JP2018179671A - 導電性接触子ホルダおよび導電性接触子ユニット - Google Patents

導電性接触子ホルダおよび導電性接触子ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2018179671A
JP2018179671A JP2017077520A JP2017077520A JP2018179671A JP 2018179671 A JP2018179671 A JP 2018179671A JP 2017077520 A JP2017077520 A JP 2017077520A JP 2017077520 A JP2017077520 A JP 2017077520A JP 2018179671 A JP2018179671 A JP 2018179671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive contact
holder
opening
signal
insulating member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017077520A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7055596B2 (ja
Inventor
毅 井沼
Takeshi Inuma
毅 井沼
義人 間宮
Yoshito Mamiya
義人 間宮
司 坂口
Tsukasa Sakaguchi
司 坂口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP2017077520A priority Critical patent/JP7055596B2/ja
Publication of JP2018179671A publication Critical patent/JP2018179671A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7055596B2 publication Critical patent/JP7055596B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)

Abstract

【課題】特性インピーダンスを調整し、かつ収容する導電性接触子間のピッチを狭ピッチ化することができる導電性接触子ホルダおよび導電性接触子ユニットを提供すること。【解決手段】所定回路構造に対する信号入出力に用いられる信号用導電性接触子を収容する導電性接触子ホルダであって、信号用導電性接触子を挿通可能な開口部が形成されたホルダ基板と、多孔質性を有し、比誘電率が1.3以上2.0以下の絶縁性材料によって形成され、開口部の少なくとも一部に設けられる絶縁部材と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、所定回路構造に対して信号入出力を行う信号用導電性接触子を収容する導電性接触子ホルダおよび導電性接触子ユニットに関するものである。
従来、半導体集積回路の電気特性検査に関する技術分野において、半導体集積回路の外部接触用電極に対応して複数の導電性接触子を配設した導電性接触子ユニットに関する技術が知られている。かかる導電性接触子ユニットは、複数の導電性接触子と、導電性接触子を収容する開口部が形成された導電性接触子ホルダと、導電性接触子と電気的に接続された検査回路を備えた検査回路とを備えた構成を有する(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、半導体集積回路に対して電気信号を入出力するための信号用導電性接触子の周囲に、信号用導電性接触子における特性インピーダンスの値を補正するためのインピーダンス補正部材が設けられている。
特許第4251854号公報
近年、半導体集積回路の小型化および動作の高速化に伴い、導電性接触子ユニットも小型かつ高速動作が可能な構成を採用することが要求されている。この小型化に伴い、導電性接触子間のピッチを狭ピッチ化することが求められる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、特性インピーダンスを調整し、かつ収容する導電性接触子間のピッチを狭ピッチ化することができる導電性接触子ホルダおよび導電性接触子ユニットを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる導電性接触子ホルダは、所定回路構造に対する信号入出力に用いられる信号用導電性接触子を収容する導電性接触子ホルダであって、前記信号用導電性接触子を挿通可能な開口部が形成されたホルダ基板と、多孔質性を有し、比誘電率が1.3以上2.0以下の絶縁性材料によって形成され、前記開口部の少なくとも一部に設けられる絶縁部材と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる導電性接触子ホルダは、上記の発明において、前記絶縁性材料は、ポリテトラフルオロエチレンであることを特徴とする。
また、本発明にかかる導電性接触子ホルダは、上記の発明において、前記絶縁部材は、前記開口部に収容されていることを特徴とする。
また、本発明にかかる導電性接触子ホルダは、上記の発明において、前記絶縁部材は、前記開口部に収容されている第1絶縁部材と、前記ホルダ基板の前記開口部の開口端に連なる表面に設けられ、前記信号用導電性接触子を挿通可能な孔が形成されている第2絶縁部材と、を有することを特徴とする。
また、本発明にかかる導電性接触子ホルダは、上記の発明において、前記第2絶縁部材の比誘電率が、前記第1絶縁部材の比誘電率以下であることを特徴とする。
また、本発明にかかる導電性接触子ホルダは、上記の発明において、前記ホルダ基板および前記絶縁部材は、各々が、前記開口部の軸線方向と交差する方向に沿った境界を形成して当該導電性接触子ホルダを分割する二つの構成部材からなることを特徴とする。
また、本発明にかかる導電性接触子ホルダは、上記の発明において、前記絶縁部材は、前記ホルダ基板の前記開口部の開口端に連なる表面に設けられ、前記信号用導電性接触子を挿通可能な孔が形成されていることを特徴とする。
また、本発明にかかる導電性接触子ホルダは、上記の発明において、前記開口部に収容され、比誘電率が2.0より大きい第2絶縁部材、をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる導電性接触子ユニットは、所定回路構造に対する信号入出力に用いられる信号用導電性接触子と、前記信号用導電性接触子を収容する導電性接触子ホルダであって、前記信号用導電性接触子を挿通可能な開口部が形成されたホルダ基板と、多孔質性を有し、比誘電率が1.3以上2.0.以下の絶縁性材料によって形成され、前記開口部の少なくとも一部に設けられる絶縁部材とを有する導電性接触子ホルダと、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、特性インピーダンスを調整し、かつ収容する導電性接触子間のピッチを狭ピッチ化することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の一実施の形態にかかる導電性接触子ユニットの全体構成を示す模式図である。 図2は、本発明の一実施の形態にかかる導電性接触子ユニットを構成する導電性接触子ホルダおよび導電性接触子の詳細な構造を示す部分断面図である。 図3は、本発明の一実施の形態にかかる導電性接触子ユニットを構成する導電性接触子ホルダの要部の構造を示す断面図である。 図4は、本発明の一実施の形態にかかる導電性接触子ユニットの利点について説明するための模式図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面と共に詳細に説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明において参照する各図は、本発明の内容を理解でき得る程度に形状、大きさ、および位置関係を概略的に示してあるに過ぎず、従って、本発明は各図で例示された形状、大きさ、および位置関係のみに限定されるものではない。
(実施の形態)
本発明の一実施の形態にかかる導電性接触子ユニットは、半導体集積回路等の所定の回路構造に対して電気信号の入出力、電力供給およびアース電位供給を行うためのものであり、特に安定したアース電位供給を行うため、アース電位供給を行うアース用導電性接触子と、導電性材料で形成された導電性接触子ホルダとを電気的に接続させた構成を有する。
図1は、本発明の一実施の形態にかかる導電性接触子ユニットの構造を示す模式図である。図1に示すように、本実施の形態1にかかる導電性接触子ユニットは、半導体集積回路1に供給する信号の生成等を行う回路を備えた回路基板2と、回路基板2上に配置され、所定の開口部(図1では図示省略)を備えた導電性接触子ホルダ3と、導電性接触子ホルダ3の開口部内に収容される導電性接触子4とを備える。また、使用の際に半導体集積回路1の位置ずれが生じるのを抑制するためのホルダ部材5が回路基板2上かつ導電性接触子ホルダ3の外周に配置されている。
回路基板2は、検査対象の半導体集積回路1の電気的特性を検査するための検査回路を備える。また、回路基板2は、内蔵する回路を導電性接触子4に対して電気的に接続するための電極(図1では図示省略)を導電性接触子ホルダ3との接触面上に配置した構成を有する。
導電性接触子ホルダ3は、導電性接触子4を収容するためのものである。具体的には、導電性接触子ホルダ3は、金属等の導電性材料によって形成されたホルダ基板、およびホルダ基板表面の必要な領域を被覆する絶縁部材を備える。そして、ホルダ基板は、導電性接触子4の配設場所に対応した領域に開口部が形成され、かかる開口部に導電性接触子4を収容する構造を有する。
導電性接触子4は、回路基板2内に備わる回路と、半導体集積回路1との間を電気的に接続するためのものである。導電性接触子4は、半導体集積回路1に対して供給する信号の種類等に応じて3パターンに大別され、具体的には、半導体集積回路1に対して電気信号を入出力するための信号用導電性接触子と、半導体集積回路1に対してアース電位を供給するアース用導電性接触子と、半導体集積回路1に対して電力を供給する給電用導電性接触子とを有する。なお、以下においては信号用導電性接触子、アース用導電性接触子および給電用導電性接触子を総称する際に導電性接触子と称し、個々について言及する際にはそれぞれの名称を用いることとする。
図2は、導電性接触子ホルダ3と導電性接触子4の詳細な構成について示す部分断面図である。図2に示すように、導電性接触子ホルダ3は、導電性材料によって形成される第1基板6および第2基板7をネジ部材を用いて接合した構成を有するとともに、第1基板6および第2基板7を貫通する第1開口部8、第2開口部9および第3開口部10が形成されたホルダ基板11と、第1開口部8および第3開口部10の内面およびホルダ基板11の表面を被覆する絶縁部材13および絶縁部材14とを備える。なお、本明細書におけるコアキシャル構造とは、信号用の導電性接触子の中心軸と、ホルダ基板11の内面の中心軸とが一致した同軸構造のことをいう。
ホルダ基板11(第1基板6、第2基板7)は、導電性を有する材料によって形成され、導電性接触子ホルダ3の母材として機能する。具体的には、ホルダ基板11は、導電性材料によって形成されている。
第1開口部8、第2開口部9および第3開口部10は、それぞれ半導体集積回路1に対して信号の入出力を行う信号用導電性接触子15、アース電位供給を行うアース用導電性接触子16および電力供給を行う給電用導電性接触子17を収容するためのものである。これらの開口部は、それぞれ円柱状かつホルダ基板11を貫通するよう形成されており、かかる形状に形成されることによって収容する導電性接触子の位置決め手段およびガイド手段としての機能を果たしている。第1開口部8等は、それぞれ第1基板6および第2基板7に対してエッチング、打抜き成形を行うことや、レーザ、電子ビーム、イオンビーム、ワイヤ放電等を用いた加工を行うことによって形成される。
第1開口部8および第3開口部10は、その内径が内面に形成される絶縁部材13、14の分だけ第2開口部9の内径よりも大きくなるよう形成されている。これは、第2開口部9はガイド機能およびアース機能を発揮するためにアース用導電性接触子16の外径とほぼ等しくなるよう形成される。一方で、第1開口部8および第3開口部10は、絶縁部材13、14やインピーダンス補正部材30を介して信号用導電性接触子15および給電用導電性接触子17を収容する機能を有するためである。なお、第2開口部9の径は、アース用導電性接触子16を保持できる径であれば、第2開口部9の径とアース用導電性接触子16の外径とは異なっていてもよい。
また、第1開口部8、第2開口部9および第3開口部10は、導電性接触子の抜け止めのためにそれぞれホルダ基板11の上下の外表面近傍において内径が狭まるよう形成されている。後述するように導電性接触子は抜け止めのための突起部を有していることから、上下の表面近傍においてかかる突起部と開口部とを当接させるよう内径を狭める構成としている。なお、上下両方の表面近傍で内径を狭める構成を採用していることから、作製時に導電性接触子を第1開口部8等に収容可能にするため、ホルダ基板11は、第1基板6と第2基板7とに分割された構造を採用している。
絶縁部材13、14は、第3開口部10の内面に形成されることによって、給電用導電性接触子17と、ホルダ基板11とを電気的に絶縁する機能を有する。また、絶縁部材13、14は、ホルダ基板11の外表面上にも形成されることによって、半導体集積回路1および回路基板2と、ホルダ基板11とを電気的に絶縁する機能を有する。本実施の形態1において、絶縁部材13、14を構成する材料および絶縁部材13、14の厚み等については特に制限はなく、絶縁機能を十分果たし得るものであれば任意の材料および厚みを有するものを用いて絶縁部材13、14を構成することが可能である。なお、絶縁部材13、14は、例えばコーティング等により皮膜状に形成されていてもよい。また、第2開口部10の内面に円筒状の絶縁部材を配置し、ホルダ基板11の外表面上に板状の絶縁部材を配置するようにしてもよい。
次に、導電性接触子の構造について説明する。信号用導電性接触子15、アース用導電性接触子16および給電用導電性接触子17は、果たす機能は異なるものの具体的構造に関しては同様とみなすことが可能なため、以下では代表して信号用導電性接触子15の構造について説明を行う。
信号用導電性接触子15は、回路基板2に備わる電極と電気的に接続するための針状部材20と、使用時に半導体集積回路1に備わる接続用電極と電気的に接続するための針状部材21と、針状部材20と針状部材21との間に設けられ、針状部材20、21間を電気的に接続すると共に、信号用導電性接触子15を長軸方向に伸縮させるためのバネ部材22とを備える。針状部材20、針状部材21およびバネ部材22は、それぞれの軸線が第1開口部8の軸線と一致するよう第1開口部8に保持され、かかる軸線方向に移動可能な構成を有する。
針状部材20は、回路基板2の表面上に配置される電極と電気的に接続するためのものである。具体的には、針状部材20は、回路基板2側に先鋭端を有し、かかる先鋭端が回路基板2に備わる電極と接触する構成を有する。針状部材20はバネ部材22の伸縮作用によって軸線方向に移動が可能であることから、回路基板2に備わる電極の凹凸に対応して最適な状態で接触するとともに、バネ部材22による伸張方向の押圧力によって、接触抵抗を低減した状態で電極と接触することが可能である。
また、針状部材20は、図2にも示すように軸線と垂直な方向に突出したフランジ部を有する。上述したように、ホルダ基板11の下側表面近傍において第1開口部8の内径は狭まるよう形成されることから、針状部材20が下側に移動するに従って上記フランジ部と第1開口部8の内面に設けられた絶縁部材13とが当接し、針状部材20が抜け止めされるようになっている。
針状部材21は、本実施の形態1にかかる導電性接触子ユニット使用時に半導体集積回路1に備わる接続用電極に対して電気的に接続するためのものである。具体的には、針状部材21は、半導体集積回路1側の端部において接続用電極と接触する構成を有する。また、針状部材21は、針状部材20と同様にバネ部材22の伸縮作用によって軸線方向に移動可能であると共に、軸線と垂直な方向に突出したフランジ部を有することによって抜け止めされた構造を有する。以上の構成を有することで、導電性接触子は、回路基板2に備わる電極と半導体集積回路1に備わる接続用電極との間を電気的に接続する。
本実施の形態にかかるホルダ基板11には、第1開口部8に収容され、信号用導電性接触子15を収容するための第1開口部8の内面と、信号用導電性接触子15の外周面との間に信号用導電性接触子15における特性インピーダンスの値を補正するためのインピーダンス補正部材30が配置されている。
インピーダンス補正部材30は、所定の誘電率を有する誘電材料を円筒形状に形成したものであって、信号用導電性接触子15における特性インピーダンスの値を補正するための絶縁部材である。具体的には、インピーダンス補正部材30は、誘電材料が有する誘電率と、円筒形状の外径とを調整することによって、信号用導電性接触子15における特性インピーダンスを、例えば、一般的に採用されている50Ωと一致するよう補正している。
インピーダンス補正部材30は、多孔質のポリテトラフルオロエチレン、多孔質のパーフルオロアルキルビニルエーテル、多孔質のエチレン・テトラフルオロエチレン、多孔質のポリエチレン、多孔質のポリイミド、多孔質性のセラミックなど、比誘電率が1.3以上2.0以下の絶縁性材料を用いて形成される。例えば、多孔質のポリテトラフルオロエチレンは、発泡性のような泡を有する構成とは異なり、通気性を有している。多孔質のポリテトラフルオロエチレンでは、空気容積率が大きいほど、表面積が小さくなることで摩擦抵抗が小さくなり、切削性や、穴加工性、機械摺動性が向上する。また、多孔質のポリテトラフルオロエチレンでは、組織がメッシュ状に形成されているため、高い放熱性を有し、これにより許容電流の増大や、ばねのへたり量の低減が可能となる。また、多孔質のポリテトラフルオロエチレンでは空気容積率が大きいほど比誘電率は小さくなるため、インピーダンス補正部材30に用いる場合、空気容積率が大きいほど、外径を小さくすることができる。なお、非多孔質性のポリテトラフルオロエチレンの比誘電率は、一般に、2.02〜2.03である。
続いて、インピーダンス補正部材30の構造と、信号用導電性接触子15における特性インピーダンスとの具体的関係について説明する。図3は、本発明の一実施の形態にかかる導電性接触子ユニットを構成する導電性接触子ホルダ3の要部の構造を示す断面図であって、インピーダンス部材30の構成を説明するための断面図である。インピーダンス補正部材30は、第1基板6側に設けられる第1補正部材31と、第2基板7側に設けられる第2補正部材32とを有する。第1補正部材31と第2補正部材32とには、複数の導電性接触子15を収容するためのホルダ孔33および34がそれぞれ同数ずつ形成されている。ホルダ孔33および34は、互いの軸線が一致するように形成されている。
ホルダ孔33および34は、ともに貫通方向に沿って径が異なる段付き孔形状をなしている。すなわち、ホルダ孔33は、絶縁部材14の開口14aに連なる開口を有する小径部33aと、この小径部33aよりも径が大きい大径部33bとからなる。他方、ホルダ孔34は、絶縁部材13の開口13aに連なる開口を有する小径部34aと、この小径部34aよりも径が大きい大径部34bとからなる。これらのホルダ孔33および34の形状は、収容する信号用導電性接触子15の構成に応じて定められる。針状部材20のフランジ部は、ホルダ孔34の小径部34aと大径部34bとの境界壁面に当接することにより、信号用導電性接触子15の導電性接触子ホルダ3からの抜止機能を有する。また、針状部材21のフランジ部は、ホルダ孔33の小径部33aと大径部33bとの境界壁面に当接することにより、信号用導電性接触子15の導電性接触子ホルダ3からの抜止機能を有する。
信号用導電性接触子15における特性インピーダンスZ0の値は、インピーダンス補正部材30を構成する誘電材料の比誘電率εrと、円筒形状の外径d2と、信号用導電性接触子15の外径d1とを用いて、
Figure 2018179671
と与えられる。
例えば、インピーダンス補正部材30の誘電材料として多孔質ポリテトラフルオロエチレン(比誘電率ε=1.7)を使用し、信号用導電性接触子15の外径を0.4mm、使用する半導体集積回路1の特性インピーダンスを50Ωとした構成に関して、信号用導電性接触子15における特性インピーダンスの値を半導体集積回路1と一致させる場合を考える。これらの値を(1)式に代入することによって、インピーダンス補正部材30の外径をおよそ1.2mmとすれば良いことが導かれる。従って、以上の構成を実現することによって、信号用導電性接触子15における特性インピーダンスの値を50Ωに補正することが可能となる。
次に、本実施の形態にかかる導電性接触子ユニットの、半導体集積回路の検査時の導電性接触子と導電性接触子ホルダ3との間における電気的相互作用について説明する。図4は、本実施の形態1にかかる導電性接触子ユニットの使用時において、導電性接触子4と導電性接触子ホルダ3との間における電気的相互作用について示す模式図である。なお、図4では、導電性接触子ユニットの利点の説明を容易にするため、信号用導電性接触子15aおよび信号用導電性接触子15bが隣接した構成について示している。
まず、アース用導電性接触子16における電気的作用について説明する。本実施の形態におけるアース用導電性接触子16は、電極100c、200cを介して回路基板2からの電位を半導体集積回路1に供給するのみならず、ホルダ基板11からの電位をも受けて半導体集積回路1に対してアース電位を供給するように構成されている。すなわち、図2にも示すように、ホルダ基板11は、アース用導電性接触子16を収容する第2開口部9の内面には絶縁部材が形成されておらず、第2開口部9の内面は、アース用導電性接触子16の外周面、具体的には図4に示すように、収縮動作に伴ってたわんだバネ部材22と直接接触する構成を有する。そして、上述のようにホルダ基板11は導電性材料によって形成されることから、アース用導電性接触子16とホルダ基板11とは電気的に接続されることとなる。従って、アース用導電性接触子16とホルダ基板11との間では内部電荷が自由に行き来することが可能となることから、アース用導電性接触子16が供給する電位と、ホルダ基板11の電位とは等しい値となる。
次に、信号用導電性接触子15a、15bおよびこれらの近傍における電気的作用について説明する。信号用導電性接触子15a、15bは、それぞれ回路基板2内で生成された電気信号を電極200a、200bから受け取り、受け取った電気信号を、電極100a、100bを介して半導体集積回路1に対して入出力する。
次に、給電用導電性接触子17およびこれらの近傍における電気的作用について説明する。図4では、図示していないが、給電用導電性接触子17は、回路基板2内で生成された給電用の電力を、回路基板2の電極から受け取り、この受け取った電力を、半導体集積回路1の電極を介して半導体集積回路1に対して入出力する。
続いて、インピーダンス補正部材30を用いて信号用導電性接触子15における特性インピーダンスの補正を行うことによる利点について説明する。一般に、交流信号を扱う電子回路においては、インピーダンスの異なる配線同士が接続する箇所において、異なるインピーダンス間の比に応じた量だけ信号が反射し、信号の伝搬が妨げられることが知られている。このことは使用する半導体集積回路1と信号用導電性接触子15との関係においても同様であって、半導体集積回路1の特性インピーダンスと、信号用導電性接触子15における特性インピーダンスとが大きく異なる値を有する場合には、互いに電気的に接続されているにもかかわらず、電気信号の入出力が困難になるという問題を生じることとなる。
また、特性インピーダンスの相違に起因して接続箇所において生じる信号反射の程度は、信号用導電性接触子15の電気的な長さ(電気信号の周期に対する伝搬経路の長さ)が大きくなるにつれて顕在化することが知られている。すなわち、本実施の形態にかかる導電性接触子ユニットの場合は、半導体集積回路1の高速化、すなわち高周波数化に伴って電気信号の反射の程度が顕在化することとなる。従って、高周波数で駆動する半導体集積回路1に対応した導電性接触子ユニットを作製する際には、信号用導電性接触子15の特性インピーダンスの値を半導体集積回路1のものと一致させる、いわゆるインピーダンス整合を精度良く行うことが重要となる。
しかしながら、インピーダンス整合を行う観点から信号用導電性接触子15の形状等を変化させることは容易ではない。信号用導電性接触子15は、その外径が1mm以下に抑制されるとともに針状部材20、21およびバネ部材22によって構成される複雑な形状を有する等の制限が本来的に与えられることから、インピーダンス整合に適した形状に変更することは設計上および製造上の観点から困難となるためである。
従って、本実施の形態では、信号用導電性接触子15の構造を変更するのではなく、信号用導電性接触子15の周囲に誘電材料によって形成したインピーダンス補正部材30を配置することによって特性インピーダンスの値を補正する構成を採用している。かかる構成を採用することで、信号用導電性接触子15の構造については従来のものを流用することが可能となる。
以上のことから、本実施の形態にかかる導電性接触子ユニットは、インピーダンス補正部材30を備えることによって、使用する半導体集積回路1との間で精度良くインピーダンス整合を行うことが可能であり、今後予想される半導体集積回路1のさらなる高速化にも対応した導電性接触子ユニットを実現することが可能である。また、インピーダンス補正部材30は、簡易な構成によって実現されることから、本実施の形態にかかる導電性接触子ユニットは、製造コストを上昇させることなく、優れた特性を実現することが可能である。
また、実施の形態では、多孔質性を有し、比誘電率が1.3以上2.0以下の絶縁性材料によって形成されるインピーダンス補正部材30を設けるようにした。このようなインピーダンス補正部材30は、多孔質性を有しない同種の絶縁性材料と比して非誘電率が小さく、インピーダンス調整を行うための外径を小さくすることができる。本実施の形態によれば、このようなインピーダンス補正部材30を用いることより、収容する導電性接触子間のピッチを狭ピッチ化することができる。ここでいう導電性接触子間のピッチとは、隣り合う信号用導電性接触子15の中心軸間の距離に相当する。
また、本実施の形態では、多孔質性の絶縁性材料を用いてインピーダンス補正部材30を形成するようにしたので、放熱性や、穴加工性を、多孔質性を有しない同種の絶縁性材料と比して向上することができる。また、多孔質性の絶縁性材料を用いれば、インピーダンス補正部材30を形成する際の切削性や穴加工性を、多孔質性を有しない同種の絶縁性材料と比して向上することができる。
なお、上述した実施の形態において、絶縁部材13、14を多孔質性の絶縁性材料を用いて形成するようにしてもよい。この際、この絶縁部材13、14は、1.3以上、かつインピーダンス補正部材30の比誘電率より小さい比誘電率を有する。なお、絶縁部材13、14における第3開口部10に収容される部分については、上述した比誘電率を満たさなくてもよい。例えば、ホルダ基板11の表面に設ける絶縁部材と、第3開口部10に設ける絶縁部材とを、比誘電率が異なる別体としてもよい。
また、インピーダンス補正部材30を、2.0より大きく3.3以下の比誘電率を有する筒状部材に代え、絶縁部材13、14を1.3以上2.0以下の比誘電率を有する多孔質性の絶縁性材料を用いて構成してもよい。この場合、導電性接触子ホルダ3において、上述した絶縁部材13、14およびインピーダンス補正部材30のうち、絶縁部材13、14のみが、1.3以上2.0以下の比誘電率を有する構成となる。なお、絶縁部材13、14のうちの一方のみを1.3以上2.0以下の比誘電率を有する構成としてもよい。
なお、上述した実施の形態では、信号用導電性接触子15に対してインピーダンス補正部材30を適用する例を説明したが、給電用導電性接触子17に対して適用することも可能である。
以下、本発明に係る導電性接触子ホルダ3の実施例について説明する。なお、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。まず、本実施例に係る試験内容について説明する。
本実施例では、導電性接触子ホルダ3について、インピーダンス補正部材30を成形する母材の1GHz、18GHzにおける比誘電率および誘電正接をそれぞれ測定した。なお、母材の空気容積率は、比誘電率から推定した。例えば、空気層を含まないポリテトラフルオロエチレンの空気容積率を0%、空気(比誘電率は1)の空気容積率を100%とし、空気容積率が比誘電率と比例の関係にあるものとして、各実施例の空気容積率を算出した。
さらにこの母材の円柱材成形性について、以下のように評価した。
○:母材から円柱材であるインピーダンス補正部材30を成形できた
×:母材から円柱材であるインピーダンス補正部材30を成形できなかった
続いて、本実施例に係る導電性接触子ホルダ3の構成について説明する。
(実施例1)
多孔質ポリテトラフルオロエチレンを用いて成形したインピーダンス補正部材30を作製した。空気容積率が30〜40%と推定される多孔質ポリテトラフルオロエチレンからなる母材について、比誘電率および誘電正接を計三回測定し、その平均を求めた。空気層を含まないポリテトラフルオロエチレンの比誘電率と、測定した比誘電率とから推測される本実施例1のインピーダンス補正部材30の空気容積率は、およそ27%であった。また、インピーダンス補正部材30を成形する際の円柱材の成形について評価した。構成、測定結果および評価結果を表1に示す。
Figure 2018179671
実施例1では、母材の比誘電率の平均が1GHzで1.752、18GHzで1.744となり、誘電正接の平均が1GHzで2.97×10-4、18GHzで2.57×10-4となった。また、母材からインピーダンス補正部材30を成形することができた。
(実施例2)
母材の空気容積率を実施例1より大きくした以外は実施例1と同じである。実施例2では、母材の比誘電率の平均が1GHzで1.313、18GHzで1.313となり、誘電正接の平均が1GHzで1.54×10-4、18GHzで1.47×10-4となった。比誘電率から推測される空気容積率は、およそ69%であった。また、母材からインピーダンス補正部材30を成形することができた。
(実施例3)
母材の空気容積率を実施例2より大きくした以外は実施例1と同じである。実施例3では、母材の比誘電率の平均が1GHzで1.104、18GHzで1.101となり、誘電正接の平均が1GHzで1.20×10-4、18GHzで1.16×10-4となった。比誘電率から推測される空気容積率は、およそ90%であった。また、母材からインピーダンス補正部材30を成形することはできなかった。
(実施例4)
母材の空気容積率を0%、すなわち多孔質性を有しないポリテトラフルオロエチレンとした以外は実施例1と同じである。実施例4では、母材の比誘電率の平均が1GHzで2.031、18GHzで2.017となり、誘電正接の平均が1GHzで7.81×10-4、18GHzで5.34×10-4となった。また、母材からインピーダンス補正部材30を成形することができた。
(実施例5)
母材を構成する材料を、スーパーエンジニアリングプラスチックであるPEEKとした以外は実施例1と同じである。実施例5では、母材の比誘電率の平均が1GHzで3.566、18GHzで3.472となり、誘電正接の平均が1GHzで4.08×10-3、18GHzで8.84×10-3となった。また、母材からインピーダンス補正部材30を成形することができた。
実施例1〜3では、比誘電率が実施例4、5と比して小さく、空気容積率が大きいほど比誘電率が小さくなり、いずれもインピーダンス補正部材30として適した母材であることがわかる。一方で、実施例3は、円柱材を成形することができなかったが、これは、空気容積率が大きいために原型を維持できなかったものと考えられる。また、実施例4にかかる母材は、多孔質性を有する母材(実施例1〜3)と比して誘電正接が大きく、電気エネルギーの損失が高いといえる。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含みうるものであり、特許請求の範囲により特定される技術的思想を逸脱しない範囲内において種々の設計変更等を施すことが可能である。
以上のように、本発明にかかる導電性接触子ホルダおよび導電性接触子ユニットは、収容する導電性接触子間のピッチを狭ピッチ化するのに適している。
1 半導体集積回路
2 回路基板
3 導電性接触子ホルダ
4 導電性接触子
6 第1基板
7 第2基板
8 第1開口部
9 第2開口部
10 第3開口部
11 ホルダ基板
13、14 絶縁部材
15 信号用導電性接触子
16 アース用導電性接触子
17 給電用導電性接触子
20、21 針状部材
22 バネ部材
30 インピーダンス補正部材

Claims (9)

  1. 所定回路構造に対する信号入出力に用いられる信号用導電性接触子を収容する導電性接触子ホルダであって、
    前記信号用導電性接触子を挿通可能な開口部が形成されたホルダ基板と、
    多孔質性を有し、比誘電率が1.3以上2.0以下の絶縁性材料によって形成され、前記開口部の少なくとも一部に設けられる絶縁部材と、
    を備えることを特徴とする導電性接触子ホルダ。
  2. 前記絶縁性材料は、ポリテトラフルオロエチレンである
    ことを特徴とする請求項1に記載の導電性接触子ホルダ。
  3. 前記絶縁部材は、前記開口部に収容されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の導電性接触子ホルダ。
  4. 前記絶縁部材は、
    前記開口部に収容されている第1絶縁部材と、
    前記ホルダ基板の前記開口部の開口端に連なる表面に設けられ、前記信号用導電性接触子を挿通可能な孔が形成されている第2絶縁部材と、
    を有することを特徴とする請求項1または2に記載の導電性接触子ホルダ。
  5. 前記第2絶縁部材の比誘電率が、前記第1絶縁部材の比誘電率以下である
    ことを特徴とする請求項4に記載の導電性接触子ホルダ。
  6. 前記ホルダ基板および前記絶縁部材は、各々が、前記開口部の軸線方向と交差する方向に沿った境界を形成して当該導電性接触子ホルダを分割する二つの構成部材からなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の導電性接触子ホルダ。
  7. 前記絶縁部材は、前記ホルダ基板の前記開口部の開口端に連なる表面に設けられ、前記信号用導電性接触子を挿通可能な孔が形成されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の導電性接触子ホルダ。
  8. 前記開口部に収容され、比誘電率が2.0より大きい第2絶縁部材、
    をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の導電性接触子ホルダ。
  9. 所定回路構造に対する信号入出力に用いられる信号用導電性接触子と、
    前記信号用導電性接触子を収容する導電性接触子ホルダであって、前記信号用導電性接触子を挿通可能な開口部が形成されたホルダ基板と、多孔質性を有し、比誘電率が1.3以上2.0以下の絶縁性材料によって形成され、前記開口部の少なくとも一部に設けられる絶縁部材とを有する導電性接触子ホルダと、
    を備えたことを特徴とする導電性接触子ユニット。
JP2017077520A 2017-04-10 2017-04-10 導電性接触子ホルダおよび導電性接触子ユニット Active JP7055596B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017077520A JP7055596B2 (ja) 2017-04-10 2017-04-10 導電性接触子ホルダおよび導電性接触子ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017077520A JP7055596B2 (ja) 2017-04-10 2017-04-10 導電性接触子ホルダおよび導電性接触子ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018179671A true JP2018179671A (ja) 2018-11-15
JP7055596B2 JP7055596B2 (ja) 2022-04-18

Family

ID=64275896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017077520A Active JP7055596B2 (ja) 2017-04-10 2017-04-10 導電性接触子ホルダおよび導電性接触子ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7055596B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230118646A (ko) 2021-01-19 2023-08-11 닛폰 하츠죠 가부시키가이샤 프로브 유닛

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002515630A (ja) * 1998-05-11 2002-05-28 ダブリュ.エル.ゴア アンド アソシエーツ,ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 電気信号ケーブル
JP2004006770A (ja) * 2002-03-29 2004-01-08 Toshiba Corp 半導体試験装置、半導体装置試験用コンタクト基板、半導体装置の試験方法、半導体装置及びその製造方法
JP2004325305A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Yokowo Co Ltd Icソケット
JP2005156530A (ja) * 2003-11-05 2005-06-16 Nhk Spring Co Ltd 導電性接触子ホルダ、導電性接触子ユニット
JP2006308486A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Nhk Spring Co Ltd 導電性接触子ホルダおよび導電性接触子ユニット
JP2011225633A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Kurabe Industrial Co Ltd Ptfe多孔体、絶縁電線・ケーブル
US20150168450A1 (en) * 2013-12-17 2015-06-18 Tim WOODEN Coaxial Impedance-Matched Test Socket

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002515630A (ja) * 1998-05-11 2002-05-28 ダブリュ.エル.ゴア アンド アソシエーツ,ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 電気信号ケーブル
JP2004006770A (ja) * 2002-03-29 2004-01-08 Toshiba Corp 半導体試験装置、半導体装置試験用コンタクト基板、半導体装置の試験方法、半導体装置及びその製造方法
JP2004325305A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Yokowo Co Ltd Icソケット
JP2005156530A (ja) * 2003-11-05 2005-06-16 Nhk Spring Co Ltd 導電性接触子ホルダ、導電性接触子ユニット
JP2006308486A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Nhk Spring Co Ltd 導電性接触子ホルダおよび導電性接触子ユニット
JP2011225633A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Kurabe Industrial Co Ltd Ptfe多孔体、絶縁電線・ケーブル
US20150168450A1 (en) * 2013-12-17 2015-06-18 Tim WOODEN Coaxial Impedance-Matched Test Socket

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230118646A (ko) 2021-01-19 2023-08-11 닛폰 하츠죠 가부시키가이샤 프로브 유닛

Also Published As

Publication number Publication date
JP7055596B2 (ja) 2022-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4757531B2 (ja) 導電性接触子ホルダおよび導電性接触子ユニット
JP6380549B2 (ja) プローブ
JP4689196B2 (ja) 導電性接触子ホルダ、導電性接触子ユニット
JP4535828B2 (ja) 検査ユニットの製法
JP2007178164A (ja) 検査ユニット
JP2004325306A (ja) 検査用同軸プローブおよびそれを用いた検査ユニット
JP5193200B2 (ja) 導電性接触子ホルダおよび導電性接触子ユニット
JP2010197402A (ja) 導電性接触子ホルダ、導電性接触子ユニット
US11782074B2 (en) Probe unit
US6558168B2 (en) Probe card
US11293946B2 (en) Conductive contactor unit
JP6909672B2 (ja) 同軸プローブ
JP7040641B2 (ja) プローブ
JP2018179671A (ja) 導電性接触子ホルダおよび導電性接触子ユニット
JP2020153723A (ja) プローブピンおよびicソケット
JP6774590B1 (ja) プローブユニット
US11701173B2 (en) Microwave applicator and method of forming a microwave applicator
WO2022201846A1 (ja) 検査用コネクタ
JP7232589B2 (ja) 高周波同軸ケーブル接続用コネクタ及び高周波同軸ケーブル接続用コネクタと実装基板との接続構造
JP2015087203A (ja) 同軸プローブおよびこれを備えたプローブカード
JP2009216501A (ja) プローブホルダ、プローブユニットおよびプローブホルダの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7055596

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150