JP7113653B2 - 原稿読取装置及び原稿読取方法 - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。
図1は発明を実施する形態の一例であって、本発明の第1実施形態に係る原稿読取装置を搭載した画像形成装置の全体の構成を示す説明図、図2は前記原稿読取装置を構成する自動原稿処理装置の構成を断面で示す説明図である。
そして、画像形成装置100は、動作モードとして、コピーモード、ファクシミリモード(FAXモード)、ドキュメントファイリングモード(スキャンした画像を画像形成装置内部の記憶装置に記憶するモード)およびメールモード(スキャンした画像を電子メールに添付する形式で送信するモード)を備える複合機である。
なお、この画像形成装置100は、さらにネットワークプリンタモードを備えていても構わない。
スキャナ部210は、画像形成装置100本体の上部に設けられている。
自動原稿処理装置220は、スキャナ部210上部に対向して開閉自在に設けられ、スキャナ部210上に載置される原稿を押える原稿押え部としても機能するように構成されている。これにより、一枚ごとの原稿読取処理を行うことが可能となっている。
また、自動原稿処理装置220をスキャナ部210上部に搭載することで、複数枚の原稿の自動連続読取処理が可能となるとともに原稿の両面が同時に読み取ることができる。
まず、第1実施形態に係る画像形成装置100の基本的な構成について説明する。
第1実施形態に係る画像形成装置100は、図1に示すように、主に、スキャナ部210により読み取った画像データに基づき形成された画像を形成する画像形成部104、用紙を供給する給紙部106、画像データに基づき形成された画像を出力する画像出力手段107、排紙処理装置108、装置全体の制御を司る制御部(図示省略)、および、操作ユニット120を備える。
例えば、複数部の印刷物を作成する場合は、各排紙トレイ110に印刷物の一部ずつが割り当てられるように、各記録用紙を各排紙トレイ110に仕分けして排出し、排紙トレイ110毎に、排紙トレイ110上の各記録用紙に対しパンチングユニット(図示省略)によるパンチング処理またはステープルユニット(図示省略)によるステープル処理を施して印刷物を作成する。
次に、第1実施形態の画像形成装置100の原稿読取装置200を構成する自動原稿処理装置220について図面を参照して詳細に説明する。
給紙部250は、主に、原稿搬送路251と、原稿読取り窓252と、ピックアップローラ253と、給紙ローラ255と、上搬送ローラ256と、読込み搬送ローラ257とを備えて構成されている。
排紙部260は、主に、下搬送ローラ261と、原稿排紙ローラ262と、排紙トレイ265と、を備えて構成されている。
次に、第1実施形態の原稿読取装置200の特徴的な構成について説明する。
図3は第1実施形態に係る原稿読取装置の電気的構成を示すブロック図である。
原稿トレイ移動部241は、原稿トレイ240に原稿が載置されたとき、原稿トレイ240を、原稿が載置された状態から原稿給紙可能状態に移動するように構成されている。
図4は第1実施形態に係る原稿読取装置における原稿読取処理の工程の一例を示すフローチャートである。
なお、ステップS113において原稿給紙可能状態を解除した後に、原稿読取処理を中止するようにしてもよい。
以上のようにして、原稿読取装置200による原稿読取処理が行なわれる。
次に、第2実施形態について説明する。
第2実施形態は、原稿読取装置200において、原稿読取処理を行なうときに、全ての原稿が給紙された後(ピックアップローラ253を通過した後)、または全ての原稿が排出された後(原稿排紙ローラ262を通過した後)に、原稿給紙可能状態を解除するようにしたことを特徴とするものである。
図5は第2実施形態に係る原稿読取装置における原稿読取処理の工程の一例を示すフローチャートの一部、図6は図5のフローチャートに続く原稿読取処理のフローチャートである。
なお、ステップS213において原稿給紙可能状態を解除した後に、原稿読取処理を中止するようにしてもよい。
以上のようにして、原稿読取装置200による原稿読取処理が行なわれる。
次に、第3実施形態について説明する。
第3実施形態は、原稿読取装置において、原稿読取処理が実行されて、全ての原稿が給紙されて、原稿読取処理が終了したとき、全ての原稿が排出される前に、原稿トレイと給紙部における原稿給紙可能状態を解除するようにしたことを特徴とするものである。
なお、第3実施形態に係る原稿読取装置の構成は、第2実施形態の原稿読取装置の構成と同様な構成を有するものであるため説明を省略する。
以上のようにして、原稿読取装置200による原稿読取処理が行なわれる。
次に、第4実施形態について説明する。
第4実施形態は、原稿読取装置において、原稿読取処理が実行されて、原稿の読取りが終了して、排出された原稿の全てが取り除かれた場合に、原稿トレイと給紙部における原稿給紙可能状態を解除するようにしたことを特徴とするものである。
なお、第4実施形態に係る原稿読取装置の構成は、第2実施形態の原稿読取装置の構成と同様な構成を有するものであるため説明を省略する。
以上のようにして、原稿読取装置200による原稿読取処理が行なわれる。
次に、第5実施形態について説明する。
第5実施形態は、原稿読取装置において、原稿読取処理が実行されて、原稿の読取りが終了して、排出された原稿の全てが取り除かれていない状態で、原稿トレイ240上に次の原稿が載置された場合に、原稿給紙可能状態が解除されることを特徴とするものである。
なお、第5実施形態に係る原稿読取装置の構成は、第2実施形態の原稿読取装置の構成と同様な構成を有するものであるため説明を省略する。
以上のようにして、原稿読取装置200による原稿読取処理が行なわれる。
次に、第6実施形態について説明する。
第6実施形態は、原稿読取装置において、原稿の読取りが終了して、排出された原稿の全てが取り除かれていない状態で、原稿トレイ240上に次の原稿が載置された場合に、原稿給紙可能状態を解除し、さらに、原稿トレイ240上に先に載置された第1の原稿の画像データと、第1の原稿を排出した後に原稿トレイ240上に次に載置された第2の原稿の画像データとを結合するか否かを通知するメッセージを原稿読取装置の表示部に表示することを特徴とするものである。
なお、第6実施形態に係る原稿読取装置の構成は、第2実施形態の原稿読取装置の構成と同様な構成を有するものであるため説明を省略する。
以上のようにして、原稿読取装置200による原稿読取処理が行なわれる。
次に、第7実施形態について説明する。
第7実施形態は、第2実施形態の原稿読取装置200の構成に加えて、発光部(発光手段)を備えて、原稿が載置された状態と、原稿給紙可能状態と、原稿が排紙された後との発光態様を異ならせることを特徴とするものである。
なお、第7実施形態に係る原稿読取装置の構成は、第2実施形態の原稿読取装置の構成と同様な構成を有するものであるため、同一のものには同一の符号を付することで説明を省略する。
図12は第7実施形態に係る原稿読取装置における原稿読取処理の工程の一例を示すフローチャートである。
なお、ステップS713において原稿給紙可能状態を解除した後に、原稿読取処理を中止するようにしてもよい。
以上のようにして、原稿読取装置700による原稿読取処理が行なわれる。
以上のようにして、原稿読取装置700による原稿読取処理が行なわれる。
次に、第8実施形態について説明する。
第8実施形態は、第1実施形態の原稿読取装置200の構成に加えて、人感センサを備えて、当該原稿読取装置を使用中のユーザが当該原稿読取装置から所定距離以上離れた場合は、原稿トレイ240上の原稿を排紙するようにすることを特徴とするものである。
なお、第8実施形態に係る原稿読取装置の構成は、第1実施形態の原稿読取装置の構成と同様な構成を有するものであるため、同一のものには同一の符号を付することで説明を省略する。
図14は第8実施形態に係る原稿読取装置における原稿読取処理の工程の一例を示すフローチャートである。
以上のようにして、原稿読取装置800による原稿読取処理が行なわれる。
次に、第9実施形態について説明する。
第9実施形態は、第8実施形態の原稿読取装置800において、当該原稿読取装置を使用中のユーザが当該原稿読取装置から所定距離以上離れた状態に加えて、さらに、ユーザが当該原稿読取装置から離れてから所定時間経過した場合に、原稿トレイ240上の原稿を排紙するようにすることを特徴とするものである。
図15は第9実施形態に係る原稿読取装置における原稿読取処理の工程の一例を示すフローチャートである。
以上のようにして、原稿読取装置900による原稿読取処理が行なわれる。
120 操作ユニット
130 タッチパネルディスプレイ
151 第1の操作ボタン
152 第2の操作ボタン
200,700,800,900 原稿読取装置
210 スキャナ部
220 自動原稿処理装置
240 原稿トレイ
241 原稿トレイ移動部
250 給紙部
253 ピックアップローラ
260 排紙部
262 原稿排紙ローラ
265 排紙トレイ
280 制御部
770 発光部
780,880,980 制御部
890 人感センサ
Claims (14)
- 原稿トレイに載置された原稿を自動搬送して画像を読み取る原稿読取装置において、
前記原稿トレイに載置された原稿の読み取りを行う場合に、
第1の操作ボタンの選択に基づき、前記原稿が載置された状態から原稿給紙可能状態に移行し、
第2の操作ボタンの選択に基づき、前記原稿の読み取り処理を開始するものであって、
全ての原稿が排出され、排出された原稿の全てが取り除かれた場合に、前記原稿給紙可能状態が解除されることを特徴とする原稿読取装置。 - 前記排出された原稿が取り除かれていない状態で、前記原稿トレイ上に次の原稿が載置された場合に、前記原稿給紙可能状態が解除されることを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
- 表示部を備え、
前記原稿トレイ上に先に載置された第1の原稿の画像データと、前記第1の原稿を排出した後に前記原稿トレイ上に次に載置された第2の原稿の画像データとを結合するか否かを通知するメッセージを前記表示部に表示することを特徴とする請求項2に記載の原稿読取装置。 - 原稿給紙可能状態から原稿を取り除くと、前記原稿給紙可能状態が解除されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の原稿読取装置。
- 原稿トレイに載置された原稿を自動搬送して画像を読み取る原稿読取装置において、
前記原稿トレイに載置された原稿の読み取りを行う場合に、
第1の操作ボタンの選択に基づき、前記原稿が載置された状態から原稿給紙可能状態に移行し、
第2の操作ボタンの選択に基づき、前記原稿の読み取り処理を開始するものであって、
発光手段を更に備え、
前記発光手段は、前記原稿が載置された状態と、前記原稿給紙可能状態と、前記原稿が排出された後との発光態様を異ならせることを特徴とする原稿読取装置。 - 原稿トレイに載置された原稿を自動搬送して画像を読み取る原稿読取装置において、
前記原稿トレイに載置された原稿の読み取りを行う場合に、
第1の操作ボタンの選択に基づき、前記原稿が載置された状態から原稿給紙可能状態に移行し、
第2の操作ボタンの選択に基づき、前記原稿の読み取り処理を開始するものであって、
人感センサを更に備え、
前記原稿トレイに原稿が載置された状態で、当該原稿読取装置の使用中のユーザが当該原稿読取装置から所定距離以上離れたことを前記人感センサが検知した場合は、前記原稿トレイ上の原稿を排出することを特徴とする原稿読取装置。 - 原稿トレイに載置された原稿を自動搬送して画像を読み取る原稿読取装置において、
前記原稿トレイに載置された原稿の読み取りを行う場合に、
第1の操作ボタンの選択に基づき、前記原稿が載置された状態から原稿給紙可能状態に移行し、
第2の操作ボタンの選択に基づき、前記原稿の読み取り処理を開始するものであって、
人感センサを更に備え、
前記原稿トレイに原稿が載置された状態で、当該原稿読取装置の使用中のユーザが当該原稿読取装置から離れてから所定時間経過したことを前記人感センサが検知した場合は、前記原稿トレイ上の原稿を排出することを特徴とする原稿読取装置。 - 前記原稿給紙可能状態に移行する手段は、少なくとも前記原稿トレイを移動する操作、または前記原稿を押える操作の何れかを含む操作を可能とすることを特徴とする請求項1から請求項7の何れか一項に記載の原稿読取装置。
- 前記原稿給紙可能状態に移行した後に、一定時間が経過すると、前記原稿給紙可能状態が解除されることを特徴とする請求項1から請求項8の何れか一項に記載の原稿読取装置。
- 原稿給紙可能状態に移行後、第1の操作ボタン又は第2の操作ボタン以外の操作ボタンが押された場合は、前記原稿給紙可能状態が解除されることを特徴とする請求項1から請求項9の何れか一項に記載の原稿読取装置。
- 原稿トレイに載置された原稿を自動搬送して画像を読み取る原稿読取方法において、
前記原稿トレイに載置された原稿の読み取りを行なう場合に、
第1の操作ボタンの選択に基づき、前記原稿が載置された状態から原稿給紙可能状態に移行する工程と、
第2の操作ボタンの選択に基づき、前記原稿の読み取り処理を開始する工程とを備え、
全ての原稿が排出され、排出された原稿の全てが取り除かれた場合に、前記原稿給紙可能状態が解除されることを特徴とする原稿読取方法。 - 原稿トレイに載置された原稿を自動搬送して画像を読み取る原稿読取方法において、
前記原稿トレイに載置された原稿の読み取りを行う場合に、
第1の操作ボタンの選択に基づき、前記原稿が載置された状態から原稿給紙可能状態に移行し、
第2の操作ボタンの選択に基づき、前記原稿の読み取り処理を開始するものであって、
発光手段を更に備え、
前記発光手段は、前記原稿が載置された状態と、前記原稿給紙可能状態と、前記原稿が排出された後との発光態様を異ならせることを特徴とする原稿読取方法。 - 原稿トレイに載置された原稿を自動搬送して画像を読み取る原稿読取方法において、
前記原稿トレイに載置された原稿の読み取りを行う場合に、
第1の操作ボタンの選択に基づき、前記原稿が載置された状態から原稿給紙可能状態に移行し、
第2の操作ボタンの選択に基づき、前記原稿の読み取り処理を開始するものであって、
人感センサを更に備え、
前記原稿トレイに原稿が載置された状態で、当該原稿読取装置の使用中のユーザが当該原稿読取装置から所定距離以上離れたことを前記人感センサが検知した場合は、前記原稿トレイ上の原稿を排出することを特徴とする原稿読取方法。 - 原稿トレイに載置された原稿を自動搬送して画像を読み取る原稿読取方法において、
前記原稿トレイに載置された原稿の読み取りを行う場合に、
第1の操作ボタンの選択に基づき、前記原稿が載置された状態から原稿給紙可能状態に移行し、
第2の操作ボタンの選択に基づき、前記原稿の読み取り処理を開始するものであって、
人感センサを更に備え、
前記原稿トレイに原稿が載置された状態で、当該原稿読取装置の使用中のユーザが当該原稿読取装置から離れてから所定時間経過したことを前記人感センサが検知した場合は、前記原稿トレイ上の原稿を排出することを特徴とする原稿読取方法。
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