JP2023168354A - 画像形成装置及び原稿読取方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿トレイに載置する原稿を扱い易くできる画像形成装置等を提供する。【解決手段】原稿トレイに載置された原稿を自動搬送して画像を読み取る原稿読取装置を備えた画像形成装置において、原稿読取装置は操作ユニットから受信した指示に従い原稿が載置された状態と、原稿が載置された状態から原稿給紙可能状態に移行した状態と、原稿給紙可能状態から原稿が読み取られて排出された状態とに移行可能である。原稿読取装置は原稿が載置された状態と、原稿が載置された状態から原稿給紙可能状態に移行した状態と、原稿給紙可能状態から原稿が読み取られて排出された後の状態に応じて発光状態を異ならせ、原稿が読み取られて排出された後は点滅する発光手段を備える。操作ユニットは装置本体の前面に全体が突出して設けられ、画像形成装置を正面から見たときに、原稿の排出部の視認可能な領域の左端は画像形成装置の水平方向において操作ユニットの幅の範囲内にある。【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置等に係り、特に、原稿を自動搬送して画像を読み取る原稿読取装置を備えた画像形成装置等に関する。
従来、複写機等の画像形成装置は、通常、原稿読取装置によって読み取った原稿の画像データや別途端末機から入力された画像データに基づき出力画像を生成して出力するようにされている。
原稿読取装置では、複数の原稿が原稿トレイに載置可能に構成され、ADF機構により原稿トレイから原稿を一枚ずつ自動搬送して読み取るようにされている。
ADF機構を用いた原稿読取りを行なう場合は、通常、UIのソフトキー(操作ボタン)や原稿読取装置に設けられたハードキー(操作ボタン)をタッチ操作することで、原稿給紙状態に移行するようにされている。
従来技術としては、例えば、画像読取装置において、原稿の読み取りを始めるとき、原稿トレイに原稿が載置されていると原稿検知手段が検知した場合は、原稿トレイを原稿が供給可能な第1のポジションに移動させ、待機状態においては、原稿トレイを原稿が供給されない第2のポジションに移動させるよう原稿トレイ移動手段に指示するようにしたものが堤案されている(特許文献1を参照)。
特開平8-101460号公報
しかしながら、上述した従来技術では、原稿の置き間違いや原稿を再確認したい場合にも、原稿トレイに載置された原稿が給紙可能なポジションに移動されて、保持されているので、先に置いた原稿をセットし直したり再確認するために取り出したりすることがやり難いという問題があった。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、原稿トレイに載置する原稿を扱い易くできる原稿形成装置等を提供することを目的とする。
本発明は、原稿トレイに載置された原稿を自動搬送して画像を読み取る原稿読取装置を備えた画像形成装置において、前記原稿読取装置は、操作ユニットから受信した指示に従い前記原稿トレイに載置された前記原稿の読み取りを行う場合に、前記原稿が載置された状態と、前記原稿が載置された状態から原稿給紙可能状態に移行した状態と、前記原稿給紙可能状態から前記原稿が読み取られて排出された状態とに移行可能であり、前記原稿読取装置は、発光手段を更に備え、前記発光手段は、前記原稿が載置された状態と、前記原稿が載置された状態から前記原稿給紙可能状態に移行した状態と、前記原稿給紙可能状態から前記原稿が読み取られて排出された後の状態とのうち、すくなくとも1つの状態の発光状態を異ならせ、前記発光手段は、前記原稿が載置された状態と、前記原稿が載置された状態から前記原稿給紙可能状態に移行した状態と、前記原稿給紙可能状態から前記原稿が読み取られて排出された後の状態に応じて前記発光状態を異ならせ、前記原稿が読み取られて排出された後は点滅し、前記操作ユニットは装置本体の前面に全体が突出して設けられ、前記画像形成装置を正面から見たときに、前記原稿の排出部の視認可能な領域の左端は、前記画像形成装置の水平方向において前記操作ユニットの幅の範囲内にあることを特徴とするものである。
また、本発明は、画像形成装置に備えられた原稿読取装置の原稿トレイに載置された原稿を自動搬送して画像を読み取る原稿読取方法において、操作ユニットから受信した指示に従い前記原稿トレイに載置された前記原稿の読み取りを行う場合に、前記原稿が載置された状態と、前記原稿が載置された状態から原稿給紙可能状態に移行した状態と、前記原稿給紙可能状態から前記原稿が読み取られて排出された状態とに移行可能であり、前記原稿が載置された状態と、前記原稿が載置された状態から前記原稿給紙可能状態に移行した状態と、前記原稿給紙可能状態から前記原稿が読み取られて排出された後の状態との発光手段の発光状態を異ならせ、前記原稿が読み取られて排出された後は前記発光手段を点滅させ、前記操作ユニットは装置本体の前面に全体が突出して設けられ、前記画像形成装置を正面から見たときに、前記原稿の排出部の視認可能な領域の左端は、前記画像形成装置の水平方向において前記操作ユニットの幅の範囲内にあることを特徴とするものである。
本発明の原稿形成装置によれば、原稿トレイに載置された原稿を自動搬送して画像を読み取る原稿読取装置を備えた画像形成装置において、前記原稿読取装置は、操作ユニットから受信した指示に従い前記原稿トレイに載置された前記原稿の読み取りを行う場合に、前記原稿が載置された状態と、前記原稿が載置された状態から原稿給紙可能状態に移行した状態と、前記原稿給紙可能状態から前記原稿が読み取られて排出された状態とに移行可能であり、前記原稿読取装置は、発光手段を更に備え、前記発光手段は、前記原稿が載置された状態と、前記原稿が載置された状態から前記原稿給紙可能状態に移行した状態と、前記原稿給紙可能状態から前記原稿が読み取られて排出された後の状態とのうち、すくなくとも1つの状態の発光状態を異ならせ、前記発光手段は、前記原稿が載置された状態と、前記原稿が載置された状態から前記原稿給紙可能状態に移行した状態と、前記原稿給紙可能状態から前記原稿が読み取られて排出された後の状態に応じて前記発光状態を異ならせ、前記原稿が読み取られて排出された後は点滅し、前記操作ユニットは装置本体の前面に全体が突出して設けられ、前記画像形成装置を正面から見たときに、前記原稿の排出部の視認可能な領域の左端は、前記画像形成装置の水平方向において前記操作ユニットの幅の範囲内にあるため、原稿がどのような状態であるかをユーザに視覚的に報知することができる。
また、本発明の原稿読取方法によれば、画像形成装置に備えられた原稿読取装置の原稿トレイに載置された原稿を自動搬送して画像を読み取る原稿読取方法において、操作ユニットから受信した指示に従い前記原稿トレイに載置された前記原稿の読み取りを行う場合に、前記原稿が載置された状態と、前記原稿が載置された状態から原稿給紙可能状態に移行した状態と、前記原稿給紙可能状態から前記原稿が読み取られて排出された状態とに移行可能であり、前記原稿が載置された状態と、前記原稿が載置された状態から前記原稿給紙可能状態に移行した状態と、前記原稿給紙可能状態から前記原稿が読み取られて排出された後の状態との発光手段の発光状態を異ならせ、前記原稿が読み取られて排出された後は前記発光手段を点滅させ、前記操作ユニットは装置本体の前面に全体が突出して設けられ、前記画像形成装置を正面から見たときに、前記原稿の排出部の視認可能な領域の左端は、前記画像形成装置の水平方向において前記操作ユニットの幅の範囲内にあるため、原稿がどのような状態であるかをユーザに視覚的に報知することができる。
第1実施形態に係る原稿読取装置を搭載した画像形成装置の全体の構成を示す説明図である。 前記原稿読取装置を構成する自動原稿処理装置の構成を断面で示す説明図である。 前記原稿読取装置の電気的構成を示すブロック図である。 前記原稿読取装置における原稿読取処理の工程の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る原稿読取装置における原稿読取処理の工程の一例を示すフローチャートの一部である。 図5のフローチャートに続く原稿読取処理のフローチャートである。 第3実施形態に係る原稿読取装置における原稿読取処理の工程の一例を示すフローチャートの一部である。 第4実施形態に係る原稿読取装置における原稿読取処理の工程の一例を示すフローチャートの一部である。 第5実施形態に係る原稿読取装置における原稿読取処理の工程の一例を示すフローチャートの一部である。 第6実施形態に係る原稿読取装置における原稿読取処理の工程の一例を示すフローチャートの一部である。 第7実施形態に係る原稿読取装置の電気的構成を示すブロック図である。 前記原稿読取装置における原稿読取処理の工程の一例を示すフローチャートである。 第8実施形態に係る原稿読取装置の電気的構成を示すブロック図である。 前記原稿読取装置における原稿読取処理の工程の一例を示すフローチャートである。 第9実施形態に係る原稿読取装置における原稿読取処理の工程の一例を示すフローチャートである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。
図1は発明を実施する形態の一例であって、本発明の第1実施形態に係る原稿読取装置を搭載した画像形成装置の全体の構成を示す説明図、図2は前記原稿読取装置を構成する自動原稿処理装置の構成を断面で示す説明図である。
第1実施形態は、図1に示すように、読み取り原稿(以下、単に「原稿」と称する。)を自動搬送して画像を読み取る原稿読取装置200が搭載され、読み取られた原稿に基づき画像出力を行うことができる画像形成装置100おいて、原稿読取装置200として、本発明に係る特徴的な原稿読取装置の構成を備えたものである。
この画像形成装置100は、電子写真方式により記録用紙に画像を形成する。
そして、画像形成装置100は、動作モードとして、コピーモード、ファクシミリモード(FAXモード)、ドキュメントファイリングモード(スキャンした画像を画像形成装置内部の記憶装置に記憶するモード)およびメールモード(スキャンした画像を電子メールに添付する形式で送信するモード)を備える複合機である。
なお、この画像形成装置100は、さらにネットワークプリンタモードを備えていても構わない。
原稿読取装置200は、原稿の画像を読取るスキャナ部210と、原稿を自動搬送する自動原稿処理装置220を備えて構成されている。
スキャナ部210は、画像形成装置100本体の上部に設けられている。
自動原稿処理装置220は、スキャナ部210上部に対向して開閉自在に設けられ、スキャナ部210上に載置される原稿を押える原稿押え部としても機能するように構成されている。これにより、一枚ごとの原稿読取処理を行うことが可能となっている。
また、自動原稿処理装置220をスキャナ部210上部に搭載することで、複数枚の原稿の自動連続読取処理が可能となるとともに原稿の両面が同時に読み取ることができる。
(画像形成装置の構成)
まず、第1実施形態に係る画像形成装置100の基本的な構成について説明する。
第1実施形態に係る画像形成装置100は、図1に示すように、主に、スキャナ部210により読み取った画像データに基づき形成された画像を形成する画像形成部104、用紙を供給する給紙部106、画像データに基づき形成された画像を出力する画像出力手段107、排紙処理装置108、装置全体の制御を司る制御部(図示省略)、および、操作ユニット120を備える。
排紙処理装置108は、複数の記録用紙を各排紙トレイ110に仕分けして排出する処理、各記録用紙にパンチングする処理、および各記録用紙にステープルする処理を施す。
例えば、複数部の印刷物を作成する場合は、各排紙トレイ110に印刷物の一部ずつが割り当てられるように、各記録用紙を各排紙トレイ110に仕分けして排出し、排紙トレイ110毎に、排紙トレイ110上の各記録用紙に対しパンチングユニット(図示省略)によるパンチング処理またはステープルユニット(図示省略)によるステープル処理を施して印刷物を作成する。
操作ユニット120は、図1に示すように、主にタッチパネルディスプレイ(表示部)130と表示操作部140とで構成される。タッチパネルディスプレイ130は、液晶パネル等で構成された表示パネル132と、表示パネル132に重ねて配置されたユーザの指で押圧された位置を検出するタッチパネル134とで構成される。
このように画像形成装置100は、主たる操作デバイスとしてタッチパネルディスプレイ130を備えるとともに、ハードウェアキーおよび表示灯により構成される表示操作部140を備える。
なお、画像形成装置100は、このような構成の表示操作部140を備えるものに限定されず、タッチパネルディスプレイ130のみを備えるものであってもよい。
また、画像形成装置100を操作するための操作ユニット120は、原稿読取装置200の操作部としても機能するように構成されている。
(原稿読取装置の全体構成)
次に、第1実施形態の画像形成装置100の原稿読取装置200を構成する自動原稿処理装置220について図面を参照して詳細に説明する。
自動原稿処理装置220は、図2に示すように、主に、原稿トレイ240と、給紙部250と、排紙部260とを備えて構成されている。
原稿トレイ240には、原稿が載置される。
給紙部250は、主に、原稿搬送路251と、原稿読取り窓252と、ピックアップローラ253と、給紙ローラ255と、上搬送ローラ256と、読込み搬送ローラ257とを備えて構成されている。
排紙部260は、主に、下搬送ローラ261と、原稿排紙ローラ262と、排紙トレイ265と、を備えて構成されている。
具体的には、ピックアップローラ253は、原稿トレイ240上に載置された原稿を1枚ずつ給紙ローラ255に繰り出す。給紙ローラ255は、原稿を装置内に供給する。上搬送ローラ256は、装置内に供給された原稿を原稿搬送路251に搬送する。読込み搬送ローラ257は、所定のタイミングで原稿を原稿読取り窓252に搬送する。下搬送ローラ261は、原稿読取り窓252において読取られた原稿を排紙に向かい搬送する。原稿排紙ローラ262は、下搬送ローラ261に搬送された原稿を排紙トレイ265上に排紙する。
このように構成された自動原稿処理装置220は、原稿トレイ240にセットされた原稿を、給紙ローラ255によって原稿束の最上位から1枚ずつ取り出して装置内に搬送し、原稿搬送路251を経由して原稿をスキャナ部210の原稿読取り窓252に設けられたSPFガラス(コンタクトガラス)上に導いて通過させた後に、排紙トレイ265上に排出するようにされている。
スキャナ部210では、原稿が原稿読取り窓252上を通過する際に、CCD(図示省略)により原稿表面の画像を主走査方向に繰り返し読取り、原稿表面の画像を示す画像データを出力するようにされている。
一方、原稿がスキャナ部210上面のプラテンガラス(原稿載置台ガラス)230上に置かれた場合は、図示しない走査ユニットや光学系を相互に所定の速度関係を維持しつつ移動させ、走査ユニットによってプラテンガラス230上の原稿表面を露光し、走査ユニットや光学系によって原稿表面からの反射光を図示しない結像レンズへと導いて原稿表面の画像をCCD上に結像するようにされている。
原稿トレイ240の下側には、原稿排紙ローラ262、排紙トレイ265が構成されている。原稿排紙ローラ262は、上側排紙ローラ262a1と下側排紙ローラ262a2の一対のローラ部材により構成されている。
上側排紙ローラ262a1は、回転自在に軸支されている。下側排紙ローラ262a2は、図示しないモータにより正逆回転可能とされている。そして、上側排紙ローラ262a1は、下側排紙ローラ262a2の回転により従動回転するようになっている。
(原稿読取装置の特徴的な構成)
次に、第1実施形態の原稿読取装置200の特徴的な構成について説明する。
図3は第1実施形態に係る原稿読取装置の電気的構成を示すブロック図である。
原稿読取装置200は、図3に示すように、制御部280により、スキャナ部210の動作処理の制御と、自動原稿処理装置220の動作処理の制御を行うように構成されている。
制御部280は、画像形成装置100の運転を制御する制御部(図示省略)の一部を構成するものであってもよい。すなわち、画像形成装置100の制御部により、原稿読取装置200の運転を制御するようにしてもよい。
原稿トレイ240には、原稿トレイ移動部241が設けられている。
原稿トレイ移動部241は、原稿トレイ240に原稿が載置されたとき、原稿トレイ240を、原稿が載置された状態から原稿給紙可能状態に移動するように構成されている。
原稿が載置された状態では、原稿を移動したり、さらに原稿を増減させて載置可能な状態であって、原稿は保持されていない。
原稿給紙可能状態では、原稿トレイ240上に載置された原稿を給紙部250のピックアップローラ253により一時的に保持するとともに、原稿トレイ240が原稿を装置内に給紙可能な位置に配置された状態となっている。この状態では原稿の移動や抜き差しは容易にできないようにされている。
操作ユニット120のタッチパネルディスプレイ130には、ソフトキーとしてタッチ操作が可能な第1の操作ボタン151と第2の操作ボタン152が表示されている。
第1の操作ボタン151は、原稿トレイ240上の原稿を原稿給紙可能状態となるように指示する操作ボタンである。第1の操作ボタン151がタッチ操作されると、原稿トレイ240が原稿を装置内に供給可能な位置に配置されるように原稿トレイ移動部241を動作させるとともに、ピックアップローラ253により原稿を一時的に保持するようにピックアップローラ253を載置された原稿の端部を押圧するように動作させる。
第2の操作ボタン152は、原稿読取処理を開始する操作ボタンである。第2の操作ボタン152がタッチ操作されると、ピックアップローラ253が作動して原稿を1枚ずつ装置内に給紙して、原稿が搬送されることでスキャナ部210により自動的に原稿読取処理が実行される。
原稿読取が終了した原稿は、排紙部260の原稿排紙ローラ262により排紙トレイ265上に排紙される。
次に、第1実施形態の原稿読取装置200における原稿読取処理についてフローチャートに沿って説明する。
図4は第1実施形態に係る原稿読取装置における原稿読取処理の工程の一例を示すフローチャートである。
第1実施形態において、原稿読取装置200により原稿読取処理が開始されると、図4に示すように、まず、在籍サンサ等により原稿トレイ240上の原稿が検知され(ステップS101)、原稿が載置されているか否かが判定される(ステップS103)。
ステップS103において、原稿が載置されていると判定された場合は、原稿を給紙可能な状態に移行するように指示する第1の指示が行なわれたか否かが判定される(ステップS105)。
第1の指示が行なわれたと判定された場合は、原稿給紙可能状態にするために、原稿トレイ240を原稿給紙可能な位置に移動し(ステップS107)、ピックアップローラ253を、原稿を一時的に保持するように原稿を上方より押圧するように配置する(ステップS109)。
そして、原稿トレイ240上の原稿が原稿給紙可能状態のまま一定時間(予め設定された所定時間)が経過したか否かが判定される(ステップS111)。
ステップS111において、原稿給紙可能状態のまま一定時間が経過したと判定された場合は、原稿給紙可能状態を解除して(ステップS113)、ステップS101に戻る。
なお、ステップS113において原稿給紙可能状態を解除した後に、原稿読取処理を中止するようにしてもよい。
一方、ステップS111において、原稿給紙可能状態のまま一定時間が経過していないと判定されている状態のときは、原稿読取処理を実行する第2の指示が行なわれたか否かが判定される(ステップS115)。
ステップS115において、第2の指示が行なわれていないと判定された場合は、ステップS111に戻る。
一方、ステップS115において、第2の指示が行なわれたと判定された場合は、原稿読取処理が実行される(ステップS117)。
以上のようにして、原稿読取装置200による原稿読取処理が行なわれる。
以上のように構成したので、第1実施形態によれば、原稿読取装置200において、原稿トレイ240に載置された原稿の読み取りを行なう場合に、第1の指示に基づき、原稿トレイ240に原稿が載置された状態から原稿給紙可能状態に移行し、第2の指示に基づき、原稿給紙可能状態から原稿の読み取り処理を開始するようにしたので、原稿給紙可能状態に移行する第1の指示がされない限り、原稿トレイ240上の原稿は載置されたままの状態であるため、原稿をセットし直したり再確認するために取り出したりすることを容易に行なうことができる。
また、第1実施形態では、原稿トレイ240上の原稿が原稿給紙可能状態で一定時間経過したときに、原稿給紙可能状態を解除するようにしたので、一旦、原稿を読取る操作を中止したりするときに、原稿を取り除く操作を容易に行なうことができる。
また、原稿トレイ240上の原稿の原稿給紙可能状態を解除する操作は、上記のタイムアウトによる処理に以外にも、例えば、原稿給紙可能状態に移行後、第1の操作ボタン151、第2の操作ボタン152等の自動原稿給紙に関連する操作ボタン以外の操作ボタン(ジョブリスト、管理者設定ボタンなど)が押された場合に、原稿給紙可能状態が解除されるようにしてもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。
第2実施形態は、原稿読取装置200において、原稿読取処理を行なうときに、全ての原稿が給紙された後(ピックアップローラ253を通過した後)、または全ての原稿が排出された後(原稿排紙ローラ262を通過した後)に、原稿給紙可能状態を解除するようにしたことを特徴とするものである。
以下に、原稿読取装置200における原稿読取処理についてフローチャートに沿って説明する。
図5は第2実施形態に係る原稿読取装置における原稿読取処理の工程の一例を示すフローチャートの一部、図6は図5のフローチャートに続く原稿読取処理のフローチャートである。
なお、第2実施形態に係る原稿読取装置の構成は、第1実施形態の原稿読取装置の構成と同様な構成を有するものであるため省略する。
第2実施形態において、原稿読取装置200により原稿読取処理が開始されると、図5に示すように、まず、在籍サンサ等により原稿トレイ240上の原稿が検知され(ステップS201)、原稿が載置されているか否かが判定される(ステップS203)。
ステップS203において、原稿が載置されていると判定された場合は、原稿を給紙可能な状態に移行するように指示する第1の指示が行なわれたか否かが判定される(ステップS205)。
第1の指示が行なわれたと判定された場合は、原稿給紙可能状態にするために、原稿トレイ240を原稿給紙可能な位置に移動し(ステップS207)、ピックアップローラ253を、原稿を一時的に保持するように原稿を上方より押圧するように配置する(ステップS209)。
そして、原稿トレイ240上の原稿が原稿給紙可能状態のまま一定時間(予め設定された所定時間)が経過したか否かが判定される(ステップS211)。
ステップS211において、原稿給紙可能状態のまま一定時間が経過したと判定された場合は、原稿給紙可能状態を解除して(ステップS213)、ステップS201に戻る。
なお、ステップS213において原稿給紙可能状態を解除した後に、原稿読取処理を中止するようにしてもよい。
一方、ステップS211において、原稿給紙可能状態のまま一定時間が経過していないと判定されている状態のときは、原稿読取処理を実行する第2の指示が行なわれたか否かが判定される(ステップS215)。
ステップS215において、第2の指示が行なわれていないと判定された場合は、ステップS211に戻る。
一方、ステップS215において、第2の指示が行なわれたと判定された場合は、図6に示すように、原稿読取処理が実行される(ステップS217)。そして、次の原稿が有るか否かが判定される(ステップS219)。
ステップS219において、次の原稿が有ると判定された場合は、ステップS217に戻り、原稿読取処理が繰り返して実行される。
一方、ステップS219において、次の原稿が無いと判定された場合は、全ての原稿の排紙が完了したか否かが判定される(ステップS221)。
ステップS221において、全ての原稿の排紙が完了したと判定された場合は、原稿給紙可能状態が解除されて(ステップS223)、原稿読取処理が終了する。
以上のようにして、原稿読取装置200による原稿読取処理が行なわれる。
以上のように構成したので、第2実施形態によれば、原稿読取装置200において、原稿トレイ240に載置された原稿の読み取りを行なう場合に、全ての原稿が給紙された後、または全ての原稿が排出された後に、原稿給紙可能状態を解除するようにしたので、原稿読取処理中は原稿がずれることなく安定して原稿の給紙を行なうことができる。また、原稿読取処理開始後に当初の原稿に対して増減したりする作業を防止することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。
第3実施形態は、原稿読取装置において、原稿読取処理が実行されて、全ての原稿が給紙されて、原稿読取処理が終了したとき、全ての原稿が排出される前に、原稿トレイと給紙部における原稿給紙可能状態を解除するようにしたことを特徴とするものである。
図7は第3実施形態に係る原稿読取装置における原稿読取処理の工程の一例を示すフローチャートの一部である。
なお、第3実施形態に係る原稿読取装置の構成は、第2実施形態の原稿読取装置の構成と同様な構成を有するものであるため説明を省略する。
また、第3実施形態における原稿読取装置200による原稿読取処理の工程は、原稿読取処理を実行する第2の指示が行なわれるまでの処理が第2実施形態と同様に行なわれるため、第2実施形態の図5のフローチャートを参照するものとする。よって、第3実施形態では、原稿読取処理を実行する第2の指示が行なわれた以降の処理工程について説明する。
第3実施形態では、原稿読取装置200において、図5に示すフローチャートに沿って原稿給紙可能状態にいたる処理が行なわれ、第2の指示が行なわれたと判定された場合は、図7に示すように、原稿読取処理が実行され(ステップS317)、次の原稿が有るか否かが判定される(ステップS319)。
ステップS319において、次の原稿が有ると判定された場合は、ステップS317に戻り、原稿読取処理が繰り返して実行される。
一方、ステップS319において、次の原稿が無いと判定された場合は、原稿給紙可能状態が解除される(ステップS321)。そして、全ての原稿の排紙が完了したか否かが判定される(ステップS323)。
ステップS321において、全ての原稿の排紙が完了したと判定された場合は、原稿読取処理が終了する。
以上のようにして、原稿読取装置200による原稿読取処理が行なわれる。
以上のように構成したので、第3実施形態によれば、原稿読取装置200において、原稿トレイ240に載置された原稿の読み取りを行なう場合に、全ての原稿が給紙され、全ての原稿が排出される前に、前記原稿給紙可能状態を解除するようにしたので、読取る原稿を追加したい場合に、原稿トレイ240上に容易に原稿をセットすることができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。
第4実施形態は、原稿読取装置において、原稿読取処理が実行されて、原稿の読取りが終了して、排出された原稿の全てが取り除かれた場合に、原稿トレイと給紙部における原稿給紙可能状態を解除するようにしたことを特徴とするものである。
図8は第4実施形態に係る原稿読取装置における原稿読取処理の工程の一例を示すフローチャートの一部である。
なお、第4実施形態に係る原稿読取装置の構成は、第2実施形態の原稿読取装置の構成と同様な構成を有するものであるため説明を省略する。
また、第4実施形態における原稿読取装置200による原稿読取処理の工程は、原稿読取処理を実行する第2の指示が行なわれるまでの処理が第2実施形態と同様に行なわれるため、第2実施形態の図5のフローチャートを参照するものとする。よって、第4実施形態では、原稿読取処理を実行する第2の指示が行なわれた以降の処理工程について説明する。
第4実施形態では、原稿読取装置200において、図5に示すフローチャートに沿って原稿給紙可能状態にいたる処理が行なわれ、第2の指示が行なわれたと判定された場合は、図8に示すように、原稿読取処理が実行され(ステップS417)、次の原稿が有るか否かが判定される(ステップS419)。
ステップS419において、次の原稿が有ると判定された場合は、ステップS417に戻り、原稿読取処理が繰り返して実行される。
一方、ステップS419において、次の原稿が無いと判定された場合は、原稿の排出が終了したか否かが判定される(ステップS421)。
ステップS421において、原稿の排出が終了したと判定された場合は、次に、排出された原稿が取り除かれたか否かが判定される(ステップS423)。
ステップS423において、排出された原稿が取り除かれたと判定された場合は、原稿給紙可能状態が解除されて(ステップS425)、原稿読取処理が終了する。
以上のようにして、原稿読取装置200による原稿読取処理が行なわれる。
以上のように構成したので、第4実施形態によれば、原稿読取装置200において、原稿トレイ240に載置された原稿の読み取りを行なう場合に、排出された原稿の全てが取り除かれた場合に、原稿トレイと給紙部における原稿給紙可能状態を解除するようにしたことで、次に読取る原稿を原稿トレイ240上に容易にセットする場合に、原稿を容易にセットすることができる。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態について説明する。
第5実施形態は、原稿読取装置において、原稿読取処理が実行されて、原稿の読取りが終了して、排出された原稿の全てが取り除かれていない状態で、原稿トレイ240上に次の原稿が載置された場合に、原稿給紙可能状態が解除されることを特徴とするものである。
図9は第5実施形態に係る原稿読取装置における原稿読取処理の工程の一例を示すフローチャートの一部である。
なお、第5実施形態に係る原稿読取装置の構成は、第2実施形態の原稿読取装置の構成と同様な構成を有するものであるため説明を省略する。
また、第5実施形態における原稿読取装置200による原稿読取処理の工程は、原稿読取処理を実行する第2の指示が行なわれるまでの処理が第2実施形態と同様に行なわれるため、第2実施形態の図5のフローチャートを参照するものとする。よって、第4実施形態では、原稿読取処理を実行する第2の指示が行なわれた以降の処理工程について説明する。
第5実施形態では、原稿読取装置200において、図5に示すフローチャートに沿って原稿給紙可能状態にいたる処理が行なわれ、第2の指示が行なわれたと判定された場合は、図9に示すように、原稿読取処理が実行され(ステップS517)、次の原稿が有るか否かが判定される(ステップS519)。
ステップS519において、次の原稿が有ると判定された場合は、ステップS517に戻り、原稿読取処理が繰り返して実行される。
一方、ステップS519において、次の原稿が無いと判定された場合は、原稿の排出が終了したか否かが判定される(ステップS521)。
ステップS521において、原稿の排出が終了したと判定された場合は、次に、排出された原稿が取り除かれたか否かが判定される(ステップS523)。
ステップS523において、排出された原稿が取り除かれたと判定された場合は、原稿給紙可能状態が解除されて(ステップS525)、原稿読取処理が終了する。
一方、ステップS523において、排出された原稿が取り除かれていないと判定された場合は、原稿トレイ240上に次に読込まれる原稿が配置されたか否かが判定される(ステップS525)。
ステップS525において、原稿トレイ240上に次に読込まれる原稿が配置されたと判定された場合は、原稿給紙可能状態が解除されて(ステップS527)、原稿読取処理が終了する。
以上のようにして、原稿読取装置200による原稿読取処理が行なわれる。
以上のように構成したので、第5実施形態によれば、原稿読取装置200において、原稿読取処理が実行されて、原稿の読取りが終了したとき、排出された原稿の全てが取り除かれていない状態で、原稿トレイ240上に次の原稿が載置された場合に、原稿給紙可能状態を解除するようにしたことで、次に読取る原稿を原稿トレイ240上に容易にセットすることができる。
(第6実施形態)
次に、第6実施形態について説明する。
第6実施形態は、原稿読取装置において、原稿の読取りが終了して、排出された原稿の全てが取り除かれていない状態で、原稿トレイ240上に次の原稿が載置された場合に、原稿給紙可能状態を解除し、さらに、原稿トレイ240上に先に載置された第1の原稿の画像データと、第1の原稿を排出した後に原稿トレイ240上に次に載置された第2の原稿の画像データとを結合するか否かを通知するメッセージを原稿読取装置の表示部に表示することを特徴とするものである。
図10は第6実施形態に係る原稿読取装置における原稿読取処理の工程の一例を示すフローチャートの一部である。
なお、第6実施形態に係る原稿読取装置の構成は、第2実施形態の原稿読取装置の構成と同様な構成を有するものであるため説明を省略する。
また、第6実施形態における原稿読取装置200による原稿読取処理の工程は、原稿読取処理を実行する第2の指示が行なわれるまでの処理が第2実施形態と同様に行なわれるため、第2実施形態の図5のフローチャートを参照するものとする。よって、第4実施形態では、原稿読取処理を実行する第2の指示が行なわれた以降の処理工程について説明する。
第6実施形態では、原稿読取装置200において、図5に示すフローチャートに沿って原稿給紙可能状態にいたる処理が行なわれ、第2の指示が行なわれたと判定された場合は、図10に示すように、原稿読取処理が実行され(ステップS617)、次の原稿が有るか否かが判定される(ステップS619)。
ステップS619において、次の原稿が有ると判定された場合は、ステップS617に戻り、原稿読取処理が繰り返して実行される。
一方、ステップS619において、次の原稿が無いと判定された場合は、原稿の排出が終了したか否かが判定される(ステップS621)。
ステップS621において、原稿の排出が終了したと判定された場合は、次に、排出された原稿が取り除かれたか否かが判定される(ステップS623)。
ステップS623において、排出された原稿が取り除かれたと判定された場合は、原稿給紙可能状態が解除される(ステップS627)。
一方、ステップS623において、排出された原稿が取り除かれていないと判定された場合は、原稿トレイ240上に次に読込まれる原稿が配置されたか否かが判定される(ステップS625)。
ステップS625において、原稿トレイ240上に次に読込まれる原稿が配置されたと判定された場合は、原稿給紙可能状態が解除される(ステップS627)。
ステップS627において、原稿給紙可能状態が解除されると、ステップS629において、タッチパネルディスプレイ130の表示画面に、原稿トレイ240上に先に載置された第1の原稿の画像データと、第1の原稿を排出した後に原稿トレイ240上に次に載置された第2の原稿の画像データとを結合するか否かを通知するメッセージを表示する。
以上のようにして、原稿読取装置200による原稿読取処理が行なわれる。
以上のように構成したので、第6実施形態によれば、原稿読取装置200において、原稿読取処理が実行されて、原稿の読取りが終了したとき、排出された原稿の全てが取り除かれていない状態で、原稿トレイ240上に次の原稿が載置された場合に、原稿給紙可能状態を解除して、さらに、タッチパネルディスプレイ130の表示画面に、原稿トレイ240上に先に載置された第1の原稿の画像データと、第1の原稿を排出した後に原稿トレイ240上に次に載置された第2の原稿の画像データとを結合するか否かを通知するメッセージを表示するようにしたことで、次に読取る原稿を原稿トレイ240上に容易にセットすることができるとともに、先に載置された第1の原稿の画像データと、次に載置された第2の原稿の画像データとを、図示しない記憶部に1つのファイルに結合して記憶したり、それぞれの原稿の画像データを別々のファイルに記憶したりすることができる。
(第7実施形態)
次に、第7実施形態について説明する。
第7実施形態は、第2実施形態の原稿読取装置200の構成に加えて、発光部(発光手段)を備えて、原稿が載置された状態と、原稿給紙可能状態と、原稿が排紙された後との発光態様(発光状態)を異ならせることを特徴とするものである。
図11は第7実施形態に係る原稿読取装置の電気的構成を示すブロック図である。
なお、第7実施形態に係る原稿読取装置の構成は、第2実施形態の原稿読取装置の構成と同様な構成を有するものであるため、同一のものには同一の符号を付することで説明を省略する。
第7実施形態の原稿読取装置700は、図11に示すように、第2実施形態の原稿読取装置200の構成に加えて、発光部770を備えて、制御部780により、原稿が載置された状態と、原稿給紙可能状態と、原稿が排紙された後との発光態様(発光状態:色や点滅等による態様)を異ならせるように制御されている。
発光部770は、LEDを点滅させることで原稿読取処理における原稿の状態をユーザに報知するものであって、LEDの色を変化させたり、点滅状態を変化させたりすることで、原稿が載置された状態、原稿給紙可能状態、原稿が排紙された後の状態に応じて発光態様(発光状態)を変化させるように制御される。
次に、原稿読取装置700における原稿読取処理についてフローチャートに沿って説明する。
図12は第7実施形態に係る原稿読取装置における原稿読取処理の工程の一例を示すフローチャートである。
第7実施形態において、原稿読取装置700により原稿読取処理が開始されると、図12に示すように、まず、在籍サンサ等により原稿トレイ240上の原稿が検知され(ステップS701)、原稿が載置されているか否かが判定される(ステップS703)。
ステップS703において、原稿が載置されていると判定された場合は、発光部770のLEDを、例えば、短い周期で点滅させることで、原稿トレイ240上に原稿が載置された状態であることが報知される(ステップS704)。
そして、原稿を給紙可能な状態に移行するように指示する第1の指示が行なわれたか否かが判定される(ステップS705)。
第1の指示が行なわれたと判定された場合は、原稿給紙可能状態にするために、原稿トレイ240を原稿給紙可能な位置に移動し(ステップS707)、ピックアップローラ253を、原稿を一時的に保持するように原稿を上方より押圧するように配置する(ステップS709)。
そして、発光部770のLEDを、先程よりも長い周期で点滅させることで、原稿が原稿給紙可能状態であることが報知される(ステップS710)。
そして、原稿トレイ240上の原稿が原稿給紙可能状態のまま一定時間(予め設定された所定時間)が経過したか否かが判定される(ステップS711)。
ステップS711において、原稿給紙可能状態のまま一定時間が経過したと判定された場合は、原稿給紙可能状態を解除して(ステップS713)、ステップS701に戻る。
なお、ステップS713において原稿給紙可能状態を解除した後に、原稿読取処理を中止するようにしてもよい。
一方、ステップS711において、原稿給紙可能状態のまま一定時間が経過していないと判定されている状態のときは、原稿読取処理を実行する第2の指示が行なわれたか否かが判定される(ステップS715)。
ステップS715において、第2の指示が行なわれていないと判定された場合は、ステップS711に戻る。
一方、ステップS715において、第2の指示が行なわれたと判定された場合は、原稿読取処理が実行される(ステップS717)。そして、次の原稿が有るか否かが判定される(ステップS719)。
ステップS719において、次の原稿が有ると判定された場合は、ステップS717に戻る。
一方、ステップS719において、次の原稿が無いと判定された場合は、全ての原稿の排紙が完了したか否かが判定される(ステップS721)。
ステップS721において、全ての原稿の排紙が完了したと判定された場合は、原稿給紙可能状態が解除される(ステップS723)。
そして、発光部770のLEDを、さらに長い周期で点滅させることで、原稿給紙可能状態が解除された状態であることが報知される(ステップS725)。そして、原稿読取処理が終了する。
以上のようにして、原稿読取装置700による原稿読取処理が行なわれる。
全ての原稿の排紙が完了したと判定された場合は、原稿給紙可能状態が解除されて(ステップS723)、原稿読取処理が終了する。
以上のようにして、原稿読取装置700による原稿読取処理が行なわれる。
以上のように構成したので、第7実施形態によれば、原稿読取装置700において、さらに、発光部770を備えて、原稿が載置された状態と、原稿給紙可能状態と、原稿が排紙された後とで、LEDによる発光態様(発光状態)を異ならせることで、原稿がどのような状態であるかをユーザに視覚的に報知することができる。
なお、第7実施形態では、発光部770によるLEDの点滅周期を原稿の状態に応じて変える発光態様(発光状態)を変化させるようにしているが、例えば、原稿の状態に応じてLEDの色を変化させるようにしてもよい。
(第8実施形態)
次に、第8実施形態について説明する。
第8実施形態は、第1実施形態の原稿読取装置200の構成に加えて、人感センサを備えて、当該原稿読取装置を使用中のユーザが当該原稿読取装置から所定距離以上離れた場合は、原稿トレイ240上の原稿を排紙するようにすることを特徴とするものである。
図13は第8実施形態に係る原稿読取装置の電気的構成を示すブロック図である。
なお、第8実施形態に係る原稿読取装置の構成は、第1実施形態の原稿読取装置の構成と同様な構成を有するものであるため、同一のものには同一の符号を付することで説明を省略する。
第8実施形態の原稿読取装置800は、図13に示すように、第1実施形態の原稿読取装置200の構成に加えて、人感センサ890を備えて、制御部880により、原稿トレイ240に原稿が載置された状態で、当該原稿読取装置800を使用中のユーザが当該原稿読取装置800から所定距離以上離れた場合は、原稿トレイ240上の原稿を排紙するように制御されている。
人感センサ890は、原稿読取装置800(または、画像形成装置)を使用中のユーザが原稿読取装置800から設定された距離(閾値)以上離れた場合に、原稿読取装置800から離れたことを検出するように設定されている。
次に、原稿読取装置800における原稿読取処理についてフローチャートに沿って説明する。
図14は第8実施形態に係る原稿読取装置における原稿読取処理の工程の一例を示すフローチャートである。
第8実施形態において、原稿読取装置800により原稿読取処理が開始されると、図14に示すように、まず、在籍サンサ等により原稿トレイ240上の原稿が検知され(ステップS801)、原稿が載置されているか否かが判定される(ステップS803)。
ステップS803において、原稿が載置されていると判定された場合は、ユーザが原稿読取装置800から所定距離以上離れたか否かが判定される(ステップS805)。
ステップS805において、ユーザが原稿読取装置800から所定距離以上離れたと判定された場合は、原稿を原稿トレイ240上から排紙トレイ265に排紙して(ステップS807)、ステップS801に戻る。
一方、ステップS805において、ユーザが原稿読取装置800から所定距離以上離れていないと判定された場合は、原稿を給紙可能な状態に移行するように指示する第1の指示が行なわれたか否かが判定される(ステップS809)。
第1の指示が行なわれたと判定された場合は、原稿給紙可能状態にするために、原稿トレイ240を原稿給紙可能な位置に移動し(ステップS811)、ピックアップローラ253を、原稿を一時的に保持するように原稿を上方より押圧するように配置する(ステップS813)。
そして、原稿読取処理を実行する第2の指示が行なわれたか否かが判定される(ステップS815)。
ステップS815において、第2の指示が行なわれたと判定された場合は、原稿読取処理が実行される(ステップS817)。
以上のようにして、原稿読取装置800による原稿読取処理が行なわれる。
以上のように構成したので、第8実施形態によれば、原稿読取装置800において、さらに、人感センサ890を備えて、原稿トレイ240に原稿が載置された状態で、当該原稿読取装置800を使用中のユーザが当該原稿読取装置800から所定距離以上離れた場合に、原稿トレイ240上の原稿を排紙するようにしたので、使用者不在の原稿を原稿トレイ240上に放置することを防止して原稿の紛失や情報の漏洩を防止することができる。
また、第8実施形態では、人感センサ890により、原稿トレイ240に原稿が載置された状態のときにユーザが離れた状態を検出して、原稿を排紙するようにしているが、例えば、原稿が原稿給紙可能状態のときに、ユーザが離れた状態を検出して、原稿を排紙するようにしてもよい。このように構成することで、原稿給紙可能状態においても使用者不在の原稿を原稿トレイ240上に放置することを防止して原稿の紛失や情報の漏洩を防止することができる。
(第9実施形態)
次に、第9実施形態について説明する。
第9実施形態は、第8実施形態の原稿読取装置800において、当該原稿読取装置を使用中のユーザが当該原稿読取装置から所定距離以上離れた状態に加えて、さらに、ユーザが当該原稿読取装置から離れてから所定時間経過した場合に、原稿トレイ240上の原稿を排紙するようにすることを特徴とするものである。
なお、第9実施形態に係る原稿読取装置の構成は、第8実施形態の原稿読取装置の構成と同様な構成を有するものであるため、説明を省略する。
第9実施形態の原稿読取装置900は、図13に示すように、人感センサ890を備えて、制御部980により、原稿トレイ240に原稿が載置された状態で、当該原稿読取装置900を使用中のユーザが当該原稿読取装置900から所定距離以上離れた状態に加えて、さらに、ユーザが当該原稿読取装置900から離れてから所定時間経過した場合は、原稿トレイ240上の原稿を排紙するように制御されている。
次に、原稿読取装置900における原稿読取処理についてフローチャートに沿って説明する。
図15は第9実施形態に係る原稿読取装置における原稿読取処理の工程の一例を示すフローチャートである。
第9実施形態において、原稿読取装置900により原稿読取処理が開始されると、図15に示すように、まず、在籍サンサ等により原稿トレイ240上の原稿が検知され(ステップS901)、原稿が載置されているか否かが判定される(ステップS903)。
ステップS903において、原稿が載置されていると判定された場合は、ユーザが原稿読取装置900から所定距離以上離れたか否かが判定される(ステップS904)。
ステップS904において、ユーザが原稿読取装置900から所定距離以上離れたと判定された場合は、さらに、ユーザが離れてから所定時間が経過したか否かが判定される(ステップS905)。
ステップS905において、ユーザが離れてから所定時間が経過したと判定された場合は、原稿を原稿トレイ240上から排紙トレイ265に排紙して(ステップS907)、ステップS901に戻る。
一方、ステップS904において、ユーザが原稿読取装置900から所定距離以上離れていないと判定された場合は、原稿を給紙可能な状態に移行するように指示する第1の指示が行なわれたか否かが判定される(ステップS909)。
また、ステップS905において、ユーザが離れてから所定時間が経過していないと判定された場合は、ステップS909に進む。
ステップS909において、第1の指示が行なわれていないと判定された場合は、ステップS904に戻る。
一方、ステップS909において、第1の指示が行なわれたと判定された場合は、原稿給紙可能状態にするために、原稿トレイ240を原稿給紙可能な位置に移動し(ステップS911)、ピックアップローラ253を、原稿を一時的に保持するように原稿を上方より押圧するように配置する(ステップS913)。
そして、原稿読取処理を実行する第2の指示が行なわれたか否かが判定される(ステップS915)。
ステップS915において、第2の指示が行なわれたと判定された場合は、原稿読取処理が実行される(ステップS917)。
以上のようにして、原稿読取装置900による原稿読取処理が行なわれる。
以上のように構成したので、第9実施形態によれば、原稿読取装置900において、さらに、人感センサ890を備えて、原稿トレイ240に原稿が載置された状態で、当該原稿読取装置900を使用中のユーザが当該原稿読取装置900から所定距離以上離れた状態に加えて、さらに、ユーザが当該原稿読取装置から離れてから所定時間経過した場合に、原稿トレイ240上の原稿を排紙するようにしたので、原稿を排紙する条件を設定でき、さらに、使用者不在の原稿を原稿トレイ240上に放置することを防止して原稿の紛失や情報の漏洩を防止することができる。
また、第9実施形態では、人感センサ890により、原稿トレイ240に原稿が載置された状態のときにユーザが離れた状態を検出するとともに、ユーザが当該原稿読取装置から離れてから所定時間経過した場合に、原稿を排紙するようにしているが、例えば、原稿が原稿給紙可能状態のときに、ユーザが離れた状態を検出するとともに、ユーザが当該原稿読取装置から離れてから所定時間経過した場合に、原稿を排紙するようにしてもよい。このように構成することで、原稿給紙可能状態においても使用者不在の原稿を原稿トレイ240上に放置することを防止して原稿の紛失や情報の漏洩を防止することができる。
なお、上述した実施形態では、原稿トレイ240上に載置された原稿を取り除く場合は、原稿トレイ240上に載置された状態、または、原稿給紙可能状態を解除した状態で取り除くようにしているが、例えば、原稿給紙可能状態から原稿を取り除くことで、原稿給紙可能状態が解除されるように構成したものであってもよい。このように構成することで、緊急時に即刻原稿を取り除く必要があった場合等で、原稿を取り除いた後に、再び原稿を載置可能な状態にすることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、すなわち、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
100 画像形成装置
120 操作ユニット
130 タッチパネルディスプレイ
151 第1の操作ボタン
152 第2の操作ボタン
200,700,800,900 原稿読取装置
210 スキャナ部
220 自動原稿処理装置
240 原稿トレイ
241 原稿トレイ移動部
250 給紙部
253 ピックアップローラ
260 排紙部
262 原稿排紙ローラ
265 排紙トレイ
280 制御部
770 発光部
780,880,980 制御部
890 人感センサ

Claims (10)

  1. 原稿トレイに載置された原稿を自動搬送して画像を読み取る原稿読取装置を備えた画像形成装置において、
    前記原稿読取装置は、操作ユニットから受信した指示に従い前記原稿トレイに載置された前記原稿の読み取りを行う場合に、
    前記原稿が載置された状態と、前記原稿が載置された状態から原稿給紙可能状態に移行した状態と、前記原稿給紙可能状態から前記原稿が読み取られて排出された状態とに移行可能であり、
    前記原稿読取装置は、発光手段を更に備え、
    前記発光手段は、前記原稿が載置された状態と、前記原稿が載置された状態から前記原稿給紙可能状態に移行した状態と、前記原稿給紙可能状態から前記原稿が読み取られて排出された後の状態とのうち、すくなくとも1つの状態の発光状態を異ならせ、
    前記発光手段は、前記原稿が載置された状態と、前記原稿が載置された状態から前記原稿給紙可能状態に移行した状態と、前記原稿給紙可能状態から前記原稿が読み取られて排出された後の状態に応じて前記発光状態を異ならせ、前記原稿が読み取られて排出された後は点滅し、
    前記操作ユニットは装置本体の前面に全体が突出して設けられ、前記画像形成装置を正面から見たときに、前記原稿の排出部の視認可能な領域の左端は、前記画像形成装置の水平方向において前記操作ユニットの幅の範囲内にあることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記発光手段は、
    原稿の各載置状態を示す発光手段の点滅周期が、前記原稿が載置された状態と、前記原稿が載置された状態から前記原稿給紙可能状態に移行した状態と、前記原稿給紙可能状態から前記原稿が読み取られて排出された後の状態で異なることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記発光手段は、
    原稿の各載置状態を示す発光手段の点滅周期が、前記原稿が載置された状態と、前記原稿が載置された状態から前記原稿給紙可能状態に移行した状態と、前記原稿給紙可能状態から前記原稿が読み取られて排出された後の状態の順で長くなることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記操作ユニットは、ハードウェアキーなしのタッチパネルディスプレイが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記原稿給紙可能状態に移行する手段は、少なくとも前記原稿トレイを移動する操作、または前記原稿を押える操作の何れかを含む操作を可能とすることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記原稿給紙可能状態に移行した後、一定時間が経過すると、前記原稿給紙可能状態が解除されることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. 自動原稿給紙に関連する操作ボタンが押された場合に、前記原稿給紙可能状態に移行することを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記原稿給紙可能状態に移行後、自動原稿給紙に関連する操作ボタン以外の操作ボタンが押された場合は、前記原稿給紙可能状態が解除されることを特徴とする請求項1から請求項7の何れか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記原稿給紙可能状態から前記原稿を取り除くと、前記原稿給紙可能状態が解除されることを特徴とする請求項1から請求項8の何れか一項に記載の画像形成装置。
  10. 画像形成装置に備えられた原稿読取装置の原稿トレイに載置された原稿を自動搬送して画像を読み取る原稿読取方法において、操作ユニットから受信した指示に従い前記原稿トレイに載置された前記原稿の読み取りを行う場合に、
    前記原稿が載置された状態と、前記原稿が載置された状態から原稿給紙可能状態に移行した状態と、前記原稿給紙可能状態から前記原稿が読み取られて排出された状態とに移行可能であり、
    前記原稿が載置された状態と、前記原稿が載置された状態から前記原稿給紙可能状態に移行した状態と、前記原稿給紙可能状態から前記原稿が読み取られて排出された後の状態との発光手段の発光状態を異ならせ、前記原稿が読み取られて排出された後は前記発光手段を点滅させ、
    前記操作ユニットは装置本体の前面に全体が突出して設けられ、前記画像形成装置を正面から見たときに、前記原稿の排出部の視認可能な領域の左端は、前記画像形成装置の水平方向において前記操作ユニットの幅の範囲内にあることを特徴とする原稿読取方法。
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