JPH0240118B2 - Kinzokukakoyusoseibutsu - Google Patents

Kinzokukakoyusoseibutsu

Info

Publication number
JPH0240118B2
JPH0240118B2 JP10723983A JP10723983A JPH0240118B2 JP H0240118 B2 JPH0240118 B2 JP H0240118B2 JP 10723983 A JP10723983 A JP 10723983A JP 10723983 A JP10723983 A JP 10723983A JP H0240118 B2 JPH0240118 B2 JP H0240118B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
formula
group
oil composition
composition according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10723983A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59232183A (ja
Inventor
Hiroshi Kuwamoto
Hiroyuki Nagamori
Takashi Mukai
Yoshihiro Sakaguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Kao Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical Kao Corp
Priority to JP10723983A priority Critical patent/JPH0240118B2/ja
Priority to GB08414077A priority patent/GB2142931B/en
Priority to US06/617,572 priority patent/US4663061A/en
Priority to GR74965A priority patent/GR82654B/el
Priority to DE3421967A priority patent/DE3421967C2/de
Priority to ES533387A priority patent/ES8606467A1/es
Priority to IT8448383A priority patent/IT1177795B/it
Priority to FR848409215A priority patent/FR2548210B1/fr
Priority to KR1019840003348A priority patent/KR910004944B1/ko
Publication of JPS59232183A publication Critical patent/JPS59232183A/ja
Publication of JPH0240118B2 publication Critical patent/JPH0240118B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubricants (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規な金属加工油組成物、更に詳細に
は特定の水溶性高分子化合物、極圧剤及び界面活
性剤を含有する金属加工油組成物に関する。 従来から一般に使用されている金属加工油は、
油脂、鉱物油、または脂肪酸エステル等の潤滑油
成分に、油性向上剤、極圧剤、防錆剤、酸化防止
剤等の潤滑油助剤を加え、これを乳化剤でO/W
型等のエマルジヨンとして通常1〜20%濃度で圧
延加工部に供給しているが、例えば金属の圧延に
おいては、近年の圧延設備、技術の急速な進歩に
より、圧延速度の高速、大量生産化がはかられ、
潤滑性循環安定性、作業性、廃水処理性等圧延油
に対する要求が、増々苛酷なものとなつてきてお
り、その要求に充分対応できる圧延油の開発がの
ぞまれているのが現状である。しかしながら従来
の乳化剤を用いた圧延油は、種々の難点を有し、
満足し得るものではなかつた。すなわち、従来の
乳化剤を用いた圧延油では、乳化剤の種類、添加
量を変化させ、圧延油と圧延材の表面に付着する
油量(プレートアウト量)を増減させ、圧延潤滑
性をコントロールしていた。しかしこのような乳
化剤を用いた圧延油においては、プレートアウト
量と、液循環安定性とは、相反する傾向を示し、
すなわち、エマルジヨンの安定性を高めれば圧延
材へのプレートアウト量が減少して潤滑性が不充
分となり、またプレートアウト量を増大せんとす
れば、エマルジヨンが不安定になつて循環使用す
る際に種々の支障をきたす欠点があつた。またプ
レス油、切削油等のこの外の金属加工油において
もより一層の潤滑性の向上、作業性の改善が求め
られていた。 そこで、本発明者は、従来の乳化型金属加工油
の有する上記欠点を解決すべく研究を行い、融点
20〜100℃の油脂又はワツクスを含有する潤滑油
成分を特定の親水性分散剤(水溶性陰イオン高分
子化合物)を用いて、当該融点以下では固体状態
で水に安定に懸濁分散し、かつ加工部に供給する
際、すなわち当該融点以上では不安定になるよう
にすることによつて、上記欠点を改善することに
成功し、先に特許出願した(特開昭55−147593
号)。 本発明者は更に研究を行つた結果、実用上想定
される高剪断条件及び加工速度が早く加工度の高
い高速高圧条件下の圧延に使用でき、また厳しい
切削条件下でも金属加工ができ、しかも液循環安
定性等の工程管理が容易な金属加工油組成物を見
出した。 更に詳しくは、水溶性高分子化合物、極圧剤及
び界面活性剤を併用すると、先ず水溶性高分子化
合物と界面活性剤両者による保護コロイド的機能
の働によつて、潤滑油成分は均一な粒子径を保つ
て水中に安定に分散されるので循環安定性がよ
く、また金属加工部に供給され、金属被加工材に
接触すれば、粒径の均一な油粒子が金属被加工材
に厚くて強力な潤滑膜を形成し、これと共に油中
もしくは水中に存在する極圧剤の作用により高潤
滑性が一層増強されること、更にまた長期循環使
用において、タンク内撹拌、供給循環ポンプによ
る剪断力に対しても粒径が均一且つ安定に保持さ
れることを見出し、本発明を完成した。 従つて、本発明は、(a)油脂、鉱物油および脂肪
酸エステルから成る群から選ばれる1種又は2種
以上の潤滑油成分、(b)分子1000〜1000万の分子
中に窒素原子を含有する陽イオン性もしくは両性
イオン性の重縮合物又は天然高子化合物類あるい
はその塩、及び分子量250〜10万であるオレフ
イン―マレイン酸共重合物、アクリル酸又はメタ
アクリル酸―マレイン酸共重合物塩、アクリル酸
又はメタアクリル酸の単独重合物塩又はこれらの
共重合物塩の1種又は2種以上から成る群から選
ばれる水溶性高分子化合物、(c)極圧剤、並びに(d)
界面活性剤を必須成分として含有する金属加工油
組成物を提供するものである。 本発明金属加工油組成物の(a)成分である潤滑油
成分としては、例えば、スピンドル油、マシン
油、タービン油、シリンダー油等の鉱物油;鯨
油、牛脂、豚脂、ナタネ油、ヒマシ油、ヌカ油、
バーム油、ヤシ油等の動植物油の油脂;牛脂、ヤ
シ油、バーム油、ヒマシ油等から得られる脂肪酸
と炭素数1〜22の脂肪族1価アルコール、エチレ
ングリコール、ネオペンテルアルコール、ペンタ
エリスリトール等とのエステルが挙げられる。こ
れらの成分は、それぞれ1種でもよいが、2種を
混合して、使用することもできる。 また、(b)成分のに示す水溶性高分子化合物と
しては次のa○〜h○に示される重縮合物を挙げるこ
とができ、その分子量は1000〜1000万のものが好
ましい。 a○ 次の一般式()〜()で表わされる含窒
素単量体又はその塩の単独重合物あるいは2種
以上の共重合物。 〔R1はH又はCH3、R2及びR3はH又は炭素数
1〜3のアルキル基〕 〔m1は1〜3の数、n1は1〜3の数、R1,R2
R3は式()と同じ〕 〔R4はH又は炭素数1〜3のアルキル又はア
ルキロール基、R1は式()と同じ〕 〔m2及びn2は0〜3の数、R1,R2,R3は式
()と同じ〕 〔Aは―O―又は―NH―、R1,R2,R3,n1
は式()及び()と同じ〕 〔R1,R2,R3,n1は式()及び()と同
じ〕 〔R1は式()と同じ。ピリジンの置換位は
2又は4位〕 〔R1,R2は式()と同じ。ピペリジンの置
換位は2又は4位〕 〔R1,R2,R3は式()と同じ〕 これら単量体の具体例としては、()式のジ
メチルアミノエチルアクリレート、ジエチルアミ
ノエチルアクリレート、ジメチルアミノエチルメ
タクリレート、ジエチルアミノエチルメタクリレ
ート、ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、
ジエチルアミノプロピルアクリルアミド、ジメチ
ルアミノプロピルメタクリルアミド、ジエチルア
ミノプロピルメタクリルアミド等;()式のジ
メチルアミノメチルエチレン、ジエチルアミノメ
チルエチレン、ジメチルアミノメチルプロペン、
ジエチルアミノメチルプロペン等;;()式の
ビニルピリジン等;()式のビニルピペリジン、
ビニル―N―メチルピペリジン等;()式のビ
ニルベンジルアミン、ビニル―N,N―ジメチル
ベンジルアミン等が挙げられる。 b○ 前記一般式()〜()で表わされる含窒
素単量体又はその塩の1種又は2種以上と、
α,β―不飽和カルボン酸又はその塩あるいは
そのアマイド化物、エステル化物若しくは酸無
水物、スルホン酸基含有ビニル化合物又はその
塩、アクリロニトリル、ビニルピロリドン及び
炭素数2〜20の脂肪族オレフインから成る群か
ら選ばれるビニル系単量体の1種又は2種以上
との共重合物。 このビニル系単量体としては、例えばビニル
ピロリドン、アクリロニトリル;アクリル酸、
メタクリル酸、マレイン酸又はこれらの酸のア
ルカリ金属塩、アンモニウム塩、アマイド化合
物もしくはエステル化物;ビニルスルホン酸、
メタリルスルホン酸、2―アクリルアミド―2
―メチルプロパンスルホン酸、p―スチレンス
ルホン酸又はこれらの酸のアルカリ金属塩もし
くはアンモニウム塩等が挙げられる。 c○ エチレンイミンの開環重合物の塩又は第4級
アンモニウム塩。 これは具体的にはその繰返し単位が次の一般
式(XI)で表わされ、平均分子量が1000〜1000
万のものが挙げられる。 〔式中、n3は1〜5の整数、n4は0〜5の整数
を示す。〕 d○ 脂肪族ジカルボン酸とポリエチレンポリアミ
ン又はジポリオキシエチレンアルキルアミンと
の縮重合物の塩又は第4級アンモニウム塩。 具体的には、それらの繰返し単位が一般式
(XII)で表わされるポリエチレンアミンとの縮
重合物及び一般式()で表わされるジポリ
オキシエチレンアルキルアミンとの縮重合物で
分子量が1000〜1000万のものが挙げられる。 ―〔OC―R7―CONH―(R′―NH―)n5R′―NH―〕
(XII) 〔式中、R7はダイマー酸残基又は炭素数1〜
10のアルキレン基、R′は―CH2CH2―、n5は2〜
7の整数を示す〕 〔式中、R9は式(XII)と同じ。R8は炭素数1
〜8のアルキル基、R9はH又はCH3、n6及びn7
1〜10の整数を示す〕 上記脂肪族ジカルボン酸としては、ダイマー
酸、アジピン酸等が挙げられ、ポリエチレンポリ
アミンとしては、ジエチレントリアミン、トリエ
チレンテトラミン等が使用できる。 e○ ジハロアルカン―ポリアルキレンポリアミン
縮重合物。 具体的には、1,2―ジクロルエタン、1,
2―ジブロムエタン、1,3―ジクロルプロパ
ン等のジハロアルカンと、分子内に2個もしく
はそれ以上の3級アミノ基を有するポリアルキ
レンポリアミンとの第4級アンモニウム塩であ
る縮重合物であり、その平均分子量が1000〜
1000万のものが挙げられる。 上記ポリアルキレンポリアミンとしては、次の
ものが挙げられる。 f○ エピハロヒドリン―アミン縮重合物。 具体的には繰返し単位が次の一般式()
で表わされ、平均分子量が1000〜1000万のもの
が挙げられる。 〔式中、R10〜R12はCH3又はC2H5、Xは
ハロゲンイオンを示す〕 g○ カチオン化デンプン、カチオン化セルロー
ス、又はキトサンの塩、又はキトサンの4級
塩。 h○ 窒素原子6〜200個を有するポリアルキルイ
ミン類にアルキレンオキシドを付加して得られ
る分子量1000〜60万のポリエーテルポリオール
又はポリエーテルポリオール類(ポリエーテル
ポリオール末端のOHのエステル化物を含む;
以下同様)。 ポリアルキレンポリアミン類は分子内に下記
()式にて示す骨格を連続して5ヶ以上有
し、且つそれらのうち1ケ以上は下記()
式に示す骨格であり、末端がOH及び/又は
NH2である窒素原子6〜100個を含むポリエチ
レンイミンであるのが好ましい。 また、ポリエーテルポリオール中のアルキレ
ンオキシドがエチレンオキシド、プロピレンオ
キシド、スチレンオキシド、ブチレンオキシド
から成る群から選ばれる1種又は2種以上のも
のであり、その含有量がポリエーテルポリオー
ルの3〜80重量%であるのが好ましい。 上記a○〜h○の重縮合物は、その平均分子量が
1000〜100万のものがより好ましい。また一方(b)
成分のに示す水溶性高分子化合物としては、次
のi○〜k○に示される重合物が挙げられ、分子量
250〜10万のものが好ましい。 i○ オレフイン―マレイン酸共重合物塩 j○ アクリル酸又はメタクリル酸とマレイン酸の
共重合物塩 k○ アクリル酸又はメタアクリル酸の単独重合物
塩又はこれらの共重合物塩 また、(c)成分の極圧剤としては、例えば次の(i)
(x)のものが挙げられる。 (i) リン酸、亜リン酸又はこれらのチオ又はエス
テル化合物 (ii) アルキル、アルキルアリル又はアリル基に1
個以上の水酸基を有するモノもしくはジリン酸
エステル又はこれらのチオ化合物 (iii) 炭素数1〜8のアルキル、アルキルアリル又
はアリル基を有するモノ又はジホスホン類又は
これらのチオ化合物 (iv) 炭素数1〜8のアルキル、アルキルアリル又
はアリル基を有するモノ又はジホスフイン類又
はこれらのチオ化合物 (v) 窒素原子を含有するモノ又はジ又はトリホス
ホン酸 (vi) 炭素数1〜8のアルキル基又はアリル基を有
するチオアルコール (vii) 炭素数1〜10のアルキル基、ヒドロキシアル
キル基、アルキルアリル基又はヒドロキシアル
キルアリル基を有するチオカルボン酸又はその
塩 (viii) 有機金属亜鉛化合物 (ix) R0―(S―)zR0 〔式中、又は1〜5の整数、R0は(iii)と同一〕 (x) 含硫黄有機複素環化合物類又はその誘導体 これら極圧剤のうち、(i)〜(v)の化合物の具体例
としては、次のものが例示される。 (i)のものとしては、正リン酸、亜リン酸、炭素
数1〜8の脂肪族又は脂環族又は芳香族アルコー
ルと正リン酸とのモノ又はジリン酸エステル又は
これらのチオ化合物、又は上記アルコールとの亜
リン酸エステル又はこれらのチオ化合物が例示さ
れる。(ii)のものとしては2―ヒドロキシプロピル
ホスフエートが例示される。(iii)のものとしては、
一般式
【式】又は
【式】(R0, R0′は炭素数1〜8のアルキル基、アルキルアリ
ル基又はアリル基)で表わされるホスホン酸、例
えば炭素数1のメチルホスホン酸、ジメチルホス
ホン酸から炭素数8のn―オクチルホスホン酸、
ジn―オクチルホスホン酸、2―エチルヘキシル
ホスホン酸、ジ―2―エチルヘキシルホスホン
酸、ベンジルホスホン酸、ジベンジルホスホン
酸、フエニルホスホン酸、ジフエニルホスホン
酸、ヒドロキシエタンジホスホン酸、並びにこれ
らのチオホスホン酸が例示される。ヒドロキシエ
タンジホスホン酸は次の式で表わされる化合物で
ある。 (iv)のものとしては、一般式
【式】又は
【式】(R0,R0′は前記と同じ)で表わ されるホスフイン酸、例えば炭素数1のメチルホ
スフイン酸、ジメチルホスフイン酸から炭素数8
のn―オクチルホスフイン酸、ジn―オクチルホ
スフイン酸、2―エチルヘキシルホスフイン酸、
ジ―2―エチルヘキシルホスフイン酸、ベンジル
ホスフイン酸、ジベンジルホスフイン酸、フエニ
ルホスフイン酸、ジフエニルホスフイン酸、並び
にこれらのチオホスフイン酸が例示される。(v)の
ものとしては、テトラメチルホスホリツクジアミ
ド又はジメチルホスホリツクモノアミド、ニトリ
ロトリスメチレンホスホン酸が例示される。ニト
リロトリスメチレンホスホン酸は次の式で表わさ
れる化合物である。 更にまた、(d)成分の界面活性剤としては、例え
ば次の〜のものが挙げられる。 炭素数6〜22のポリオキシエチレンアルキル
又はアルキルアリールエーテル又はこれらの末
端カルボキシメチル化物の塩。 炭素数6〜22のポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレンアルキル又はアルキルアリールエ
ーテル。 オキシエチレンオキシプロピレンブロツクポ
リマー。 炭素数10〜18の脂肪酸のソルビタン又はポリ
オキシエチレンソルビタンエステル。 炭素数10〜18のポリエチレングリコールエス
テル。 炭素数10〜18のモノ脂肪酸グリセリンエステ
ル。 炭素数6〜22のポリオキシエチレンアルキル
アミン。 炭素数6〜22のアルキル又はアルキルアリー
ルスルホン酸塩。 炭素数6〜22のアルキル又はアルキルアリー
ル硫酸塩。 ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩又
はその誘導体。 炭素数6〜22のアルキル又はアルキルアリー
ルホスフオン酸塩又はアルキル又はアルキルア
リールホスフイン酸塩。 炭素数6〜22のポリオキシエチレンアルキル
又はポリオキシエチレンアルキルアリールエー
テルの硫酸化物の塩。 炭素数6〜22の脂肪酸塩。 炭素数6〜22のアルキルアミンカルボネー
ト。 炭素数6〜22のアルキル又はアルキルアリー
ルアンモニウム塩又はその誘導体。 エチレンジアミン四酢酸のエチレンオキシド
又はプロピレンオキシド付加物。 本発明の金属加工油組成物は上記各成分を配合
することによつて調製されるが、その配合量は全
組成に対して、(a)成分の潤滑油成分は99.7〜50重
量%(以下単に%と表示する)、特に99.7〜70%、
(b)成分の水溶性高分子化合物は0.1〜20%、特に
0.1〜10%、(c)成分の極圧剤は0.1〜10%、特に0.1
〜5%、(d)成分の界面活性剤は0.1〜5%、特に
0.1〜3%が好ましい。 本発明の金属加工油組成物には、上記成分の他
必要に応じて公知の各種添加剤、例えば防錆剤、
油性向上剤、酸化防止剤等を添加することもでき
る。 上記各種添加剤は、必要に応じ金属加工油組成
物全量に対して、それぞれ0〜2%、0〜20%、
0〜5%、の割合で添加することができる。 防錆剤としては、アルケニルコハク酸及びその
誘導体、オレイン酸などの脂肪酸、ソルビタンモ
ノオレートなどのエステル又は、その他アミン類
等が、油性向上剤としては、オレイン酸、ステア
リン酸等の高級脂肪酸及びその誘導体であるエス
テル又はダイマー酸等の二塩基酸が、また、酸化
防止剤としては、2,4―ジt―ブチルp―クレ
ゾールなどのフエノール系化合物、フエニルα―
ナフチルアミンなどの芳香族アミン等がそれぞれ
例示される。 本発明の金属加工油組成物は、上記各成分を単
に用時混合するか、あるいは、水分量が80%位ま
での濃厚溶液として調製しておき、使用時水で希
釈することにより使用される。 斯くして得られる本発明の金属加工油組成物
は、高剪断力を有する撹拌条件下に安定であり、
且つ均一な粒度分布を与え、高潤滑性能を有し、
経時変化の少ない金属加工油を提供すると共に、
次のような特長を有する。すなわち、本発明で用
いられる水溶性高分子化合物及び界面活性剤両者
が共に液体や固体粒子に速やかに吸着し、それら
を親水化する能力を持つている。この両者の作用
によつて従来の乳化剤を用いた金属加工油に比べ
て、実操業中に混入する汚れ油分や、ダル粉等の
夾雑物のいわゆる抱き込み現象も少ない、常時ク
リーンな金属加工油として、高潤滑特性を保持す
るという優れた点がある。また、上記両成分の機
能により、作業環境の汚れが改善され、廃水処理
性にも優れているため、従来の乳化剤を用いた加
工油には見られない、クリーンな作業環境を実現
するという優れた特徴を有する。 本発明の水溶性高分子化合物、極圧剤及び界面
活性剤の併用による作用機構は完全には解明され
ていないが、おおよそ次の如くであると考えられ
る。すなわち、水層に均一に溶解した水溶性高分
子化合物と或いは水中に溶解した界面活性剤両者
が機械的な剪断力に応じて微粒子化した潤滑油成
分の粒子を、合一の始まる以前に速やかに吸着
し、その結果、この両者単独での油粒子に対する
強い吸着性と界面活性剤の親水基への水溶性高分
子化合物の親和力等に基づく、強固な吸着膜を形
成し、更には、この両者の働きによる一種の凝集
作用によつて均一で安定な粒子とし、更に同じく
この両者の作用による立体的かつ電気的保護コロ
イド作用によりその大きな粒子を水中に安定に分
散せしめている。 また、これら両者の強い粒子表面の保護作用等
により、加工により発生する金属粉、スカム等の
油中への混入が妨げられ、常時クリーンな加工油
とする事が可能であり、加工材表面のより清浄化
が計れる為に、加工時、金属相互接触状態での潤
滑状態で、金属面に潤滑被膜を形成して潤滑性を
高める極圧剤の作用がより有効に発揮できるもの
であると考えられる。 次に実施例を挙げて説明する。 実施例中で使用した金属加工油組成物は次のと
おりである。尚水溶性高分子化合物、酸化防止
剤、極圧剤、界面活性剤としては次のものを使用
した。 水溶性高分子化合物: (A) ジエチルアミノメチルメタクリレートの重合
物のリン酸塩(MW=1万) (B−1) ジエチルアミノエチルメタクリレー
トの硼酸塩/ビニルピロリドン/アクリル酸ソ
ーダ=5/4/1(モル比で示す。本表におい
て以下同じ)である共重合物(MW=20万) (B−2) 〃 (MW=5万) (B−3) 〃 (MW=5000) (B−4) 〃 (MW=1500) (C) ジエチルアミノエチルメタクリレートのリン
酸塩/メタクリル酸ソーダ=4/5の共重合物
(MW=2万) (D−1) エチレンイミンのリン酸塩の開環重
合物(MW=10万) (D−2) ポリエチレンイミン(MW=7万)
に対し、15重量%となる様にプロピオン酸を反
応させ、これらを硼酸塩としたもの。 (D−3) ポリエチレンイミン(MW=1万)
に対し、ステアリルイソシアネートを5重量%
となる様反応させ、これらをリン酸塩としたも
の。 (E) ジメチルアミノエテルメタクリレートのエチ
ル亜ホスフイン酸塩/アクリル酸ソーダ=3/
1の共重合物(MW=30万) (F) ジメチルアミノエチルメタクリレートのエチ
ルホスホン酸塩/2―アクリルアミノ―2―メ
チルプロパンスルホン酸ソーダ=4/1の共重
合物(MW=10万) (G) ビニルピリジンのリン酸塩/ビニルピロリド
ン/アクリル酸ソーダ=6/3/1の共重合物
(MW=45万) (H) ジエチレントリアミンのチオリン酸塩とダイ
マー酸の重縮合物(MW=80万) (I) ジエチルアミノエチルメタクリルアミドのリ
ン酸塩/アクリル酸ソーダ/ビニルスルホン酸
ソータ=3/1/1の共重合物(MW=40万) (J) ビニルピリジンのジメチルホスフイン酸によ
る第4級アンモニウム塩/ビニルピロリドン/
アクリル酸ソーダ=6/3/1の共重合物
(MW=45万) (K) 水溶性高分子化合物()のジエチルアミノ
エチルメタクリルアミドのリン酸塩を硼酸塩と
したもの。 (L) カチオン化セルロースの第4級アンモニウム
塩(MW=100万) (M) 1,2―ジクロルエタンとヘキサメチレ
ンテトラミンのリン酸塩の重縮合物(MW=5
万) (N) ジエチレントリアミンのエチルホスフイ
ン酸塩とダイマー酸の重縮合物(MW=80万) (O) エピクロルヒドリンのトリメチルアミン
第4級アンモニウム化合物の亜リン酸塩の開環
重合物(MW=10万) (P) テトラメチルプロピレンジアミンのジエ
チルホスホン酸による第4級アンモニウムの塩
の重縮合物(MW=10万) (Q) 水溶性高分子化合物(G)のビニルピリジン
のリン酸塩を硫酸塩としたもの (R) 水溶性高分子化合物(H)のジエチレントリ
アミンのチオリン酸塩を硝酸塩としたもの (S) 水溶性高分子化合物(F)のジメチルアミノ
エチルメタクリレートのエチルホスホン酸塩を
塩酸塩としたもの (T) 水溶性高分子化合物(E)のジメチルアミノ
エチルメタクリレートのエチル亜ホスフイン酸
塩をグリコール酸塩としたもの (U) 水溶性高分子化合物(D)のエチレンイミン
のリン酸塩を酢酸塩としたもの (V) ビニルピリジンのジメチル硫酸による第
4級アンモニウム塩/ビニルピロリドン/アク
リル酸ソーダ=6/3/1の共重合物(MW=
45万) (W) ポリエチレンイミンのエチレンオキシド
20%付加物(MW=5万) (X) ポリエチレンイミン/エチレンオキシ
ド/プロピレンオキシド=10/3/3付加物
(MW=15万) (Y) N―1ジメチルスルホエチルアクリルア
ミドの単独重合物のNa塩(MW=7万) (Z) N―1ジメチルスルホエチルアクリルア
ミドのNa塩/ジメチルアミノエチルメタクリ
レートのリン酸塩=1/1の共重合物(MW=
2万) (AA) エチレンイミンのホスホン酸塩/ジメ
チルアミノエチルメタクリレートのエチルホス
フイン酸塩=1/1の共重合物(MW=6万) (BB) 3―メタクリロキシ―2―ヒドロキシ
プロピルトリメチルアンモニウムのリン酸塩/
ジメチルアミノエチルメタクリレートのエチル
ホスフイン酸塩=2/1の共重合物(MW=5
万) (CC) メタクリルジメチルアミノエチルエト
キシレートのホスホン酸塩/エチレンイミン=
1/1の共重合物(MW=8万) (DD) ポリアクリル酸ソーダ(MW=1万) (EE) アクリル酸/マレイン酸=1/1の共
重合物のNa塩(MW=3万) (FF) ナフタレンンスルホン酸ホルマリン縮
合物のNa塩(MW=5万) 極圧剤: (1) トリフエニールホスフアイト (2) ブチルチオホスホン酸のMg塩 (3) ジンクジチオエチルリン酸のアミン塩 界面活性剤: (1) ポリオキシエチレンノニルフエニールエーテ
ル(HLB=10.6) (2) ポリオキシエチレンソルビタントリオレエー
ト (3) モノオレイン酸グリセリンエステル 酸化防止剤: 2,4―ジt―ブチルp―クレゾール
【表】
【表】
【表】
【表】 比較品 No.1 潤滑油成分 牛脂 94% 牛脂脂肪酸 2 極圧剤(1) 1 界面活性剤(1) 2 酸化防止剤 1 比較品 No.2 潤滑油成分 牛脂 94% 牛脂脂肪酸 2 極圧剤(2) 1 界面活性剤(1) 2 酸化防止剤 1 比較品 No.3 潤滑油成分 鉱物油(シリンダー油) 76% ペンタエリスリトールテトラオレエート 20 極圧剤(1) 1 界面活性剤(2) 2 酸化防止剤 1 比較品 No.4 潤滑油成分 鉱物油(シリンダー油) 76% ペンタエリスリトールテトラオレエート 20 極圧剤(3) 1 界面活性剤(2) 2 酸化防止剤 1 比較品 No.5 潤滑油成分 鉱物油(スピンドル油) 71% ステアリン酸オクチルエステル 20 オレイン酸 5 極圧剤(1) 1 界面活性剤(1) 2 酸化防止剤 1 比較品 No.6 潤滑油成分 鉱物油(スピンドル油) 71% ステアリン酸オクチルエステル 20 オレイン酸 5 極圧剤(3) 1 界面活性剤(1) 2 酸化防止剤 1 実施例 1 耐焼付荷重試験(フアレツクス試験法) 耐焼付荷重の測定は、ASTM規格D―3233耐
圧荷重試験(フアレツクス試験)に準じておこな
つた。被検試料の調製は、各金属加工油組成物を
水で3%濃度に希釈し、これをホモミキサーによ
り回転数10000rpmで撹拌することによりおこな
つた。被検試料の塗布は、上記撹拌溶液をスプレ
ー量50ml/分(圧力0.5Kg/cm2)、分散液温度50℃
の条件でギヤーポンプを使用し、固定ブロツクの
中心の回転ピンに塗布する方法によつた。 結果は第2表のとおりである。
【表】
【表】 実施例 2 焼付荷重試験(曽田四球式試験法) 焼付荷重の測定は、防衛庁暫定規格NDS
XXK2740油膜強度試験方法(曽田四球式試験法)
に準じて行つた。被検試料の調製は、各金属加工
油組成物を水で3%濃度に希釈し、これをホモミ
キサーにより回転数10000rpmで撹拌することに
より行つた。被検試料の塗布は、上記撹拌溶液を
スプレー量0.5/分(圧力0.5Kg/cm2)、試料溶
液温度50℃の条件でギヤーポンプを使用し、球押
えで固定した3個の試験用鋼球の下方から3個の
接触点の中心の空間を通して上方の回転鋼球に塗
布する方法によつた。 結果は第3表のとおりである。
【表】
【表】 実施例 3 廃水処理性試験 実施例2と同様に調整した被検液(1)に硫
酸バン±3g添加後、2分間撹拌し、更にCa
(OH)2を添加しPH7.0に調整してから10分間撹拌
した。次いで30分静置後下澄液を採取し、COD
(KMnO4法)を測定した。その結果は第4表の
とおりである。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a)油脂、鉱物油及び脂肪酸エステルから成る
    群から選ばれる1種又は2種以上の潤滑油成分、
    (b)分子量1000〜1000万の分子中の窒素原子を含
    有する陽イオン性もしくは両性イオン性の付加重
    合体、開環重合体、重縮合体又は天然高分子化合
    物類あるいはその塩、及び分子量250〜10万で
    あるオレフイン―マレイン酸共重合物、アクリル
    酸又はメタアクリル酸―マレイン酸共重合物塩、
    アクリル酸又はメタアクリル酸の単独重合物塩又
    はこれらの共重合物塩の1種又は2種以上から成
    る群から選ばれる水溶性高分子化合物、(c)極圧
    剤、並びに(d)界面活性剤を必須成分として含有す
    ることを特徴とする金属加工油組成物。 2 水溶性高分子化合物が次のa○〜h○から成る群
    から選ばれるものである特許請求の範囲第1項記
    載の金属加工油組成物。 a○ 次の一般式()〜()で表わされる含窒
    素単量体又はその塩の単独重合物あるいは2種
    以上の共重合物。 〔R1はH又はCH2、R2及びR3はH又は炭素数
    1〜3のアルキル基〕 〔m1は1〜3の数、n1は1〜3の数、R1,R2
    R3は式()と同じ〕 〔R4はH又は炭素数1〜3のアルキル又はア
    ルキロール基、R1は式()と同じ〕 〔m2及びn2は0〜3の数、R1,R2,R3は式
    ()と同じ〕 〔Aは―O―又は―NH―、R1,R2,R3,n1
    は式()及び()と同じ〕 〔R1,R2,R3,n1は式()及び()と同
    じ〕 〔R1は式()と同じ。ピリジンの置換位は
    2又は4位〕 〔R1,R2は式()と同じ。ピペリジンの置
    換位は2又は4位〕 〔R1,R2,R3は式()と同じ〕 b○ 前記一般式()〜()で表わされる含窒
    素単量体又はその塩の1種又は2種以上と、
    α,β―不飽和カルボン酸又はその塩あるいは
    そのアマイド化物、エステル化物若しくは酸無
    水物、スルホン酸基含有ビニル化合物又はその
    塩、アクリロニトリル、ビニルピロリドン及び
    炭素数2〜20の脂肪族オレフインから成る群よ
    り選ばれるビニル系単量体の1種又は2種以上
    の共重合物。 c○ エチレンイミンの開環重合体類の塩又は第4
    級アンモニウム塩 d○ 脂肪族ジカルボン酸とポリエチレンポリアミ
    ン又はジポリオキシエチレンアルキルアミンと
    の縮重合物の塩又は第4級アンモニウム塩。 e○ ジハロアルカン―ポリアルキレンポリアミン
    縮重合物。 f○ エピハロヒドリン―アミン縮重合物。 g○ カチオン化デンプン、カチオン化セルロー
    ス、又はキトサンの塩、又はキトサンの4級
    塩。 h○ 窒素原子6〜200個を有するポリアルキルイ
    ミン類にアルキレンオキシドを付加して得られ
    る分子量1000〜60万のポリエーテルポリオール
    類。 3 水溶性高分子化合物の分子量が1000〜100万
    である特許請求の範囲第1項又は第2項記載の金
    属加工油組成物。 4 含窒素単量体と共重合するα,β―不飽和カ
    ルボン酸類がアクリル酸、メタアクリル酸、マレ
    イン酸又はそれらのアルキルアマイド、アルキル
    エステル又はアクリロニトリルであり、その塩が
    アルカリ金属又はアンモニウムである特許請求の
    範囲第2級記載の金属加工油組成物。 5 含窒素単量体と共重合するスルホン酸基含有
    ビニル化合物がビニルスルホン酸、メタリルスル
    ホン酸、2―アクリルアミド―2―メチルプロパ
    ンスルホン酸、又はp―スチレンスルホン酸であ
    り、その塩がアルカリ金属又はアンモニウムであ
    る特許請求の範囲第2項記載の金属加工油組成
    物。 6 エチレンイミンの開環重合物の繰返し単位が
    次の一般式(XI) 〔式中、n3は1〜5の整数、n4は0〜5の整数
    を示す〕 で表わされるものである特許請求の範囲第2項記
    載の金属加工油組成物。 7 脂肪族ジカルボン酸とポリエチレンポリアミ
    ンとの重縮合物の繰返し単位が次の一般式(XII) ―〔OCR7―CONH―(R′―NH―)n5R′―NH―〕
    (XII) 〔式中、R7はダイマー酸残基又は炭素数1〜
    10のアルキレン基、R′は―CH2CH2―、n3は2〜
    7の整数を示す〕 で表わされるものである特許請求の範囲第2項記
    載の金属加工油組成物。 8 脂肪族ジカルボン酸とジポリオキシエチレン
    アルキルアミンとの重縮合物の繰返し単位が次の
    一般式() 〔式中、R7は式(XII)と同じ。R8は炭素数1
    〜8のアルキル基、R9はH又はCH3、n6及びn7
    1〜10の整数を示〕 で表わされるものである特許請求の範囲第2項記
    載の金属加工油組成物。 9 エピハロヒドリン―アミン重縮合物の繰返し
    単位が次の一般式() 〔式中、R10〜R12はCH3又はC2H5、Xはハ
    ロゲンイオンを示す〕 で表わされるものである特許請求の範囲第2項記
    載の金属加工油組成物。 10 ポリアルキレンポリアミンが分子内に下記
    ()式にて示す骨格を連続して5ヶ以上有し、
    且つそれらのうち1ヶ以上は下記()式にて
    示す骨格であり、末端がOH及び又はNH2である
    窒素原子6〜100個を含むポリエチレンイミンで
    ある特許請求の範囲第2項記載の金属加工油組成
    物。 11 ポリエーテルポリオール中のアルキレンオ
    キシドがエチレンオキシド、プロピレンオキシ
    ド、スチレンオキシド、ブチレンオキシドから成
    る群から選ばれる1種又は2種以上のものであ
    り、その含有量がポリエーテルポリオールの3〜
    80重量%である特許請求の範囲第2項記載の金属
    加工油組成物。 12 極圧剤が次の(i)〜(x)に示される化合物から
    選ばれる1種又は2種以上のものある特許請求の
    範囲第4級記載の金属加工油組成物。 (i) リン酸、亜リン酸又はこれらのチオ又はエス
    テル化合物 (ii) アルキル、アルキルアリル又はアリル基に1
    個以上の水酸基を有するモノもしくはジリン酸
    エステル又はこれらのチオ化合物 (iii) 炭素数1〜8のアルキル、アルキルアリル又
    はアリル基を有するモノ又はジホスホン酸類又
    はこれらのチオ化合物 (iv) 炭素数1〜8のアルキル、アルキルアリル又
    はアリル基を有するモノ又はジホスフイン酸類
    又はこれらのチオ化合物 (v) 窒素原子を含有するモノ又はジ又はトリホス
    ホン酸 (vi) 炭素数1〜8のアルキル基又はアリル基を有
    するチオアルコール (vii) 炭素数1〜10のアルキル基、ヒドロキシアル
    キル基、アルキルアリル基又はヒドロキシアル
    キルアリル基を有するチオカルボン酸又はその
    塩 (viii) 有機金属亜鉛化合物 (ix) R0―(S―)zR0 〔式中、zは1〜5の整数、R0は(iii)と同一〕 (x) 含硫黄有機複素環化合物類もしくはその塩 13 水溶性高分子化合物量が、全組成の0.1〜
    20重量%である特許請求の範囲第1項又は第2項
    記載の金属加工油組成物。 14 極圧剤の量が、全組成の0.1〜10重量%で
    ある特許請求の範囲第1項又は第12項記載の金
    属加工油組成物。
JP10723983A 1983-06-14 1983-06-15 Kinzokukakoyusoseibutsu Expired - Lifetime JPH0240118B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10723983A JPH0240118B2 (ja) 1983-06-15 1983-06-15 Kinzokukakoyusoseibutsu
GB08414077A GB2142931B (en) 1983-06-14 1984-06-01 Metal-working compositions
US06/617,572 US4663061A (en) 1983-06-14 1984-06-05 Metal-working oil composition
GR74965A GR82654B (ja) 1983-06-14 1984-06-07
DE3421967A DE3421967C2 (de) 1983-06-14 1984-06-13 Metallbearbeitungsöl-Zusammensetzung
ES533387A ES8606467A1 (es) 1983-06-14 1984-06-13 Una composicion de aceite para el trabajo de metales.
IT8448383A IT1177795B (it) 1983-06-14 1984-06-13 Composizione di olio per la lavorazione di metalli
FR848409215A FR2548210B1 (fr) 1983-06-14 1984-06-13 Perfectionnements a une composition d'huile pour le travail des metaux, contenant un polymere hydrosoluble cationique ou amphotere
KR1019840003348A KR910004944B1 (ko) 1983-06-14 1984-06-14 금속-가공유 조성물

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10723983A JPH0240118B2 (ja) 1983-06-15 1983-06-15 Kinzokukakoyusoseibutsu

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59232183A JPS59232183A (ja) 1984-12-26
JPH0240118B2 true JPH0240118B2 (ja) 1990-09-10

Family

ID=14454003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10723983A Expired - Lifetime JPH0240118B2 (ja) 1983-06-14 1983-06-15 Kinzokukakoyusoseibutsu

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0240118B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60203699A (ja) * 1984-03-29 1985-10-15 Nippon Steel Corp 鋼板用冷間圧延油
JP2798215B2 (ja) * 1989-06-29 1998-09-17 株式会社日本触媒 水性金属加工油
JP2562389B2 (ja) * 1991-06-28 1996-12-11 株式会社コスモ総合研究所 非鉄金属用塑性加工油組成物
CN102031186B (zh) * 2010-12-30 2013-04-10 东莞太平洋博高润滑油有限公司 一种扩径油及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59232183A (ja) 1984-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0248040B2 (ja)
KR890002834B1 (ko) 금속 압연유 조성물
US4663061A (en) Metal-working oil composition
US4664823A (en) Metal-working oil composition
US4650595A (en) Metal working water-soluble lubricant composition and method of feeding same
JPH0240114B2 (ja)
JPH0240116B2 (ja)
JPH0240118B2 (ja) Kinzokukakoyusoseibutsu
GB2142651A (en) Metal-working compositions
JPH0237399B2 (ja)
JPH0240119B2 (ja) Reikanatsuenyu
JPH0240112B2 (ja)
JPH0240115B2 (ja) Kinzokukakoyusoseibutsu
JPH0248038B2 (ja) Kinzokukakoyusoseibutsu
JPH0313280B2 (ja)
JPH0329118B2 (ja)
JPS6295398A (ja) 金属圧延油
JPH0252959B2 (ja)
JPS6326160B2 (ja)
JPH0248039B2 (ja) Kinzokukakoyusoseibutsu
JPH0336075B2 (ja)
JPH0420959B2 (ja)
JPS59232182A (ja) 金属加工油組成物
JPH0248037B2 (ja) Kinzokukakoyusoseibutsu
JPH0240120B2 (ja) Reikanatsuenniokeruchokusetsushikiatsuenyukyokyuhoho