JP7009258B2 - 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents
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Description
電子写真感光体は、基本的には、支持体と、該支持体上に形成された感光層とから構成される。しかしながら、現状は、支持体の表面の欠陥の隠蔽、感光層の電気的破壊に対する保護、帯電性の向上、支持体から感光層への電荷注入阻止性の改良などのために、支持体と感光層との間には、各種の層が設けられることが多い。
また、特許文献6に記載の電子写真感光体では、出力画像における精細性の点で改善の余地がある。
本発明者らが検討したところ、特許文献1~5に記載の従来技術では、適切な電気抵抗を有する導電層が形成出来ないために、低温低湿環境下で繰り返して画像形成を行うと、電子写真感光体にリークが発生しやすくなることが判明した。
以上のメカニズムのように、各構成が相乗的に効果を及ぼし合うことによって、本発明の効果を達成することが可能となる。
本発明の電子写真感光体は、支持体と、導電層と、感光層とを有することを特徴とする。
本発明の電子写真感光体を製造する方法としては、後述する各層の塗布液を調製し、所望の層の順番に塗布して、乾燥させる方法が挙げられる。このとき、塗布液の塗布方法としては、浸漬塗布、スプレー塗布、インクジェット塗布、ロール塗布、ダイ塗布、ブレード塗布、カーテン塗布、ワイヤーバー塗布、リング塗布などが挙げられる。これらの中でも、効率性及び生産性の観点から、浸漬塗布が好ましい。以下、支持体および各層について説明する。
本発明において、電子写真感光体は、支持体を有する。本発明において、支持体は導電性を有する導電性支持体であることが好ましい。また、支持体の形状としては、円筒状、ベルト状、シート状などが挙げられる。中でも、円筒状支持体であることが好ましい。また、支持体の表面に、陽極酸化などの電気化学的な処理や、ブラスト処理、センタレス研磨処理、切削処理などを施してもよい。
支持体の材質としては、金属、樹脂、ガラスなどが好ましい。
金属としては、アルミニウム、鉄、ニッケル、銅、金、ステンレスや、これらの合金などが挙げられる。中でも、アルミニウムを用いたアルミニウム製支持体であることが好ましい。
また、樹脂やガラスには、導電性材料を混合又は被覆するなどの処理によって、導電性を付与してもよい。
本発明においては、支持体の上に、導電層を設ける。導電層を設けることで、支持体表面の傷や凹凸を隠蔽することや、支持体表面における光の反射を制御することができる。本発明の導電層は、一般式(1)で示される粒子と、結着材料と、を含有する。
本発明の粒子は、表面をシランカップリング剤などで処理してもよい。
また、導電層は、シリコーンオイル、樹脂粒子などを更に含有してもよい。
ρ=1/(I-I0)×S/d[Ω・cm] ・・・(I)
本発明において、導電層の上に、下引き層を設けてもよい。下引き層を設けることで、層間の接着機能が高まり、電荷注入阻止機能を付与することができる。
下引き層の平均膜厚は、0.1μm以上50μm以下であることが好ましく、0.2μm以上40μm以下であることがより好ましく、0.3μm以上30μm以下であることが特に好ましい。
電子写真感光体の感光層は、主に、(1)積層型感光層と、(2)単層型感光層とに分類される。(1)積層型感光層は、電荷発生物質を含有する電荷発生層と、電荷輸送物質を含有する電荷輸送層と、を有する。(2)単層型感光層は、電荷発生物質と電荷輸送物質を共に含有する感光層を有する。
積層型感光層は、電荷発生層と、電荷輸送層と、を有する。
電荷発生層は、電荷発生物質と、樹脂と、を含有することが好ましい。
電荷発生物質としては、アゾ顔料、ペリレン顔料、多環キノン顔料、インジゴ顔料、フタロシアニン顔料などが挙げられる。これらの中でも、アゾ顔料、フタロシアニン顔料が好ましい。フタロシアニン顔料の中でも、オキシチタニウムフタロシアニン顔料、クロロガリウムフタロシアニン顔料、ヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料が好ましい。
電荷輸送層は、電荷輸送物質と、樹脂と、を含有することが好ましい。
単層型感光層は、電荷発生物質、電荷輸送物質、樹脂及び溶剤を含有する感光層用塗布液を調製し、この塗膜を形成し、乾燥させることで形成することができる。電荷発生物質、電荷輸送物質、樹脂としては、上記「(1)積層型感光層」における材料の例示と同様である。
本発明において、感光層の上に、保護層を設けてもよい。保護層を設けることで、耐久性を向上することができる。
電荷輸送物質としては、多環芳香族化合物、複素環化合物、ヒドラゾン化合物、スチリル化合物、エナミン化合物、ベンジジン化合物、トリアリールアミン化合物や、これらの物質から誘導される基を有する樹脂などが挙げられる。これらの中でも、トリアリールアミン化合物、ベンジジン化合物が好ましい。
樹脂としては、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、フェノキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂などが挙げられる。中でも、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂が好ましい。
本発明のプロセスカートリッジは、これまで述べてきた電子写真感光体と、帯電手段、現像手段、転写手段及びクリーニング手段からなる群より選択される少なくとも1つの手段とを一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とする。
(粒子1の製造例)
平均一次粒径140nmのルチル型二酸化チタン(TiO2)を、線流速3cm/secのアンモニアガス気流下で600℃にて6時間還元処理を行った。続いて得られた粉末に10%塩酸水溶液を加えて、撹拌して静置した。得られた上澄みを除去し、純水によるデカンテーションを2回行い、濾別した濾物を乾燥させた。得られた濾物に粉砕処理工程を施し、平均一次粒径が140nmである粒子1の粉末を得た。
得られた粒子の元素比率を下記ESCA分析によって分析した。測定条件は下記のとおりである。
使用装置:アルバック・ファイ社製 VersaProbeII
X線源:Al Ka1486.6eV(25W15kV)
測定エリア:φ100μm
分光領域:300×200μm、角度45°
Pass Energy:58.70eV
Step Size:0.125eV
O:電子軌道1s由来の光電子のエネルギー:525~545eV
N:電子軌道1s由来の光電子のエネルギー:390~410eV
Ti:電子軌道2p由来の光電子のエネルギー:450~470eV
尚、表面汚染の影響を除くため、Arイオンスパッタを0.5~4.0kVの強度で実施したのち、測定を行った。
また、得られた粒子の粉末X線回折図を図4、5に示す。なお、粉末X線回析測定は下記条件で行った。
使用測定機:リガク(株)製、X線回折装置Smart Lab
X線管球:Cu
管電圧:45KV
管電流:200mA
光学系:CBO
スキャン方法:2θ/θスキャン
モード:連続
範囲指定:絶対
計数時間:10
サンプリング間隔:0.01°
スタート角度(2θ):5.0°
ストップ角度(2θ):60.0°
IS:1/2
RS1:20mm
RS2:20mm
アッテネータ:Open
アタッチメント:標準Zステージ
粒子1の製造において、用いる基体粉末の平均一次粒径および還元処理時の条件を変更した以外は粒子1と同様にして、表1に示すように粒子2~13の粉末を得た。
(導電層用塗布液1の調製例)
ポリオール樹脂としてのブチラール樹脂(商品名:BM-1、積水化学工業(株)製)15部、及び、ブロック化イソシアネート樹脂(商品名:TPA-B80E、80%溶液、旭化成(株)製)15部を、メチルエチルケトン45部/1-ブタノール85部の混合溶剤に溶解させて溶液を得た。この溶液に粒子1を60部加え、これを分散媒体として平均粒径1.0mmのガラスビーズ120部を用いた縦型サンドミルに入れ、23±3℃雰囲気下において回転数1500rpm(周速5.5m/s)の条件で4時間分散処理を行い、分散液を得た。この分散液からメッシュでガラスビーズを取り除いた。ガラスビーズを取り除いた後の分散液に、レベリング剤としてシリコーンオイル(商品名:SH28 PAINT ADDITIVE、東レ・ダウコーニング(株)製)0.01部、及び、表面粗さ付与材として架橋型のポリメチルメタクリレート(PMMA)粒子(商品名:テクポリマーSSX-102、積水化成品工業(株)製、平均一次粒径:2.5μm)5部を添加して攪拌することによって、導電層用塗布液1を調製した。
導電層用塗布液の調製の際に用いた粒子の種類、量(部数)を、それぞれ表2に示すように変更した以外は、導電層用塗布液1の調製例と同様の操作で、導電層用塗布液2~15、C1~C5を調製した。尚、C1~C5を調製する際に用いた粒子の詳細は下記の通りである。
C1:テイカ社製酸化チタン(品番:JR405)
C2、C3:三菱マテリアル社製チタンブラック(品番:13M、12S)
C4:石原産業製黒色酸化チタン(品番:M1)
C5:窒素ドープ酸化チタン
C1の粉末X線回折図を図6、7に示す。
結着材料としてのフェノール樹脂(フェノール樹脂のモノマー/オリゴマー)(商品名:プライオーフェンJ-325、DIC(株)製、樹脂固形分:60%)80部を、溶剤としての1-メトキシ-2-プロパノール80部に溶解させて溶液を得た。
この溶液に粒子1を136部加え、これを分散媒体として平均粒径1.0mmのガラスビーズ200部を用いた縦型サンドミルに入れ、分散液温度23±3℃、回転数1000rpm(周速3.7m/s)の条件で4時間分散処理を行い、分散液を得た。この分散液からメッシュでガラスビーズを取り除いた。ガラスビーズを取り除いた後の分散液に、レベリング剤としてシリコーンオイル(商品名:SH28 PAINT ADDITIVE、東レ・ダウコーニング製)0.015部、及び、表面粗さ付与材としてシリコーン樹脂粒子(商品名:トスパール120、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製、平均粒径:2μm)15部を添加して攪拌し、PTFE濾紙(商品名:PF060、アドバンテック東洋(株)製)を用いて加圧ろ過することによって、導電層用塗布液1を調製した。
導電層用塗布液の調製の際に用いた粒子の種類、量(部数)を、それぞれ表3に示すように変更した以外は、導電層用塗布液1の調製例と同様の操作で、導電層用塗布液17~30を調製した。
硫酸チタニル水溶液を加水分解して得られた含水酸化チタンスラリーをアルカリ水溶液で洗浄した。
次に、前記含水酸化チタンのスラリーに塩酸を添加して、pHを0.7に調整してチタニアゾル分散液を得た。
前記チタニアゾル分散液2.0モル(酸化チタン換算)に対し、1.1倍モル量の塩化ストロンチウム水溶液を加えて反応容器に入れ、窒素ガス置換した。更に、酸化チタン濃度で1.0モル/Lになるように純水を加えた。
次に、撹拌混合し、85℃に加温した後、超音波振動を加えながら、5N水酸化ナトリウム水溶液800mLを20分かけて添加し、その後、20分間反応を行った。反応後のスラリーに5℃の純水を加えて30℃以下になるまで急冷した後、上澄み液を除去した。更に、前記スラリーにpH5.0の塩酸水溶液を加えて1時間撹拌した後、純水で洗浄を繰り返した。更に、水酸化ナトリウムにて中和して、ヌッチェで濾過を行い、純水で洗浄した。得られたケーキを乾燥し、粒子Sを得た。
上記、製造した粒子SのX線回折測定を行ったところ、CuKαのX線回折スペクトルにおいて2θ=32.20±0.20の位置に最大ピークを有し(θはブラッグ角)、該最大ピークの半値幅は、0.28degであった。また、粒子Sの平均一次粒径は、50nmであった。
次に、製造した粒子S、100部をトルエン500部と撹拌混合し、これにシランカップリング剤としてN-2-(アミノエチル)-3-アミノプロピルメチルジメトキシシラン(商品名:KBM602、信越化学工業(株)製)2部を添加し、6時間攪拌させた。その後、トルエンを減圧留去して、130℃で6時間加熱乾燥し、表面処理された粒子S1を得た。
ポリオール樹脂としてのブチラール樹脂(商品名:BM-1、積水化学工業(株)製)15部、及び、ブロック化イソシアネート樹脂(商品名:TPA-B80E、80%溶液、旭化成(株)製)15部を、メチルエチルケトン45部/1-ブタノール85部の混合溶剤に溶解させて溶液を得た。
この溶液に粒子1を75部、粒子S1を32部加え、これを分散媒体として平均粒径1.0mmのガラスビーズ120部を用いた縦型サンドミルに入れ、23±3℃雰囲気下において回転数1500rpm(周速5.5m/s)の条件で4時間分散処理を行い、分散液を得た。この分散液からメッシュでガラスビーズを取り除いた。ガラスビーズを取り除いた後の分散液に、レベリング剤としてシリコーンオイル(商品名:SH28 PAINT ADDITIVE、東レ・ダウコーニング(株)製)0.01部、及び、表面粗さ付与材として架橋型のポリメチルメタクリレート(PMMA)粒子(商品名:テクポリマーSSX-102、積水化成品工業(株)製、平均一次粒径:2.5μm)を5部添加して撹拌し、PTFE濾紙(商品名:PF060、アドバンテック東洋(株)製)を用いて加圧ろ過することによって、導電層用塗布液1を調製した。
導電層用塗布液X1の調製において、メチルエチルケトン45部/1-ブタノール85部の混合溶剤を、メチルエチルケトン36部/1-ブタノール68部の混合溶剤に変更した。更に、粒子S1の使用量を32部から4部に変更した。それ以外は、導電層用塗布液X1と同様にして、導電層用塗布液X2を調製した。
(電子写真感光体1の製造例)
押し出し工程及び引き抜き工程を含む製造方法により製造された、長さ257mm、直径24mmのアルミニウムシリンダー(JIS-A3003、アルミニウム合金)を支持体とした。
電子写真感光体の製造の際に用いた導電層用塗布液、導電層の膜厚、及び下引き層の有無を表4に示すようにした以外は、電子写真感光体1の製造例と同様の操作で、電荷輸送層が表面層である電子写真感光体2~38、X1~4及びC1~C6を製造した。導電層の体積抵抗率は、電子写真感光体1と同様にして測定した。結果を表4に示す。
電子写真感光体1~38、X1~4を本発明の実施例、電子写真感光体C1~C6を比較例とした。
導電層分析用の電子写真感光体1~38、X1~4及びC1~C6のそれぞれから、5mm四方に切断した片をそれぞれ5つ得て、その後、それぞれの片の電荷輸送層及び電荷発生層をクロロベンゼン、メチルエチルケトン及びメタノールで剥ぎ取り、導電層を露出させた。このようにして、観察用サンプル片を、各電子写真感光体につき、5つずつ用意した。
先ず、各電子写真感光体について、それぞれ1つのサンプル片を用いて、上記と同様にESCA分析によって元素比率を分析した。
分析用試料加工:FIB法
加工及び観察装置:SII/Zeiss製NVision40
スライス間隔:10nm
観察条件:
加速電圧:1.0kV
試料傾斜:54°
WD:5mm
検出器:BSE検出器
アパーチャー:60μm、high current
ABC:ON
画像解像度:1.25nm/pixel
尚、加工及び観察装置としては、FEI製のStrata400S(試料傾斜:52°)を用いることもできる。尚、断面ごとの情報は、特定した本発明の粒子又は比較例に用いた粒子の面積を画像解析して得た。画像解析は画像処理ソフト:Media Cybernetics製、Image-Pro Plusを用いて行った。得られた情報を基に、4つのサンプル片のそれぞれにおいて、2μm×2μm×2μmの体積(単位体積:8μm3)中の本発明の粒子又は比較例に用いた粒子の体積(V[μm3])を求めた。そして、((V[μm3]/8[μm3])×100)を算出した。4つのサンプル片における((V[μm3]/8[μm3])×100)の値の平均値を、導電層の全体積に対する導電層中の本発明の粒子又は比較例に用いた粒子の含有量[体積%]とした。
(電子写真感光体の通紙耐久試験)
通紙耐久試験用の電子写真感光体1~38、X1~4及びC1~C6を、それぞれ、キヤノン(株)製のレーザービームプリンター(商品名:LBP7200C)に装着して、低温低湿(15℃/10%RH)環境下にて通紙耐久試験を行った。通紙耐久試験では、印字率2%の文字画像をレター紙に1枚ずつ出力する間欠モードでプリント操作を行い、25000枚の画像出力を行った。そして、通紙耐久試験開始時ならびに15000、25000枚画像出力終了に、各1枚の画像評価用のサンプル(1ドット桂馬パターンのハーフトーン画像)を出力した。画像の評価の基準は以下のとおりである。結果を表5に示す。
A:リークの発生は全くなし。
B:リークが小さな黒点としてわずかに観測される。
C:リークが大きな黒点としてはっきり観測される。
D:リークが大きな黒点と短い横黒筋として観測される。
E:リークが長い横黒筋として観測される。
電子写真感光体1~38、X1~4及びC1~C6を、常温常湿環境下(温度23℃、相対湿度50%)にて、下記要領で画像濃度を測定することで、孤立ドット再現性の評価を行った。
評価画像は、上記装置の帯電電位Vdを-600V、露光電位Vlを-200V、現像電位Vcdcを-400Vに設定し、露光1ドットにつき3ドット間隔を設けて露光した画像パターン(図8)を出力したものを用いた。
結果を表5に示す。
2 軸
3 帯電手段
4 露光光
5 現像手段
6 転写手段
7 転写材
9 クリーニング手段
201 支持体
202 導電層
203 銅製テープ
204 銅線
205 銅線固定用銅製テープ
206 電源
207 電流測定機器
Claims (8)
- 前記一般式(1)で表される粒子が、CuKα特性X線回折におけるブラッグ角2θ±0.1°の43.1°~43.2°にピークを有する請求項1に記載の電子写真感光体。
- 前記一般式(1)中、0.05≦Y<X≦0.30である請求項1又は2に記載の電子写真感光体。
- 前記一般式(1)で表される粒子の平均一次粒径が、50nm以上350nm以下である請求項1~3のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 前記導電層の体積抵抗率が、1.0×105Ω・cm以上5.0×1012Ω・cm以下である請求項1~4のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 前記一般式(1)で表される粒子の粉体抵抗率が、2.0×101Ω・cm以上である請求項1~5のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 請求項1~6のいずれか1項に記載の電子写真感光体と、帯電手段、現像手段、転写手段及びクリーニング手段からなる群より選択される少なくとも1つの手段と、を一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 請求項1~6のいずれか1項に記載の電子写真感光体、並びに、帯電手段、露光手段、現像手段及び転写手段を有することを特徴とする電子写真装置。
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