JP2600684B2 - 作像装置 - Google Patents

作像装置

Info

Publication number
JP2600684B2
JP2600684B2 JP62162738A JP16273887A JP2600684B2 JP 2600684 B2 JP2600684 B2 JP 2600684B2 JP 62162738 A JP62162738 A JP 62162738A JP 16273887 A JP16273887 A JP 16273887A JP 2600684 B2 JP2600684 B2 JP 2600684B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
document
adf
image forming
copy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62162738A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS646973A (en
Inventor
正澄 伊藤
Original Assignee
ミノルタ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミノルタ株式会社 filed Critical ミノルタ株式会社
Priority to JP62162738A priority Critical patent/JP2600684B2/ja
Priority to DE8787115830T priority patent/DE3783368T2/de
Priority to EP87115830A priority patent/EP0293511B1/en
Priority to US07/114,246 priority patent/US4864365A/en
Publication of JPS646973A publication Critical patent/JPS646973A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2600684B2 publication Critical patent/JP2600684B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の作像モードを1組のセットとして登
録するとともに、該登録した作像モードのセットをセッ
ト呼び出しキースイッチの入力に応じて一括して呼び出
して、該呼び出したセットにより規定される複数の作像
モードを同時に設定可能な作像装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来、作像モードを登録可能な複写機が提案されてい
る。
また、本件出願人は、現像色、複写倍率、画面コピ
ー、ブック分割コピー、現像濃度等の作像モード等に関
する各種データ、或いはADF(原稿自動給紙装置;オー
トドキュメントフィーダ)使用時にあってはAPS(自動
ペーパーセレクト)モード、AMS(自動倍率セレクト)
モード、両面原稿モード等の各種作像モードデータを1
組としてプログラムメモリ(本明細書では、複数の作像
モードを1組のセットとして登録するための所定のメモ
リエリアの意味で用いており、以下「セットメモリ」と
も称する)に記憶せしめ、必要に応じて該記憶したデー
タを呼び出して、複写機に所望の作像モードを一括して
設定し得るようにしたものを先に提案した。
例えば、現像色:黒,倍率:1.25倍,APSモード,等、
使用者が頻繁に使用する作像モードを1組のセットとし
て前記セットメモリに登録しておけば、使用に際して、
所望の作像モードを一括して簡易に設定でき、便利であ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記セットメモリに記憶される作像モードデータの組
は、例えば、現像色データ、複写倍率データ、APSモー
ド、AMSモード、画面コピーモードデータ、ブック分割
コピーモードデータ、現像濃度データ、複写枚数データ
等の各種データ群、或いは、オプション装置、即ち、AD
Fやフィニッシャー等との関連で設定される両面原稿モ
ードやソートモード、ステープルモード等のデータ群か
ら構成される。
しかし、前記セットメモリからのデータ呼び出し時に
於いて、設定を命令される作像モードのすべてが設定可
能なわけではない。
例えば、(1)ADFが複写機に装着されていない場
合、もしくは装着されていてもADFの原稿搬送部が開い
ている場合は、上記両面原稿モードの設定は不可能であ
る。
あるいは逆に、(2)ADFが複写機に装着され、か
つ、原稿搬送部が閉じており、原稿トレイ313に原稿が
セットされていない(原稿有無検出センサ350で検出)
場合には、ブック分割コピーモードは設定できない。
しかし、上記(1)の場合は、ADFが装着されて原稿
搬送部が閉じられれば両面原稿モードの設定が可能とな
り、また、(2)の場合は、原稿搬送部が開かれればブ
ック分割コピーモードの設定が可能となる。
換言すれば、或る作像モードの設定が不可能な状態
は、一時的な場合が多い。
本発明は、1組のセットとして登録されている作像モ
ードの中の何れかの設定が不可能な場合には、設定可能
な所定の動作モードに設定して作像装置の作像動作を可
能にし、その後に於いて当該作像モードの設定が可能に
なった時、自動的に当該作像モードを設定する作像装置
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本発明の作像装置は、 作像モードを入力する入力手段と、 該入力手段により入力された複数の作像モードを一組
のセットとして記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶された1組のセットを呼び出す呼出
し手段と、 該呼出し手段により呼び出された1組のセットに含ま
れる複数の作像モードの各々が設定可能であるかどうか
を判断する判断手段と、 該判断手段により設定不可能であると判断された作像
モードを設定可能な所定の動作モードに設定して作像動
作を可能にし、その後該設定不可能な作像モードが設定
可能な状態になったときは該作像モードを設定する制御
手段と、 を備えたことを特徴とする。
上記構成によると、1組のセットとして登録されてい
る作像モードの中の何れかが、例えば、複写機の状態等
のために当該セットの呼出し時に於いて設定不可能な場
合には、当該作像モードに代替の作像モードが設定され
て作像動作が可能にされる。また、その後に於いて当該
作像モードの設定が可能になると、速やかに当該作像モ
ードが設定される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を説明する。
{機構説明} 第1図は、実施例にかかる複写機の構成を示す説明図
である。
図示の複写機は、本体100と、該本体100の上に載置さ
れ、該本体100に電気的に接続される原稿自動給紙装置
(オートドキュメントフィーダ:ADF)300とから構成さ
れる。
<1>複写機本体100 複写機本体100は、上段に光学系101、下段に作像部10
2、図中左側に給紙カセット7が配置された構成を成
す。
(i)光学系101 光学系101は、原稿台ガラス16上にセットされる原稿
を露光走査し、原稿面からの反射光像を作像部102の感
光体ドラム1の表面に結像させるものである。
光学系101は、露光ランプ(不図示)、反射鏡51、5
2、53、54、及びレンズ55を有し、露光ランプ及び反射
鏡51はV/N(V;感光体ドラム1の周速度,N;複写倍率)の
速度で、また、反射鏡52、53はV/2Nの速度で、それぞれ
原稿台ガラス16の下面に沿って往復動し、原稿を露光走
査する。なお、レンズ55及び反射鏡54の位置調整により
複写倍率の設定が、また、反射鏡54の角度調整により結
像位置の補正が、それぞれ行われる。
(ii)作像部102 作像部102は、いわゆる電子写真プロセスによる作像
を実行するものであり、換言すれば、感光体ドラム1上
に形成された静電潜像をトナー現像し、これをコピー用
紙上に転写し、定着して、排出するものである。
作像部102は、図中反時計方向に回転可能に支持され
た感光体ドラム1と、該感光体ドラム1の周囲に配設さ
れたイレーサランプ63、帯電チャージャ65、2つの現像
装置41、42、転写チャージャ67、分離チャージャ68、及
びクリーニング装置8と、転写済のコピー用紙を搬送す
る搬送ベルト74と、該搬送された用紙上のトナー画像を
定着する定着装置75とを有する。なお73は、給紙される
コピー用紙を感光体ドラムの回転に同期して所定のタイ
ミングで、感光体ドラム−転写チャージャ間に送るタイ
ミングローラ対であり、また、76は、画像定着を施され
たコピー用紙を作像部102から排出するローラ対であ
る。
(iii)給紙カセット7 給紙カセット7は、各異なるサイズの用紙を収納する
上給紙トレイ71及び下給紙トレイ72を有する。各トレイ
内の用紙は、給紙ローラ711、721によって引き出された
後、作像部102のタイミングローラ対73へ給送され、光
学系101からの所定のタイミング信号に応じて、感光体
ドラム1の回転に同期して、感光体ドラム−転写チャー
ジャ67間に送り出され、前記作像プロセスを施される。
<2>ADF300 ADF300は、原稿載置部301、原稿搬送部302、及び原稿
反転部303を有する。
原稿載置部301は、原稿トレイ313、原稿給紙ローラ31
1、該ローラ311の駆動モータ312、及びトレイ313上の原
稿の有無を検出する原稿有無検出センサ350を有する。
原稿搬送部302は、載置部301から給送される原稿を原
稿台ガラス16上の所定位置にセットするとともに原稿の
排出を行うものであり、原稿搬送ベルト320、該ベルト3
20の駆動モータ322を有し、また、上部には、原稿排紙
トレイ321が設置されている。なお351は原稿給紙検出セ
ンサであり、352は原稿搬送部302の開閉を検出するセン
サである。
原稿反転部303は、原稿搬送部302から送られた両面原
稿の表裏を反転して、再び搬送部302へ送り返すもので
あり、反転部搬送ベルト332と、該ベルト332の駆動モー
タ331とを有する。なお、原稿を、搬送部302から排紙ト
レイ321へ排出するか、反転部303へ送り込むかの切り換
えは、ソレノイドで作動される切り換えレバー314によ
って実行され、また、反転部への送り込みは、原稿通過
検出センサ353によって検出される。
かかる構成のADFは、例えば複写機本体の制御CPUから
送信されるADFスタート信号に応じて原稿の給紙を開始
し、原稿が原稿台ガラス16上の所定位置にセットされる
と、原稿定位置信号を前記CPUに送信する等して、所定
の動作が実行される。
{走査パネルの説明} 第2図は、上記複写機の操作パネルの説明図である。
図示のようにパネル901上には、複写枚数等を置数す
るテンキー群80、プリント開始を指令するプリントキー
79、割り込みコピーを指令する割り込みキー90、クリア
/ストップキー91、コピー用紙サイズを選択する用紙選
択キー92、複写濃度を設定する濃度アップ/ダウンキー
93、94、濃度自動設定表示94a、コピー枚数等をセグメ
ント表示する表示部70、複写倍率を設定する倍率設定キ
ー98、複数の作像モードを1組のセットとして登録する
ためのプログラム入力モード(以下、「セット入力モー
ド」とも称する)を指令するプログラムキー99(以下、
「セットキー99」とも称する)、1組のセットとして登
録されている複数の作像モードを一括して設定するため
のプログラムモード(以下、「セットモード」とも称す
る)を指令するプログラム呼び出しキー100(以下、
「セット呼び出しキー100」ともいう)、現像器の色を
選択するカラーセレクトキー101、ブックコピーモード
を指令するブック分割キー102、ADFにセットされる原稿
が両面原稿であることを入力する両面原稿キー103、オ
ールクリアキー95、自動ペーパーセレクトモード、自動
倍率セレクトモード、マニュアルモードを選択するモー
ドセレクトキー97、ADFモードを表示する表示部96等が
配置されている。
{制御回路の説明} 第3図(A)及び(B)は、複写機及びADFの動作を
制御する回路の構成図である。
制御回路は、作像部102及び給紙を制御する第1CPU20
1、光学系101を制御する第2CPU202、及びADFを制御する
第3CPU203を中心として構成される。
第1CPU201には、操作パネル901上の各種キー、及び本
体各所に設置されて本体の動作状態等を検出する各セン
サからの信号が、入力拡張IC211、212を介して入力す
る。
また、第1CPU201からは、出力拡張IC213を介して、メ
インモータ、現像モータ、各種クラッチ、ソレノイド等
を駆動する駆動回路群205に対する制御信号が出力され
るとともに、出力拡張IC214を介して、セグメント表示
部70及び各種LED表示素子への制御信号が出力される。
また、第1CPU201は、第2CPU202及び第3CPU203とバス2
15を介して接続され、相互に通信を行う。
第2CPU202には、光学系101に設置され、走査状態等を
検出するセンサ群からの信号が入力するとともに、走査
モータ、倍率設定モータの駆動回路への制御信号が出力
される。
第3CPU(第3図(B)参照)には、ADFに設置された
センサー350〜353からの信号が入力するとともに、モー
タ312、322、331及びソレノイドの駆動回路への制御信
号が出力される。なお、搬送ベルトモータ322に対して
は、正転、逆転それぞれの信号が出力される。
{作動説明} 〔A〕概略説明 <1>第4図は、第1CPU201のメインルーチンを示すフ
ローチャートである。
まず初期状態を設定(S1)した後、1ルーチンの時間
を規定する内部タイマをセット(S3)する。
その後、S5〜S25の各処理を実行した後、S27にて前記
S3でセットされた内部タイマの終了を待って、前記S3に
戻る。
(1)S5 ADF準備モード(ADF装備システムでDF搬送部が開いて
いないモード)に於いて、キー入力(キー97)に応じ
て、APSモード、AMSモード、マニュアルモードのいづれ
かのモードを選択するステップである。具体的には、第
5図に示すフローチャートに従って、実行される。
(2)S7 ADF準備モードまたはADFセットモードを設定または解
除するルーチンである。
ADFを装備したシステムにおいて、DF搬送部が閉じて
いる場合、第6図に示すフローチャートに従って、ADF
準備モードをONにする。また、原稿がセットされた場合
には、ADFセットモードをオンにする。
(3)S9 プログラムキー99(セットキー99)の入力に応じて、
その時設定されているコピーモード(コピー枚数、ペー
パーサイズ、コピーカラー等の他、ブック分割モード、
APSモード、AMSモード等の設定状態)を1組のセットと
してセットメモリにストアする。
また、プログラム呼び出しキー100(セット呼び出し
キー100)の入力に応じて、セットメモリに1組のセッ
トとして記憶されている作像モードを呼び出して設定す
る。
なお、処理の詳細については、後述する。
(4)S11 キー入力処理後一定時間をおいて、あるいは、オール
クリアキー(キー95)の入力に応じて、各種コピーモー
ドを初期状態に戻すルーチンである。処理の詳細につい
ては、後述する。
(5)S13 ペーパーセレクトキー(キー92)の入力に応じて、セ
ット入力モードであれば全ペーパーサイズを順次表示
し、セット入力モードでなければ給紙口を選択する。処
理の詳細については、後述する。
(6)S15 割込キー(キー90)の入力に応じて、その時設定され
ているコピーモード(コピー枚数、ペーパーサイズ、コ
ピーカラー等の他、ブック分割モード、APSモード、AMS
モード等の設定状態)をメモリーにストアし、割込コピ
ーモードにする。
また、割込キー(キー90)の再入力に応じて、メモリ
されているコピーモードを呼び出し、各種モードを復帰
し、割込コピーモードを終了する。
なお、処理の詳細については、後述する。
(7)S17 カラーセレクトキー(キー101)の入力に応じて、セ
ット入力モードであれば全カラーを順次表示し、セット
入力モードでなければ複写機にセットされているカラー
現像器を選択する。処理の詳細については、後述する。
(8)S19 キー入力(キー102、または、キー103)に応じて、ブ
ック分割モード、または、両面原稿モードを設定するル
ーチンである。処理の詳細については、後述する。
(9)S21 セットメモリに1組のセットとして登録されている作
像モードの中の何れかの作像モード(APSモード、AMSモ
ード、両面原稿モード、或いは、ブック分割モード)、
或いは、退避用のメモリエリアに退避されていた割込前
の作像モードの中の何れかの作像モードが、セットモー
ドの指令時、或いは、割込モードからの復帰時に於い
て、その時点での複写機の状態がそのような作像モード
の設定に対応できない状態であった場合に於いて、後に
複写機がそのような作像モードを設定できる状態になっ
た時に、自動的にその作像モードを設定するルーチンで
ある。処理の詳細については、後述する。
(10)S23 コピー動作を処理するルーチンである。処理の詳細に
ついては、後述する。
(11)S25 他のCPUとの通信等を行うルーチンである。公知であ
るため、処理の詳細は省略する。
(12)S27 以上の処理の後、S3にてセットされた内部タイマの終
了を待って、S3に戻る。
<2>第17図は、第2CPU202での処理の一部(スキャナ
ーコントロールルーチン)を示すフローチャートであ
る。
第1CPU201からのスキャン信号のONエッジにより、ス
キャンをする。また、同じく第1CPUからのブロック分割
信号、および、倍率信号に応じて、それぞれの処理をす
る。処理の詳細については、後述する。
なお、第1CPU201とのデータ通信は、第1CPUからの割
込要求によって、スキャナーコントロールルーチンと関
係なく割込ルーチンにより行われる。
<3>第18図は、第3CPU203のメインルーチンを示すフ
ローチャートである。
まず初期状態を設定(S1001)した後、1ルーチンの
時間を規定する内部タイマをセット(S1003)する。
その後、S1003〜S1007の各処理を実行した後、S1009
にて前記S1003でセットされた内部タイマの終了を待っ
て、前記S1003に戻る。
なお、第1CPU201とのデータ通信は、第1CPUからの割
込要求によって、メインルーチンと関係なく、割込ルー
チンにより行われる。
(1)S1005 ADF使用時において、原稿トレイ313より原稿を給紙
し、スキャン終了後、両面原稿モードであれば原稿を反
転し再スキャン後、また、両面原稿モードでなければそ
のまま、原稿排紙トレイ321に原稿を排紙するルーチン
である。
処理の詳細については、後述する。
(2)S1007 ADF使用時において、APSモード、あるいはAMSモード
のための、原稿のサイズを検出するルーチンである。
処理の詳細については、後述する。
(3)S1009 以上の処理の後、S1003にてセットされた内部タイマ
の終了を待って、S1003に戻る。〔B〕サブルーチンの
説明 各図の説明に入る前に、2つのADFモードについて、
規定しておく。
(1)ADF準備モード ADF装備システムで、DF搬送部が開いていないモー
ド。次の、ADFセットモードを含む。また、ADFを使用し
ない通常コピーも、実行できる。
(2)ADFセットモード ADF準備モードにおいて、ADF原稿トレイ313に、原稿
がセットされ、ADが作動可能状態であるモード。
なお、このモードに入ると、ADFを使用したコピーし
か実行できない。
以下、各図の説明に入る。
<1>第1CPU201 第5図は、前記S5の詳細を示すフローチャートであ
る。
即ち、ADFモード表示がオン状態、かつ、ADF準備モー
ドに切り換わらない状態で、キー97のオンエッジが検出
された場合は、それ以前の状態に応じて、モードを切り
換える。切り換えは、APS→AMS、AMS→マニュアル、マ
ニュアル→APSの順序でおこなわれる。
なお、ADFモード表示がオン状態、かつ、ADF準備モー
ドに切り換わった場合は、APSモードが選択される。ま
た、ADFモード表示オフの場合は、いずれのモードも選
択されない。
第6図は、前記S7の詳細を示すフローチャートであ
る。
まず、ADF装備システムでない場合は、ADF準備モード
は解除される。
また、ADF装備システムであっても、DF搬送部が開い
ている場合は、ADF準備モード、セットモードとも解除
される。
しかし、DF搬送部が閉じている場合は、まず、ADF準
備モードが設定される。さらに、原稿が原稿台313にセ
ットされた場合は、ADFセットモードが設定される。
第7図(A)〜第7図(B)までは、前記S9の詳細を
示すフローチャートである。なお、第7図の処理名称は
は「コピーモードプログラムルーチン」とされている
が、これは、本明細書では、複数の作像モードを1組の
セットとしてセットメモリに記憶等する処理である旨を
示す。
まず、セットキー(プログラムキー)99のOFFエッジ
を検出(ペーパーセレクトルーチン、及び、カラーセレ
クトルーチンの機能のため、ONエッジでなくOFFエッジ
を使用)したか否かを判定(S101)し、OFFエッジを検
出したと判定された場合は、その時設定されている。各
種コピーモード(コピー枚数、露光、倍率、ペーパーサ
イズ、コピーカラー、および、ブック分割モード、両面
原稿モード、APSモード、AMSモードの設定状態)を、セ
ットメモリーにストア(S103)する。
次に、セット呼び出しキー(プログラム呼び出しキ
ー)100が押されたか否かを判定(S105)し、押されて
いないと判定された場合は、メインルーチンへ戻る。
S105において、セット呼び出しキー100が押されたと
判定された場合は、ADF準備モードであるか否かを判定
(S107)し、ADF準備モードであると判定された場合
は、セットメモリにメモリされているコピーモード(コ
ピー枚数、露光、倍率、ペーパーサイズ、および、APS
モード、あるいは、AMSモードの設定状態)を設定(S10
9)し、S125へ進む。
S107において、ADF準備モードでないと判定された場
合は、さらに、セットメモリにAPSモードが登録されて
いるか否かを判定(S111)し、登録されていると判定さ
れた場合は、セットメモリに登録されているコピーモー
ド(コピー枚数、露光、倍率)を設定し、給紙は上給紙
口を設定(S113)した後、ADFを使用しないとAPSが実行
できないため、APSフラグを立て(S115)て、S125へ進
む。
S111において、APSモードが登録されていないと判定
された場合は、さらに、セットメモリにAMSモードが登
録されているか否かを判定(S117)し、登録されている
と判定された場合は、セットメモリに登録されているコ
ピーモード(コピー枚数、露光、ペーパーサイズ)を設
定し、倍率は等倍を設定(S119)した後、ADFを使用し
ないとAMSが実行できないため、AMSフラグを立て(S12
1)て、S125へ進む。
S117において、AMSモードが登録されていないと判定
された場合は、セットメモリに登録されているコピーモ
ード(コピー枚数、露光、倍率、ペーパーサイズ)を設
定(S123)し、S125へ進む。
以上の様な過程を経て、S125に進んだ後、セットメモ
リに登録されているカラー現像機が複写機に装着されて
いるか否かを判定(S125)し、装着されていると判定さ
れた場合は、セットメモリに登録されているカラー現像
機をセレクトし(S127)、装着されていないと判定され
た場合は、セットメモリに登録されているカラーをフリ
ックして警告(S129)する。
次に、セットメモリにブロック分割モードが登録され
ているか否かを判定し(S131)し、登録されていないと
判定された場合は、S139に進む。
S131において、ブロック分割モードが登録されている
と判定された場合は、さらに、ADFセットモードである
か否かを判定(S133)し、ADFセットモードでないと判
定された場合は、ブロック分割モードに設定(S135)
し、ADFセットモードであると判定された場合は、ADF使
用時はブック分割コピーは実行できないため、ブロック
分割フラグを立てる(S137)。
また、セットメモリに両面原稿モードが登録されてい
るか否かを判定(S139)し、登録されていないと判定さ
れた場合は、メインルーチンへ戻る。
S139において、両面原稿モードが登録されていると判
定された場合は、さらに、ADF準備モードであるか否か
を判定(S141)し、ADF準備モードであると判定された
場合は、両面原稿モードに設定した後(S143)、メイン
ルーチンへ戻り、ADF準備モードでないと判定された場
合は、ADFを使用しないと両面原稿モード下でのコピー
は実行できないため、両面原稿フラグを立てた後(S14
5)、メインルーチンへ戻る。
この様に、セットモードの指令時において、セットさ
れている作像モードの中の何れかの作像モードに複写機
が対応できない場合は、それぞれに対応するフラグを立
て、後述するモード復帰ルーチンにおいて、対処できる
様にする。
また、コピーカラーについては、セットが呼び出され
た際、そのセット中に登録されているカラー現像機が複
写機に装着されていない場合は、その由を警告すること
により、コピーミスを防いでいる。
第8図は、前記S11の詳細を示すフローチャートであ
る。
まず、キー入力処理がなされたか否かを判定(S201)
し、キー入力処理がなされていないと判定された場合
は、そのままS205へ進み、キー入力処理がなされたと判
定された場合は、オートクリアタイマーをスタート(S2
03)させる。
次に、オートクリアタイマーが終了したか否かを判定
(S205)し、終了していないと判定された場合は、さら
に、オールクリアキーが押されたか否かを判定(S209)
し、押されていないと判定された場合は、メインルーチ
ンへもどる。S205において、オートクリアタイマーが終
了したと判定された場合は、さらに、コピーモードのセ
ットを登録中であるか否かを判定(S207)し、コピーモ
ードのセットを登録中であると判定された場合は、メイ
ンルーチンへ戻る。
S207において、コピーモードのセットを登録中でない
と判定された場合、および、S209において、オールクリ
アキーが押されたと判定された場合は、コピーモードを
初期状態(コピー枚数を1に、露光をAUTOに、倍率を等
倍に、コピーカラーを黒にし、ブック分割モード、およ
び、両面原稿モードを解除)(S211)にし、さらに、AD
F準備モードであるか否かを判定(S213)する。S213に
おいて、ADF準備モードであると判定された場合は、APS
モードに設定(S215)し、ADF準備モードでないと判定
された場合は、上給紙口をセレクトして(S217)、メイ
ンルーチンへ戻る。
この様に、コピーモードのセットを登録中でなけれ
ば、オートクリアタイマーの終了、或いはオールクリア
キーの押下によって、コピーモード設定を初期状態に戻
し、コピーモードのセットを登録中であっても、オール
クリアキーが押された場合は、コピーモード設定を初期
状態に戻す。
第9図は、前記S13の詳細を示すフローチャートであ
る。
まず、セットキー99が押されているか否かを判定(S3
01)し、押されていないと判定された場合は、S303〜S3
09においてペーパーセレクトキーのONエッジにより、上
給紙口、および、下給紙口を順次表示、選択する。
S301において、セットキー99が押されていると判定さ
れた場合は、S311〜S333において、ペーパーセレクトキ
ーのONエッジにより、A3、B4、A4、および、B5のペーパ
ーサイズを順次表示、選択する。
以上の様な過程を経た後、メインルーチンへ戻る。
このように、コピーモードのセットを登録中でなけれ
ば、給紙口を選択し、コピーモードのセットを登録中で
あれば、全ペーパーサイズを順次表示して、登録するペ
ーパーサイズを選択する。
第10図(A)〜第10図(B)までは、前記S15の詳細
を示すフローチャートである。
まず、割込キー(キー90)が押されたか否かを判定
(S401)し、押されていないと判定された場合は、メイ
ンルーチンへ戻る。
S401において、割込キーが押されたと判定された場合
は、90aがONしているか否か、つまり、割込モードであ
るか否かを判定(S403)し、割込モードであると判定さ
れた場合は、90aをOFF、つまり、割込モードを解除して
(S417)、S149に進む。
S403において、割込モードでないと判定された場合
は、90aをON(S405)し、その時設定されている各種コ
ピーモードをモード退避メモリーにストア(S407)し、
割込モードの初期状態(コピー枚数は1、露光はAUTO、
倍率は等倍、コピーカラーは黒、ブック分割モード、お
よび、両面原稿モードは解除)にする(S409)。その
後、ADF準備モードであるか否かを判定(S411)し、ADF
準備モードであると判定された場合は、APSモードに設
定(S413)し、ADF準備モードでないと判定された場合
は、上給紙口をセレクト(S415)して、メインルーチン
へ戻る。
S403において、割込モードであると判定された場合
は、ADF準備モードであるか否かを判定(S419)し、ADF
準備モードであると判定された場合は、モード退避メモ
リーにメモリされているコピーモード(コピー枚数、露
光、倍率、ペーパーサイズ、および、APSモード、ある
いは、AMSモードの設定状態)を復帰(S421)し、S437
へ進む。
S419において、ADF準備モードでないと判定された場
合は、さらに、モード退避メモリーにAPSモードがメモ
リされているか否かを判定(S423)し、メモリされてい
ると判定された場合は、メモリされているコピーモード
(コピー枚数、露光、倍率)を復帰し、給紙は上給紙口
を設定(S425)した後、ADFを使用しないとAPSが実行で
きないため、APSフラグを立て(S427)て、S437へ進
む。
S423において、APSモードがメモリされていないと判
定された場合は、さらに、モード退避メモリーにAMSモ
ードがメモリされているか否かを判定(S429)し、メモ
リされていると判定された場合は、メモリされているコ
ピーモード(コピー枚数、露光、ペーパーサイズ)を復
帰し、倍率は等倍を設定(S431)した後、ADFを使用し
ないとAMSが実行できないため、AMSフラグを立て(S43
3)て、S437へ進む。
S429において、AMSモードがメモリされていないと判
定された場合は、モード退避メモリーにメモリされてい
るコピーモード(コピー枚数、露光、倍率、ペーパーサ
イズ)を復帰(S435)し、S437へ進む。
以上の様な過程を経て、S437に進んだ後、モード退避
メモリーにメモリされているカラー現像機が、複写機に
セットされているか否かを判定(S437)し、セットされ
ていると判定された場合は、メモリされているカラー現
像機をセレクト(S439)し、セットされていないと判定
された場合は、メモリされているカラーをフリックして
警告(S441)する。
次に、モード退避メモリーにブック分割モードがメモ
リされているか否かを判定(S443)し、メモリされてい
ないと判定された場合は、S451に進む。
S443において、ブック分割モードがメモリされている
と判定された場合は、さらに、ADFセットモードである
か否かを判定(S445)し、ADFセットモードでないと判
定された場合は、ブック分割モードに設定(S447)し、
ADFセットモードであると判定された場合は、ADF使用時
はブック分割コピーは実行できないため、ブック分割フ
ラグを立て(S449)る。
S451では、モード退避メモリーに両面原稿モードがメ
モリされているか否かを判定(S451)し、メモリされて
いないと判定された場合は、メインルーチンへ戻る。
S451において、両面原稿モードがメモリされていると
判定された場合は、さらに、ADF準備モードであるか否
かを判定(S453)し、ADF準備モードであると判定され
た場合は、両面原稿モードに設定(S455)した後、メイ
ンルーチンへ戻り、ADF準備モードでないと判定された
場合は、ADFを使用しないと両面原稿コピーは実行でき
ないため、両面原稿フラグを立て(S457)た後、メイン
ルーチンへ戻る。
この様に、割込モードからの復帰において、メモリさ
れているコピーモードに複写機が対応できない場合は、
それぞれに対応するフラグを立て、後述するモード復帰
ルーチンにおいて、対処できる様にする。
また、コピーカラーについては、割込モードからの復
帰の際、メモリされているカラー現像機が、複写機にセ
ットされていない場合は、その由を警告することによ
り、コピーミスを防いでいる。第11図は、前記S17の詳
細を示すフローチャートである。
まず、セットキー(プログラムキー)99が押されてい
るか否かを判定(S501)し、押されていないと判定され
た場合は、S503〜S513において、カラーセレクトキーの
ONエッジにより、上現像機、または、下現像機を順次表
示、選択する。
S501において、セットキー(プログラムキー)99が押
されていると判定された場合は、S515〜S531において、
カラーセレクトキーのONエッジにより、黒、赤、およ
び、青のコピーカラーを順次表示、選択する。
以上の様な過程を経た後、メインルーチンへ戻る。
このように、コピーモードのセットを登録中でなけれ
ば、現像機をセット位置によって選択し、コピーモード
のセットを登録中であれば、全コピーカラーを順次表示
して、1組のセット中のモードとして登録するコピーカ
ラーを選択する。
第12図は、前記S19の詳細を示すフローチャートであ
る。
まず、S601〜S611において、ブック分割セレクトキー
102のONエッジを条件として、ブック分割モードのON、O
FFの切り換えを行うとともに、第2CPU202へ送信すべき
ブック信号(ブック分割モードの設定状態を表す信号)
を、切り換える。
次に、S613〜S623において、両面原稿セレクトキー10
3のONエッジを条件として、両面原稿モードのON、OFFの
切り換えを行うとともに、第2CPU202へ送信すべき両面
原稿信号(両面原稿モードの設定状態を表す信号)を、
切り換える。
第13図は、前記S21の詳細を示すフローチャートであ
る。
まず、ADF準備モードに切り替わったか否かを判定(S
701)し、ADF準備モードに切り替わっていないと判定さ
れた場合は、S721に進む。
S701において、ADF準備モードに切り替わったと判定
された場合は、まず、APSフラグが立っているか否かを
判定(S703)し、APSフラグが立っていると判定された
場合は、APSフラグを降ろし(S705)、APSモードを設定
(S707)した後、S721に進む。
S703において、APSフラグが立っていないト判定され
た場合は、さらに、AMSフラグが立っているか否かを判
定(S709)し、AMSフラグが立っていると判定された場
合は、AMSフラグを降ろし(S711)、AMSモードを設定
(S713)した後、S721に進む。
S709において、AMSフラグが立っていないト判定され
た場合は、さらに、両面原稿フラグが立っているか否か
を判定(S715)し、両面原稿フラグが立っていないと判
定された場合は、そのまま、S721に進む。
S715において、両面原稿フラグが立っていると判定さ
れた場合は、両面原稿フラグを降ろし(S717)、両面原
稿モードを設定(S719)した後、S721に進む。
以上の様な過程を経た後、ADFセットモードが解除さ
れたか否かを判定(S721)し、ADFセットモードが解除
されていないと判定された場合は、そのまま、メインル
ーチンへ戻る。
S721において、ADFセットモードが解除されたと判定
された場合は、さらに、ブック分割フラグが立っている
か否かを判定(S723)し、ブック分割フラグが立ってい
ないと判定された場合は、そのまま、メインルーチンへ
戻る。
S723において、ブック分割フラグが立っていると判定
された場合は、ブック分割フラグを降ろし(S725)、ブ
ック分割モードを設定(S727)した後、メインルーチン
へ戻る。
このように、複数の作像モードを1組のセットして登
録する処理であるコピーモードプログラムルーチン(S
9)、あるいは、割込キー処理ルーチン(S15)内におい
て、コピーモード設定、復帰が、外的要因のため完全に
行われなった場合、その由を知らせる各フラグに応じ
て、複写機がそれに対応できる状態になれば、そのコピ
ーモードをそれぞれ設定、復帰する。
第14図(a)〜第14図(c)は、前記S23の詳細を示
すフローチャートである。
S801〜S833は、コピー実動作前の処理である。
即ち、S801〜S811では、プリントキー入力を条件とし
て、ADFスタート信号をオンし(S811)、または、コピ
ー開始フラグをたてる(S805)。
S813〜S833では、ADFセットモード下で原稿が定位置
にセットされていることを条件として(S813、S815)、
APSサブルーチン(S819)、または、AMSサブルーチン
(S825)をコールし、サイズ不適合フラグ(S821)、ま
たは、倍率不適合フラグ(S827)がセットされていない
ことを条件として、コピー開始フラグをたてる(S82
9)。また、サイズ不適合フラグ、または、倍率不適合
フラグがセットされている場合は、APS、または、AMSが
解除されるとともに、マニュアルモードが設定される
(S831、S833)。
S857〜S887は、コピーの実動作を制御するステップで
ある。
即ち、コピー開始フラグがセットされていることを条
件に(S857;YES)、メインモータ、セレクトされた現像
モータ等をオンし(S859)、所定の給紙口を選択してコ
ピー用紙の給紙を実行する(S865〜S875)。また、光学
系へのスキャン信号を発生し(S879)、光学系からのタ
イミング信号に応じて(S881;YES)、タイミングローラ
クラッチをオンして(S883)、転写部へのコピー用紙の
給送を実行する。
S889〜S925は、コピー終了動作を制御するステップで
ある。
即ち、光学系からのリターン信号及び定位置信号に応
じて、セレクトされた現像モータ、メインモータ等を停
止等する。
また、コピー動作が終了(メインモーターが停止)し
た時点で、オートクリアタイマーをスタート(S920)さ
せる。
ただし、マルチコピー(複数枚コピー)が終了してい
ない場合は(S891;NO)、コピー開始フラグをセットし
(S893)、次回の作像動作に備える。
以上のようにして、コピー動作が実行される。第15図
は、前記コピー動作ルーチン内のS819の詳細を示す、フ
ローチャートである。
まず、Aレジスタに、第3CPU203より送信された原稿
サイズデータをストアする。
その後、第1、または、第2給紙口のペーパーサイズ
が、先にAレジスタにストアされた原稿サイズと一致す
るか否かを判定し、一致すると判定された場合は、サイ
ズ不適合フラグを降ろし、一致した給紙口をセレクトし
て、コピー動作ルーチンへ戻る。
また、各給紙口のペーパーサイズと、Aレジスタにス
トアされた原稿サイズが一致しないと判定された場合
は、サイズ不適合フラグを立てて、コピー動作ルーチン
へ戻る。
第16図は、前記コピー動作ルーチン内のS825の詳細を
示す、フローチャートである。
まず、ブロック1において、Aレジスタに、第3CPU20
3より送信された原稿サイズの縦の長さをストアし、さ
らに、Bレジスタに、同様に検出された原稿サイズの横
の長さをストアする。その後、ブロック2において、選
択された給紙の縦の長さを、先にAレジスタにストアさ
れた原稿の縦の長さで除算し、その結果をAレジスタに
ストアし、また同様に、選択された給紙の横の長さを、
先にBレジスタにストアされた原稿の横の長さで除算
し、その結果をBレジスタにストアする。
次に、ブロック3において、Aレジスタの値とBレジ
スタの値を比較し、小さいと判定されたレジスタの値
を、Cレジスタにストアする。
以上の処理の結果、ブロック4において、Cレジスタ
にストアされた値が、複写機の拡大縮小の能力範囲外で
あるか否かを判定し、能力範囲外であると判定された場
合は、倍率不適合フラグを立て、能力範囲外でないと判
定された場合は、Cレジスタの値を、第2CPU202への倍
率データとして送り、コピー動作ルーチンへ戻る。
<2>第2CPU202 第17図は、第2CPU202のスキャナコントロールルーチ
ンの処理の詳細を示すフローチャートである。
まず、S51〜S53において、第1CPU201からの、スキャ
ン信号のONエッジを条件として、スキャンを開始する。
次に、S55〜S61において、ブックコピーの前半ページ
について走査すべき範囲をスキャナーが走査し終えるの
を条件として、スキャンを終了し、また、スキャナーの
リターンを開始する。ブックコピーの後半ページ、及び
通常コピーについても同様である(S63、S65)。
また、S67〜S85において、スキャン中に画像先端スイ
ッチ(SW51)のセンサ入力等に応じて、第1CPU201へタ
イミングローラ73のクラッチをおんさせるべきタイミン
グ信号を送る。
S87〜S91では、スキャナー定位置スイッチ(SW50)の
ONエッジを条件として、スキャナーのリターンを終了
し、第1CPU201へ定位置信号等を送る。
その後、第2CPUのメインルーチン(不図示)へ戻る <3>第3CPU203 第19図は、前記S1005の詳細を示すフローチャートで
ある。
まず、ブロック11において、原稿トレイ313に原稿が
あり、かつ、ADFスタート信号が1である状態または原
稿給紙フラグが立っている状態で、表面フラグが降りて
いることを条件として、表面フラグを立て、ADFの搬送
ベルトモーター322を正転し、および、原稿給紙モータ
ー312をONする。
その後、両面原稿信号に応じて、原稿給紙処理ルーチ
ン、または、原稿給紙反転処理ルーチンを呼ぶ。
ブロック12では、コピー枚数分のスキャンを終了した
ことを条件として、スキャン終了フラグを立てる。
ブロック13では、スキャン終了フラグが立っているこ
とを条件として、両面原稿信号、および/または、表面
フラグに応じて、原稿排出処理ルーチン、または、原稿
反転処理ルーチンを呼ぶ。以上の処理の後、メインルー
チンへ戻る。
第20図は、前記原稿コントロールルーチン内で呼ばれ
る、原稿給紙処理ルーチンの詳細を示すフローチャート
である。
まず、ブロック21において、原稿給紙検出センサ351
のONエッジを条件として、フラグKをたて、タイマーA1
をスタートさせる。
ブロック22では、フラグKが立っており、かつ、原稿
給紙検出センサのOFFエッジを条件として、フラグKを
降ろし、タイマーA2をスタートさせる。
ブロック23では、タイマーA1の終了を条件として、原
稿給紙モーター312をOFFする。ブロック24では、タイマ
ーA2の終了を条件として、搬送ベルトモーター322をOFF
し、原稿定位置信号を1にする。
以上の処理の後、原稿コントロールルーチンへ戻る。
第21図は、前記原稿コントロールルーチン内で呼ばれ
る、原稿給紙反転処理ルーチンの詳細を示すフローチャ
ートである。
まず、ブロック31において、原稿給紙検出センサ351
のONエッジを条件として、反転切変ソレノイドをオンし
て反転切り換えレバー314を反転部303側へ切り換え、お
よび、反転モーター331をONし、タイマーD1をスタート
させる。
その後、タイマーD1の終了を待って、原稿給紙モータ
ーをOFFする。
ブロック32では、搬送ベルトモーター322正転中の、
原稿通過検出センサ353のONエッジを条件として、フラ
グKを立てる。
ブロック33では、フラグKが立っており、かつ、原稿
通過検出センサのOFFエッジを条件として、フラグKを
降ろし、搬送ベルトモーターを逆転させる。
ブロック34では、搬送ベルトモーター322逆転中の、
原稿通過検出センサ353のONエッジを条件として、タイ
マーD2をスタートさせる。
ブロック35では、タイマーD2の終了を条件として、反
転切変ソレノイド、搬送ベルトモーター、および、反転
モーターをOFFし、原稿定位置信号を1にする。
以上の処理の後、原稿コントロールルーチンへ戻る。
第22図は、前記原稿コントロールルーチン内で呼ばれ
る、原稿排出処理ルーチンの詳細を示すフローチャート
である。
まず、ブロック41において、原稿トレイ313に、原稿
がある場合は、原稿給紙フラグを立て、原稿がない場合
は、搬送ベルトモーター322を正転させ、タイマーBを
スタートする。
ブロック42では、タイマーBの終了を条件として、搬
送ベルトモーターをOFFする。
以上の処理の後、原稿コントロールルーチンへ戻る。
第23図は、前記原稿コントロールルーチン内で呼ばれ
る、原稿反転処理ルーチンの詳細を示すフローチャート
である。
まず、ブロック51において、スキャン終了フラグが立
っていることを条件に、反転切変ソレノイドをオンして
切り換えレバー314を反転部303側に切り換え、および、
反転モーター331をONし、搬送ベルトモーター322を正転
させる。
ブロック52では、搬送ベルトモーター322正転中の、
原稿通過検出センサ353のONエッジを条件として、フラ
グJを立てる。
ブロック53では、フラグJが立っており、かつ、原稿
通過検出センサのOFFエッジを条件として、フラグJを
降ろし、搬送ベルトモーターを逆転させる。
ブロック54では、搬送ベルトモーター逆転中の、原稿
通過検出センサ353のONエッジを条件として、タイマー
Cをスタートさせる。
ブロック55では、タイマーCの終了を条件として、表
面フラグを降ろし、反転切変ソレノイド、搬送ベルトモ
ーター、および、反転モーターをOFFし、原稿定位置信
号を1にする。
以上の処理の後、原稿コントロールルーチンへ戻る。
第24図は、前記S1007の詳細を示すフローチャートで
ある。
まず、ブロック61において、原稿給紙検出センサ351
のONエッジを条件として、タイマーDUを、スタートさせ
る。
その後、ブロック62において、原稿給紙検出センサー
351のOFFエッジを条件として、タイマーDUをストップ
し、タイマーDUの値と、原稿の搬送スピードとの積を、
Aレジスタにストアする。
なお、原稿給紙検出センサー351のOFFエッジを、検出
しなかった場合は、メインルーチンへ戻る。
次に、ブロック63において、Aレジスタにストアされ
た値をもとに、第1CPUに送る原稿サイズを代入する。
以上の処理の後、メインルーチンへ戻る。
以上述べたようにして、本実施例にかかる複写機の制
御が実行される。
〔効果〕
本発明によると、1組のセットとして登録されている
作像モードの中の何れかが、該セットの呼出し時に於い
て設定不可能な場合には、設定可能な所定の動作モード
が設定されて作像動作が可能にされる。さらに、後に、
当該作像モードの設定が可能になると、当該作像モード
が設定される。このため、所望の作像モードとは若干異
なる作像モードではあっても、取敢えず作像動作を行う
ことが可能であり、急ぎのユーザにとっては便利であ
る。また、所望の作像モードの設定が可能になると、該
作像モードが速やかに設定されるため、そのための再操
作が不要であり、便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例にかかる複写機の構成図である。第2図
は該複写機の操作パネルの説明図である。第3図(A)
及び(B)は該複写機の制御回路の構成図である。第4
図は第1CPUのメインルーチンを示すフローチャートであ
る。第5図は第4図のS5の詳細を示すフローチャートで
ある。第6図は第4図のS7の詳細を示すフローチャート
である。第7図(A)、(B)は第4図のS9の詳細を示
すフローチャートである。第8図は第4図のS11の詳細
を示すフローチャートである。第9図は第4図のS13の
詳細を示すフローチャートである。第10図(A)、
(B)は第4図のS15の詳細を示すフローチャートであ
る。第11図は第4図のS17の詳細を示すフローチャート
である。第12図は第4図のS19の詳細を示すフローチャ
ートである。第13図は第4図のS21の詳細を示すフロー
チャートである。第14図(A)〜(E)は第4図のS23
の詳細を示すフローチャートである。第15図は第14図の
S819の詳細を示すフローチャートである。第16図は第14
図のS825の詳細を示すフローチャートである。第17図は
第2CPUのスキャテコントロールルーチンの詳細を示すフ
ローチャートである。第18図は第3CPUのメインルーチン
を示すフローチャートである。第19図は第18図のS1005
の詳細を示すフローチャートである。第20図は第19図の
原稿給紙処理ルーチンの詳細を示すフローチャートであ
る。第21図は第19図の原稿給紙反転処理ルーチンの詳細
を示すフローチャートである。第22図は第19図の原稿排
出処理ルーチンの詳細を示すフローチャートである。第
23図は第19図の原稿反転処理ルーチンの詳細を示すフロ
ーチャートである。第24図は第18図のS1007の詳細を示
すフローチャートである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作像モードを入力する入力手段と、 該入力手段により入力された複数の作像モードを一組の
    セットとして記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶された1組のセットを呼び出す呼出し
    手段と、 該呼出し手段により呼び出された1組のセットに含まれ
    る複数の作像モードの各々が設定可能であるかどうかを
    判断する判断手段と、 該判断手段により設定不可能であると判断された作像モ
    ードを設定可能な所定の動作モードに設定して作像動作
    を可能にし、その後該設定不可能な作像モードが設定可
    能な状態になったときは該作像モードを設定する制御手
    段と、 を備えたことを特徴とする作像装置。
JP62162738A 1987-05-29 1987-06-30 作像装置 Expired - Lifetime JP2600684B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62162738A JP2600684B2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30 作像装置
DE8787115830T DE3783368T2 (de) 1987-05-29 1987-10-28 Automatisiertes bildvervielfaeltigungsgeraet.
EP87115830A EP0293511B1 (en) 1987-05-29 1987-10-28 Automated image duplicating apparatus
US07/114,246 US4864365A (en) 1987-05-29 1987-10-29 Automated image duplicating apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62162738A JP2600684B2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30 作像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS646973A JPS646973A (en) 1989-01-11
JP2600684B2 true JP2600684B2 (ja) 1997-04-16

Family

ID=15760323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62162738A Expired - Lifetime JP2600684B2 (ja) 1987-05-29 1987-06-30 作像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2600684B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3659391B2 (ja) * 1998-09-28 2005-06-15 コベルコ建機株式会社 建設機械

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52142517A (en) * 1976-05-21 1977-11-28 Canon Inc Control device for copying machine
JPS58127945A (ja) * 1982-01-27 1983-07-30 Canon Inc 複写機
JPS60136760A (ja) * 1983-12-26 1985-07-20 Minolta Camera Co Ltd 複写機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS646973A (en) 1989-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2511408B2 (ja) 特定給紙容器選択装置
JPH11296019A (ja) 画像形成装置
JPH10143032A (ja) 画像形成装置
JP3123322B2 (ja) 操作制御方法
JP2600684B2 (ja) 作像装置
JP2913854B2 (ja) 画像記録装置
JP2929104B2 (ja) 作像装置
JP4102685B2 (ja) 画像形成装置
JPH0350569A (ja) 複写装置
JP3741671B2 (ja) シート分別装置および画像形成装置
JPH0619611B2 (ja) 複写装置
JP2804492B2 (ja) 複写機における転写紙給紙制御方法
JP2867400B2 (ja) 複写機
JPH01118855A (ja) 記憶媒体との接続可能な複写機
JP4108825B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JPH09110236A (ja) 画像形成装置
JPH01214568A (ja) 複写機の自動原稿搬送装置
JPH0439678A (ja) 複写装置
JPH02116866A (ja) 倍率可変複写機
JPH01118857A (ja) 記憶媒体との接続可能な複写機
JPH01285963A (ja) 複写機の動作モード設定方法
JPH0695238B2 (ja) 複写機における紙送り制御機構
JP2002111932A (ja) 画像処理装置
JPH05303253A (ja) 画像形成装置
JPH11143300A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080129

Year of fee payment: 11