JP6578727B2 - 積層剥離容器 - Google Patents

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Description

本発明は、積層剥離容器に関する。
従来、内容物の減少に伴って内層が外層から剥離し収縮することによって容器の内部に空気が入り込むことを抑制する積層剥離容器が知られている(例えば、特許文献1)。このような積層剥離容器は、内層によって構成される内袋と、外層によって構成される外殻を備える。
特開平4−267727号公報
本発明者が、特許文献1のような積層剥離容器の外周にシュリンクフィルムを装着したところ、内容物の吐出後に外殻がスムーズに元の形状に復元されない場合があることが分かった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、容器本体にシュリンクフィルムを装着した場合でも外殻の復元性が優れている積層剥離容器を提供するものである。
本発明によれば、容器本体と、キャップと、筒状のシュリンクフィルムを備える積層剥離容器であって、前記容器本体は、内容物を収容する収容部と、前記収容部から前記内容物を吐出する口部とを備え、且つ前記収容部及び前記口部が外層と内層とを備え、内容物の減少に伴って前記内層が前記外層から剥離し収縮するように構成され、前記キャップは、前記口部に装着され、前記シュリンクフィルムは、前記収容部の外周に密着するように設けられ、前記外殻は、前記収容部に、前記外殻と前記内袋の間の中間空間と外部空間を連通する外気導入孔を備え、前記シュリンクフィルムは、前記外気導入孔を覆うように設けられ、且つ前記外気導入孔へ外気を導入する通気孔を有する、積層剥離容器が提供される。
本発明者は、シュリンクフィルムを装着した場合に外殻の復元性が悪くなる原因について調査を行ったところ、特許文献1のように容器本体の収容部に外気導入孔が設けられている積層剥離容器では、収容部の外周に密着するようにシュリンクフィルムを装着すると、外気導入孔が塞がれてしまうために、外殻と内袋の間に外気がスムーズに導入されずに、外殻の復元性が悪化することが分かった。
本発明者は、このような知見に基づき、外気導入孔へ外気を導入するための通気孔をシュリンクフィルムに設けることによって、シュリンクフィルムを装着した場合でも外殻の復元性の悪化を防ぐことができることを見出し、本発明の完成に到った。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記通気孔は、前記容器本体に対する前記シュリンクフィルムの周方向の相対位置に関わらずに前記外気導入孔へ外気が導入されるように設けられる。
好ましくは、前記通気孔は、前記シュリンクフィルムの周方向に沿って設けられた多数の細孔で構成される。
好ましくは、前記通気孔は、前記シュリンクフィルムの軸方向に沿って設けられた多数の細孔で構成される。
好ましくは、前記外気導入孔は、前記収容部に設けられた凹部内に設けられ、前記シュリンクフィルムは、前記凹部を覆うように設けられる。
好ましくは、前記シュリンクフィルムは、前記収容部及び前記キャップの外周に密着するように設けられる。
本発明の一実施形態の積層剥離容器1の容器本体3の構造を示し、(a)は正面図、(b)は斜視図である。 図1の容器本体3に弁部材5を装着し、且つ底シール突出部27を折り曲げた状態を示す、図1(a)中のA−A断面に対応した断面図である。 図2の口部9を含む領域の拡大図である。 (a)は弁部材5の斜視図であり、(b)は弁部材5によって外気導入孔15が塞がれている状態を示す断面図であり、(c)は、弁部材5の蓋部5cが外殻12から離れて外気導入孔15を通じた外気導入が可能になっている状態を示す断面図である。 内層13の層構成を示す断面図である。 (a)は容器本体3にキャップ23を装着する前の状態の正面図であり、(b)は容器本体3にキャップ23を装着した後の状態の正面図であり、(c)は、(b)の状態の容器本体3とキャップ23にシュリンクフィルム31を装着した状態を示す正面図である。なお、(c)中では、シュリンクフィルム31で覆われた部位を点線で示している。 (a)〜(c)は、それぞれシュリンクフィルム31に通気孔としてピンホール32、周方向のミシン目33、及び軸方向のミシン目34が設けられた状態を示す正面図である。なお、(a)〜(c)中では、シュリンクフィルム31で覆われた部位を図示していない。
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴について独立して発明が成立する。
図1〜図2に示すように、本発明の一実施形態の積層剥離容器1は、容器本体3と、弁部材5を備える。容器本体3は、内容物を収容する収容部7と、収容部7から内容物を吐出する口部9を備える。
図2に示すように、 容器本体3は、収容部7及び口部9において、外層11と内層13を備えており、外層11によって外殻12が構成され、内層13によって内袋14が構成される。内容物の減少に伴って内層13が外層11から剥離することによって、内袋14が外殻12から剥離して収縮する。
図3に示すように、口部9は、雄ネジ部9dが設けられている。雄ネジ部9dには、雌ねじを有するキャップやポンプなどが取り付けられる。図3には、インナーリング25を有するキャップ23の一部を図示している。キャップ23には図示しない逆止弁が内蔵されており、口部9にキャップ23を取り付けることによって、口部9を通じて内袋14内に外気が入り込むことが抑制される。インナーリング25の外径は、口部9の内径と略同じであり、インナーリング25の外面が口部9の当接面9aに当接することによって内容物の漏れ出しが防がれる。
収容部7は、口部9側から順に肩部7d、小径胴部7e、及び大径胴部7gを備える。小径胴部7e及び大径胴部7gは、略円筒状になっており、大径胴部7gは、小径胴部7eよりも断面積が大きい。肩部7dは、口部9と小径胴部7eを連結する部位であり、拡径部7fは、小径胴部7eと大径胴部7gを連結する部位である。
小径胴部7eには、傾斜した平面からなる弁部材取付凹部7aが設けられており、凹部7aに外気導入孔15が設けられている。外気導入孔15は、外殻12にのみ設けられた貫通孔であり、外殻12と内袋14の間の中間空間21と、容器本体3の外部空間Sとを連通する。本実施形態では、外気導入孔15には、中間空間21と外部空間Sとの間の空気の出入りを調節する弁部材5が装着されている。
また、小径胴部7eには、外気導入孔15を挟むように第1及び第2溝状リブ7c1,7c2が設けられている。溝溝状リブ7c1,7c2は、口部9に向かって外気導入孔15から周方向に離れるように傾斜して延びるように形成されている。溝状リブ7c1,7c2を設けることによって、初回吐出時に内袋14が萎みやすくなるという効果が得られる。
図3〜図4に示すように、弁部材5は、外気導入孔15内に配置される軸部5aと、軸部5aの中間空間21側に設けられ且つ軸部5aよりも断面積が大きい蓋部5cと、軸部5aの外部空間S側に設けられ且つ弁部材5が中間空間21に入り込むことを防ぐ係止部5bを備える。弁部材5は、蓋部5cが外気導入孔15を押し広げながら、蓋部5cに中間空間21内に挿入することによって容器本体3に装着することができる。そのため、蓋部5cの先端は、先細り形状になっていることが好ましい。このような弁部材5は、容器本体3の外側から蓋部5cを中間空間21内に押し込むだけで装着可能なので、生産性に優れている。
蓋部5cは、外殻12を圧縮した際に外気導入孔15を実質的に閉塞させるように構成され、軸部5aに近づくにつれて断面積が小さくなる形状になっている。また、係止部5bは、外殻12が圧縮された後に復元する際に中間空間21に空気が導入可能なように構成される。外殻12を圧縮すると、中間空間21内の圧力が外圧よりも高くなって、中間空間21内の空気が外気導入孔15から外部に漏れ出す。この圧力差と空気の流れによって蓋部5cが外気導入孔15に向かって移動し、図4(b)に示すように、蓋部5cが外気導入孔15を閉塞する。蓋部5cが軸部5aに近づくにつれて断面積が小さくなる形状であるので、蓋部5cが容易に外気導入孔15に嵌って外気導入孔15を閉塞する。
この状態で外殻12をさらに圧縮すると、中間空間21内の圧力が高まり、その結果、内袋14が圧縮されて、内袋14内の内容物が吐出される。また、外殻12への圧縮力を解除すると、外殻12が自身の弾性によって復元しようとする。この際、図4(c)に示すように、蓋部5cが外気導入孔15から離れて、外気導入孔15の閉塞が解除されて、中間空間21内に外気が導入される。内袋14に折れ部14aが設けられているので、内袋14が弁部材5を外殻12に押し付ける力が低減されて、蓋部5cが外気導入孔15から離れやすくなっている。また、係止部5bが外気導入孔15を塞いでしまわないように、係止部5bには流通路5dが設けられており、係止部5bが外殻12に当接した状態でも、流通路5d及び外気導入孔15を通じて、外気が中間空間21内に導入可能になっている。
本実施形態では、図2に示すように、容器中心軸Cから大径胴部7gでの容器内面までの距離L2が、容器中心軸Cから小径胴部7eでの容器内面までの距離L1の1.5倍(好ましくは1.6,1.7,1.8,1.9又は2.0)以上となっている。本実施形態の積層剥離容器1は、ブロー成形によって形成されるものであり、L2/L1が大きいほど外気導入孔15が形成される部位である小径胴部7eでのブロー比が小さくなって肉厚が厚くなり、内袋14の剛性が高くなってしまい、内袋14が弁部材5を外殻12に押し付ける力が強くなる。従って、L2/L1が1.5以上である積層剥離容器において溝状リブを設けることによる効果が特に大きい。
また、本実施形態では、外気導入孔15の縁と弁部材5の間の隙間を弁部材5の移動によって開閉することによって、弁部材5が外気導入孔15を開閉するように構成されているが、弁部材自体に貫通孔と開閉可能な弁を設けて、この弁の働きによって貫通孔を開閉することによって、外気導入孔15を開閉するように構成してもよい。このような構成の弁部材を用いる場合には、内袋14が弁部材に密着して弁部材の通気孔を塞ぐことによって外気の導入が妨げられる場合があるという問題が存在しており、この問題は、本実施形態と同様に、外気導入孔15を挟むよう溝状リブを設けることによって解決可能である。
図1(b)に示すように、収容部7の底面29には、中央凹領域29aと、その周囲に設けられる周縁領域29bが設けられ、中央凹領域29aには、底面29から突出する底シール突出部27が設けられる。図2に示すように、底シール突出部27を折り曲げることによって、底シール突出部27の耐衝撃性を向上させている。
また、図1(b)に示すように、底面29の凹領域は、底シール突出部27の長手方向において底面29全体を横切るように設けられる。つまり、中央凹領域29aと周縁凹領域29cがつながっている。このような構成によって、底シール突出部27を折り曲げやすくなっている。
次に、容器本体3の層構成についてさらに詳細に説明する。容器本体3は、外層11と内層13を備える。
外層11は、例えば、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体及びその混合物などで構成される。外層11は、複数層構成であってもよい。例えば、リプロ層の両側をポリプロピレン層で挟んだ構成であってもよい。ここで、リプロ層とは、容器の成形時にでたバリをリサイクルして使用した層をいう。また、外層11は、復元性が高くなるように、内層13よりも肉厚に形成される。
内層13は、図5に示すように、容器外面側から順に、外側層13a、接着層13c、及び内側層13bを備える。
外側層13aは、EVOH層を含み、EVOH層の単層であることが好ましい。EVOH層を設けることでガスバリア性、及び外層11からの剥離性を向上させることができる。EVOH層は、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)樹脂からなる層であり、エチレンと酢酸ビニル共重合物の加水分解により得られる。EVOH樹脂のエチレン含有量は、例えば25〜50mol%であり、酸素バリア性の観点から32mol%以下が好ましい。
接着層13cは、外側層13aと内側層13bとを接着する機能を有する層であり、例えば上述したポリオレフィンにカルボキシル基を導入した酸変性ポリオレフィン(例:無水マレイン酸変性ポリエチレン)を添加したものや、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)である。
内側層13bは、例えば、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体及びその混合物などのポリオレフィンからなり、低密度ポリエチレン又は直鎖状低密度ポリエチレンからなることが好ましい。
次に、図6〜図7を用いて、本実施形態の積層剥離容器1の製造方法について説明する。
まず、ブロー成形などによって図1に示す構成の容器本体3を製造し、外殻12に外気導入孔15を形成する。次に、外気導入孔15に弁部材5を装着する。次に、射出成形などによってキャップ23を製造する。次に、容器本体3の内袋14内に内容物を充填した後、図6(a)〜(b)に示すように、キャップ23を口部9に装着する。
次に、図6(c)に示すように、容器本体3及びキャップ23に筒状のシュリンクフィルム31を被せ、シュリンクフィルム31を加熱することによってシュリンクフィルム31を収縮させてシュリンクフィルム31を容器本体3及びキャップ23に密着させる。積層剥離容器1は内袋14内への外気の侵入を防ぐためにキャップ23を取り外さないで使用することが想定されているが、積層剥離容器1に不慣れな消費者がキャップ23を取り外そうとする場合がある。そこで、本実施形態では、容器本体3とキャップ23の両方に密着するようにシュリンクフィルム31を装着することによってキャップ23を取り外しにくくしている。但し、このような構成によれば、容器本体3からキャップ23に至る領域がシュリンクフィルム31で覆われることになるので、外気導入孔15に外気が十分に導入されなくなるという新しい問題が発生する。そこで、本実施形態では、シュリンクフィルム31に通気孔を設けて外気導入孔15に外気が導入されやすくしている。通気孔は、外気導入孔15への外気の導入が可能な構成であれば、形状・配置・サイズ・個数などは限定されない。一例では、通気孔は、図7(a)に示すようにピンホール32で構成される。別の例では、通気孔は、図7(b)に示すように、筒状のシュリンクフィルム31の周方向に沿って設けられた多数の細孔(いわゆるミシン目)33で構成される。このような構成の場合、容器本体3に対するシュリンクフィルム31の周方向の相対位置に関わらずに外気導入孔15へ外気が導入されるという利点がある。さらに別の例では、通気孔は、図7(c)に示すように、シュリンクフィルム31の軸方向に沿って設けられた多数の細孔(いわゆるミシン目)34で構成される。この場合、ミシン目34に沿ってシュリンクフィルム31を切り裂いて、筒状のシュリンクフィルム31をシート状にすることによって、容器本体3からシュリンクフィルム31を容易に取り外すことができるという利点がある。なお、シュリンクフィルム31には、ミシン目33とミシン目34の両方を設けてもよい。
本実施形態は、以下の態様でも実施可能である。
・上記実施形態では、シュリンクフィルム31は、容器本体3の一部とキャップ23の一部を覆うように設けているが、容器本体3及び/又はキャップ23の全体を覆うように設けてもよい。また、キャップ23を覆わずに、容器本体3の収容部7のみを覆うように設けてもよい。
・上記実施形態では、外気導入孔15に弁部材5を装着しているが、弁部材5は必須ではなく、弁部材5がない場合には、内容物の吐出時に外気導入孔15又はシュリンクフィルム31の通気孔を指で塞ぐことによって中間空間21内の圧力を高めることができる。
・上記実施形態では、弁部材取付凹部7a内に外気導入孔15を設けているが、弁部材取付凹部7aは必須ではなく凹んでいない領域に外気導入孔15を設けてもよい。上記実施形態のように弁部材5全体が移動することによって外気導入孔15が開閉される場合が弁部材5とシュリンクフィルムの干渉を避けるために弁部材取付凹部7aを設けることが好ましいが、弁部材5を装着しない場合や弁機能を内蔵した弁部材5を用いる場合には弁部材取付凹部7aが無くても機能的に支障がない。
1:積層剥離容器、3:容器本体、5:弁部材、7:収容部、9:口部、11:外層、12:外殻、13:内層、14:内袋、15:外気導入孔、23:キャップ、27:底シール突出部、31:シュリンクフィルム、32:ピンホール、33:周方向のミシン目、34:軸方向のミシン目

Claims (7)

  1. 容器本体と、キャップと、筒状のシュリンクフィルムを備える積層剥離容器であって、
    前記容器本体は、内容物を収容する収容部と、前記収容部から前記内容物を吐出する口部とを備え、且つ前記収容部及び前記口部が外殻内袋とを備え、内容物の減少に伴って前記内袋が前記外殻から剥離し収縮するように構成され、
    前記キャップは、前記口部に装着され、
    前記シュリンクフィルムは、前記収容部の外周に密着するように設けられ、
    前記外殻は、前記収容部に、前記外殻と前記内袋の間の中間空間と外部空間を連通する外気導入孔を備え、
    前記シュリンクフィルムは、前記外気導入孔を覆うように設けられ、且つ前記外気導入孔へ外気を導入する通気孔を有する、積層剥離容器。
  2. 前記通気孔は、前記容器本体に対する前記シュリンクフィルムの周方向の相対位置に関わらずに前記外気導入孔へ外気が導入されるように設けられる、請求項1に記載の積層剥離容器。
  3. 前記通気孔は、前記シュリンクフィルムの周方向に沿って設けられた多数の細孔で構成される、請求項1又は請求項2に記載の積層剥離容器。
  4. 前記通気孔は、前記シュリンクフィルムの軸方向に沿って設けられた多数の細孔で構成される、請求項1〜請求項3の何れか1つに記載の積層剥離容器。
  5. 前記外気導入孔は、前記収容部に設けられた凹部内に設けられ、前記シュリンクフィルムは、前記凹部を覆うように設けられる、請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の積層剥離容器。
  6. 前記シュリンクフィルムは、前記収容部及び前記キャップの外周に密着するように設けられる、請求項1〜請求項5の何れか1つに記載の積層剥離容器。
  7. 前記外気導入孔には、前記中間空間と前記外部空間との間の空気の出入りを調節する弁部材が装着されている、請求項1〜請求項6の何れか1つに記載の積層剥離容器。
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