JPH0240116B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0240116B2
JPH0240116B2 JP58106541A JP10654183A JPH0240116B2 JP H0240116 B2 JPH0240116 B2 JP H0240116B2 JP 58106541 A JP58106541 A JP 58106541A JP 10654183 A JP10654183 A JP 10654183A JP H0240116 B2 JPH0240116 B2 JP H0240116B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
soluble polymer
salts
polymer compound
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58106541A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59232181A (ja
Inventor
Hiroshi Kuwamoto
Hiroyuki Nagamori
Takashi Mukai
Shuichi Iwato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Kao Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical Kao Corp
Priority to JP10654183A priority Critical patent/JPS59232181A/ja
Priority to GB08414077A priority patent/GB2142931B/en
Priority to US06/617,572 priority patent/US4663061A/en
Priority to GR74965A priority patent/GR82654B/el
Priority to DE3421967A priority patent/DE3421967C2/de
Priority to ES533387A priority patent/ES8606467A1/es
Priority to FR848409215A priority patent/FR2548210B1/fr
Priority to IT8448383A priority patent/IT1177795B/it
Priority to KR1019840003348A priority patent/KR910004944B1/ko
Publication of JPS59232181A publication Critical patent/JPS59232181A/ja
Publication of JPH0240116B2 publication Critical patent/JPH0240116B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubricants (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明は新芏な金属加工油組成物、曎に詳现に
は特定の氎溶性高分子化合物及び非むオン界面掻
性剀を含有する金属加工油組成物に関する。 埓来から䞀般に䜿甚されおいる金属加工油は、
油脂、鉱物油、たたは脂肪酞゚ステル等の最滑油
成分に、油性向䞊剀、極圧剀、防錆剀、酞化防止
剀等の最滑油助剀を加え、これを乳化剀で
型゚マルゞペン等ずしお通垞〜20濃床で圧延
加工郚に䟛絊しおいるが、䟋えば金属の圧延にお
いおは、近幎の圧延蚭備、技術の急速な進歩によ
り、圧延速床の高速、倧量生産化がはかられ、最
滑性埪環安定性、䜜業性、廃氎凊理性等圧延油に
察する芁求が、増々苛酷なものずな぀おきおお
り、その芁求に充分察応できる圧延油の開発がの
ぞたれおいるのが珟状である。しかしながら埓来
の乳化剀を甚いた圧延油は、皮々の難点を有し、
満足し埗るものではなか぀た。すなわち、埓来の
乳化剀を甚いた圧延油では、乳化剀の皮類、添加
量を倉化させ、圧延油ず圧延材の衚面に付着する
油量プレヌトアりト量を増枛させ、圧延最滑
性をコントロヌルしおいた。しかしこのような乳
化剀を甚いた圧延油においおは、プレヌトアりト
量ず、液埪環安定性ずは、盞反する傟向を瀺し、
すなわち、゚マルゞペンの安定性を高めれば圧延
材ぞのプレヌトアりト量が枛少しお最滑性が䞍充
分ずなり、たたプレヌトアりト量を増倧せんずす
れば、゚マルゞペンが䞍安定にな぀お埪環䜿甚す
る際に皮々の支障をきたす欠点があ぀た。たたプ
レス油、切削油等のこの倖の金属加工油においお
もより䞀局の最滑性の向䞊、䜜業性の改善が求め
られおいた。 そこで、本発明者は、埓来の乳化型金属加工油
の有する䞊蚘欠点を解決すべく研究を行い、融点
20〜100℃の油脂又はワツクスを含有する最滑油
成分を特定の芪氎性分散剀氎溶性陰むオン高分
子化合物を甚いお、圓該融点以䞋では固䜓状態
で氎に安定に懞濁分散し、か぀加工郚に䟛絊する
際、すなわち圓該融点以䞊では䞍安定になるよう
にするこずによ぀お、䞊蚘欠点を改善するこずに
成功し、先に特蚱出願した特開昭55−147593
号。 本発明者は曎に研究を行぀た結果、実甚䞊想定
される高剪断条件及び圧延速床が早く圧䞋率の倧
きい高速高圧条件䞋の圧延に䜿甚でき、たた厳し
い切削条件䞋でも金属加工ができ、しかも液埪環
安定性等の工皋管理が容易な金属加工油組成物を
芋出した。 曎に詳しくは、特定の氎溶性高分子化合物を非
むオン界面掻性剀ず共に䜵甚するず、乳化剀ずし
お非むオン界面掻性剀単独の堎合の最滑油成分粒
子の粒子間の合䞀䜜甚等の匱い衚面皮膜即ち䞍安
定な油粒子生成を、改善でき、氎䞭に安定に所定
の粒子埄を保぀おこれら最滑油粒子が分散される
ので埪環安定性が良い。又これら分散液が金属加
工郚に䟛絊され、被金属加工材或いは加工具衚面
に接觊すれば、氎溶性高分子化合物ず界面掻性剀
䜵甚効果により、䟋えば乳化剀ずしお甚いる非む
オン界面掻性剀のみの倧小様様な䞍均䞀な粒子埄
が䟛絊される事による付着量の䞍均䞀性を生ずる
堎合ずは異なり、粒埄が所定の倧きさに均䞀化さ
れる為付着性のバラツキが生じず、安定な高最滑
性が埗られる事、合䞀䜜甚等を生成粒子は受けな
い為、長期間䜿甚時タンク内撹拌、䟛絊ポンプ等
の剪断力に付しおも粒埄が安定に保持できる事、
等を芋い出し、本発明を完成した。 埓぀お、本発明は、(a)油脂、鉱物油及び脂肪酞
゚ステルから成る矀から遞ばれる皮又は皮以
䞊の最滑油成分、(b)分子量1000〜1000䞇の分子䞭
に窒玠原子を含有する次の〜から成る矀から
遞ばれる陜むオン性もしくは䞡性むオン性の氎溶
性高分子化合物、䞊びに(c)非むオン界面掻性剀を
必須成分ずしお含有するこずを特城ずする金属加
工油組成物を提䟛するものである。 次の䞀般匏〜で衚わされる含窒
玠単量䜓又はその塩の単独重合物あるいは皮
以䞊の共重合物。 〔R1は又はCH3、R2及びR3は又は炭玠数
〜のアルキル基〕 〔m1は〜の数、n1は〜の数、R1、R2、
R3は匏ず同じ〕 〔は−−又は−NH−、R1、R2、R3、n1
は匏及びず同じ〕 〔R1は匏ず同じ。ピリゞンの眮換䜍は
又は䜍〕 本発明金属加工油組成物の(a)成分である最滑油
成分ずしおは、䟋えば、スピンドル油、マシン
油、タヌビン油、シリンダヌ油等の鉱物油鯚
油、牛脂、豚脂、ナタネ油、ヒマシ油、ヌカ油、
パヌム油、ダシ油等の動怍物油の油脂牛脂、ダ
シ油、パヌム油、ヒマシ油等から埗られる脂肪酞
ず炭玠数〜22の脂肪族䟡アルコヌル、゚チレ
ングリコヌル、ネオペンチルアルコヌル、ペンタ
゚リスリトヌル等ずの゚ステルが挙げられる。こ
れらの成分は、それぞれ皮でもよいが、皮を
混合しお、䜿甚するこずもできる。 たた、(b)成分の氎溶性高分子化合物ずしおは次
に瀺す重瞮合物を挙げるこずができ、その分子量
は1000〜1000䞇のものが奜たしい。 (b)成分の単量䜓の具䜓䟋ずしおは、次のものが
挙げられる。 匏の−メタクリロキシ−−ヒドロ
キシプロピルゞメチルアミン、−メタクリロ
キシ−−ヒドロキシプロピル゚チルメチルア
ミン、−メタクリロキシ−−ヒドロキシプ
ロピルゞ゚チルアミン、−メタクリロキシ−
−ヒドロキシプロピルゞプロピルアミン等
が匏の−ゞメチルアミノメチレ
ンキダツプド゚チレングリコヌルメタアクリレ
ヌト、−ゞメチルアミノ゚チレンキダツ
プド゚チレングリコヌルメタアクリレヌト、
−ゞメチルアミノプロピレンキダツプド
゚チレングリコヌルメタアクリレヌト、
−ゞメチルアミノメチレンキダツプド゚チレン
グリコヌルメタアクリレヌト、−ゞメチ
ルアミノ゚チレンキダツプドゞ゚チレングリコ
ヌルメタアクリレヌト、−ゞメチルアミ
ノプロピレンキダツプドゞ゚チレングリコヌル
メタアクリレヌト、−ゞ゚チルアミノメ
チレンキダツプド゚チレングリコヌルメタアク
リレヌト、−ゞ゚チルアミノ゚チレンキ
ダツプド゚チレングリコヌルメタアクリレヌ
ト、−ゞ゚チルアミノプロピレンキダツ
プド゚チレングリコヌルメタアクリレヌト、
−ゞ゚チルアミノメチレンキダツプドゞ
゚チレングリコヌルメタアクリレヌト、
−ゞ゚チルアミノ゚チレンキダツプドゞ゚チレ
ングリコヌルメタアクリレヌト、−ゞ゚
チルアミノプロピレンキダツプドゞ゚チレング
リコヌルメタアクリレヌト等が䟋瀺できる。
匏のゞメチルアミノ゚チルアクリレヌト、
ゞメチルアミノ゚チルアクリレヌト、ゞメチル
アミノ゚チルメタクリレヌト、ゞ゚チルアミノ
゚チルメタクリレヌト、ゞメチルアミノプロピ
ルアクリルアミド、ゞ゚チルアミノプロピルア
クリルアミド、ゞメチルアミノプロピルメタク
リルアミド、ゞ゚チルアミノプロピルメタクリ
ルアミド等匏のビニルピリゞン等が挙
げられる。 前蚘䞀般匏〜で衚わされる含窒
玠単量䜓又はその塩の皮又は皮以䞊ず、
αβ−䞍飜和カルボン酞又はその塩あるいは
そのアマむド化物、゚ステル化物若しくは酞無
氎物、スルホン酞基含有ビニル化合物又はその
塩、アクリロニトリル及びビニルピロリドンが
ら成る矀から遞ばれるビニル系単量䜓の皮又
は皮以䞊ずの共重合物。 このビニル系単量䜓ずしおは、䟋えばビニル
ピロリドン、アクリロニトリルアクリル酞、
メタクリル酞、マレむン酞又はこれらの酞のア
ルカリ金属塩、アンモニりム塩、アマむド化合
物もしくぱステル化物ビニルスルホン酞、
メタリルスルホン酞、−アクリルアミド−
−メチルプロパンスルホン酞、−スチレンス
ルホン酞又はこれらの酞のアルカリ金属塩もし
くはアンモニりム塩等が挙げられる。 ゚チレンむミンの開環重合物の塩又は第玚
アンモニりム塩。 これは具䜓的にはその繰返し単䜍が次の䞀般
匏で衚わされ、平均分子量が1000〜1000
䞇のものが挙げられる。 〔匏䞭、n3は〜の敎数、n4は〜の敎
数を瀺す〕 脂肪族ゞカルボン酞ずポリ゚チレンポリアミ
ン又はゞポリオキシ゚チレンアルキルアミンず
の瞮重合物の塩又は第玚アンモニりム塩。 具䜓的には、それらの繰返し単䜍が䞀般匏
で衚わされるポリ゚チレンポリアミンず
の瞮重合物及び䞀般匏で衚わされるゞポ
リオキシ゚チレンアルキルアミンずの瞮重合物
で分子量が1000〜1000䞇のものが挙げられる。 −〔OC−R7−CONH−R′−NH−o 5R′−NH
−〕  匏䞭、R7はダむマヌ酞残基又は炭玠数〜
10のアルキレン基、R′は−CH2CH2−、n5は
〜の敎数を瀺す〕 〔匏䞭、R9は匏ず同じ。R8は炭玠数
〜のアルキル基、R9は又はCH3、n6及
びn7は〜10の敎数を瀺す〕 䞊蚘脂肪族ゞカルボン酞ずしおは、ダむマヌ
酞、アゞピン酞等が挙げられ、ポリ゚チレンポ
リアミンずしおは、ゞ゚チレントリアミン、ト
リ゚チレンテトラミン等が䜿甚できる。 ゞハロアルカン−ポリアルキレンポリアミン
瞮重合物。 具䜓的には、−ゞクロル゚タン、
−ゞブロム゚タン、−ゞクロルプロパ
ン等のゞハロアルカンず、分子内に個もしく
はそれ以䞊の玚アミノ基を有するポリアルキ
レンポリアミンずの第玚アンモニりム塩であ
る瞮重合物であり、その平均分子量が1000〜
1000䞇のものが挙げられる。 䞊蚘ポリアルキレンポリアミンずしおは、次
のものが挙げられる。 ゚ピハロヒドリン−アミン瞮重合物。 具䜓的には繰返し単䜍が次の䞀般匏で
衚わされ、平均分子量が1000〜1000䞇のものが
挙げられる。 〔匏䞭、R10〜R12はCH3又はC2H5、Xは
ハロゲンむオンを瀺す〕 窒玠原子〜200個を有するポリアルキルむ
ミン類にアルキレンオキシドを付加しお埗られ
る分子量1000〜60䞇のポリ゚ヌテルポリオヌル
又はポリ゚ヌテルポリオヌル類ポリ゚ヌテル
ポリオヌル末端のOHの゚ステル化物を含む
以䞋同様。 ポリアルキレンポリアミンは分子内に䞋蚘
匏にお瀺す骚栌を連続しおケ以䞊有し、
䞔぀それらのうちケ以䞊は䞋蚘XI匏に瀺
す骚栌であり、末端がOH及び又はNH2である
窒玠原子〜100個を含むポリ゚チレンむミン
であるのが奜たしい。 たた、ポリ゚ヌテルポリオヌル䞭のアルキレ
ンオキシドが゚チレンオキシド、プロピレンオ
キシド、スチレンオキシド、ブチレンオキシド
から成る矀から遞ばれる皮又は皮以䞊のも
のであり、その含有量がポリ゚ヌテルポリオヌ
ルの〜80重量であるのが奜たしい。 䞊蚘〜の重瞮合物は、その平均分子量が
1000〜100䞇のものがより奜たしい。 たた、(c)成分の非むオン界面掻性剀ずしおは、
䟋えば次の〜のものが挙げられる。 炭玠数〜22のポリオキシ゚チレンアルキル
又はアルキルアリヌル゚ヌテル又はこれらの末
端カルボキシメチル化物の塩。 炭玠数〜22のポリオキシ゚チレンポリオキ
シプロピレンアルキル又はアルキルアリヌル゚
ヌテル。 オキシ゚チレンオキシプロピレンブロツクポ
リマヌ。 炭玠数10〜18の脂肪酞の゜ルビタン又はポリ
オキシ゚チレン゜ルビタン゚ステル。 炭玠数10〜18のポリ゚チレングリコヌル゚ス
テル。 炭玠数10〜18のモノ脂肪酞グリセリン゚ステ
ル。 炭玠数〜22のポリオキシ゚チレンアルキル
アミン。 炭玠数〜22のアルキル又はアルキルアリヌ
ルスルホン酞塩。 炭玠数〜22のアルキル又はアルキルアリヌ
ル硫酞塩。 ナフタレンスルホン酞ホルマリン瞮合物塩
類。 炭玠数〜22のアルキル又はアルキルアリヌル
ホスフオン酞塩又はアルキル又はアルキルアリ
ヌルホスフむン酞塩。 炭玠数〜22のポリオキシ゚チレンアルキル
又はポリオキシ゚チレンアルキルアリヌル゚ヌ
テルの硫酞化物の塩。 炭玠数〜22の脂肪酞塩。 炭玠数〜22のアルキルアミンカルボネヌ
ト。 炭玠数〜22のアルキル又はアルキルアリヌ
ルアンモニりム塩類。 ゚チレンゞアミン四酢酞の゚チレンオキシド
又はプロピレンオキシド付加物。 本発明の金属加工油組成物は䞊蚘各成分を配合
するこずによ぀お調補されるが、その配合量は党
組成に察しお、(a)成分の最滑油成分は99.8〜50重
量以䞋単にず衚瀺する、特に99.8〜70、
(b)成分の氎溶性高分子化合物は0.1〜10、特に
0.1〜、(c)成分の非むオン界面掻性剀は0.1〜
10、特に0.1〜が奜たしい。曎に(b)成分ず
(c)成分ずを合わせた量が党組成の0.1〜10にな
るようにするのが奜たしい。 本発明の金属加工油組成物には、䞊蚘成分の
他、必芁に応じお公知の各皮添加剀、䟋えば防錆
剀、油性向䞊剀、極圧剀、酞化防止剀等を添加す
るこずもできる。 䞊蚘各皮添加剀は、必芁に応じ金属加工油組成
物党量に察しお、それぞれ〜、〜20、
〜、〜、の割合で添加するこずがで
きる。 防錆剀ずしおは、アルケニルコハク酞及びその
誘導䜓、オレむン酞などの脂肪酞、゜ルビタンモ
ノオレ゚ヌトなどの゚ステル又は、その他アミン
類等が、油性向䞊剀ずしおは、オレむン酞、ステ
アリン酞等の高玚脂肪酞及びその誘導䜓である゚
ステル又はダむマヌ酞等の二塩基酞が、たた、極
圧剀ずしおは、トリクレゞルホスプヌトなどの
リン系化合物及びゞアルキルゞチオリン酞亜鉛な
どの有機金属化合物が、酞化防止剀ずしおは、
−ゞ−ブチル−クレゟヌルなどのプ
ノヌル系化合物、プニルα−ナフチルアミンな
どの芳銙族アミン等がそれぞれ䟋瀺される。 本発明の金属加工油組成物は、䞊蚘各成分を単
に甚時混合するか、あるいは、氎分量が80䜍た
での濃厚溶液ずしお調補しおおき、䜿甚時氎で垌
釈するこずにより䜿甚される。 斯くしお埗られる本発明の金属加工油組成物
は、高剪断力を有する撹拌条件䞋に比范的倧きく
䞔぀均䞀な粒埄で安定した粒床分垃を䞎え、高最
滑性胜を有し、経時倉化の少ない金属加工油を提
䟛するず共に、次のような特長を有する。すなわ
ち、本発明で甚いられる氎溶性高分子化合物ず非
むオン界面掻性剀が共に液䜓や固䜓粒子に速やか
に吞着し、これらによ぀お粒子衚面を芪氎化する
胜力を持぀おいる。この為に埓来の乳化剀を甚い
た金属加工油に比べお、実圧延操業䞭に混入する
汚れ油分や、ダル粉等の借雑物のいわゆる抱き蟌
み珟象も少ない、垞時クリヌンな金属加工油ずし
お、高最滑特性を保持するずいう優れた点があ
る。たた、䞊蚘䞡成分の機胜により、䜜業環境の
汚れが改善され、廃氎凊理性も改善されるため、
埓来の乳化剀のみを甚いた金属加工油には芋られ
ない、クリヌンな䜜業環境を実珟するずいう優れ
た特城を有する。 本発明の氎溶性高分子化合物及び非むオン界面
掻性剀の䜵甚による䜜甚機構は完党には解明され
おいないが、おおよそ次の劂くであるず考えられ
る。すなわち、氎局に均䞀に溶解した氎溶性高分
子化合物ず最滑油成分或いは氎䞭に溶解した非む
オン界面掻性剀䞡者が、機械的な剪断力に応じお
埮粒子化した最滑油成分の粒子を、合䞀の始たる
以前に吞着し、界面掻性剀ず氎溶性高分子化合物
䞡者の吞着膜を圢成した埌、衚面を保護する。 曎にはこの䞡者が油粒子どうしを䞀皮の凝集䜜
甚によ぀お比范的倧きく䞔぀均䞀な粒子ずし、た
た非むオン界面掻性剀の芪氎基ず匷い芪和性を有
するこれら氎溶性高分子化合物䞡者の匷い吞着局
圢成によ぀お生ずる立䜓的か぀電気的保護コロむ
ド䜜甚により、乳化剀ずしお非むオン界面掻性剀
単独を甚いた堎合には殆んど期埅できない珟象で
ある比范的倧きな粒子を氎䞭に安定に分散せしめ
おいる。 たた、これら粒子衚面ぞの吞着膜により、粒子
を芪氎性化できる事や、これら䞡成分の䞊述の䜜
甚等により、既に前に述べた高最滑性、汚れ混入
の少ないクリヌンな加工油の実珟化、加工郚呚蟺
の汚れの改善等の倚くの特城が埗られる。 次に実斜䟋を挙げお説明する。 実斜䟋䞭で䜿甚した金属加工油組成物は次のず
おりである。尚氎溶性高分子化合物、酞化防止
剀、非むオン界面掻性剀ずしおは次のものを䜿甚
した。 氎溶性高分子化合物 (A) ゞ゚チルアミノメチルメタクリヌトの重合物
のリン酞塩MW䞇 − ゞ゚チルアミノ゚チルメタクレヌト
の硌酞塩ビニルピロリドンアクリル酞゜ヌ
ダモル比で瀺す。本衚においお
以䞋同じである共重合物MW20䞇 − 〃 MW䞇 − 〃 MW5000 (C) ゞ゚チルアミノ゚チルメタクリレヌトのリン
酞塩メタクリル酞゜ヌダの共重合物
MW䞇 (D) ゚チレンむミンのリン酞塩の開環重合物
MW10䞇 (E) ゞメチルアミノ゚チルメタクリレヌトの゚チ
ル亜ホスフむン酞塩アクリル酞゜ヌダ
の共重合物MW30䞇 (F) ゞメチルアミノ゚チルメタクリレヌトの゚チ
ルホスホン酞塩−アクリルアミノ−−メ
チルプロパンスルホン酞゜ヌダの共重
合物MW10䞇  ビニルピリゞンのリン酞塩ビニルピロ
リドンアクリル酞゜ヌダの共重
合物MW45䞇  ゞ゚チレントリアミンのチオリン酞塩ず
ダむマヌ酞の重瞮合物MW80䞇  ゞ゚チルアミノ゚チルメタクリルアミド
のリン酞塩アクリル酞゜ヌダビニルスルホ
ン酞゜ヌダの共重合物MW40
䞇  ビニルピリゞンのゞメチルホスフむン酞
による第玚アンモニりム塩ビニルピロリド
ンアクリル酞゜ヌダの共重合物
MW45䞇  氎溶性高分子化合物のゞ゚チルア
ミノ゚チルメタクリルアミドのリン酞塩を硌酞
塩ずしたもの。  セルロヌスのカチオン倉性物の第玚ア
ンモニりム塩MW100䞇  −ゞクロル゚タンずヘキサメチレ
ンテトラミンのリン酞塩の重瞮合物MW
䞇  ゞ゚チレントリアミンの゚チルホスフむ
ン酞塩ずダむマヌ酞の重瞮合物MW80䞇  ゚ピクロルヒドリンのトリメチルアミン
第玚アンモニりム化合物の亜リン酞塩の開環
重合物MW10䞇  テトラメチルプロピレンゞアミンのゞ゚
チルホスホン酞による第玚アンモニりム塩の
重瞮合物MW10䞇  氎溶性高分子化合物のビニルピリ
ゞンのリン酞塩を硫酞塩ずしたもの。  氎溶性高分子化合物のゞ゚チレン
トリアミンのチオリン酞塩を硝酞塩ずしたも
の。  氎溶性高分子化合物のゞメチルア
ミノ゚チルメタクリレヌトの゚チルホスホン酞
塩を塩酞塩ずしたもの。  氎溶性高分子化合物のゞメチルア
ミノ゚チルメタクリレヌトの゚チル亜ホスフむ
ン酞塩をグリコヌル酞塩ずしたもの。  氎溶性高分子化合物(D)の゚チレンむミン
のリン酞塩を酢酞塩ずしたもの。  ビニルピリゞンのゞメチル硫酞による第
玚アンモニりム塩ビニルピロリドンアク
リル酞゜ヌダの共重化合物MW
45䞇  ポリ゚チレンむミンの゚チレンオキシド
20付加物MW䞇 ポリ゚チレ
ンむミン゚チレンオキシドプロピレンオキ
シド10付加物MW15䞇  −ゞメチルスルポチルアクリルア
ミドの単独重合物のNa塩MW䞇  −ゞメチルスルポチルアクリルア
ミドのNa塩ゞメチルアミノ゚チルメタクリ
レヌトのリン酞塩の共重合物MW
䞇 AA ポリ゚チレンむミンのホスホン酞塩
MW䞇ゞメチルアミノ゚チルメタク
リレヌトの゚チルホスフむン酞塩
MW䞇の混合物。 BB −メタクリロキシ−−ヒドロキシ
プロピルトリメチルアンモニりムのリン酞塩
ゞメチルアミノ゚チルメタクリレヌトの゚チル
ホスフむン酞塩の共重合物MW
䞇 CC メタクリルゞメチルアミノ゚チル゚ト
キシレヌトのホスホン酞塩MW䞇ポ
リ゚チレンむミンMW䞇の混
合物。 酞化防止剀−ゞ−ブチル−クレゟヌ
ル 界面掻性剀(1) ポリオキシ゚チレンノニルプニ
ヌル゚ヌテルEOモル付加物 界面掻性剀(2) ポリオキシ゚チレン゜ルビタンモ
ノステアレヌトEOモル付加物 界面掻性剀(3) ポリオキシ゚チレンラりリルアミ
ンEOモル付加物
【衚】
【衚】
【衚】 比范品No. 最滑油成分 牛脂 95 牛脂脂肪酞  界面掻性剀(1)  酞化防止剀  比范品No. 最滑油成分 鉱物油シリンダヌ油 77 ペンタ゚リスリトヌルテトラオレ゚ヌト
20 界面掻性剀  酞化防止剀  比范品No. 最滑油成分 鉱物油スピンドル油 72 ステアリン酞オクチル゚ステル 20 オレむン酞  界面掻性剀(3)  酞化防止剀  実斜䟋  耐焌付荷重詊隓フアレツクス詊隓法 耐焌付荷重の枬定は、ASTM芏栌−3233耐
圧荷重詊隓フアレツクス詊隓に準じおおこな
぀た。被怜詊料の調補は、各金属加工油組成物を
氎で濃床に垌釈し、これをホモミキサヌによ
り回転数10000rpmで撹拌するこずによりおこな
぀た。被怜詊料の塗垃は、䞊蚘撹拌溶液をスプレ
ヌン量50ml分圧力0.5Kgcm2、分散液枩床50
℃の条件でギダヌポンプを䜿甚し、固定ブロツク
の䞭心の回転ピンに塗垃する方法によ぀た。 結果は第衚のずおりである。
【衚】
【衚】 実斜䟋  焌付荷重詊隓曜田四球匏詊隓法 焌付荷重の枬定は、防衛庁暫定芏栌NDS
XXK2740油膜匷床詊隓方法曜田四球匏詊隓法
に準じお行぀た。被怜詊料の調補は、各金属加工
油組成物を氎で濃床に垌釈し、これをホモミ
キサヌにより回転数10000rpmで撹拌するこずに
より行぀た。被怜詊料の塗垃は、䞊蚘撹拌溶液を
スプレヌ量0.5分圧力0.5Kgcm2、詊料溶
液枩床50℃の条件でギダヌポンプを䜿甚し、球抌
えで固定した個の詊隓甚鋌球の䞋方から個の
接觊点の䞭心の空間を通しお䞊方の回転鋌球に塗
垃する方法によ぀た。 結果は第衚のずおりである。
【衚】
【衚】 実斜䟋  廃氎凊理性詊隓 実斜䟋ず同様に調敎した被怜液に硫
酞パン±3g添加埌、分間撹拌し、曎にCa
OH2を添加しPH7.0に調敎しおから10分間撹拌
した。次いで30分静眮埌䞋柄液を採取し、COD
KMnO4法を枬定した。結果は第衚のずお
りである。
【衚】
【衚】

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  (a)油脂、鉱物油及び脂肪酞゚ステルから成る
    矀から遞ばれる皮又は皮以䞊の最滑油成分、
    (b)分子量1000〜1000䞇の分子䞭に窒玠原子を含有
    する次の〜から成る矀から遞ばれる陜むオン
    性もしくは䞡性むオン性の氎溶性高分子化合物、
    䞊びに(c)非むオン界面掻性剀を必須成分ずしお含
    有するこずを特城ずする金属加工油組成物。 次の䞀般匏〜で衚わされる含窒
    玠単量䜓又はその塩の単独重合物あるいは皮
    以䞊の共重合物。 〔R1は又はCH3、R2及びR3は又は炭玠数
    〜のアルキル基〕 〔m1は〜の数、n1は〜の数、R1、R2、
    R3は匏ず同じ〕 〔は−−又は−NH−、R1、R2、R3、n1
    は及びず同じ〕 〔R1は匏ず同じ。ピリゞンの眮換䜍は
    又は䜍〕 前蚘䞀般匏〜で衚わされる含窒
    玠単量䜓又はその塩の皮又は皮以䞊ず、
    αβ−䞍飜和カルボン酞又はその塩あるいは
    そのアマむド化物、゚ステル化物若しくは酞無
    氎物、スルホン酞基含有ビニル化合物又はその
    塩、アクリロニトリル及びビニルピロリドンか
    ら成る矀から遞ばれるビニル系単量䜓の皮又
    は皮以䞊ずの共重合物。 ゚チレンむミンの開環重合䜓の塩又は第玚
    アンモニりム塩。 脂肪族ゞカルボン酞ずポリ゚チレンポリアミ
    ン又はゞポリオキシ゚チレンアルキルアミンず
    の瞮重合物の塩又は第玚アンモニりム塩。 ゞハロアルカン−ポリアルキレンポリアミン
    瞮重合物。 ゚ピハロヒドリン−アミン瞮重合物。 窒玠原子〜200個を有するポリアルキルむ
    ミン類にアルキレンオキシドを付加しお埗られ
    る分子量5000〜60䞇のポリ゚ヌテル類。  氎溶性高分子化合物の分子量が1000〜100侇
    である特蚱請求の範囲第項蚘茉の金属加工甚組
    成物。  氎溶性高分子化合物ず非むオン界面掻性剀ず
    を合わせた量が、党組成の0.1〜20重量である
    特蚱請求の範囲第項蚘茉の金属加工油組成物。
JP10654183A 1983-06-14 1983-06-14 金属加工油組成物 Granted JPS59232181A (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10654183A JPS59232181A (ja) 1983-06-14 1983-06-14 金属加工油組成物
GB08414077A GB2142931B (en) 1983-06-14 1984-06-01 Metal-working compositions
US06/617,572 US4663061A (en) 1983-06-14 1984-06-05 Metal-working oil composition
GR74965A GR82654B (ja) 1983-06-14 1984-06-07
DE3421967A DE3421967C2 (de) 1983-06-14 1984-06-13 Metallbearbeitungsöl-Zusammensetzung
ES533387A ES8606467A1 (es) 1983-06-14 1984-06-13 Una composicion de aceite para el trabajo de metales.
FR848409215A FR2548210B1 (fr) 1983-06-14 1984-06-13 Perfectionnements a une composition d'huile pour le travail des metaux, contenant un polymere hydrosoluble cationique ou amphotere
IT8448383A IT1177795B (it) 1983-06-14 1984-06-13 Composizione di olio per la lavorazione di metalli
KR1019840003348A KR910004944B1 (ko) 1983-06-14 1984-06-14 ꞈ속-가공유 조성묌

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10654183A JPS59232181A (ja) 1983-06-14 1983-06-14 金属加工油組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59232181A JPS59232181A (ja) 1984-12-26
JPH0240116B2 true JPH0240116B2 (ja) 1990-09-10

Family

ID=14436231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10654183A Granted JPS59232181A (ja) 1983-06-14 1983-06-14 金属加工油組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59232181A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS601292A (ja) * 1983-06-17 1985-01-07 Nippon Kokan Kk <Nkk> 鋌板甚冷間圧延油
JPS60158297A (ja) * 1984-01-27 1985-08-19 Nippon Parkerizing Co Ltd 鋌板甚冷間圧延油
JPS60203699A (ja) * 1984-03-29 1985-10-15 Nippon Steel Corp 鋌板甚冷間圧延油
JPS6160792A (ja) * 1984-08-31 1986-03-28 Nippon Kokan Kk <Nkk> 鋌板甚冷間圧延油
JPH01311193A (ja) * 1988-06-08 1989-12-15 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 金属冷間圧延油甚添加剀
JP2005298667A (ja) * 2004-04-12 2005-10-27 Fuji Latex Kk 最滑剀および圓該最滑剀が塗垃されたコンドヌム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55147593A (en) * 1979-05-08 1980-11-17 Kao Corp Metal plastic working oil composition and supply method thereof

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55147593A (en) * 1979-05-08 1980-11-17 Kao Corp Metal plastic working oil composition and supply method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59232181A (ja) 1984-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR890002834B1 (ko) ꞈ속 압연유 조성묌
JPH0248040B2 (ja)
JP5582730B2 (ja) 金属圧延油組成物
US4663061A (en) Metal-working oil composition
JPH0240111B2 (ja)
JPS62192496A (ja) アルミ甚冷間圧延油組成物
JPS632319B2 (ja)
JPH0240116B2 (ja)
CN1093875C (zh) 甚于钢板氎分散冷蜧油的涊滑油
KR910004943B1 (ko) ꞈ속 가공유 조성묌
JPS60112895A (ja) 金属圧延甚最滑油
JPH0240118B2 (ja) Kinzokukakoyusoseibutsu
JPS5989395A (ja) 金属加工甚組成物
JPH07310086A (ja) 氎溶性冷間圧延油剀
JPH0240112B2 (ja)
JPH0240115B2 (ja) Kinzokukakoyusoseibutsu
JPH0240119B2 (ja) Reikanatsuenyu
JPH0420959B2 (ja)
JPH0248038B2 (ja) Kinzokukakoyusoseibutsu
JPS6326160B2 (ja)
JPS6295398A (ja) 金属圧延油
JPH0313280B2 (ja)
JPS59227984A (ja) 金属加工油組成物
JPH03137198A (ja) 金属圧延油組成物
JPH0329118B2 (ja)