JP3741671B2 - シート分別装置および画像形成装置 - Google Patents

シート分別装置および画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動可能な複数のトレイを備え、シートを受けるトレイを切り替えてシートを分別するシート分別装置、およびこれを備える複写機、プリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、原稿画像を読み取って複数の複製画像を形成する複写機では、同一の画像を形成した異なるシートを分別するために、複数のトレイを有するシート分別装置を備えることが行われている。近年では、シート分別装置は、複数の使用者が共用する複写機や、複数のパーソナルコンピュータ(PC)が接続されるプリンタにおいて、画像を形成したシートを使用者やPCごとに、あるいはPCのジョブごとに分別するためにも利用されている。シート分別装置は、トレイを移動させることによりシートを受けるトレイを切り替える構成とされるのが一般的であり、配設に必要な面積を抑えるために、通常、トレイは上下方向に並べて配置され、上下方向に可動とされる。
【0003】
一方、無駄な電力消費を避けるために、画像形成の指示が所定時間与えられないときに、画像形成に関与する部分への電力供給を休止する節電モードをもたせることが、多くの画像形成装置で行われている。シート分別装置を備える画像形成装置では、節電モードにおいてはシート分別装置への電力供給も休止される。節電モードは、スイッチ等の手動操作による指示、または、PCから与える指示によって解除される。
【0004】
シート分別装置は、使用の準備のために電力供給を開始したときと、節電モードの解除によって電力供給を再開したときに、トレイの位置の初期化を行って、あらかじめ定められた特定のトレイをシートを受ける位置に設定する。この特定のトレイは、通常、使用者がシートを取り出し易くするために、最上段に位置するもの、または、多数のシートを確実に排出し得るようにするために、載置可能なシート数の最も多いものとされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
節電モードの解除によって電力供給を再開したときに行うトレイの位置の初期化は、使用の準備のために電力供給を開始したときに行うトレイの位置の初期化と同一の処理である。具体的には、トレイを特定の位置(ホームポジション)に一旦移動させ、この位置を基準にトレイを所定距離だけ移動させて、特定のトレイをシートを受ける位置に設定するようにしている。このため、節電モード解除時の初期化には使用準備時の初期化と同じだけの時間を要し、かつ、その時間は20秒程度と長い。
【0006】
トレイの位置の初期化のために要する時間は短いことが好ましいが、その時間が長いことは、準備時においてはあまり問題にならない。多くの画像形成装置は、シートに画像を形成する形成部の一部として、加熱しつつ押圧することによって画像をシートに定着させる定着部を備えており、定着部が所定温度に達するまでは画像形成を行うことができず、また、定着部が室温から所定温度に達するまでに要する時間は、トレイの位置の初期化に要する時間よりも長いからである。つまり、準備時においては、定着部が室温から所定温度に上昇するまで画像の形成を待つ必要があり、その間にトレイの位置の初期化は完了する。また、使用者が直ちに複写やプリントを行うとは限らず、その場合は何の問題も生じない。
【0007】
しかしながら、節電モード解除時の初期化に要する時間が長いことは、直ちに複写やプリントを行うために節電モードを解除する使用者にとってきわめて不便である。節電モードにおいては、定着部のヒータへの電力供給も休止されるため定着部の温度は低下するが、節電モードへの移行から特に長時間が経過しない限り定着部の温度が室温まで低下することはなく、節電モード解除による電力供給の再開から比較的短時間で定着部は所定温度にまで上昇する。このため、定着部が所定温度に達して画像を形成できる状態になっているにもかかわらず、トレイの位置の初期化が終了しないために、複写やプリントを行うことができないという事態が生じ易い。
【0008】
また、従来のシート分別装置では、節電モードの解除を指示する際に、使用者あるいはPCがシートを受けるトレイを指定したときでも、まずトレイの位置の初期化において特定のトレイをシートを受ける位置に設定し、そしてその後に指定されたトレイをシートを受ける位置に設定するようにしている。このため、さらに待ち時間が長くなる結果となっている。
【0009】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、トレイの位置の初期化、特に、節電モード解除時のトレイの位置の初期化に要する時間が短いシート分別装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、移動可能な複数のトレイと、トレイを移動させる駆動部とを備え、トレイを移動させてシートを受けるトレイを切り替えることにより、移送されてくるシートを分別するシート分別装置であって、駆動部への電力供給を開始したときにトレイの位置を初期化するものにおいて、トレイを特定の位置に移動させ、その位置を基準に、トレイの位置を初期化する第1の初期化モードと、駆動部への電力供給を停止する直前のトレイの位置を基準に、トレイの位置を初期化する第2の初期化モードとを有するとともに、解除指示を与えられるまで駆動部への電力供給を休止する節電モードを有し、節電モード解除時のトレイの位置の初期化を第2の初期化モードで行うようにする。
【0011】
第1の初期化モードは、トレイを一旦ホームポジションに移動させて、その後に、所定のトレイをシートを受ける位置に設定するモードである。第2の初期化モードは、トレイをホームポジションに移動させることなく、所定のトレイをシートを受ける位置に設定するモードであり、トレイをホームポジションに移動させる処理を含まないため、第1の初期化モードよりも所要時間が短い。これら2つの初期化モードを使い分けることにより、トレイの位置の初期化を柔軟に制御することが可能になる。初期化に要する時間が長くてもよいときは、第1の初期化モードと第2の初期化モードのいずれを選択してもよいし、短時間で初期化を終了するのが望ましいときは、第2の初期化モードを選択すればよい。
【0012】
第2の初期化モードで用いる駆動部への電力供給を停止する直前のトレイの位置は、シート分別装置自体が記憶するようにしてもよいし、シート分別装置にシートを移送する外部の装置が記憶しておくようにしてもよい。また、第1の初期化モードと第2の初期化モードのいずれにおいても、シートを受ける位置に設定するトレイは自由に定めてよく、あらかじめ定められた特定のトレイとすることも、初期化に際して指定されたトレイとすることもできる。さらに、第2の初期化モードでは、シートを受ける位置にあるトレイを、その位置に保つことも可能である。この場合、初期化に要する時間はなくなる。
【0013】
ここで、解除指示を与えられるまで駆動部への電力供給を休止する節電モードを有し、節電モード解除時のトレイの位置の初期化を第2の初期化モードで行うようにしているので、節電モード解除後、速やかにトレイの位置を初期化することが可能になる。
【0014】
前記目的を達成するために、本発明ではまた、シートに画像を形成する形成部と、形成部にシートを供給する供給部と、画像が形成されたシートを移送する移送部と、移動可能な複数のトレイと、トレイを移動させる駆動部とを備え、トレイを移動させて移送されたシートを受けるトレイを切り替えることにより、画像が形成されたシートを分別する画像形成装置であって、駆動部への電力供給を開始したときにトレイの位置を初期化するものにおいて、トレイを特定の位置に移動させ、その位置を基準に、トレイの位置を初期化する第1の初期化モードと、駆動部への電力供給を停止する直前のトレイの位置を記憶しておき、その位置を基準に、トレイの位置を初期化する第2の初期化モードとを有するとともに、解除指示を与えられるまで、少なくとも駆動部への電力供給を休止する節電モードを有し、節電モード解除時のトレイの位置の初期化を第2の初期化モードで行うようにする。
【0015】
この画像形成装置は、画像の形成に関与する形成部と供給部のほかに、移送部と上記のシート分別装置を備えたものであり、画像を形成したシートを分別することができる。形成部の初期化に要する時間が長い場合のように、トレイの位置の初期化に要する時間が問題にならないときは、第1の初期化モードと第2の初期化モードのいずれを選択してよいし、短時間でトレイの位置の初期化を終了するのが望ましいときは、第2の初期化モードを選択すればよい。
【0016】
ここで、解除指示を与えられるまで、少なくとも駆動部への電力供給を休止する節電モードを有し、節電モード解除時のトレイの位置の初期化を第2の初期化モードで行うようにしているので、節電モード解除後、短時間でトレイの位置の初期化が終了し、速やかに装置を利用することが可能になる。
【0017】
さらに、節電モードの解除指示を与えられる際にトレイを指定されたときは、節電モード解除時のトレイの初期化において、移送されたシートを受ける位置に指定されたトレイを設定するようにするとよい。このようにすると、節電モード解除後、一層速やかに装置を利用することができる。
【0018】
上記の画像形成装置は、画像を読み取る読取部を備え、読み取った画像をシートに形成するものとすることができるし、外部の機器と通信する通信部を備え、外部の機器から与えられる情報を画像としてシートに形成するものとすることもできる。前者は複写機、後者はプリンタ、ファクシミリとして機能することになる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態である画像形成装置について、図面を参照しながら説明する。本実施形態の画像形成装置1の全体構成を図1に模式的に示す。画像形成装置1は、シートに画像を形成するメインユニット2、および、画像が形成されたシートに所定の後処理を施して排出するフィニッシャユニット3より成る。画像形成装置1は、原稿画像を読み読み取って複製画像をシートに形成する複写機としても、PCから与えられる情報を画像としてシートに形成するプリンタとしても機能する。画像を形成するシートは通常は紙であるが、使用者の用途に応じて、樹脂フィルム等の紙以外のシートに画像を形成することもできる。
【0020】
メインユニット2は、画像の形成に直接関与する形成部10、形成部10にシートを供給する供給部20、原稿画像を読み取る読取部30、画像が形成されたシートをフィニッシャユニット3に移送する移送部40、および、使用者によって操作されるとともに情報を表示する操作・表示部50を備える。
【0021】
形成部10は、感光体ドラム11、感光体ドラム11を帯電させる帯電部12、帯電した感光体ドラム11に光を照射して部分的に除電し、感光体ドラム11に潜像を形成する露光部13、潜像が形成された感光体ドラム11にトナーを付着させて現像する現像部14、供給されるシートに感光体ドラム11の像を転写する転写部15、転写後の感光体ドラム11からトナーを除去するとともに除電する除電部16、加熱しつつ押圧して画像をシートに定着させる定着部17より成る。
【0022】
供給部20は、複数の給紙トレイ21、22、23と複数の搬送ローラ20aより成る。給紙トレイ21〜23にはそれぞれ大きさの異なるシートが載積され、選択された給紙トレイ21〜23のシートを形成部10の転写部15に供給する。
【0023】
読取部30は、スキャナ31と、枚葉原稿を順次スキャナ31に移送する原稿フィーダ(ADF)32より成り、複写機としての利用に際して使用される。スキャナ31は、読み取った画像をデジタルの画像データとして出力する。
【0024】
移送部40は複数の搬送ローラ40aより成る。なお、フィニッシャユニット3はメインユニット2に着脱可能であり、フィニッシャユニット3を装着していないときは、移送部40によって移送されたシートはメインユニット2から直接排出される。
【0025】
フィニッシャユニット3は、後に綴じるための孔を開けるパンチ部60、針状のステープルによって複数のシートを綴じるステープラ部70、シートを分別する分別部80、搬送ローラ3a、および、ステープラ部70がシートを綴じる間にシートを載置する中間トレイ3bを備える。パンチ部60およびステープラ70は、操作・表示部50を介して指示を与えられたときのみに動作する。
【0026】
分別部80は、シートを受ける複数のトレイ81、82、83、84、85、86、および駆動部87を備えている。トレイ81〜86は上下に並べて配列されており、また、上下方向に移動可能である。駆動部87は、トレイ81〜86を移動させるもので、モータ87aとその駆動力をトレイに伝達する駆動機構87bより成る。トレイ81〜86を移動させて、搬送ローラ3aによるシート移送路の末端に位置するトレイ81〜86を切り替えることにより、シートが分別される。最下段のトレイ86は、他のトレイとの間隔を最も広く設定されており、載置可能なシート数が最も多い。トレイ81〜85に載置し得るシート数が300枚程度であるのに対し、トレイ86に載置し得るシート数は3000枚程度である。
【0027】
なお、本実施形態においては、分別部80をフィニッシャユニット3の一部としているが、トレイ81〜86および駆動部87を単独のシート分別装置とすることもできる。
【0028】
画像形成装置1の回路構成を図2に模式的に示す。上述の各部のうち、スキャナ31は、原稿画像を照明する照明光学系31aと、照明された原稿画像を読み取るCCDラインセンサ31bとを有する。操作・表示部50は、テンキーをはじめとする複数のキー51、液晶表示器52、および発光ダイオード(LED)ランプ53を有する。キー51は、画像形成装置1に指示を与えるために使用者によって操作される。液晶表示器52は、文字や図形を表示して、使用者に画像形成装置1の状態を知らせるとともに操作の案内をする。LEDランプ53は点灯または消灯の状態によって、画像形成装置1の状態を知らせる。形成部10は、露光部13の一部としてレーザ走査系13aを備え、また、定着部17の一部としてヒータ17aを備える。
【0029】
画像形成装置1は、このほか、画像データを記憶するハードディスクを備えたハードディスクドライブ(HDD)90、画像の形成をはじめ装置全体の動作を制御する制御部100、PC等の外部機器と通信する通信部110、および電力によって動作する各部に電力を供給する電源部120を備えている。通信部110には、画像形成装置1専用のPC131が接続されており、使用者はPC131を介して制御部100に指示を与えることで、操作・表示部50を操作することなく、画像形成装置1の動作を制御することもできる。通信部110には、また、ネットワーク140を介して、PC141、ファクシミリ(不図示)等の外部機器を接続することもできる。
【0030】
制御部100は、画像CPU101、制御CPU102、メモリ103、およびインターフェース104より成る。画像CPU101は、画像の形成に関する制御を行う。具体的には、スキャナ31および外部のPC141から与えられる画像データをHDD90のハードディスクに記憶させるとともに、ハードディスクから画像データを読み出して、読み出した画像データに処理を適宜施し、処理後の画像データに基づいてレーザ走査系13aの動作を制御する。
【0031】
制御CPU102は、画像の形成に関する一部の処理を含め、画像形成装置1の全体の動作を制御する。例えば、形成部10の帯電部11、現像部14、定着部17等の動作、供給部20によるシートの供給、読取部30による画像の読み取り、移送部30によるシートの移送、通信部100によるPC141との通信を制御する。制御CPU102は、フィニッシャユニット2のパンチ部60、ステープラ部70、分別部80の動作の制御、および電源部120からの電供給の制御も行う。電源部120からの電力供給ラインは2系統に分かれており、図2において斜線を付していないラインAについては常時電力供給がなされ、斜線を付したラインBについては、制御CPU102の制御によって電力供給が停止され得る。
【0032】
メモリ103は、画像CPU101および制御CPU102の制御を記したプログラムを記憶したROMと、画像CPU101および制御CPU102が制御に用いるパラメータを一時的に記憶するRAMより成る。RAMには、分別部80のトレイ81〜86の位置も記憶され、その記憶内容は、制御部100への電力供給が停止されても失われない。
【0033】
上記構成の画像形成装置1は、複写機、プリンタ、スキャナ、およびファクシミリの機能を併せもつ。表示・操作部50の外観の1例を図3に示す。前述のように、表示・操作部50には、キー51、液晶表示器52、およびLEDランプ53が設けられており、複写機、プリンタ、スキャナ、およびファクシミリとしての機能は、各々に対応して設けられたキー51aを操作することにより選択することができる。これらのキー51aに対応してLEDランプ53aが設けられており、選択されている機能に対応するLEDランプ53aが点灯する。キー51には、0〜9の数値入力用のテンキー51b、動作開始を指示するスタートキー51c等も含まれている。
【0034】
液晶表示器52には、選択されている機能と、その機能において使用者が選択し得るパラーメータが表示される。図3は複写機としての機能が選択されているときのものであり、液晶表示器52には、画像形成装置1が原稿画像を読み取って、その画像をシートに形成し得る状態にある旨と、同一画像を3部形成する旨のほか、どの大きさのシートに画像を形成するか、どのような大きさ(倍率)で画像を形成するか、どのような濃度で画像を形成するか、さらには、画像を形成したシートを分別する否かの項目が表示されている。画像を形成する部数は、テンキー51bの操作によって指定することができる。また、液晶表示器52は押圧された部位を検出するタッチパネルとして構成されており、使用者は項目が表示された部位を押圧することにより、その項目を指定することができる。
【0035】
フィニッシャユニット3に設けられた分別部80は、同一の画像を異なるシートに形成したときに、それらのシートを分別するソーティングに利用することができる。分別部80はまた、使用者ごとに、PC141ごとに、あるいはPC141のプリントジョブごとに、シートを分別するのにも利用することができる。図3においては、使用者によって3部の画像をソーティングすることが選択されている。なお、使用者が、形成する画像の部数を指定しないときや、どの項目も選択しないときは、あらかじめ定められた部数(1部)や、あらかじめ定められた項目が選択されたとして、処理を行う。
【0036】
図3の状態において、「仕分け」と記された項目が使用者によって選択されたときは、液晶表示器52の表示が切り替わり、トレイ81〜86のうちのどれにシートを受けるかを使用者が指定する画面が表示される。その1例を図4に示す。トレイ81〜86に対応する6つの項目が表示され、使用者は任意のトレイを選択することができる。ここで使用者がトレイを指定しなかったときは、「メイントレイ」であるトレイ86が選択されたとして以後の処理を行う。
【0037】
なお、PC131やPC141には、液晶表示器52に表示される内容と同じ内容が表示され、操作・表示部50を直接操作しなくても、PC131やPC141の使用者は同等の指示を与えることができる。PC131やPC141からソーティングやトレイ選択の指示を与えられなかったときも、トレイ86が選択されたとして処理を行う。
【0038】
画像成形装置1は、画像の形成に関する指示が所定時間与えられなっかったとき、すなわち、操作・表示部50が操作されず、ADF32に原稿画像が装着されず、PC131、PC141からプリント要求がされず、さらにファクシミリ受信がない状態が所定時間継続したときには、無駄な電力消費を避けるために、節電モードに移行する。節電モードにおいては、解除指示を与えられるまで、前述のラインBによる電力供給が休止される。ラインBを介して電力供給を受けるのは、形成部10、供給部20、読取部30、移送部40、HDD90、およびフィニッシャユニット3である。これらへの電力供給を休止することで、電力消費を大幅に低減することができる。
【0039】
節電モードの解除指示は、使用者が操作・表示部50のキー51d(図3)を操作することにより与えられる。このキー51dはLEDランプを内蔵しており、節電モードにおいてのみ点灯する。使用者はキー51dの点灯によって、画像形成装置1が節電モードにあって形成部10等への電力供給を休止していることを知ることができる。節電モードの解除指示はPC131から与えることも可能であり、さらに、PC141からのプリント要求および外部ファクシミリからの着信も節電モードの解除指示として扱われる。
【0040】
節電モードにおいては形成部10への電力供給が休止されることにより、その一部である定着部17の温度は低下するが、節電モードが長時間続かない限り定着部17の温度が室温にまで低下することはなく、節電モード解除による電力供給の再開後は、使用準備のために画像形成装置1に電力供給を開始するときに比べて短時間で、定着部17はその機能を果たし得るようになる。したがって、節電モード解除後に画像形成装置1が画像を形成し得る状態に戻るのに要する時間は比較的短く、その所要時間は、通常、10秒程度以下である。
【0041】
画像形成装置1は、使用準備のために電力供給が開始されたときには、分別部80のトレイ81〜86の位置の初期化を行って、画像が形成されたシートを受ける位置に所定のトレイを設定する。このトレイは、載置シート数の最も多いトレイ86に定められている。画像形成装置1は、また、例えば使用者がトレイ81〜86に接触した等の理由により、節電モードの間にトレイ81〜86の位置が変動してしまっていても、確実にトレイ81〜86のいずれかにシートを載置することができるように、節電モード解除時にも、分別部80のトレイ81〜86の位置の初期化を行って、画像が形成されたシートを受ける位置に所定のトレイを設定する。
【0042】
ただし、トレイ81〜86の位置の初期化の処理として、画像形成装置1は、使用準備時に用いる第1の初期化モードと、これとは異なる第2の初期化モードを有しており、節電モード解除時には第2の初期化モードによってトレイ81〜86の位置の初期化を行う。第1の初期化モードにおいては、トレイ81〜86の位置を記憶していないため、トレイ81〜86をそれぞれの移動可能範囲の最下端であるホームポジションに移動させ、その位置から各トレイ81〜86を所定距離だけ移動させることにより、トレイ86をシートを受ける位置に設定する。一方、第2の初期化モードにおいては、メモリ103に記憶しているトレイ81〜86の位置、すなわち、節電モードへの移行直前のトレイ81〜86の位置を基準とし、その位置から所定距離だけトレイ81〜86を移動させることにより、所定のトレイをシートを受ける位置に設定する。
【0043】
節電モードへの移行直前の位置を基準にトレイ81〜86の位置の初期化を行うことで、ホームポジションへの移動を省略することができ、第2の初期化モードでは、第1の初期化モードよりも短時間で、所定のトレイをシートを受ける位置に設定することができる。第2のモードでシートを受ける位置に設定する所定のトレイは、載置可能シート数の最も多いトレイ86とすることもできるし、節電モードの解除指示を与えらる際にトレイ81〜86のいずれかが指定されたときには、その指定されたトレイとすることもできる。
【0044】
第2の初期化モードで制御部100の制御CPU102が行う処理を図5に示す。まず、節電モード解除指示が与えられた際に、トレイが指定された否かを判定する(ステップ#10)。トレイが指定されていたときは、その指定されたトレイを目標のトレイとして選択し(#20)、トレイが指定されていなかったときは、トレイ86を目標のトレイとして選択する(#30)、そして、目標としたトレイが、シートを受ける位置にくるように、メモリ103に記憶しているトレイの位置を基準に、トレイ81〜86の移動量を算出し(#40)、分別部80の駆動部87に算出した移動量だけトレイ81〜86を移動させる(#50)。
【0045】
第2の初期化モードで、シートを受ける位置に設定するトレイを指定するためには、PC131またはPC141が節電モード解除指示を与える場合は、その指示に続いて、トレイの番号をPC131やPC141から送信するようにすればよい。また、操作・表示部50のキー51dの操作により節電モードの解除指示を与えるときは、キー51dの操作直後にトレイの番号に対応するテンキー51bを操作することで、あるいは、トレイの番号に対応するテンキー51bとキー51dとを同時に操作することで、トレイを指定すればよい。
【0046】
なお、本実施形態では、第2の初期化モードにおいて、特定のトレイ86または指定されたトレイをシートを受ける位置に設定するようにしたが、メモリ103に記憶しているトレイ、すなわち節電モードへの移行直前にシートを受ける位置にあったトレイを、その位置に保つようにしてもよい。このようにすると、トレイ81〜86の位置の初期化に要する時間は、制御CPU102の演算時間のみとなり、実質的には皆無になる。また、ここでは、トレイが指定されなかったときに、シートを受ける位置に設定するトレイを載置可能なシート数が最多のトレイ86としたが、使用者がシートを取り出すのが最も容易な最上段のトレイ81としてもよい。
【0047】
また、本実施形態では、節電モードへの移行直前のトレイ81〜86の位置を、画像形成装置1の全体を制御する制御部100のメモリ103に記憶するようにしているが、電力供給停止時にも記憶内容を保持し得るフラッシュメモリ等の記憶手段を分別部80自体に備えて、節電モード解除時に、分別部80自体がトレイ81〜86の位置の初期化を行うようにしてもよい。そのような構成とすると、分別部80のシート分別装置としての独立性が高まり、シートを移送する様々な装置への組み合わせが容易になる。
【0048】
【発明の効果】
移動可能な複数のトレイと、トレイを移動させる駆動部とを備え、トレイを移動させてシートを受けるトレイを切り替えることにより、移送されてくるシートを分別するシート分別装置であって、駆動部への電力供給を開始したときにトレイの位置を初期化するものにおいて、本発明のように、トレイを特定の位置に移動させ、その位置を基準に、トレイの位置を初期化する第1の初期化モードと、駆動部への電力供給を停止する直前のトレイの位置を基準に、トレイの位置を初期化する第2の初期化モードとを有するとともに、解除指示を与えられるまで駆動部への電力供給を休止する節電モードを有し、節電モード解除時のトレイの位置の初期化を第2の初期化モードで行うようにすると、比較的長い時間を要するもののトレイの位置を記憶する必要のない第1の初期化モードと、所要時間の短い第2の初期化モードを使い分けることが可能になり、外部からのシート移送の可否の状態に応じて、トレイの位置の初期化を柔軟に制御することができ、節電モードによって無駄な電力消費が避けられる上、節電モード解除後は、速やかにシートを分別することが可能になる
【0050】
シートに画像を形成する形成部と、形成部にシートを供給する供給部と、画像が形成されたシートを移送する移送部と、移動可能な複数のトレイと、トレイを移動させる駆動部とを備え、トレイを移動させて移送されたシートを受けるトレイを切り替えることにより、画像が形成されたシートを分別する画像形成装置であって、駆動部への電力供給を開始したときにトレイの位置を初期化するものにおいて、本発明のように、トレイを特定の位置に移動させ、その位置を基準に、トレイの位置を初期化する第1の初期化モードと、駆動部への電力供給を停止する直前のトレイの位置を記憶しておき、その位置を基準に、トレイの位置を初期化する第2の初期化モードとを有するとともに、解除指示を与えられるまで、少なくとも駆動部への電力供給を休止する節電モードを有し、節電モード解除時のトレイの位置の初期化を第2の初期化モードで行うようにすると、比較的長い時間を要するもののトレイの位置を記憶する必要のない第1の初期化モードと、所要時間の短い第2の初期化モードを使い分けることが可能であり、形成部が画像を形成し得る状態にあるか否かに応じて、トレイの位置の初期化を柔軟に制御することができ、節電モードによって無駄な電力消費が避けられる上、節電モード解除後は、速やかに装置を利用することが可能になって、待ち時間が短縮される
【0052】
さらに、節電モードの解除指示を与えられる際にトレイを指定されたときは、節電モード解除時のトレイの初期化において、移送されたシートを受ける位置に指定されたトレイを設定するようにすると、節電モード解除後、一層速やかに装置を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である画像形成装置の全体構成を模式的に示す図。
【図2】 上記画像形成装置の回路構成を模式的に示すブロック図。
【図3】 上記画像形成装置の表示・操作部の外観の例を示す図。
【図4】 上記画像形成装置のトレイの指定に関する表示の例を示す図。
【図5】 上記画像形成装置の第2の初期化モードにおけるトレイ設定の処理の流れを示すフローチャート。
【符号の説明】
1 画像形成装置
2 メインユニット
3 フィニッシャユニット
3a 搬送ローラ
3b 中間トレイ
10 形成部
11 感光体ドラム
12 帯電部
13 露光部
13a レーザ走査系
14 現像部
15 転写部
16 除電部
17 定着部
17a ヒータ
20 供給部
20a 搬送ローラ
21〜23 給紙トレイ
30 読取部
31 スキャナ
31a 照明光学系
31b CCDラインセンサ
32 原稿フィーダ
40 移送部
40a 搬送ローラ
50 操作・表示部
51 操作キー
51a 機能選択キー
51b テンキー
51c スタートキー
51d 節電モード解除キー
52 液晶表示器
53 LEDランプ
53a 機能表示LEDランプ
60 パンチ部
70 ステープラ部
80 分別部
81〜86 トレイ
87 駆動部
87a モータ
87b 駆動機構
90 ハードディスクドライブ
100 制御部
101 画像CPU
102 制御CPU
103 メモリ
104 インターフェース
110 通信部
120 電源部
131 パーソナルコンピュータ
140 ネットワーク
141 パーソナルコンピュータ

Claims (5)

  1. 移動可能な複数のトレイと、トレイを移動させる駆動部とを備え、トレイを移動させてシートを受けるトレイを切り替えることにより、移送されてくるシートを分別するシート分別装置であって、駆動部への電力供給を開始したときにトレイの位置を初期化するものにおいて、
    トレイを特定の位置に移動させ、その位置を基準に、トレイの位置を初期化する第1の初期化モードと、
    駆動部への電力供給を停止する直前のトレイの位置を基準に、トレイの位置を初期化する第2の初期化モードと
    を有するとともに、
    解除指示を与えられるまで駆動部への電力供給を休止する節電モードを有し、
    節電モード解除時のトレイの位置の初期化を第2の初期化モードで行うことを特徴とするシート分別装置。
  2. シートに画像を形成する形成部と、形成部にシートを供給する供給部と、画像が形成されたシートを移送する移送部と、移動可能な複数のトレイと、トレイを移動させる駆動部とを備え、トレイを移動させて移送されたシートを受けるトレイを切り替えることにより、画像が形成されたシートを分別する画像形成装置であって、駆動部への電力供給を開始したときにトレイの位置を初期化するものにおいて、
    トレイを特定の位置に移動させ、その位置を基準に、トレイの位置を初期化する第1の初期化モードと、
    駆動部への電力供給を停止する直前のトレイの位置を記憶しておき、その位置を基準に、トレイの位置を初期化する第2の初期化モードと
    を有するとともに、
    解除指示を与えられるまで、少なくとも駆動部への電力供給を休止する節電モードを有し、
    節電モード解除時のトレイの位置の初期化を第2の初期化モードで行うことを特徴とする画像形成装置。
  3. 節電モードの解除指示を与えられる際にトレイを指定されたときは、節電モード解除時のトレイの初期化において、移送されたシートを受ける位置に指定されたトレイを設定することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 画像を読み取る読取部を備え、読み取った画像をシートに形成することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 外部の機器と通信する通信部を備え、外部の機器から与えられる情報を画像としてシートに形成することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像形成装置。
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