JPH0695238B2 - 複写機における紙送り制御機構 - Google Patents

複写機における紙送り制御機構

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JPH0695238B2
JPH0695238B2 JP59246887A JP24688784A JPH0695238B2 JP H0695238 B2 JPH0695238 B2 JP H0695238B2 JP 59246887 A JP59246887 A JP 59246887A JP 24688784 A JP24688784 A JP 24688784A JP H0695238 B2 JPH0695238 B2 JP H0695238B2
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正澄 伊藤
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6538Devices for collating sheet copy material, e.g. sorters, control, copies in staples form

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、原稿搬送装置とソータとを接続可能な複写機
に関し、より詳しくは、原稿搬送装置にセットする原稿
枚数と、排出される複写紙のソータにおける紙送りを関
連付けて制御する複写機における紙送り制御機構に関す
るものである。
従来技術 大型の電子写真複写機を別にすると、中小型の複写機で
は、自動原稿搬送装置とソータはオプションで取り付け
る構成となっている。そこで、この種複写機における操
作パネルには、上記両装置に関する操作キーが設けられ
ていないのが一般的である。自動原稿搬送装置を接続す
ると、複写機においては、多数原稿の連続自動コピーが
標準となり、かつソータを取り付けると、マルチコピー
の複写紙をソートするのが標準となる。ソータには、ソ
ーティングとソーティングをしないノンソーティングを
選択するキーが設けられているが、作業者は標準モード
がソーティングモードであることに慣れているので、コ
ピー時、この離れた位置にある選択キーを意識しないの
が普通である。
ところで、原稿が一枚のみの場合、自動原稿搬送装置を
使ってマルチコピーをとると、標準モードとしてのソー
ティングモードがはたらき、複写紙は一枚ずつソーティ
ングされる。作業者はここで初めて選択キーの存在を意
識するが、ソーティングされた複写機の取集めに不便を
感じる。このように、従来の複写機においては、ソーテ
ィングが標準モードとなるところから一部不都合な側面
をもちあわせていた。
他方、ソータのモード切換えや紙送り制御に関する従来
技術については、例えば特開昭57-161761号公報,特開
昭58-37663号公報等で提案されているが、いずれにおい
ても、上記した自動原稿搬送装置を使った一枚原稿のマ
ルチコピー時の不都合さに言及したものはなく、もちろ
ん不都合を解消するための制御については何ら行なわれ
ていない。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、上述した問題点、即ち自動原稿搬送装置を使
った一枚原稿のマルチコピー時に生じる選択キー等によ
るソートのためのモードの切換え操作の煩わしさや、選
択キー等によるソートのためのモードの切換え操作を行
わなかったときのコピー紙取集めの煩わしさを解決しよ
うとするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するための手段として、本発明は原稿
トレイから原稿を露光位置に搬送するとともに露光位置
にある原稿を排出トレイに排出する原稿搬送装置と、複
写機から排出されるコピー紙を複数のビンに順次排出し
てコピー紙のソートを行うソーティングモードと単一の
ビンに排出するノンソーティングモードとで動作可能な
ソータとを有する複写機における紙送り制御機構におい
て、ソーティングモードとノンソーティングモードとを
選択する選択手段と、コピーの際、上記原稿搬送装置に
セットされた原稿が一枚のみであるか否かを判別する一
枚原稿判別手段と、前記選択手段がソーティングモード
を選択している場合であって、この一枚原稿判別手段が
一枚のみであったと判別したとき、上記ソータがノンソ
ーティングモードを実行するように制御する制御手段と
を備えたことを特徴としている。
作用 上記構成において、選択手段がソーティングモードを選
択している場合であって、一枚原稿判別手段が原稿搬送
装置にセットされた原稿は一枚のみであったと判別した
とき、制御手段はソータがノンソーティングモードを実
行するように制御し、単一のビンにコピー紙を排出させ
る。
実施例 以下、本発明を添付図面に示す実施例によって具体的に
説明する。
まず第1図によって、原稿搬送装置及びソータと連動し
た動作モードで動作可能な複写機につき、その構成及び
動作を概略的に説明する。
複写機(100)の本体の略中央部には感光体ドラム
(1)が図中反時計方向に回転可能に支持されており、
その周囲には、イレーサランプ(2),帯電チャージャ
(3),現像装置(4),転写チャージャ(5),分離
チャージャ(6),クリーニング装置(7)が順次に配
設されている。感光体ドラム(1)は表面に感光体層を
設けたもので、この感光体は前記イレーサランプ(2)
及び帯電チャージャ(3)を通過することにより増感帯
電され、走査光学系(10)から結像露光を受けてその表
面に静電潜像が形成される。
走査光学系(10)は原稿ガラス(11)の下方で原稿像を
走査可能に設置したもので、感光体ドラム(1)の周速
度に対し所定の速度で図中左方に移動できるように構成
されている。
複写機は、複写機(100)本体の図中左側に設けられた
自動給紙機構(20)によって機内に給送され、タイミン
グローラ(30)にり一旦停止された後に感光体ドラム
(1)上に形成される像と同期をとって転写部へ送り込
まれ、転写チャージャ(5)でトナー像の転写を受け、
分離チャージャ(6)によって感光体ドラム(1)表面
から分離され、搬送ベルト(31)を介して定着装置(3
2)へ送り込まれ、像定着されてソータ(400)に搬送さ
れる。
転写後の感光体ドラム(1)は、クリーニング装置
(7)等によってその表面に残留するトナー及び電荷を
除去され、次の複写工程に備える。
他方、自動原稿搬送装置(以後、ADFと記す。)(300)
は、複写機(100)本体の上面に着脱可能に設置され
る。ADF(300)が複写機(100)本体と電気的に接続さ
れ、かつ所定位置に設置されたことが検出されると、AD
F(300)と複写機(100)の制御は互いに関連付けら
れ、複写機(100)の動作モードがADFモードに切換えら
れる。ADFモードとは複写機(100)に設けられたプリン
トキー(71)(第2図参照)が操作されると、複写機
(100)は待機状態を保ったままADF(300)を作動させ
るモードであり、ローラ用のモータ(301)と搬送ベル
ト用のモータ(302)を駆動して原稿給紙ローラ(303)
及び原稿搬送ベルト(304)の動作を開始させ、原稿ト
レイ(305)上に載置された原稿を複写機(100)の原稿
載置ガラス(11)上面に沿って送り込み、その先端が原
稿給紙を検出する給紙センサ(310)を通過してから所
定時間後に所定位置で停止させると共にADF(300)から
複写機(100)へスタート信号が出て上述した複写動作
がスタートするものであり、その原稿に対する最終の走
査移動が終了すると複写機(100)からADF(300)に動
作信号が出て、ADF(300)は原稿を排紙トレイ(306)
上に排紙する。このとき次の原稿が原稿トレイ(305)
上に有れば、排紙と共に次の原稿の所定位置への搬送も
行なわれる。原稿が原稿トレイ(305)にあるかどうか
は原稿センサ(311)で検出する。
ソータ(400)は、複写機(100)の排紙部に設置され
る。ソータ(400)が複写機(100)本体と電気的に接続
されると、ソータ(400)と複写機(100)の制御は互い
に関連付けられる。具体的には、ソータ(400)のモー
ドがソーティングモードであるときにマルチコピーを実
行すると、ソータ用のモータ(430)が駆動され、偏向
部(431)が最上段のビン(401)に対面する位置から順
次降下してビン(401)〜(410)内に一枚づつ複写紙を
送り込み、その原稿に対するマルチコピーが終了する
と、偏向部(431)が再び最上段のビン(401)に対応す
る位置に移動され、次の原稿に対する複写が開始される
まで待機する。複写が再び開始されると、上述したのと
同様のソーティングが実行される。なお、センサ(42
0)がビンへの排紙が正常に行なわれたかどうかを監視
するためのものである。
第2図は複写機(100)の操作パネルを示し、(71)は
プリントキー,(72)は複写枚数表示部,(80)〜(8
9)は複写枚数設定用のテンキー,(90)は割込みキ
ー,(91)はクリア、ストップキー,(93),(94)は
画像濃度設定用のアップダウンキー,(92)はペーパサ
イズの選択キーで、(92a)〜(92d)はそれぞれ選択さ
れたペーパサイズの表示部である。
他方、第3図には、ソータ(400)の操作パネル部を示
し、(440)はソーティングモードとノンソーティング
モードを選択的に切換える選択キーであり、(441),
(442)はそれぞれ選択されたモードの表示部である。
上記の如き構成を有する複写機(100)は、第4図に示
すように、第1CPU(201),第2CPU(202)によって動作
制御されるようにマイクロコンピュータを含む制御装置
(200)と関連付けられている。さらに、この制御装置
(200)は、ADF(300)、ソータ(400)を制御するマイ
クロコンピュータを含む制御装置とも関連付けられてお
り、第5図,第6図に示すように、ADF(300)の制御の
中心をなす第3CPU(230)及びソータ(400)の制御の中
心をなす第4CPU(240)との間において信号の授受を行
うことにより、複写機(100),ADF(300)及びソータ
(400)とを一体的に関連付けて制御が実行される。
第1CPU(201)は、複写機(100)の操作パネルに配設さ
れたテンキー(80)〜(89),プリントキー(71)ある
いは各種センサ(SE1)〜(SE3)(図示せず)等を含む
スイッチマトリクス、並びに上記テンキー(80)〜(8
9)の操作に応じて複写枚数を表示する表示部(72),
各種表示用の発光ダイオード等と、デコーダ(203)を
介して接続されている。
また、第1CPU(201)は複写機動作を制御するために、
その出力ポート部が、メインモータ,現像モータ,クラ
ッチ及びチャージャ等の駆動回路(図示せず)に接続さ
れ、さらに、割込み信号入出力端子(INT)及びデータ
入出力端子(Sin)(Sout)を介して、第2CPU(202)及
びADF(300)の第3CPU(230),ソータ(200)の第4CPU
(240)と接続されている。
第2CPU(202)は、複写機(100)の光学系(10)の動作
制御を実行するもので、スキャンモータコントロール回
路(204)、変倍用レンズコントロール回路(205)、各
種光学系検出スイッチ等に接続されている。
第3CPU(230)は、一般には各種の入力信号を受けそれ
に応じてADF(300)に所定の制御信号を出力するが、第
5図では、ここで関係する給紙センサ(310),原稿セ
ンサ(311)からの入力信号と給紙用モータ(301)及び
搬送ベルト用モータ(302)への制御信号を出力するも
のとしてその一態様を示している。
第4CPU(240)は、ソータ(400)の動作を制御するもの
であるが、第6図には、ここで関係する排紙センサ(42
0),ソーティングモード選択キー(440)からの入力信
号及びソータ用モータ(430),偏向部(431),ソーテ
ィングモード表示部(441),ノンソーティング表示部
(442)への信号を出力する一態様を示している。
上記制御回路(200)によって、複写機(100)、ADF(3
00)、ソータ(400)が互いに関連付けられて制御され
る手順を第7図〜第13図のフローチャートを用いて説明
する。
第7図は、複写機(100)の動作制御を総括的に示すフ
ローチャートであり、第1CPU(201)が実行する。電源
が投入されると、まずステップ(#1)で初期設定が行
なわれる。初期設定とは、複写枚数の表示部(72)の表
示を“1"にする等の、複写機(100)に対する操作の可
変項目を標準状態にセットする処理及びCPU内のRAMやレ
ジスタ等をクリアする処理を意味する。
ステップ#2は、複写機(100)内の各エレメントを作
動させて複写を実行するコピー動作サブルーチンで、第
8図でその詳細を説明する。
ステップ#3は、他のCPUとのデータ通信を行うステッ
プで、#2のサブルーチンのほか、ここには示されない
各種のサブルーチンをすべてコールした後で実行され
る。
ステップ#4では、第1CPU(201)におけるプログラム
の処理時間が、その処理内容によらず一定となるように
設定されたCPU内蔵の内部タイマの終了判定を行い、終
了毎にステップ(#2)へ戻り、上述した処理ルーチン
をくり返し実行する。
第8図(a),(b)は、コピー動作ルーチンの詳細を
示すフローチャートであり、ステップ#201〜#207で
は、プリントスイッチ(7)がオンされたとき、ADF(3
00)が使用されているときはまずADF(300)をスタート
し、ADF(300)が原稿を定位置にセットしたときに複写
機(100)の複写動作を開始させる一方、ADF(300)が
使用されていないときには直ちに複写動作を開始させる
処理を実行する。
即ち、スタート#201でプリントスイッチ(71)のONエ
ッジを判定し、ステップ#202でADF(300)が使用され
ていることを検出すると、ステップ#203でADF(300)
の動作を開始するためのADFスタート信号を“1"にす
る。ステップ#202でADF(300)が未使用ならば直ちに
ステップ#204で複写動作を開始するためのコピー開始
フラグを“1"にする。他方、プリントスイッチ(71)の
ONエッジでないタイミングのときは、ステップ#205でA
DF(300)の使用を判定し、使用しているときには、ス
テップ#206で原稿が原稿ガラス(11)上の所定位置に
セットされたかどうかを判定して、定位置にセットされ
た時点で、コピー開始フラグを“1"にする。
第8図(b)は複写動作の基本となるフローチャートで
あり、ステップ#208〜#229では、複写機(100)の各
エレメントを作動させるための処理が実行される。
ステップ#208では、コピー開始フラグが“1"であるか
否かの判定を行い、“1"であればステップ#209でメイ
ンモータ、現像モータ、帯電チャージャ、転写チャージ
ャをそれぞれ付勢すると共に、コピーフラグを“1"、コ
ピー開始フラグを“0"にし、さらにタイマ(T−A),
(T−B)をセットする。
ステップ#210〜#213では、上下二つの給紙カセットの
いずれかの選択を行い、上の第1給紙カセットが選択さ
れていれば第1給紙ローラクラッチ(CL)をONし、下の
第2給紙カセットが選択されていれば第2給紙ローラク
ラッチをONさせる処理をする。尚、エレメントに対する
実際の動作信号はステップ#229において一斉に出力さ
れる。
ステップ#214〜#219では、給紙された複写紙をタイミ
ングローラ(30)の手前で一旦停止させ、走査光学系
(10)の移動に伴って出力されるタイミング信号を待
ち、該タイミング信号の出力タイミングにおいてタイミ
ングローラ(30)を作動させることによって複写紙の先
端と画像の先端との同期合せを行っている。
ステップ#220〜#221では、タイミング信号が出力され
てからタイマ(T−C)でカウントされた一定時間後
に、帯電チャージャをオフし、スキャン信号を“0"に
し、タイミングローラクラッチ(CL)をオフして、作像
を停止する。
ステップ#222では、走査光学系(10)が元の位置に戻
ろうとする時点で出力されるリターン信号が“1"である
かを判定し、復帰途上であれば、ステップ#223で設定
枚数分のコピーを終了したかどうかを判定する。終了し
ていなければ、コピー開始フラグを“1"にし、ステップ
#227に進める。ステップ#223でマルチコピーが終了し
たと判定されると、ステップ#224で走査光学系(10)
が元の定位置に復帰したときに出力される定位置信号
“1"をまって、現像モータ,転写チャージャをオフし、
コピーフラグを“0"にし、タイマー(T−D)をセット
する。
ステップ#227〜#228では、タイマ(T−D)が終了す
るタイミングにおいてメインモータを停止させる。
そして、ステップ#229では、上記ルーチンにおいて出
力された信号を各エレメントにまとめて出力する。
第9図は、ADF(300)の動作制御を総括的に示すフロー
チャートであり、ステップ(A1)では、ADF(300)の動
作制御を実行する第3CPU(230)の初期設定が行なわれ
る。初期値を設定されたCPU内蔵の内部タイマもここで
スタートされる。ステップ(A2)は、基本的に、原稿ト
レイ(305)上の原稿を原稿ガラス(11)上の定位置に
搬送し、複写終了後に排紙トレイ(306)へ排紙する原
稿制御ルーチンで、その詳細は第10図(a)〜(c)に
て説明する。
ステップ(A3)は、原稿の搬送制御以外の処理を行い、
次のステップ(A4)では、1ルーチンの処理時間を一定
にするためのタイマの終了を判定する。ステップ(A5)
の割込みルーチンは、ステップ(A1)〜(A4)からなる
メインルーチンの進行とは関係なく第1CPU(201)から
の割込要求(INT)によって作動し、このとき第3CPU(2
30)は第1CPU(201)とデータのやりとりを行う。
原稿制御ルーチン(A2)の詳細を第10図(a)におい
て、ステップ(A201)〜(A207)は、原稿センサ(31
1)によって原稿トレイ(305)に原稿があることが検出
されているときに、原稿給紙ローラ(303)及び原稿搬
送ベルト(304)の駆動を実行する。即ち、ステップ(A
201)で原稿トレイに原稿があると判定されると、ステ
ップ(A202)でADFスタート信号が“1"であるかを調べ
る。ADFスタート信号は、プリントスイッチのONエッジ
を検出しかつADFモードのときに“1"に設定される(第
8図(a)ステップ#203)。ADFスタート信号が“1"に
なると、ステップ(A205)で、それがプリントスイッチ
をONしてから1回目のものか判定される。1回目であれ
ば、初期設定として一枚原稿信号を“0"にし、タイマM1
をスタートさせる。また、ステップ(A203)で原稿給紙
フラグが“1"であるといったん“0"にリセットしてから
ステップ(A207)に進む。
上記タイマM1には、原稿給紙を開始してから最大原稿の
後端が給紙センサ(310)を通過する程度の値が予めセ
ットされる。
ステップ(A207)では、搬送ベルトモータ(302)をON
すると共に原稿給紙モータ(301)をONする。そして次
に、原稿給紙処理ルーチン(A20)に進む。
第10図(b)に示すように、原稿給紙処理ルーチン(A2
0)では、タイマの時間監視によって原稿が原稿ガラス
(11)上の所定位置にセットされたかどうかを判定して
いる。即ち、原稿が給紙され、給紙センサ(310)がON
すると、そのONエッジを検出し、フラグKを“1"にしか
つタイマA1をスタートさせる。タイマA1は、ステップ
(A26)〜(A27)におけるように、原稿給紙モータ(30
1)をOFFするためのもので、原稿が搬送ベルト(304)
の駆動を受けつける位置にくるまでの値が予めセットさ
れる。仮に、タイマA1の時間監視で原稿給紙モータ(30
1)をOFFさせないときは、原稿を給紙しおわっても、次
の原稿まで送られてしまう可能性があり、タイマA1はこ
れを防止する。次に、ステップ(A23)でフラグKが
“1"のとき、給紙センサ(310)のOFFエッジがくる、即
ち原稿の後端を検出すると、フラグKを“0"にしてタイ
マA2をスタートさせる。
タイマA2には、原稿の後端が原稿ガラス(11)の原稿端
定位置に達するまでの値がセットされている。ステップ
(A28)でタイマA2の終了を判定し、終了すると、搬送
ベルトモータ(302)をOFFする。OFFすると同時に、ス
テップ(A30)で、第1CPU(200)へ原稿定位置信号を送
信する。
原稿給紙処理ルーチン(A20)が終了すると、ステップ
(A208)で予めセットした枚数分のスキャンを行ったか
どうかを判定し、終了するとスキャン終了フラグを“1"
にする。次いでステップ(A210)〜(A211)で、スキャ
ン終了フラグが“1"のとき、予めスキャン終了フラグを
“0"として次の原稿排出処理ルーチン(A40)に進む。
原稿排出処理ルーチン(A40)は、第10図(c)に示す
ように、原稿ガラス(11)上にある原稿を原稿排紙トレ
イ(306)に排紙する処理を実行する。予め、ステップ
(A41)で原稿トレイ(305)に次の原稿があるかを判定
し、ある場合は、原稿給紙フラグを“1"にする。ない場
合は、ステップ(A43)に進み、搬送ベルトモータ(30
2)を正転させると共にタイマBをスタートさせる。タ
イマBには、原稿ガラス上の最大サイズの原稿が排出で
きる時間分の値が予めセットされている。ステップ(A4
5)でタイマBの終了を判定し、タイマBの終了をまっ
て搬送ベルトモータ(302)をOFFする。
原稿排出処理ルーチン(A40)に続くステップ(A212)
〜(A214)では、ADFモードでは今マルチコピーしよう
とする原稿が一枚のみの原稿であったかどうかを判別す
る。ステップ(A212)でタイマM1の終了を判定し、終了
していると、ステップ(A213)で、原稿トレイ(305)
に原稿があるかどうかを原稿センサ(311)からの信号
で判定し、無い場合、原稿を一枚しかなかったと判断し
て、ステップ(A214)で一枚原稿信号を“1"にする。こ
の一枚原稿信号は、ステップ(A201),(A202),(A2
05),(A206),(A207),(A20),(A208),(A21
0),(A212),(A213)を経由して得られ、少なくと
も、原稿給紙ルーチン(A20)におけるステップ(A30)
の原稿定位置信号が出力される以前の時点で得られる。
一枚原稿信号はソータ(400)の動作モードと関連付け
て用いられる。
第11図にソータ(400)の動作制御を総括的に示すフロ
ーチャートを示す。ステップ(S1)ではソータ(400)
の動作制御を司る第4CPU(240)の初期設定が行なわ
れ、RAMのクリア,各種レジスタの設定,内蔵タイマの
スタート及び偏向部(431)を最上段のビン(401)に対
応する位置にセットする等のイニシャライズを実行す
る。ステップ(S2)は、ソータ(400)の処理モードを
ソーティングモードとノンソーティングモードとに切換
える処理を行うルーチンであり、その詳細は第12図にて
説明する。ステップ(S3)は、実際のソーティング動作
を実行させるソーティング処理ルーチンでその詳細は第
13図にて説明する。ステップ(S4)はステップ(S2),
(S3)における以外の処理を行い、次のステップ(S5)
では、1ルーチンの処理時間を一定にするためのタイマ
の終了を判定する。ステップ(S6)の割込みルーチン
は、ステップ(S1)〜(S5)からなるメインルーチンの
進行とは関係なく第1CPU(201)からの割込要求によっ
て動作する。
第12図のモード切換処理ルーチン(S2)において、ステ
ップ(S201)でモード切換スイッチ(440)のONエッジ
を検出すると、スイッチ(S202)〜(S204)により、現
在ソーティングモードとなっているときには、表示部
(442)を点灯してノンソーティングモードに切換え
る。逆に、ノンソーティングモードになっているときに
は、ステップ(S202),(S205)〜(S206)で表示部
(441)を点灯してソーティングモードに切換える。ソ
ータ(400)は各表示部(441),(442)の表示にそれ
ぞれ対応した動作モードを実行する。
第13図はソーティング処理ルーチン(S3)の詳細を示す
フローチャートである。ステップ(S301)で表示部(44
1)がONしていないときはノンソーティングモードであ
るのでそのままリターンする。ソーティングモードのと
き、ステップ(S302)〜(S305)において、オーバーフ
ラグが“0"でかつ一枚原稿信号が“0"のときのみ、複写
機(100)からコピー紙が排出されるタイミングでビン
番号をインクリメントする。即ち、偏向部(431)がビ
ン番号「1」のビン(401)に対応する位置にあるとき
に、コピー紙が複写機(100)から排紙されるタイミン
グになると、ビン番号を「2」とし、ビン番号「1」の
ビン内へコピー紙を排紙した後に、偏向部(431)をイ
ンクリメントされたビン番号「2」のビンに対応する位
置へ移動させる。
ステップ(S306)では、予めテンキーで設定された枚数
分のコピー紙が排出されたか否かを判定し、セット枚数
分排出されたときはステップ(S307)に進み、オーバー
フラグを“0"にするとともにステップ(S308)でビン番
号「1」にし、偏向部(431)をビン番号「1」のビン
(401)に対応する位置に戻す。なお、オーバーフラグ
は、偏向部(431)が最下段のビン(410)まで行ったと
きに立てられるもので、ステップ(S306)でセット枚数
分排出していないとき、ステップ(S309)に進み、ビン
番号が最大ビンをオーバーしているときにこのオーバー
フラグ“1"とされる。オーバーフラグ“1"となると、ス
テップ(S308)に進み、ビン番号を「1」にして最上段
のビン(401)に戻され、ステップ(S303)においてオ
ーバーフラグが“0"でないと判定されるので、この場合
にはビン番号はインクリメントされず、ソーティングの
実動作は行なわれない。
同様に、ステップ(S304)において、一枚原稿信号が
“0"でないとき、すなわち、原稿制御ルーチン(A2)
(第10図(a))のステップ(A214)で一枚原稿信号が
“1"にセットされているとき、ステップ(S304)からス
テップ(S306)に進み、ビン番号はインクリメントされ
ず、ソーティングの実動作が行なわれない。ソータ(40
0)におけるモード表示は表示部(441)が点灯しソーテ
ィングモードであるが、実動作としてはノンソーティン
グモードを実行する。セット枚数分排出されていなけれ
ば、ステップ(S309)を介してリターンし、偏向部(41
3)は初期設定されたトップビン(401)の位置に定位し
たまま、コピー紙はこのトップビン(401)に設定枚数
分連続して排出される。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明に係る複写機に
おける紙送り制御機構によれば、自動原稿搬送装置を使
った一枚原稿のマルチコピー時において、ソートのため
のモードの切換え操作、例えば、選択キーによるソート
のためのモードの切換え操作の煩わしさや、選択キー等
によるソートのためのモードの切換え操作を行わなかっ
た場合のコピー紙取集めの煩わしさが一切なく、複写機
操作の便利性をより一層向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を採用しうる複写機の概略構成を示す断
面図、第2図は複写機本体の操作パネルの平面図、第3
図はソータの操作パネルの平面図、第4図は複写機の回
路図、第5図はADFの制御に係るCPUの模式図、第6図は
ソータの制御に係るCPUの模式図、第7図は複写機の制
御を総括的に示すフローチャート、第8図(a),
(b)はコピー動作ルーチンを示すフローチャート、第
9図はADFの制御を総括的に示すフローチャート、第10
図(a),(b),(c)は原稿制御ルーチンを示すフ
ローチャート、第11図はソータの制御を総括的に示すフ
ローチャート、第12図はモード切換処理ルーチンの詳細
を示すフローチャート、第13図はソーティング処理ルー
チンの詳細を示すフローチャートである。 1……感光体ドラム、10……走査光学系、100……複写
機、300……自動原稿搬送装置、400……ソータ、310…
…給紙センサ、311……原稿センサ、71……プリントス
イッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿トレイから原稿を露光位置に搬送する
    とともに露光位置にある原稿を排出トレイに排出する原
    稿搬送装置と、複写機から排出されるコピー紙を複数の
    ビンに順次排出してコピー紙のソートを行うソーティン
    グモードと単一のビンに排出するノンソーティングモー
    ドとで動作可能なソータとを有する複写機における紙送
    り制御機構において、 ソーティングモードとノンソーティングモードとを選択
    する選択手段と、 コピーの際、上記原稿搬送装置にセットされた原稿が一
    枚のみであるか否かを判別する一枚原稿判別手段と、 前記選択手段がソーティングモードを選択している場合
    であって、この一枚原稿判別手段が一枚のみであったと
    判別したとき、上記ソータがノンソーティングモードを
    実行するように制御する制御手段と を備えたことを特徴とする複写機における紙送り制御機
    構。
JP59246887A 1984-11-20 1984-11-20 複写機における紙送り制御機構 Expired - Lifetime JPH0695238B2 (ja)

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JP2998151B2 (ja) * 1988-04-05 2000-01-11 富士ゼロックス株式会社 記録装置
JPH05257351A (ja) * 1991-09-18 1993-10-08 Minolta Camera Co Ltd 複写装置

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