JPS6231230Y2 - - Google Patents

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JPS6231230Y2
JPS6231230Y2 JP1983169412U JP16941283U JPS6231230Y2 JP S6231230 Y2 JPS6231230 Y2 JP S6231230Y2 JP 1983169412 U JP1983169412 U JP 1983169412U JP 16941283 U JP16941283 U JP 16941283U JP S6231230 Y2 JPS6231230 Y2 JP S6231230Y2
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JP
Japan
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workpiece
jig
recess
shaped
ring
Prior art date
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JP1983169412U
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English (en)
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JPS6078236U (ja
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Publication of JPS6078236U publication Critical patent/JPS6078236U/ja
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、円盤状工作物の鏡面加工時に前記
工作物を保持する円盤状工作物の回転用保持装置
に関し、前記工作物の着脱を容易にし、かつ高精
度に前記工作物を回転させるようにすることを目
的とする。
一般に、コンピユータのメモリ等に適用される
磁気デイスクなどの円盤状工作物の鏡面加工を行
なう場合、保持装置により、前記工作物を保持す
ると同時に、前記工作物を回転し、ダイヤモンド
バイトを用いた鏡面切削あるいはラツピング等の
手法により前記工作物に表面あらさ0.01μmRa以
下の高品質の鏡面加工面が形成されている。
しかし、0.01μmRa以下の表面あらさを確保す
るには、切削用のバイトの歯先が欠け、あるいは
砥石に目詰まりが生じないように、バイト、砥石
の管理を行なわなければならず、非常に煩わしい
という欠点がある。
そこで、第1図に示すような鏡面加工装置によ
る鏡面加工が行なわれている。すなわち、同図に
おいて、1は回転用治具2に保持されたアルミ材
からなるドーナツ形の円盤状工作物、3は先端部
が断面U字状の工具、4は工具3の先端部の左右
の内面に装着された研摩材保持体、5は両保持体
4の内面に装着され砥粒の付着された通水性のあ
る柔軟性研摩材であり、両研摩材5は左右対称的
に配置されている。6はそれぞれ工具3の先端部
および両保持体4を貫通して形成された加工液7
の供給路であり、加工液7は表面張力60dyn/cm
以下でかつアルミ材の表面酸化抑制機能を有す
る。
そして、治具2により工作物1を回転させると
ともに、工作物1の両面に対称的に配置された研
摩材5を押し付け、加工液7を供給路6から研摩
材5を通して工作物1の表面に供給し、工具3と
ともに研摩材5を治具2の回転軸に対して垂直方
向に、一方向または往復方向に移動させ、工作物
1の鏡面加工を行なつている。
したがつて、工作物1であるアルミ材は、加工
液7で表面酸化が抑制されながら、研摩材5に付
着した砥粒により微小な切り込みが与えられると
ともに、削り取られた加工くずが通水性の研摩材
5を通つて排出されるため、研摩材5の目詰まり
が抑制され、さらに柔軟性研摩材5が弾性を有す
るため、工作物1および工具3等の振動が吸収さ
れ、振動による工作物1全面での表面あらさの分
布および加工量分布の均一化が図れる。
ところで、表面あらさ0.01μmRa以下の高品質
の鏡面を得るには、研摩材5の目詰まりを抑制す
ることが重要であることは勿論、これ以外に工作
物1の保持を高精度にすることも重要となり、第
1図に示す装置の場合、治具2により、工作物1
は回転時にぶれることなく精度よく保持されてい
るが、工作物1の着脱を容易に行なうことができ
ないため、生産能率が低くなるという欠点があ
る。
この考案は、前記の点に留意してなされたもの
であり、回転用治具の端部に形成され真空ポンプ
に連通した凹部と、前記治具の端面にばねを介し
て装着された押付用の輪状体と、前記凹部に該凹
部を閉塞して嵌挿された保持体と、該保持体の周
面に形成され前記輪状体との間で円盤状工作物を
挟持する係止部とを備えた円盤状工作物の回転用
保持装置を提供するものである。
したがつて、この考案の円盤状工作物の回転用
保持装置によると、回転用治具の端部に真空ポン
プに連通して形成された前記凹部に、該凹部を閉
塞して嵌挿された保持体を設け、前記保持体の周
面に輪状体との間で円盤状工作物を挟持する係止
部を形成したことにより、前記真空ポンプを作
動、作動停止させるのみで、前記保持体を前記治
具に吸着および吸着解除させることができ、前記
工作物の着脱を容易に行なうことが可能をなり、
取り扱いが容易になるとともに、前記治具の端面
にばねを介して前記輪状体を装着したことによ
り、前記工作物を高精度に保持でき、回転時の前
記工作物のぶれをなくし、高精度に前記工作物を
回転させることができる。
つぎに、この考案を、その1実施例を示した第
2図以下の図面とともに詳細に説明する。
それらの図面において、8は回転用治具、9は
治具8の左端部に形成された凹部、10は治具8
に形成され凹部9と真空ポンプ(図示せず)とを
連通する連通路、11は押付用の輪状体であり、
輪状体11に一体に形成された円筒体12が凹部
10に嵌挿されて輪状体11が治具8の左端面に
装着されている。
13は両端がそれぞれ治具8の左端面と輪状体
11の右側面とに係止された複数個のばね、14
は凹部9のほぼ中央部に形成された第1の段部、
15は段部14に形成された溝16内に配設され
たOリング、17は工作物保持体であり、基部1
8および鍔部19からなり、基部18が工作物1
の中央部の透孔に挿通されて凹部10に嵌挿さ
れ、基部18のほぼ中央部に形成された第2の段
部20がOリング16に圧接して凹部9を閉塞す
る。
21は鍔部19の周面に形成され輪状体11と
の間で工作物1を挟持する係止部、22は把持部
であり、保持体17の左側面に形成されており、
把持部22が把持されて保持体17の着脱が行な
われる。
そして、工作物1の前記透孔に保持体17の基
部18を挿通し、前記透孔の周縁を係止部21に
当接して工作物1を保持体17に装着するととも
に、基部18を凹部9に嵌挿して第2の段部20
をOリング15に当接したのち、前記真空ポンプ
を作動すると、凹部9および連通路10の圧力が
次第に低下して真空状態となり、凹部9、連通路
10の圧力と外部の圧力との差により保持体17
が治具8に吸着され、第2の段部20がOリング
15に圧接して保持体17により凹部9が密閉さ
れる。
このとき、保持体17の吸着により、輪状体1
1が各ばね13に抗して凹部9側に押されるた
め、輪状体11が各ばね13により保持体17側
に付勢され、輪状体11が工作物1に強く押し付
けられ、工作物1が係止部21と輪状体11との
間でがたつきなく挟持された状態となり、この状
態のまま治具8を第3図a中の矢印方向に回転す
ることにより、工作物1が回転する。
また、工作物1を保持体17から取り外す場
合、前記真空ポンプを停止させ、凹部9および連
通路10を真空リークすることにより、保持体1
7の治具8への吸着が解除され、工作物1を容易
に取り外すことができる。
したがつて、前記実施例によると、前記真空ポ
ンプを作動、作動停止させるのみで、保持体17
を治具8に吸着、吸着解除させることが可能とな
り、工作物1の着脱を容易に行なうことができ、
取り扱いが容易になり、生産性の向上を図ること
ができる。
また、保持体17の吸着時に、輪状体11が各
ばね13により付勢されて工作物1に強く押し付
けられるため、工作物1を高精度に保持でき、工
作物1をぶれることなく高精度に回転させること
が可能となり、高品質の鏡面を形成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般の鏡面加工装置を示し、同図aは
正面図、同図bは右側面図、第2図以下の図面は
この考案の円盤状工作物の回転用保持装置の1実
施例を示し、第2図は斜視図、第3図aは治具に
輪状体を装着した状態の一部切欠正面図、同図b
は同図aの左側面図、第4図aは保持体の一部切
欠正面図、同図bは同図aの左側面図である。 1……円盤状工作物、8……治具、9……凹
部、11……輪状体、13……ばね、17……保
持体、21……係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転用治具の端部に形成され真空ポンプに連通
    した凹部と、前記治具の端面にばねを介して装着
    された押付用の輪状体と、前記凹部に該凹部を閉
    塞して嵌挿された保持体と、該保持体の周面に形
    成され前記輪状体との間で円盤状工作物を挟持す
    る係止部とを備えた円盤状工作物の回転用保持装
    置。
JP1983169412U 1983-10-31 1983-10-31 円盤状工作物の回転用保持装置 Granted JPS6078236U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983169412U JPS6078236U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 円盤状工作物の回転用保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983169412U JPS6078236U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 円盤状工作物の回転用保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6078236U JPS6078236U (ja) 1985-05-31
JPS6231230Y2 true JPS6231230Y2 (ja) 1987-08-11

Family

ID=30370113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983169412U Granted JPS6078236U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 円盤状工作物の回転用保持装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS6078236U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6652358B1 (en) * 1999-05-07 2003-11-25 Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. Double-sided simultaneous grinding method, double-sided simultaneous grinding machine, double-sided simultaneous lapping method, and double-sided simultaneous lapping machine

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6078236U (ja) 1985-05-31

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