JPH02279880A - 立体駐車場における車両の搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は車両の入庫及び出庫動作を、安全でしから高速
で行える立体駐車場における車両の搬送装置に関する。

〈従来の技術〉 車両の入庫及び出庫を自動的に行える搬送装置を備えた
立体駐車場が種々提案されている。

この種の搬送装置として櫛歯式のものが知られており、
さらに櫛歯式の搬送装置は、櫛歯の運行から次の二つに
大別される。

その一つは、実開昭５４−６２２８６号公報に代表され
るもので、タイヤの最下部を部分的に支持する櫛歯部材
が、昇降自在の搬送装置側と各駐車スペース内に夫々平
行に設けられている。

そして例えば入庫の際は、車両のタイヤを搬送装置の櫛
歯上に載置して、目的の駐車スペースより少し高い位置
まで運搬し、搬送装置又は駐車スペースの一方を、両櫛
歯が通り抜けできる位置まで横移動するように構成され
ている。

そして、搬送装置を降下して両櫛歯が相互に通り抜ける
とき、搬送装置から駐車スペース側の櫛歯・＼タイヤの
受は渡しを行い、その後に搬送装置又は駐車スペース側
の櫛歯が他の櫛歯を乗り越えて元位置に復帰する機構と
なっている。

もう一つの形式は、特開昭６３−２５１５７６号公報に
開示されている。

この形式の搬送装置は、櫛歯と一体構造の第１のフレー
ムと、第１のフレームを昇降可能に支持する第２のフレ
ームとより構成されている。

この形式は■タイヤの最下部を支持する櫛歯を備えてい
ること■搬送装置が格納庫内を昇降できる構成を有する
点が前記した形式と同じであるが、■、各駐車スペース
内へ自走する走行機能と■各駐車スペース内で櫛歯を昇
降できる昇降機能を有する点が前記の形式と異なる。

このような運動をする搬送装置の出入りに対応するため
、駐車スペースには車両載置用の床の他に、この床の下
方に搬送装置が滑走するための専用の床が形成されてい
る。

そして、第１のフレームの櫛歯を駐車スペースの櫛歯よ
り高低差を設けて駐車スペースへ出入りさせると共に、
駐車スペース内で第１のフレームの昇降動作により、両
櫛歯間でタイヤを受は渡しする構造となっている。

〈本発明が解決しようとする問題点〉 前記した従来の搬送装置には次のような共通した問題点
がある。

くイ〉従来の搬送装置は、固定した櫛歯の上下を他の櫛
歯が水平移動をする機構である。

そのため、駐車スペースの床の下部と、床の上方に夫々
少なくとも櫛歯相互の衝突を回避できるだけの空間を確
保しなければならない。

そのため、各階の床厚と各駐車スペースの高さを夫々櫛
歯の通過を許容する分だけ加算して設計しなければなら
ず、この空間の確保が車両の収納効率が低い原因となっ
ている。

〈口〉従来の搬送装置は、車両を高速で移送すると車両
の落下事故の危険があるから、低速運転を余技なくされ
ている。

そのため、入庫及び出庫に長時間を要する。

〈ハ〉車両を搬送装置に載置する場合、パーキングブレ
ーキをセットするか、或は低速のギアに入れて車両が走
行しない状態にしておく必要がある。

しかし、運転者が制動操作を忘れたり、その制動操作が
不十分である場合もある。

このような場合に、車両をそのまま移送すると車両が転
落事故を起こす危険があり、安全性の点で問題がある。

〈本発明の目的〉 本発明は以上の問題点を解決するために成されたもので
、その目的とするところは車両の収容効率の改善が図れ
る、立体駐車場における車両の搬送装置の提供にある。

さらに本発明の目的は搬送装置の高速運転を可能とする
ことで、入庫時間及び出庫時間を大幅に短縮することに
ある。

さらに本発明のもう一つの目的は、車両の制動が不十分
であっても、安全に車両を移送する点にある。

〈本発明の構成〉 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について説
明する。

〈イ〉立体駐車場の全体構成 第１図に本発明に係る立体駐車場の平面図を示す。

１０は地下式又は半地下式又は地上式の格納庫で、内部
に多数の駐車スペース１１を多段的に形成している。

２０は搬送装置で、図示しない集配地点と任意の駐車ス
ペース１１の間の最短距離を移動できるように中央通路
１２内に配置されている。

搬送装置２０の構造については後述する各駐車スペース
１１は、平行な一対のレール１３．１３及び各レール１
３．１３の外側に形成した載置床１４．１４を有する。

各載置床１４はレール１３と平行な多数の条溝ＩＳを有
する。

条溝１５のピッチは、複数の条溝１５の頂部でタイヤを
支持できるように設定しである。

載置床１４の寸法は、トレッド、ホイールベース、タイ
ヤの接地面の大きさ等が車種により異なっていても全タ
イヤを載置できるように多少の余裕を持たせてお（。

一対のレール１３．１３の間は窪みを凹設しておくか或
は閉塞しないで開放しておく。これは次記する搬送装置
２０を円滑に駐車スペース１１へ出入りさせるためであ
る。

本発明では、駐車スペース１１の高さや各階の床部の厚
さを従来に比べて小さく設計できる。

〈口〉搬送装置の構成 第２図に搬送装置２０の平面図を示す。

搬送装ｆ１２０は、台車４０及び台車４０に搭載した潜
入リフト体５０とより構成される。

台車４０はアングル材等で形成した枠体上の両側に搬送
用のレール４１，４１を載置している。

レール４１．４１は駐車スペース１１．のレール１３．
１３と等間隔で、かつ、平行に形成されている。

潜入リフト体５０は、車両の下部中央に潜入可能な薄型
の装置で、台車４０と各駐車スペース１１との間を水平
に走行する走行機能と、車両の全タイヤを把持する手段
と、全タイヤを一斉に昇降する昇降機能とを有している
。

〈ハ〉潜入リフト体の走行機能 潜入リフト体５０はフレーム５１を有する。

潜入リフト体５０はフレーム５１の前後の外側面に突設
した複数組の走行ローラ５２．５２を介してレール４１
に載置されている。

潜入リフト体５０は、公知のスライド機構により台車４
０のレール４１．４１上と駐車スペース１１のレール１
３．１３上を走行できるように構成されている。

潜入リフト体５ｏの走行機構としては、走行ローラ５２
を駆動式に構成したり、或はラックとビニオンを夫々フ
レーム５１と台車４０の対向部に設けたり、若しくはチ
ェーン部材とスプロケット等を組み合わせ等の公知の送
り機構を採用できる。

５３は潜入リフト体５０の直線走行性を確保するための
補助ローラである。

〈二〉タイヤの把持手段 第２図に見るように、潜入リフト体５０はフレーム５１
の左右に一対の第１のアーム６０．６０及び第２のアー
ム７０．７０８ｍえている。

第１及び第２のアーム６０．７０はタイヤの下部周面を
把持する目的の部材である。

第１及び第２のアーム６０．７０は、はぼ９０”の範囲
を水平方向に揺動する機能と、レール４１の長手方向に
沿って平行移動する機能と、昇降機能が付与されている
。

〈ホ〉アームの形状 第１及び第２のアーム６０．７０は同一構造であるから
第３．４図を基に一方の第１のアーム６０の構造につい
て説明し、第２のアーム７０についての説明を省略する
。

第３図は第１のアーム６０全体を示し、第４図は駐車ス
ペース１１の載置床１４との関係を理解するための横断
面を示す。

第１のアーム６０は一端がピンで回動自在に軸支されて
いる。

第１のアーム６０の片面にはタイヤの把持面となる当て
面６１が形成しである。

当て而６１の裾部には第１のアーム６０の直交方向に複
数の爪体６２がフォーク状に並設されている。

爪体６２は、車両の重量を積極的に支持することを目的
としない。

爪体６２の当て面６１及び上面６３は、タイヤの曲率を
考慮して屈曲面、或は直線状の斜面に形成しである。

第４図のように爪体６２は駐車スペース１１の載置床１
４に凹設しである条溝１５と等ピッチで、しかも条溝１
５の側面に衝突しないで出入りできる寸法に形成されて
いる。

〈へ〉アームの揺動機構 第２図を基に第１及び第２のアーム６０．７０の運動に
ついて説明する。

まず揺動機構について説明する。

左右一対の第１のアーム６０．６０は、フレーム５１の
上下面を挟持するように配置された二枚の板体８０．８
１間で揺動可能に軸支されている。　第１のアーム６０
．６０の揺動機構は、例えば板体８０に揺動用モータＭ
１を取り付け、この揺動用モータＭ１の回転軸８２にナ
ツト部材８３を螺合すると共に、ナツト部材８３と各第
１のアーム６０．６０の基端間を夫々リンクで連結する
構造を採用できる。

揺動用モータＭ１の正逆転により揺動する一対の第１の
アーム６０．６０の揺動範囲は、第１のアーム６０．６
０を閉じたとき各爪体６２がレール４１．４１の内側に
位置して潜入リフト体５０が走行するときの邪魔になら
ず、又直線状に開いたときに各爪体６２が条溝１５と平
行になるように、はぼ９０°の範囲で揺動するように設
定されている。

又、Ｔ４２のアーム７０の揺動機構は第１のアーム６０
と同様の機構を採用できるから説明を省略する。

〈ト〉移動機構 第１及び第２のアーム６０．７０はレール４１と平行に
移動できるようにも構成されている。

この機構の一例を第２図を基に説明すると、フレーム５
１の中央部に送り用モータＭ２を取り付け、この送り用
モータＭ２の回転軸を傘歯車等を介して棒ねじ８４に接
続する。

そして、第１及び第２のアーム６０．７０を支えている
一方の板体８０に夫々棒ねじ８４の途上を螺合すれば、
送り用モータＭ２の正逆転を捧ねじ８４に伝えるこ七で
、第１及び第２のアーム６０．７０を相互に接近する方
向又は離隔する方向にねじ送りできる。

尚、揺動用モータＭ１及び送り用モータＭ２は夫々図示
しないセンサ等により、第１及び第２のアーム６０．７
０の運動を設定位置で停止できるように構成されている
。

〈ヂ〉昇降機構 潜入リフト体５０は台車４０に対し昇降可能に１１ｉ！
２置されている。

第２図及び第５図に例示した潜入リフト体５０の昇降機
構について説明すると、フレーム５１の前後に夫々フレ
ーム５１の横断方向に軸５４．５４が設けられている。

この軸５４はフレーム５１の外方に位置する両端部がク
ランク状に屈曲していて、軸５４の端部の中心線が途中
の中心線に対し偏心している。

走行ローラ５２は各軸５４．５４の両端に軸５４の回動
を許容する状態で取り付けられている。

さらに、両軸５４．５４の途上にスプロケットが取り付
けられ、スプロケットとフレーム５１に取り付けた昇降
用モータＭ３の間をチェーン・５５で結んで両軸５４．
５４に同時に回動を与えられるように構成しである。

上記の構成により、両軸５４．５４を回動すると各軸５
４．５４の途中が各軸５４．５４の両端部を支点に回動
するから、両軸５４．５４の途上と一体のフレーム５１
が昇降する。

両軸５４．５４に与える回動は、垂線に対し１８０°未
漢の範囲を往復動するように構成することが好ましい。

従って、第１及び第２のアーム６０．７０は、回動によ
って変化する両軸５４．５４の上死点と下死点の範囲で
昇降することになる。

両軸Ｓ４．５４の上死点は、少なくともレール４１．１
３に衝突せずに揺動できる高さであると共に、車両のボ
ディの下面に衝突しない高さに設定しておく必要がある
。

尚、第１及び第２のアーム６０．７０の揺動や移動及び
昇降機構として、前記した機構の他に公知の種々の機構
を採用できることは勿論である。

〈作用〉 次に第６〜１１図を基に本発明の搬送装置による車両の
出庫動作について説明する。

〈イ〉潜入リフト体の潜入 第６図においてＡ、Ａは前タイヤ、Ｂ、Ｂは後タイヤで
あり、駐車スペース１１の載置床１４．１４に載置され
ている。

搬送装置２０はコンピュータ制御によって目的の駐車ス
ペース１１の前まで移動して停止する。

搬送装置２０の移動中、第１及び第２のアーム６０．７
０はレール４１．４１の内側に閉じて相互に最も接近し
ている。

搬送装置２０はレール４１が駐車スペース１１のレール
１３と一致する高さで停止する。

そして、第１及び第２のアーム６０．７０を閉じた状態
の潜入リフト体５０が両レール４１．１３を乗り継いで
駐車スペース１１内へ進入し、車両の下部中央に潜入す
る。

〈口〉アームの外開き 続いて、第７図に示すように第１及び第２のアーム６０
．７０を閉じたまま潜入リフト体５０が車体に触れない
高さまで上昇する。

そして、第１及び第２のアーム６０．７０が車両の車軸
と平行になるまで外方へ揺動する。

くハ〉潜入リフト体の降下 次に第１及び第２のアーム６０．７０が各車軸と平行に
なるまで開（と、今度は潜入リフト体５０が降下する。

潜入リフト体５０が降下すると第１及び第２のアーム６
０．７０　ｔ）−緒に降下し、その結果第４図の一点鎖
線のように各爪体６２が各条溝１５内に落とし込まれる
。

以上の第１及び第２のアーム６０．７０が開いて載置床
１４に着床するまで動作は、車両の両車軸の間で行われ
る。

〈二〉タイヤの把持 続いて第８図に示すようにフレーム５１に係留しながら
第１及び第２のアーム６０．７０が相互に離れる方向に
平行移動する。

その結果、第９図に拡大して示すように前タイヤＡの場
合は、同図の矢印で示すように第１のアーム６０が前タ
イヤＡに向けて直進し、当て面６１が前タイヤＡの下部
周面に当接して停止する。

このとき、各爪体６２は前タイヤＡに触れずに条溝１５
内に潜入している。

後タイヤＢについては第２のアーム７０が第１のアーム
６０と逆方向に直進して後タイヤＢの下部周面に当接し
て停止する。

このように第１及び第２のアーム６０．７０が車軸の接
近方向に移動することで、両タイヤΔ、Ｂを確実に把持
する。

ｌホ〉車両の浮上 次に潜入リフト体５０が再び上昇する。

すると第１及び第２のアーム６０．７０も一緒に上昇し
、両タイヤＡ、Ｂが載置床１４．１４から浮上する。

第１０図を基に前タイヤＡの浮上動作について説明する
と、第１のアーム６０が上昇すると、前タイヤＡに負荷
する荷重の大半を当て面６１で受けながら前タイヤＡを
徐々に持ち上げる。

第１のアーム６０の上昇により爪体６２の上面６３が前
タイヤＡの最下部に当接する。

前タイヤＡに分担された車両の重量は、当て面６１と爪
体６２が分担して支持する。

尚、第２のアーム７０による後タイヤＢの浮上動作につ
いては前タイヤＡの場合と同様であるから説明を省略す
る。

最終的に車両の重量は第１及び第２のアーム６０．７０
、フレーム５１を経て駐車スペース１１のレール１３．
１３が支持する。

〈へ〉車両の引き出し 第１１図に見るように、駐車スペース１１内で車両を浮
上すると、今度は潜入リフト体５０がレール１３．４１
を乗り継いで台車４０上へ復帰する。

これにより駐車スペース１１内の車両が潜入リフト体５
０により駐車スペース１１から引き出されて、搬送装置
２０へ移し変えられる。

尚、車両を引き出す際、車両の全タイ−ｒＡ、Ｂが第１
及び第２のアーム６０．７０によって確実に把持されて
いるから、潜入リフト体５０の高速移動が可能となる。

搬送装置２０上の車両の重量は、第１及び第２のアーム
６０．７０を経てレール４１が支持する。

この状態で搬送装置２０を図示しない出庫口まで移動し
て車両を出庫する。

〈ト〉入庫 車両を入庫する場合は、出庫と比べ車両を出し入れする
位置が異なるだけで基本的動作については同一であるの
でその説明を省略する。

尚、車両の入庫口及び種出庫口となる地点（例えばター
ンテーブル等）に潜入リフト体５０の出入りが可能なよ
うに、駐車スペース１１の載置床１４と同様の条溝とレ
ールを設けてお（必要がある。

〈その他の実施例〉 前記実施例は第１及び第２のアームが両車両の内側間で
前タイヤ及び後タイヤを把持する構造の搬送装置につい
て説明したが、第１及び第２のアームが車両の各車軸の
外側から前タイヤ及び後タイヤを把持するように構成し
てもよい。

本実施例の場合、第１及び第２のアームの向きを前記実
施例と逆にすればよい。

く本発明の効果〉 本発明は以上説明したようになるから次の効果が得られ
る。

〈イ〉従来装置は、タイヤを床面から必要以上の高さま
で浮上させていた。

これに対し本発明の搬送装置は、タイヤの浮上量をタイ
ヤが床面から離れるだけの最小量に減少できる。

そのため、各階に形成する駐車スペースの高さと駐車ス
ペースの床厚を従来に比べて小さ（設計できるから、立
体駐車場における車両の収納効率が向上する。

〈口〉本発明では各タイヤの下部周面を楔状のアームで
確実に把持するので、車両を高速で移送できる。

そのため、入庫及び出庫を迅速に行える。

〈ハ〉従来の搬送装置は車両の制動が不十分であると、
移送中に車両の転落事故を起こす危険があった。

本発明では楔状のアームが各タイヤを確実に把持するの
で、車両の制動が不十分であっても車両の転落事故を防
止して安全に移送できる。

〈二〉アームから延びる爪体が、爪体の交差する方向へ
タイヤが横移動することを防止する。

そのため、車両を移送する際の安全性がより向上する。

【図面の簡単な説明】

第１１二本発明に係る搬送装置を装備した格納庫の一部
の平面図 第２図：搬送装置の全体平面図 第３図：第１のアームの斜視図 第４図：第１のアームの昇降と載置の関係を説明するた
めの載置床の部分断面図 第５図：フレームの昇降機構の一例を示すための一部を
省略した斜視図 第６図：潜入リフト体が駐車スペース内へ進入するとき
の平面図 第７図：駐車スペース内で第１及び第２のアームを広げ
た状態の平面図 第８図：駐車スペース内で第１及び第２のアームがタイ
ヤを把持した状態の平面図 第９図：第１のアームによる前タイヤの把持状態を説明
するための断面図 第１０図：第１のアームによる前タイヤの浮上を説明す
るための断面図 第１１図：駐車スペース内の車両を搬送装置ヘリき込ん
だ状態の平面図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）多層的に複数の駐車スペースを有する格納庫と、
   格納庫内の各駐車スペースに面して形成される通路内に
   移動自在に配置した車両搬送用の搬送装置とを有し、各
   駐車スペースには車両の出入りする方向に沿って平行な
   レールと、レールの外側に載置床とを形成し、各載置床
   にレールと平行に複数の条溝を形成した立体駐車場にお
   いて、前記搬送装置が車両の下部中央に潜入可能な薄型
   の装置であって、 その両側に搬送用のレールを並設した台車と、台車のレ
   ールに走行可能に搭載した潜入リフト体とからなり、 潜入リフト体は車両の前タイヤ及び後タイヤの下部周面
   を把持する複数組のアームを有し、各組のアームは水平
   の揺動及び昇降可能であって且つレールと平行に移動可
   能に構成し、 各組のアームの側面の裾部に前記条溝に出入り可能な寸
   法の複数の爪体を設けたことを特徴とする、 立体駐車場における車両の搬送装置。