JP7349060B2 - 二重容器 - Google Patents

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本発明は、内容物の吐出に伴って内層が収縮する二重容器に関するものであり、特に、口部における外層と内層の不用意な剥離を防止するようにした新規な二重容器に関するものである。
従来、外層容器と内袋とを有し且つ内容物の減少に伴って内袋が収縮する容器本体と、外層容器と内袋の間の中間空間と容器本体の外部空間との間の空気の出入りを調節する逆止弁とを備える二重容器(いわゆる積層剥離容器)が知られている(例えば、特許文献1~2参照)。
特許文献1に開示される積層剥離容器では、容器本体の口部に取り付けるキャップに弁が内蔵されている。特許文献2に開示される積層剥離容器では、外殻の胴部の内側に弁が設けられている。
特開2013-35557号公報 特開平4-267727号公報
ところで、この種の二重容器は、積層パリソンを溶融した状態で押し出し、これをブロー成形することにより製造され、ブロー成形後に不要部分を切断除去することで製品として完成する。この不要部分の切断は、刃物を用いて行うのが一般的である。
この場合、刃物で切断された二重容器の口部先端には、切断された外層の端面、及び内層の端面が露呈することになる。このように積層された外層及び内層の端面が露呈する口部先端においては、外層から内層が不用意に剥離してしまうことがあり、二重容器の品質や信頼性を損なう要因となっている。
このような不都合を解消するためには、例えば成形時に口部にブローピンを打ち込む等して、内層の先端部を外方向へと逃がし、外層と内層の界面が口部先端に露呈しないようにすることが考えられる。しかしながら、特に、ポンプ式の二重容器では、充填ノズルやポンプ等の挿入時の干渉、ポンプ巻締時のパッキンとの摩擦等によって内層の端部がめくれたり脱落したりするおそれがあり、口部において、例えば内層にメクレが発生してパッキンとの間に挟まれてしまうと、密閉性が低下して液漏れする等の不具合が発生する可能性がある。
本発明は、このような従来の事情に鑑みてなされたものであり、口部において、内層の脱落やメクレの挟み込みによる密閉性の低下等を回避することができ、品質や信頼性の高い二重容器を提供することを目的とする。
前述の目的を達成するために、本発明の二重容器は、外層と内層とを有し、内層内に収容される内容物の減少に伴って前記内層が収縮する二重容器であって、口部先端において、外周に沿って口部先端面よりも低い段差面を有する段差部を有し、前記内層はその先端が前記段差面の外周側端部に至るまで外層に積層されて延在され、前記段差部の高さ寸法をH、幅寸法をWとした時にH>Wであり、前記段差部の外側に前記段差部よりも高さが低い第2の段差部が形成されていることを特徴とする。
例えばブローピンを口部に打ち込んで二重容器のブロー成形を行った場合、成形された二重容器においては、内層の端部が外方に逃がされた状態となるが、この場合、内層の端部(食い切り部分)に少しでもメクレが発生していると、内層が脱落してパッキンとの間に挟み込まれる等の不都合が生ずる。これに対して、口部先端において、外周に沿って口部先端面よりも低い段差面を有する段差部を形成し、当該段差部の高さ寸法H、幅寸法WをH>Wとなるように設定すれば、仮に内層にメクレが生じたとしても、内層が段差部を乗り越えて脱落することはない。
また、例えばポンプ式の二重容器の場合、二重容器の口部先端面がパッキンと接する形でポンプ式のキャップが装着されるが、前記段差部を形成することで、口部のキャップ(パッキン)と接する部分が凸形状となり、内層の食い切り部に円周状のメクレが発生してもパッキンとの間に挟み込まれることはなく、口部先端面の平坦性が保たれ、密封性が良好なものとなる。
本発明によれば、口部において、内層の脱落やメクレの挟み込みによる密閉性の低下等を回避することができ、品質や信頼性の高い二重容器を提供することが可能である。
二重容器の口部近傍部分を示す要部分解斜視図である。 容器本体の口部近傍の概略断面図である。 容器本体の段差部を拡大して示す要部概略断面図である。 ブローピンを打ち込んで二重容器を成形する工程を示す要部概略断面図である。 カットリングによるコンプレッション状態を示す要部拡大断面図である。 2段の段差部を形成した二重容器の口部を示す要部概略断面図である。 段差部を拡大して示す要部概略断面図である。 図6に示す二重容器を2段積みにした状態を示す要部概略断面図である。 2段積みにした状態での段差部近傍を拡大して示す要部拡大断面図である。 ブローピンを打ち込んで図6に示す二重容器を成形する工程を示す要部概略断面図である。 カットリングによるコンプレッション状態を示す要部拡大断面である。 2段の段差部を形成する際に用いられる金型形状を示す要部概略断面図である。
以下、本発明を適用した二重容器の実施形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の二重容器1は、容器本体2を主体とするものであり、容器本体2は、内容物を収容する収容部3と、収容部3から内容物を吐出する口部4を備えている。また、本実施形態の二重容器1はポンプ式の二重容器であり、容器本体2の口部4には、ポンプ部を備えたキャップ5がねじ込み方式により装着されている。ポンプ部は、押圧操作するためのノズル部51や容器本体2内に挿入される吸引パイプ52等を備えるものであり、ノズル部51を押し下げることにより、ノズル51a先端から内容物が吐出される。また、キャップ5は図示しないパッキンを介して口部4に装着されており、これにより密閉性が確保されている。
本実施形態の二重容器1は、いわゆる積層剥離容器であり、図2に示すように、容器本体2は、収容部3及び口部4において、外殻である外層11と内袋である内層12を備えており、内容物の減少に伴って内層12が収縮する。
外層11と内層12は、多層パリソンとしてブロー成形に供され、一体に接合された状態で成形されるが、その使用形態としては、例えば使用前に口部4を除いて予め外層11から内層12を剥離(予備剥離)しておき、内層12が外層11に接するまで内容物を充填する。内容物を押し出すことで、円滑に内層12が収縮する。あるいは、内層12が外層11に接合された状態のままとし、内容物の排出に伴って内層12が外層11から剥離して収縮するようにしてもよい。
容器本体2の層構成についてさらに説明すると、容器本体2は、前記の通り、外層11と内層12を備え、外層11は、復元性が高くなるように、内層12よりも肉厚に形成されている。
外層11は、例えば、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-プロピレン共重合体及びその混合物などで構成される。外層11は、単層又は複数層構成であり、その最内層と最外層の少なくとも一方に滑剤を含有することが好ましい。外層11が単層構成の場合、その単層が最内層であり且つ最外層であるので、その層に滑剤を含有させればよい。外層11が2層構成の場合、容器内面側の層が最内層となり、容器外面側の層が最外層となるので、その少なくとも一方に滑剤を含有させればよい。外層11が3層以上で構成される場合、最も容器内面側の層が最内層であり、最も容器外面側の層が最外層となる。
内層12は、例えば容器外面側に設けられたEVOH層と、EVOH層の容器内面側に設けられた内面層と、EVOH層と内面層の間に設けられた接着層を備える。EVOH層を設けることで、ガスバリア性、及び外層11からの剥離性を向上させることができる。
EVOH層は、エチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH)樹脂からなる層であり、エチレンと酢酸ビニル共重合物の加水分解により得られる。EVOH樹脂のエチレン含有量は、例えば25~50mol%であり、酸素バリア性の観点から32mol%以下が好ましい。エチレン含有量の下限は、特に規定されないが、エチレン含有量が少ないほどEVOH層の柔軟性が低下しやすいので25mol%以上が好ましい。また、EVOH層は、酸素吸収剤を含有することが好ましい。酸素吸収剤をEVOH層に含有させることにより、EVOH層の酸素バリア性をさらに向上させることができる。
内面層は、二重容器1の内容物に接触する層であり、例えば、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-プロピレン共重合体及びその混合物などのポリオレフィンからなり、低密度ポリエチレン又は直鎖状低密度ポリエチレンからなることが好ましい。
接着層は、EVOH層と内面層とを接着する機能を有する層であり、例えばポリオレフィンにカルボキシル基を導入した酸変性ポリオレフィン(例:無水マレイン酸変性ポリエチレン)を添加したものや、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)である。接着層の一例は、低密度ポリエチレン又は直鎖状低密度ポリエチレンと、酸変性ポリエチレンの混合物である。
積層剥離容器である二重容器1は、図示は省略するが、例えば口部、肩部、底部等、任意の箇所に大気導入孔を有する。大気導入孔は、外層11にのみ設けられた貫通孔であり、内層12には到達していない。そして、この大気導入孔から外殻である外層11と内層12の間に大気が導入されることで、内容物の吐出に伴って内層12のみが収縮する。一方、外層11は、大気導入孔から大気が導入されることで、自身の復元力によって元の形状に復元される。なお、大気導入孔は、各種の弁部材を有するものであってもよい。
以上の構成を有する二重容器1において、口部4における内層12の剥離やメクレが大きな問題である。口部4においては、成形時の切断により外層11と内層12の端面(界面)が露呈することになり、内層12がここから剥がれてしまうおそれがある。これを回避するために、切断するのではなく、ブローピンを口部に打ち込んで成形を行い、プローピンに装着したカットリングでパリソン(外層11や内層12)を食い切ることが考えられる。ブローピンを口部に打ち込んで成形を行い、プローピンに装着したカットリングでパリソン(外層11や内層12)を食い切れば、口部4の先端面を覆うような形で内層12が延在することになり、外層11と内層12の界面が先端に直接的に露呈することはなくなる。
しかしながら、例えば内層12の外周縁等にメクレが発生すると、僅かな力が加わっても内層12のメクレ部分が容器内側方向に脱落してしまうという問題がある。ブローピンに設けたカットリングと金型のカウンタープレートを突き当ててパリソン(外層11や内層12)を食い切り、バリのカットを行った場合であっても、きれいにカットすることができない場合があり、メクレが発生する現象は避けられない。内層12のメクレ部分が容器内側方向に脱落してしまうと、口部4の先端面においてパッキンとの間にメクレ部分が挟み込まれる等、良好なシール性を確保することが難しくなり、密封状態が得られなくなるおそれがある。
そこで、本実施形態の二重容器1では、口部4の先端において、外周に沿って口部先端面よりも低い段差面を有する段差部を形成し、たとえメクレが生じたとしても内層12が容器内側方向に脱落することがないようにしている。
図3は、口部4の先端に形成された段差部21を拡大して示すものである。この段差部21は、口部4の外周に形成されるものであり、口部4の先端面4aよりも一段低い段差面21aが形成されるように、口部4の外周部分を切除したような形で形成されている。また、口部4の先端においては、内層12が口部4の内側面から先端面、さらには段差部21の段差面21aの外周端に至るまで延在された形となっており、段差面21aの外周端において食い切られている。
このように口部4の外周に沿って段差部21を設けると、段差面21aの容器内側位置に凸部が形成された形になり、段差面21aに至るまで延在された内層12の先端部分12aは、この凸部の外側に位置することになる。したがって、内層12の先端部分12aは、天面(口部4の先端面4a)よりも一段低い位置となり、パッキン等が直接接触することがないのでメクレ防止になる。
ここで、段差部21の形成に際しては、その寸法を適正に設定する必要がある。具体的には、図3に示す段差部21の高さ寸法をH、幅寸法をWとした時に、H>Wとする。段差部21の寸法をこのように設定することにより、内層部12の脱落を確実に抑えることができる。すなわち、前記寸法設定により、仮に内層12の先端部分12aにメクレ等が発生したとしても、内層12の先端部分12aは凸部を乗り越えることができず、内層12が容器内側方向に脱落してしまうことはない。
また、本実施形態の二重容器1のようにポンプ式の二重容器の場合、二重容器1の口部4の先端面4aがパッキンと接する形でポンプ式のキャップが装着されるが、前記段差部21を形成し、段差部21の寸法をH>Wとすることで、内層12の食い切り部(先端部分12a)にメクレが発生してもメクレ部分が口部4のキャップ(パッキン)と接する面(先端面4a)上にまで到達することはなく、この部分が不用意にパッキンとの間に挟み込まれることなく、口部4の先端面4aの平坦性が保たれ、密封性が良好なものとなる。
次に、前述の二重容器1の成形方法、特に口部4の成形方法について説明する。口部4において、前述のような段差部21を形成するには、二重容器1をブロー成形する際にブローピンを口部4内に打ち込み、当該ブローピンに取り付けたカットリングの形状を工夫すればよい。
図4は、ブロー成形時のブローピン31の口部4への打ち込み状態を示すものであり、図5は段差部21近傍を拡大して示すものである。口部4にブローピン31を打ち込み、ここから空気を吹き込んでブロー成形することにより、外層11となる樹脂材料と内層12となる樹脂材料を共押し出しした積層パリソンPは、金型41,42のキャビティ形状に賦形される。
前記ブロー成形においては、口部4へのブローピン31の打ち込みにより、パリソンPの開口部が外側に押し広げられる形となり、内層12が上面を覆う形となる。この状態でブローピン31に取り付けたカットリング32と、金型41,42に設けられたカウンタープレート43,44を突き当てることにより、パリソンPが食い切られる。
この時、ブローピン31に装着されたカットリング32の外周部分に円環状の凸部32aを設けておき、その先端がカウンタープレート43,44を突き当たるようにすれば、パリソンPの開口部外周に段差部が形成されることになる。また、前記の通り、口部4へのブローピン31の打ち込みにより、パリソンPの開口部が外側に押し広げられる形となり、内層12が上面を覆う形となっているので、内層12が段差部上に延在し、段差部の外周端でカットリング32とカウンタープレート43,44の突き当てにより食い切られる。
以上が本実施形態の二重容器1の構成であるが、その口部4の形態に関して、種々の変更が可能である。例えば、二重容器を運搬に際して梱包する際には、2段積み等、二重容器を重ねて梱包することがある。このように二重容器を重ねて梱包した場合、運搬時に上の容器の底面が当たる等して、メクレが生ずる可能性がある。このような不都合を抑えるためには、2以上の段差部を形成することが有効である。
すなわち、図6及び図7に示すように、先の段差部21の外側に、さらに低い段差部22を設ける。このように外周側が順次低くなるような2段の段差部(段差部21及び段差部22)を設けることで、2段積み時のメクレの発生を抑えることができる。
この時、内側の段差部21において、内層12が口部4の内側面から先端面、さらには段差部21の段差面21aに至るまで延在された形となっており、段差部21の外周端において食い切られた状態となっている。したがって、内側の段差部21が内層12の脱落防止のための段差部であり、その高さ寸法をH、幅寸法をWとした時に、H>Wとする。
図8及び図9は、二重容器1を2段積みにした状態を示すものである。下の二重容器1の口部4には上の二重容器1の底面1aが接することになる。前述のように2段の段差部(段差部21及び段差部22)を設けておけば、上の二重容器1の底面1aが干渉しないので、メクレの発生を効果的に防止することができる。また、段差部21の外側に段差部22を設けることで、段差部21の外周端(すなわち内層12の先端部分12a)の径はキャップ5のネジ径よりも小さくなり、その結果、段差部21の外周端(すなわち内層12の先端部分12a)が径方向において奥まった位置に後退する形となり、キャップ5の装着時にメクレが発生することがない。
2段の段差部を設けた二重容器1は、先の例と同様、二重容器1をブロー成形する際にブローピンを口部4内に打ち込み、当該ブローピンに取り付けたカットリング32と金型41,42に設けられたカウンタープレート43,44を突き当てることで成形することが可能である。
図10~図12は、2段の段差部(段差部21及び段差部22)を設けた二重容器1の形成方法を示すものである。基本的には図4及び図5に示す成形方法と同じであるが、第2の段差部(外側の段差部22)を形成するために、金型41,42に設けられたカウンタープレート43,44に段差部22に対応した凸部43a,44aが設けられている。カットリング32とカウンタープレート43,44を突き当てた際に、カットリング32の凸部32aで第1の段差部21が成形され、カウンタープレート43,44の凸部43a,44aで第2の段差部22が成形される。
内層12が段差部21の外周端でカットリング32とカウンタープレート43,44の突き当てにより食い切られるのは、図4、図5の例と同様である。
以上、本発明を適用した実施形態について説明してきたが、本発明がこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、先の実施形態ではポンプ式の二重容器を例にして説明したが、本発明は通常のキャップが装着される二重容器等にも適用可能である。また、キャップについても、スクリュー式、打栓式等、種々の方式のものに適用可能である。
1 二重容器
2 容器本体
3 収容部
4 口部
11 外層
12 内層
21,22 段差部
31 ブローピン
32 カットリング
32a 凸部
41,42 金型
43,44 カウンタープレート
43a,44a 凸部

Claims (2)

  1. 外層と内層とを有し、内層内に収容される内容物の減少に伴って前記内層が収縮する二重容器であって、
    口部先端において、外周に沿って口部先端面よりも低い段差面を有する段差部を有し、
    前記内層はその先端が前記段差面の外周側端部に至るまで外層に積層されて延在され、
    前記段差部の高さ寸法をH、幅寸法をWとした時にH>Wであり、
    前記段差部の外側に前記段差部よりも高さが低い第2の段差部が形成されていることを特徴とする二重容器
  2. 前記段差面の外周側端部において内層及び外層が食い切られていることを特徴とする請求項1記載の二重容器。
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