JPH0243019B2 - - Google Patents

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JPH0243019B2
JPH0243019B2 JP59267508A JP26750884A JPH0243019B2 JP H0243019 B2 JPH0243019 B2 JP H0243019B2 JP 59267508 A JP59267508 A JP 59267508A JP 26750884 A JP26750884 A JP 26750884A JP H0243019 B2 JPH0243019 B2 JP H0243019B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D31/00Use of speed-sensing governors to control combustion engines, not otherwise provided for
    • F02D31/001Electric control of rotation speed
    • F02D31/002Electric control of rotation speed controlling air supply
    • F02D31/003Electric control of rotation speed controlling air supply for idle speed control
    • F02D31/005Electric control of rotation speed controlling air supply for idle speed control by controlling a throttle by-pass
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • F02D41/12Introducing corrections for particular operating conditions for deceleration
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2200/00Input parameters for engine control
    • F02D2200/02Input parameters for engine control the parameters being related to the engine
    • F02D2200/10Parameters related to the engine output, e.g. engine torque or engine speed
    • F02D2200/1012Engine speed gradient

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は内燃エンジンのアイドル回転数フイー
ドバツク制御方法に関し、特にエンジンのアイド
ルへの急減速時にエンジンストールの防止を図つ
たアイドル回転数フイードバツク制御方法に関す
る。
(発明の技術的背景とその問題点) 従来、エンジンの負荷状態に応じて目標アイド
ル回転数を設定し、この目標アイドル回転数と実
際のエンジン回転数との差を検出しこの差が零に
なる様に差の大きさに応じてエンジンに補助空気
を供給してエンジン回転数を目標アイドル回転数
に保つように制御するアイドル回転数フイードバ
ツク制御方法は知られている。
しかし、斯かる方法において、スロツトル弁全
閉のエンジン減速時に、エンジン温度やヘツドラ
イト、エアコンデシヨナ等のエンジンに負荷を掛
ける負荷装置の作動状態に依存するエンジン負荷
の大きさに依つてはエンジン回転数が急激に低下
し、たとえその後上述のアイドル回転数フイード
バツク制御が開始されたとしてもエンジン回転数
の急激に応答するように補助空気量の制御が十分
に追随出来ずにエンジンストールが生じ易くな
る。
この対策として、エンジン回転数が上述のフイ
ードバツク制御が開始される回転数より高い所定
回転数となつたとき、エンジン回転数を略目標ア
イドル回転数に保持するに必要な補助空気量を予
めエンジンに供給するようにした方法が例えば特
開昭58−124052号により提案されている。
しかし、エンジンの減速時に、例えば、クラツ
チが切られてエンジンと駆動輪との係合が解除さ
れた場合、又はエンジンを空ぶかした場合には上
述の提案方法によりフイードバツク制御開始前に
予め補助空気を供給しておいてもエンジン回転数
が急減して(オーバシユートして)目標アイドル
回転数への制御遅れが生じる。斯かる場合を想定
してフイードバツク制御開始前に予め供給してお
く補助空気量を所定量増量しておくと、今度は逆
にエンジンの緩減速時にエンジン回転数が目標ア
イドル回転数になかなか到達せず(アンダーシユ
ートして)、やはり目標アイドル回転数への制御
遅れが生じる。
(発明の目的) 本発明は斯かる問題を解決せんがためになされ
たもので、第1の発明は、エンジンのアイドルへ
の急減速時に確実にエンジンストールの防止を図
ると共に、フイードバツク制御開始時の制御遅れ
を解消して円滑で安定したアイドル回転数フイー
ドバツク制御方法を提供することを目的とする。
第2の本発明は如何なる電気負荷が掛つてエン
ジン回転数が急減してもエンジンのアイドルへの
急減速時に確実にエンジンストールの防止を図る
ことを目的とする。
(発明の構成) 斯かる目的を達成するために第1の発明におい
ては、内燃エンジンの吸気系の絞り弁をバイパス
する補助空気通路に配設され、該補助空気通路を
介してエンジンに供給される補助空気量を調整す
る制御弁を目標アイドル回転数と実エンジン回転
数との偏差に応じてフイードバツク制御するアイ
ドル回転数フイードバツク制御方法において、前
記フイードバツク制御の目標アイドル回転数より
高い複数の所定判別回転数を設定し、エンジン回
転数を検出し、エンジンの前記目標アイドル回転
数に向う減速時にエンジン回転数が前記複数の所
定の判別回転数のいずれを横切つて低下したかを
判別し、エンジン回転数が前記判別した所定判別
回転数を横切つて低下したときエンジン回転数の
減速度合を検出し、前記エンジン回転数が横切つ
た所定判別エンジン回転数及び検出した前記エン
ジン回転数の減速度合に応じた前記制御弁の開弁
期間を決定し、斯く決定した開弁期間に亘つて前
記制御弁を開弁することを特徴とする内燃エンジ
ンのアイドル回転数フイードバツク制御方法が提
供される。
また、第2の発明では、少なくとも1つの電気
負荷装置を備える内燃エンジンの吸気系の絞り弁
をバイパスする補助空気通路に配設され、該補助
空気通路を介してエンジンに供給される補助空気
量を調整する制御弁を目標アイドル回転数と実エ
ンジン回転数との偏差に応じてフイードバツク制
御するアイドル回転数フイードバツク制御するア
イドル回転数フイードバツク制御方法において、
前記フイードバツク制御の目標アイドル回転数よ
り高い複数の所定判別回転数を設定し、前記少な
くとも1つの電気負荷装置がエンジンに掛ける負
荷の大きさを検出し、エンジン回転数を検出し、
エンジンの前記目標アイドル回転数に向かう減速
時にエンジン回転数が前記複数の所定判別回転数
のいずれを横切つて低下したかを判別し、エンジ
ン回転数が前記判別した所定判別回転数を横切つ
て低下したときエンジン回転数の減速度合を検出
し、前記エンジン回転数が横切つた所定判別回転
数及び検出したエンジン回転数の減速度合に応じ
た前記制御弁の開弁期間を決定し斯く決定した開
弁期間を、検出した電気負荷装置の負荷の大きさ
に応じて補正し、補正した開弁期間に亘つて前記
制御弁を開弁することを特徴とする内燃エンジン
のアイドル回転数フイードバツク制御方法が提供
される。
(発明の実施例) 以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の方法が適用される内燃エンジ
ンのエンジン回転数制御装置の全体を略示する構
成図であり、符号1は例えば4気筒の内燃エンジ
ンを示し、エンジン1には開口端にエアクリーナ
2を取り付けた吸気管3と排気管4が接続されて
いる。吸気管3の途中にはスロツトル弁5が配置
され、このスロツトル弁5の下流の吸気管3に開
口し大気に連通する空気通路8が配設されてい
る。空気通路8の大気側開口端にはエアクリーナ
7が取り付けられ又、空気通路8の途中には補助
空気量制御弁(以下単に「制御弁」という)6が
配置されている。この制御弁6は常閉型の電磁弁
であり、ソレノイド6aとソレノイド6aの付勢
時に空気通路8を開成する弁6bとで構成され、
ソレノイド6aは電子コントロールユニツト(以
下「ECU」という)9に電気的に接続されてい
る。
吸気管3のエンジン1と前記空気通路8の開口
8aとの間には燃料噴射弁10が設けられてお
り、この燃料噴射弁10は図示しない燃料ポンプ
に接続されていると共にECU9に電気的に接続
されている。
前記スロツトル弁5にはスロツトル弁開度
(θth)センサ11が、吸気管3の前記空気通路8
の開口8a下流側には管12を介して吸気管3に
連通する吸気管絶対圧(PBA)センサ13が、エ
ンジン1本体にはエンジン回転角度位置(Ne)
センサ14が夫々取付けられ、各センサはECU
9に電気的に接続されている。Neセンサ14は
各気筒の吸気行程開始時の上死点(TDC)に関
して所定クランク角度前のクランク角度位置でク
ランク角度位置信号(以下これを「TDC信号」
という)を順次発生させるもので、該TDC信号
はECU9に供給される。
符号15は例えばヘツドライト、電動ラジエー
タフアン、ヒータフアン等の電気装置を示し、こ
の電気装置の一方の端子はスイツチ15aを介し
て接続点16aに接続され、各他方の端子は接地
されている。接続点16aとアースとの間にはバ
ツテリ16、交流発電機17及び電気装置15の
負荷に応じて発電機17に界磁巻線電流を供給す
るレギユレータ18が並列に接続されている。レ
ギユレータ18の界磁電流出力端子18aは発電
状態検出器19を介して発電機17の界磁電流入
力端子17aに接続されている。発電状態検出器
19は発電機17の発電状態を表わす信号、例え
ば、レギユレータ18から発電機17に供給され
る界磁巻線電流の大きさに応じた電圧レベルを有
する信号Eを前記ECU9に供給する。
発電機17はエンジン1の出力軸(図示せず)
と機械的に接続され、エンジン1により駆動され
る。そして、スイツチ15aが閉成(オン)状態
になると発電機17から電気装置15に電力が供
給され、電気装置15が作動するために必要とす
る電力が発電機17の発電能力を超えると、不足
する電力はバツテリ16から補なわれる。
スロツトル弁開度センサ11、絶対圧センサ1
3、エンジン回転角度位置センサ14から夫々の
エンジン運転状態パラメータ信号並びに検出器1
9からの発電状態信号がECU9に供給される。
ECU9はこれらの入力信号波形を整形し、電圧
レベルを所定レベルに修正し、アナログ信号値を
デジタル信号値に変換する等の機能を有する入力
回路9a、中央演算処理回路(以下「CPU」と
いう)9b、CPU9bで実行される各種演算プ
ログラム及び演算結果等を記憶する記憶手段9
c、及び前記燃料噴射弁10及び制御弁6に駆動
信号を供給する出力回路9d等から構成されてい
る。そしてECU9はエンジン状態パラメータ信
号値及び発電状態信号値に基づいてエンジン運転
状態及び電気負荷等のエンジン負荷状態を判別
し、これらの判別した状態に応じてアイドル運転
時の目標アイドル回転数を設定すると共に、エン
ジン1への燃料供給量、即ち燃料燃料噴射弁10
の開弁時間と、補助空気量、すなわち制御弁6の
開弁デユーテイ比DouTとを夫々演算し、各演算
値に応じて燃料噴射弁10及び制御弁6を作動さ
せる駆動信号を出力回路9dを介して夫々に供給
する。
制御弁6のソレノイド6aは前記演算した開弁
デユーテイ比に応じた開弁時間に亘り付勢されて
弁6bを開弁して空気通路8を開成し開弁時間に
応じた所要量の補助空気が空気通路8及び吸気管
3を介してエンジン1に供給される。
燃料噴射弁10は上記演算値に応じた開弁時間
に亘り開弁して燃料を吸気管3内に噴射し、噴射
燃料は吸入空気と混合して所要の空燃比の混合気
がエンジン1に供給されるようになつている。
制御弁6の開弁時間を長くして補助空気量を増
加させるとエンジン1への混合気の供給量が増加
し、エンジン出力は増大してエンジン回転数が上
昇する。逆に制御弁6の開弁時間を短くすれば供
給混合気量は減少してエンジン回転数は下降す
る。斯くのごとく補助空気量すなわち制御弁6の
開弁時間を制御することによつてアイドル時のエ
ンジン回転数を制御することができる。
次に、本発明に依るアイドル回転数制御方法
を、第2図に示すエンジン回転数Ne及び制御弁
6の開弁デユーテイ比DouTの時間変化を参照し
て説明する。
本発明では、所定回転数NAと目標アイドル回
転数の上限値NHとの間に第1,第2,第3の判
別回転数NsA1,NsA2,NsA3が設定され、エンジ
ン回転数がこの各判別回転数を横切つて低下する
ときその横切る時点前後に検出したエンジン回転
数の差、すなわち減速度合ΔNeが検出される。
この減速度合ΔNeが所定判別値ΔNsAより大きい
とき、横切つた判別回転数及び減速度合ΔNeに
より決まる時間と、電気装置15の負荷の大きさ
により決まる時間との和に等しい時間に亘つて制
御弁6の開弁デユーテイ比DouTを所定値DsA(例
えば100%、制御弁6の開口面積によつては例え
ば80%でもよい)に設定して、補助空気量をエン
ジンへ供給する制御(以下これを「シヨツトエア
制御」という)が実行される。
より具体的には、まず、エンジンがスロツトル
弁全閉の減速状態にあり、エンジン回転数Neが
所定回転数NAを下廻るとき(第2図のt1時点)、
制御弁6の開弁デユーテイ比DouTはフイードバ
ツク制御(エンジン回転数が第2図の実線aに沿
つて減速したときt13〜t14時点間、一点鎖線bに
沿つて減速したときt8〜t14時点間、破線cに沿つ
て減速したときt11〜t14時点間で実行される制御)
開始時の初期値DxREF+DEに設定される(第2図
B)。そして、エンジン回転数Neが第2図Aの実
線aで示される緩減速ラインに沿つて減速する場
合にはエンジン回転数Neが時点(t5),(t9),
(t12)でそれぞれ第1、第2、第3の判別回転数
NsA1,NsA2,NsA3を横切つて低下したとき、そ
の都度、前記各判別回転数NsA1,NsA2,NsA3
横切つたときの回転数の減速度合ΔNeが求めら
れるが、この減速度合ΔNeは前記所定判別値
ΔNsAより小さい値を示し、従つてエンジンは、
いずれの判別回転数の時点においても緩減速状態
にあると判定して、エンジン回転数Neが前記所
定回転数NAを下廻つた時点(t1)から目標アイ
ドル回転数の上限値NHに到達し、フイードバツ
ク制御が開始される時点(t13)までの間、前記
初期値DxREF+DEに設定された開弁デユーテイ比
により引続き補助空気がエンジンに供給される
(これを「減速モード制御」という)。エンジン回
転数Neが前記所定回転数NAを下廻る時点から目
標アイドル回転数の上限値NHに至つて後述する
フイードバツクモードによる制御が開始されるま
での間に亘つて減速モードにより設定された補助
空気量を予めエンジンに供給することによつてエ
ンジン回転数が目標アイドル回転数を横切つて大
きく落込むことなく円滑にフイードバツクモード
による制御に移行させることが出来る。
エンジン回転数Neが目標アイドル回転数の上
限値NHを下廻る時点(t13)からはエンジン回転
数がこの上限値NHとこれにより所定回転数だけ
小さい下限値NL間に保持されるように目標アイ
ドル回転数と実エンジンの偏差に応じて制御弁6
の開弁デユーテイ比DouTがフイードバツク制御
される。
エンジンがアイドル状態からスロツトル弁5が
開弁されて加速状態に移行すると(第2図のt14
時点以降)、開弁デユーテイ比DouTはスロツトル
弁5が開弁される直前に設定された開弁デユーテ
イ比を初期値としてこの値が零になるまで漸減す
るように設定される(第2図Bのt14時点以降。
以下これを「加速モード制御」という。)スロツ
トル弁5が開弁されたときには制御弁6を介する
補助空気は不要であるが補助空気量を上述のよう
に漸減させることにより加速状態に円滑に移行さ
せることが出来る。
エンジン回転数Neが第2図Aの一点鎖線bで
示される急減速ラインに沿つて減速する場合には
エンジン回転数Neが前記第1の判別回転数NsA1
を横切つたとき(第2図のt2時点)のエンジン回
転数の減速度合ΔNeが前述と同様に所定判別値
ΔNsAと比較され、減速度合ΔNeがこの所定判別
値ΔNsAより大きい場合、エンジンは急減速状態
にあると判定される。斯かる場合、判別回転数
NsA1と減速度合ΔNeにより決まる時間TsAMと電
気装置15の負荷の大きさにより決まる時間
TsAEとの和TsA=TsAM+TsAEの時間、制御弁6
を所定開弁デユーテイ比DsA(100%)に設定して
補助空気量をエンジンへ供給する(t2′時点から
TsAの期間)。そして、このようなシヨツトエア
制御を前記判別回転数NsA1より低い判別回転数
NsA2,これより更に低い判別回転数NsA3をそれ
ぞれ横切つたとき(第2図のt3,t6時点)にも同
様に行う。但し、エンジン回転数が各判別回転数
NsA2,NsA3を横切つたとき、すでにシヨツトエ
ア制御が実行されている場合には、既に実行され
ているシヨツトエア制御が引続き実行される。第
2図では破線cは、第1の判別回転数NsA1を横
切つたとき(第2図のt4時点)は回転数の減速度
合ΔNeが十分小さく、従つて、シヨツトエア制
御を実行する必要がなく、その後に例えば、電気
装置15の負荷が加わつたためにエンジン回転数
が第1の判別回転数NsA1と第2の判別回転数
NsA2間で急減する場合のエンジン回転数変化を
示す。この場合エンジン回転数が第2の判別回転
数NsA2を横切つて低下したとき(第2図のt7
点)シヨツトエア制御が実行される(第2図Bの
t′7からTsAの期間)。そして、エンジン回転数Ne
が目標アイドル回転数である前記上限値NHを下
廻つても(t8時点)、判別回転数NsA2に関して設
定された所定期間TsAが経過していない場合には
前記所定の量の補助空気の供給(DouT=DsA)が
引続きフイードバツク制御に優先して実行され
る。所定期間TsAが経過したとき(t′10時点)、前
記開弁デユーテイ比DxREF+DEを初期値とするフ
イードバツク制御が開始される。斯くして、エン
ジン回転数Neがたとえ減速途中のいかなる時点
で急速に減少しても複数個の判別回転数において
実行されるシヨツトエア制御によりエンジン回転
数を目標アイドル回転数に円滑に且つ制御遅れな
く確実に移行させることが出来る。
第3図はECU9のCPU9bにおいて前記Neセ
ンサ15からのTDC信号が入力する毎に実行さ
れる制御弁6の開弁デユーテイ比DouTの演算手
順を示すプログラムフローチヤートである。
先ず、今回TDC信号と前回TDC信号の発生時
間間隔を表わし、エンジンの回転数Neの逆数に
比例する値Meが所定回転数NA(例えば1500rpm)
の逆数に対応する値MAより大きいか否かを判別
する(ステツプ1)。ステツプ1で判別結果が否
定(No)であれば(Me≧MA不成立)、すなわち
エンジン回転数Neが所定値NAより大きいとき
(第2図のt1時点以前)、補助空気の供給は不要で
あり制御弁6の開弁デユーテイ比DouTを零に設
定する(ステツプ2、開弁デユーテイ比DouT
零に設定して制御弁6を全閉にする制御モードを
「休止モード」という)。
ステツプ1で判別結果が肯定(Yes)であれば
(Me≧MA成立)、すなわちエンジン回転数Neが
所定値NAより小さいとき(第2図のt1時点以
降)、スロツトル弁5が実質的に全閉か否かを判
別する(ステツプ3)。スロツトル弁5が実質的
に全閉であれば、エンジン回転数Neの逆数に比
例する値Meが目標アイドル回転数の上限値NH
逆数に対応する値MHより大きいか否かを判別す
る(ステツプ4)。この判別結果が否定(No)で
あれば、すなわちエンジン回転数Neが目標アイ
ドル回転数の所定の上限値NHより大きいとき
(第2図の実線aのt1〜t13時点間又は一点鎖線b
のt1〜t8時点間又は破線cのt1〜t11時点間、後述
するように前回の制御ループがフイードバツクモ
ードでなければ(ステツプ5の判別結果が否定
(No))、ステツプ6に進み減速モードによる開弁
デユーテイ比DouTの演算を行なう。
この減速モードによる開弁デユーテイ比DouT
の演算は次式(1)に基づいて行われる。
DouT=DxREF ……(1) ここにDxREFは後述する制御弁6のフイードバツ
クモード制御時において第1図の電気装置15が
オフ状態になるときに設定される開弁デユーテイ
比DouTの平均値であり、又この値はフイードバ
ツクモードによる制御の開始時に適用される初期
値を与える基準値となる。DEは電気装置15の
負荷状態に応じて設定される補正値であり、即ち
電気負荷項であり、この電気負荷項を求める理由
は回転数NA以上ではエンジン回転数に与える電
気装置15の負荷の影響は比較的小さいが、エン
ジン回転数が、NA以下に減少するとエンジン回
転数に与える負荷としての影響が相対的に大きく
なるからである。
このためには、まず、ECU9の記憶手段9c
に記憶され開弁デユーテイ比DEx−発電状態信
号値Eテーブル図示せずから、第1図の発電状態
検出器19の出力信号値に応じてDEn値を読み
出す。
より具体的には、先ず、例えば第5図に示す基
準エンジン回転数(例えば700rpm)における開
弁デユーテイ比DEx−発電状態信号値Eテーブ
ルから発電状態信号値Eに応じた開弁デユーテイ
比DExを決定する。第5図のテーブルは発電状
態信号値としてE1(例えば1V),E2(例えば2V),
E3(例えば3V)及びE4(例えば4.5V)の斯く設定
値に対して基準補正値としての開弁デユーテイ比
がDE1(例えば50%),DE2(例えば30%),DE3(例
えば10%)及びDE4(例えば0%)の各値に設定
されている。そして発電状態信号検出値Eが隣接
する設定値間の値を示すときには内挿法による補
間計算により開弁デユーテイ比DEx値が演算さ
れる。
上述のようにして求めた基準エンジン回転数に
おけるDEx値は下式(2)に適用され、エンジン回
転数に応じた電気負荷項DEnが演算される。
DEn=KE×DEx ……(2) 補正計数KEは下式(3)に基づき基準エンジン回
転数(700rpm)の逆数に対応する値Mecと値Me
との偏差に応じて演算される値である。
KE=η×(Mec−Me)+1 ……(3) ここにηは定数(例えば8×10-4)である。こ
のように電気負荷項DEnが発電機の界磁巻線電
流に応じた発電状態を表わす信号値Eとエンジン
回転数Neとの関数として設定されるのは発電機
の作動時にエンジンに掛かる負荷の大きさは発電
機の発電量に比例し、この発電量は界磁電流の大
きさとエンジン回転数、即ち発電機のロータの回
転数との関数として与えられるためである。
フイードバツクモード制御の開始時に適用され
る前記基準値としてフイードバツクモードによる
制御時の開弁デユーテイ比の平均値DxREFを用い
ることにより、制御弁6等の性能特性のバラツキ
や、使用による制御弁6自身の性能の劣化あるい
はエアフイルタ7の目詰まりに起因する経年変化
により生じる実際に供給される補助空気量の変動
を解消させることが出来る。
エンジン回転数Neが低下してステツプ4での
判別結果が肯定(Yes)になれば(Me≧MH
立)、即ちエンジン回転数Neが目標アイドル回転
数の所定の上限値NH以下になれば(第2図の実
線a上のt13時点、一点鎖線b上のt8時点又は破線
c上のt11時点)、ステツプ7に進み、第2図の所
定期間TsAが経過したか否か、即ち後述するシヨ
ツトエアサブルーチンでセツトされるタイマの
TsA値が零になつたか否かを判別する。判別結果
が肯定(Yes)の場合にはステツプ8に進みフイ
ードバツクモードによる開弁デユーテイ比DouT
の演算が実行される一方、否定(No)の場合
(第2図の破線c上のt11〜t′11時点間)にはステ
ツプ6が実行される。
ステツプ8におけるフイードバツクモード時の
開弁デユーテイ比DouTの演算値は式(4)に示すよ
うに下記のものからなる。
DouT=DAIn+Dp……(4) 即ち、DouT値は積分制御項値DAIn及び比例制
御項値DAIn及び比例制御項値Dpからなり、今回
ループ時の積分制御項の値DAInは第1図のECU
9の記憶手段9cに記憶されている積分制御項の
前回値DAIn-1に、実エンジン回転数と目標アイド
ル回転数の差に応じて設定される補正値ΔDIと電
気装置15の負荷状態の変化に起因する補正値
DEを加算した値(DAIn=DAIn-1+ΔDI+DE)に
設定される。尚、スイツプ8が初めて実行される
ときには積分制御項の前回値DAIn-1は初期値とし
て前記ステツプ6で設定される開弁デユーテイ比
値(DxREF+DE)が設定される。比例制御項値Dp
は実エンジン回転数と目標アイドル回転数の差に
応じて設定される。
フイードバツクモードによるアイドル回転数制
御時に外乱や電気負荷の遮断等によつてエンジン
負荷が軽減されたエンジン回転数Neが目標アイ
ドル回転数上限値NHを越える場合がある。減速
モードによる制御を終了して一旦フイードバツク
モードによる制御が開始されると以後はスロツト
ル弁5が全閉である限りエンジン回転数Neが上
限値NHを越えてもフイードバツクモードによる
補助空気量制御を引き続き行つたとしてももはや
エンジルストールの生じる心配もないし、むしろ
フイードバツクモードによる制御の方が迅速で正
確な回転数制御が出来る。従つてエンジン回転数
Neが外乱や電気負荷の遮断等で目標アイドル回
転数の上限値NHを越えたとき、ステツプ4では
Me≧MHが成立せずと判別してステツプ5に進む
がステツプ5で前回の制御ループがフイードバツ
クモードで行われたか否かが判別され、前回ルー
プがフイードバツクモードであるので(判別結果
が肯定(Yes))ステツプ7及び8に進んで引き
続きフイードバツクモードによる制御が実行され
る。次に、フイードバツク制御によるアイドル運
転からスロツトル弁5が開弁されたとき(第2図
のt14時点)加速モードによる補助空気量制御が
行われる。即ち、前記ステツプ3での判別結果が
否定(No)となつた場合、ステツプ9に進み加
速モードによる開弁デユーテイ比の演算を行う。
この加速モードによる開弁デユーテイ比DouT
の演算は、アイドル運転からスロツトル弁5が開
弁されて加速運転に移行した場合に、制御弁6に
よる補助空気量の供給を急に停止せずにスロツト
ル弁5の開弁直前のフイードバツクモードによる
制御時に設定された積分制御項値DAIn-1を初期値
とし、その後TDC信号のパルス発生毎に前記初
期値が零になるまで所定値ΔDAccずつ漸減させる
ものである。
前記ステツプ2,6,8及び9のいずれかのス
テツプで開弁デユーテイ比DouTの演算を行つた
後、ステツプ10に進み、本発明に係る、第4図に
示すシヨツトエアサブルーチンを実行する。
まず、第4図のステツプ40で前回TDC信号パ
ルス発生時にシヨツトエア制御を実行したか否か
を判別する。ステツプ40での判別結果が否定
(No)のときはステツプ41乃至46において、
TDC信号の前回パルス発生時と今回パルス発生
時間でエンジン回転数が判別回転数NsA1,NsA2
又はNsA3を横切つて減少したか否かを判別する。
即ち、ステツプ41では今回TDC信号パルス発生
時のエンジン回転数の逆数に比例する値Menが
第1の判別回転数NsA1(例えば1100rpm)の逆数
に比例する値MsA1より大きいか否かを判別し、
ステツプ42ではTDC信号の前回パルス発生時の
エンジン回転数Neの逆数に比例する値Men-1
前記値MsA1より小さい(即ちNen-1>NsA1)か
否かを判別する。ステツプ41の判別結果が否定
(No)のときは(即ち、Ne≧NsA1)本サブプロ
グラムを終了する。ステツプ41及び42の判別結果
がいずれも肯定(Yes)のときは、エンジン回転
数がTDC信号の前回パルスと今回パルス間で前
記第1の判別回転数NsA1を横切つて減少したこ
とを意味し、かかる場合には後述するステツプ47
に進む。
TDC信号の前回パルス及び今回パルス発生時
にいずれも値Meが判別値MsA1より大きいとき、
即ち、Ne値が値NsA1以下のときステツプ43及び
44で前記ステツプ41及び42のときと同様にエンジ
ン回転数が第2の判別回転数NsA2を横切つて減
少したか否か判別する。即ち、今回TDC信号パ
ルス発生時の値Menが第2の判別回転数NsA2(例
えば1000rpm)の逆数に比例するMsA2より大き
いとき(ステツプ43においてMen>MsA2不成
立)、本サブプログラムを終了する。Men>MsA2
且つMen-1<MsA2(ステツプ44の判別結果が肯定
(Yes))のとき前記ステツプ47に進む。
同様に、TDC信号の前回パルスと今回パルス
発生時にいずれも値Meが判別値MsA2より大きい
とき、即ち、Ne値が値NsA2以下のときステツプ
45及び46で前記ステツプ43及び44のときと同様に
エンジン回転数が第3の判別回転数NsA3を横切
つて減少したか否かを判別する。即ち、今回
TDC信号パルス発生時の値Menが第3の判別回
転数NsA3(例えば800rpm)の逆数に比例する値
MsA3より大きいとき(ステツプ45においてMen
>MsA3不成立)、本サブプログラムを終る。Men
>MsA3且つMen-1<MsA3(ステツプ46の判別結果
が肯定(Yes))のとき前記ステツプ47に進む。
前記ステツプ47では今回TDC信号パルス発生
時に検出されるMen値と、今回TDC信号に対応
する気筒と同じ気筒に対する前回のTDC信号パ
ルスの発生時に検出した値Men-4(該検出値
Men-4はECU9の記憶手段9cに記憶されてい
る)からエンジン回転数の減速度合ΔMe(=Men
−Men-4)を求め、この値ΔMeが前記所定判別
値ΔNsAの逆数に対応する所定判別値ΔMesAより
大きいか否かを判別する。減速度合ΔMeを求め
るのに4TDC信号前の値Men-4を用いるのはNe
センサ14の製作誤差や取付け誤差を排除して
ΔMe値を求めるためであり、これらの誤差が許
容範囲であればMen-4値に代えて前回値Men-1
用いてもよい。ステツプ47の判別結果が肯定
(Yes)の場合、即ち、エンジン回転数の減速度
合ΔMeが所定判別値ΔMesAより大きい場合には
エンジンは急減速状態にあると判定する。そし
て、この場合には、ステツプ48に移つて前記電気
負荷項DEの値を演算すると共に、この電気負荷
項DEの値に応じて、即ち電気装置15の作動状
態に応じたシヨツトエア制御の設定時間TsAE
DE−TsAEテーブルから求める。
第6図はDE−TsAEテーブルを示し、TsAE値は、
このテーブルから明らかなように、DEの増大に
伴つて増大するように設定してある。更に、ステ
ツプ49に移つて第7図のMsA−ΔMeマツプより
回転数判別値MsA及びΔMe値に応じた設定時間
TsAMを決定する。第7図のMsA−ΔMeマツプは
各回転数判別値MsA1,MsA2,MsA3に対して夫々
ΔMe0(例えば、エンジン回転数の差ΔNeが
40rpm/TDCである値に対応する値)乃至ΔMe3
(例えば、エンジン回転数の差ΔNeが200rpm/
TDCである値に対応する値)の4段階に設定さ
れ、TsAi,jの値はiが増大し、jが減少する
に従つて小さくなるように設定してある。前記ス
テツプ48,49において求めたTsAE値及びTsAM値
から次式(5)よりシヨツトエアタイマtsAの設定時
間TsAを求める(ステツプ50)。
TsA=TsAM+TsAE ……(5) 次いで、ステツプ51においてシヨツトエアタイ
マtsAの設定時間TsAに亘る作動を開始させ、ステ
ツプ52に進む。ステツプ52ではtsAタイマの設定
時間TsAが経過したか否かを判別する。この判別
結果が否定(No)のときはステツプ53へ移つて
前記第3図のステツプS6又は8で設定された制
御弁6の開始デユーテイ比DouTを所定値DsA(100
%)に書き換え、本プログラムを終了する。そし
て、第3図のステツプ11において、上述のように
設定され開弁デユーテイ比DouTに基づいて制御
弁6が開弁駆動され、シヨツトエア制御が実行さ
れる(第2図のt′2) 次回ループでは第4図のステツプ40において、
肯定(Yes)と判別されるので、この場合には、
直ちにステツプ51に進み、設定時間が経過したか
否かが判別される。そして、設定時間TsAが経過
していない場合にはステツプ53が繰返し実行され
て開弁デユーテイ比DouTが所定値DsAに設定さ
れ、シヨツトエア制御が引続き実行される。ステ
ツプ52でtsAタイマの設定時間TsAが経過したと判
別されたときには前記ステツプ53をスキツプして
本プログラムを終了する。即ち、この場合には、
第3図のステツプ11において、ステツプ2,6,
8,及び9のいずれかで設定された開弁デユーテ
イ比DouTに基づいて制御弁6の開弁制御が実行
される。
尚、第4図のステツプ47において、ΔMe値が
判別値ΔMesAより小さいと判別されたとき、エ
ンジンは当該判別回転数NsAにおいて緩減速状態
にあることを意味し、前記ステツプ52に進む。斯
かる場合にはステツプ51のtsAタイマは作動して
いないのでステツプ52の判別結果は肯定(Yes)
となり、ステツプ53をスキツプして本プログラム
を終了することになり、開弁デユーテイ比DouT
は所定値DsAに書き換えられることはない。
(発明の効果) 以上、第1の本発明の内燃エンジンのアイドル
回転数フイードバツク制御方法によれば、フイー
ドバツク制御の目標アイドル回転数より高い複数
の所定判別回転数を設定し、エンジン回転数を検
出し、エンジンの前記目標アイドル回転数に向か
う減速時にエンジン回転数が前記複数所定の判別
回転数のいずれを横切つて低下したかを判別し、
エンジン回転数が前記判別した所定判別回転数を
横切つて低下したときエンジン回転数の減速度合
を検出し、前記エンジン回転数が横切つた所定判
別エンジン回転数及び検出した前記エンジン回転
数の減速度合に応じた前記制御弁の開弁期間を決
定し、斯く決定した開弁期間に亘つて前記制御弁
を開弁するようにしたので、エンジンのアイドル
への急減速時に確実にエンジンストールの防止が
行われると共に、フイードバツク制御開始時の制
御遅れを解消して円滑で安定したアイドル回転数
フイードバツク制御が達成される。
また、第2の本発明の内燃エンジンのアイドル
回転数フイードバツク制御方法によれば、少なく
とも1つの空気負荷装置がエンジンに掛ける負荷
の大きさを検出し、エンジン回転数を検出し、エ
ンジンの目標アイドル回転数に向かう減速時にエ
ンジン回転数が複数の所定判別回転数のいずれを
横切つて低下したかを判別し、エンジン回転数が
前記判別した所定判別回転数を横切つて低下した
ときエンジン回転数の減速度合を検出し、前記エ
ンジン回転数が横切つた所定判別回転数及び検出
したエンジン回転数の減速度合に応じた前記制御
弁の開弁期間を決定し斯く決定した開弁期間を、
検出した電気負荷装置の負荷の大きさに応じて補
正し、補正した開弁期間に亘つて前記制御弁を開
弁するようにしたので、如何なる電気負荷が掛つ
てエンジン回転数が急減してもエンジンのアイド
ルへの急減速時に確実にエンジルストールの防止
を達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法が適用される内燃エンジ
ンのアイドル回転数制御装置の全体構成を示すブ
ロツク図、第2図は本発明のアイドル回転数制御
方法を説明する、エンジン回転数Ne及び補助空
気量制御弁の開弁デユーテイ比DouTの時間変化
を示すタイミングチヤート、第3図は開弁デユー
テイ比DouTの演算手順を示すプログラムフロー
チヤート、第4図は本発明に係る、シヨツトエア
サブルーチンのプログラムフローチヤート、第5
図は発電状態信号値Eと開弁デユーテイ比Dxの
関係のテーブルを示すグラフ、第6図は電気負荷
項DEとシヨツトエアタイマの設定時間の設定時
間TsAEの関係のテーブルを示すグラフ、第7図
はシヨツトタイマの設定時間TsAMを設定するた
めのマツプ図である。 1…内燃エンジン、5…絞り弁(スロツトル
弁)、6…制御弁、9…電子コントロールユニツ
ト、9b…CPU、10…燃料噴射弁、14…エ
ンジン回転数(Ne)センサ、15…電気装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃エンジンの吸気系の絞り弁をバイパスす
    る補助空気通路に配設され、該補助空気通路を介
    してエンジンに供給される補助空気量を調整する
    制御弁を目標アイドル回転数と実エンジン回転数
    との偏差に応じてフイードバツク制御するアイド
    ル回転数フイードバツク制御方法において、前記
    フイードバツク制御の目標アイドル回転数より高
    い複数の所定判別回転数を設定し、エンジン回転
    数を検出し、エンジンの前記目標アイドル回転数
    に向かう減速時にエンジン回転数が前記複数の所
    定判別回転数のいずれを横切つて低下したかを判
    別し、エンジン回転数が前記判別した所定判別回
    転数を横切つて低下したときエンジン回転数の減
    速度合を検出し、前記エンジン回転数が横切つた
    所定判別回転数及び検出したエンジン回転数の減
    速度合に応じた前記制御弁を介する補助空気量を
    決定し前記制御弁を開弁することを特徴とする内
    燃エンジンのアイドル回転数フイードバツク制御
    方法。 2 エンジン回転数が前記フイードバツク制御の
    目標アイドル回転数により近い所定判別回転数を
    横切つて低下したとき、前記制御弁の補助空気量
    を開弁期間により決定し該開弁期間をより短い値
    に設定することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の内燃エンジンのアイドル回転数フイード
    バツク制御方法。 3 検出したエンジン回転数の減速度合が大きい
    程前記制御弁の開弁期間をより長い値に設定する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2
    項記載の内燃エンジンのアイドル回転数フイード
    バツク制御方法。 4 前記減速度合が所定値より大きいときにのみ
    前記制御弁の開弁を実行することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項乃至第3項記載の内燃エンジ
    ンのアイドル回転数フイードバツク制御方法。 5 少なくとも1つの電気負荷装置を備える内燃
    エンジンの吸気系の絞り弁をバイパスする補助空
    気通路に配設され、該補助空気通路を介してエン
    ジンに供給される補助空気量を調整する制御弁を
    目標アイドル回転数と実エンジン回転数との偏差
    に応じてフイードバツク制御するアイドル回転数
    フイードバツク制御方法において、前記フイード
    バツク制御の目標アイドル回転数より高い複数の
    所定判別回転数を設定し、前記少なくとも1つの
    電気負荷装置がエンジンに掛ける負荷の大きさを
    検出し、エンジン回転数を検出し、エンジンの前
    記目標アイドル回転数に向かう減速時にエンジン
    回転数が前記複数の所定判別回転数のいずれを横
    切つて低下したかを判別し、エンジン回転数が前
    記判別した所定判別回転数を横切つて低下したと
    きエンジン回転数の減速度合を検出し、前記エン
    ジン回転数が横切つた所定判別回転数及び検出し
    たエンジン回転数の減速度合に応じた前記制御弁
    の開弁期間を決定し斯く決定した開弁期間を、検
    出した電気負荷装置の負荷の大きさに応じて補正
    し、補正した開弁期間に亘つて前記制御弁を開弁
    することを特徴とする内燃エンジンのアイドル回
    転数フイードバツク制御方法。 6 前記エンジンは、エンジンにより駆動され、
    前記電気負荷装置に電力を供給する発電装置を備
    え、前記電気負荷装置が前記エンジンに掛ける負
    荷の大きさはエンジン回転数と前記発電装置の発
    電状態を表わすパラメータ値とに基づいて検出さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載
    の内燃エンジンのアイドル回転数フイードバツク
    制御方法。
JP59267508A 1984-12-20 1984-12-20 内燃エンジンのアイドル回転数フイ−ドバツク制御方法 Granted JPS61145340A (ja)

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