JP6756946B1 - プローブユニット - Google Patents

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Abstract

本発明にかかるプローブユニットは、接触対象の電極とそれぞれ接触する複数の第1のコンタクトプローブと、グランドに接続する第2コンタクトプローブと、第1のコンタクトプローブの周囲に設けられる信号用パイプと、信号用パイプとの間に空気層を形成するグランド部材と、第1および第2のコンタクトプローブ、信号用パイプならびにグランド部材の各一端部を保持する板状の第1および第2部材とを有するプローブホルダと、少なくとも第1部材の表面に設けられ、第2のコンタクトプローブと電気的に接続する第1配線部と、少なくとも第2部材の表面に設けられ、第2のコンタクトプローブと電気的に接続する第2配線部と、第1配線部の表面と裏面とを電気的に接続する第1導電手段と、第2配線部の表面と裏面とを電気的に接続する第2導電手段とを備える。

Description

本発明は、所定回路構造に対して信号入出力を行うコンタクトプローブを収容するプローブユニットに関するものである。
従来、半導体集積回路や液晶パネルなどの検査対象の導通状態検査や動作特性検査を行う際には、検査対象と検査用信号を出力する信号処理装置との間の電気的な接続を図るコンタクトプローブと、このコンタクトプローブを複数収容するプローブホルダとを備えたプローブユニットが用いられる。
一般に、高周波数の電気信号を入出力する場合には、挿入損失(インサーションロス)と呼ばれる信号の損失が生じる。プローブユニットにおいて、高精度に高速動作させるには、使用する周波数領域において、このインサーションロスを低減することが重要である。例えば、特許文献1には、コンタクトプローブの周囲に空気層を設けて特性インピーダンス整合する技術が開示されている。
特開2012−98219号公報
しかしながら、特許文献1が開示する技術では、コンタクトプローブの中央部のインピーダンスは調整できるものの、先端部や基端部の特性インピーダンスは調整できていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コンタクトプローブ全体の特性インピーダンスを調整することができるプローブユニットを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるプローブユニットは、長手方向の一方の端部側で接触対象の電極とそれぞれ接触する複数の第1のコンタクトプローブと、外部のグランドに接続する第2のコンタクトプローブと、前記第1のコンタクトプローブの周囲に設けられる信号用パイプと、前記信号用パイプの周囲に設けられ、前記信号用パイプとの間に空気層を形成するグランド部材と、前記第1および第2のコンタクトプローブ、前記信号用パイプならびに前記グランド部材の各一端部を保持する板状の第1部材と、前記第1および第2のコンタクトプローブ、前記信号用パイプならびに前記グランド部材の各他端部を保持する板状の第2部材とを有するプローブホルダと、少なくとも前記第1部材の表面に設けられ、前記第2のコンタクトプローブと電気的に接続する第1配線部と、少なくとも前記第2部材の表面に設けられ、前記第2のコンタクトプローブと電気的に接続する第2配線部と、前記第1配線部と前記グランド部材とを電気的に接続する第1導電手段と、前記第2配線部と前記グランド部材とを電気的に接続する第2導電手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるプローブユニットは、上記の発明において、前記第1および第2部材の間を補填する補填部材、をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるプローブユニットは、上記の発明において、前記第2のコンタクトプローブの周囲に設けられる第2のグランド部材、をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるプローブユニットは、上記の発明において、前記第1および第2導電手段は、スルーホールであることを特徴とする。
また、本発明にかかるプローブユニットは、上記の発明において、前記第1導電手段は、複数の前記スルーホールを前記第1のコンタクトプローブの一端部を囲む円環状に配置してなり、前記第2導電手段は、複数の前記スルーホールを前記第1のコンタクトプローブの他端部を囲む円環状に配置してなることを特徴とする。
また、本発明にかかるプローブユニットは、上記の発明において、前記スルーホールは、一部の内径が異なる孔形状をなすことを特徴とする。
また、本発明にかかるプローブユニットは、上記の発明において、前記第1部材に設けられ、前記第1のコンタクトプローブの一端部および前記信号用パイプの一端部と電気的に接続する第1導電部と、前記第2部材に設けられ、前記第1のコンタクトプローブの他端部および前記信号用パイプの他端部と電気的に接続する第2導電部と、をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるプローブユニットは、上記の発明において、前記空気層に設けられる中空円柱状の誘電体、をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるプローブユニットは、上記の発明において、前記誘電体は、前記空気層において、前記第1のコンタクトプローブの一端部および/または他端部に設けられることを特徴とする。
また、本発明にかかるプローブユニットは、上記の発明において、前記信号用パイプは、一端部および/または他端部が、前記第1のコンタクトプローブの一端部および/または他端部に接触する段付き形状をなすことを特徴とする。
また、本発明にかかるプローブユニットは、上記の発明において、前記グランド部材は、筒状のグランド用パイプであることを特徴とする。
また、本発明にかかるプローブユニットは、上記の発明において、前記グランド用パイプ、ならびに、前記第1および/または第2導電手段は、一体的に形成され、一端部および/または他端部が、前記第1配線部および/または前記第2配線部に接触する段付き形状をなすことを特徴とする。
また、本発明にかかるプローブユニットは、上記の発明において、前記グランド用パイプには、複数の貫通孔が形成されることを特徴とする。
また、本発明にかかるプローブユニットは、上記の発明において、互いに径が異なる複数の前記グランド用パイプを同心円状に設けることを特徴とする。
本発明によれば、コンタクトプローブ全体の特性インピーダンスを調整することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の一実施の形態にかかるプローブユニットの要部の構成を示す部分断面図である。 図2は、本発明の一実施の形態にかかるプローブホルダを用いた半導体集積回路の検査時の状態を示す図である。 図3は、本発明の一実施の形態の変形例1にかかるプローブユニットの要部の構成を示す部分断面図である。 図4は、本発明の一実施の形態の変形例2にかかるプローブユニットの要部の構成を示す部分断面図である。 図5は、本発明の一実施の形態の変形例3にかかるプローブユニットの要部の構成を示す部分断面図である。 図6は、本発明の一実施の形態の変形例4にかかるプローブユニットの要部の構成を示す部分断面図である。 図7は、本発明の一実施の形態の変形例5にかかるプローブユニットの要部の構成を示す部分断面図である。 図8は、本発明の一実施の形態の変形例6にかかるプローブユニットの要部の構成を示す斜視図である。 図9は、本発明の一実施の形態の変形例7にかかるプローブユニットの要部の構成を示す斜視図である。 図10は、本発明の一実施の形態の変形例8にかかるプローブユニットにおける、信号用パイプを含むプランジャとグランド用パイプとの配置を説明する図である。 図11は、本発明の一実施の形態の変形例9にかかるにかかるプローブユニットの要部の構成を示す断面図である。 図12は、本発明の一実施の形態の変形例10にかかるにかかるプローブユニットの要部の構成を示す断面図である。 図13は、本発明の一実施の形態の変形例11にかかるプローブユニットの要部の構成を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面と共に詳細に説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明において参照する各図は、本発明の内容を理解でき得る程度に形状、大きさ、および位置関係を概略的に示してあるに過ぎず、従って、本発明は各図で例示された形状、大きさ、および位置関係のみに限定されるものではない。
(実施の形態)
図1は、本発明の一実施の形態にかかるプローブユニットの要部の構成を示す部分断面図である。図1に示すプローブユニット1は、検査対象物である半導体集積回路100の電気特性検査を行う際に使用する装置であって、半導体集積回路(後述する半導体集積回路100)と半導体集積回路へ検査用信号を出力する回路基板(後述する回路基板200)との間を電気的に接続する装置である。
プローブユニット1は、長手方向の両端で互いに異なる二つの被接触体である半導体集積回路100および回路基板200に接触し、検査用の信号を導通する導電性の信号用のコンタクトプローブ2(以下、単に「信号用プローブ2」という)と、信号用プローブ2や、後述するグランド用コンタクトプローブ4を所定のパターンにしたがって収容して保持するプローブホルダ3と、外部のグランド電極に接続するグランド用コンタクトプローブ4(以下、単に「グランド用プローブ4)という)と、を有する。なお、プローブユニット1には、プローブホルダ3の周囲に設けられ、検査の際に半導体集積回路100の位置ずれが生じるのを抑制するホルダ部材を備えてもよい。
信号用プローブ2は、導電性材料を用いて形成され、半導体集積回路100の検査を行うときにその半導体集積回路100の検査信号が入力される電極に接触する第1プランジャ21と、検査回路を備えた回路基板200の検査信号を出力する電極に接触する第2プランジャ22と、第1プランジャ21と第2プランジャ22との間に設けられて第1プランジャ21および第2プランジャ22を伸縮自在に連結するバネ部材23とを備える。信号用プローブ2を構成する第1プランジャ21および第2プランジャ22、バネ部材23ならびに信号用パイプ24は同一の軸線を有している。信号用プローブ2は、半導体集積回路100をコンタクトさせた際に、バネ部材23が軸線方向に伸縮することによって半導体集積回路100の接続用電極への衝撃を和らげるとともに、半導体集積回路100および回路基板200に荷重を加える。なお、以下では、信号用プローブ2において、半導体集積回路100の電極に接触する側を先端側、半導体集積回路100側に対して軸線方向で反対となる側を基端側とする。また、プランジャ単体で先端側および基端側を規定する場合、半導体集積回路100と接触するプランジャにおいて、半導体集積回路100側を先端側、半導体集積回路100側に対して軸線方向で反対となる側を基端側とする。また、回路基板200と接触するプランジャにおいて、回路基板200側を先端側、回路基板200側に対して軸線方向で反対となる側を基端側とする。
第1プランジャ21は、バネ部材23の伸縮作用によって軸線方向に移動が可能であり、バネ部材23の弾性力によって半導体集積回路100方向に付勢され、半導体集積回路100の電極と接触する。また、第2プランジャ22は、バネ部材23の伸縮作用によって軸線方向に移動が可能であり、バネ部材23の弾性力によって回路基板200方向に付勢され、回路基板200の電極と接触する。
バネ部材23は、第1プランジャ21側が密着巻き部23aである一方、第2プランジャ22側が粗巻き部23bである。密着巻き部23aの端部は、第1プランジャ21に連結している。一方、粗巻き部23bの端部は、第2プランジャ22に連結している。また、第1プランジャ21および第2プランジャ22とバネ部材23とは、バネの巻き付き力によって嵌合および/または半田付けによって接合されている。
また、信号用プローブ2には、第1プランジャ21および第2プランジャ22の一部、ならびにバネ部材23を収容する信号用パイプ24と、信号用パイプ24を取り囲むグランド用パイプ51とが設けられている。信号用パイプ24およびグランド用パイプ51は、それぞれ、銅、銀や、それらを主成分とする合金、またはメッキ等の導電性材料を用いて形成される。信号用パイプ24およびグランド用パイプ51は、各中心軸が信号用プローブ2の中心軸と一致する同軸構造をなす。
信号用パイプ24とグランド用パイプ51との間には、空気層Sairが形成される。この空気層Sairの体積を調整することによって、信号用プローブ2の特性インピーダンスが調整される。空気層Sairの体積は、信号用パイプ24の外周のなす径(外径)と、グランド用パイプ51の内周のなす径(内径)とを変更して調整することが好ましい。
グランド用プローブ4は、信号用プローブ2と同様の構成を有している。具体的に、グランド用プローブ4は、導電性材料を用いて形成され、半導体集積回路100の検査を行うときにその半導体集積回路100のグランド用の電極に接触する第1プランジャ41と、回路基板200のグランド用の電極に接触する第2プランジャ42と、第1プランジャ41と第2プランジャ42との間に設けられて第1プランジャ41および第2プランジャ42を伸縮自在に連結するバネ部材43とを備える。グランド用プローブ4を構成する第1プランジャ41および第2プランジャ42、ならびにバネ部材43は同一の軸線を有している。
バネ部材43は、第1プランジャ41側が密着巻き部43aである一方、第2プランジャ42側が粗巻き部43bである。密着巻き部43aの端部は、第1プランジャ41に連結している。一方、粗巻き部43bの端部は、第2プランジャ42に連結している。また、第1プランジャ41および第2プランジャ42とバネ部材43とは、バネの巻き付き力によって嵌合および/または半田付けによって接合されている。
また、グランド用プローブ4には、第1プランジャ41および第2プランジャ42の一部、ならびにバネ部材43を収容するグランド用パイプ44が設けられている。グランド用パイプ44は、導電性材料を用いて形成される。グランド用パイプ44は、各中心軸がグランド用プローブ4の中心軸と一致する同軸構造をなす。
本実施の形態では、信号用プローブ2およびグランド用プローブ4を一つの伝送経路としてみたときの特性インピーダンスが、予め設定された値(例えば50Ω)となるように、各部材の配設位置や、空気層Sairの体積等が決定される。
プローブホルダ3は、樹脂、マシナブルセラミック、シリコンなどの絶縁性材料を用いて形成され、図1の上面側に位置する第1部材31と下面側に位置する第2部材32とからなる。第1部材31と第2部材32とは、ネジ60によって固定されている。具体的には、第1部材31と第2部材32とにそれぞれ形成された凹部の底部同士を当接させ、その当接部分をネジ60によって固定している。
第1部材31および第2部材32には、複数の信号用プローブ2およびグランド用プローブ4を収容する空間を形成する中空部33および34が形成されている。中空部33および34によって形成される空間には、例えばプローブホルダ3が保持する信号用プローブ2およびグランド用プローブ4のすべてが配置される。
第1部材31には、中空部33に連なり、信号用プローブ2の先端側を挿通して保持するホルダ孔33aと、中空部33に連なり、グランド用プローブ4の先端側を挿通して保持するホルダ孔33bとが形成されている。
第2部材32には、中空部34に連なり、信号用プローブ2の基端側を挿通して保持するホルダ孔34aと、中空部34に連なり、グランド用プローブ4の基端側を挿通して保持するホルダ孔34bとが形成されている。
ホルダ孔33aおよび34aは、互いの軸線が一致するように形成されている。また、ホルダ孔33bおよび34bは、互いの軸線が一致するように形成されている。
ホルダ孔33a、33bおよびホルダ孔34a、34bの形成位置は、半導体集積回路100の検査信号用の配線パターンに応じて定められる。
ホルダ孔33a、33bおよびホルダ孔34a、34bは、ともに貫通方向に沿って径が異なる段付き孔形状をなしている。すなわち、各ホルダ孔は、プローブホルダ3の端面に開口を有する小径部と、この小径部よりも径が大きい大径部とからなる。各ホルダ孔の形状は、収容する信号用プローブ2やグランド用プローブ4の構成に応じて定められる。
第1プランジャ21は、ホルダ孔33aの小径部と大径部との境界壁面にフランジが当接することにより、信号用プローブ2のプローブホルダ3からの抜止機能を有する。また、第2プランジャ22は、ホルダ孔34aの小径部と大径部との境界壁面にフランジが当接することにより、信号用プローブ2のプローブホルダ3からの抜止機能を有する。
第1プランジャ41は、ホルダ孔33bの小径部と大径部との境界壁面にフランジが当接することにより、グランド用プローブ4のプローブホルダ3からの抜止機能を有する。また、第2プランジャ42は、ホルダ孔34bの小径部と大径部との境界壁面にフランジが当接することにより、グランド用プローブ4のプローブホルダ3からの抜止機能を有する。
第1部材31には、グランド用プローブ4とグランド用パイプ51とを電気的に接続する第1配線部35が形成されている。第1配線部35は、導電性材料を用いて形成される。第1配線部35は、第1部材31の外表面の一部を形成している。第1配線部35は、第1部材31の表面、裏面およびホルダ孔33bの内周面に形成され、各々が電気的に接続されている。具体的に、第1配線部35は、グランド用プローブ4近傍ではホルダ孔33bの内周面を経由して表面と裏面とが電気的に接続している。また、信号用プローブ2近傍では、スルーホール331を介して表面と裏面とが電気的に接続している。ここでいうスルーホールとは、例えば内壁に導電性被膜が形成された貫通孔である。
ここでいう表面とは、第1部材31が第2部材32と向かい合う側と反対側の面をさす。また、裏面は、表面の反対側の面であって、ここでは第2部材32と向かい合う側の面である。なお、第1配線部35は、表面のみに形成されてもよいし、表面およびホルダ孔33bの内周面のみに形成されてもよい。表面のみに第1配線部35が形成される場合、第1配線部35は、端面の位置を、第1部材31の表面に揃えて形成してもよいし、第1部材の表面から延出させて形成、すなわちホルダ孔33bの一部を覆うように形成してもよい。
グランド用プローブ4は、ホルダ孔33bに形成されている第1配線部35に対し、第1プランジャ41またはグランド用パイプ44が接触することによって、第1配線部35に電気的に接続する。
グランド用パイプ51は、スルーホール331、または第1部材31の裏面に形成されている第1配線部35に接触することによって、第1配線部35と電気的に接続する。
また、第1部材31には、ホルダ孔33aの内周面に形成され、信号用プローブ2と電気的に接続する第1導電部36が形成されている。第1導電部36は、第1配線部35とは独立して設けられている。信号用プローブ2は、第1導電部36に対し、第1プランジャ21および信号用パイプ24が接触することによって、第1導電部36に電気的に接続する。なお、第1導電部36に電気的に接続できれば、第1導電部36に対し、第1プランジャ21および信号用パイプ24の一方が接触していればよい。
第2部材32には、グランド用プローブ4とグランド用パイプ51とを電気的に接続する第2配線部37が形成されている。第2配線部37は、導電性材料を用いて形成される。第2配線部37は、第2部材32の外表面の一部を形成している。第2配線部37は、第2部材32の表面、裏面およびホルダ孔34bの内周面に形成され、各々が電気的に接続されている。具体的に、第2配線部37は、グランド用プローブ4近傍ではホルダ孔34bの内周面を経由して表面と裏面との間が電気的に接続している。また、信号用プローブ2近傍では、スルーホール341を介して表面と裏面との間が電気的に接続している。
ここでいう表面とは、第2部材32が第1部材31と向かい合う側と反対側の面をさす。また、裏面は、表面の反対側の面であって、ここでは第1部材31と向かい合う側の面である。なお、第2配線部37は、表面およびホルダ孔34bの内周面のみに形成されてもよい。
グランド用プローブ4は、ホルダ孔34bに形成されている第2配線部37に対し、第2プランジャ42またはグランド用パイプ44が接触することによって、第2配線部37に電気的に接続する。
グランド用パイプ51は、スルーホール341、または第2部材32の裏面に形成されている第2配線部37に接触することによって、第2配線部37と電気的に接続する。
また、第2部材32には、ホルダ孔34aの内周面に形成され、信号用プローブ2と電気的に接続する第2導電部38が形成されている。第2導電部38は、第2配線部37とは独立して設けられている。信号用プローブ2は、第2導電部38に対し、第2プランジャ22および信号用パイプ24が接触することによって、第2導電部38に電気的に接続する。第2導電部38に電気的に接続できれば、第2導電部38に対し、第2プランジャ22および信号用パイプ24の一方が接触していればよい。
スルーホール331、341は、円柱状の中空空間を形成し、信号用プローブ2の周囲に一つまたは複数個形成される。例えば、信号用プローブ2の配設位置を中心に、等間隔で8個のスルーホール331、341が設けられる。スルーホール331、341は、導電手段に相当する。
図2は、プローブユニット1における半導体集積回路100の検査時の状態を示す図である。検査時において、信号用プローブ2は、第1プランジャ21が、半導体集積回路100の検査信号用の電極101と接触し、第2プランジャ22が、回路基板200の検査信号用の電極201と接触する。他方、グランド用プローブ4は、第1プランジャ41が、半導体集積回路100のグランド用の電極102と接触し、第2プランジャ42が、回路基板200のグランド用の電極202と接触する。半導体集積回路100の検査時には、半導体集積回路100からの接触荷重により、バネ部材23、43は長手方向に沿って圧縮された状態となる。
この際、第1プランジャ21は、第1導電部36および/または信号用パイプ24に接触している。一方、第2プランジャ22は、第2導電部38および/または信号用パイプ24に接触している。
また、第1プランジャ41は、第1配線部35および/またはグランド用パイプ44に接触している。一方、第2プランジャ42は、第2配線部37および/またはグランド用パイプ44に接触している。
検査時に回路基板200から半導体集積回路100に供給される検査用信号は、例えば、回路基板200の電極201から信号用プローブ2の第2プランジャ22、第2導電部38、信号用パイプ24(または密着巻き部23a)、第1導電部36、第1プランジャ21を経由して半導体集積回路100の電極101へ到達する。このように、信号用プローブ2では、第1プランジャ21と第2プランジャ22が信号用パイプ24(または密着巻き部23a)を介して導通するため、電気信号の導通経路を最小にすることができる。したがって、検査時に粗巻き部23bに信号が流れるのを防止し、抵抗およびインダクタンスを低減することができる。
この際、第2プランジャ22、(第2導電部38、)信号用パイプ24、(第1導電部36、)第1プランジャ21を経由する経路は、バネ部材23を経由する経路と比して直線的な経路となる。高周波の信号を導通する際には、その経路が直線状になるほど特性が向上する。このため、信号用パイプ24を経由する経路とすることで、信号の導通特性を向上させることができる。なお、第1プランジャ21は、経路を直線状に近付けるため、電極101と同軸的に接触することが好ましい。
一般に、交流信号を扱う電子回路においては、インピーダンスの異なる配線同士が接続する箇所において、異なるインピーダンス間の比に応じた量だけ信号が反射し、信号の伝搬が妨げられることが知られている。このことは使用する半導体集積回路100と信号用プローブ2との関係においても同様であって、半導体集積回路100の特性インピーダンスと、信号用プローブ2における特性インピーダンスとが大きく異なる値を有する場合には、電気信号の損失が発生するとともに、電気信号の波形が歪む。
また、特性インピーダンスの相違に起因して接続箇所において生じる信号反射の割合は、半導体集積回路100の高速化、すなわち高周波数化に伴って大きくなる。従って、高周波数で駆動する半導体集積回路100に対応したプローブユニット1を作製する際には、信号用プローブ2の特性インピーダンスの値を半導体集積回路100のものと一致させる、インピーダンス調整を精度良く行うことが重要となる。
しかしながら、インピーダンス整合を行う観点から信号用プローブ2の形状等を変化させることは容易ではない。信号用プローブ2は、その外径が1mm以下に抑制されるとともに第1プランジャ21、第2プランジャ22およびバネ部材23によって構成される複雑な形状を有する等の制限が本来的に与えられることから、インピーダンス整合に適した形状に変更することは設計上および製造上の観点から困難となるためである。
従って、本実施の形態では、信号用プローブ2の構造を変更するのではなく、第1プランジャ21、第2プランジャ22およびバネ部材23の周囲に信号用パイプ24やグランド用パイプ51を配置することによって特性インピーダンスの値を調整する構成を採用している。かかる構成を採用することで、信号用プローブ2の構造については従来のものを流用することが可能となる。
さらに、本実施の形態では、信号用プローブ2の端部を、複数のスルーホール331、341によって取り囲むことによって、信号用プローブ2の先端部および基端部の特性インピーダンスの値を調整することができる。具体的には、スルーホールの配設数や、スルーホールの配置(信号用プローブ2に対する距離)を調整することによって、特性インピーダンスの値を調整することができる。
上述した実施の形態では、信号用プローブ2の周囲に信号用パイプ24やスルーホール331、341を配置し、外部のグランドとは第1配線部35、第2配線部37、グランド用プローブ4を介して接続するようにした。これにより、本実施の形態は、スルーホール331、341によって、外部のグランドに接続しつつ、信号用プローブ2の先端部および基端部の特性インピーダンスを調整することができる。本実施の形態によれば、信号用プローブ2の端部を含む全体的な特性インピーダンスの調整を行うことができる。また、本実施の形態によれば、スルーホールの位置を調整することによって、信号用プローブ2に対する、軸線方向と直交する方向のグランド位置を調整することができる。
なお、上述した実施の形態において、スルーホール331、341に代えて円柱状の導電部材としてもよいし、筒状の導電部材としてもよい。各導電部材は、第1配線部35、第2配線部37にそれぞれ電気的に接続する。この場合、導電部材は、導電手段に相当する。
また、信号用パイプ24、グランド用パイプ44、51は、各々継ぎ目のない一体的な構成であってもよいし、薄板を円状に巻いた構成でもよいし、複数の部材を繋いだ継ぎ目を有する構成であってもよい。
(変形例1)
図3は、本発明の一実施の形態の変形例1にかかるプローブユニットの要部の構成を示す部分断面図である。変形例1にかかるプローブユニット1Aは、上述したプローブホルダ3に代えてプローブホルダ3Aを備える。そのほかの構成についてはプローブユニット1と同じ構成であるため、説明を省略する。プローブホルダ3Aでは、ネジ61および支柱70によって、第1部材31および第2部材32が固定される。
本変形例1のように、第1部材31および第2部材32をネジ61と支柱70とによって固定した場合であっても、スルーホール331、341によって、外部のグラントに接続しつつ、信号用プローブ2の先端部および基端部の特性インピーダンスを調整することができる。本変形例1によれば、信号用プローブ2の端部を含む全体的な特性インピーダンスの調整を行うことができる。
(変形例2)
図4は、本発明の一実施の形態の変形例2にかかるプローブユニットの要部の構成を示す部分断面図である。変形例2にかかるプローブユニット1Bは、上述したプローブユニット1のプローブホルダ3に代えてプローブホルダ3Bを備える。そのほかの構成についてはプローブユニット1と同じ構成であるため、説明を省略する。
プローブホルダ3Bでは、第1部材31および第2部材32、グランド用パイプ51ならびにグランド用パイプ44によって形成される内部空間が、補填部材39によって補填されている。補填部材39の材料としては、例えばエンジニアリングプラスチック(MDSなど)が挙げられるが、これに限定されるものではない。なお、補填部材39は、単層であってもよいし、複数層からなるものであってもよい。また、補填部材39は、実施の形態および変形例1の構成において第1部材31と第2部材32との間の補填に適用してもよい。
本変形例2のように、第1部材31および第2部材32が形成する空間に補填部材39を補填した場合であっても、スルーホール331、341によって、外部のグラントに接続しつつ、信号用プローブ2の先端部および基端部の特性インピーダンスを調整することができる。本変形例2によれば、信号用プローブ2の端部を含む全体的な特性インピーダンスの調整を行うことができる。
(変形例3)
図5は、本発明の一実施の形態の変形例3にかかるプローブユニットの要部の構成を示す部分断面図である。変形例3にかかるプローブユニットは、上述したプローブユニット1の信号用プローブ2の信号用パイプ24に代えて信号用パイプ25を備える。なお、変形例3は、プローブユニット1における第2導電部38を有しない構成となる。すなわち、変形例3では、信号用パイプ25が、上述した信号用パイプ24と、第2導電部38との機能を担っている。そのほかの構成についてはプローブユニット1と同じ構成であるため、説明を省略する。
信号用パイプ25は、導電性材料を用いて形成され、第2プランジャ22側の端部がホルダ孔34aに対応する段付き形状をなしている。信号用パイプ25の段部には、第2プランジャ22のフランジが当接する。これにより、信号用パイプ25から第2プランジャ22が抜け落ちることが防止される。また、検査時には、信号用パイプ25と第2プランジャ22とが接触することによって、信号用パイプ25と第2プランジャ22との間の電気的な導通が確保される。
本変形例3によれば、上述した実施の形態の効果を得ることができるとともに、信号用パイプ25の端部を段付き形状にして第2プランジャ22の抜け止めをするようにしたので、上述した第2導電部38を設けずに、信号用パイプ25と第2プランジャ22との間の電気的な導通を確保することができる。本変形例3では、上述した実施の形態のような信号用パイプ24と第2導電部38との接触による電気的な接続とは異なり、一体的な電気的導通を図ることができるため、一層確実に電気的な導通を確保することができる。
なお、上述した変形例3では、第2プランジャ22側が段付き形状をなすものとして説明したが、変形例3にかかる構成を第1プランジャ21側に適用してもよいし、第1プランジャ21側および第2プランジャ22側の両方を変形例3にかかる構成としてもよい。
(変形例4)
図6は、本発明の一実施の形態の変形例4にかかるプローブユニットの要部の構成を示す部分断面図である。変形例4にかかるプローブユニットは、上述したプローブユニット1の信号用プローブ2の信号用パイプ24に代えて信号用パイプ25、グランド用パイプ51に代えてグランド用パイプ52を備える。なお、変形例4は、プローブユニット1において、第2配線部37が信号用プローブ2の近傍において表面と裏面とが接続され、スルーホール341、および第2導電部38を有しない構成となる。すなわち、変形例4では、グランド用パイプ52が、上述したグランド用パイプ51と、スルーホール341との機能を担っている。そのほかの構成についてはプローブユニット1と同じ構成であるため、説明を省略する。また、信号用パイプ25については、上述した変形例3と同じである。
グランド用パイプ52は、導電性材料を用いて形成され、第2部材32側の端部が段付き形状をなしている。グランド用パイプ52の段部は、第2部材32に挿入される。グランド用パイプ52の第2プランジャ22側の端部は、部分的に延出する構成としてもよいし、全周にわたって延出する構成としてもよい。第2部材32に挿入されたグランド用パイプ52は、第2配線部37と電気的に接続する。
本変形例4によれば、グランド用パイプ52の端部を段付き形状にして第2部材32に挿入するようにしたので、上述したスルーホール341を設けずに、第2プランジャ22の先端部の特性インピーダンスを調整することができる。
なお、変形例4において、グランド用パイプ52の第2部材32に挿入する側に突起を間欠的に設けて、上述したスルーホール341に挿入するようにしてもよい。その場合、スルーホール341に代えて貫通孔を設けて、その貫通孔に上述した突起を挿入してもよい。
また、上述した変形例4では、第2プランジャ22側が段付き形状をなすものとして説明したが、変形例4にかかる構成を第1プランジャ21側に適用してもよいし、第1プランジャ21側および第2プランジャ22側の両方を変形例4にかかる構成としてもよい。
(変形例5)
図7は、本発明の一実施の形態の変形例5にかかるプローブユニットの要部の構成を示す部分断面図である。変形例5にかかるプローブユニットは、上述したプローブユニット1の信号用プローブ2の信号用パイプ24とグランド用パイプ51との間に、誘電体80、81を設けた構成である。そのほかの構成についてはプローブユニット1と同じ構成であるため、説明を省略する。
図7において、信号用パイプ24とグランド用パイプ51との間であって、第1プランジャ21側の端部の間には、誘電体80が設けられている。また、信号用パイプ24とグランド用パイプ51との間であって、第2プランジャ22側の端部の間には、誘電体81が設けられている。誘電体80、81は、ともに中空円柱状をなしている。
誘電体80は、第1部材31の誘電率と、空気の誘電率との間の誘電率を有する。また、誘電体81は、第2部材32の誘電率と、空気の誘電率との間の誘電率を有する。誘電体80、81は、例えば絶縁性の材料を用いて形成される。
例えば、第2部材32がセラミックス製である場合、誘電率が1の空気と、誘電率が6のセラミックとでは、誘電率に差があるため、境界付近で反射が増大して電気特性が低下する。そのため、本変形例5のように、誘電体80、81を配置することによって、第2部材32と、信号用パイプ24およびグランド用パイプ51との間の誘電率が緩やかに変化する。なお、誘電体80、81は、単層であってもよいし、複数層からなるものであってもよい。また、誘電体80、81は、端部に加えて軸方向中央付近に設けてもよいし、中空空間全長に亘って設けてもよい。この場合、インピーダンスの調整、パイプの径方向の位置決め、ユニットの強度向上をさせることができる。
(変形例6)
図8は、本発明の一実施の形態の変形例6にかかるプローブユニットの要部の構成であって、グランド用パイプの構成を示す斜視図である。本変形例6では、上述したプローブユニット1のグランド用パイプ51に代えてグランド用パイプ51Aを備える。本変形例6は、グランド用パイプを変えた以外、プローブユニット1の構成と同じである。以下、上述した構成とは異なるグランド用パイプ51Aについて説明する。
グランド用パイプ51Aは、銅、銀や、それらを主成分とする合金、またはメッキ等の導電性材料により形成される。グランド用パイプ51Aには、当該グランド用パイプ51Aの長手軸と直交する径方向に貫通する複数の貫通孔511が形成されている。貫通孔511は、グランド用パイプ51Aの長手軸方向に沿って延びる孔である。複数の貫通孔511は、周方向に沿って並んでいる。
(変形例7)
図9は、本発明の一実施の形態の変形例7にかかるプローブユニットの要部の構成であって、グランド用パイプの構成を示す斜視図である。本変形例7では、上述したプローブユニット1のグランド用パイプ51に代えてグランド用パイプ51Bを備える。本変形例7は、グランド用パイプを変えた以外、プローブユニット1の構成と同じである。以下、上述した構成とは異なるグランド用パイプ51Bについて説明する。
グランド用パイプ51Bは、銅、銀や、それらを主成分とする合金、またはメッキ等の導電性材料により形成される。グランド用パイプ51Bには、当該グランド用パイプ51Bの長手軸と直交する径方向に貫通する複数の貫通孔512が形成されている。複数の貫通孔512は、グランド用パイプ51Bの長手軸方向、および周方向に沿って並んでいる。貫通孔512が規則的に配設されているグランド用パイプ51Bは、メッシュ状をなしている。
(変形例8)
図10は、本発明の一実施の形態の変形例8にかかるプローブユニットにおける、信号用パイプを含むプランジャとグランド用パイプとの配置を説明する図である。図10は、信号用プローブ2の長手方向からみた構成に対応する。本変形例8では、プローブユニット1において、上述した貫通孔が形成されたグランド用パイプを複数備える。本変形例8では、径が異なる二つのグランド用パイプ51Aを備える構成を例に説明する。本変形例8は、グランド用パイプ51を二つのグランド用パイプ51Aに変えた以外、プローブユニット1の構成と同じである。なお、貫通孔511の大きさは適宜調整されるものとする。
二つのグランド用パイプ51Aは、信号用プローブ2の長手軸Nを中心として、同心円状に配置される(以下、外周側グランド用パイプ、内周側グランド用パイプという)。この際、長手軸Nと直交する径方向では、外周側グランド用パイプおよび内周側グランド用パイプのいずれかが配置される。すなわち、外周側グランド用パイプおよび内周側グランド用パイプは、信号用プローブ2の径方向において、他方の孔を互いに補完するように配置されている。すなわち、信号用プローブ2から径方向にみたときに、外周側グランド用パイプおよび内周側グランド用パイプのいずれかによって囲まれた状態となっている。
上述した変形例6〜8において、各導電性パイプに複数の貫通孔511、512を形成した場合であっても、グランド用パイプ51A、51Bにおける外部へのエネルギーの流出は少ない。このため、貫通孔511、512の形成によるエネルギー損失の影響は小さい。
上述した変形例6〜8のように、グランド用パイプに貫通孔を設ける構成では、貫通孔の形状、大きさ、配置を変更することによって特性インピーダンスを変えることができるため、信号用プローブ2や信号用パイプ24を変更しなくても特性インピーダンスを調整することができ、特性インピーダンス調整の自由度を向上することができる。
例えば、信号用プローブ2を狭ピッチ化する場合、信号用プローブ2の細径化には制限があるため、インピーダンスが低くなって信号の反射が増大し、電気特性が低下する。しかしながら、上述した変形例6〜8のような貫通孔511、512を設けることによって、グランド結合を弱めてインピーダンスを高くすることできる。これにより、信号用プローブ2を狭ピッチ化した場合であっても、電気特性の低下を抑制することができる。
(変形例9)
図11は、本発明の一実施の形態の変形例9にかかるにかかるプローブユニットの要部の構成を示す断面図である。本変形例9では、プローブユニット1において、上述したスルーホール331に代えてスルーホール332が形成されている。本変形例9は、スルーホールの形状を変えた以外、プローブユニット1の構成と同じである。以下、上述した構成とは異なるスルーホール332について説明する。
スルーホール332は、段付き形状をなす中空空間を形成する孔である。スルーホール332の内壁には、導電性被膜が形成され、第1配線部35に連なっている。具体的に、スルーホール332は、第1部材31の表面側(第2部材32に積層する側と反対側)の開口を形成する第1孔部332aと、第1孔部332aに連なり、第1部材31裏面側の開口を形成する第2孔部332bとを有する。第2孔部332bは、第1孔部332aの内径よりも小さい内径を有する。
第1孔部332aと第2孔部332bとが形成する段部の位置は、例えば、この位置を通過し、かつスルーホール332の軸線と直交する方向の延長線P1上において、検査時に第1プランジャ21のフランジが位置する。その場合、第1プランジャ21のストロークに応じて第1部材31の板厚を厚くする。
なお、第1孔部332aと第2孔部332bにおける内径の大小関係は、逆であってもよい。
本変形例9では、段付き形状をなすスルーホール332を配置し、スルーホール332が、第1配線部35を介して外部のグランドと接続するようにした。本変形例9にかかるスルーホール332とした場合であっても、外部のグラントに接続しつつ、信号用プローブ2の先端部および基端部の特性インピーダンスを調整することができる。本変形例9によれば、信号用プローブ2の端部を含む全体的な特性インピーダンスの調整を行うことができる。
(変形例10)
図12は、本発明の一実施の形態の変形例10にかかるにかかるプローブユニットの要部の構成を示す断面図である。本変形例10では、プローブユニット1において、上述したスルーホール331に代えてスルーホール333が形成されている。本変形例10は、スルーホールの形状を変えた以外、プローブユニット1の構成と同じである。以下、上述した構成とは異なるスルーホール333について説明する。
スルーホール333は、三段の段付き形状をなす中空空間を形成する孔であり、第1配線部35に連なっている。具体的に、スルーホール333は、第1部材31の上面側の開口を形成する第1孔部333aと、第1孔部333aに連なり、第1部材31下面側の開口を形成する第2孔部333bと、第1孔部333aと第2孔部333bとの間に位置する第3孔部333cとを有する。第3孔部333cは、第1孔部333aの内径よりも小さく、第2孔部333bの内径よりも大きい内径を有する。なお、第1孔部333a〜第3孔部333cにおける内径の大小関係は、これとは異なるものであってもよい。例えば、第3孔部333cが、第1孔部333aおよび第2孔部333bの内径よりも大きい内径を有してもよいし、第3孔部333cが、第1孔部333aおよび第2孔部333bの内径よりも小さい内径を有してもよい。
本変形例10では、段付き形状をなすスルーホール333を配置し、スルーホール333が、第1配線部35を介して外部のグランドと接続するようにした。本変形例10にかかるスルーホール333とした場合であっても、外部のグラントに接続しつつ、信号用プローブ2の先端部および基端部の特性インピーダンスを調整することができる。本変形例10によれば、信号用プローブ2の端部を含む全体的な特性インピーダンスの調整を行うことができる。
(変形例11)
図13は、本発明の一実施の形態の変形例11にかかるにかかるプローブユニットの要部の構成を示す断面図である。本変形例11では、プローブユニット1において、上述したスルーホール331に代えてスルーホール334が形成されている。本変形例11は、スルーホールの形状を変えた以外、プローブユニット1の構成と同じである。以下、上述した構成とは異なるスルーホール334について説明する。
スルーホール334は、一端から他端にかけて内径が縮小した形状をなす中空空間を形成する孔である。スルーホール334の内壁には、導電性被膜が形成され、第1配線部35に連なっている。具体的に、スルーホール334は、第1部材31の上面側の開口を形成する第1孔部334aと、第1孔部334aに連なり、第1部材31下面側の開口を形成する第2孔部334bと、第1孔部334aと第2孔部334bとの間に位置する第3孔部334cとを有する。第2孔部334bの内径は、第1孔部334aの内径よりも小さい。第3孔部334cは、第1孔部334aと第2孔部334bとに連なり、第1孔部334aから第2孔部334bにかけて連続的に縮小する内径を有する。なお、第1孔部334aと第2孔部334bにおける内径の大小関係は、逆であってもよい。
本変形例11では、一部が連続的に縮径するスルーホール334を配置し、スルーホール334が、第1配線部35を介して外部のグランドと接続するようにした。本変形例11にかかるスルーホール334とした場合であっても、外部のグラントに接続しつつ、信号用プローブ2の先端部および基端部の特性インピーダンスを調整することができる。本変形例11によれば、信号用プローブ2の端部を含む全体的な特性インピーダンスの調整を行うことができる。
以上説明した実施の形態および変形例1〜変形例11は、適宜組み合わせることが可能である。また、コンタクトプローブごとに、その構成を実施の形態および変形例1〜11の構成から個別に選択して採用することも可能である。
なお、ここで説明したコンタクトプローブの構成はあくまでも一例に過ぎず、従来知られているさまざまな種類のプローブを適用することが可能である。例えば、上述したようなプランジャとコイルばねとで構成されるものに限らず、パイプ部材を備えるプローブ、ポゴピン、中実の導電性部材、導電性のパイプ、またはワイヤを弓状に撓ませて荷重を得るワイヤープローブや、電気接点同士を接続する接続端子(コネクタ)でもよいし、これらのプローブを適宜組み合わせてもよい。
また、信号用に限らず、例えば給電用のプローブに、信号用プローブ2、信号用パイプ24およびグランド用パイプ51からなる構成を適用してもよい。
以上のように、本発明にかかるプローブユニットは、コンタクトプローブ全体の特性インピーダンスを調整するのに適している。
1、1A、1B プローブユニット
2 コンタクトプローブ(信号用プローブ)
3、3A、3B プローブホルダ
4 コンタクトプローブ(グランド用プローブ)
21、41 第1プランジャ
22、42 第2プランジャ
23、43 バネ部材
23a、43a 密着巻き部
23b、43b 粗巻き部
24、25 信号用パイプ
31 第1部材
32 第2部材
33、34 中空部
35 第1配線部
36 第1導電部
37 第2配線部
38 第2導電部
39 補填部材
44、51、51A、51B グランド用パイプ
80、81 誘電体
100 半導体集積回路
101、102、201、202 電極
200 回路基板
331〜334、341 スルーホール

Claims (14)

  1. 長手方向の一方の端部側で接触対象の電極とそれぞれ接触する複数の第1のコンタクトプローブと、
    外部のグランドに接続する第2のコンタクトプローブと、
    前記第1のコンタクトプローブの周囲に設けられる信号用パイプと、
    前記信号用パイプの周囲に設けられ、前記信号用パイプとの間に空気層を形成するグランド部材と、
    前記第1および第2のコンタクトプローブ、前記信号用パイプならびに前記グランド部材の各一端部を保持する板状の第1部材と、前記第1および第2のコンタクトプローブ、前記信号用パイプならびに前記グランド部材の各他端部を保持する板状の第2部材とを有するプローブホルダと、
    少なくとも前記第1部材の表面に設けられ、前記第2のコンタクトプローブと電気的に接続する第1配線部と、
    少なくとも前記第2部材の表面に設けられ、前記第2のコンタクトプローブと電気的に接続する第2配線部と、
    前記第1配線部と前記グランド部材とを電気的に接続する第1導電手段と、
    前記第2配線部と前記グランド部材とを電気的に接続する第2導電手段と、
    を備えることを特徴とするプローブユニット。
  2. 前記第1および第2部材の間を補填する補填部材、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のプローブユニット。
  3. 前記第2のコンタクトプローブの周囲に設けられる第2のグランド部材、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載のプローブユニット。
  4. 前記第1および第2導電手段は、スルーホールである
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のプローブユニット。
  5. 前記第1導電手段は、複数の前記スルーホールを前記第1のコンタクトプローブの一端部を囲む円環状に配置してなり、
    前記第2導電手段は、複数の前記スルーホールを前記第1のコンタクトプローブの他端部を囲む円環状に配置してなる
    ことを特徴とする請求項4に記載のプローブユニット。
  6. 前記スルーホールは、一部の内径が異なる孔形状をなす
    ことを特徴とする請求項4または5に記載のプローブユニット。
  7. 前記第1部材に設けられ、前記第1のコンタクトプローブの一端部および前記信号用パイプの一端部と電気的に接続する第1導電部と、
    前記第2部材に設けられ、前記第1のコンタクトプローブの他端部および前記信号用パイプの他端部と電気的に接続する第2導電部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のプローブユニット。
  8. 前記空気層に設けられる中空円柱状の誘電体、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のプローブユニット。
  9. 前記誘電体は、前記空気層において、前記第1のコンタクトプローブの一端部および/または他端部に設けられる
    ことを特徴とする請求項8に記載のプローブユニット。
  10. 前記信号用パイプは、一端部および/または他端部が、前記第1のコンタクトプローブの一端部および/または他端部に接触する段付き形状をなす
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載のプローブユニット。
  11. 前記グランド部材は、筒状のグランド用パイプである
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載のプローブユニット。
  12. 前記グランド用パイプ、ならびに、前記第1および/または第2導電手段は、一体的に形成され、一端部および/または他端部が、前記第1配線部および/または前記第2配線部に接触する段付き形状をなす
    ことを特徴とする請求項11に記載のプローブユニット。
  13. 前記グランド用パイプには、複数の貫通孔が形成される
    ことを特徴とする請求項11に記載のプローブユニット。
  14. 互いに径が異なる複数の前記グランド用パイプを同心円状に設ける
    ことを特徴とする請求項13に記載のプローブユニット。
JP2020520832A 2018-11-27 2019-11-26 プローブユニット Active JP6756946B1 (ja)

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