する素材からなり、上面に接着機能を有する接着
テープである。前記接着テープ20の大きさは、
前記多孔性物質10を覆うことの出来る大きさの
ものが使用される。
明する。第2図は本考案の側断面図、第3図は同
平面図である。12は、その中央にポーラスメタ
ルのような多孔性物質10を配設した吸着テーブ
ル、16は中央位置にドレツシングプレート14
を挿入保持できる孔18を穿設されたドレツシン
グプレート保持板、20は前記ドレツシングプレ
ート保持板16およびドレツシングプレート14
を一体に貼り付けるためのフレキシブル性能を有
する素材からなり、上面に接着機能を有する接着
テープである。前記接着テープ20の大きさは、
前記多孔性物質10を覆うことの出来る大きさの
ものが使用される。
すなわち、ダイシング加工を行う加工物、たと
えば、半導体ウエハを載置しているウエハリング
(ウエハをダイシング加工すると加工チツプがバ
ラバラになるため該リングの下に接着テープを貼
り、その上にウエハを載置して、ダイシング加工
するためのウエハ保持リング)の大きさと同等の
ものが使用される。
えば、半導体ウエハを載置しているウエハリング
(ウエハをダイシング加工すると加工チツプがバ
ラバラになるため該リングの下に接着テープを貼
り、その上にウエハを載置して、ダイシング加工
するためのウエハ保持リング)の大きさと同等の
ものが使用される。
このような構成において、ブレードの切れ味低
下によりドレツシングを必要とするときには、予
め接着テープ20上に一体に貼り付けられている
ドレツシングプレート保持板16およびドレツシ
ングプレート14を、吸着テーブル12上に載置
すれば、吸引作用が多孔性物質10を介して、接
着テープ20の全面に及び、従つてドレツシング
プレート14は吸着テーブル12上に吸着固定さ
れる。次いでドレツシングプレート14を切断す
ることによつて、ブレードのドレツシングを行な
つて後、接着テープ20、つまりドレツシングプ
レート14等を取り除いて被加工物のダイシング
加工を継続する。なお、上記実施例においては、
ドレツシングプレート保持板16に穿設された孔
は、ドレツシングプレート14の形状に合わせて
角孔となつているが、必ずしもこれに限らず、例
えば半導体ウエハに対してダイシング加工を行な
う場合の半導体ウエハを固定するメタルフレーム
のように円形孔であつてもよい。
下によりドレツシングを必要とするときには、予
め接着テープ20上に一体に貼り付けられている
ドレツシングプレート保持板16およびドレツシ
ングプレート14を、吸着テーブル12上に載置
すれば、吸引作用が多孔性物質10を介して、接
着テープ20の全面に及び、従つてドレツシング
プレート14は吸着テーブル12上に吸着固定さ
れる。次いでドレツシングプレート14を切断す
ることによつて、ブレードのドレツシングを行な
つて後、接着テープ20、つまりドレツシングプ
レート14等を取り除いて被加工物のダイシング
加工を継続する。なお、上記実施例においては、
ドレツシングプレート保持板16に穿設された孔
は、ドレツシングプレート14の形状に合わせて
角孔となつているが、必ずしもこれに限らず、例
えば半導体ウエハに対してダイシング加工を行な
う場合の半導体ウエハを固定するメタルフレーム
のように円形孔であつてもよい。
第4図は本考案の他の実施例であつて、22は
吸着テーブル12上の多孔性物質10を覆うこと
のできる大きさの、例えば合成樹脂のようなフレ
ツキシブルな板状部材で、この上に直接ドレツシ
ングプレートを接着固定するか、もしくは凹部を
設けて嵌合固定するものである。この実施例にお
いては、フレツキシブル部材22を使用している
ため、吸引作用により吸着テーブル上に密着固定
することができる。
吸着テーブル12上の多孔性物質10を覆うこと
のできる大きさの、例えば合成樹脂のようなフレ
ツキシブルな板状部材で、この上に直接ドレツシ
ングプレートを接着固定するか、もしくは凹部を
設けて嵌合固定するものである。この実施例にお
いては、フレツキシブル部材22を使用している
ため、吸引作用により吸着テーブル上に密着固定
することができる。
なお、上記いずれの実施例においても、中央に
は多孔性物質10を配設した吸着テーブルの例に
ついて説明したが、多数の小孔を穿設された板材
を配設した吸着テーブルの場合でも本考案は全く
同様に適用可能である。
は多孔性物質10を配設した吸着テーブルの例に
ついて説明したが、多数の小孔を穿設された板材
を配設した吸着テーブルの場合でも本考案は全く
同様に適用可能である。
以上詳述したように、本考案によれば、ドレツ
シングプレートを簡単な装置によつて、被加工物
を吸着固定するための吸着テーブル上に固定する
ことができるので、ドレツシングプレート専用の
吸着テーブルを別に準備しておくような不経済が
なく、かつドレツシング必要時に、その都度専用
の吸着テーブルと交換するというような作業上の
煩雑さもない、極めて実用的効果の高いドレツシ
ングプレート固定装置を提供することができた。
シングプレートを簡単な装置によつて、被加工物
を吸着固定するための吸着テーブル上に固定する
ことができるので、ドレツシングプレート専用の
吸着テーブルを別に準備しておくような不経済が
なく、かつドレツシング必要時に、その都度専用
の吸着テーブルと交換するというような作業上の
煩雑さもない、極めて実用的効果の高いドレツシ
ングプレート固定装置を提供することができた。
第1図は従来装置の側断面図、第2図は本考案
の側断面図、第3図は同平面図、第4図は本考案
の他の実施例側断面図。 10:多孔性物質、12:吸着テーブル、1
4:ドレツシングプレート、16:ドレツシング
プレート保持板、18:孔、20:接着テープ、
22:フレツキシブル部材。
の側断面図、第3図は同平面図、第4図は本考案
の他の実施例側断面図。 10:多孔性物質、12:吸着テーブル、1
4:ドレツシングプレート、16:ドレツシング
プレート保持板、18:孔、20:接着テープ、
22:フレツキシブル部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 高速回転するブレードにより、吸着テーブル
上に載置された被加工物に、ダイシング加工を
行なうダイシングマシンにおいて、前記吸着テ
ーブルの吸着面を覆うことができ、かつフレキ
シブルな性能の素材からなり、上面に接着機能
を有するテープにドレツシングプレートを固定
し、ドレツシング時には前記テープを吸着テー
ブル上に吸着固定することを特徴とするドレツ
シングプレート保持装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項の記載におい
て、前記テープ上のドレツシングプレートを中
央に挿入することのできる孔を形成されたドレ
ツシングプレート保持板をも有することを特徴
とするドレツシングプレート保持装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項の記載におい
て、前記テープはドレツシングプレートを固定
する面が平面もしくはドレツシングプレートを
嵌合固定するための凹部を形成してなるドレツ
シングプレート保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985072697U JPH031172Y2 (ja) | 1985-05-16 | 1985-05-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985072697U JPH031172Y2 (ja) | 1985-05-16 | 1985-05-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6239968U JPS6239968U (ja) | 1987-03-10 |
JPH031172Y2 true JPH031172Y2 (ja) | 1991-01-16 |
Family
ID=30916378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985072697U Expired JPH031172Y2 (ja) | 1985-05-16 | 1985-05-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH031172Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011183501A (ja) * | 2010-03-08 | 2011-09-22 | Disco Corp | 切削ブレードのドレッシング方法 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5013202B2 (ja) * | 2005-10-14 | 2012-08-29 | 旭硝子株式会社 | 研磨パッド用ツルーイング部材及び研磨パッドのツルーイング方法 |
JP5127270B2 (ja) * | 2007-03-09 | 2013-01-23 | 株式会社ディスコ | ドレッシング方法およびドレッサボード |
JP5226394B2 (ja) * | 2008-06-16 | 2013-07-03 | 株式会社ディスコ | フランジの端面修正方法 |
JP5384193B2 (ja) * | 2009-05-18 | 2014-01-08 | 株式会社ディスコ | 被加工物の保持ユニット |
JP2013093383A (ja) * | 2011-10-24 | 2013-05-16 | Disco Abrasive Syst Ltd | 板状物の保持方法及び板状物の加工方法 |
JP6376852B2 (ja) * | 2014-06-11 | 2018-08-22 | 株式会社ディスコ | ドレッシングボードの保持治具 |
JP7002287B2 (ja) * | 2017-11-01 | 2022-01-20 | 株式会社ディスコ | ドレッシング用ウェーハ及びドレッシング方法 |
JP7282466B2 (ja) * | 2019-07-18 | 2023-05-29 | 株式会社ディスコ | ドレッシング部材及びドレッシング方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4932071U (ja) * | 1972-06-29 | 1974-03-20 |
-
1985
- 1985-05-16 JP JP1985072697U patent/JPH031172Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011183501A (ja) * | 2010-03-08 | 2011-09-22 | Disco Corp | 切削ブレードのドレッシング方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6239968U (ja) | 1987-03-10 |
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