JP7236728B2 - 熱分析装置 - Google Patents

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Description

本発明は、試料を加熱し、温度変化に伴う試料の物理的変化を測定する熱分析装置に関する。
従来から、試料の温度特性を評価する手法として、試料を加熱し、温度変化に伴う試料の物理的変化を測定する熱分析といわれる手法が行われている。熱分析は、JIS K 0129:2005 "熱分析通則"に定義されており、測定対象(試料)の温度をプログラム制御させた時の、試料の物理的性質を測定する手法が全て熱分析とされる。この熱分析として、質量(重量変化)を検出する熱重量測定(TG)がある。
熱重量測定(TG)を行う熱分析装置は、重量の検出を行う水平レバーの先端に試料を載置すると共に、このレバーの先端を加熱炉内(通常は加熱炉内の炉心管の内部空間)に挿入し、レバーの傾きを重量検出器で検出して試料の重量変化を検出するようになっている。
ところが、重量検出器が加熱炉からの熱影響を受けて検出精度が低下するという問題がある。そこで、重量検出器をヒータで一定温度に保つ技術が開発されている(特許文献1)。
特開平10-104147号公報
ところで、重量検出器は、レバーに取り付けられたコイルに電流を流して電磁石とし、コイルの上下に取り付けられた磁石との間の作用でレバーを水平に保つように制御し、コイル電流を測定することで試料の重量を検出する。
しかしながら、重量検出器の温調用の抵抗加熱式のヒータに通電電流が流れると磁界が生じ、重量検出器の検出にノイズとして影響を与えることが判明した。
そこで、本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、重量検出器の検出精度の低下を抑制した熱分析装置の提供を目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の熱分析装置は、軸方向に伸びる筒状の加熱炉と、前記加熱炉の前記軸方向の後端側に配置され、前記軸方向に延びて重量を検出するレバーを備えた重量検出器と、前記加熱炉と前記重量検出器との間を接続し、前記加熱炉の内部空間と前記重量検出器の内部空間とを連通させ、前記重量検出器から前記加熱炉の内部に向かって前記レバーを配置する接続部と、前記レバーの先端に接続されて前記加熱炉の内部に配置され、試料を保持する試料保持部と、を備えた熱分析装置であって、前記重量検出器は、レバーに取り付けられたコイルに電流を流して電磁石とし、前記コイルの上下に取り付けられた磁石との間の作用でレバーを水平に保つように制御し、コイル電流を測定することで試料の重量を検出し、前記重量検出器を覆って配置され抵抗加熱式のヒータと、前記ヒータの通電状態を制御し、前記ヒータに6A以下の電流を通電しつつ前記重量検出器を一定温度に保持するヒータ制御部と、をさらに備えたことを特徴とする。
この熱分析装置によれば、ヒータを通電して一定温度になるように(周囲温度よりも)加熱することで、重量検出器を一定温度に保持することができ、測定精度を向上させることができる。
さらに、ヒータを通電電流が6A以下に設定することで、比較的低電流でヒータを加熱できるので、ヒータの回路に流れる電流に起因する磁場が低減する。これにより、この磁場が、レバーが水平になるように制御(コイルに流れる電流を測定)する際のノイズとなることを抑制し、測定精度をさらに向上させることができる。
本発明の熱分析装置において、前記ヒータ制御部は、前記重量検出器を50℃以下に保持してもよい。
ヒータによる重量検出器の加熱保持温度が50℃以下であれば、室温付近での重量測定も行えるからである。
本発明の熱分析装置において、前記熱分析装置で測定したTG曲線におけるバックグラウンドの変動幅を示す、前記レバーのTG信号ノイズ幅が0.2μg以下であってもよい。
通常、レバーは非磁性材料(例えばステンレス鋼)を用いて形成されるが、切削等の加工の影響で結晶構造が変化する等の理由によって、実際のレバーはわずかな磁性を帯びることがある。そこで、レバーが有する固有のTG信号ノイズ幅が0.2μg以下となるようにすると、レバー自身によるノイズを抑制し、重量検出器の測定精度をさらに向上させることができる。
本発明の熱分析装置は、少なくとも前記軸方向に前記加熱炉を覆うと共に、前記加熱炉の後端側に空気取入口を有する加熱炉カバーであって、該加熱炉カバーの内部に前記軸方向の後端から先端に向かう気流を生じさせるファンを前記空気取入口よりも前方に配置してなる加熱炉カバーをさらに備えてもよい。
これにより、加熱炉の熱が重量検出器側に伝わることを抑制し、重量検出器を一定温度により確実に保持して測定精度を向上させることができる。又、重量検出器をより低温で保持できるので、重量検出器を50℃以下に保持することを実現し易くなる。
本発明の熱分析装置は、少なくとも前記軸方向に前記重量検出器を覆うと共に、前記重量検出器の先端側の外部空間を閉塞し、前記重量検出器の後端側に空気が出入する開口を有する重量検出器カバーをさらに備えてもよい。
これにより、加熱炉の熱が重量検出器側に伝わることを抑制すると共に、開口から外気を重量検出器の周囲に出入させることができる。その結果、ヒータの加熱温度と、重量検出器の周囲温度との差を大きくし、ヒータにより重量検出器を一定温度により確実に保持できる。又、重量検出器をより低温で保持できるので、重量検出器を50℃以下に保持することを実現し易くなる。
本発明の熱分析装置は、前記加熱炉カバーと、前記重量検出器カバーとの間に前記軸方向に間隙を有し、当該間隙に前記接続部の少なくとも一部が露出してなってもよい。
これにより、接続部の少なくとも一部が露出するので、接続部を放冷し易く、加熱炉の熱が接続部を介して重量検出器側に伝わることを抑制できる。その結果、重量検出器を一定温度により確実に保持して測定精度を向上させることができる。又、重量検出器をより低温で保持できるので、重量検出器を50℃以下に保持することを実現し易くなる。
本発明の熱分析装置において、前記間隙から前記接続部に向かって気流を生じさせる第2のファンを所定位置に配置してもよい。
これにより、接続部をより一層放冷することができる。
本発明の熱分析装置において、前記加熱炉が、透明材料により筒状に形成され前記試料保持部を内部に配置したファーナスチューブと、当該加熱炉の内面を形成し前記ファーナスチューブを挿通させる円筒状の炉心管と、当該炉心管に外嵌された加熱炉ヒータと、両端に側壁を有し前記加熱炉ヒータを囲む円筒状の外筒と、を有し、前記炉心管及び前記外筒のそれぞれには、前記ファーナスチューブを介して当該外筒外側から前記試料が観察可能なように連通する貫通口として設けられた第1の開口部を有してもよい。
これにより、第1の開口部からファーナスチューブを介して熱分析中の試料の変化を観察することができる。
本発明の熱分析装置において、前記加熱炉カバーが、前記第1の開口部と貫通方向に重なる第2の開口部を有してもよい。
これにより、加熱炉カバーを覆った状態であっても、第2の開口部および第1の開口部からファーナスチューブを介して熱分析中の試料の変化を観察することができる。
本発明によれば、重量検出器の検出精度の低下を抑制した熱分析装置が得られる。
本発明の実施形態に係る熱分析装置の構成を示す斜視図である。 図1のA-A線に沿う断面図である。 熱分析装置の先端側から見た加熱炉カバー及び重量検出器カバーを示す斜視図である。 熱分析装置の後端側から見た加熱炉カバー及び重量検出器カバーを示す斜視図である。 試料セット位置における加熱炉及びファーナスチューブの位置を示す図である。 ファーナスチューブ内の試料を観察する方法の一例を示す図である。 ヒータに通電する直流電流を4~7Aに変えた場合の天秤アーム(レバー)のTG信号ノイズ幅を示す図である。 天秤アーム(レバー)のTG信号ノイズ幅の測定方法を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、軸方向Oに沿って加熱炉3及びファーナスチューブ9の先端部9a側を「先端(側)」とし、その反対側を「後端(側)」とする。
図1は本発明の実施形態に係る熱分析装置100の構成を示す斜視図であり、図2は図1のA-A線に沿う断面図である。
熱分析装置100は熱重量測定(TG)装置を構成し、筒状のファーナスチューブ9と、ファーナスチューブ9を外側から取り囲む筒状の加熱炉3と、ファーナスチューブ9の内部に配置されて試料S、Sをそれぞれ保持する試料ホルダ(特許請求の範囲の「試料保持部」に相当)41,42と、第1の支持台12と、第1の支持台12の上面に載置された第2の支持台14と、ファーナスチューブ9の軸方向Oの後端部9dに接続される測定室30と、測定室30内に配置されて試料S、Sの重量変化を測定する重量検出器32と、第1の支持台12及び測定室30を自身の上面に載置する基台10と、を備えている。
測定室30の上下面を断熱部材50が覆っており、断熱部材50の上下面にそれぞれ交流抵抗加熱式のヒータ52a、52bが重量検出器32を挟むようにして埋設されている。
さらに、加熱炉3を覆う加熱炉カバー62と、重量検出器を覆う重量検出器カバー64が設けられている。
又、加熱炉3の軸方向両端近傍の下端は、2つの支柱18によって第2の支持台14の上面に接続されている。又、ファーナスチューブ9の後端部9dの外側にフランジ部7が固定され、フランジ部7の下端は支柱16によって第1の支持台12の上面に接続されている。なお、支柱16は第2の支持台14の後端よりも後端側に配置され、第2の支持台14と干渉しないようになっている。
図2に示すように、第1の支持台12は、例えば基台10に埋設されたリニアアクチュエータ22等によって基台10に対して軸方向Oに進退可能になっている。
又、第2の支持台14は、例えば第1の支持台12に埋設されたリニアアクチュエータ24等によって第1の支持台12に対して軸方向Oに進退可能になっている。
加熱炉3は、加熱炉3の内面を形成する円筒状の炉心管3cと、炉心管3cに外嵌された加熱炉ヒータ3bと、両端に側壁を有する円筒状の外筒3aとを有する(図2参照)。外筒3aの両側壁の中心には、炉心管3cを挿通するための中心孔が設けられている。外筒3aは加熱炉ヒータ3bを取り囲んで加熱炉3を保温するとともに、外筒3aに適宜調整孔(図示せず)を設けて加熱炉3の温度調整を行うこともできる。なお、炉心管3cの内径はファーナスチューブ9の外径より大きく、加熱炉3はファーナスチューブ9(及びその内部の試料S、S)を非接触で加熱するようになっている。
外筒3aに適宜調整孔(図示せず)を設けて加熱炉3の温度調整を行うこともできる。
ファーナスチューブ9は先端部9aに向かってテーパ状に縮径し、先端部9aは細長いキャピラリ状に形成されてその先端に排気口9bが開口している。そして、ファーナスチューブ9には適宜パージガスが後端側から導入され、このパージガスや、加熱による試料の分解生成物等が排気口9bを通じて外部に排気される。一方、ファーナスチューブ9の後端部9dの外側には、シール部材71を介してリング状のフランジ部7が取り付けられている(図2参照)。
又、ファーナスチューブ9は透明材料により形成され、試料S、Sをファーナスチューブ9の外側から観察可能である。ここで、透明材料とは、可視光を所定の光透過率で透過する材料であり、半透明材料も含む。又、透明材料としては石英ガラス又はサファイアガラスを好適に用いることができる。
但し、ファーナスチューブ9が非透明の例えばセラミック等から形成されてもよい。
試料ホルダ41、42には、軸方向O後端側に水平に延びる天秤アーム(特許請求の範囲の「レバー」)43、44がそれぞれ接続され、天秤アーム43、44は互いに水平方向に並んでいる。そして、各試料ホルダ41、42には、それぞれ図示しない試料容器を介して試料S、Sが載置されている。ここで、試料Sは測定試料(サンプル)であり、試料Sは基準物質(リファレンス)である。又、試料ホルダ41、42の直下には熱電対が設置され、試料温度を計測可能になっている。天秤アーム43、44、試料ホルダ41、42、及び図示しない試料容器は、例えば白金で形成されている。
測定室30はファーナスチューブ9の後端に配置され、測定室30の先端部には、ファーナスチューブ9に向かって軸方向O先端側に延びる管状のベローズ(特許請求の範囲の「接続部」)34がシール部材(図示せず)を介して取り付けられている。ベローズ34の先端側はフランジ部36を形成し、フランジ部36はフランジ部7にシール部材72を介して気密に接続されている。このようにして、測定室30とファーナスチューブ9の内部が連通し、各天秤アーム43、44の後端はファーナスチューブ9を通って測定室30内部まで延びている。なお、各シール部材としては、例えばOリング、ガスケット等を用いることができる。
図2に示すように、測定室30内に配置された重量検出器32は、コイル32aと、磁石32bと、位置検出部32cとを備えている。位置検出部32cは例えばフォトセンサーからなり、各天秤アーム43、44の後端側に配置されて天秤アーム43、44が水平な状態であるか否かを検出する。一方、コイル32aは各天秤アーム43、44の軸方向中心(支点)に取り付けられ、コイル32aの上下両側に磁石32bが配置されている。そして、天秤アーム43、44が水平になるようにコイル32aに電流を流し、その電流を測定することにより、天秤アーム43、44先端の各試料S、Sの重量を測定するようになっている。なお、重量検出器32は、各天秤アーム43、44のそれぞれに設けられている。
又、図2に示すように、リニアアクチュエータ22,24、加熱炉ヒータ3b、重量検出器32、及びヒータ52a、52bはコンピュータ等からなる制御部80によって制御される。
具体的には、制御部80は加熱炉ヒータ3bを通電制御し、所定の加熱パターンでファーナスチューブ9(各試料ホルダ41、42)を加熱すると共に、そのときの試料S、Sの温度変化及び重量変化を重量検出器32から取得する。
又、制御部80はヒータ52a、52bを通電制御し、重量検出器32を一定温度に保持する。
又、制御部80はリニアアクチュエータ22,24の動作を制御して、後述する測定位置、試料セット位置、及び試料観察位置に加熱炉3及びファーナスチューブ9を移動させる。
制御部80が特許請求の範囲の「ヒータ制御部」に相当する。
なお、フランジ部36とフランジ部7とが気密に接続され、加熱炉3がファーナスチューブ9の各試料ホルダ41、42(つまり、試料S、S)を覆う位置を、「測定位置」と称する。
図3に示すように、加熱炉カバー62は、軸方向Oに平行な上側角部が丸みを帯びた矩形状をなし、先端面に、ファーナスチューブの先端部9aと重なる排気孔62hが設けられると共に、排気孔62hに隣接して送風用のファン62fが設けられている。
又、図4に示すように、加熱炉カバー62の後端面は開口して空気取入口62aを形成している。
図2に示すように、加熱炉カバー62は少なくとも軸方向Oに加熱炉3を覆うように延びている。そして、加熱炉カバー62の下端側が第2の支持台14に取り付けられ、第2の支持台14又は第1の支持台12が軸方向Oに進退すると共に、加熱炉カバー62も重量検出器カバー64に対して軸方向Oに進退する(図3参照)。
一方、重量検出器カバー64も軸方向Oに平行な上側角部が丸みを帯びた矩形状をなし、加熱炉カバー62の後端側に軸方向Oに間隙Gを有して配置されている。重量検出器カバー64は基台10に直接取り付けられている。
又、図4に示すように、重量検出器カバー64の後端面はルーバ状の開口64aを形成している。
図2に示すように、重量検出器カバー64は少なくとも軸方向Oに重量検出器32を覆うと共に、先端面64bが重量検出器32の先端側の外部空間(重量検出器カバー64の内面と断熱部材50の外面との間の空間)を閉塞している。
そして、加熱炉カバー62と重量検出器カバー64との間の間隙Gに、ベローズ34の少なくとも一部が露出している。さらに、この間隙Gに重なる基台10上に、送風用の第2のファン10fが設けられている。基台10における第2のファン10fが設置される部位は上下に貫通し、第2のファン10fは基台10の下方から空気を取り入れることができる。
なお、図3に示すように、制御部80を含むコンピュータが加熱炉カバー62と重量検出器カバー64とに接して配置されている。
図5は、各試料ホルダ41、42に試料S、Sをセット又は交換する場合の加熱炉3及びファーナスチューブ9の位置を示す。試料S、Sをセット(配置)又は交換する場合には、第2の支持台14を測定位置(図1、図2参照)のまま移動させず、第1の支持台12のみをリニアアクチュエータ22によってファーナスチューブ9の先端側(図5の左側)に前進させると、第1の支持台12、第2の支持台14及び加熱炉カバー62が一体となって移動する。これにより、各支持台12、14にそれぞれ固定されたファーナスチューブ9及び加熱炉3が上記測定位置よりも先端側へ前進すると、各試料ホルダ41、42がファーナスチューブ9及び加熱炉3より後端側に露出するので、試料S、Sのセットや交換が行える。
図5の位置状態を試料セット位置と称する。
又、図6に示すように、加熱炉3の上面には、外筒3aから炉心管3cへ向かって貫通する第1の開口部W1が形成されている。加熱炉カバー62の上面には、上面から(第1の開口部W1の貫通方向に)見て第1の開口部W1と重なるように第2の開口部が形成されている。第1の開口部W1と第2の開口部を通して、各試料ホルダ41、42(つまり、試料S1、S2)の外側の位置でファーナスチューブ9が露出する。これにより、ファーナスチューブ9を介して熱分析中の試料S1、S2の変化を観察することができる。
具体的には、図1に示す測定位置にて加熱炉3によって試料S1、S2を加熱した後、ファーナスチューブ9内に載置された熱分析中の試料S1、S2を観察することができる。つまり、加熱炉3の外側の加熱炉カバー62の第1の開口部W1の直下に露出したファーナスチューブ9の上方に撮像手段(例えば、カメラ、光学顕微鏡等)90を配置し、熱分析中の試料S1、S2を観察できる。
次に、実施形態に係る熱分析装置100の特徴部分について説明する。実施形態においては、ヒータ52a、52bは、抵抗加熱式とされている。
まず、ヒータ52a、52bを通電して一定温度になるように(周囲温度よりも)加熱することで、重量検出器32を一定温度に保持することができ、測定精度を向上させることができる。
さらに、ヒータ52a、52bを通電電流が6A以下に設定することで、比較的低電流でヒータ52a、52bを加熱できるので、ヒータ52a、52bの回路に流れる電流に起因する磁場が低減する。これにより、この磁場が、天秤アーム43、44が水平になるようにコイル32aに流れる電流を測定する際のノイズとなることを抑制し、測定精度をさらに向上させることができる。
直流又は交流にかかわらず、ヒータ52a、52bを通電電流が6A以下であると好ましく、5A以下がより好ましい。通電電流が小さい程、当該電流により発生した磁場も小さくなる。抵抗加熱の場合、目的の温度領域と電気容量の関係から交流電源が好適である。又、交流としては、例えば50Hz以上が例示される。
なお、ヒータの容量(W)=電圧(V)×電流(A)であるので、同じヒータ容量で電流値を小さくするためには電圧を大きくする交流が好ましい。
制御部80は、ヒータ52a、52bを通電制御して、重量検出器32を50℃以下に保持する方が好ましく、40℃以下であればより好ましい。測定試料によっては、室温からの測定を求められる場合があるため室温付近での制御が出ることが理想である。ヒータ52a、52bによる重量検出器32の加熱保持温度が50℃以下であれば、室温付近での重量測定も行えるからである。
ところで、上述のようにヒータ52a、52bからの磁場を低減した場合、天秤アーム43、44自身がわずかに磁性を帯びていても、重量検出器32の測定精度に影響を与えることが判明した。
通常、天秤アーム43、44は非磁性材料(例えばステンレス鋼)を用いて形成されるが、切削等の加工の影響で結晶構造が変化する等の理由によって、実際の天秤アーム43、44はわずかな磁性を帯びることがある。
そこで、天秤アーム43、44が有する固有のTG信号ノイズ幅が0.2μg以下となるようにすると、天秤アーム43、44自身によるノイズを抑制し、重量検出器32の測定精度をさらに向上させることができる。
なお、図8に示すように、固有のTG信号ノイズ幅とは、天秤アーム43、44に試料ホルダ41、42を空の状態で載置して、熱分析装置100の測定モードで測定した際に取得する、TG曲線におけるバックグラウンドの変動幅を指す。具体的には、一つのピークトップとその前方または後方のピークボトムの差となる。従って、ノイズ幅が小さい程バックグラウンドが安定であり精度が高いことを意味する。
測定温度は室温、重量検出器32の温度は35℃、計測時間は4分間とし、その4分間で取得できたバックグラウンドの変動幅の個数のうち、時間的に中央の連続した10個の平均とする。例えば、4分間で15個取得した場合、時間的に1番、2番、又は1~3番のデータを捨て、3~12番、又は4~13番のデータの平均とする。
天秤アーム43、44のノイズ幅を0.2μg以下に管理する方法としては、天秤アーム43、44を交流消磁法等で消磁することが挙げられる。
又、図2に示すように、本実施形態では、加熱炉カバー62にファン62fを設け、空気取入口62aから外気を吸い込んで加熱炉カバー62の内部に軸方向Oの後端から先端に向かう気流F2を生じさせる。
これにより、加熱炉3の熱が重量検出器32側に伝わることを抑制し、重量検出器32を一定温度により確実に保持して測定精度を向上させることができる。又、重量検出器32をより低温で保持できるので、重量検出器32を50℃以下に保持することを実現し易くなる。
又、図2に示すように、本実施形態では、重量検出器カバー64の先端面64bが重量検出器32の先端側の外部空間を閉塞すると共に、重量検出器32の後端側に開口64aを有する。
これにより、先端面64bが加熱炉3の熱が重量検出器32側に伝わることを抑制すると共に、開口64aから外気F3を重量検出器32の周囲に出入させることができる。その結果、ヒータ52a、52bの加熱温度と、重量検出器32の周囲温度との差を大きくし、ヒータ52a、52bにより重量検出器32を一定温度により確実に保持できる。又、重量検出器32をより低温で保持できるので、重量検出器32を50℃以下に保持することを実現し易くなる。
又、図2に示すように、本実施形態では、加熱炉カバー62と重量検出器カバー64との間の間隙Gに、ベローズ34の少なくとも一部が露出するので、ベローズ34を放冷し易く、加熱炉3の熱がベローズ34を介して重量検出器32側に伝わることを抑制できる。
その結果、重量検出器32を一定温度により確実に保持して測定精度を向上させることができる。又、重量検出器32をより低温で保持できるので、重量検出器32を50℃以下に保持することを実現し易くなる。
特に、間隙Gからベローズ34に向かって気流F1を生じさせる第2のファン10fを設けると、ベローズ34をより一層放冷することができる。
図7は、ヒータ52a、52bに通電する直流電流を4~7Aを1A毎に変えた場合の天秤アーム43、44のTG信号ノイズ幅を示す。なお、ヒータに印加する電圧は、ヒータの加熱による測定室内の温度が35℃となるように制御する際に必要な電圧とした。TG信号ノイズ幅の値は、各電流値毎に10個の信号ノイズ幅の平均値とした。エラーバーは、その際の標準偏差を示す。
なお、予め天秤アーム43、44を消磁してTG信号ノイズ幅を約0.15μgに抑えたものを使用した。ただし、7Aだと0.2μgを超え、これ以上の電流ではさらにノイズ幅の増加が予想された。さらに、7Aを超える電流では、天秤アーム以外の、例えば天秤コイル等が外部磁場の影響を受けたものと考えられる。」
図7から明らかなように、直流電流値が4~6Aにおいては、TG信号ノイズ幅が0.12~0.14μgの間であり、測定前に予め消磁したTG信号ノイズ幅(0.15μg)から増大しなかった。つまり、ヒータ電流によるノイズ磁場が殆ど生じなかったことがわかる。一方、直流電流値7AにおいてはTG信号ノイズ幅が0.2μgまで急上昇し、これは測定前に予め消磁したTG信号ノイズ幅(0.15μg)を超えており、その分はヒータ電流によるノイズ磁場によることを示唆した。
交流電流の場合は、汎用的な単相100V、三相200Vなどの電源を鑑みれば、直流電流の場合と同じヒータ効率を得るための交流電流値が1/10程度となるため、生じる磁場の強さも相当に小さくなる。従って、TG信号ノイズ幅に対しては、直流電流を用いる場合に比して、交流電流を利用する方が好ましい。
本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の思想と範囲に含まれる様々な変形及び均等物に及ぶことはいうまでもない。
上記実施形態では、加熱炉の内部にファーナスチューブを挿入し、ファーナスチューブの内部に試料保持部を配置したが、加熱炉の内部に直接試料保持部を配置してもよい。
また、第2のファン10fは、図2の場合は間隙Gの底部に配置されているが、側面部あるいは上面部でも良い。
ヒータの設置個数や設置位置も上記に限定されない。
100 熱分析装置
3 加熱炉
10f 第2のファン
32 重量検出器
34 ベローズ(接続部)
41、42 試料保持部(試料ホルダ)
43、44 レバー(天秤アーム)
52a、52b ヒータ
62 加熱炉カバー
62f ファン
62a 加熱炉カバーの空気取入口
64 重量検出器カバー
64a 重量検出器カバーの開口
80 ヒータ制御部(制御部)
O 軸方向
、S 試料
G 間隙

Claims (9)

  1. 軸方向に伸びる筒状の加熱炉と、
    前記加熱炉の前記軸方向の後端側に配置され、前記軸方向に延びて重量を検出するレバーを備えた重量検出器と、
    前記加熱炉と前記重量検出器との間を接続し、前記加熱炉の内部空間と前記重量検出器の内部空間とを連通させ、前記重量検出器から前記加熱炉の内部に向かって前記レバーを配置する接続部と、
    前記レバーの先端に接続されて前記加熱炉の内部に配置され、試料を保持する試料保持部と、
    を備えた熱分析装置であって、
    前記重量検出器は、レバーに取り付けられたコイルに電流を流して電磁石とし、前記コイルの上下に取り付けられた磁石との間の作用でレバーを水平に保つように制御し、コイル電流を測定することで試料の重量を検出し、
    前記重量検出器を覆って配置され抵抗加熱式のヒータと、
    前記ヒータの通電状態を制御し、前記ヒータに6A以下の電流を通電しつつ前記重量検出器を一定温度に保持するヒータ制御部と、をさらに備えたことを特徴とする熱分析装置。
  2. 前記ヒータ制御部は、前記重量検出器を50℃以下に保持することを特徴とする請求項1記載の熱分析装置。
  3. 前記熱分析装置で測定したTG曲線におけるバックグラウンドの変動幅を示す、前記レバーのTG信号ノイズ幅が0.2μg以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の熱分析装置。
  4. 少なくとも前記軸方向に前記加熱炉を覆うと共に、前記加熱炉の後端側に空気取入口を有する加熱炉カバーであって、該加熱炉カバーの内部に前記軸方向の後端から先端に向かう気流を生じさせるファンを前記空気取入口よりも前方に配置してなる加熱炉カバーをさらに備えたことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の熱分析装置。
  5. 少なくとも前記軸方向に前記重量検出器を覆うと共に、前記重量検出器の先端側の外部空間を閉塞し、前記重量検出器の後端側に空気が出入する開口を有する重量検出器カバーをさらに備えたことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の熱分析装置。
  6. 前記加熱炉カバーと、前記重量検出器カバーとの間に前記軸方向に間隙を有し、
    当該間隙に前記接続部の少なくとも一部が露出してなる請求項4に従属する請求項5に記載の熱分析装置。
  7. 前記間隙から前記接続部に向かって気流を生じさせる第2のファンを所定位置に配置してなる請求項6に記載の熱分析装置。
  8. 前記加熱炉が、透明材料により筒状に形成され前記試料保持部を内部に配置したファーナスチューブと、当該加熱炉の内面を形成し前記ファーナスチューブを挿通させる円筒状の炉心管と、当該炉心管に外嵌された加熱炉ヒータと、両端に側壁を有し前記加熱炉ヒータを囲む円筒状の外筒と、を有し、
    前記炉心管及び前記外筒のそれぞれには、前記ファーナスチューブを介して当該外筒外側から前記試料が観察可能なように連通する貫通口として設けられた第1の開口部を有する請求項1~7のいずれか一項に記載の熱分析装置。
  9. 前記加熱炉カバーが、前記第1の開口部と貫通方向に重なる第2の開口部を有する請求項4に従属する請求項8に記載の熱分析装置。
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