JP5013202B2 - 研磨パッド用ツルーイング部材及び研磨パッドのツルーイング方法 - Google Patents

研磨パッド用ツルーイング部材及び研磨パッドのツルーイング方法 Download PDF

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Description

本発明は研磨パッド用ツルーイング部材に関するものであり、板ガラス、特にディスプレイ用ガラス基板を研磨する研磨装置の研磨パッド(研磨部材)の形状を修正(最適化)するためのツルーイング部材及び研磨パッドのツルーイング方法に関する。
液晶ディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ用の薄板ガラス基板の製造方法の一つとして、フロート法といわれる成形法を用いた製造方法が知られている。この製造方法は、前記フロート法により溶融ガラスを板状に成形し、その後研磨装置によってガラス板の表面の微小な凹凸やうねりを研磨して除去することにより、厚さ0.5〜1.1mmの薄板状にする方法である。
最近のフラットパネルディスプレイ用薄板ガラス基板は、ディスプレイの大画面化に伴い一辺が2000mmを超えるような大型のものも製造されている。
ところで、本願出願人は、特許文献1において大型のフラットパネルディスプレイ用薄板ガラス基板を対象とする研磨装置を提案している。この研磨装置は、基板を吸着保持する吸着シートが取り付けられた膜体と、この膜体が取り付けられるキャリアとの間に加圧流体を供給し、吸着シートに吸着保持された基板を加圧流体の圧力により研磨定盤の研磨パッド(研磨部材)に押し付けて研磨するものである。
一般に、このような研磨装置では、使用前の研磨パッド及び所定枚数のガラス基板を研磨した後の研磨パッドに対して、その表面に存在する微小うねり等の凹凸を除去するため砥石(ツルーイング部材)を使用したツルーイング処理(形状修正処理)が施される。
また、一辺が2000mmを超えるような大型のガラス基板を研磨する研磨パッドは一体(1枚のパッド)で構成することができない。そのため、複数の小さな研磨パッドを研磨定盤に貼り合わせることにより大面積の研磨パッドとしている。しかし、複数の研磨パッドを貼り合わせることによって生じる各研磨パッド間の境界の段差部がガラス基板の品質に悪影響を与えるため、前記研磨パッドの段差部もツルーイング部材によって研削し除去しなければならない。
前記のツルーイング部材は、ガラス基板の形状に対応した矩形のベースプレート(金属シート)の全面に、ダイヤモンド砥粒を固定(電着)することにより構成されている。このツルーイング部材を研磨装置のキャリアに取り付けるとともに、前記キャリアを回転及び公転させ、研磨定盤を回転又は揺動させながら円形の研磨パッドに押し付けることにより研磨パッドをツルーイングする。
特開2004−122351号公報
しかしながら、ベースプレートの全面にダイヤモンド砥粒が電着された従来方式の前記のツルーイング部材では、研磨パッドの段差部を全て研削除去したときの研磨パッドの総研削量が必要以上に多いという問題があった。このように研磨パッドの総研削量が多いと、ツルーイング処理に長い時間を要するとともに、発泡ポリウレタン製の高価な研磨パッドの使用寿命が短くなる。
ツルーイング部材による研磨パッドの研削量は、研磨パッドとツルーイング部材の接触時間に比例する。例えば、全面にダイヤモンド砥粒が電着された従来のツルーイング部材の場合、その中央部は研磨パッドに常時接触している。そのため研磨パッドの中央部分は相対的な回転(自転)及び公転運動により常時研削される。一方、研磨パッドの周部は、相対的な公転運動の際、ツルーイング部材との接触が間欠的になるため常時研削されない。その結果、研磨パッドはツルーイング処理によって周部よりも中央部が多く研削される。
次に、小サイズの研磨パッドが貼り合わされて構成された大面積の研磨パッドの場合、研磨パッド中央部に存在する段差部は既に研削除去されていても、研磨パッドの周部の段差部は前述のように除去されにくいため、ツルーイング処理が継続される。その結果、研磨パッドの周部の段差部を研削するために研磨パッドの中央部を余計に研削することになる。そのため研磨パッドの全ての段差部を研削して除去したときの研磨パッドの総研削量が多くなり、研磨パッドの寿命が短くなるという問題があった。
また、従来のツルーイング部材は、ダイヤモンド砥粒がベースプレートの全面に電着されているため非常に高価なものであった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、小サイズの複数枚の研磨パッドが貼り合わされて構成された研磨パッド(研磨部材)を効率よく効果的にツルーイングすることができるツルーイング部材及び該ツルーイング部材を用いた研磨パッドのツルーイング方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、ベースプレート上に、砥粒が固定されて形成された砥粒固定部を有する研磨パッド用ツルーイング部材において、前記砥粒固定部が、前記ベースプレートの中心を通る直線上に位置し、かつ前記ベースプレートの中心に向かって細くなる楔形状であり、前記砥粒固定部の輪郭線上の一部が、前記ベースプレートの中心点上に位置するように複数設けられ、前記ベースプレートが矩形であり、前記砥粒固定部が、前記ベースプレートの対角線上に沿って位置し、かつ前記ベースプレートの中心に向かって細くなる楔形状であり、前記ベースプレートの中心点を挟んで少なくとも一対配置されていることを特徴とする研磨パッド用ツルーイング部材を提供する。
このように構成されたツルーイング部材によれば、該ツルーイング部材を回転及び公転させながら研磨パッドに押し付けることにより、研磨パッド全面において研磨パッドと砥粒の接触時間の差が小さくなる。そのため、研磨パッドの全面を均一に研削することができ、研磨パッドの中央部の過度の研削を防止することができる。したがって、本発明は、複数枚の小さな研磨パッドが貼り合わされて構成された研磨パッド、すなわち複数枚が貼り合わされその貼り合わせ部分に段差を有する研磨パッドであっても、効率よく効果的にツルーイングすることができる。
また、本発明のツルーイング部材は、前記ベースプレートが、複数の平板を水平方向に接合して構成されていることが好ましい。

さらに、本発明は、前記ツルーイング部材を、所定の回転軸を中心に回転させるとともに所定の公転軸を中心に公転させながら研磨パッドに押し付け、該研磨パッドの形状を修正する、研磨パッドのツルーイング方法を提供する。なお、本発明のツルーイング部材は、研磨パッドのドレッシングを行うことも可能である。
本発明の研磨パッド用ツルーイング部材及び研磨パッドのツルーイング方法によれば、ベースプレート上に、砥粒が固定されて形成された砥粒固定部を有する研磨パッド用ツルーイング部材において、前記砥粒固定部が、前記ベースプレートの中心を通る直線上に位置し、かつ前記ベースプレートの中心に向かって細くなる楔形状であり、前記砥粒固定部の輪郭線上の一部が、前記ベースプレートの中心点上に位置するように複数設けられているので、複数枚の小さな研磨パッドが貼り合わされて構成された研磨パッドを効率よく効果的にツルーイングすることができる。
第1の実施の形態の研磨装置の全体構造を示す平面図。 研磨ヘッドと研磨ステージの実施の形態を示す側面図。 研磨ヘッドの組立斜視図。 膜枠の膜体の三層構造を示す説明図。 摺動リングに対する膜枠の着脱構造を示す要部拡大断面図。 本実施形態のツルーイング部材の平面図。 図7に示したツルーイング部材の移動軌跡を示した説明図。 パターン1〜4のツルーイング部材の平面図を示した説明図。 パターン1〜4のツルーイング部材の評価を示したグラフ。
符号の説明
G…ガラス基板、10…研磨装置、12…コンベア、14…膜枠、16…ステージ、18…第1の研磨ステージ、20…第2の研磨ステージ、22…ステージ、24…ガラス基板搬出コンベア、26…膜枠洗浄ステージ、28…膜枠乾燥ステージ、30…膜枠返送コンベア、32…ロボット、33…アーム、34…吸着パッド、36…コンベア、38…膜体、40…上枠、42…下枠、44…気密保持層、46…強度保持層、48…平滑層、50…研磨ヘッド、51…本体ケーシング、52…キャリア、53…下部外周リング部、54…空気室、56…スピンドル、58…研磨パッド、60…研磨パッド、62…研磨定盤、64…回転軸、66…研磨定盤、68…回転軸、70…直動ガイド、72…ガイドレール、74…メンテナンスステージ、76…メンテナンスステージ、78…吊上リング、80…貫通孔、82…摺動リング、84…摺動リング吊具、86…吊上用皿ばね、88…吊上ばね、90…貫通孔、92…スクリュージャッキ、94…ストッパピン、96…ラインシャフト、98…噴射口、100…空気室、102…エア供給路、104…バルブ、106…エアポンプ、108…ピン、110…ヘッド部、112…フック、114…ピン、116…孔、118…ストッパ板、120…エア流路、122…挟持部材、124…挟みプレート、126…ポール、128…貫通孔、130…貫通孔、138…コンベア、140…ロボット、142…アーム、144…吸着ヘッド、146…コンベア、150、152、154…搬送装置、160…ガイドレール、170…ガイドレール、200…吸着シート、210…中間シート、220…ダイヤモンド砥粒、222…ステンレスシート(ベースプレート)、224…ツルーイング部材、226…砥粒固定部
以下、図面に従って本発明のツルーイング部材及びツルーイング方法の好ましい実施形態について詳説する。
図1に示す研磨装置10は、大型の液晶ディスプレイ用ガラス基板G(以下、単にガラス基板Gという。)の片面を所望の平坦度に研磨する研磨装置である。なお、前記ガラス基板Gとしては、例えば、一辺が2000mmを超え、厚さが0.5mm〜1.1mmのものを適用できる。
この研磨装置10は、未研磨のガラス基板Gを搬送するコンベア12、ガラス基板Gを膜枠14に貼着するステージ16、第1の研磨ステージ18、第2の研磨ステージ20、研磨が完了したガラス基板Gを膜枠14から取り外すステージ22、ガラス基板搬出コンベア24、膜枠洗浄ステージ26、膜枠乾燥ステージ28、及び膜枠返送コンベア30を主要部として構成されている。
また、研磨装置10には、ステージ16から第1の研磨ステージ18に膜枠14を搬送する搬送装置150、第1の研磨ステージ18から第2の研磨ステージ20に膜枠14を搬送する搬送装置152、及び第2の研磨ステージ20からステージ22に膜枠14を搬送する搬送装置154が設けられている。
コンベア12によって搬送されてきた未研磨のガラス基板Gは、ロボット32のアーム33に設けられた吸着パッド34に吸着され保持される。そして、アーム33の回転動作によってコンベア12からコンベア36に移載され、コンベア36によってステージ16に向けて搬送される。
ステージ16において、まず、ガラス基板Gが膜枠14に保持される。この保持方法について説明すると、膜枠14はステージ16において、ガラス基板貼着手段である昇降装置(図示しない)に保持されており、ガラス基板Gが膜枠14の下方に位置したところで、膜枠14が昇降装置により下降し、膜枠14に張設された図2の膜体38がガラス基板Gに押し付けられる。
膜体38の下面には、ガラス基板Gを自己吸着する多孔質の発泡ポリウレタン製吸着シート200が接着されているとともに、この吸着シート200と膜体38との間にポリカーボネイト製の中間シート210が介在して吸着シート200と膜体38の両者に接着されている。
ガラス基板Gは、前述した昇降装置による押圧力によって吸着シート200に相対的に押し付けられ、吸着シート200によって吸着・保持される。その後、膜枠14が図1の搬送装置150に保持されて、図3の第1の研磨ステージ18に搬送され、ここでキャリア52に取り付けられる。
図2に示したように、膜枠14は、膜体38を上枠40と下枠42との間で張設した後、上枠40と下枠42とをボルト(図示しない)で締結することによって構成される。なお、膜枠14や膜体38は円形に限定されるものではなく、矩形でもよい。
この膜体38は図4の如く気密保持層44、強度保持層46からなる二層構造に構成されている。気密保持層44は図2及び図5に示すように、その外周部がキャリア52の下部外周リング部53に密着されてキャリア52の空気室54との間で気密を保持するシート材である。シート材の材料としてはゴム類、シリコン類、フッ素樹脂、塩化ビニル(PVC)等のビニル系素材、ポリアミド系素材、及びウレタン系素材等が例示される。また、図4の強度保持層46は、気密保持層44を保持するとともに膜体38全体を張設する張力に耐え得る所定の引張強さを有するシート材である。また、その下面には中間シート210が接着されている。
強度保持層46の材料としては、アラミド繊維、ステンレス製金網、スチール金網、炭素繊維、ガラス繊維、ナイロン繊維、金属シート、樹脂シート等が挙げられる。特に、引張力に対する伸びが極めて少ないという理由でアラミド繊維が好ましい。
次に、図3に示す研磨ヘッド50について説明するが、第1の研磨ステージ18の研磨ヘッド50及び第2の研磨ステージ20の研磨ヘッド50は同一構造なので、同一の符号を付して説明する。
研磨ヘッド50は、本体ケーシング51にモータが内蔵され、このモータの出力軸が、鉛直方向に垂下されたスピンドル56に連結されて構成される。このスピンドル56にキャリア52が連結されている。したがって、キャリア52は自転する。また、本体ケーシング51は、昇降機構156を介してスライダ158に連結されている。この昇降機構156によって本体ケーシング51がスライダ158に対して昇降されることにより、キャリア52が第1の研磨ステージ18の研磨パッド58、及び第2の研磨ステージ20の研磨パッド60に対し進退移動されるとともに、膜枠14に貼着されたガラス基板Gを研磨パッド58、60に所定の研磨圧力で押圧することができる。
研磨パッド58は、発泡ウレタン製であり、一体(1枚のパッド)で構成することができないため、複数枚(例えば8枚)の小サイズの研磨パッドを研磨定盤62の上面に貼り付けることにより大面積の研磨パッドとしている。
研磨定盤62の下部には、モータ(図示しない)によって回転される回転軸64が連結される。また、研磨パッド60は、研磨定盤66の上面に貼り付けられ、研磨定盤66の下部には、モータ(図示しない)によって回転される回転軸68が連結されている。
さらに、本体ケーシング51は、公転駆動機構(図示しない)に連結され、所定の公転軸を中心とする公転半径で公転する機能も有している。したがって、キャリア52は前記公転軸を中心に公転する。なお、この公転駆動機構は、本体ケーシング51にプラネタリーギア機構を内蔵し、プラネタリーギア機構の出力軸をスピンドル56に連結することによっても構成できる。以上が各研磨ステージ18、20の構成であり、これらの研磨ステージ18、20によってガラス基板Gが研磨され、ガラス基板Gの表面の微小な凹凸やうねりが除去される。また、研磨パッド間の境界の段差部が後述するツルーイング部材によってあらかじめ研削除去される。
一方、第1の研磨ステージ18のスライダ158には、直動ガイド70、70が取り付けられている。直動ガイド70、70はガイドレール72、72に嵌合されている。このガイドレール72、72は、図1の如く第1の研磨ステージ18のスピンドル56やキャリア52をメンテナンスするメンテナンスステージ74に向けて配設されている。
また、図2の如く第2の研磨ステージ20のスライダ158にも同様に、直動ガイド70、70が取り付けられ、直動ガイド70、70はガイドレール160、160に嵌合されている。このガイドレール160、160は、図1の如く第2の研磨ステージ20のスピンドル56やキャリア52をメンテナンスするメンテナンスステージ76に向けて配設されている。
キャリア52は、図2の如くキャリア52の上部外周部に吊上リング78がボルト(図示しない)によって固定されている。吊上リング78のキャリア52の外周部から突出したフランジ部には、貫通孔80、80…が同心円上で等間隔に複数個形成され、これらの貫通孔80、80…に、摺動リング82の上面に突設された摺動リング吊具84が図5の如く下方から貫通される。また、摺動リング吊具84は、吊上リング78と吊上用皿ばね86との間に配置された吊上ばね88に貫通されるとともに、吊上用皿ばね86の貫通孔90に貫通され、スクリュージャッキ92に連結されている。
したがって、スクリュージャッキ92を動作させ、摺動リング吊具84を吊上ばね88の付勢力に抗して上方に引き上げると、摺動リング82がキャリア52に対して引き上げられる。これにより、摺動リング82に着脱自在に取り付けられた膜枠14が引き上げられて、膜体38に所定の張力が付与される。
張力付与の自動化に際しては、膜枠14と膜体38とを複数個用意し運用する。しかし、膜枠14に対して膜体38の初期張力には個体差があることが考えられること、また使用時間の違いにより、複数存在する膜体38、38…の初期張力の違いから、いかなる張力個体差を有する膜体38にも同等の使用張力を付与することは難しい。また、膜体38に過張力がかかってしまうと膜体38や周辺機器の破損にもつながる危険がある。これを解決するために、吊上ばね88の収縮量(吊上リング78と吊上用皿ばね86との間隔)を監視する。すなわち、スクリュージャッキ92の引き上げ量だけではなく、実際に膜体38に付与される張力を吊上ばね88の縮み量を監視することで測るものである。この吊上ばね88を有することで、膜体38に一定張力がかかるようにすることと、膜体38に過張力がかかることの防止とを同時に解決することができる。
なお、一定張力にするために、吊上ばね88の縮み量の測定が必要となるが、その一つの手段として、スクリュージャッキ92にラインシャフト96を介して連結されたモータ(図示しない)の電流値からトルクを算出し、スクリュージャッキ92の吊上力を間接的に取得し、これを管理することで膜体38に付与される張力を監視することができる。ラインシャフト96は、前記モータの駆動力をスクリュージャッキ92に伝達するシャフトである。また、符号94は、吊上リング78と吊上用皿ばね86との間に生じている吊上ばね88の反力を受けておくためのストッパピンである。
キャリア52には、図5の空気室54に加圧流体である圧縮エアを噴出する噴射口98、98…が複数形成される。これらの噴射口98、98…は、キャリア52の上面に形成された空気室100を介して、図3上で破線で示すエア供給路102に連通される。エア供給路102は、研磨ヘッド50に取り付けられたロータリジョイント(図示しない)を介して研磨ヘッド50の外部に延設され、バルブ104を介してエアポンプ106に接続されている。したがって、バルブ104を開放すると、エアポンプ106からの圧縮エアがエア供給路102、空気室100、及び噴射口98を介して空気室54に供給される。これにより、圧縮エアの圧力が膜体38を介してガラス基板Gに伝達され、この圧力によってガラス基板Gの全面が研磨パッド58、60に均一な圧力で押し付けられて研磨される。
一方、図2の如く膜枠14の上枠40には、複数のピン108、108…が同心円上で等間隔に突設され、これらのピン108の上端部に形成された、図5に示す大径のヘッド部110が、摺動リング82の下部に固定されたフック112に係合されることにより、膜枠14が摺動リング82に取り付けられる。ヘッド部110とフック112との係合力は、スクリュージャッキ92によって膜体38を張り上げた時の膜体38の反力によって強固になり、研磨時に膜体38から受ける研磨抵抗ではフック112からヘッド部110が外れない。
図1に示した第2の研磨ステージ20でガラス基板Gの研磨が終了すると、ここで膜枠14がキャリア52から取り外されて搬送装置154によりステージ22に搬送される。
キャリア52から膜枠14を取り外す方法は、まず、図5に示したスクリュージャッキ92を緩める方向に動作させ、膜体38の張力を解消する。次に、キャリア52に対して膜枠14を所定角度回動させてフック112からヘッド部110を取り外す。これにより、キャリア52から膜枠14が取り外される。
図1に示したステージ22では、搬送装置154で搬送されてきた膜枠14から、研磨が終了したガラス基板Gを取り外す。取り外されたガラス基板Gは、コンベア138によって搬送され、そして、ロボット140のアーム142に取り付けられた吸着ヘッド144に吸着され、ロボット140の動作によってガラス基板搬出用コンベア24に移載され、研磨装置10の外部に搬出される。
ガラス基板Gが取り外された膜枠14はコンベア146によって膜枠洗浄ステージ26に搬送され、ここで水により洗浄される。洗浄が終了した膜枠14は、コンベア148によって膜枠乾燥ステージ28に搬送され、ここで加熱されて乾燥される。そして、乾燥が終了した膜枠14は、膜枠返送コンベア30によってステージ16に搬送され、ガラス基板Gの貼着に再使用される。以上が研磨装置10の全体構成である。
一方、研磨パッド58、60に対しては、前述した段差部の研削・除去及び所定枚数処理後の表層の微小うねりの除去のために、使用前にツルーイング(形状修正)が施される。なお、ツルーイングとは、使用前及び所定枚数研磨後の研磨パッドに対し、その表層に生じた微小うねり、凹凸、段差等を研削・除去する処理のことをいう。このため、研磨装置10にはツルーイング部材が組み込まれている。ツルーイング部材は、研磨パッドの研磨面の基準になるため高精度が要求される。
本実施形態のツルーイング部材を図6に示す。本実施形態では、ベースプレートとしてのステンレスシート222にダイヤモンド砥粒220が電着された砥粒固定部を有する矩形のツルーイング部材224を取り付けることでツルーイングを実施する。すなわち、ガラス基板Gの研磨の際と同様に、膜枠14の吸着シート200に取り付けられたツルーイング部材224を加圧流体である圧縮エアによって均一に加圧し、円形の研磨パッド58、60に押し付けながら、ツルーイング部材224を回転(自転)させるとともに公転させ、且つ研磨パッド58、60を回転させることにより研磨パッド58、60のツルーイングを行う。なお、このツルーイング部材は、ガラス基板Gと略同一の形状を有していることが好ましい。
前述のように、ツルーイング部材による研磨パッドの研削量は、研磨パッドと砥粒の接触時間に比例する。したがって、ベースプレートの全面にダイヤモンド砥粒が電着された従来のツルーイング部材の場合、研磨パッドの周部は、相対的な公転運動により砥粒との接触が間欠的であるため常時研削されることはない。しかし、研磨パッドの中央部はツルーイング部材に常時接触しているため、相対的な回転及び公転運動により研磨パッドの中央部分は常時研削される。その結果、研磨パッドは周部よりも中央部が多く削られる。
一方、小サイズの研磨パッドが貼り合わされて構成された実施の形態の大面積の研磨パッド58、60の場合、前述のように、研磨パッド58、60の中央部に存在する段差部は既に研削除去されているにもかかわらず、研磨パッド58、60の周部の段差部が除去されていないためにツルーイング処理を継続しなければならない。その結果、研磨パッド58、60の周部の段差部を研削するために、研磨パッド58、60の中央部を余計に削らなければならないという問題があった。それ故に、研磨パッド58、60の段差部を全て研削・除去したときの研磨パッド58、60の総研削量が多くなり、研磨パッド58、60の使用寿命が無意味に短くなっていた。
これに対し、図6に示すように、本実施形態のツルーイング部材224は、ベースプレートとしてのステンレスシート222が矩形状に形成され、ダイヤモンド砥粒220を電着して形成された一対の砥粒固定部226、226が、ステンレスシート222の対角線上にステンレスシート222の中心Oに向かって細くなる楔形状に形成されている。また、ステンレスシート222は、サイズの制約によって一体(一つの部品)で構成することができないため、本実施形態では小サイズの9枚のステンレスシート(ベースプレート)A〜Iを接合することにより構成し、ステンレスシートA、E及びIにダイヤモンド砥粒220を固定(電着)して砥粒固定部を設けている。なお、本実施形態のツルーイング部材224は、砥粒固定部226、226をステンレスシート222の中心Oを挟んで一つの対角線上に一対形成したが、もう一つの対角線上に沿ってさらに一対配置してもよい。
このように構成されたツルーイング部材224によれば、図7の如くツルーイング部材224と研磨パッド58、60とを相対的に回転及び公転させながらツルーイング部材224を研磨パッド58、60に押し付けることにより、ツルーイング部材224が接触する研磨パッド58、60の全面(符号228で示す円内)において、研磨パッド58、60と砥粒固定部226間の接触時間が等しくなる。したがって、研磨パッド58、60の全面を均一に研削することができ、研磨パッド58、60の中央部の削り過ぎを防止できる。
したがって、本実施形態のツルーイング部材224を使用することにより、複数枚の小さな研磨パッドが貼り合わされて構成された研磨パッド58、60を効率よく効果的にツルーイングすることができる。
次に、図8、図9を参照して本実施形態のツルーイング部材224による研削量と、他のツルーイング部材による研削量を比較した結果を説明する。
まず、図8に示したパターン(pattern)1〜4のツルーイング部材について説明する。パターン1は、矩形のベースプレート(金属シート)の全面にダイヤモンド砥粒が電着形成された従来のツルーイング部材である。パターン2は、矩形のベースプレート(金属シート)の対角線上に、砥粒固定部が帯状となるようにダイヤモンド砥粒を電着したツルーイング部材である。パターン3は、矩形のベースプレート(金属シート)の対角線上に、前記ベースプレートの中心に向かって細くなる形状であるが、前記ベースプレートの中心において砥粒固定部が所定の幅を有するようにダイヤモンド砥粒を電着したツルーイング部材である。なお、パターン3のツルーイング部材は、砥粒固定部の輪郭線上の一部がベースプレート(金属シート)の中心点上に位置しないため、本発明のツルーイング部材には該当しない。パターン4は、矩形状ベースプレート(金属シート)の対角線上に、前記ベースプレート(金属シート)の中心に向かって細くなる楔形状(先鋭状)となるようにダイヤモンド砥粒を電着した本実施形態のツルーイング部材224である。
なお、本発明のツルーイング部材は砥粒固定部の実質的な有効面積が例示のパターン4と同じようになればよいので、例えばパターン3のツルーイング部材において砥粒固定部に切欠き部を設け、該切欠き部の形状や分布密度を変えることにより、この切欠き部を除いて得られる砥粒固定部をパターン4と同じようにすることができる。このようなツルーイング部材も本発明は包含する。
図9は、パターン1〜4のツルーイング部材によって研磨パッドを研削したときの研削量比を示したグラフであり、横軸に研磨パッド中央からの位置(mm)が示され、縦軸に研削量比が示されている。
なお、図9のグラフは、
(1) ツルーイング部材全体に付与される圧力が均一であるものとし、研削量は研磨パッドとツルーイング部材との間の相対速度に比例するものとすること、及び
(2) 相対的な揺動動作も無視するものとすること、
を前提条件として作成した。
また、計算方法の手順の概略は、
(A) ツルーイング部材の中心を原点としてX−Y軸をとり、同様に研磨パッドの中心を原点としてX’−Y’軸をとる。
(B) ツルーイング部材が角速度ωで公転し、同時にツルーイング部材が角速度Wで自転運動したときの時刻tにおける研磨パッドの任意の点(x’、y’)が、ツルーイング部材のどの位置と一致するかを計算する。
(C) ツルーイング部材の前記位置に砥粒固定部が存在するか否かを判断し、砥粒固定部が存在していなければ、研磨パッドの研削量をゼロとする。
(D) ツルーイング部材の前記位置に砥粒固定部が存在すればその時刻tにおける研磨パッドとツルーイング部材との間の相対速度を計算する。
(E) ツルーイング時間Tの間で研磨パッド上の任意の点(x’、y’)上に砥石が存在する時の相対速度を積算し、その位置での研削量比とする。
というものである。
上記(A)〜(E)の条件により算出された研削量比が図9に示されている。
図9によれば、パターン1のツルーイング部材においては、研磨パッドの中央部の研磨量が周部の研磨量と比較して圧倒的に多いため全ての段差を研削・除去するためには総研削量が増加することが判明した。また、パターン2、3のツルーイング部材では、パターン1のツルーイング部材と比較して総研削量は減少するものの、研磨パッドの中央部の研削量が他の部分の研削量と比較して明らかに増えるため研磨パッドの長寿命化を図ることはできない。
これに対してパターン4のツルーイング部材224は、研磨パッドの全面においてほぼ均一に研削することができるので、最低限の研削量で研磨パッドの段差を研削・除去できることが判明した。
以上により、本実施形態のツルーイング部材224によれば、複数枚の小さな研磨パッドが貼り合わされて構成された研磨パッド58、60を効率よく効果的にツルーイングすることができる。
本発明の研磨パッド用ツルーイング部材は、板ガラス、特にディスプレイ用ガラス基板を研磨する研磨装置の研磨パッド(研磨部材)の形状を修正(最適化)するのに好適である。

なお、2005年10月14日に出願された日本特許出願2005−300287号の明細書、特許請求の範囲、図面及び要約書の全内容をここに引用し、本発明の明細書の開示として、取り入れるものである。

Claims (4)

  1. ベースプレート上に、砥粒が固定されて形成された砥粒固定部を有する研磨パッド用ツルーイング部材において、
    前記砥粒固定部が、前記ベースプレートの中心を通る直線上に位置し、かつ前記ベースプレートの中心に向かって細くなる楔形状であり、
    前記砥粒固定部の輪郭線上の一部が、前記ベースプレートの中心点上に位置するように複数設けられ
    前記ベースプレートが矩形であり、
    前記砥粒固定部が、前記ベースプレートの対角線上に沿って位置し、かつ前記ベースプレートの中心に向かって細くなる楔形状であり、前記ベースプレートの中心点を挟んで少なくとも一対配置されていることを特徴とする研磨パッド用ツルーイング部材。
  2. 前記ベースプレートが、複数の平板を水平方向に接合して構成されていることを特徴とする請求項1に記載の研磨パッド用ツルーイング部材。
  3. 請求項1又は2に記載の研磨パッド用ツルーイング部材を用い、該ツルーイング部材を回転及び公転させながら研磨パッドに押し付け、該研磨パッドの形状を修正することを特徴とする研磨パッドのツルーイング方法。
  4. 前記ツルーイング部材をガラス基板用の吸着シートに吸着保持させて研磨パッドに押し付けることを特徴とする請求項3に記載の研磨パッドのツルーイング方法。
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