JP7232589B2 - 高周波同軸ケーブル接続用コネクタ及び高周波同軸ケーブル接続用コネクタと実装基板との接続構造 - Google Patents
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本発明に係る高周波同軸ケーブル接続用コネクタ10(以下「接続用コネクタ」と略すことがある。)は、図1及び図2に示すように、少なくとも実装基板とのはんだ接続部位において、中心導体ピン1と、その中心導体ピン1と一定の距離を空けて配置される外部導体11(以下「GND導体11」ともいう。)とを有し、中心導体ピン1が実装基板20にはんだ接続される接続用コネクタである。この接続用コネクタ10において、図3及び図4に示すように、中心導体ピン1は、はんだ濡れ性の良いはんだ接続部2と、はんだ濡れ性の悪いはんだ接続部以外の部分3(以下「本体部3」ともいう。)とを有し、そのはんだ接続部2の外径がはんだ接続部以外の部分3の外径よりも小さいことを特徴とする。
接続用コネクタ10(高周波同軸ケーブル接続用コネクタ)は、図1及び図2に示すように、実装基板20に接続され、接続用コネクタ10が有する中心導体ピン1と、実装基板20の配線パターン21とがはんだ接続されるものである。この接続用コネクタ10は、少なくとも実装基板20とのはんだ接続部位において、中心導体ピン1と、その中心導体ピン1と一定の距離を空けて配置される外部導体11とを有している。
中心導体ピン1の先端の構造形態は本発明の特徴部分であり、実装基板20とのはんだ接続部位において、中心導体ピン1と、中心導体ピン1と一定の距離を空けて配置される外部導体11とを有している。そして、その中心導体ピン1は、はんだ濡れ性の良いはんだ接続部2と、はんだ濡れ性の悪いはんだ接続部以外の部分3とを有し、そのはんだ接続部2の外径がはんだ接続部以外の部分3の外径よりも小さいことを特徴とする。
最初に、モデル化してシミュレーションをしたときの特性インピーダンスと反射の関係を検討した。図6は、中心導体ピン1と実装基板20の配線パターン21とをはんだ接続した場合に、はんだ接続部2だけにはんだ付けされている本発明に係る接続用コネクタ10の特性インピーダンスのシミュレーションをするための実施例1のモデル図である。図7は、中心導体ピン1と実装基板20の配線パターン21とをはんだ接続した場合に、はんだ接続部以外の部分3にまではんだ付けされている接続用コネクタの特性インピーダンスのシミュレーションをするための比較例1のモデル図である。
2 はんだ接続部(先端部、テーパー部)
3 はんだ接続部以外の部分(本体部)
3’ 本体部
5 はんだ
10 高周波同軸ケーブル接続用コネクタ
11 外部導体
12 スリーブ
13 同軸接続構造体
14 中心導体ピン支持体
15 同軸ケーブル
15’ 接続端子
16 プラグ
17 筐体構造体
18 配線基板接続用端子部
19 誘電体層(空気層を含む)
20 実装基板
21 中心導体ピンに対応する配線パターン
22 外部導体に対応する配線パターン
30 配線基板
50 接続構造
A 中心導体ピンのはんだ接続部と外部導体との距離
B 中心導体ピンの本体部(はんだ接続部以外の部分)と外部導体との距離
D1 はんだ接続部の外径
D2 はんだ接続部以外の部分の外径
Y 長手方向
Claims (6)
- 少なくとも実装基板とのはんだ接続部位において、中心導体ピンと、該中心導体ピンと一定の距離を空けて配置される外部導体とを有し、前記中心導体ピンが前記実装基板にはんだ接続される高周波同軸ケーブル接続用コネクタであって、
前記中心導体ピンは、はんだ濡れ性の良いはんだ接続部と、はんだ濡れ性の悪い前記はんだ接続部以外の部分とを有し、
前記はんだ接続部の外径が前記はんだ接続部以外の部分の外径よりも小さく、
前記はんだ接続部以外の部分は、前記はんだが前記はんだ接続部以外の部分にはんだ付けされるのを防ぐはんだ濡れ性の低い材料で被覆されており、
前記はんだ接続部は、金、銀、ニッケル、錫、若しくはそれらの合金等の材質から選ばれるはんだ付け性の良いめっき、又はそれらの積層めっきが設けられており、
前記はんだ接続部以外の部分は、フッ素系樹脂又は発泡樹脂で被覆されており、
前記はんだ接続部には、前記はんだ接続部以外の部分でのはんだによる外径太りを防ぐテーパ形状が、前記中心導体ピンの先端に向かって先細りしている、ことを特徴とする高周波同軸ケーブル接続用コネクタ。 - 前記テーパ形状のテーパ角度は、前記中心導体ピンの先端に向かって60~120°の範囲内である、請求項1に記載の高周波同軸ケーブル接続用コネクタ。
- 前記中心導体ピンのはんだ接続部は、使用周波数の1/4波長の長さ以下の長さである、請求項1又は2に記載の高周波同軸ケーブル接続用コネクタ。
- 前記はんだ接続部以外の部分は、熱収縮したフッ素系樹脂チューブで被覆されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の高周波同軸ケーブル接続用コネクタ。
- 前記高周波同軸ケーブル接続用コネクタは、高周波同軸ケーブルが接続されるか又は接続されている接続用コネクタであって、前記高周波同軸ケーブルが装着されているもの、高周波同軸ケーブルが装着可能な端子部を含むもの、配線基板に接続可能な端子部を含むもの、又は、高周波同軸ケーブルが装着されるか若しくは装着されているプラグに接続可能なもの、で構成されている、請求項1~4のいずれか1項に記載の高周波同軸ケーブル接続用コネクタ。
- 請求項1~5のいずれか1項に記載の高周波同軸ケーブル接続用コネクタと実装基板との接続構造であって、前記高周波同軸ケーブル接続用コネクタが有する中心導体ピンが、実装基板にはんだ接続されており、
前記はんだ接続部以外の部分は、前記はんだが前記はんだ接続部以外の部分にはんだ付けされておらず、前記はんだ接続部には、前記はんだ接続部以外の部分でのはんだによる外径太りが防がれて、前記中心導体ピンと前記外部導体とが一定の距離を空けて配置されている、ことを特徴とする接続構造。
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